コメディ・ライト小説(新)

Re: 木いちごと、魔法 ( No.7 )
日時: 2017/04/11 17:10
名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)

こんにちは!チェリーことチェリーソーダです
きょう掲示板をみたら回覧数が60を超えていました\(◎o◎)/!
まだれんさいして3日目なんですが、たくさんの人に読んでもらえてうれしいです!ありがとうございますm(_ _)m
今日は二回に分けて書いていきます!よろしくお願いします!




no,2 SUGAR

「メール!いちご洗ったー?」大声で叫ぶ。
「今やってるとこー!」キッチンから声がかかる。私は家のドアを開け、中に入った。あいかわらず、小さい家だ。あーあ。今すぐ大きな家になってほしい。
「ルイン!ルイン!」メールが私のことを呼ぶ。
「ねえ、ルイン、砂糖は?」メールに言われてはっとする。まずい。買うの忘れてた。
「買ってくる!」私はいいながらドアを蹴っ飛ばして町へと走った。

走ってる間に私の自己紹介をするね。
私はルイン。さっき言ったように、お父さんは船長でお母さんが船内レストランの店長。私は『スリジェ』に住んでる。13歳。趣味は…庭の手入れと料理。身長は結構…小さい。それが悩み。目は一重。髪の長さ?うーんと、セミロング。多分。これくらいかな?ほら、ちょうど市場だ。

市場について、走るのをやめて一呼吸ついた。
さとうさとう…
「おお、ルイン。いらっしゃい。ジャムはできたかい?」店の前につくと、背の高い、いつものおじさんが話しかけてきた。
「ごめん。まだなんだ。さとうある?今切らしててジャム作ってないの」
ここはお菓子作りには欠かせないお店。材料が売ってて、時々、めずらしいものも入ってくるんだ。
「ごめんごめん。今日はもう売れてて。切れちゃったんだ。ほら、マーカスのとこのお姉ちゃんのウエディングケーキのためだよ」おじさんはまゆを八の字にまげていった。
「そっかー、ならいいよ。ありがとう」私はそう言って来た道を戻っていく。途中の店でジャム用の瓶とちいさな花束を買って、メールの待つ家へと歩を進めた。