コメディ・ライト小説(新)

Re: ぷわぷわーお! (オリキャラ募集中) ( No.31 )
日時: 2017/05/13 18:02
名前: のんたん (ID: .HplywZJ)

長い......いつも長い......すみません。
19.サイコン


何あの電話、何再婚って、一言も言われてないんだけど。信じられない、だから函館に必死に誘い込むわけだよ。なら一言でいいから言ってほしかった。一人暮らしさせたくない理由でいいから、再婚の話をしてほしかった。



まさか高校に入ってすぐ再婚なんて、と思いふと考えた。そういえばあの子はなんで一人暮らししているのだろうか?



そう考えた相手は、神切縁ちゃんのことである。あのアパートに一人で暮らしているなんて想像がつかない。なんかふわふわな雰囲気の彼女がなぜ......?



考えてみたら同じ高校なのだから、話を聞けばいいのでは、と思いさっそく話を聞くことにした。愛美ちゃんからどこのクラスかを聞き、縁ちゃんのいるクラスまでやってきた。



「工藤さ.....ううんっえっと外亜、何しているの」
「あ、美音ちゃん」
「あなた......私はためらったのに、よく名前で呼べるわねぇ」
「え? だって委員長のことを美音ちゃんって呼べるの嬉しいし」
「......まぁ別にいいけど」
「美音ちゃん顔真っ赤だよ?」
「うるさいわねっ別になんでもないわよっ! んで、外亜は何しにきたの?」
「あ、縁ちゃんに用があって。そういう美音ちゃんは?」
「奇遇ね、私も縁に用があるのよ」


*****


縁ちゃんと美音ちゃんと一緒にお昼ごはんを食べることに。愛美ちゃんは委員会で居ないです。一緒に食べたかったなぁ。



「縁、はいこれ。借りてた本返すわね」
「あら、家で渡してくれればよかったのに」
「......え」
「外亜さんに言ってなかったよね、実はあのアパート、美音さんも暮らしているの」
「急展開だ......」
「まぁ言う必要もないしね」
「あのっ美音ちゃんと縁ちゃんに聞きたいの! なんであのアパートで一人暮らししているの?」
「え?」
「外亜?」


******


「ごめんなさい、まさかもう直人さんが家から出ていたとは思ってもいなかったから」
「いや、俺のミスでもある。それで、一つ相談なんだが」
「なに?」



「外亜を一人暮らしさせようと思う」