コメディ・ライト小説(新)
- Re: ハートフル ( No.2 )
- 日時: 2017/04/17 17:37
- 名前: チェリーソーダ (ID: xStpW3P0)
こんにちは、チェリーです!
よーし、今日もがんばるぞー!
(・∀・)」
ハートフル
第二話 文化祭
ハァ、とため息をもらす。
いつも栞の家に迎えにいっているはずなのに、足取りが重い。
ピーンポーン、ピーンポーン
ガチャッ
「あ、おはよ、渚!」
「おはよー」
「いよいよ文化祭ですな」
腰に手を当てる栞。
ハァ、とまたため息を漏らす。
「渚」
何、と聞く。
栞が足を止め、私の方を見て、真顔になった。
「渚、女の子だってやるときはやる。渚なら大丈夫。元気出して」
私の背中をパンッと叩いてニカッと笑う
「だって渚は私の親友だからね!」
二人で顔を見合わせ、笑った。
「栞、渚、おはよ」
春真がいった。
春真は結輝の親友。同じクラスだ。
教室には『cafe』とかかれた看板がぶらさがっている。
「はい、お前らの」
エプロンを差し出される。
うけとって着た。
「まだ春真だけなの?」
と栞がエプロンを着ながら言う。
「みんな買い出し。俺は昨日作り終えられなかったメニュー本の続きだよ」
手を動かしながら春真が返す。
て言うか、このカフェはお前らの料理にかかってんだからな、とメニューを書きながらこぼす。
「たっだいまー」
クラスのみんなが帰ってくる。
あー、どうしよ。始まっちゃうよ文化祭。
私のいる学校でカフェをやっているクラスは少なくない。3か4クラスはある。
でも私達は「文化祭アンケート」というもので1位を目指している。
1位になれたら、担任の川上先生がおごってくれるんだー!
だから楽しみにしてた。昨日までは。
キーンコーンカーンコーン
チャイムと同時に始まるから、もうはじまっちゃった。
もういいや!告白は一回忘れよ。
よっしゃ、いっちょやってやる!
腕捲りして、準備オッケー。
あ、お客さん第1号。
「いらっしゃいませー!」
<次回予告>
よーし、結構利益も出てるし、いい感じじゃん!ね、栞!
うんうん、やっぱ私達の料理のおかげだね!
渚ー、栞ー追加でクレープたのむ!
了解春真!ちょっと待ってー。栞、やるぞ!何鏡で前髪チェックしてんの
てへぺろー
第三話 クリーム
おたのしみに!