コメディ・ライト小説(新)
- Re: 木いちごと、魔法 <イベントリクエスト募集中> ( No.19 )
- 日時: 2017/04/11 18:17
- 名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)
こんにちは、チェリーことチェリーソーダです
昨日は月曜日なのに更新できずすいませんでしたm(__)m
今日はたくさん書くのでいつもより内容が濃いですよー
いままで少しずつしか書けておらず、読んだ気がしないと感じていた皆様、申し訳ありません
no,7 結婚式はvery hot!
―それから3日後
私たちはマーカスの姉、ローズさんの結婚式へと向かった。
私は花束を崩して、庭のいい香りのするハーブや花をつんで一緒に束ね、オリジナルの花束を作った。
マーカスはフラワーボーイとして近くの花畑の花をつんで、その花びらをたくさんとって、小さなかごに入れた。
メールはケーキの一番上にのせる夫婦の砂糖菓子を買ってきた。
そしていよいよ結婚式。
いちごのように鮮やかな色のカーペットの上を、真っ白なウエディングドレスで着飾ったローズさんは、とてもきれいだった。
茶色い髪に形の整った目。高い鼻に白い肌。
その女の子のほしい全てのパーツをそろえた顔にかけてあるヴェールを外した時のローズさんは、息をのむほどきれいだった。
しばらくして、いよいよケーキのご登場となった。
と、その前にローズさんとフレーズさんのスピーチがあった。
「ローズ、本当におめでとう。私はあなたが小さいころから、あなたは必ずいい人と結婚すると思っていたのよ。あなたが家でしたり、友達とトラブルがあったりした時、私はあなたの力になれたのかしら。親としてこうやって子供の晴れ舞台を見れるなんて…」
ローズさんと似て真っ白なフレーズさんの頬に、一筋のなみだが通った。
「ああ。ごめんなさい、私……。もう私たちではなく隣にいる旦那さんに支えてもらうのよ。でも私は、私たちはあなたのことをずっと応援しているわ。それだけは…覚えいておいて」
ここで私の目が熱くなってきた。ああ、涙だ。そう思って目に手をやる。
が、何もない。気のせいか。
「でもな、おれたちだって寂しくないわけじゃないんだぞ」
いつの間にか、マーカスのお父さんのスピーチになっていた。
今度は手が熱くなってきた。
おどおどしている私のよこで、メールは「大丈夫?」と心配そうに私の顔をのぞきこむ。
うなずいたものの、やっぱり熱い。なにこれ。え?え?
そうこうしているうちにスピーチが終わった。
次はローズさんだ。やっぱ美人だなあ。
「…っつ」
また痛みが戻ってきた。さっきよりあつい。痛い。うでまできてる。手が震えていた。
「おかあさん、ありがとう。私は…」ローズさんの話もまともに聞けない。刺すような痛みが、手や腕を襲ってくる。
「大丈夫?!大丈夫?!」メールが背中をさすってくれる。
私…このまま死んじゃうのかな。止まって…
「痛い。痛い!」一部の人がこっちを見た。
そんな私を見ているおじいさんがいるなんて、その人が私のこれからを左右する人だなんて、しかも私の体の異変の正体を知っているなんて、その時の私には、想像する事さえもできなかった。
私もめっちゃおなかが痛くなったことあります…。
バイキングの後だったので食べ過ぎだったんでしょう。きっと。笑
<次回予告>
no,8 石
今は「石」としか言えないです!これ以上言うとネタバレなので…
アドバイス、感想、リクエスト待ってます!
というわけで、
チェリーソーダをよろしくね!