コメディ・ライト小説(新)
- 瞬間移動 ( No.26 )
- 日時: 2017/04/05 14:36
- 名前: ラッテ (ID: 5YaOdPeQ)
Re;24 瞬
年齢。男性と女性によって、価値観の違う物である。
男性は、自分の年齢をまわりに知られる事に対して抵抗は無い。
しかし、女性は年齢を知られる事を拒むのだ。
女性が教育実習生として小学校や中学校へ行った時、大抵の男子は面白半分でその女性の年齢を追求したがるだろう。
男子諸君。女性はとってもデリケートなのです。
面白半分で年齢を追求してはいけません。
というわけで、年齢不詳の佐竹 玲子だが、彼女の能力は《瞬間移動》。
その名の通り、一瞬で移動する事ができる力だ。
彼女が移動させる事ができるのは、《自分自身》と《他の物体、生物》である。
《自分自身》を瞬間移動させる時、移動できる範囲に制限はない。
移動先を頭に強くイメージする事によって、彼女はその場所に移動する事ができる。
《他の物体、生物》を移動させる場合には、少し勝手が違ってくる。
自分以外の物を瞬間移動させる場合、彼女の《視界》にしか移動させる事ができない。
見えない場所に、移動させる事ができないのだ。
また、自分自身を瞬間移動させる場合には普通に頭の中でイメージするだけでいいのだが、それ以外の物を瞬間移動させる場合には、その物体に自らが触れていないと不可能である。
それらの欠点を除けば、かなり強力な能力である。
この能力の欠点としては、瞬間移動をしすぎると彼女自身が瞬間移動酔いしてしまう、という点くらいだ。
さて、和貴の能力が超常能力と種類分けされているのだから、玲子の瞬間移動も何らかの部類に種類分け出来ることが可能なはずである。
もちろん、種類分けすることが出来る。
彼女の能力は、特殊能力と呼ばれる部類に入る。
特殊能力の特徴としては、超常能力と比較した際に、科学的に証明出来ない、超人的な行為が可能になる、という点がある。
一言で言ってしまえば、超能力と同じような感じである。
この部類に入る能力の欠点としては、《酔い》が発生する、という所である。
現在世界で確認されている能力は、政府が知っているだけでも約三十種類あるが、殆どがこの二つの部類に分かれるものとなっている。
当然、例外もある。
それが、使徒能力。雄哉たちの能力も、そこに分類される。