コメディ・ライト小説(新)

Re: 私のスクールライフ……? ( No.44 )
日時: 2017/09/06 02:00
名前: モズ (ID: fE.voQXi)
参照: Google、今宵は恨む

Googleによって2000文字を消されたモズです。
傷心状態です、また書かないとです。
盛り上がってて楽しく書いてたのに。


さて、里穂回の続きです。気分が続けば最後まで書きます。


そしてチェリーさんからのキャラもひょこっと登場します。
アイス、勘違いしてました。すみません。
なので、アイスって今度、呼ばせます。


傷心状態なのでとっとと書きます。


夏休み後から里穂は優のことは優と呼んでます。
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 最初に意見を出したのはモブAですか。
説明なんて必要ないですね、単なる常識人です。



 「喫茶店とかカフェ、普通にしたいっす」



 黒板にチョークで書いていきます。
この書いてる音が心を落ち着かせますね。



 「あ、私もカフェ、したいです」



 続いて意見したのは坂田ゆきさんですか。
今までは芸能の仕事とかで忙しくてあんまり姿を見てなかったですね。
彼女はとても可愛らしいですし友達も多いように伺えます。



 「なら、メイド喫茶しよーぜ」



 そう意見をしたのは女好きのモブBですか。
ま、そんな意見が出るのは予想範囲内でしたが。
私はそのときには装飾を担当しましょう。
一応、黒板に書きますか。



 「モブBに便乗するよー! 涼とか優になんかさせよー」



 そんな意見を出したのはまさかの柚花。
ま、彼女は明るいですが言うことがたまに可笑しいですし。
でも、身内売りしてくるなんて、予想外です。
しかし、クラスの女子はそれに興奮してるようです。



 「涼なら何でも似合いそうだな」



 そう意見をしたのは涼さんと仲が良い男子。
そんなこと、言っても良いんですか?
ちなみに身内売り、二人目ですね。



 「……さて、他に意見はありますか? 」



 まさかの無視ですか。何故かにっこりしているのが怖いですが。
そして手を挙げたのはまどか。
まどかはまともな意見を出してくれるでしょう。



 「私もカフェとかしたいです。ゆきちゃんのスイーツ食べたいし、
柚花のピアノ久し振りに聴きたいし。
それに執事とかメイドとか私はしないけど楽しそうだし。
あと、お客さんを投げてみたいです」



 うん、まともな意見……じゃない!
まず、私欲が詰まりすぎてる。
まぁ、カフェらしい意見ですしここは良いですが。
というか、メイドしないんですか。
それに関しては私も同感ですね。
ですが、最後のは何なんですか!
食事したお客さんを投げたら、リバースですから!
というか、人を投げるカフェなんてあり得ませんから!
柔道を現在進行形でしていてもそれは駄目です!



 まどかのこうしたぶっ飛んだ意見に馬鹿どもは本性を剥き出した……。



 「涼くんに執事させたら客、集まるの! 」

 「優くんにはメイドを着させたいよね」

 「イケメン喫茶でがっぽがっぽだよっ」



 女子はイケメン喫茶という意見で団結してます。
というか、優はメイドなんですか。頭、大丈夫ですかね?
がっぽがっぽとか、言葉古い人がいますし。



 「柚花にメイドを着させるべきだ! 」

 「ゆきにも着させるべきだろ」

 「優にメイド……面白そうだな」



 男子はメイド喫茶で団結してますか。
このクラス、優にメイドさせるのは確定事項なんですか。
というか、優が今まで喋ってないのも恐怖です。
さすがに傷付いてるのでしょうね。
目が死んでます、意識があるのかもわかりません。



 「里穂、これ、どうする? 」


涼さんのこの問いにどう返答すればいいか迷いましたが、
一つだけ言うとするなら……



 「喫茶店はやめましょう、優は大火傷します」



 「うん、目が死んで喋らない優は傷付いてるからね」



 やはり、優は傷付いてました。まぁ、クラスからメイドやれと言われてますし。
……、御愁傷様です。



 「……、ちゃんとした意見はありますか? 」



 メイドか執事かで盛り上がる教室に涼さんの声が響きました。
すると、あっという間に静かになりました。
ここまで冷静な涼さん、凄すぎて尊敬します。



 「……、執事とかメイド、駄目? 」



 「優が死んじゃう。それでもやりたいならご勝手に」



 一人の女子の問い掛けにいつも通り笑って返す涼さんですが、
クラス内はとても静かになりました。
涼さん、圧を出すプロですね。



 その後はまともな意見がたくさん出て、意見が纏まりました。
文化祭の店の内容は決まり、みんなは帰ります。
が、私達は紙に纏めないとなりません。



 「今日はお疲れ様でした、いろいろと」



 店の内容を書きながら私は言いました。
涼さん以外に誰もいないこの教室、私の声が響きます。



 「うん、お疲れ様だったね」



 夕焼けがほんのり涼さんを照らしてます。
照らされた涼さんはいつものようににっこりしてます。
その笑顔にとても安心感を覚えます。
そう言えば、感謝を伝えなければ……



 「夏祭りのとき、バレッタをありがとうございました」



 感謝を伝えるだけなのにとても恥ずかしかった。
本来なら相手の目をしっかり見て感謝を伝えるべきなのに。
涼さんの目を見ることが出来ません。



 「ううん。感謝の気持ちだから良いって。
いつも助けられてるからそれくらい当たり前だよ」



 そんな言葉を微笑んで言っています。
その言葉が私に向けられていると思うと、尚更顔を見れません。



 「こちらこそ、いつも感謝してます。
今日だって、クラスを纏めてくれましたし……
今度、何かお礼をさせてください」



 好きとかそういうのじゃなくて。
いつもお世話になっていますしこの感謝は伝えたい、ちゃんと。



 「別に良いのに」



 「いや、させてください! 」



 「俺もいつもお世話になってるのにー」



 「バレッタのお礼も含めてしないと。落ち着かないです」



 「えー、あ、じゃあ」



 「な、なんですか? 」



 「里穂のスイーツ食べてみたい」



 「私の、スイーツ? 」



 「そう、里穂のスイーツ」



 一切、意味がわかりません。
涼さんが私なんかより女子力があって甘党なのは知ってます。
涼さん自身でもよく作ってるのでたまに貰います。
凄い美味しくて、毎日食べたいくらいです。
でも、私のスイーツとは?



 「里穂が作ったスイーツ食べてみたいな。
最近スイーツ作ってばっかで怒られてるし」



 スイーツ作ってばっかで怒られてるって女子かよ。
でも、それで感謝を伝えられるなら……



 「はい、作らせてください! 」



 「楽しみにしてるよー。仕事終わったし帰ろっか」



 「はい! 」



 スイーツなんてあんまり作らないけど頑張ろう。
あげるからには美味しいものをあげたい。
そんな気持ちと涼さんと一緒に下駄箱まで降りた。



 「それじゃ、気を付けてね」



 涼さんはやっぱり笑って一人で帰っていきました。



 「涼さん、素敵です」



 歩いててそんな言葉が出てきました。
でも好きとかわからないけど。
涼さんは普通に素敵で尊敬できる人間です。



 そうして、家に帰りました。



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 「あの、今までのお礼です」



 とある日の朝早く、約束通りの時間。
にっこり笑って教室にいた涼さんに渡しました。



 「ありがとう! カップケーキとトリュフだね。食べても良い? 」



 「あ、はい……美味しいかはわかりませんけど」



 そして何故か持っていたフォークとナイフでカップケーキを口に運び、



 「美味しいよ、これ! デコレーションも可愛いし色鮮やか。
ドライフルーツも良いアクセントになってるし」



 「それにトリュフも甘くて美味しいよ。
また、スイーツ作ってよ」



 正直、美味しいって言ってもらえて嬉しかった。
笑顔で食べてくれて良かった。
こんなので感謝を伝えられるなら、



 「はい、作らせてください! 」



 涼さんと少し近づいたような気がしました。



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「学級委員はツラいのです」終わり。



珍しく長く書けてびびってます。3000字ですよ!3000字!
いつもは書けないですけどね。



里穂ちゃん回になってます。
涼くんとはどのようになるのか?
それも気になるんじゃないでしょうか。



そしてつっこめ!優くん、メイド!
もう、可愛い系男子になっている優くん。
女子にも男子にもメイドにされそうでした。
涼くんの圧でそれを防げて良かったね。



「涼には感謝しかしてないよ。メイドしたらたぶん死ぬと思うもん」


お疲れ様、優。



そしてチェリーさんからのキャラ、地味にいました。
今後、ちゃんと出てくれるのでお楽しみに。



まだ書こうとしましたが、それを忘れたのでそろそろ失礼。



まどかと柚花の設定忘れてたモズでした。