コメディ・ライト小説(新)
- Re: 短編集 ( No.163 )
- 日時: 2018/04/30 11:19
- 名前: モズ ◆hI.72Tk6FQ (ID: EM5V5iBd)
>>160-162 一旦放置、目次には追加してまた書く予定。
最近めっきり書いてなかったので少しずつでも書いていこうと……ロキがツボ。
『線路』
知ってた、いつか果たすだろう目標は達成して単なる座標だったことも。
もしかしたらその目標は幻想物になることも、目指したものが目の前で砕け散ることも。
そして一緒に歩んでいた筈の仲間が次第に消えていって別の道を歩んだり挫折したり……消えていくことくらい。
知ってる、いつかは孤独に直面して一人で、孤独で、一人で進まなければならないことくらい。
所詮、今までの歩みはさながら線路であろうことも。定められたような道を進んでいただけだ。
あぁ、孤独とは何だ。一人でいることだけが孤独なのかも分からないじゃないか。
俺の一人の友達が言っていた。友達みたいに話しててもたまに自分は寂しくなるんだけど。
本当の友達なんか居なければ後は無価値、とでも言いたいのだろうか。
いつかまた会えると信じて、そんな笑えることのための友達以外は無価値と。
まぁ、そうなのかもしれない。会いたいと思うのが
友達としての一つの定義とするならば。
所詮、線路を伝って歩いてたんだ。そんな風に考えると今の今までの全ても価値があるのかとまで。
……果たしてどうだろうか。線路とは時に別れ、結局は一旦のゴールへ合流するものになる。
道次第、と言ったところ。そう、言うなれば人次第でしかない。
あーあ、これからどうしよう。夢とか、希望とか、そんなん今から見つかるのだろうか。
悩んでいないように見える俺でも、なんせピエロしてるからなってな。
何もないじゃんかよ、ピエロでも中身までは偽れないのが悲しきこの世だ。
どんな嘘も、あんな嘘も、大きな嘘も、些細な嘘もいつかは暴かれんだ。
暴かれぬども普通の人間してれば罪悪感で人生全うなんて出来る筈じゃねえ。
線路なんてぶち壊せば、断ち切ってしまえば線路はそこで終わり、さようならなのさ。
……線路づたいにつまらん人生生きてみんのか、線路なんか無視して我が道を進むんのか。
その結論はこちとらには何ら関係もない。
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練習、書きの練習。