コメディ・ライト小説(新)

その六「これが最期ならせめて…せめて!」 ( No.8 )
日時: 2017/07/24 07:38
名前: 雪姫 (ID: kb4VCMbe)



ほうかご







ヤッホー♪ アタシー小野 イラン! JKだし! シクヨロ~。

「チョコバナナうめぇ~、ワタチ日本に生まれて来て良かった…」

「………そうか」

「………よかったね……ちよ子」

マジウケるんですけどー。HR終わってすぐ、チョコバナナとか!! マジウケー!
チョコバナナを食べてんのはアタシーのマブダチのアホ子ー。めっちゃアホなんだしー。アホすぎてマジウケるってカンジー?

ツッコミってのいれてんのはおさ……なんだっけ? まーいっか! そんカンジの関係の終!

と、いっつもフードを被ってカワイイ顔がもったいなくなくない? ってカンジのしおー。
カワイイ顔ってもーアタシには負けるんだけどねー♪

「アホ子、小野。ちょっといいか?」

「なになにーあっくん!?」「えーなんだしー」

これから服見に行こうと思ってたのにー、空気読めよ終ー。

「これから緑屋と図書室で宿題(&予習復習)するんだ、お前らも来い」

「「えぇぇぇぇ~~~~~~」」

「露骨に嫌そうな顔するな!!」

しゅくだ~い~? ナニソレ? オイシイの? ってカンジだし。そんなのやってるヒマがあったらネイルに回すし

「ってことで~」

「待て」

「しつこいしー」

「小野……お前このままでいいのか?」「はぁ~?」

「このままだとお前、将来社会でまともに暮らしていけないぞ」

「えっ!! イラちゃん死ぬの!?」「うっそマジ!?」

「………終殿」

うっそ…アタシ死ぬの? また彼氏作ってないのにケッコンとかしてないのに死ぬの…?
しおがこっちを潤んだ目で見てるし…マジな話し系?

※憐みの目で見ています。ある意味マジです(笑

「これが最期ならせめて…せめて!」

「イラちゃん!」

「せめて! 最期にみんなでぷり撮りたいし!!」

「「………」」

「撮ろう! 撮ろうよ! イラちゃんの旅立ちの記念に!」

「「………え?」」



そしてやって来ました、ハイッチーズ! 


「「イエェェェィイ!!」」

「「い、いえーい……」」



最高の思い出の一枚が撮れましたとさ――ちゃんちゃん♪