コメディ・ライト小説(新)

発言創造 ( No.22 )
日時: 2017/04/04 14:46
名前: ラッテ (ID: 5YaOdPeQ)

Re;22 白


「赤木君、佐竹さん、落ち着いて!今から二人に僕達ナンバーズの事を話すから!」

喧嘩をしていた赤木と呼ばれる青年と佐竹と呼ばれる女は、ようやく落ち着いた。

朝登は、二人をソファーに座らせて、話を始めた。

「僕らは、ナンバーズと呼ばれるクリエイター集団だよ。仲間になった順番で、番号が振り分けられる。一番目ファーストクリエイターが、この赤髪の赤木 和貴君。二番目セカンドクリエイターが、メガネをかけているこちらのお姉さん、佐竹 玲子さん。そして僕は、零番目オリジナル、白神 朝登だよ。君たちは、三番目サードクリエイターになるね。」

話を聞き終わった雄哉は、疑問をぶつけた。

「何で白神さんだけ零番目なんですか?」

「僕は、始めてナンバーズに入ったからね。」

「理由になってないような‥。」

まあいいか、と雄哉は勝手に納得した。

すると、今度は芽亜が、質問した。

「あの、さっきの篠っていう人は、ナンバーズじゃないんですか?」

「彼は直々に勧誘された人だからね。特別扱いなんだ。」

「ふーん。」

芽亜はそれ以上追求しないらしい。

一旦話に区切りがついたので、白神が次の話をするために場所を変えよう、と言い出した。

ナンバーズ全員が連れてこられたのは、特殊な素材で出来ていて全く壊れないという部屋だった。

そこで白神が話し出したのは、ナンバーズ全員の能力オリジンだった。

「見た方が早いからね。早速みんな発動させよう。」