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コメディ・ライト小説(新)
- Re: ハートフル ( No.1 )
- 日時: 2017/04/15 22:44
- 名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)
こんばんは、チェリーことチェリーソーダです!
ハートフル、連載開始します!
ハートフル
第一話 告白
「俺………桜井のこと……好き……だから。付き合って……くれないか」
いきなりの告白。下駄箱の前での出来事だった。
「嬉しい……けど。少し、返事…待ってくれない…かな」
私もドキドキしながらかえした。
告白は高校に入ってから初めて。
高校2年生になって6か月の秋だった。
「うん……ありがと」
「じゃあ…またね」
私は手をふった。
彼が手をふって校舎から出ていくのをぼーっと見ていた。
「なーぎさっ!」背後からの声。
「うわっ、びっくりしたー」
よく通る声の主は栞だった。
「結輝から告白された渚ちゅわーん」
「ちょっ、栞!」
あわてて栞の口をふさぐ。
「ふーきほはひは、へすほはっふるはー(結輝と渚ーベストカップルだー)」
だいたいいってることは分かる。
栞の制服のそでを引っ張って外にでた。
「で、返事は?」
「へ?」
聞かれてびっくりした。そんなこと考えてなかった。
さっきはびっくりしてそういっちゃったけど、実際じっくり考えると…
自分でも頬があつくなっているのがわかった。
「考える暇なんてないよ、渚。だって明日文化祭だし」
栞の一言にはっとする。
マンガや小説では行事に告白するじゃん!
「あー、アイツはそれをねらったのかー」私は頭を抱えた。
家についてから、勉強に手が回らず、スマホばっかいじってる私。
ゲームなら好きって言える。
結輝なら…
ううっ、忘れよう忘れよう
<次回予告>
あーもう文化祭になっちゃったー!
いーじゃん、はやく返事しなって。
栞のバカ。
だって。
何よ?
結輝は渚の好きなひっ!ふごふご…
あ、先生おはよーございまーす
第二話 文化祭
おたのしみに!
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