コメディ・ライト小説(新)
- Enjoy Club =第1章完結= ( No.0 )
- 日時: 2019/09/29 17:38
- 名前: 友桃 (ID: E616B4Au)
- 参照: キャラ絵のリンク外れてましたが、今貼り直してます!
あるとき、世界に謎の薬品がばらまかれた。
数年後、不思議な能力を身につけて生まれてきた子供達。彼らは仲間を求めて、ある結社に集結した。
彼らと接触した女子高生・亜弓は、結社内の混乱に次第に巻き込まれていく――
ファンタジー&シリアス要素ありのラブコメです!
クリックありがとうございますm(__)m
はじめまして、友桃(ともも)です^^
初投稿です>< 長編になるのですが、ちょっとずつ更新していきたいと思います。
よろしければ読んでみてください^^
*たまに記事のNo.飛んでいるところがありますが、残りの返信数を増やすために必要ない友桃のコメントを消しただけなので気にしないでください^^
〜お客さま〜
・花見さん ・かれーらいすさん ・十六夜さん ・貴也さん
・勿忘草さん(亮さん、扉さん) ・咲さん ・gojampさん ・詩音さん
・セピアさん ・杏樹.さん(真白ちゃん・そふとくりーむさん) ・ハッチしゃnさん ・ARMAさん
・遮犬さん ・ひろあさん ・白桃さん ・ゆかさん
・aguさん ・皐月凪さん ・(朱雀*@).゜.さん ・奈々☆さん
・ 蘭*。*さん ・山口流さん ・トレモロさん ・紅蓮の流星さん
・或さん ・ (V)・∀・(V)さん(十六夜さん) ・もちもちさん ・夜兎さん
・むーみんさん(椎奈さん) ・未来さん ・ゲコゲコさん ・てるてるさん
・こたつとみかんさん ・星ファン★さん ・そらねさん ・希蘭さん
・Eternalさん ・羅希さん ・霧雫 蝶さん ・あらびきペッパーさん
・抹茶.(小豆.)さん ・野宮詩織さん ・、璃瑚. さん ・ののさん
・友美さん ・亜美さん ・蜜姫. さん ・ネズミさん
・月読 愛さん ・紗夢羅さん ・黒揚羽さん ・優香さん
・ぱちもんさん ・Lithicsさん ・苺莢さん
読んでくださってうれしいですv ありがとうございますm(__)m
〜目次〜
※一気に読みたい方 >>0-1015
<第1章>
プロローグ >>0
第1話『謎の闇組織E・C』
(1)>>1 (2)>>2 (3)>>3 (4)>>5 (5)>>6
(6)>>10 (7)>>11 (8)>>13
第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』
(1)>>25 (2)>>30 (3)>>40 (4)>>46 (5)>>49
(6)>>50
第3話『我ら、麗牙光陰――』
(1)>>57 (2)>>58 (3)>>64 (4)>>70 (5)>>81
(6)>>86 (7)>>88,>>89 (8)>>98 (9)>>104,>>105 (10)>>108
第4話『あなたのために……』
(1)>>111,>>112 (2)>>120,>>121 (3)>>130 (4)>>136 (5)>>147
(6)>>152 (7)>>157 (8)>>166 (9)>>172 (10)>>180
(11)>>184 (12)>>188
第5話『不確かなもの』
(1)>>212,>>213,>>214 (2)>>256 (3)>>268 (4)>>285 (5)>>291
(6)>>306 (7)>>332,>>333 (8)>>346,>>347 (9)>>357,>>358,>>359 (10)>>370,>>371
第6話『衝撃の刻』
(1)>>397 (2)>>413,>>414 (3)>>425 (4)>>447,>>448 (5)>>474,>>475,>>476
(6)>>486,>>487 (7)>>518,>>519,>>520 (8)>>534 (9)>>557 (10)>>568
(11)>>576 (12)>>599 (13)>>627,>>628 (14)>>648 (15)>>696,>>697,>>698
(16)>>708,>>709,>>710
第7話『友を取り巻くモノ1』
(1)>>721 (2)>>726,>>727 (3)>>750,>>751 (4)>>784,>>785 (5)>>798
(6)>>813,>>814 (7)>>870,>>871 (8)>>>889,>>890
第8話『友を取り巻くモノ2』
(1)>>893 (2)>>901,>>902 (3)>>905,>>906 (4)>>910,>>911,>>912,>>913,>>914 (5)>>918,>>919
(6)>>923,>>924 (7)>>926,>>927 (8)>>931,>>932 (9)>>934 (10)>>936
第9話『混乱の夜明け』
(1)>>940,>>941 (2)>>945 (3)>>949 (4)>>955,>>956
エピローグ>>962
〜登場人物紹介〜
登場人物いちらん >>1015
あだ名 >>48
〜企画〜
≪第1回キャラ人気投票≫ 2010.8.27〜
結果>>225
≪第1回シーン人気投票≫ 2010.923〜
結果>>511
≪☆お客様方の小説紹介☆≫
第1弾 返信300突破記念 2010.9.25 >>304
第2弾 参照2000突破記念 2010.10.11 >>460
第3弾 参照3000突破記念 2010.11.18 >>661
≪返信400突破記念*E・Cラジオ*≫ 2010.10.6〜
NO.1 亜弓&恵玲 >>422
NO.2 恵玲&風也 >>495
NO.3 ウィル&白波 >>587
NO.4 亜弓&風也 >>676
NO.5 水希&茜 >>852
≪返信500突破記念 =キャラQ&A=≫ 2010.10.17
≪参照4000突破記念 =キャラ誕生秘話=≫ 2010.12.9
NO.1 >>743 NO.2 >>748
≪ Enjoy Club名言集*。* ≫ by 杏樹.さん 2010.9.25・26・28
杏樹さんがつくってくださいましたーv
ネタばれになるんで本編一通り読んでから、ぜひご覧になってください^^♪
杏樹さん本当にありがとうございました!!!
第1弾>>317 (友桃コメ>>319)
第2弾>>338 (友桃コメ>>341)
第3弾>>362 (友桃コメ>>364)
≪E・C(1章)紹介文≫ by ARMA3さん
>>992 2013.1.27
≪Christmas Short Story≫ 2010.12.19
>>773,>>774
≪Happy Birthday≫
5月…… (朱雀*@).゜.さん
11月17日……杏樹.さん >>654
みんなでお祝いしましょ♪
~小説大会~
2010年冬 大賞受賞★
2011年夏 銀賞受賞
みなさま、ありがとうございましたm(__)m
*2011.5.4 第一章完結
=Enjoy Club=
第1章
―プロローグ―
――熱い
燃えるように、煮えたぎるように身を焦がしていくモノは、先程注入した薬品か、はたまた我自身の高揚か……。体内に何か不可視の力がみなぎってくるのを、今全身で感じている。
目の前の金属の台に置かれているのは、たいていの科学者が用いているだろう多量の実験器具。その透明なガラスには幾色もの液体が沈み、わずかな振動で波紋を描いている。その隣には、青白い液の残った注射器が無造作に転がっていた。
興奮に身を震わせる私の隣に、線の細い少年が音もなく歩いてきて足を止めた。
「……」
台上の液体を見つめる顔は冗談でも健康的とは言えず感情も感じられないが、よく見るとまだ幼いことが分かる。眠っていないのか、黒くくすんだ眼元をごしごしとこすり、彼は黙って私に視線を向けた。
「君のお陰だ。君が手伝ってくれたお陰で、ようやく完成した……!」
この試みを始めてから8年という時が経過していた。寝る間も食う間も惜しんで、器具と薬品と毎日、毎日にらみ合い、無数に思えるほどの液体を調合し、実験をし、数値を示して再び薬品とのにらめっこ。長い、長い時だった。しかし何の組織にも属さない、2人というごく少数の科学者が8年で実験の成果を出す、ということは、あるいは幸運なことなのかもしれない。たった8年だった、というべきなのだろうか……。
何にせよ、実験は成功したのだ。私の努力がついに実を結んだのだ!
現実であることを確かめるように両の拳を力強く握ると、先程まで無言だった少年が、まだ声変わりしない声で囁くように言った。
「ぼく、……少しは“かげはる”様の役に立てた……?」
彼の至極純な気持ちが伝わってくる。はっきりと頷いてやると、少しはにこりとするかと思ったが、ごく僅かにも表情は動かない。
――この子は今何を感じているのだろうか
長きにわたる研究によって身に宿った、“透視”の能力。あらゆる障害物を無にし、普通視界に入るはずの無いはるか遠くにあるものをも見ることができる能力。しかしこの能力を持ってしても、人の心は、――彼の心は覗けない。
「――天音」
私は少年の目を覗き込んで、そう呼んだ。
「私と同じ、能力者になろう。そしていつかはこの薬を世界中にばらまいて――……」
試験管の中の色とりどりの薬品。それぞれが異なる性質のものであり、体内に入れたときにどのような能力を発するかは、今の段階では未知である。しかし、だからこそ、私は興奮するのだ。未知のものを追いかけたくなるのだ。
天音が一番手近にあった、桃色がかった液体を手で示す。私は満足感に笑みを浮かべた。
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(1) ( No.1 )
- 日時: 2019/07/01 15:39
- 名前: 友桃 (ID: y68rktPl)
―…ほんと恵玲って、私に隠れてコソコソ何やってるんでしょう?
私はふぅっと浅いため息をついて、困ったふうに眉を下げた。さらさらとした心地の良い風が頬をなで、くせのない茶髪がふわりと舞う。それをちょっと鬱陶しく感じて手で押さえ、そのままふと下方に視線を移し、自分の全身を見下ろした。
紺のブレザー、胸元には赤が基調のチェックのリボン。そして同色のスカートはもちろんミニ。
今日から晴れて女子高生の一員となるのである。
中学から伸ばし始めた生まれつきの茶色い髪は背中にかかるまで長くなり、自慢のサラサラなストレートが一段と際立つようになった。ただ下ろしているだけではつまらないので毎日シュシュやリボンを左上部に一部だけ結んでいるが、今日は淡いピンクのシュシュである。
思わず口元が緩んでふやけた顔になってしまう。両手の指先でにやけを抑えるように頬を挟み、再び最初の疑問へと思考を移した。
つい先程のことである……
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(2) ( No.2 )
- 日時: 2019/07/01 15:43
- 名前: 友桃 (ID: y68rktPl)
張り詰めたような雰囲気の中行われた、風音高等学校入学式。本校は公立高校であるため中学からエスカレーターで上ってくる生徒はおらず、つまりはほぼ全員が新しい環境の中緊張で全身を強張らせているということになる。ほぼ、と言ったのは、同じ中学の友人と連れ立っていつも通りのテンションの生徒がいることを考慮したせいだ。
学力的にはちょうど真ん中辺り、具体的には偏差値50前後のこの学校は、学年差はあるものの毎年比較的大人しめな生徒が入学してくる。もちろん中には早速髪を染め、濃いメイクを施し、カーディガンからスカートが見えるか見えないかという新入生にしては目立つ格好をしてくる者もいるが、少なくともこの学校では少数派だ。
私の地元にあたる“風音”という地域に位置する風音高は、最寄駅から徒歩10分と妥当な距離であり、加えて通学路はやや開けているという所で、高校生の寄り付きそうな店も多い。また制服も可愛いと好評であり、なかなかの人気高なのである。
ただし、今年に限ってはある噂が原因で受験生が減ったという話だが。
そんな風音高での入学式を終えた私は、昇降口に掲示してあるクラス分けの表を見に足を速めた。
――ものすごい人だかりである。中学のメンバーとクラスを確認し合い、一喜一憂するグループがいる一方で、違う地域から来たのか自分のクラスだけを冷静に確認する者もいる。私は前者だ。同じ中学からは6人入学しているはずだが、そのうち4人は男子であまり関わり合いの無い人達ばかりだ。残り2人は私自身と、私の幼馴染であり親友でもある荒木恵玲という少女である。
視力のいい私は人だかりの後ろのほうからでも十分名簿は読めた。確認し終えた生徒あるいは親たちが少しずつ前方から散っていく。その流れで掲示板の前へと近付いて行った私は、そこでよく見憶えのある後ろ姿を見つけた。
「――恵玲っ」
ぱっと振り返ると、すがすがしい程に真っ黒な髪が絵にかいたように弧を描いた。ハッと見返してしまう程の大きな瞳が、一瞬だけ見開かれた。
「…! 亜弓あんた今日どこにいたの!?」
いかにも勝気そうな、はきはきした声音である。肩まででシャギーにした髪型が、彼女の強い性格を一層際立てているようにも思える。私よりも彼女のほうがずっと小柄なのに、なぜか見下ろされているように感じるのは実に不思議だ。現にちょっとムッとした表情の恵玲はしっかりと腕を組んで立っており、それはそれは威厳があるのだった。
私は会場である体育館を思い浮かべて、不機嫌そうな彼女に丁寧に説明した。
「えっと…前から3列目の1番右端にいましたよ」
風音高はややおかしな学校で、入学式の席をクラスごとにすればいいのに、到着した人から順に座っていくという謎な方法をとっている。お陰で「時間合わせるのがめんどい」という理由で一緒に行かなかった彼女とは会場で全く会えなかった。クラスごとであればもう少し見当がついただろうに。
恵玲は浅く息を吐き、
「全然違う。あたし後ろの方だもん」
その視線をす…と前に戻していった。私も気を取り直して名簿に視線を走らせる。「名前見つかりました?」そう尋ねる前に、恵玲が「あ」と短く声を漏らした。
「恵玲?」
「あれ、4組!」
ちょっと興奮した声で彼女が指さしたのは、2人の位置からやや右の方向。『1―4 担任・渡辺さやか』と書かれた真っ白な模造紙である。私は無意識に胸元のリボンをつかみ、やや身を乗り出すようにして上から順に名前を確かめていった。
『2番 荒木恵玲』
「――恵玲ですっ」
「……もっと下」
むっとしたような恵玲の声に、私は思わず彼女を振り返る。が、そのつややかな黒目は未だ表からは動かされておらず、私は不意に湧いてきた期待を感じながら、再びゆっくりと名前を追っていった。
―…今井…沢田、島崎…谷田、友――
力が、抜けた。
『17番 友賀亜弓』
自分の名前を見つけてからも尚目を瞬き、しっかり確認するようにそれを凝視する。
いい加減頭にきたのか、気の短い恵玲がギロッと睨みあげてきた。
「まだ見つかんないの!?」
「いえ、今発見したとこです! 感動してるんです!」
「感動って…大げさな」
本気で呆れたようにそう言った恵玲が、何の未練もなくくるっと後ろを振り返り、人込みから抜けようと足を踏み出したとき――
ざわ…っと動揺が辺りに波紋のように広がった。
「え、うそ…!」「あの噂、本当だったの!?」「やだ、怖い」
色々な声が辺りにばらまかれるが、言っている内容は似通っているように思う。皆友人だけでなく、見ず知らずの隣人とまで顔を見合わせ怯えたような顔つきで頷き合っている。
しかしそんな中、人々が騒がしい理由が全く掴めていない私は、整然とした歩みを続ける親友の袖を慌てて捕まえた。
「恵玲っ、皆急に何を――」
「3組、見てみ」
「……」
私は思わず恵玲の顔を穴があくほど見つめてしまった。彼女の瞳は相変わらずギラギラと光っていて、その口元は……何と不敵な笑みを浮かべていた。
――いつもそうだ。何か、自分に対抗出来得る何かが迫っている時、彼女はこうやって不敵に笑う。“やれるもんならやってみろよ”みたいな。
私は口元を引き締め、言う通り3組の表へと目を向けた。さっきと同様上から名前を無言で読み上げていく。そして、ある名前を視界に入れて、すぅっと息を吸い込んだ。
ここ風音から駅1つ挟んだ所に、“下橋”という地域がある。そこには主に中学生から大学生のいわゆる不良が大人数住み着いており、その地域全体を縄張りにしているとか…。しかも下橋の不良は他地域から見ても喧嘩が強く、中でもそこのトップの強さは群を抜いているとか…。そして、そのトップの名前は――
『10番 紫苑風也』
ようやくわかった。皆がおびえている理由が。
私は紙の上に乗ったその名前に、ごくっと空唾を飲んだ。
―…ケンカ、売られたら…どうしましょう
これだけ有名な不良だ。目を合わせただけでも因縁をつけてくるかもしれない。そんなことになったら……これはもう――
「恵玲、守ってくださいね」
「は?」
「だからっ、私がこの紫苑って人にカラまれたら守ってくださいね! 恵玲、爆裂ケンカ強いんですから!」
結構本気でお願いしたのに、彼女には鼻で笑ってあしらわれてしまった。
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(3) ( No.3 )
- 日時: 2010/11/01 20:02
- 名前: 友桃 (ID: ZQ/BM/dz)
その後クラス発表の人だかりから脱出した私たちは、以前からの予定通りクレープを買って家で食べよう、という話になった。小さい頃から、何かとイベントのあるときには友賀家にやってきてクレープを食べることが、ほとんど決まりのようになっている。ついこの間の中学卒業式は、確かイチゴチョコ味を食べて、それはもう幸せなひと時を過ごした。
「中学、か……」
思わずため息交じりの声が漏れる。隣を並んで歩いていた恵玲が横眼でこちらを見た。
「今度は目つけらんないようにね」
「わかってます。それに高校は中学と違って髪染めてる人多いですから、大丈夫ですよ!」
言いながら大げさにガッツポーズすると、丁度その時バッグの中で携帯電話のバイブが鳴った。どうも邪魔された気分である。鳴っている携帯電話は恵玲のものであったらしく、彼女がバッグからディープピンクのスライド携帯をとりだすと、バイブは一層大きくブーブーと音を響かせた。
余談であるが、彼女の携帯電話は実に忙しい。学校の行き来や遊び途中、加えて授業中に鳴ることもしょっちゅうであるし、その内容も高確率で重要なものらしく、そのまま「急用できた! ごめん帰る!」と本当に帰ってしまうこともしばしばである。
今回の連絡は電話だったらしい。相槌を打ちながら携帯電話を片手に会話をする彼女の口元は、先程に比べるとかなり緩み、頬も若干桃色がかっているようにも見える。声音も随分柔らかく女の子らしい声だ。まぁ、もともと可愛らしい声をしてはいるが。
私は半ば呆れて、バレない程度に息を吐いた。
恵玲は以前、それはそれは恋した乙女の表情で、「すっごくかっこよくて優しい男の子がいるの」と話してくれたことがある。「好きなんですか!?」と聞くと随分考えこまれてしまったので、はっきりしたことはわからないが、たぶんこの電話の相手はその子だろう。彼女の表情でバレバレである。
普段とのギャップが激しい彼女の女の子らしい部分を見るのは微笑ましいが、しかし彼女のある言葉が私の耳にやけに強調されて入ってきたのである。
「うん、わかった。今からすぐそっち行くね!」
――……
…“今から”ぁ!?
ちょうど携帯を閉じたところで、彼女の大きな瞳と目が合う。私が視線に疑いの念を込めると、彼女はあまり申し訳なく思ってなさそうな顔で、
「ごめん、帰る!」
そう言い切った。
「またですか! クレープは!?」
「明日。明日学校終わってから食べよ」
悪びれもなくそう言った恵玲は、素早く携帯電話をバッグにしまい、くるっと私に背を向けた。
「じゃっ、あたしこっちだから!バイバイ」
「えっ、……ちょっ」
慌てて制止の手を伸ばした時には、恵玲は人間業とは思えない驚異的なスピードでこの場を立ち去っていたのである……
ここでようやく“今”に至る。
結局1人でとぼとぼと帰路についていた私は、そこでふと立ち止まった。さっきまではクレープを買うつもりだったのでデパートや喫茶店などが並ぶ駅前の“桜通り”を目指していたが、恵玲がいなくなった今、そちらに用はない。今まで北へ北へと歩いていたのを方向転換して、次の角を右に曲がろうとした、その時――
向こうから同様に曲がってきた人物と危うくぶつかりそうになった。「あ」と思わず声を漏らしたが、相手が寸前のところで避けてくれたためどうにかぶつからずに済んだのだが……
その一瞬、驚いて相手の顔を見た私は、ゆっくりとスローモーションのように目を見開いていた。
金髪の、同年代のおそらく男の子であった。おそらく、というのは、若干青白いともとれるような真っ白な肌をしていて、顔立ちも一見女性のような人だったからである。それでも男性と判断したのは、彼が学ランを着ていたのと、突き刺すような鋭い眼光をしていたせいだ。
私が慌てて謝ると、彼も「悪ィ」と一言言ってそのまま行ってしまった。
どんどん小さくなっていく後ろ姿を、呆けたようにじ…っと見つめる。
「あの制服……うちの……」
みるみるうちに体が火照っていく。ゆっくりとした動作で両手を頬にあてると、思った以上に上気しているのが分かった。
- 登場人物紹介-1- ( No.4 )
- 日時: 2019/06/14 18:11
- 名前: 友桃 (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1177.jpg
気が向いたときにちょっとずつ登場人物プロフィールを紹介したいと思います♪
【NO.1】友賀 亜弓 Tomoga Ayumi
・年齢:15才(高1)
・誕生日:4月27日
・血液型:O型
・身長:163cm
・茶髪(生まれつき)
・部活:帰宅部
主人公さんです♪
苦労性でやられキャラな、この小説の中では比較的女の子らしい子ww
とりあえず特徴的なのが“ですます口調”。父親譲りです。
話し方と外見とで優等生タイプに見られやすいですが、勉強は………うん、スルーしといたほうがいい感じですね(笑)そのかわり走るのはめちゃくちゃ速いです!球技は激しくヘタですが。。。←←
で、最後に将来の夢は素敵なママになることですww たぶんこの子ならなれると思います(*^^)v
っていうことで、本編あんまり関係ないとこばっかり書いてしまいましたが……笑
なんとなーくどんな子かわかってもらえたらうれしいです(^^)
そのうち他のキャラも紹介していきたいと思います
☆キャラ絵は参照&↓から〜(参照に入りきらなかったんです><)
>>452
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(4) ( No.5 )
- 日時: 2010/10/23 07:49
- 名前: 友桃 (ID: N9MWUzkA)
同日の夜、それまで昼間の男の子を思い出してはびっくりするくらい激しく動悸していた心臓が、今別の理由で活発に動きまくっていた。
とうとう明日、新しいクラスの子と初・対面なのである!
この独特な緊張感と、そして大きな期待は、たいていの人が経験済みの心境だろう。それを認識してしまった途端、ちょっと道端ですれ違っただけの男の子のことは、あっという間に頭の隅に追いやられてしまった。
――……はぁ…皆どういう子たちなんでしょう……?
白が基調のベッドの上を、枕を抱いた状態でゴロゴロと行き来する。しばらくそうしているうちに、なぜか不安がだんだん薄らいでいって、代わりに新しい生活への期待が体中に沸き起こってきた。がばっと上半身を起こし、視界に入った高校のバッグを輝かんばかりの瞳で見つめる。
――……そうですよ、私もう高校生じゃないですか!女子高生!女子高生が楽しくないわけないのですっ
だんだんテンションまで上がってきた。抱いていた枕をポイッとシーツの上に投げ捨て、ベッドから反動をつけて跳び下り、そのまま部屋を出ようとすると――
「亜弓っ、あんた何回呼ばせるの!」
若干怒りの形相の母親がタイミングよく部屋のドアを開けた。エプロンをつけたままである。
私は苦笑いを浮かべて、
「あっ、呼んでました?ごめんです、考え事してて……」
「いいから、早く行きなさい。恵玲ちゃん来てるわよ!」
「えっ、恵玲!?」
母親がため息をつきながら頷いている。
私は慌てて部屋を振り返った。
――……汚すぎます…特にベッドが
でも恵玲なら大丈夫だろう、と、私は一目散に玄関へと走って行った。――といっても、私の部屋は玄関のすぐ横なのだが。
「お待たせです、恵玲!」
走りこんで勢いよくドアを開けると、思った通りしかめっ面の恵玲が立っていた。……その真っ黒な大きな瞳に睨まれると本気で足がすくむ。
「マジで待ったんだけど。あんた何、寝てたの?」
「いえ、考え事を……って、あ!!」
私の視線はすごい勢いで彼女の右手に注がれていた。何やら紙の包みが2つ入ったビニール袋には、ピンクの文字で“おいしいクレープ屋さん”と書かれている。
――……これはっ、恵玲がドタキャンしたせいで食べ損ねた……!!
考えていることが筒抜けの私の顔を見て、恵玲はさらにむっとした顔をした。この子は私といるときは基本そういう顔をしているので、さすがに慣れたが。
「せっかく早めに解散したから、クレープ買ってきてあげたのに」
「ごめんですー…って、解散って誰かと集まってたんですか?」
てっきりこの間話していた“すごくかっこよくて優しい男の子”と2人で会っていたのかと思ったが、“解散”というとまるでグループで集まったような感じだ。というか、その男の子ともどこで知り合ったのかなど、詳細は聞かされていないのである。
しかし、恵玲の反応はちょっと予想外のものだった。そんなに深刻な話題に持って行ったつもりは全くないのに、今度こそあからさまに不快な表情を浮かべて私から目をそらしたのである。
「どうでもいいでしょ、そんなこと!いちいち聞かないで!てか早く中に入れてよ!」
「――あ、そうでしたね」
私は首をかしげながらも、彼女を部屋に招き入れた。その小さな背中から、はっきりとピリピリした空気を感じ取れる。よくはわからないが、地雷らしきものを踏んでしまったようだ。……ただし、一応言っておくと、彼女を怒らせるのはこれが初めてではない。小さい頃からの長い付き合いのため、それだけ何度も彼女の謎の地雷は踏んできたように思う。でも、わからないのだ。何に対して怒っているのか。毎回今のように「どうでもいいでしょ!」「あんたに関係ない!」とそう言われてしまうので、謎が謎のまま終わってしまうのである。
本当にわからないことだらけだ、この子は、と私は彼女の後ろ姿を見てそう思った。彼女が私に素を見せてくれている、という自信だけはあるのだが……
「チョコバナナでいいよね」
気付くと恵玲がベッドにもたれかかってクレープの入った包みを差し出していた。私は喜んでそれを受け取り、勉強机の椅子に腰かける。
「ありがとです。恵玲の、何味ですか?」
「ジェラート・イン・カフェモカ」
「……なんかそっち豪華ですねぇ」
わざと恨めがましい視線を送ってみたが、やはり見向きもされなかった。私は気を取り直して、自分のクレープにかぶりつく。その期待以上のおいしさに、声にならない声を上げた。
と、そこで突如昼間の男の子のことを思い出し、急いで口の中のバナナと生クリームを飲み込んだ。
「恵玲っ、私今日すっごいきれいな男の子に会ったのです」
「へぇ、どこで?」
「桜通りのとこの角です。すれ違っただけなんですけど」
もう一口かみついて、私はぼんやりとその子の顔を思い出そうとした。金髪で、真っ白な肌で……それで……
そこで、むむっと眉をひそめる。
――……私の記憶ってなんて曖昧なんでしょう……! もうぼんやりとしか思い出せません!
というよりも、元々一瞬しか見ていないのだ。顔の細部まで覚えていないのは当然である。が、しかし、あれだけの衝撃を受けておいてはっきりと覚えていない、という現実は、本気でショックだった。自分でも驚くほど悔しい。
「もう一度会いたいですねー」
恵玲がちらっとこちらに視線を寄こすのが分かる。そのまましんみりした空気が数秒続き、恵玲が確証も何も無しにぽつりと呟いた。
「……会えるんじゃん?」
なぜかそれを聞くだけで、彼へと一歩近付けるような気がしていた。
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(5) ( No.6 )
- 日時: 2019/07/01 15:47
- 名前: 友桃 (ID: y68rktPl)
「では、これから記念すべき第1回のHRを始めたいと思いまーす」
そう言ってにこりと可愛らしい笑みを見せてくれたのは、我が1年4組の担任の先生である。若い20代くらいの女性で、上品な、でもどことなく天然っぽい雰囲気をまとった人だ。白い小さな顔を綺麗に巻かれた黒髪が包み、膝丈のスカートから伸びる足もモデルのように細かった。
私は、こんな若い先生が…! と内心驚きながら、緊張も忘れて先生に魅入ってしまっていた。
「まず、私の紹介から……」
そう言って先生は私達生徒に背を向け、黒板にちょっと丸みを帯びた可愛らしい字で、“渡辺さやか”と書きつけていった。「よしっ」と小さな声で呟いて、再びくるっとこちらに向き直る。
……試しにこっそりとクラスを見回してみたら、皆が皆興味津々な瞳で渡辺先生を見つめていた。
「えっと……1年4組の担任になりました、渡辺さやかです。担当教科は英語で、たぶん皆さんの授業も受け持つことになると思います。まだ教師歴2年目ですが、精いっぱい頑張りますので、皆さんもいいクラスにできるように協力してくださいね! それでは、細かい話は後々ということで、とりあえず配布物を……」
そう言って先生は、教卓に置いてある大量の書類をガサゴソと荒らし始めた。当然ながら初日は配布物の量がバカにならないのだが、あれだけの量の書類を管理する先生方は本当にすごい。私達生徒は数枚のプリントでさえ完全には管理できないというのに。
ところが様子を見ている内に先生の顔が徐々に曇っていったのである。そして突然吹っ切れたように「うんっ!」と言って顔を上げ、何かを決意したような力強さで、
「ごめん、皆! 皆に書いてもらおうと思った自己紹介カードを職員室に置いてきちゃったみたいだから、取りに行ってきます――って、あぁ! まだみんなの名前も呼んでなかったね! じゃあ、取りに行ってから出席はとります。その間に皆さんは仲良くなっておいてください!」
言うだけ言って教室を飛び出して行ってしまった。
――……大丈夫か、先生……
いささか心配になった生徒たちである。
私はというと、先生が言い残した“仲良くなっておく”を実践しようと、周りをキョロキョロとしていた。同じような行動をとる人が他にもちらほら見えている。
とりあえず前後左右どこかの人に話しかけよう! と心の中で意気込んでいると、ちらっとこちらを振り返った前の席の女の子とバッチリ目が合ってしまった。
「あっ……」
「よろしくー」
「あ、はいっ、よろしくです」
私はほっとして持ち前の変な“ですます口調”で返事をする。
言葉遣いが気になったのか目を瞬かせた彼女は、それでも気を取り直したように話を続けてくれた。
「アタシ、谷田津波っていうんだ。名前、何ていうの?」
彼女――津波は、焼けた肌に、私よりも薄い茶髪の、ボーイッシュなタイプの子だった。ショートカットにしているのも、そのイメージを増幅させているのだろう。それに加えて、声がまたハスキーなのである。
私は今まであまり会ったことの無いタイプに非常にドキドキしていた。
「友賀亜弓です。亜弓でいいですよ」
「ほんと!? アタシのことも津波でいいから。でさ、タメでいいよ? 敬語じゃなくて」
やはり突っ込まれた。
私はやや苦笑いを浮かべて、
「気に障ったらごめんです。私元々誰にでも敬語…っていうより“ですます口調”なのですよ」
そう言うと、予想外に津波は「へぇー!」と目を輝かせた。
「“ですます口調”かぁ。かーわいいな〜」
なんて恐れ多いことを言う。
「そんなんじゃないのですっ。気付いたらお父さんのしゃべり方真似ちゃってたのですよ!」
なぜか津波はそんなどうでもいい話で爆笑してくれた。そういう雰囲気で私たちはどんどんお互いのことを話したのである。
津波は話せば話すほど、さっぱりとした、そして些細なことでも笑って場を盛り上げてくれる、明るい子だった。小学生の頃からずっと水泳部に所属しているらしく、茶髪なのもそれが原因らしい。
「じゃあ染めたわけじゃないんですか?」
「そ。髪が日焼けしたの。たぶんアタシ見た目ほどチャラくないよ。……第一印象怖かったでしょ」
「若干」
そう言ってわざとらしくにこっと笑うと、津波はニッと笑って突然私の机に身を乗り出してきた。
「そういう亜弓は染めたの? ソレ」
私はふるふると首を横に振る。「生まれつきです」と言うと、「へぇ〜、生まれつきでその綺麗な茶髪はうらやましいなー」と津波は頬杖をついてそう言った。
そこでガラッと教室のドアが開き、渡辺先生がプリントの束を抱えて飛びこんでくる。
「……自己紹介めんどくさいね」
前に向き直る直前に津波がそう呟き、私は「あはは……」と乾いた笑いを漏らしていた。
- 登場人物紹介-2- ( No.7 )
- 日時: 2019/06/14 18:18
- 名前: 友桃 (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1178.jpg
2人目ーww
恵玲のプロフィールを紹介しまーす^^
【NO.2】荒木 恵玲 Aragi Ere
・年齢:15才(高1)
・誕生日:9月13日
・血液型:AB型
・身長:153?
・黒髪
主人公じゃないのに主人公より目立っちゃってるかもな子>< たぶんこの先もっと目立ちます←
明るくて溌溂とした子を書きたいな〜と思って書いていたら、予想以上に“強い”女の子になっちゃいました。特に亜弓に対して基本上から目線です。どうしちゃったんでしょう、この2人は←
設定としては、アイドルみたいに可愛い子をイメージしてますww この子の上目遣いは最強です(笑
あと?常にミニスカっていう設定が……! 本編で一切触れていませんが……っ。ただの書き忘れです← そのうち書きます(*^^)v
もしかしたら恵玲ってあんまり好かれるタイプじゃないのかもしれませんが、これからかっこよくなるんで!!(たぶん。。。)そんで、可愛くもなると思うんで……っ
気長に見守ってあげてください……m(__)m
キャラ絵は参照&↓から〜
>>540
でわでわ
- Re: Enjoy Club ( No.8 )
- 日時: 2010/08/17 21:52
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
どもどもv^A^v
早速見に来ましたダ☆^皿^
津波ちゃんとはこれから親友になっていくのですか?
恵玲ちゃんがケンカ強いってマジですか?
金髪の同年代の男の子とは・・・
まさか・・・!?
なんか今後の皆さんの関係が気になりますっ!
なんかじっくり読めるこの小説が読みやすいです@∀
これからもガンバッテーください^∀@v
- Re:Enjoy Club ( No.9 )
- 日時: 2010/12/23 14:24
- 名前: 友桃 (ID: dKbIszRw)
花見さん、わざわざ来てくださってありがとうございます^^!!
そしてコメまでくださって本当にうれしいですっww
これからどんどん登場人物増えるんで、その辺の関係をちゃんと書けたらいいなーと思ってます><
あ・ちなみに恵玲がケンカ強いのは、微妙に重要なトコかもですww
また花見さんの小説も見に行きますね(^^)/
金髪不良つながりで(笑)これからも仲良くしてくれると嬉しいです^^
でわでわ。。。
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(6) ( No.10 )
- 日時: 2019/07/01 15:48
- 名前: 友桃 (ID: y68rktPl)
HR終了後、私は早速津波を連れて恵玲の所へと向かった。恵玲の席は窓際の前から2列目という、ど真ん中の席の私からしたら何ともうらやましい席だった。
「恵玲」
近付いたところで声をかけると、彼女と一緒にその隣の席の子も驚いたように振り返った。真っ直ぐなセミロングの黒髪を耳の下で2つに結った、とても清楚で純粋なイメージの女の子だった。どうやら席が隣同士の2人で盛り上がっていたらしい。
恵玲はこちらを振り返ると、私にはまず向けられない、実に可愛らしい笑みを浮かべて、隣の子を手で示した。
「あ、亜弓! この子、美久っていうのぉ。今日一緒に帰ろって話してたとこなんだぁ。いいでしょ?」
……声音まで、急変している。私と2人で話すときの、いかにも気が強そうな、そして若干冷めたような声は一切消え失せ、女の子らしいと言えばらしい、柔らかいものになっている。そして、語尾が伸びているのは……気のせいではないだろう。
しかし私はそれぐらいでは驚かない。
この子は昔からそうなのだ。私以外の子がいる場面では、自分の“強い”性格をめったに出さないのである。しかも悔しいことに彼女の面立ちからして、どちらの表情・しゃべり方も不思議と外見にマッチしてしまうのだ。
というわけで、いちいち彼女の態度の変化に突っ込む気などさらさら無く、私は彼女の質問にもちろん笑顔で答えた。
「いいですよ。一緒に帰りましょ。……ところで、私も一緒に帰りたい人がいるんですけど――」
一緒に連れてきた津波を視線で示す。
恵玲も美久も、快く受け入れてくれた。
“沢田美久”――。それが、恵玲が紹介してくれた子の名前だった。
私達4人の中で格段に大人しく、どことなくふわふわした、例えて言えば子犬のようなイメージの女の子である。雪のような白い繊細な肌をしていることも、彼女の清楚や純粋といった第一印象のもとになっているだろう。
そして極めつけは、その声。
鈴の音のような耳に心地よい声で、
「あ、亜弓ちゃん…って、呼んでも…いい?」
なんて言うのである。
その声を聞くだけで、心が癒されるような気がした。隣に並んで歩く津波とお互い目をキラキラさせて、「可愛い……」と2人同時に呟く。
「アタシ、こういう、なんていうか天使みたいな子初めて見た……」
津波が放心したように言い、私と恵玲はそれはもう何度も大きくうなずいた。そんな私と恵玲に挟まれて、美久は激しく恐縮している。
しかし、これでは全く話が進まないので、私は白い肌を桃色に染めて恥ずかしがっている美久に言った。
「その呼び方でも全然OKですけど、一応今まで“あーちゃん”って呼ぶ子多かったんで、どっちか呼びやすい方にしてください!」
すると美久はどことなく嬉しそうに、「あーちゃん……」と確かめるように呟いていた。
ちょうどその時、恵玲が携帯を開いて何かを確認し、
「そろそろ行った方がいいかなぁ……」
と独り言を漏らしたのである。またか、と呆れ半分な気持ちで彼女を見ると、津波ら2人にも聞こえたらしい。不思議そうに恵玲へと視線を向けた。
「恵玲、何か用事あんの?」
津波の声にハッと携帯から顔を上げる恵玲。それから申し訳なさそうに眉を下げて、とても残念そうな声で、
「うん、そうなの。……ごめんね」
そう言った。そんな大きな目を伏せられて謝られてしまったら、こちらとしては引き止められない。
私達は、また明日たくさん話そうと約束し、恵玲だけが途中の道を違う方向に歩いて行った。
その後彼女と逆方向に歩いて行った私は全く気が付かなかった。
彼女が、普通の人間ではありえない速さで路地を駆け、
自分の身長の何倍もある家に飛び乗り、屋根伝いに進んでいき、
そして――
何の迷いもなく、ある組織の集会へと向かっていたのを―――――
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(7) ( No.11 )
- 日時: 2019/07/01 15:51
- 名前: 友桃 (ID: y68rktPl)
――――亜弓にさえ、言えない――……
風を切る音がビュンビュンと耳元で響いている。周りの景色は、正確に把握するのが難しいほどに目まぐるしく変わり、自らの体は反動をつけるために爪先を地につける以外、大半は宙に浮いている。
仮に自分の下に見える住宅街を誰かが歩いていたとしても、常人には早すぎて気付かれることはないはずだ。
屋根の上を滑空する少女――荒木恵玲は、何度目かの反動をつけながら、唇を固く結んだ。
――――大親友の亜弓でさえ、絶対に言えない
あたしが今、どこに向かっているのか
そこが、どんな所なのか
そしてあたしが、どんな能力を持っているのか――……
恵玲は、ある一軒家にたどりついたところで、ようやく足をとめた。茶色い屋根に、クリーム色の壁、門のところには綺麗な花々の咲いた花壇がある、上品な2階建ての建物だった。
ためらいなくインターホンを押し、返事を待たずに玄関のドアを開ける恵玲。どうやら来訪を告げるためだけに押したようだ。
中に入ると、恵玲は精一杯に可愛い声で正面奥のリビングに向かって叫んだ。
「ウィルくぅ〜ん!!」
すぐに、リビングのドアを開け、1人の少年が姿を見せた。
これがまたなんとも目を引く人物なのである。透き通るような銀髪に、アジアでは見られない独特の白い肌。そして女の子のように大きな瞳は、綺麗な蒼色をしていた。黒が基調の服を着ているため、肩下まで伸びた銀髪がよく映える。
外見からわかる通り、彼は純粋な日本人ではない。イギリス人と日本人のクォーター。初めて会ったとき、彼は自分のことをそう言っていた。つまり、4分の1だけ日本人の血が流れているということだ。
“ウィル”と呼ばれた彼は、にこりと可愛らしく微笑むと、彼に見とれてしまっている恵玲の元へと歩いて行った。
「おかえり。学校忙しいのにごめんね、呼び出して」
「ううんっ、全然大丈夫! ウィルくんに会えるもんっ」
恵玲の直球なセリフにも、ウィルはちょっと困ったような照れたような笑みを返すのみである。その彼は、男性にしては背が低く、身長が低い部類に入る恵玲ともそれほど差がないくらいだった。
ウィルはそこでさりげなく恵玲の荷物を代わりに持っている。
「あ、ありがとう」
「リビングに運んでおくね。あと、ぼくの部屋で“みぃちゃん”が待ってるから、行ってきたら?」
「本当!? みぃちゃんもぅ来てるんだ。行ってくる!」
ウィルの誘いに従って上の階に昇ろうとした恵玲は、階段に一歩足を踏みかけたところで、再びウィルを振り返った。ウィルが「何?」と目で問いかけてくる。
「今日は何か話があるの? 新しい任務?」
彼女の問いにウィルは首を横に振る。嬉しそうな、華やかな笑顔を浮かべて、
「“影晴様”から入学のお祝いの言葉をいただいたから、伝えようと思ったんだ。それと、お祝いパーティー」
恵玲の頬が一気に紅潮する。黒目をキラキラと光らせて、興奮した口調で言った。
「影晴様が!? あたしに!?」
「うん、あとみぃちゃんの中学入学に対してもね」
と、そこで恵玲はまたも何かを思い出したように、表情を変えた。
「白波くんは!? もしかして今日来る? あたし、この前の任務からずぅ〜っと会ってないんだけど……」
それに対しては、ウィルが苦笑いをもって答える。
「白波は神出鬼没なとこがあるからねー。集会にもほとんど来ないしさ。今日もどうかな〜」
「えぇ〜! せっかく会えるかもって思ったのにぃ」
あっという間にしゅんとして落ち込んでしまう恵玲である。そんな彼女を見たウィルは困ったように笑って、階段の方を目で示した。
「それより今は、みぃちゃん、待たせてるよ」
恵玲がハッとして顔をあげた。そしてすぐにむっとしたように、大きな瞳でウィルを睨む。
「もぅウィルくんてば、みぃちゃんみぃちゃんって……!!このロリコ〜ン!!」
「えっ、そんなんじゃ――」
叫びついでにパタパタと階段を駆け上がる恵玲。最初は困ったような表情を浮かべていたウィルも、いつの間にか優しい笑みを浮かべていた。
――――ここのことは、誰も知らない
あたしたちだけ……
人外の能力を持ったあたしたちだけの場所なの
「――闇組織E・C」
「――? どうしたの? 恵玲姉ちゃん」
心配そうに、セーラー服を着た女の子――みぃちゃんが声をかけてくる。
「ううん、ごめん。何でもないよ」
つい声に出して言ってしまった。
――――あたしたちの組織の通称
――――“闇組織”
――――知られてはいけない
あたしが組織の一員だってこと
赤の他人にも、学校の友達にも、そして……
友賀亜弓にも――――
- Re: Enjoy Club ( No.12 )
- 日時: 2010/08/18 21:56
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
またまた見に来ちゃいました!!
意外ですね〜。。。>д<
まさか恵玲ちゃんが・・・。
いつからだったでしょう・・・;;
これを亜弓が知ってしまったら・・・>皿<ムォー!
でも移動中に色々暗いこと考えてた恵玲が
ウィル君に会った瞬間に可愛くなっちゃうとか(笑)
「なぜだぁ!!」と思いました☆^^
影晴様・・・。
出てきましたねぇ・・・。
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』(8) ( No.13 )
- 日時: 2010/09/16 22:04
- 名前: 友桃 (ID: pQfTCYhF)
亜弓ら4人が共に帰路についている頃……
紫苑風也は、突然現れたやたらと視線の熱い少女を前に途方に暮れていた――
話を戻そう。
“紫苑風也”といえば、ここらではちょっとばかり有名な人物である。
“不良のたまり場・下橋のトップ”――
その噂は2年ほど前から驚異的なスピードで広まっている。唯一救いと言えるのが、彼の容姿について把握している人は、比較的少数だということだ。ちなみにその少数とは、同じ下橋に集まる不良グループのメンバーと、他地域の不良たち、そして彼と同じ小学校に通っていた人達である。つまり、それこそ今のように堂々と桜通りを歩いていても、金髪であることに対して敬遠されるだけで特別な視線は受けないわけだ。
では、なぜ彼の容姿が知れ渡らないのか……
おそらくそれは、男性に使うには不適切かもしれないが、紫苑風也という人物がかなりの美人だ、ということがある。
たいてい噂を流すのは、ライバルグループだ。そして噂の内容は、“悪い”ものが多いのである。これは、不良の間だけにとどまる話ではないだろう。
何にせよ、彼の容姿についてはそうそう文句をつける点がない。噂として流す悪い情報がないのである。
今彼は、両手をズボンのポケットに突っ込んで、固く唇を閉じ、どこか不機嫌そうな目つきで歩を進めていた。学校帰りなのか、とりあえず指定の制服を着てはいるが、ワイシャツは胸元まで大胆に開けられ、代わりにシルバーのネックレスが下げられている。学ランも上から羽織っているだけだ。髪型は、不良にしては地味なショートカット。歩くたびに首筋まで流れる金髪が揺れ、今にもサラサラと音が聞こえてきそうである。
と、不意に足音が近付いてくるのに気付いて、風也は警戒心を強めた。
「――紫苑風也くん、だよねっ!?」
声をかけてきたのは同じ風音高校の制服を着た女の子で、彼は内心息をついていた。
とりあえず立ち止まるだけで返事をしないでおくと、彼女はアイドルを見るような、興奮しきった熱い視線でこちらを見つめてきた。
「あたしっ、あたし、美沙っていうの! 町田美沙! 同じクラスなんだけど……覚えてないかなぁ?」
同じクラスと言われて初めて、風也はその女の子――町田美沙にちゃんとした視線を向けた。
前髪パッツンの、黒髪ストレートでセミロング。目はぱっちりと大きく、顔立ち全体も、スタイルも……悪くない。自分の気持ちに正直に生きていそうな、そんな印象を与える子である。……ある、が――
全く見覚えがなかった。
まだ2日目でクラスメートを把握していないのは、当然と言えば当然なのだが。
「……2日目で顔なんて覚えてねぇよ」
至極面倒くさそうに言うと、途端に町田が食いついてきた。
「声!!」
「――あ?」
「声もかっこいいね!! ねっ、風也くん、今でいいからあたしのこと覚えてっ」
両手を胸元で握り、それはそれは迫真の表情で風也に迫っていく町田。対して風也は、この恐れを知らない謎の女に、むらむらと疑念がわいてくるのを感じていた。
「なんでそんな――」
「好きだからっ! 大好きなのっ。一目惚れしちゃったのぉ!! だから、ね、仲良くしよぉ」
……正直風也は目の前の少女に唖然としていた。
――……何なんだ、この女は……
こんなにバカ一直線に告白してくる子は初めてである。しかも、この往来で、だ。
からかっているのだろうかと眉をひそめた風也だが、彼女の目は心底本気のように見える。その熱い視線が痛い。
――興味がなかった。
この子に限らず、学校の面々に。今日も行っただけ偉いと思う。……ずっと寝通しだったが。
「……悪ぃけど、他のヤツ探しな。もっといいのいんだろ」
ため息交じりにそう言って彼女に背を向けると、突然ガシッと右腕をつかまれた。おそらく、つい手を伸ばしてしまったのだろう。しかし瞬間、皮膚が粟立ち、同時に頭にカッと血が上るのがわかった。
「何で風也くん、あたし――」
「離せ!!」
――……触るな……っ!!
風也の冷たく鋭い視線が町田へと向けられ、同時に彼女の手は簡単に振り払われてしまった。呆然として彼を見つめる町田……。
そして風也は何も言わずにその場を去っていった。
取り残された町田を、遠く離れた所から見つめている人物がいた。
ピカピカの学ランは上までボタンが止められ、びしっと完璧に着こなされている。
しばらくの間、眼鏡越しに町田の後ろ姿を見つめた後、彼はきっちりとした足取りで駅の方へと歩いて行った。
- Re: Enjoy Club ( No.14 )
- 日時: 2010/08/18 23:05
- 名前: 友桃 (ID: 7hab4OUo)
花見さん!!また来てくれるなんて本当にうれしいです……っ!!
まぢ神ww←
ウィルくん大好きな恵玲は、相手によってころころキャラの変わる子なんで(笑
てか相手によって変わるとか、改めて考えるとひどい子ですね(笑←←
名前だけ出てきましたけど、E・Cのメンバーにもう1人男の子がいるんです^^
その子とはどうなるのかな〜っていうのも、この先書きたいですね><!!
影晴はまたしばらく出ないかな〜笑
じゃあ今から花見さんの小説読みにいきまーす♪
- Enjoy Club 第1話『謎の闇組織E・C』 ( No.15 )
- 日時: 2010/08/27 13:03
- 名前: 友桃 (ID: 7hab4OUo)
第1話 終了です(^^)/
読んでくださった方ありがとうございますww
第2話は風也がたくさん登場します♪
- Re: Enjoy Club ( No.16 )
- 日時: 2010/08/19 09:25
- 名前: かれーらいす ◆SDhkkrnOxE (ID: ze9J8nGv)
友桃さんよみましたよ〜〜〜
亜弓ちゃんかわいいっ!!
津波ちゃんも美久ちゃんもかわいいっ!!!
そして恵玲ちゃんの行動がきになるぅっっ!!!
風也君超超格好いい!!!!
美沙ちゃんちょいかわいそう・・・
そんな美沙ちゃん見てる謎のメガネマン・・・(笑)
めっちゃ次が気になりました!!
- Re: Enjoy Club ( No.17 )
- 日時: 2010/08/19 10:03
- 名前: 十六夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
どうも、かれーらいすさんの小説にいらっしゃったので勝手に見に行きました(←
話凄い面白いですね♪ 展開が素晴らしくて読んでて引き込まれました^^
キャラもそれぞれの個性が出てて読んでてとても面白かったです。
特に主人公より目立ちそうな恵玲ちゃんとかが個人的に良いな〜と←
上から目線だけど上目遣いが最強と言う設定が何か好きです。個人的に((
これからの展開が楽しみです。頑張って下さい^^
それでは。
- Re: Enjoy Club ( No.18 )
- 日時: 2010/08/19 10:41
- 名前: 貴也 ◆C.6c8DtTkQ (ID: eR9v1L6x)
どーも友桃さん!貴也です
来て下さったお礼に僕も見に来ました。
みんながどんな能力になるのか楽しみです!
頑張って更新していってくださいね♪
でわでわ(^○^)/
- Re: Enjoy Club ( No.19 )
- 日時: 2010/08/19 13:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
みなさん来てくださってありがとうございます!!!www
てか急に増えててびっくりしましたー笑
かれーらいすさん>自分のキャラをほめてもらうと自分のことみたいに嬉しいですねっ><ww ほんとにありがとうございます!!
謎のメガネマン(笑)は……頭の片隅にでも置いておいてあげてください!!たぶん存在感薄い子なんで、その子(笑←
十六夜さん>そんな…っ、全然ヘタですょ、私の小説なんか…!! でもうれしいですっ、ありがとうございます><!!
あと恵玲気に入ってもらえてうれしいです♪♪主人公消されちゃわないように頑張りますっ^^笑
貴也さん>コメありがとうございます〜!! 来ていただいてうれしいですっ(*^^)v
能力の方はそのうち明らかにしたいと思います♪
貴也さんも更新頑張ってください!!
みなさんの小説もすごくおもしろいですwww
お気に入れさせてもらってます☆
また遊びに行きますねー(^^♪
長文失礼しましたー
- 登場人物紹介-3- ( No.20 )
- 日時: 2019/06/14 18:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1179.png
3人目〜ゎ……
まだメインメンバーとまともに接触してない風也くんです(^^)/☆
【NO.3】紫苑 風也 Shion Kazaya
・年齢:16才(高1)
・誕生日:6月12日
・血液型:A型
・身長:172cm
・金髪(もとは黒)
男性陣の中では美系組(←)に入る子ですねww ウィルと1番争ってるかな〜ってかんじ。
でも結構色白で、華奢なタイプなので、彼自身はもっと体格のいい男らしい人に憧れてます>< 憧れの人 (?)らしき人もそのうち出てきます(^^♪
スポーツ万能な上に勉強も結構出来るんですが……、そもそも学校に通う率が低いので成績は死んでます(笑 あ、ちなみに得意科目英語です☆
性格にゎあまり触れられないんですがー…
とりあえず精神状態若干ぐちゃぐちゃしちゃってるこです。。。
最後に―
風也ゎお兄ちゃんです!妹がいます!しばらく後に出てくるんですがー…結構重要人物ですかね〜。どうなんだろ〜←
てな感じで、まだ明かせないとこばっかですねー>< すみませんm(__)m
1話は出番少なかったですけど、一応この先恵玲と同じ准主役の位置に来る子なんで!!(主役の座を奪おうとする子がまた……!!笑
彼の活躍(?)期待しててくださーい♪♪
☆キャラ絵は参照より^^
- Re: Enjoy Club ( No.21 )
- 日時: 2010/08/19 16:56
- 名前: 十六夜 ◆aUgcx1Sc9Q (ID: COldU63y)
またまた来ました〜(←)
私の小説にも感想ありがとうございます♪
と言うか私の小説の方が下手だと思いますよー(苦笑
主人公消されない事を切に祈ってます(笑
- Re: Enjoy Club ( No.22 )
- 日時: 2010/08/19 18:17
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
こんばんわww
コメありがとうございます〜><!!
てかもうどんどん来ちゃってください^^♪ まぢでうれしいんでっ(^^)v
あーちゃん(亜弓)ライバル多いですが(笑)、恵玲と風也に勝るくらいの存在感を……っ!!――ってそれゎムリでしょうが。。。←
とりあえずがんばってみます!!←
- Re: Enjoy Club ( No.23 )
- 日時: 2010/08/19 20:25
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
毎度ありがとうございます!!^∀^/
一体眼鏡君は何を見ていたんでしょうね〜・・・。
そして風也君!!
モテる男は辛いよ〜♪
美沙ちゃん・・・
諦めたんでしょうか・・・・・。
金髪に一目惚れしちゃったのかな〜??
なんか悪い男に捕まりそうです・・・!!@A@;ムォー!
と
親心を見せた私でした〜^^
- Re: Enjoy Club ( No.24 )
- 日時: 2010/08/19 22:31
- 名前: 勿忘草 (ID: TtH9.zpr)
やっほほーです←
勿忘草の小説に来ていただいて、ありがとうです^^
すごく、凝っているお話ですねvv
たくさん考えて作られたって感じがして、勿忘草はとてもスキです!!
ファンタジー要素ありのラブコメっていうのもスキです^^
まだ全話読み切れていないので、これから読んでいこうと思いますb
それではノシ
また来ますw
- Enjoy Club 第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』(1) ( No.25 )
- 日時: 2010/08/25 15:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
「あーちゃ〜ん! 早くしないと、しょっぱなの授業から遅刻するよ!」
津波が教室の入り口からよく通る声で叫んでいる。私はその声にせかされて、余計に慌てふためいてしまった。ようやくバッグから取り出した化学の教科書と真っ白なノート、そして中学3年生の時から使っている筆箱を抱えた瞬間、なぜか机の角にぶつかり派手に荷物をぶちまけてしまった。
「あーっ!」
津波は爆笑である。その隣で美久が、拾いに行くべきかどうかわたわたしているのが視界に入ったが、「大丈夫ですよ」と苦笑混じりに目で伝える。
恵玲はというと、「あ〜あ」と残念そうな声をあげて、少し心配そうな顔をしているのが見えたが、本心では「バーカ」と冷めた視線を送っているのが見え見えだった。
――……恵玲め、あの二重人格が……!
と、内心彼女にベーっと舌を突き出しながら、教科書を拾おうとしゃがみかけた時、
「はい」
それより前に教科書とノートが顔の前に突き出された。一瞬ぽかんとしてしまってから、すぐに状況を把握して顔を上げる。
赤い縁のオシャレな眼鏡に、シュシュでポニーテールを飾った女の子がそこに立っていた。
「あ、ありがとです!」
「いいえー。じゃあ行くね。遅刻するから」
去りついでに、ノートの上にポンッと筆箱を置かれ、私はなんとなくぽ〜っとしてその場に固まっていた。
が、すぐに「早く行こうよぉ!」という内心怒りに満ち溢れた恵玲の声に、弾かれたように教室を飛び出したのだ。
今日は授業が始まって2日目。まだ教室の位置を全然把握できていないため、私達4人は前方を歩くクラスメートらしき人たちの背中を追って、化学実験室へと向かっていた。果たして先頭を歩く人は場所が分かっているのだろうか。……責任は重大である。
さっきから私たちの間では、部活の話で持ちきりだ。
津波はさも当然のように自分は水泳部に入るんだ!と主張し、残り3人が感心して彼女を見ている、という状況だった。
「スポーツできる人かっこいいですねー。私クロール、手伸び5メートルで終わりますもん」
「マジ!? じゃあプールの授業のとき、アタシが教えるよ」
「ほんとですか!? お願いしますっ」
これは本当に助かる。今までは義務教育だったから良いが、これからはそうもいかないので、進級できなくなるのでは、と不安だったのだ。……まぁ、私の場合、体育の前に普通の勉強が危ないのだが。
できれば誰か勉強も教えてくれないかなぁ、と厚かましいことを考えている私の横で、美久も教えてほしいと願い出ている。ちょっと恥ずかしそうに頼んでいるところが、本当に可愛い。ちなみに彼女は今、クラスで天使のようだと囁かれているところなのだ。
そして、その流れだともちろん恵玲に話が振られるわけだが……
「ありがとぉ。でもあたしは大丈夫。泳げるから!」
私は思わず大きくうなずいてしまった。
それを見た津波が、目を光らせ食いついてくる。
「泳げるんだ! 確かに恵玲、運動神経良さそうだもんなっ。 てか、2人って中学一緒だったんだっけ?」
「小さい時からずぅ〜っと一緒だよぉ。ね、亜弓?」
恵玲が満面の笑みで笑いかけてくる。それはそれは、いろんな意味で夢に出てきそうな可愛らしい笑顔だった。
「はいっ。小学校入る前からですねー。恵玲って小さい頃から運動神経すっごい良かったんですよーっ」
私の言葉に津波と美久が、興味津々と言った風に「へぇー!」と声を上げた時だった。
す……と、私の右横を誰かが通り過ぎたのだ。
もちろんここは廊下なので、今までもたくさんの人とすれ違ってはいたのだが。
今の人は、それまでとは全く違う感覚だった。
まるで何かに引っ張られるように、流れるような動作で後ろを振り返る。そして驚いたことに、あちらもチラッとこちらを振り返ったのだ。
「あ……」
思わず声が漏れ、自然と足が止まった。
金髪の男の子が、そこにいた。
一瞬、その鋭い瞳と目が合う。私は放心したように、その瞳を一心に見つめていたが……
ふっと目をそらされた。
そして彼は、何事もなかったかのように歩いて行ってしまったのである。
私は無意識に胸元に手を当て、自分を落ち着かせようと息を吐き――
「今、完っ全にバレました……!」
尚も現実へと戻りきれていない状態で、そう言い放った。
津波と美久が怪訝そうな顔をして、私の顔を覗き込む。
「あーちゃん……どうしたの? ……大丈夫?」
美久が心底心配したように声をかけてくれたが、私はカクッとロボットのような動作で頷くことしかできなかった。
恵玲がすぐ隣に立って、ごくごく小さな声で囁く。
「あの人のこと? この前言ってた……」
「はい」
「……やめときな」
…………
――……はいっ!?
私はものすごい勢いで恵玲へと顔を向け、無言の激しい非難オーラを送る。
しかしそんなのものともしない彼女は、次の瞬間とんでもないことを口にした。
「さっきの金髪、紫苑風也だよ。……3組の子に聞いた」
瞬間、私は息をのむ。
――……あぁ、私はほんっとに何て人を好きになってしまったんでしょう……!
――……よりによって、あの不良!
――……でも――
彼の瞳がどこか寂しそうに見えたのは、
私だけでしょうか……?
- Re: Enjoy Club ( No.26 )
- 日時: 2010/08/19 23:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
勿忘草さん!!
来てくださってありがとうございますっm(__)m
うれしいですwwww
凝ってるだなんて、そんな……!! 全然ですよ><!
なんか無駄に長い駄文なんで(笑
でも、ありがとうございますww そういう言葉いただけると、すごく励みになりますー^^
また勿忘草さんのほうにも遊びに行きますねっ♪
- Re: Enjoy Club ( No.27 )
- 日時: 2010/08/20 00:23
- 名前: かれーらいす ◆SDhkkrnOxE (ID: ze9J8nGv)
またまたきちゃいました〜
亜弓ちゃんいきなり
「・・・・・・やめときな」
ですか〜かわいそう〜;;
うちの学校にも
金髪の人いるんですよ〜
たしかにちょい(いやかなり
こわいひとたちなんです;;
- Re: Enjoy Club ( No.28 )
- 日時: 2010/08/20 06:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>こちらこそいつも来ていただいてありがとうございますっww てか返事遅くなってすみません><!!←←
町田を心配してくれるなんて……!! 私の友達にも町田LOVEって言ってくれてる子がいるんですよー^^笑 脇役中の脇役のはずだったんだけどなぁ…笑
かれーらいすさん>また来ていただいてうれしいです!!ww
あーちゃんかわいそうですね〜>< 書いてて時々かわいそうになります。。。←
金髪の人がいるんですか(゜Д゜)!! …それはまぢでビビりますね;; うちの学校には赤と青の髪の人がいますよ^^笑(まぢです
- Re: Enjoy Club ( No.29 )
- 日時: 2010/08/20 09:37
- 名前: 咲 ◆HrLD.UhKwA (ID: 9Mczrpye)
こんにちは!友桃様!
小説読みました!それもすごい勢いで;
すっごくおもしろかったです^^
背景描写・心理描写などが詳しく描かれており、その場の情景などがよく分かりました♪
私も、背景描写をしようか心理描写をしようか迷ったのですが、背景描写は読みにくくなりそうなので、あえて心理描写にしたんです^^;
控えめの背景描写でもできるのにやらない私って……駄目ですよね;
更新頑張ってくださいね^^応援しております!
- Enjoy Club第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』(2) ( No.30 )
- 日時: 2010/10/26 18:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
翌日。
太陽がわずかに地上に顔を出した、朝方。
荒木恵玲は、すでに人が寄り付かなくなりほぼ廃墟と化した建物の屋上の縁に腰かけ、フリルのミニスカートから伸びる細い足をブラブラと揺らしていた。
ついさっきまで真っ暗だった空が、ちょっと太陽が照らしただけで、黄色に近い白い光に包まれている。この時間帯は人通りがほとんどなく、ちょっとした無音の世界だ。とても神秘的な、まっさらな静寂を、彼女は心底楽しんでいた。
しかし彼女は1人でそこに座っているわけではない。
ウィル=ロイファー。同じ組織のメンバーである彼が、恵玲の隣にフェンスにもたれかかって立ち、同じ光景を見つめていた。ウィルが朝日を眺め小さく息をつくと、さびたフェンスがギシ…と音を立てる。
それから1分程して……
背後でザッとコンクリートを踏む音がし、2人は同時に振り返った。
「――来たね」
「白波くん……っ、久しぶり〜!」
二人が振り返った先には、随分と長身の青年が佇んでいた。
黒髪を高い位置で1つに結い、その長身にロングコートを羽織っている。ほぼ無表情に前方を見据えているためか、やけに大人びて見えた。それにしても、本当に何に対しても関心の無さそうな瞳である。
“白波”と呼ばれた彼は、なぜか脇に抱えているスケボーをガシャッと屋上のコンクリートに投げ捨てるように置き、ようやく口を開いた。
「時間だ。行くぞ」
立派に声変わりした、低い、声だった。
ウィルは頼もしく頷き、その横で恵玲も好戦的な、ギラギラとした瞳に切り替わっている。今にも舌なめずりまでしそうな勢いだ。
「行こう」
ウィルが合図をし、そして同時に――……
彼の姿が、一瞬にしてその場から消えた。
それを見た恵玲が、
「テレポートはラクでいいなぁ」
なんて楽しそういに言い、反動をつけるように足をたわめ、そして口元に不敵な笑みが刻まれ――
――飛んだ。
恐ろしいほどのジャンプ力で3つ先の建物に乗り移り、再び反動をつけて、その先の建物へ……。そうしてウィルがいる場所へとものすごいスピードで向かっていった。
そして、それを後ろから白波が追いかけていく。
彼の両足には、さっき持っていたスケボーが。その板の裏側には空気の渦ができ、彼ごとスケボーを浮かせ、切るような速さで滑空していた。
そうしてたどり着いた先は、目を見張るほどの大きな屋敷。その屋敷から見えない位置に、3人が足を下ろす。
「任務内容……わかってるよね?」
ウィルが声を抑えて言った。その視線は、屋敷の最上階の方へと向いている。
「でも任務って言っても、今日は下見でしょぉ?」
「そうだけど、盗れそうなら盗って来てって、影晴様が――」
「――誰だ!!」
「――!?」
突然、男の声と共に警備のライトが辺りに散った。
「まずい!!」
そのライトが恵玲ら3人に当てられる寸前。
ウィルが地面に右手のひらを押しつけ、
「テレポート!」
そう叫んだ。そして同時に3人の足元が白く輝き――
ライトが当てられた時には、彼らの姿は霧のように消えてなくなっていたのである……
気が付くと3人は、いつもの組織の集会場所――ウィルと白波の家の前に座り込んでいた。幸いここは人がほぼ全く来ないところに建てられているため、目撃されることはない。
ふぅっと息をついた恵玲は、隣でウィルが荒い呼吸を繰り返していることに気付いて、慌てて背中をさすった。
「ウィルく大丈夫!? ごめんね、こんな遠い距離! しかも3人……っ」
「大丈夫。……急だったから、ついここ思い浮かべちゃった……」
白波も何か言いたそうな顔でウィルを見つめていたが、結局何も言わないまま、ウィルが話を変えた。
「……すごい、警備だったね」
まさかあの位置で、あんなに早く見つかってしまうとは。
ウィルは困ったなぁという風に眉を下げていたが、恵玲は未だに不敵な笑みを崩さない。
「やりがいありそうじゃん」
心底楽しそうにそう言った。
それを見たウィルは苦笑に近いものを浮かべ、恵玲と白波を交互に見る。
「ま、恵玲の“アクション”と、白波の“風”の能力があれば、今回もどうにかなるよ。任務遂行日まで、色々考えなくちゃねー」
すっかり息を整えたウィルが、にっこりと微笑む。
恵玲もつられて満面の笑みを浮かべ、力強く、頷いた。
- Re: Enjoy Club ( No.31 )
- 日時: 2010/08/20 10:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
咲さん、コメありがとうございます……!!
しかもそんな素敵なお言葉……っwww うれしいです^^!!
私はそんな描写できてませんよっ><(汗
でも確かに心理描写の方が読みやすいですよね〜ww 描いてて楽しいですしww
咲さんの小説も大っ好きです(*^^)v
特に白崎先せ…←←
また遊びに行きますね♪♪
- Re: Enjoy Club ( No.32 )
- 日時: 2010/08/20 15:35
- 名前: 勿忘草 (ID: TtH9.zpr)
こんにちはです!!
やっとこさ、>>11まで読ませていただきました^^
面白かったですー!!
敬語キャラ、めちゃめちゃ可愛いですね^^
亜弓ちゃん大好きです←
それにしても、ウィルくんに会った途端可愛くなる、恵玲ちゃんww
気持ち、解る気がしますww
続きもぼちぼち読んでいこうと思いますvv
頑張って下さい^^
- 登場人物紹介-4- ( No.33 )
- 日時: 2019/06/29 21:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1193.jpg
4人目〜ゎウィーくんですww
【NO.4】ウィル・ロイファー
・年齢:16才(高2)
・誕生日:1月30日
・血液型:O型
・身長:155cm
・銀髪・蒼瞳(生まれつき)
イギリス人のクウォーター☆ E・C唯一の外国人ですww
温和でしっかり者な子。ほぼ誰とでもなじめるタイプかなー^^
あと、本編で出てきてますが、恵玲と同じ組織の能力者です。テレポートができちゃいますww 便利ですねー♪←
すごく仲間思いな子で、組織のメンバーを家族のように思っているし、影晴のことも心から尊敬しています。とにかくE・C一筋ww
ちなみに高2と書きましたが高校には通ってません>< 学年書いた方がわかりやすいかなー…と。
好きなものはあんみつwww あと紅茶には若干うるさいです。
恵玲にロリコン疑惑をかけられていましたが……さぁ、どうなんでしょう(笑 一応本人は否定してます^^
こんなとこですかねー。
次は白波かな〜
☆キャラ絵は参照から〜
- Re: Enjoy Club ( No.34 )
- 日時: 2010/08/20 20:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
勿忘草さん、読みに来てくださってありがとうございます!!
なんかコメ読んでほっとしましたww
主人公気に入ってくれる方がいてよかった……!!
あと、意外と恵玲が批判されないのにびっくりです(笑
続き読んでいただけるとすごくうれしいですっ><!!
更新がんばります(^^♪
みなさま>明日から24日までここ来れません><
なんでコメもすぐ返せません;(それ以前に来てくれる方がいるかどうか……)
あと、もしどなたが時間がある方がいたら、あげておいてもらえると助かります……!! …ってこれはムリなお願いですけど(汗
そういうことで(?)、よろしくお願いします!
- Re: Enjoy Club ( No.35 )
- 日時: 2010/08/20 20:12
- 名前: gojamp (ID: M2SneLVI)
どうも!
コメントもらったgojampです。
展開がおもしろいですね(^O^)
自分以上に面白い作品じゃないですか〜(>w<)
更新がんばってください!
- Re: Enjoy Club ( No.36 )
- 日時: 2010/08/20 21:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
gojampさん、コメありがとうございますwwww
いえいえ、そんな……!! もっと面白い小説書けたらな〜っていっつも思ってます(汗
みなさんの小説見習わないと……!!
更新頑張ります♪
gojampさんも頑張ってください(^^)/
- Re: Enjoy Club ( No.37 )
- 日時: 2010/08/21 22:01
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
昨日来れなくてごめんなさい;A;
なんか昨日来なかっただけで
かなり内容が進んじゃってる〜・・・!!!
白波君ですか〜・・・。
ウィル君に続き、ものすごくカッコいい人物ですね^^
ロングコートの男の人のキャラは
カッコいい人が多いのですぅーvv>∀<vv
私的に『能力』がすごく気になりますね〜・・・。
24日まで待ちますから
また書いてください〜^^v
すごく楽しみです!!
- Re: Enjoy Club ( No.38 )
- 日時: 2010/08/22 23:12
- 名前: 詩音 (ID: ezxnwr3m)
友桃ちゃん、遊びに来たよーっ^^
ざっと読んでみて高1の楽しかった日々を思い出しました……って高1表記は禁則事項だったかしら?←
ついにmission開始ですねっ♪
意外と忘れてる部分が多かったみたいで……続きが書かれることをわくわくしながら正座して待ってまs(何
……と、私は誰でしょう?←
ネットではあだ名かこの名前(ほんとは名字あり)か某ゲームのキャラ名を場所によって使い分けているので…。ここではこの名前で通します(笑)
E・C連載、引き続きふぁいとですー(οωο´)
- Re: Enjoy Club ( No.39 )
- 日時: 2010/08/24 22:43
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
お久しぶりですww←
コメありがとうございます!!
花見さん>確かに内容進んだとこですねー^^ E・C出てきたしww てか登場人物どんどん増えて、読む方大変かなーって最近気づきました↓↓
私の友達に聞く限り白波は結構人気ですww 無愛想なのに(笑
また続き書きますね(^^)v 応援してくださってありがとうございます!!
詩音さん>こんなに早く来てくれるとはっ!! 嬉しいですwww
てか、ちょ…っ、年齢…!!笑 …ってまぁ大丈夫ですが^^
そりゃあ忘れますよねー笑 でも内容前と変わる部分多くなる(?)と思うので忘れてても全然へーきですょo(^^)o
連載がんばりますーww
- Enjoy Club第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』(3) ( No.40 )
- 日時: 2019/07/01 15:57
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
風音高等学校は、他の学校と比べると珍しいことに屋上の扉が年中開放状態である。もちろんその分フェンスは高く丈夫に作られているが、それにしてもあまり例をみないことだ。
当然以前は昼休みに生徒が集まり、いくつかのグループで昼食を食べる、という光景が見られていたが……それも去年からぷっつりと見られなくなってしまった。
その理由は、ただ1つのことに限る……
「あーちゃん、一緒に食べないの?」
津波の声に、私はバッグを肩にかけて振り返る。
「はい、今日は他のクラスの子と食べてきますね。ごめんです」
私が顔の前で両手の平を合わせると、彼女らはありがたいことにあっさり了承してくれた。
今は12時半。ちょうど昼休みの始まる時間だ。
入学式から1週間が過ぎ、クラス内のグループもだいぶ固定されてきた。私は恵玲と津波、美久、そして数日前教科書を拾ってくれたポニーテールの女の子、幸崎静音の4人と一緒に行動している。そしていつもならこの4人と共にお弁当を広げ、昼休みを過ごすわけだが……
今日は諸事情で別行動をとることとなった。
それは他のクラスの子と食べる……からではない。皆には本当に申し訳ないが、それはあくまで口実だ。
私は今からある噂を頼りに、屋上へと向かうところなのだ。
「――つきました」
重々しい金属の扉に片手を当て、ふぅと息をつく。手からひんやりとした冷気が伝わってくる。さっきまで耳に響いていた昼休み独特の喧騒も、この空間では一切存在を消している。不気味な、静寂だった。
私は目を閉じて深呼吸をし、扉を開けようと手をかけ――
力を入れる前に、手を離した。
激しく鼓動を繰り返す胸に手を当て、震えるようなため息をつく。
――……さっきまで全然平気でしたのに……
それから数十秒。
私は睨むように扉を見つめ、今度こそ重い扉を、開いた。
緊張でわずかにうるんだ瞳に、予想通り、紫苑風也の姿が飛び込んできた――
- Re: Enjoy Club ( No.41 )
- 日時: 2010/08/25 18:52
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
うわうわうわうわwwww^皿^
キター!!なんかキター!!!!!
会っちゃうんですか?
なんか色々ワクワクが止まりません・・・!!
これからどうなるんでしょう・・・・。
クハー!!!>∀<
早く読みたいぃ〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.42 )
- 日時: 2010/08/25 19:00
- 名前: セピア (ID: 2v9NroYJ)
- 参照: 最近になって宿題が終わってないコトに焦り始めましたw
友桃さん>>
はじめましてーッbセピアと言う者でっするン*←ハ
小説面白いッ…!!!めっちゃ文才だ!!*
あ、良ければ私の、
【お菓子な少女は名探偵!?】と【好きと言ってもいいですか?-終わりのある恋ならば-】
読んでみてください♪**
小5のガキ女の書く小説なんであんまり期待しない方がいいです*((笑
- Re: Enjoy Club ( No.43 )
- 日時: 2010/08/25 19:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>とうとう会っちゃいますよーwww←
ちょっと自分でもワクワクしちゃってます(笑 やっぱこういうシーン書くのは楽しいんで^^
早く読みたいなんて言っていただけて本当にうれしいです……!! 続きすぐに更新しますね♪
セピアさん>はじめまして、セピアさん!!
来てくださって本当にうれしいですww ありがとうございますっ^^
文才なんて、全然そんな……っ!!
ここに来てくださってる皆さんの小説の方がほんとに上手でオススメですよwww でもそういう風に言ってもらえると、なんかすごく励みになるんですよねっ><!! ありがとうございますo(^^)o
セピアさんも小説書いてるんですね!! 題名からして面白そうじゃないですか〜wwww←
ぜひ行かせていただきますっ(*^^)v
- Re: Enjoy Club ( No.44 )
- 日時: 2010/08/25 19:32
- 名前: セピア (ID: 2v9NroYJ)
- 参照: 最近になって宿題が終わってないコトに焦り始めましたw
友桃さん>>
いえいえーッノノ*
ハハハッ☆、私は銀河1小説ヘタなんでb←W
文才ですよーッ**
私が励ましになりましたかッ…!!*、こちらこそありがとうございます!!^^
いやいやッノノ、肝心の中身がスッカラカンなんですよ、はい((笑
ありがとうございます♪*
- Enjoy Club第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』(4) ( No.46 )
- 日時: 2010/09/01 06:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
扉を開けた瞬間、紫苑風也は誰が入ってきたかを見抜くように鋭い視線をこちらにぶつけてきた。その目つきと言ったら予想以上のもので、背筋がぞくりとするほどに冷え切っていた。瞬間思わず引き返そうと思った程である。
それでは何日も悩んで来た意味がないとどうにかその場に踏みとどまっていると、驚いたことに彼の瞳からふっと冷たく鋭いものが消えたように思えた。……まるで、警戒心を和らげたかのように。
私はそれを見て、やはり前に彼の瞳に感じたものがそうそう間違いではないことを確信したのだ。
―…この人は、何を怖がっているんでしょう…
ケンカなら、誰にも負けないでしょうに…
先程までの怯えは消え、私はそれでも張り詰めた緊張感を味わいながら、ゆっくりと屋上に足を踏み出す。なぜか彼の聖域を侵すような、そんな気分だった。
「誰だ、てめぇ」
彼がいぶかしげに眉を寄せている。彼が背中を預けて立っているフェンスがキシ…と鈍い音をたてる。
当然の疑問ではあるので、私はとりあえず安心させようと微笑んで言った。
「私、4組の友賀亜弓っていいます。あの、ごはん食べたいんですけどここ使ってもいいですか? 私1人なんで」
さらに怪しむような目でこちらを睨んでくる。ズボンのポケットに両手を突っ込んだまま、動く気配も目をそらす気配もない。
乾いた軽い風が一筋流れ込んできて、彼の首筋までの髪をふわりと持ち上げる。
「――失せろ」
彼は唐突にそう言った。返事がなければ乗りこんでやろうと意気込んでいた私は、拍子抜けして思わず予定外の言葉を発してしまった。
「―えっ!? ちょっとくらいいいじゃないですか! …端っこの方でいいですから、貸してください。 邪魔はしませんから」
この、不良に対するものにしては図々しい言葉に驚いた様子の彼の顔を見て、私も同じく目を見開いてしまった。
―…この人、こんな幼い顔するんですねー!
彼の普段の顔はどこか大人びた雰囲気がある。少なくとも自分と同い年とは思えない面立ちなのだ。しかし今の一瞬、いつも機嫌悪そうに睨むように前を見据える彼の瞳が予想外の事柄に揺れた瞬間、私の中で彼の年齢が幾分か下がったような気がしていた。
今度こそ返事がなかったので、私はよしっと心の中で気合いを入れコンクリート床に足を踏み出す。それから宣言通り彼からやや離れた入り口近くの角の所に腰を下ろした。そのままフェンスにもたれかかるとさっきのようにギシッとフェンスが音を立てた。
ちらっと左に視線をやると彼は変わらない体勢でまっさらな雲ひとつない青空を見つめ、そしておもむろに右手を口元にやり――
私は思わずぽかん、と彼の顔を見つめてしまった。
―…え、…タバコ!?
確かに似合う、…似合うのだが…
「…未成年、ですよね…?」
あろうことか、有名な不良にそんなことを聞いてしまった。彼のことだから、わかってやっていることなど目に見えているというのに。
案の定彼は小さな口からふうぅっと煙を吐き出し、こちらの問いに答える気配を見せない。
私はしばらくそちらを見ていたが、仕方なく視線を戻し、伸ばした膝に買っておいたパンを2つ乗せた。クリームパンとチョコチップメロンパン。まずメロンパンを手に取りビリビリと袋を破いて中身を取り出す。それから待ちに待ったお昼ごはんだ!と言わんばかりの喜色満面の表情で口を開いて――
ぶわぁっと風が吹き、空の袋がふわりと宙に浮いた。
「あ〜!」
と気の抜けた声をあげ手を伸ばすが空振り、袋はそのままフェンスを越え風に乗って飛んで行ってしまった。
「あ〜ぁ」
立ち上がってフェンスに手をかけ、袋の飛んで行った方を見つめる。
しかし幸い中身は無事なので、大人しく食事を再開しようと再び座りかけ、
彼が袋が消えた方向の空を見つめていることに気が付いた。ハッとして腰を下ろすのをやめ、同じように空に向き直る。
「…いっちゃいましたねー」
何気なくそう呟くと、彼が我に返ったようにこちらを振り返った。それから少しバツの悪そうな顔をする。
私は話題を探そうと頭を必死に回転させ、そこではたと気が付いた。
「ごはん、食べないんですか?」
さっきからタバコしか口に入っていないような気がするが。
すると彼はす…と視線を前に戻し、ようやく口を開いた。
「…食欲ねぇから、いい」
やっと声が聞けたと気持ちが高ぶる一方、彼の顔を見ていると徐々に不安が沸き起こってくる。
「もしかして具合悪いんですか? さっきから顔色が――」
「なんともねぇから黙ってろ」
こちらの心配をバッサリと切られて、自然と眉が下がってしまう。彼の白すぎる肌を見ていると、なおさらだ。
しかしこちらの台詞には聞く耳を持たないので、とりあえずその話題から離れることにした。
――私が話さなければ、もちろんあちらも話さない。
しばらくの沈黙の中で私はクリームパンにかぶりつき、それからふと思いついたことを唐突に口にした。
「――同い年でタバコ吸ってる人、初めて見ました」
どうせ無視されるだろう、と飲み物に手を伸ばしたところで、
彼が驚きの発言をした。
「……同い年じゃねぇし」
「……。――えぇ!?」
思わず声を上げると、彼はフェンスを滑るようにその場に座り、心底どうでも良さそうな声で、
「オレ、1年留年してっから」
そう言った。
声も出ない。突然の新情報に何かが停止してしまったように。
私が反応しないのを不思議に思ったのか、彼はゆっくりとこちらに目を向けてくる。そして驚いたことに口元に苦笑のようなものを浮かべた。
「なんだ。このことは噂で聞いてないんだな」
どうにか平静を保っている私は、違和感の無いようにちょっと目を避けて頷いた。
「初耳です…っ。じゃああの、紫苑くんが同じ学年にいるらしいっていう噂、一緒に入学してくるってわけじゃなかったんですね」
「あぁ」
不思議な、感覚だった。
自分が、このどっちかっていうと地味な大人しめな自分が、あの有名な不良と言葉を交わししかも会話が成り立っているのである。それに最初に警戒心を露わにされた以外、攻撃的な部分は全くと言っていい程見せていない。…タバコはまた別問題だが。
その後は、会話らしい会話はなかった。
私はひたすらパンにかじりついていたし、彼は彼で黙って空を見つめていた。…タバコを吸う手は止まっていた。
沈黙ではあったが、それほど辛いものでもない。辛いどころか、何も話していないというのに体はどんどん上気し、頬もかあぁっと熱を帯びていく有り様である。
きっと鏡に映る今の自分は、さぞかし熟れたリンゴのように真っ赤な顔をし、そして
心底幸せそうな顔をしていることだろう……
- Re: Enjoy Club ( No.47 )
- 日時: 2010/08/25 21:57
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
セピアさん>小説見に行きましたよっ!!ww
すごく私好みの小説でしたー^^
更新頑張ってくださいねっwww
はい、本当に皆さんのコメントってすごく励みになるんです><!!
なんでこれからも仲良くしていただけるとうれしいですo(^^)o
- 登場人物 ーあだ名ー ( No.48 )
- 日時: 2010/08/28 08:50
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
今ふと思いだしたんですが――
私と、私の友達の間で自然と呼ばれ始めたE・Cのキャラのあだ名があります^^
もしかしたら私がつい使っちゃうかもしれない(てか使いたい)のと、もし良ければみなさんにもあだ名でよんでもらいたいな〜と……←
それはムリですかねー(汗;
てことで、どーでもいいかもしれませんが、あだ名を紹介します♪(書いてない人はそのまま名前呼び捨てです)
・友賀亜弓⇒あーちゃん
・荒木恵玲⇒えれさま(いつのまにか様付け……笑)
・ウィル=ロイファー⇒ウィーくん、ウィーちゃん
・有希白波⇒しらはちゃん(なぜかちゃん付け……笑 友達が命名しました)←私はたぶん普通に呼び捨てで呼びます
・棚妙水希⇒みぃちゃん(本編でも呼ばれてますねーww)
・月上有衣⇒有衣ねーさん(この人は何となく呼び捨てにできません……っ)
・三和伸次⇒しーちゃん(最近私だけで呼んでるあだ名ww)
・町田美沙⇒町田(みなさんゎ可愛く美沙ちゃんと呼んでくれていましたが。。。私は時々この子の名前忘れちゃうくらいに“町田”で定着してます(笑)
・小松幸道⇒小松(↑に同じく)
今のところこれくらいです(^^)/
あだ名で呼んでくれるとうれしいなぁ〜www
でわ?
- Enjoy Club第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』(5) ( No.49 )
- 日時: 2010/10/23 07:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
時計の針が8時を指すと、私はお弁当と携帯電話、財布が入っていることを確認し、バッグを肩に下げて家を飛び出す。
こんなに遅い時間。もちろん父親はとっくに家を出ているし、生意気な中学生の弟も部活の朝練があると言って1時間も前に出掛けて行った。唯一家にいる母親だけが、エプロンをつけたまま「行ってらっしゃい」と手を振ってくれる。
「行ってきます!」
私はアパートの廊下を駆け、丁度来ていたエレベーターに乗り込んだ。
私と恵玲は、小学生の頃からずっと一緒に学校に通っている。
なんだかんだ言って恵玲はいつも私の味方でいてくれたし、私もそのつもりだ。ただ、彼女に関しては謎な部分が多すぎて、時々すごく不安に駆られたりもする。
いつだったか、彼女が珍しくひどく落ち込んだ様子を見せた時も、結局詳細は話してくれなかった。……涙を見せはしたが。
――……こんなに恵玲のこと知らないで、本当に親友って言えるんですかねー…
正直切実な悩みである。
アパートを出て正面の公園の方に歩いて行くと、丁度右手から恵玲が歩いてきた。足を止めて、彼女を待つ。
「おはよーです!」
「おはよ」
面倒くさそうな声音で返事をした恵玲は、ふと空を見上げ眩しそうに目を細めた。
「今日も晴れますねー」
気持ちの良い空気を思いっきり吸う。さわやかな、心地の良い朝だ。
深呼吸している間に、恵玲はさっさと先に進んでしまっている。慌てて小走りに追いつくと、彼女はちらっと目だけ向けて、
「昨日の、どうだったの」
さして興味もなさそうにそう言った。
一瞬驚きはしたが、恵玲はヘンに勘のいい子だ。……私と違って。
「やっぱバレましたねー」
別に困ることでも悔しがることでもないので笑ってそう言うと、恵玲は「で?」と前を向いたまま促してくる。私は昨日のことをざっと頭の中で振り返ってみて、ちょっとため息交じりに話し始めた。
「会ってきましたけど、実際そんなにしゃべってない気がしますねー。ただ、びっくりな発見が2つありました!」
恵玲がこちらに顔を向ける。
「何?」
「タバコ吸ってました!」
「……ありえる話じゃん」
なんだそんなことか、と言いたげな様子である。
しかし、私としてはもう1つの方が本題である。あの噂でも言われていない情報なのだ。
ちょうど2つ目の角を左に曲がって校舎が見えたところで、私は再び口を開いた。
「もう1つはですねっ」
「……」
「紫苑くん、1コ上なのです。留年生なのですよ」
さすがにそこは小声になった。
しかし恵玲は、先程と比べれば十分に興味のありそうな黒瞳をこちらに向けてきた。
「そっちは初耳」
「ですよねっ」
「……だから先生たち、案外落ち着いてるんだ」
恵玲の何気ない呟きに、私はなるほど、と思って大きく頷いた。
確かに、明らかに彼を避けている生徒に比べれば、先生たちは特別何かをする様子はないし、そのせいか入学以後予想していたほどには彼のことに関して大騒ぎしていない。きっとそれは、彼が大人しくサボる程度で済んでいることも、大きな要因になっているのだと思う。
そしておそらく、この先部活などで先輩と絡む機会が増えていくと、自然と彼が1コ上だということが知れ渡っていくのだろう。
「去年は、大騒ぎしなかったんですかね」
「考えてみたら、入学の時点で誰が入ってくるかなんて生徒にはまず分かんないじゃん。……先輩たちは入ってから気付いたんじゃないの? “紫苑風也がいる〜”って」
「そうかもですねー」
私はついため息をついてしまった。
噂って、恐ろしいな……と。
そんなことを話しているうちに、校門を抜け、昇降口にたどりついていた。家から学校までは5分しかかからないため、しゃべっているとあっという間だ。
左から2番目の下駄箱に向かうと、ちょうど静音が靴を履き替えているところだった。今日はシックなイメージのシュシュでポニーテールをしている。とても大人っぽい。
「おはよーです!」
「おはよぉ」
2人で笑顔で手を振ると、静音も軽く手を挙げた。
「おはよ。さっき何話してたの? 2人して深刻そうな顔して」
「見てたんですか!」
驚いて彼女に尋ねると、「見えてたよー」と意地悪っぽくニヤッと笑われてしまった。
私達が靴を履き替えるのを待って、静音も一緒に教室に向かう。歩き始めるとすぐに、「で?」と目で促されてしまった。話そうか少し迷ったが、仕方がない。私は好きな人ができた、ということだけを彼女に話すことにした。……もちろん相手のことは伏せて。
それから教室につくと津波と美久も混ざって、私の謎のひとめ惚れの人をネタに盛り上がったのである。
- Enjoy Club 第2話『金髪のキミにひとめ惚れ』(6) ( No.50 )
- 日時: 2019/07/01 16:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
1時間目の終わりのチャイムが鳴ると同時に、風也は屋上の扉を開いた。教室には行っていない。学校に1時間遅刻してきて、その足でここに来たのだ。
ここは、広い上に、誰もいない。彼のお気に入りの場所だった。
が、しかし。この日は少し事情が違った。
屋上の、しかもいつも彼が腰を下ろしている場所に、見知らぬ人物がいたのである。もちろん、あの友賀とかいう女ではない。
風也は扉を開いたところで立ち止まり、す…っと目を細めた。
随分と長身の青年だった。180…あるだろうか。少なくとも自分よりはずっと背が高い。その青年は黒髪を大雑把に高い位置でしばり、春物のロングコートを着ていた。今日は小寒いので、その格好でもそう暑くはない、かもしれない。
そして風也がつい目を見張ったのは、
青年がワインを片手にグビグビ一気飲みしている光景である。
――……コイツ、いくつだ?
自分のことは棚に上げて、風也は眉をひそめた。
外見からすると、自分と同じかそれ前後と言われればまぁ納得であるが、さすがに20歳を過ぎているとは思えない。というよりも、おそらく彼の背格好が見た目年齢を引き上げているだけで、顔だけみると自分よりも年下のような気が……。
風也はむらむらとした疑念を抱え、少しの間固まっていたが、すぐに青年とは逆側のフェンスにもたれかかった。バッグからさっき買ったばかりのお茶を取り出して、一口だけ口に含む。
そして再び青年へと視線を向けた。
……腹が立つことに、彼は全くこちらを気にしていないようだった。
「――オイ」
ここまで無視されると逆に興味がわいてくる。
適当に声をかけると、丁度ワインを飲みほしたのか、青年は右手に空のボトルを下げた状態でようやくこちらを見た。綺麗な顔立ちをしてはいたが、その瞳はどことなく暗く、何に対しても興味を示さなそうな瞳だった。
「……お前、ここの生徒じゃねぇだろ」
話題に困ったので、とりあえず彼の私服を指してそう尋ねる。
――……ていうかコイツ、どうやって入ってきたんだ
どう考えても怪しい。
果たして彼は、おもむろに頷いた。
「なんでこんなとこにいんだよ」
正直言って邪魔だ。そういう意味も込めて青年を軽く睨みつけると、彼は至極低い声で答えたのだ。
「……人が来なそうな所に来ただけだ」
風也の表情がわずかに緩む。
と、そこで風也はその青年の足元に、あるものを発見した。
――……なんだ、あのスケボー……?
青年がカタッとボトルをコンクリートに置く。それを見て風也は、再び眉をひそめて言った。
「お前いくつだ? ……まだ20歳いってねぇだろ」
青年が不愛想にぼそっと呟く。
「――14」
「――は!? ……14って、中学生じゃねぇか……!」
唖然として彼を見るが、彼は表情一つ変えずにこちらを見ている。
そのうち風也は不思議と、彼とは気が合うかもしれない、と思い始めていた。……もちろん、どちらも犯罪を犯しているからではない。彼の雰囲気と言うか、その瞳に透けて見える何かが自分と似ているような気がしていた。
もしかしたら、青年の方も同じことを考えていたのかもしれない。特に何をするわけでもなく、ぼんやりとこちらを見ている。
「……お前、名前は」
まるで当然の流れであるかのようにそう聞いていた。
彼も、無表情のまま少しも驚いた表情を見せない。
「白波。……有希白波だ」
「そうか…。オレは、紫苑風也。……よろしく」
決して仲の良い雰囲気とは言い難いが、しかし、確かにここには似た空気が漂っていた。
それから2人は会話もなく、ぼうっと空を見つめていたが、
「――そろそろ行く」
唐突に白波がそう言い、疑問符を浮かべて風也が振り返るのと同時に、
さー…っと風がわずかに渦を巻いて吹き荒れ、
白波の姿は忽然と消えてなくなっていた。
風也は風の名残の中で、しばらく呆然とその跡を見つめていた。
- Re: Enjoy Club ( No.51 )
- 日時: 2010/08/26 21:22
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
早速→えれさまぁぁあ!!!(ファン魂!!)
えれさまマジカッコいいですっっ・・・!!
二つの顔を持ってるとか・・・wwww
そして紫苑くん・・・・。
タバコタバコタバコー・・・―へ―;
似合ってるとか・・・・(笑)
(余談ですが)この小説読むのが
すごく楽しいです〜っ!!
「どうなるの?」っていうのが
まったくわかりません!!
これからもがんばってください^^
- Re: Enjoy Club ( No.52 )
- 日時: 2010/08/26 21:36
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
凄い…!!素晴らしい文章力ですねっ!!*。* ←
読んでて物凄く感動します…*。*
えーっとですね…私も小説書いてますよb*
『cool×sweet*‐城崎学園生徒学会‐』
『真白‐masiro‐』
こんな小説、紹介していいのか分かりませんが…←
一応2つ書いてますbb*。*
時間があれば…暇な時に読んでみてくださいw
杏樹が号泣して喜びます←は
それでは…小説書くの、頑張ってください!!*。*
- Re: Enjoy Club ( No.53 )
- 日時: 2010/08/26 22:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>さっそくあだ名が……っwww ありがとうございます!!!
ファン魂……ww うれしい言葉ですね><!!
風也のタバコについては私もやめた方がいいと思うんですが……(←) きっとそのうち誰かが止めてくれますよっ、たぶん^^←
てか最後の4行、すっごいうれしいです!!ww ありがとうございますm(__)m
期待(?)に答えられるように頑張ります^^
杏樹.さん>はじめまして♪
コメありがとうございますっww 私もコメいただくと号泣して喜びます(笑
そんな文章力なんて全然です><!! でもそう言っていただけるような小説この先書けたらいいですねー(^^)v
小説書いてるんですねっww ぜひ遊びに行かせていただきます^^!! わたし的に『真白-masiro-』っていう題名がすごく気になりますねーo(^^)o
あ・第2話終了です〜♪
第3話はとうとうE・Cと対面……!?
- 登場人物紹介-5- ( No.54 )
- 日時: 2019/06/29 21:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1194.jpg
5人目は予告通り、白波を紹介しまーす(^^♪
【NO.5】有希 白波 Yu-ki Shiraha
・年齢:14才(中3)
・誕生日:11月1日
・血液型:B型
・身長:181cm
・黒髪
この子は一体何を書いたらいいのやら……;←
無愛想で無口でつれない、自分にも他人にも無関心な子ですね。今ずらっと書いてびっくりしました(笑 こんな子実際にいるんでしょうか……?汗
でも、一応言っておきますけど、悪い子じゃないんですよ、彼!! これから良くなってくはずなんで!!
知っての通り(?)、E・Cのメンバーです。能力は“風”ww 風を操って色々できます^^
彼はよくスケボーで空を飛んでますね(笑 なぜスケボーかは突っ込まないで下さい、よく分からないんで←
あと、学校には数えるくらいしか行ってません(泣; 興味がないそうで……← 時々恵玲たちに押されて顔を出すくらいはします。
なんか私の作るキャラ、学校から離れてる子多いですねー笑
今のところそんな感じww
白波に関しても、核心の部分明かせません>< ごめんなさいm(__)m
とりあえず彼がこれからE・Cの仲間たちとどうかかわっていくのかが、わたし的には楽しみです♪
☆キャラ絵は参照から
- Re: Enjoy Club ( No.55 )
- 日時: 2010/08/26 23:29
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
コメントありがとう。そして、こっちが尊敬したくなる作品を見させてくれてありがとうです。
なんだか、要素的に内容似てますけど、こっちはなんだか、綺麗です! たぶん俺よりも面白いです。
読んでいて登場人物を大切にしていると思う。学ぶべき所ばかり自分の未熟さが見つけ出しました。
どうぞ、これからもよろしくお願いします。^^
長文、失礼しました。(>A<)
- Re: Enjoy Club ( No.56 )
- 日時: 2010/09/17 11:10
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ハッチしゃnさん>読んでくださったんですか!! うれしいです^^ ありがとうございます…っ><
昨日はなれなれしいコメすみませんでした(汗;
ハッチしゃnさんの作品にちょっとテンションあがっちゃって←←
確かに要素似てるかもしれませんねー!! 気付きませんでしたww笑
登場人物は……はい、自分のキャラみんな大好きなんでwww← なんか愛着が半端ないんです><;
でわ?こちらこそよろしくお願いしますm(__)m
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(1) ( No.57 )
- 日時: 2019/07/01 16:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
――闇組織E・C
それは、生まれつき特異な能力を身に宿した者達が集結した、日本を拠点とする裏世界の結社である。
普段は何の変哲もない一般人。
しかし彼らは、その能力を認められ、ある“任務”をこなしていた。
その“任務”とは、政治家や警察の上層部、さらには国を治める重要人物達からの依頼を請け負うことである。そして任務の多くは、極秘の部類に入る、内密の文書・画像といったデータを守ること――
つまりは、
何らかの不都合で盗られてしまった極秘情報を、“盗り”返すことである。
そのような極秘情報を扱う人々の間では、闇組織E・Cの存在は当然のごとく知られているし、危険視されてもいる。
だが、彼ら能力者のバックには国の有力者たちが控えているため、表沙汰にはできない……。
ではこの組織は、具体的にどのように構成されているのだろうか。
この“闇組織E・C”という呼び名は組織全体を指すものであり、実はその中で今のところ2つのグループに分かれている。
そのグループとは、“麗牙光陰”と“月下白狼”。
組織に入った能力者は、上からの裁断でどちらか、あるいは新しいグループへと振り分けられるのである。今のところ、両グループの接触はなされていない。
そして、そんな彼ら能力者を組織し、現在も統治し続けている人物が、大崎影晴である。
彼についての詳細は、能力者の間でも未だ謎に包まれている。
そして、そもそもなぜ彼らのような能力者が現れたのか――
この組織はこの先どのような方向に進んでいくのか――
それを知るのは、組織の統治者・大崎影晴のみである――――
- Enjoy Club第3話『我ら、麗牙光陰――』(2) ( No.58 )
- 日時: 2010/09/21 06:43
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
コトッと静かな音を立てて、ティーカップが置かれる。途端に、ふわぁっと紅茶のいい香りが辺りに漂った。
「わぁ〜っ、いい香り〜」
思わず顔を寄せて、目を閉じる。水面に映る自分の顔に、自然と笑みが広がっていった。両手を、カップを包み込むようにして当てる。
それから優雅な手つきで一口だけ紅茶を口に含むと、パッとキッチンにいる銀髪の少年を見て、通りの良い、そして甘い声で言った。
「さすがウィルくん! 本場は違うねっ」
ウィルは振り返ると、照れたように笑う。
「そんなことないよ。……ていうか、恵玲はいつもここで飲んでるじゃないか」
「何回飲んでもおいしいのぉ」
ウィルの裏の無い気持ちの良い笑顔に、さらに恵玲の頬が緩む。テーブルの下で見えない足をパタパタと揺らし、両手はティーカップに添えたまま、その瞳はじ〜っとウィルを見つめていた。
自分の分も紅茶をいれたウィルが納得したように頷き、不意に恵玲を振り返る。少しだけ頬を染めて、
「そんなに見られると、さすがに照れるんだけど」
「えへへっ」
「いや、えへへじゃなくて――」
言いかけたウィルだが、彼女が本当にこちらが見惚れてしまうような笑顔を浮かべているのを見て、それ以上は言わないことにした。……恵玲のことだから自分で気付いているのだろうが、彼女は時々びっくりするほど可愛い笑顔を浮かべる。それも、何年も一緒にいる自分までがドキッとしてしまうほどに。きっと、任務の時の強気な、不敵な表情をよく見ているから、なおさら女の子らしいところに目がいくのだろう。
ウィルは恵玲の向かいに座り、一口紅茶をすすった。
今日は2人以外この家にはいないので、いつもに増して静かである。
恵玲は頬杖をつきながら、ティーカップに口をつけるウィルを見ている。彼がふっと目を上げると、恵玲が不思議そうな顔で尋ねた。
「白波くんとみぃちゃんはぁ? 今日日曜なのに、いないのぉ?」
ちょこん、と首をかしげると、シャギーにした黒髪が首筋をサー…と覆う。
ウィルは丁寧にカップを置いた。
「みぃちゃんは午後から来るってさ。家で学校の宿題やらなきゃって」
「あ、あたしも話し終わったらここでやってく〜。白波くんは?」
「音信不通」
「――へ?」
カップを持ち上げようとした手が止まる。大きな黒瞳をさらに見開くと、ウィルは浅いため息をついて言った。
「まぁ、おとといからだし、すぐ連絡つくよ」
恵玲も、彼の言葉にほっと胸をなでおろす。
「2日だったら、よくあるかぁ……。ほんと突然連絡つかなくなるよね、白波くんて」
「学校に行ってるわけでもないのにね」
クスッと笑みをこぼすウィル。
「それはウィルくんもでしょぉ〜」
恵玲が声をあげて笑うと、ウィルもつられたように笑いだした。
ひとしきり笑い終えると、スイッチを切り替えたように恵玲が真剣な表情でウィルを見る。彼も、やっぱり恵玲は頼もしいなぁ…と、やや緊張感を帯びながらも口元には微笑みを浮かべて、彼女の言葉を待った。
「そろそろだよね。この前下見したところの任務」
この自分達があっさり見つかってしまった、あの大きな屋敷。
ウィルは口元を引き締めて頷く。
「あの後も影晴様から色々情報もらったから、後で教えるよ。……ちょっと問題なのが、白波に連絡がいかないことなんだよねー」
「いざとなったら、あたしが暴れまくるから全然大丈夫だよ。強行突破すればいいし」
顔なんて、今までの任務で何度も見られている。強い味方が背後に控えているので、たいていはそのまま放っておいてもどうにかなるし、万が一見られちゃいけない相手だったとしても、他のグループに記憶を消す能力を持った人がいるから大丈夫だ。
と言うよりも、恵玲がコソコソするのを嫌うという闇組織にふさわしくない性格のため、今までの任務も結構大胆にやってきているのだ。そのうち影晴にお叱りを受けそうだが……。
そしてこの大胆な少女・荒木恵玲は、強行突破では飽き足らず、さらに危険な方法を提案したのである……。
- 参照200突破記念 ☆ 第1回キャラ人気投票 ( No.59 )
- 日時: 2010/08/27 20:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
参照200突破しました〜^^!! わーいwwww
読んでくださった方、そしてコメくださった方、本当にありがとうございますっm(__)m 感謝?です♪
それでですねー…試しに、前からやってみたかった登場人物の人気投票をやりたいなぁ…と><www
票が集まらない危険性大なのですが(笑
ちょっとここは危険を冒してやってみようかなぁとおもいますっ!!
なんで、初めて来た方とかも遠慮せずどんどん入れてください!! お願いします(^^♪
=ルール=
1)1人3票まで
1人に3票投票してもいいし、色々なキャラに入れてくださってもかまいません^^
2)投票していいキャラは、今まで本編に出てきた、
亜弓・恵玲・風也・ウィル・白波・水希(みぃちゃん)
・津波・美久・静音・町田・謎のメガネマン(笑)
・影晴・天音
に限ります><
足してほしい人いたら言ってください^^!!
てか謎のメガネマンはすぐに名前出てくるんですが……まぁいいですよね(笑←
でわそういうことでよろしくお願いしますm(__)m
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.60 )
- 日時: 2010/08/27 21:44
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
私なら
えれさま〜>∀<wwww
あの仕事の時とプライベートのギャップが好きです^^
恵玲!!恵玲!!恵玲!!!(コール^^)
2番目は白波さんかな〜??
かっこいいっすwww
段々
闇組織E・Cの実態が見えてきましたね〜・・・。
まったく先が予知できん・・・・!!
次が楽しみです^^
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.61 )
- 日時: 2010/08/27 22:40
- 名前: ARMA (ID: 7hab4OUo)
お初にお目にかかりますっ!
ARMAと申しますっ。
今までコメ入れてなくて、突然投票って、ぁぁぁ〜、すみません、、、、。
ということで、水希x3 でお願いします!!
どうも失礼しましたぁ、、、
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.62 )
- 日時: 2010/08/28 08:48
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>やっぱり恵玲がきましたか^^笑
えっとこれは恵玲に2票ってことでいいんでしょうか…?
3話は花見さんが気に入ってくださってるE・Cのメンバーが活躍しますよ〜www 楽しみにしててください♪
ARMAさん>はじめまして(^^)コメありがとうございますっ!!
初めての方でも全然おっけーですよww みぃちゃん3票ですね^^!! 了解しましたー♪
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.63 )
- 日時: 2010/08/28 10:11
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
また遊びに来ました!!*。*
キャラクター人気投票ですか!!*じゃあ私は…
あーちゃんに1000票を←
すいません、亜弓様に3票でお願いします*。*v
敬語キャラ可愛すぎです!!!*
杏樹と結婚してくださ(以下略)←
本当、友桃様凄いです…
小説、書籍化できますよ、マジで!!←
では…これからも頑張ってください*。また来ます!!
【私の小説読んでくれて…感激です、ありがとうございます!!*。】
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(3) ( No.64 )
- 日時: 2019/07/01 16:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
初めてあの有名な不良・紫苑風也と言葉を交わして以来――
私は2日に1回のペースで屋上に通うようになっていた。本当なら毎日でも顔を見せたい気分だったが、津波たちとの友情を崩したくもない。
ちょっと前に5人で小さな会議を開き、この2つをどう両立するかについて話し合った。ちなみに進行上やむを得ず、ひとめ惚れの人が“あの”不良だということも打ち明けてしまった。……その時の皆の反応は、容易に想像がつくだろう。
「それはヤバいって! やめといたほうがいいよ、マジ!」
……恵玲に続いて津波にまで言われてしまった。その隣で美久は心底心配そう、というより既に泣きそうな顔をしているし、常識人の優しい静音も眼鏡の奥で目を見開いて固まってしまっていた。恵玲は両肘で頬杖をついて成り行きを楽しそうに見守っている。
とにかくその論争を、教室の隅で、小声ながらも激しく戦わせ、最終的に“様子見”という結論に至ったのである。そして同時に、2日に1回の面会許可も得た。彼本人のいない場で、だが。
「危なそうだったら、ぜーったい逃げてくるんだよ!?」
「あとっ、電話して! すぐ助けに行くから!」
なんとも優しい友人達である。
しかし幸い心配していたようなことは起きてないし、元々そういう心配もほとんどしていない。
最初はやはり私の存在がうるさいようで追い払うような言動もあったが、最近ではそれをいちいち言うのが面倒くさいことに気が付いたようだ。なにせ、私が全く懲りないのだから。
――……私って結構度胸あるんですね!
と最近気付いた私である。
今日も昼休みにバッグを持って屋上に行くと、彼は定位置に座ってあぐらを組み、携帯電話をいじっているところだった。
ギィ…と扉を開ける音で、彼が携帯から顔を上げる。目が合うと、「またか」という顔をされた。
隣に座って足を横に流し、楽な姿勢をとる。
「今日のお昼はおにぎりなのです―」
バッグの中からコンビニで買ったおにぎりを2つ取り出すと、彼がちょっと目を丸くしてこちらを見た。
「珍しいな。いつもパンなのに」
「パンは飽きたのです」
ビリビリと包装を破いている横で、彼はクリームパンにかみついている。好物なのだそうだ。
私がもぐもぐと御飯を頬張っていると、彼がそっぽを向いた状態で独り言のように言った。
「……弁当は持ってこないんだな」
私はごくっと口の中身を飲み込んで、バッグの中からお茶を取り出す。
「1日おきにしか作ってくれないのですよー、面倒くさいって。紫苑くんだっていつもパンじゃないですかー」
「……そうだな」
妙に落ち着いた声でそう返されてしまった。もしかしたらデリカシーのないことを言ってしまったかもしれないと、視界の隅で彼を盗み見するが、別段怒った様子はない。今も普段通り前に視線をやって、紙パックのお茶を飲んでいるだけである。
ほっと胸をなでおろして、そのまま何となく彼の顔を見つめてみる。
つり目を覆うような長めの前髪が、ゆらゆらと風に揺れている。時々風にあおられて、短く整えられた眉も見える。
そういえば今日は顔色がいいなぁ、と内心喜んでいると、彼が横眼でちらっとこっちを見てきた。
「――なに」
「いえ、最近タバコ吸ってないな〜って――」
私が顔の前で両手を振って、弁解しているときだった。
なんと、誰も来るはずのないこの屋上の扉が、音を立てて開いたのである。何事かと、2人同時に入り口の方を振り返った。
標準よりちょっと小柄なイメージの男子生徒が、そこに立っていた。
制服は隅々までびしっと着こなされ、黒い髪も程よい長さ。そしてフチ無しの眼鏡をかけた、外見とそのオーラからして「これぞ模範生!」という感じの人物だった。……いや、彼に関しては、すでに優等生の金持ちおぼっちゃんとして知られているのだが。
――1年1組 小松幸道。彼の名前は、紫苑風也とはまた違った意味で知れ渡っている。
――……なんでこの人がこんな所に……
いったい何をしに来たのかと構えていると――
唐突に彼は、手に持っていた昼ご飯のパンを、ぽとっ…と寂しい音をたてて床に落とした。そのまま眼鏡までずり落ちてしまいそうな勢いだ。 そして何がしたいのかよくわからず唖然としている私たち2人を指さして、彼はなぜか激しく噛みまくりながら言ったのである。
「紫苑くんと、とっ、友賀さん……っ、つ、付き合って……!! みみんなに知らせなくちゃ……っ!!」
――ちょっと待て!
思わず腰を浮かしたが、隣にいる彼の方が圧倒的に速かった。気付いた時には小松は胸倉を掴まれて、驚きに目を見張っていた。もちろん軽く脅し程度につかんでいるだけだろうが、……結構怖いと思う。
「面倒くせぇマネすんじゃねぇよ。痛い目にあいたくなかったら、今見たことは忘れてさっさと失せな」
いかにもかったるそうな声音だったが、そのつり目はすごく不機嫌そうだ。たぶん、私に加えてもう1人邪魔者が出てきてうんざりしているんだろう。
しかし驚いたことに、小松は震えているだけでは終わらなかった。頼りなさ気ではあったが、それでもキッと睨みつけて、
「僕はキミみたいな不良に絶対負けない!!」
と謎な宣言をしたのである。
「ほぅ…」と、金髪の彼が口元に不敵な笑みを刻むのがわかった。そして同時に胸倉をつかんでいた手を離すと、扉に背中を預けて腕を組む。
「で、こんなとこに何しに来たんだ、てめぇは。……まさかそのパン食いに来たのか?」
さっき寂しい効果音とともに床に転がった焼きそばパンを目で示す。
すると小松は、乱れた襟元を直しながら首を横に振った。
「違うよ。それはさっき購買で買ったから持ってただけで」
「じゃあ何しに来たんだよ」
「キミに頼みごとがあってきたんだ。……キミみたいな不良に頼むなんて本当はすごく嫌なんだけど」
この人すごい、と私は内心感心していた。面と向かってここまで挑発できる人はそういないだろう。
フェンスのところに座ったまま、大人しく成り行きを見つめる。
「……頼みごと?」
眉をひそめてそう尋ねると、小松はなにやら重々しく頷いた。
「うん。……でもこの際交換条件ってことでいいよね」
そう言って小松は、私達を交互に見る。
つまり交換条件をのまなければ、私たち2人が屋上にいたという噂を流す、と言いたいのだろう。……彼がそんな性格の悪いことができるようには見えないのだが。
しかし、紫苑風也は乗り気だった。おそらく噂を恐れてのことではない。
「交換条件……おもしれぇじゃねぇか」
彼は口の端を釣り上げ、笑みを浮かべた。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.65 )
- 日時: 2010/08/28 12:44
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
ぎゃああああああっ←
続きが…続きが気になりすぎます!!!(日本語変
これからも頑張って!!杏樹が命かけて応援します*←
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.66 )
- 日時: 2010/08/28 12:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
杏樹.さん>また来てくださってうれしいです!! その上投票まで……!! ありがとうございますっwww
あーちゃんに1000票ですねー^^笑 了解しました♪←
それよりあーちゃんがとうとうお嫁に……!!!← でもまだ高校生なんで、せめてもぅ2、3年待ってくだs…←←
書籍化だなんてそんな……!!汗; 恐れ多すぎて……!!(笑
今までで一番びっくりでうれしいコメでしたwwwありがとうございますーo(^^)o
これからもっと面白くなるように頑張りますね♪
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.67 )
- 日時: 2010/08/28 12:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
杏樹.さん>投稿時間重なっちゃいましたね(笑
そんな命がけで(笑)応援してくださるなんて本当に光栄です……!!ww
私も命がけで更新頑張ります><!!
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.68 )
- 日時: 2010/08/28 13:08
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
こちらこそありがとうございますっ!!*。*
おお、私の清き1000票がっ(黙
よし、2・3年なら待ちますのであーちゃんを私の(以下略)
あ…でも私、友桃様と…←何言ってんの
すいません調子に乗りすぎました←
頑張れ、友桃様bふぁいとっbv*。
本当だ…重なっちゃいましたねww
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.69 )
- 日時: 2010/08/28 13:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
杏樹.さん>爆笑しすぎてお腹痛いんですけど……っ><!!!笑
今続き書いてるところですよーwww
てか3話ゎ結構盛り上がるところ(のはず)なので、書いてて楽しいです♪←
…すみません誰もそんなこと聞いてないですね(汗
私も調子に乗りすぎました;
すぐ更新したいなぁ…できるかなぁ…><
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(4) ( No.70 )
- 日時: 2019/07/01 16:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
その日の夕方のことだった。
風也は、事実上自分の家となっている“下橋”に向かうために、風音駅に来ていた。さっきまで、自分が属する“緋桜”というグループのメンバーと駅近辺をブラブラしていたのだが、皆バイトがあるため解散したのだ。風也自身は今日1日暇である。
そこで彼は、見覚えのある人物と出くわした。
黒髪を肩より少し長いくらいでシャギーにした、小柄な少女。確かこの間、制服のスカートが規定よりもかなり短いため注意を受けていた子だ。……私服のスカートも相当に短いが。
風也は少女と目が合って、まともな面識もないのについ立ち止まってしまう。彼女の印象に残る大きな黒瞳が、「話がある」と言っているような気がした。
「一応はじめまして、だね。風也くん」
「……お前いつも友賀といる奴だろ。……顔しか知らねぇけど」
風也が何気なくそう言うと、彼女はニヤッと意地悪な笑みを浮かべた。
「一応亜弓のこと気にしてくれてるんだ〜」
不快そうにムッとした表情をする風也。
しかし彼が口を開く前に、少女の方が空気を和らげた。
「ごめんごめん、冗談だって! それより、あたし荒木恵玲っていうの。風也くんの言う通り、いつも亜弓といるよぉ」
恵玲は背中の後ろで手を組んで、にこっと微笑む。その笑顔を見て、風也は逆に顔をしかめた。
「お前ぜってぇ本性そういうキャラじゃねぇだろ」
ストレートに突っ込まれて、目を見開く恵玲。
「失礼だなぁ、もうっ。あたしはいつもこういうキャラですぅ!」
「そのわりに、すげー強そうなオーラ出まくってんだけど」
途端に。
恵玲の表情が一変した。
好戦的な瞳で、挑発するように風也を見つめ、その口元には不敵な笑みが刻まれる。それを風也も面白そうに見返している。
「――わかる?」
「何となくな」
「あたしと風也くん、どっちが強いかな?」
楽しそうに首をかしげて見せる恵玲に、風也は内心ため息をついていた。
――……マジなケンカ好きかよ、コイツ……
……しかし、恵玲はすぐにその物騒な笑みを消していた。どことなく冷めたような表情で風也を見ている。
「ま、こんなとこでする話でもないね」
こっちが呆気にとられるほどの変りようである。
風也はやや唖然とした様子で、
「おっそろしい奴……」
そう呟いた。こんな奴と付き合ってるのか、あの友賀って奴は……と、ちょっと関わり合いになりたくない気分で恵玲に視線を向け――
そこであることを思い出した。風也の表情を見て、恵玲が興味深げに彼を見る。
「そういやさっき、小松って奴に妙なこと頼まれてよ。友賀がお前にも協力してもらうって言ってたぜ?」
恵玲は不審げな表情になり、首をかしげる。
「妙なことって?」
「それが、小松の奴が言うには――」
「僕の家にね、予告状が来たんだ」
小松は、開口一番そう言った。
「予告状!?」と亜弓と風也が声をそろえたのは言うまでもない。
小松は再び重々しく頷くと、バッグの中から1枚の見開きのカードを取り出した。これが今朝、ポストを見たら入っていたのだと言う。
カードにはパソコンのごく普通の字体で、数行の文章が書いてあった。
「“5月1日の午前零時に、例のモノをわたしてもらう”――?」
「何ですか、例のモノって」
カードから顔を上げて小松を見ると、彼は探偵の真似をするように顎のあたりに手を当て、少し声のトーンを抑えて言ったのである。
「実はぼくの伯父は、ジャーナリストでね。結構色々と危険なことにも巻き込まれたり巻き込まれなかったりっていう生活を送っているんだけど……。ある日家に駆け込んできたんだ。“まずい写真を撮ってしまった!”ってね。僕には詳しいことは教えてくれなかったけれど、とりあえず警察の人達にとってバレると大変なところを盗ってきちゃったみたいで……」
「じゃあ警察に追われてんのか?」
「いや……」
小松は首を横に振って、カードの一番下の部分を指した。
「この、“E・C”っていう闇組織に追われてるんだ――」
――恵玲は、サ…ッと全身から血の気が引くのを感じた。
そっぽを向いて話す風也はそれに気付かずに、同じ調子で続きを伝える。
「そんで、一応元々警備は雇ってるからそいつらをつかせるらしいけど、そのE・Cっつー奴らがかなり強いって噂ならしくて。オレにも手伝ってほしいんだと。……マジ謎だゎ」
そう言って前髪をかきあげ、風也はふと恵玲に視線を戻した。恵玲は慌てて普段通りの表情を取り繕う。
「でっ? 風也くんはOKしたの?」
風也はふぅっと息をついて頷いた。
「あぁ。結構面白そうな話だしな。……友賀も来るってよ。素人が来たって危ねぇだけだっつーのに……」
恵玲は、全身が凍りついたような気さえした。背筋をひんやりとしたものが伝っていく。
さすがの風也も、彼女の変化に気が付いた。しかしまさか、目の前のこの少女がその予告状を出した張本人だとは露にも思わず、わずかに眉をひそめるにとどまる。
「お前、大丈夫か…? 顔色が――」
「平気平気! ちょっと冷えてきたかな、薄着してきちゃったし。……ごめん、あたし風邪ひく前に家帰るね! それじゃっ」
恵玲は無理矢理にこっと笑って、逃げるようにその場を去っていった。
冷や汗が、頬を伝っていた……。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.71 )
- 日時: 2010/08/28 14:36
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
おぉおぉ!!盛り上がってきましたねーっ*。*←
書いてて楽しいっていいですよねーw*。*
あぁ…。私も風音高校に入学したいです…!!
あーちゃんとお友達になりたぁぁぁいっ!! ←
続きめちゃくちゃ(←)楽しみにしてます♪*。*
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.72 )
- 日時: 2010/08/28 16:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
てかそろそろみぃちゃん紹介していい頃のはずなのに、まともに登場してないからプロフィールが書けない〜↓↓泣;
すみません、独り言です。。。
杏樹.さん>たくさんコメほんとに感謝ですー!!ww
私も風音高校いってみたい気もしますねー>< 自分で作っておいてなんですが…;
友達になるなら……やっぱあーちゃんか津波かな〜ww
恵玲ははたから見てる分には楽しそうです(笑 書くのは一番楽しいキャラなんですけど^^
更新がんばりまーす♪
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.73 )
- 日時: 2010/08/28 16:42
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
頑張れbb
私の小説もキャラ1人ずつ紹介するコーナーを始めました←
みぃちゃんのプロフ気になりますー*。*
【*友 桃 様 、 ふ ぁ い と b ← *】
↑なんかちょっとやってみたくなった(((
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.74 )
- 日時: 2010/08/28 16:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
杏樹.さん>キャラ紹介気になります!!ww
また遊びに行きますねー♪
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.75 )
- 日時: 2010/08/28 16:49
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
はいー♪*。*
おお、ありがとうございます!*。*
・ω・♪←何
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.76 )
- 日時: 2010/08/28 22:46
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
えれさまカッコいいし、美しすぎるぅ〜www>A<www
風也君がすごくカッコいいですね〜!!!
謎のめがね君・・・・。
小松君か〜^^
うわぁー!!
なんかみんなカッコいいー!!!
恵玲と亜弓の関係はどうなるんでしょう・・・。
そういうダークなところも好きです^^
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.77 )
- 日時: 2010/08/29 08:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>こんにちわww
えれさまピンチです>< このままだとバレちゃいますねー(笑←
ダークなトコは書いてて怖いですょ(^^; この子らこの先どうなっちゃうんだろう…って;
風也ーゎもっと人気上がってほしいなぁ…ww← てか彼も准主役のはずなのにやっぱり恵玲におされてる感が……笑
今日任務の話まで書けるかなぁ…><;
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.78 )
- 日時: 2010/08/29 11:22
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
友桃様ー*。*
あれ、気づいたら今日、日曜日じゃないですか…←
明日から更新できなくなっちゃうので;;
今日はいっぱい更新しようと思います♪*。*
友桃様も頑張ってください!*。*
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.79 )
- 日時: 2010/08/29 11:57
- 名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
こんにちはvv
全話、読みました^^
ウィルくんのカッコよさにニヤけてましたww
彼、めちゃめちゃスキです!!
って、わけでウィルくんに3票でw
続きも楽しみにしてますーv
風也くんと亜弓ちゃんも、凄く凄く気になりますb
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.80 )
- 日時: 2010/08/29 13:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
杏樹.さん>え・明日ですか!??
更新頑張ってくださいっ>< 読みに行きます!!www
ありがとうございますww すぐ更新しますねー^^♪
勿忘草さん>全部読んでくださったんですか!!! うれしいですっww ありがとうございます!!m(__)m
お・来ましたね〜ウィーくんが(^^)v
みなさん、いい感じに票を散らしてくれてうれしい限りですww
あーちゃんと風也、これからどんどんいい感じにしていきたいですー>< 応援してあげてくださいっ←
勿忘草さんの小説の更新も楽しみにしてますっ♪
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(5) ( No.81 )
- 日時: 2010/09/01 06:53
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
―…小松が亜弓達に依頼をした!?
―…どこをどうするとそうなるのよ!
―…アイツら…一般人でしょ!?
「ウィルく〜ん!」
叫ぶと同時に家の塀に爪先で着地、反動をつけて再び風を切って家2、3軒の屋根を跳び越える。いつもなら耳元でビュンビュンと音を立てる風を心地良いと感じる余裕があるのだが、今は違う。さっきから頭の中では同じ疑問がぐるぐると渦巻いている。
―…なんで亜弓が…!!
恵玲は納得のいかない顔でギリッと唇をかむ。
そしてかなり遠くまで飛び回ったところで、ようやく人気の無い道に足をつけた。
呼吸が乱れ、肩で息をしている状態。足がピリピリと痺れている。
「いけない…アクションの能力を使いすぎた、かな…?」
――“アクション”
それが恵玲が生まれ持って身につけた能力の名称であり、仲間の中でも一目置かれているものである。運動能力が飛躍的に…それこそ、常人にはありえないほどにアップし、使い方によっては今のように空中を移動することも可能だ。彼女については特に“脚”が強化されていて、その脚撃をまともにくらいでもしたら確実に病院送り…下手したらあの世行きである。…この点については彼女が加減できるのでまず大丈夫なのだが。とにかく恵玲は、E・Cの中でも貴重な戦闘要員として働いているのである。
恵玲は近くの建物に寄りかかり、乱れた息を整えた。
彼女にとってはそれ程の距離は移動しなかったはずだ。しかも能力の影響で体力もアップしているはずなので、こんなことは今までもあまり経験したことがないのだが…。
―…色々ゴチャゴチャ考えすぎたかなぁ…
自然と自嘲的な笑みがこぼれる。
いつだったか、能力者本人の精神状態が能力に何らかの影響を与えることもある、と聞いたことがある。
それから少しして最後に大きく息をつくと、恵玲は再び気合を入れ直した。
銀髪の少年の姿を脳裏にはっきりと思い浮かべて、あらん限りの声で叫ぶ。
「ウィルく〜ん!!」
彼になら、“聞こえる”
恵玲はゆっくりと歩を進めながら、その可愛らしい声を空に響かせた。
「ウィルくん、どこ〜―って、あぁ!!」
突然、絶望的な声を上げて立ち止まる恵玲。人一倍大きな瞳がじわっとうるみ、口を覆うように当てていた両手はへなへなと下がっていく。
「そうだ、ウィルくん今頃みぃちゃんとデートを――」
「気付くの、遅いよ」
頭上からりんとした、ちょっと不機嫌そうな声が耳に届いた。顔いっぱいに笑顔を広げた恵玲が声がした方を見上げると、背の低い建物の屋上の縁に、頭に思い描いていた少年が腰かけていた。細い脚を組んでこっちを見下ろしている。
恵玲が祈るように胸の前で手を組み感動したように見つめていると、彼は躊躇いなくそこから飛び降り空中で華麗に一回転、悠々と着地した。長い銀髪が尾を引くように宙に流れた。恵玲がそのままの体勢でほぅっと熱い息をつく。
「恵玲が何回も呼ぶから、みぃちゃんと別れてきちゃったじゃないか」
拗ねたように言うウィルがすごく可愛い。
それでも来てくれたことが嬉しくて、つい「えへへ」と声を漏らしてしまう。それを見たウィルは、わざとらしく大げさにため息をつくのだ。
「で、何かあったの?」
優しい声音でそう言われた恵玲は、ハッとして速攻本題に入った。
「ごめんウィルくん! あたし、今回のお仕事断る!」
予想外の台詞に、ウィルは綺麗な蒼瞳をめいいっぱい見開いた。
「断る…!? それってE・Cへの反逆……」
「違うのっ、そうじゃないの!」
慌ててかぶりを振る恵玲。彼に一瞬でもその言葉を言わせたことが無性に悔しかった。彼らは皆この組織が大好きで、任務も何一つ渋ることすら無かったから。
恵玲の切実な訴えを込める瞳に、ウィルは真っ直ぐな目で答えた。内心「軽率だった…」と恥じてもいた。
恵玲はいつの間にか深い藍色に変わっていた空を見つめ、ポツポツと事情を話し始めた。
「明日あの屋敷で任務があるでしょ?」
腕を組んで建物の壁に寄りかかり、ウィルは静かに頷く。
「その家の小松っていうガキが、うちの学校の有名な不良にE・Cからフィルムを守るの手伝ってくれって頼んだらしいの」
彼女の“ガキ”と言う時の声音は至極冷たい。
そこまで聞いて、彼はむむっと眉を寄せる。おそらく恵玲と同じ疑問が浮かんだのだろう。
そして、恵玲にとってはここからが本題だった。
「それでね、たまたまその場に居合わせた亜弓も一緒に行くって話になっちゃったらしいんだ」
驚いたように顔を上げるウィル。
「えっ。確かその子って恵玲の親友―…」
唇を噛んで、何かをこらえるような表情の恵玲と目が合う。ウィルは先を言えずに、ただ黙って彼女を見つめていた。
恵玲は握った拳に力を込め、
「あたしが行っちゃまずいの! 亜弓に、バレちゃう…。あたしが組織のメンバーだって、バレちゃう…! ――だからウィルくんお願い! あたしを、今回の任務から外して…!」
一拍置いて、確かめるように言う。
「…ウィルくんあたし達ののリーダーだから、そういうの決められるんだよね…?」
ウィルはゆっくりと頷く。
もちろん彼に、引き止める気は毛頭ない。せっかくの友情を崩させるようなことを、彼女にやらせたくはない。
ウィルはふっと表情を和らげた。温かい、包み込むような微笑を浮かべて、今度は力強く頷く。
「わかった。――大丈夫。後はぼくが何とかするよ」
彼の頼もしい言葉に、恵玲は体から力が抜けていくのを感じた。
ふと辺りに目をやると、いつの間にか暗闇に包まれパラパラと街灯が付き始めている。本当に小寒くなってきて、恵玲は無意識に自分の体に腕を回した。…それと同時に、服の擦れる音がし、暖かいものが背中を覆う。見ると、さっきまでウィルが着ていた薄手の上着が彼女の肩に掛けられていた。
目を丸くして彼を見る。
「寒くなってきたし、先家に帰ってなよ。夜ご飯皆で食べよ」
その言葉だけで体が熱くなる。体中が、ぽかぽかしてくる。
恵玲は肩に掛けられた上着をそっと握って、気持ち良さそうに目を伏せた。
「ウィルくんは? すぐに帰らないの?」
静かな、しみいるような声だ。
「うん、用事が済んでから。でもすぐ終わるから、先帰って待ってて」
「…わかった」
恵玲は頷き、「ありがとう」と言い残してその場を跳び去っていった。その後ろ姿を優しい笑みを浮かべて見つめていたウィルは、彼女の姿が消えると何かを決意したように口元を引き締める。
「……この任務は1人じゃキツいな」
――……やっぱりアイツに、
白波に手伝ってもらおうか――
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.82 )
- 日時: 2010/08/29 17:01
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
友桃様ぁ…どうしたら私は友桃様のように小説書くの上手くなれるんでしょうk…←
もう私の尊敬の中の尊敬ですよ!!素晴らしいです…*。*
全身で応援するので(←)
頑張ってください!!あ、あと…
今日の夜、いっぱい更新しようと思ってたんですが…
親がPCを出張に持っていくのが、今日の夜らしいです…;;
っあ゛あ゛!!更新したかったのに…←
ってことで…えっと…次の次の月曜日くらいにお会いしましょうbb*。*
あ、来週…PCは無いけどWiiのインターネットチャンネル ←
ならあるので…
それを使って自分の小説は書けないですが友桃様の小説見に行きますよー!*。*
なるべくコメントもしますので!*。*
友桃様の小説を見に行くためなら私、何をしてでも…((←やめなさい
っということで!!これからも頑張ってください!!
杏樹、命をかけて全身で(以下略)
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.83 )
- 日時: 2010/08/29 17:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
杏樹.さん>ほんとに?応援ありがとうございますっ!!! ありがたいです、ほんとwwww
杏樹.さんの小説すばらしいじゃないですか!! 大好きですよー><www 真白ちゃんLOVEww←
PC持ってかれちゃうんですかー↓↓ 杏樹.さんの小説の続き読めないの残念ですっ(泣;
…!!そこまでして見に来てくださるんですか!!! ほんとにもう何とお礼を言えばいいか……っ><ww
これは更新改めて頑張らなくちゃいけませんね^^♪♪
杏樹.さんのPCが戻ってくる日(笑)を楽しみにしてますo(^^)o
また是非いらしてください♪
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.84 )
- 日時: 2010/08/29 18:37
- 名前: 遮犬 (ID: hsrPOuX9)
こんにちはーw拝見させてもらいましたw
すみません><;コメ送るのが遅くて…。
コメディのこういう系はすごく好きですよーw続きが気になりますなぁ…w早く更新っ!(マテ
応援してますw頑張ってください〜!w
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.85 )
- 日時: 2010/08/29 19:07
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
ちょっと待って・・・!!!
白波君が行くってことは・・・
風也君と白波君、接触しちゃってんじゃん!!!?
やばいよやばいよ;;
亜弓とえれさまが会っちゃうくらいやばいよーっ;;
これからどうなっちゃうの!!?
ってか、話の展開を作るのが上手すぎです!!
まさか!!!って思いました・・・。
でもやっぱりえれさまはカッコいい〜^^
『アクション』・・・フフフ>o<wwww
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(6) ( No.86 )
- 日時: 2010/09/01 06:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
今、私の席の周りは、ぽっかり穴が開いたように誰もいない。いつも一緒にいる津波、美久、静音の3人すら、私の席を遠巻きに見ている状況だ。
……なぜこんなあまりにも寂しすぎる状況になったのか……?
どれもこれも、ある人物が原因なのである。
「――で? 結局荒木はどうすんだよ」
そう話を振ったのは、紫苑風也。言うまでもなく、この状況の元凶である。そして彼の声の先には、なぜか主を押しのけて私の席を陣取る恵玲の姿が。
2人はどうやら昨日初めて対面したらしく、ついさっきそのことで私を驚かせたばかりだ。
つい5分前、彼は今日の夜、つまり小松の依頼の話をするために、4組に出向いてくれたのである。しかし普段から慣れている彼のクラスはいいとしても、私のクラス・4組の子達は、不良がこの領域に入ってくるなど頭の片隅でさえ考えていない。完全に予想外の出来事なのだ。そして当然クラスメートは彼を遠巻きに見る形になり、今の状況に至る。
しかしこれでは小松との交換条件が台無しではないか。まぁ2人きりでいるわけではないので、大丈夫だろうが。
それでも私は小声で尋ねてみた。
「……また昼休みにこの話するのかなぁと思ってたんですけど……」
いつもの屋上で。あそこだったら恵玲を連れていけばいいだけで、邪魔者は誰もいない。
すると彼は、「あ〜…」と言いよどむような声を上げ、ごまかすように前髪をかきあげた。
「オレ今日2限の授業出たからよ、ついでに丁度いいかと思って来ちまったんだけど……なんかマズかったらしいな」
そう投げやりな感じに言って、ざっと教室を見回す。遠巻きが目を合わさないようにしているのを見て、ため息を漏らした。
私は笑おうとするも、苦笑しか浮かべられない。
「皆完全に不良だと思ってますからねー」
「……どっちかっていうとお前がおかしいんだろ」
「それより!」
冷めた声でぼそっと呟く彼を押さえて、私は話を本題に移した。
「今日の話をしましょうよ!」
そういう経緯で例の予告状の話題になり、そして当然恵玲へと焦点が向けられたのである。
聞くと、概要も、一緒に来てほしいということも、昨日風也から聞いているらしい。それならばすぐにでも承諾の返事が来ることを期待していた私は、思っていた以上に強く渋る恵玲に首をかしげてしまった。
「何か用事でもあるんですか?」
私は隣の席の椅子に座ってそう尋ねると、彼女は机に突っ伏して返事もしない。思わず彼と目を合わせて、眉をひそめた。
机に伏せながら、恵玲は昨日の夜から考えていることを今も悩み続けていた。
普通に考えて、彼女が今回のことに関わるのは当然良くない。しかも亜弓側に味方して、E・Cのメンバーと戦うことにでもなったら、笑いごとでは済まないのである。彼女自身の、組織のメンバーとしてのクビがかかってくる。
しかし実は、亜弓の提案は彼女にとってとても魅力的な話だったのだ。何がそんなに魅力的か……って、
――……ウィルくんと白波くんの勇姿が拝める……!!
この一点に限る。
いつもは彼女自身も一緒に任務に参加しているため、彼らを真剣に見つめている暇などめったなことでは存在しない。まれに任務のメンバーに入らなかった時も、勇姿を拝みに行こうとするとウィルに若干泣きそうな顔で拒否されてしまうのである。理由を尋ねると彼は、
「だって、恥ずかしいじゃないか!!」
と赤面になって叫ぶのだ。
もちろん恵玲はそこで、「ウィルくん、可愛い〜!!」と甘い声を上げて彼に叱られるわけだが。
とにかく恵玲は、2人が任務をこなす姿を一度でいいからじっくり見てみたいのである。しかも、敵にも味方にもつかない状態で……。
恵玲は、合図も無しに唐突に顔を上げた。危うくぶつかりそうになり、私は反射的に身を大きく引く。
「え、……恵玲?」
「決めた!」
この場に似合わないほどに真剣な表情の恵玲を、2人で不審に思いながら見つめる。彼なんか思いっきり眉を寄せて、何か得体の知れないものを見るような目つきで彼女を見下ろしている。
果たして、机の上に両の拳を握って、熱っぽい目で真っ直ぐに前を見据えた恵玲は、断固とした声音で言い放った。
「あたしも行く! でも……、
一切手足は出さない!!」
彼女の本来の目的を忘れたような発言に、私は唖然として彼と顔を見合わせた――
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.87 )
- 日時: 2010/08/29 21:10
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
遮犬さん>コメありがとうございますっ(^^)/ww
いえいえ、遅いとかそんな…(汗; コメ書いてくださるだけでも本当に光栄です……!!
そうですか〜ww 気に入っていただければ嬉しいです><!!
ありがとうございます^^ 頑張りますっ♪
花見さん>色々ヤバいですよねーww笑←
まぁでも風也と白波はまだ会ったばっかですし← あーちゃんとえれさまが会うよりはちょっとましかな〜…と、そう思いたい(爆
まさかでしたか!? うれしいですねー♪← たぶん3話(6)のえれさまも、まさかっちゃまさかですよwww笑
アクションは半端なく強いですww 風也とどっちが強いのかな〜♪
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(7) ( No.88 )
- 日時: 2010/09/01 06:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
重いほどの暗闇だった。
住宅街からやや離れた所に立っているせいか、人家や遅くまで営業している店々の明かりがほとんど無く、加えてこの辺りは街灯も少ない。この空間から唯一浮くような状態で明かりを放っているのは、今、全敷地重大警戒中の小松宅の大屋敷である。だだっ広い庭も、すぐに侵入者に気付けるようにほんのりと明るく照らされ、もちろん屋敷内は全ての部屋の電気が灯されている。
その屋敷の2階、1番奥の大広間で。
私――友賀亜弓と紫苑風也、そして荒木恵玲が、待機状態に入っていた。
広間は入った瞬間呆気にとられるほど広く、そして悠々とした場所だった。これだけの広さがありながら家具があまり置かれず、絵画などの装飾品ばかりが飾ってあるため、一般庶民からすれば何て無駄なスペースだろう、と思わざるを得ない環境である。
言うまでもないが、この部屋には私達以外にも3人の警備員が臨戦態勢をとっている。
そして私達を含めた6人の視線の先には、
今回の組織の獲物である、フィルムが置いてあった。
まるで見せつけるように、透明なガラスのケースに入れられている。小松家の人々が何を考えているか知らないが、もっと頑丈なケースに入れるべきだし、さらに言えばこんな、盗ってくれと言わんばかりの状況にすべきではなかったと思う。
しかし勝手な偏見ではあるが、私みたいな庶民の提言なんか聞き入れてもらえないだろう。正面に立っている警備の男性も、いかにも頭が固そうだ。
そんなことを考えながら、ガラスケースから2、3メートルの距離を置いてぼうっとそれを見つめていると、不意にバサバサ…ッと何かがはためく音がした。私は必要以上にびっくりしてそちらを振り返る。
……両開きのドアの反対側にある、大きな窓のカーテンが、風にあおられて音を立てただけだった。その窓は、入り口の立派なドアと同じくらいの大きさがあり、カーテンもすごく高級そうなデザインのものである。
ほっと胸をなでおろし、ふぅっと息をつくと、さっきの頑固そうな警備員が慌てたように窓に駆け寄る。
「窓が少し開いているかな……?」
音をたてないように丁寧に窓を閉め、カギをかける。
その向こう側の小さな人影に、彼は気が付かない……。
「今日は風が強いね」
別の若い警備員がそう言って笑いかけてきた。
私達は今、ガラスケースを囲むように円になって立っているので、ケースを挟んで言葉を交わすことになる。
左隣の金髪の彼は答える気配がないので、私はやや固くなりながら返事をした。
「そうですね。……一瞬E・Cの人かと思いました……」
「お兄さん達は、ずっとここで働いてるんですかぁ?」
恵玲が横から出てきて興味津々という風に尋ねると、“お兄さん”と呼ばれた警備員は一瞬見惚れるように目を見張って、すぐにそれをそらした。意味もなく上着の襟元を整えている。
「そうだよ。……君達は――」
彼はゆっくりと私達3人を見回し、感心したように言った。
「ケンカが強いらしいね。……そこの金髪の子は確かに強そうだけど、女の子2人もそうなのかい?」
私が、「いえ、私はちょっと……」というより先に、隣にいた恵玲が突然私の腕に飛びついてきて、
「いいえ〜。あたしとこの子はケンカできないんですぅ。ついてきちゃっただけで」
そう言ってのけた。私はしら〜っとした目つきで彼女を見るが、全く相手にされない。それどころか驚いて声も出ない様子の警備員に向かって、満面の笑みを浮かべる。
「でも大丈夫! さっき風也くんが、敵の手から逃れる術を伝授してくれたんで」
「……んなもん伝授してねぇよ」
突然話を振られた彼が、心底迷惑そうに恵玲を見る。
一方私は、やっぱり納得がいかない気持ちで未だ腕にしがみついている恵玲を見下ろした。
どうやら彼女の宣言は本当らしい。元々、ケンカが強い恵玲がいたら頼もしいだろうと思って誘ったというのに、これでは何のために来たのか全く分からない。……初めから役立たずなことが分かって来ている私に言えた台詞ではないが。
私はこのお兄さんなら話しやすそうだと思い、先程の疑問を口にしてみた。
「あの……こんな分かりやすい所に置いちゃって、大丈夫なんですか?」
部屋のど真ん中に置かれた、1メートルくらいの高さの台と、その上のガラスケースを目で示す。
すると警備員は目を光らせて、好奇心でうずうずした表情で、秘密を打ち明けるように囁いたのだ。
「実はこのフィルム、偽物らしいよ」
「……え?」
「本物は地下のある小部屋に隠してあるって」
私は目を丸くして、恐ろしいものを見るようにゆっくりとフィルムに目を向ける。ようやく離れた恵玲のフィルムを見る目つきは、睨むように鋭い。
私が眉をひそめて恵玲の名を呼ぶと、彼女は見事なほど自然に元の表情に戻った。可愛らしく首をかしげて、
「でも、フィルムって何となぁく懐かしいですね〜。最近デジカメしか使ってないからぁ……」
嫌味なのか何なのかよくわからない発言をする。しかしお兄さんはよくできた方で、少しも顔をしかめること無く微笑んで答えてくれた。
「例の伯父さまは、仕事でカメラを使っているだけにマニアックな方でね。色々あるんだと思うよ、僕らにはわからないことが」
私は妙に納得して頷き、そのままちらっと左に視線をやってみた。ズボンのポケットに手を突っ込んで退屈そうに立っている彼は、寝る寸前の顔でぼ〜っとガラスケースを見つめている。
思わず、「……起きてます?」と顔を覗き込むと、彼はハッとしたように目を瞬いて、「あ〜…」と髪をかきあげついでに声を上げた。
「ねむ…。まだ時間になんねぇのかよ……」
「あと3分です」
さらりと言ってのけた警備員に、私達は「はぁ!?」と声を上げて、一斉にそちらを振り返った。それが期待通りの反応だったのか、彼は嫌味ったらしいくらいにニコニコと笑っていた。
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(7) ( No.89 )
- 日時: 2010/08/31 23:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
もうすぐ時間だと認識した瞬間、突然周りの空気が変わったような気がした。背筋が寒くなるほどの沈黙が部屋を包み、なぜかそれだけで足元がおぼつかなくなってくる。自分の体が宙に浮いているように頼りない。
この突然訪れた緊張感に耐えられなくて、ぎこちない動作で左に顔を向けると、彼は「大丈夫だ」と言うように目で頷いてくれた。自然と口元がほころぶ。
「――予告時間まで残り10秒」
今まで一言も口をきいていなかった、厳つい顔の体格の良い警備員が、腕時計を見てそう言った。彼の低く重い声が、余計に私の緊張をあおる。
今度は無意識に隣の彼に視線をやると、何かを察したのか、彼は私の左手をそっと握ってくれた。
「――5」
彼の手を、握り返す。
「4」
恵玲は再び、睨むような目を中央のケースに向けて……
「3」
警備員3人が、お互い顔を見合わせ頷く。
「2」
私は唇を固く引き結び、両隣の2人を確認し、
「1」
最後に中央へと目をやり――
「零」
「――!?」
突然、部屋の電気が消えた。なぜかそこだけライトを当てたかのように、闇の中に浮かび上がるガラスケース。
そして間髪を入れず、
部屋に、銃声が響き渡った――
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.91 )
- 日時: 2010/08/30 15:32
- 名前: 真白. (ID: MQ1NqBYl)
ぁぁぁー!*← 続きが気になります*。*!
…あ、どうもどうも、杏樹.です!*。
このWiiのインターネット(←)、打ちづらくて苦労します…;;w
PCの方と区別をつけるために名前を変えましたw*。
すぐ友桃様に「この人、杏樹だ!」と分かってもらえるような名前を考えた結果…
「真白」になったんですよww←
それにしても…友桃様の小説は本当…
全人類が読むべきですよ、マジで!←
あのカウントダウンのところ、すっごくドキドキしました…w!!*
これからも応援してます!*。*
そして余談…
このWiiのやつ、打ちづらすぎて小説更新できないんですよww←
コメントくらいしかできなくて…;;
PCが戻ってきたらたっくさん(←)更新しようと思っています!*。*
それと…あの後真白ちゃんにプチ悲劇が起こっちゃいまs…((((
あ、でも大丈夫ですb←何が
それほど酷くないのでb((((
では…また来ます!*。*ノノ
[ちょ…調子に乗りすぎてネタバレしちゃいましたよ…(←)ごめんなさい←]
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.92 )
- 日時: 2010/08/30 16:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
真白(杏樹.)さん>びっくりしましたよ杏樹.さん!!笑
コメ見たとき、「杏樹.さんが来てくれたww」より前に、「え、真白……真白ちゃん!?」ってまぢで思っちゃいました←←
昼寝直後で寝ぼけてたせいだと思いたい……笑←
カウントダウン楽しんでいただけましたー?笑←
私、大した文章書いてないのに、カウントダウンシーンとか書くと自分で緊張しちゃうんですよねー(汗; 今回の話はちょっとまぢで疲れました><;
確かにそれで文章はきつそうですね(汗; それでもコメくれた杏樹.さんに感謝?wwww
え・真白ちゃんプチ悲劇ですか!?? いや、でもきっと真白ちゃんなら大丈夫!!wwwって勝手に意気込んでる私。。。←
更新が待ち遠しいです><!!
これから続き書くんですが……
結構次の話EnjoyClubひとつめの山場ですよね……?(←聞くな)
ちゃんと書けるか不安ですねー;; 絶対書かなきゃいけない要素、忘れそうです←← いえ、たぶん大丈夫ですけど!!
てかキャラ人気投票誰か入れてー!!!(泣;←
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.93 )
- 日時: 2010/08/30 18:49
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
え・・・えええええええれさまぁ!??
何行くことになってんすか>A<
バレるじゃないのぉ〜っ!!!
しっかし・・・
えれさまがE・Cだとは知らずに
ペラペラ話すなんて^∀^ウフフフフフwww
これからどうなるのやら・・・。
ずっと気になっていたんですけど
ウィル君ってえれさまのこと・・・・・(笑)
続きが楽しみです^^
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.94 )
- 日時: 2010/08/30 20:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>えれさま、そのへんちょっとバカなんでww
知らんふりしてれば大丈夫って思ったんだと思います、たぶん←
えれさまが味方だとまぢで心強いですからね〜><www そりゃあしゃべりますよね^^
ウィーくんゎ……
さぁどうなんでしょう?笑 本編にも出てますがみぃちゃんとデートしたりもしてますしね(爆 そのへんはこの先のお楽しみってことで……←
今日中に次話更新します♪
コメありがとうございましたー!!wwww
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.95 )
- 日時: 2010/08/30 20:37
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
- 参照: http://Wii使ってコメント書いてます(←)by杏樹b
ココ、めっちゃ山場ですよぉぉ!*w←
でも友桃様なら大丈夫bbだって友桃様ですしb←何
えwwビックリしましたかww名前ww
中の人(←)は杏樹なんですよーww
あはははhw←←←
あと、かなりの余談…←
真白の誕生日、11月17日って設定ですけど…
その日、杏樹のリアル誕生日なんですよb←←
はい、めっちゃ余談ですねwごめんなさい←
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.96 )
- 日時: 2010/08/30 20:43
- 名前: 真白. (ID: MQ1NqBYl)
[区別つけようとか言ったんですが…そのこと忘れて名前の欄に思い切っきり杏樹って書いちゃいました(←)あと、このWii、記事修正できないみたいで…なんなんでしょうね、このWii←←]
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.97 )
- 日時: 2010/08/30 21:08
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
真白(杏樹.)さん>←どっちで書けばいいんだ!!笑
大丈夫ですかねー><; ってもう書いちゃった後だから遅いですけど←
今wordで打ってる真っ最中ですwww
真白ちゃんの誕生日、リアルなんですか!!www そういうのもおもしろいですねっ^^♪ うちの子たち(←)の誕生日はイメージで付けたんで(汗; このこ○月っぽいなぁ……みたいなww
てか余談も全然おっけーですよ〜(^^)v 楽しいんでww
記事修正できないんですか!! それはめちゃくちゃ困りますね><;
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(8) ( No.98 )
- 日時: 2019/07/01 16:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
銃声と共に鼓膜を揺らしたのは、多量のガラスが割れる音だった。しかし、異常なほど――自分の手元すら見えなくなるほどの暗闇で、何が起きているのか全く把握できない。
それにしてもこの暗闇は何かがおかしい。さっきは部屋の電気が消えたと思ったが、この墨で塗りつぶしたような暗さは、部屋の電気どうこう、という問題ではない。
私は、おそらく誰かが侵入しているに違いないこの状況で、指先一つ動かすこともできずに硬直していた。今まで体験したことの無い本当の“闇”が体の内側から体温を下げていくような、そんな気さえしたのである。
一方恵玲は、闇が部屋を侵食した後も、余裕の表情で成り行きを見守っていた。その口元には、勝ち誇ったような笑みが広がる。
――……“光と闇”の能力――
「みぃちゃん……来てたんだね」
恵玲は音にならないよう口の中でそう呟き、先程の窓の辺りから知った人物の気配を感じて、一気に頬を紅潮させていた。
部屋に異常が起きた瞬間、1番最初に行動を起こしたのは、紫苑風也だった。不覚にも少しの間動きを止めてしまったが、窓の方から何者かが侵入してくる気配を感じて、すぐに反応できたのだ。
とりあえずフィルムを守らなければ、と、闇の中に不気味に浮かぶガラスケースに手を伸ばす。
しかし次の瞬間。
突如部屋の中に、暴風が吹き荒れたのだ。さすがの風也も、これには度肝を抜かれた。
「――なッ!?」
抵抗するより先に足が宙に浮き、彼は押し戻されついでに床に倒れこんだ。直後、悲鳴を上げて飛ばされてきた亜弓の体にとっさに手を伸ばし、床への直撃を防ぐ。
完全に不意を突かれたが、実際風が巻き起こったのは一瞬、呆気にとられる程すぐにそれは収まった。亜弓はまだ放心状態で風也の服をつかみ、息を乱している。
そして不思議なことに、風の消失と同時に先程までの漆黒の闇も綺麗さっぱりなくなっていた。今までの闇が嘘のような光景の中――
亜弓と風也は呆けたようにガラスケースを……否、粉砕して中身が空になったガラスの破片を見つめていた。
風也は目を見開き、思わずそこに駆け寄る寸前の体勢になる。警備員たちも我に返ったように中央を見つめ、それぞれ驚愕の表情をしていた。
敵ながら、あまりに見事だった。突然闇が舞い降りたり、部屋の中を突風が吹き荒れたりと不可解な事象は多かったが、結果的にこんなにもあっさりと獲物を奪い取られている。――偽物ではあるが。
亜弓はようやく息を整え、ゆっくりと視線を横に流して行った。
ケースと窓の、ちょうど真ん中辺り……
1人の青年が、フィルムを片手にこちらを見つめていた。
すらりとした長身の、まだ若い青年だ。黒い髪は高い位置で結われ、彼の動きに合わせて揺れている。無表情にこちらを見るその瞳は、どこか静まりかえったような、冷めた暗い色だ。
自分達と同い年くらいだろうか、と亜弓が割合落ち着いてその青年を見ていると、隣で息をのむ気配を感じた。
目を瞬いて、左を振り返る亜弓。
「……紫苑くん……?」
風也は信じられないといった様子で、青年を凝視していた。青年がじっと見つめていたのも、風也だったのである。風也はギリッと奥歯を噛んだ。
「白波……っ」
射抜くように睨みつけ、直後すくっと立ち上がる。片足を半歩引いて、すぐにでも動きをとれる体勢になる。
彼の視線を、青年――白波は、感情の映らない瞳で静然と見返す。カチャ…と乾いた音が響き、眉をひそめてそちらを見ると、白波の左手にはしっかりと拳銃が握られていた。さらに眉根を寄せる風也。フィルムはすでに、ポケットかどこかにしまわれている。
と、不意に警備員3人が敵を取り押さえようと一斉に飛びかかった。それは完全に2人のみの空気となっている中で、絶妙なタイミングだったのだが……
白波は表情一つ変えずに、右手の平を彼らに突き出した。
「――風よ……」
再び巻き起こる突風。彼らは為す術もなく、声を上げて吹き飛ばされる。
風也は、冷や汗が頬を伝うのを感じた。
「なんなんだよ、お前は……」
心に反して口端がつりあがり、全身が熱を帯びていく。構えをとる両足に、力がこもる。
風也の帯びる空気が変わったことを感じて、亜弓はそそくさと彼から距離をとった。こんな至近距離で見ていたら、確実に巻きこまれる気がしたのである。
結局座り込んで何もできないまま、風也と白波の2人を交互に見比べる。
――……知り合い、なんでしょうか
それからふと、全く目立つ行動をとっていない恵玲に視線を向けた。彼女はちょっと壁よりの位置に立ち、何やら楽しそうに観戦している。
亜弓はあからさまに非難のオーラを発したのだが全く気付かれる様子もなく、再び緊張した面持ちで、対峙する2人に意識を戻した。
恵玲は予定通りじっと白波の姿を目で追いながら、満足感に口元を緩ませていた。
さっきから白波は、面白いほど全くこちらに視線を向けない。もちろん気付いていないわけはない。
――……白波くん、状況察してくれたのかなぁ。……でもそんなに気の利く子じゃないし……
なんて失礼なことを考えながら、目だけ割れた窓の外へと向ける。その視線の先には、恵玲の仲間・棚妙水希が控えているはずだった。……控えると言っても能力の性質上、前線には出てこないだろうが。
彼女の能力は“光と闇”。
さっきこの部屋を真っ黒に塗りつぶしてくれたのは彼女なわけだが、この能力は能力者の視界の範囲内のみに影響する。つまり、水希はこの屋敷のすぐ近くにいるわけだ。そして普通に考えて、窓から派手に突っ込んできた白波と、直前まで一緒にいた可能性が高い。……タイミングを合わせるためにも。
きっとそのとき水希が広間の様子をうかがい、予定外の人物・荒木恵玲を見つけて、色々と配慮してくれたのだ。水希は実に頭のよく回る子で、その上気が利いて優しい。
“白波兄ちゃん、恵玲姉ちゃんが味方だってバレるようなことしちゃダメだよ? 絶対見ないようにね!”
そう言って忠告する姿が、瞼の裏にありありと浮かぶ。
――……ありがとう、みぃちゃん……!
勝手にそうだと決めつけて、恵玲は胸が熱くなりながら、心の中で何度もお礼を繰り返していた。
そして、彼女の仲間で唯一気配すら見せていない人物……
――……さぁて、ウィルくんはどこで登場するのかなぁ
白波が盗ったのは、偽物のフィルム。
おそらく皆、その可能性は考えて動いている。あんなに大胆に置かれては、誰だって疑う。
――……ウィルくん、白波くん、みぃちゃん――!!
絶対任務、成功させてよね!!
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.99 )
- 日時: 2010/08/30 22:27
- 名前: ひろあ (ID: wVDXtEbh)
来ましたッ^^☆
今から読むんで、明日またコメできたらしますね!
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.100 )
- 日時: 2010/08/31 20:43
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
ひろあさん>来てくださってうれしいですwww そしてコメありがとうございます^^!!!
駄文すぎて読むの大変でしょうが(笑)、頑張ってください><←
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.101 )
- 日時: 2010/08/31 21:08
- 名前: 白桃 ◆FUS3MYrKdA (ID: uxsgsRz2)
先程は私の小説にコメントありがとうございます!
・・・か、書き方が素晴らしいです・・・!
私の文才なんかとは比べ物にならないですorz
一回私の見てみます??
期待ガタ落ちですよww(
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.102 )
- 日時: 2010/08/31 21:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
白桃さん>まさか来ていただけるとは思ってなかったのでびっくりしました!!!
見てきましたよーwww
キャラ的にすごくおもしろそうですっ^^♪ ちょー期待してますww笑
いえいえ、私のなんて全然ですよ……っ><
あ・でもせっかく来ていただけたので、できれば暇つぶしにでも読んでいただけたら(←)すごく嬉しいですwww
読んでくれる人がいるとまぢで嬉しいんで><!!
名前似た者同士(←)がんばりましょうね♪
応援してます(^^)/
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(9) ( No.104 )
- 日時: 2010/08/31 23:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
風也は最近知り合ったばかりの青年――白波と対峙しているうちに、高まっていた感情が急速に冷却されていくのを感じていた。準備態勢をとっていた体から、適度に力が抜けていく。
――……ちょっと待て、落ちつけオレ……っ
一度意識して息をつく。彼の瞳から闘気が消え、ピリピリとした空気は流れるように消えていった。
――……相手白波だろ……っ。 何結構マジにやり合おうとしてんだ、オレは……!
見ると、白波は珍しく眉を寄せ、不審げな顔つきになっている。彼に、拳銃を持つ手から力を抜く様子はない。
風也は思わず舌打ちをすると、本気で困ったように髪をくしゃくしゃっとかき混ぜた。
「フィルム取り返さなきゃいけねぇし、相手お前だし……。どうしろってんだよ」
そう言ってから彼は、内心ハッとしてある重要なことを思い出していた。
――……そうだ、アレ偽物――……
「……何を迷っているのか知らないが、こっちは一応口止めしておく必要がある……」
カチャ……
と、不吉な音が眼前に聞こえる。いつの間にか白波が、風也の前髪で隠れた額に銃口を突き付けていた。その迷いの無さに内心舌を巻く風也だが、別段怯える様子もない。撃つ気がないのが分かるからだ。撃とうとしているには、あまりにも手に力が入っていない。脅しと分かっていれば、何も怖くない。
「まぁ……別に警察に突き出されても問題ないが……」
――面倒だからな。
そう続けようとした白波を、風也の声が遮った。
「別に脅されなくたって、突き出しゃしねぇよ」
普段通りの落ち着いた声。さらにはズボンのポケットに両手を突っ込むという、完全に無防備な体勢で彼の目を見る。その、納得のいかなそうな目を。
「……何で。名前まで知っておいて」
理解できないという気持ちが、白波の声音ににじみ出てくる。それを心なしか寂しそうな表情で、風也が聞いている。
それからしばらくの間沈黙が続き、亜弓がそれを不安そうに見つめていると……
シュ……
と、空気を切るような音が耳に届き、皆が一斉に音のした方――入り口近くに視線を向けた。ある人物が突如この空間に加わっていた。
まず目に入るのは、肩下まである艶やかな銀髪。くりっとした明るい印象の瞳は深い蒼色である。そして、全体的に小柄で華奢なイメージの人物だった。
――……ウィルくん……!!
恵玲がじんわりと頬を染めて、胸の前で両手を組む。
対して亜弓と風也は周囲の状況など頭の中から完全に消えて、この唐突な登場をした彼をぽかんと口を開けて見つめ、同じ疑問を胸中で叫んでいた。
――……い、今この人……
――……どっから出てきやがった……!!
部屋内の空気をがらりと変えておきながら全くそのことに気付いていないウィルは、何か言おうと口を開きかけ、視界の隅に知った人物を見つけて思わずそちらを振り返りそうになった。が、それを寸でのところで止める。
――……何で恵玲がいるんだ……
なぜ必死な様子で任務を断ってきた彼女がここにいるのかは理解できないが、彼女の親友の友賀亜弓がこの場にいる以上、無視しておくのが賢明だろう。
亜弓の顔は、恵玲が以前写真やプリクラやらを見せてくれたお陰で、この場にいるE・Cのメンバーは全員知っているのである。
ウィルは状況を把握しようとざっと部屋を見回し、それを白波の所でピタッと止めた。彼はまだ、風也に銃口を向けたままである。
「――もういいよ、白波」
ウィルが場の空気に似合わない穏やかな透き通った声で言うと、白波は何も言わずに銃を引いた。風也が何か言いたそうな目で見るが、彼はふっとその視線を避ける。
そして今度こそ広間にいる全員の目がウィルに集まった。それでも余裕の笑みを崩さないウィル。
「……もう1人E・Cのメンバーが来てたとはな」
声に不快感がこもる。たいていの人が見惚れる彼の笑顔が、風也にはなぜかとても気に食わなかった。今にも舌打ちをしてしまいそうだ。
しかしウィルはそんな彼の様子などお構いなしに、快く頷いていた。
「そう。ぼくはウィル=ロイファー。よろしく、金髪くん」
風也の目に、殺気がこもる。
しかし彼が行動を起こす前に、正面にいる白波が口を開いていた。
「依頼物は確保できたのか」
ウィルが心底うれしそうにそれに答える。
「うん、もちろん!」
そう言って彼は、右手に握っていた“あるモノ”を軽く振って見せた。
それは、フィルムだった。
もちろん白波とは別のモノ――……
「――! それ……!」
亜弓が思わず身を乗り出して声を上げる。そちらを振り返って、ウィルははっきりと頷いて見せた。
「これが本物だろうね。……キミ達の反応からしても」
「何で場所が分かった!!」
そう驚愕の表情で叫んだのは、今まで呆然と成り行きを見つめていた警備員。
しかしウィルはその質問には答えず、何か隠し事をするような意地の悪い笑みで、手の中のフィルムをもてあそんでいる。
「さぁ、なんでだろうね〜」
――……影晴様のお陰なんだな〜これが
心の中でほくそ笑む。
――……透視の能力で事前に場所を見つけておいてもらったんだよ
ただ、見た目だけではどちらのフィルムが本物かは判断できない。だから白波と二手に分かれてどちらも入手したのである。ウィルの方も水希が能力で敵の足止めをしてくれたため、思っていたよりもあっさりと事が運んだ。
じゃあそろそろ帰ろうか、とウィルが口にしかけた瞬間。
突然風也が、舌打ちと共に攻撃を仕掛けた。
まず手始めに、白波が握っていた銃を的確に蹴撃を放って吹き飛ばす。カンッと高い音が響き、銃はカラカラ…と床をすべって恵玲の近くで動きを止めた。恵玲がどうするべきか悩むような表情でそれを見つめる。
そして、ようやく本気で驚いたような表情を浮かべ、空になった自分の左手を見つめる白波を置いて、風也は素早く床を蹴った。
狙いは……
ウィル=ロイファー…!!
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(9) ( No.105 )
- 日時: 2010/08/31 23:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
「――え、ちょ……っ!?」
ウィルが目を見開き彼を止めようと手を出しかけたのも束の間、空間を斬るような鋭い回し蹴りが顔面に迫って来て、彼は本能的な反応の速さで顔を後ろにグイッと引いた。紙一重で、足が前髪をかすっていく。……今の蹴りをかわせたのは、確実に恵玲のお陰だ。いつも恵玲のフォームを目にしていたお陰で、すぐに1発目は反応できたのである。
しかし、問題はこの後だった。
1発目をかわされたのが相当不本意だったようで、あからさまに顔をしかめた風也がさらにスピードを上げてきたのである。
「――!?」
ゾクッと背中を悪寒が襲うとともに、左足が下から弧を描いて振り上げられる。まるで鞭のようにしなる蹴撃――! それをよけきれず体勢を崩したウィルの白い頬に、ピッと一筋赤い線が引かれる。しかし顔をしかめて居る間もなく、続けて今度は狙う位置がぐっと下がってきた。
――フィルムを握る右手である――!
――……それだけはさせない――!!
全神経を右腕に集中して、寸前どうにか直撃を避ける。今のは完全に意地だ。突然無理な動きをしたせいで、腕の筋がピンと伸び痺れたような感覚になる。
そして直後、今度は右肩口を狙ってくる軌跡――。
――……マズい……っ、当たる――!!
ウィルは考えるよりも前に、反射的に叫んでいた。
「――テレポート!!」
薄皮1枚というところで、ス…と彼の姿が消失する。風也は空気を振り切ると、すぐに後ろを振り返った。
「恵玲っ!!」
亜弓が叫び声を上げる。
テレポートで逃れたウィルが、恵玲の腕をつかみその体を引き寄せた。彼女はチラチラと握られている腕を見ながら、素直に従っている。
「てめっ――」
「ごめん、ホントこんなことしたくないんだけど、キミ…マジで厄介だからさ……」
本気で参ったというように大きく息をつく。
恵玲を盾にされていては攻撃できない。というか強いんだから抵抗しろよ、とムラムラとした気持ちが胸中に沸き起こってくる。
風也はギリッと奥歯を噛み、殺気を込めた目でウィルを睨みつけた。……困ったような笑みを返されるのがさらに腹が立つ。
と、白波が何も言わずにウィルの横に並び、床に転がっている拳銃を拾い上げる。そして静かな瞳で風也と目を合わせた。
同時に亜弓が恵玲を助けに駆け出そうとすると、サッと制止の手が出て彼女は思わず動きを止めていた。……ウィルだった。彼はこちらが驚くほどの優しい瞳でわずかにうなずく。まるで恵玲の身の安全を保証するかのように。
そしてウィルは部屋を改めて見回し、やや挑発するような声音で言ったのだ。
「ぼくらは麗牙光陰――
E・Cに属するグループのうちの1つだ」
白波が目だけで彼を見る。
「ほんとはあんまり言っちゃいけないんだけど、キミ達とはなんとなくこの先も縁がありそうだからね。それだけ教えておくよ」
そう言うと、ウィルはなぜか窓の方に目を向けた。亜弓達が疑問符を浮かべて彼の行動を見つめていると、窓の向こう側、つまりベランダから、1人の少女が姿を現したのである。
黒く長い髪をツインテールにし、品の良い膝丈のワンピースを身につけた子だった。真面目そうな、“自分”をしっかり持っていそうな“強い”瞳の女の子である。
彼女が近くに駆け寄ると、ウィルは「それじゃ」と言って手を振った。
「待っ――」
止めようとした風也は、解放されて軽く背中を押された恵玲にとっさに手を伸ばす。そして直後、2人は同時にウィルを振り返った。
「テレポート!!」
ウィルが床に手の平を向け叫んだ瞬間。
白く光る円が彼ら3人を囲むように中心から広がり……
一瞬目を瞬いた時には、彼らの姿は視界から消え去っていた。亜弓は呆然としてその空になった空間を見つめ、風也は悔しそうにじっとそこを睨みつけていた。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.106 )
- 日時: 2010/08/31 22:37
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
とうとう接触〜・・・・。
うぅ〜ん@A@з
白波君と風也君のペアが好きですwwwwww
風也君かっこええwwww^^
でもでもでも・・・
えれさまぁ〜〜〜〜〜〜(―∀―)
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.107 )
- 日時: 2010/08/31 23:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
突然ですが、お知らせです。。。
3話から出てきてた、“風牙天明”という名前、変えさせていただきます><;
実はこれ、私がE・Cを書き始めた頃に『フェンネル大陸偽王伝』っていう小説に出てきた言葉で、「かっこいい……!!」って思って勝手に使っちゃったやつなので……
今改めて考えてみると本当に申し訳ないことをしました……。
このページは見ていないでしょうが、ここでお詫び申し上げます。本当にすみませんでした。
ということで、近いうちに変えておきます。
一応メンバーにちなんだ名前にしようとは思うのですが、ほんとにネーミングセンスないので……><;
そのへんはご了承くださいm(__)m
でわ?本当に突然すみませんでしたー
- Enjoy Club 第3話『我ら、麗牙光陰――』(10) ( No.108 )
- 日時: 2010/09/01 13:17
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
その日は小松家の大豪邸で夜を明かした。
結局盗られてしまったのだからと遠慮する私達3人を、小松家の人々が強い押しで招き入れてくれたのである。
どうやら他の場所に待機していた警備員たちは、ほとんどが例の暗やみの中身動きが取れず、明かりのついていた地下にいた人たちも相手の妙な能力に翻弄され何の役にも立たなかったそうだ。それに比べれば私達は本当によく奮闘してくれた、とそう言うのである。私はちょっと後ろめたい気持ちにもなったのだが、彼らと押し問答しているうちに、ついに躊躇いや遠慮よりも好奇心の方が勝ってしまった。
というわけで、私と恵玲は今、思わず小学生みたいに飛び跳ねてしまいそうな、ふっかふかの真っ白なベッドに横たわっている。レースがふんだんに使われているこのベッドに寝転がっていると、自分がまるで宮廷のお姫様になったみたいで体がムズムズする。
「ふっかふかですー!」
私は我慢しきれずに、“小学生みたいな”行動をとってしまった。
「バカじゃないの?」と言うような軽蔑の視線が突き刺さり、私は大人しく布団を掛け直す。枕に顔をうずめ、そのままこもった声で恵玲に話しかけた。
「E・Cの人達、魔法使いみたいでしたねー」
突然、恵玲が吹き出した。私は本気で驚いて体ごと彼女を振り返る。
「え、な、なんですか!?」
「魔法使いって……そんな……っ、そんなんいるわけないじゃん……!!」
どうやら相当的外れな発言だったらしく、彼女は声を上げて笑い布団の上を転がり回っている。私と2人でいる時にこんなに爆笑するだなんて珍しい。
それにしてもそんなに変なことを言っただろうかと首をかしげていると、恵玲はようやく元の位置に戻って比較的明るい声で言った。
「でも、その魔法使いとまともにやり合えちゃう風也くんもすごいよね」
「……確かに」
ウィルとやり合った時の彼の動きは尋常じゃなかった。少なくとも、私の目では何が起こっているのか把握しきれなかったくらいだ。彼が有名な不良だということを久し振りに再確認した光景だった。
ちなみに彼は今、隣室で1人で眠っているはずである。
私は彼がいる部屋を壁越しに見つめ、それからずっと気になっていたことを口にした。
「恵玲……いつから“風也くん”って名前で呼んでるんですか?」
頬をのせた枕を両手で抱いて話しているため、変にくぐもった震えた声になってしまった。拗ねているみたいで、ちょっと悔しい。
「いつって……最初からだけど」
そう言って恵玲は、くるっと私の方に体を向ける。
「あんたも呼べばいいのに。何も文句言われなかったよ?」
「う〜…」
「何うなってんの」
呆れたような声音。
私は頭の中で何度も彼女の台詞をリピートし、そうしているうちにいつの間にか眠りに落ちていった……。
亜弓がすーすーと寝息を立て始めると、恵玲は慎重に布団をはがして音をたてないようにベッドを下りた。爪先からゆっくり足を下ろして、そのままベランダへと向かう。
先程と同じ大きな両開きの窓を押すようにして開けると、冷たい夜風が部屋に吹き込んでくる。さっきよりはだいぶ収まったが、それでもあまり当たりすぎると風邪をひきそうだ。恵玲はゆっくりと窓を閉め、自分は冷たい空気にさらされてじっと夜空に浮かぶ淡い月を見つめていた。
脳裏に2人の男の子の姿が浮かぶ。
頬がじんわりと熱くなって、彼女は両手の指先をそっと当てた。
「ウィルくんも白波くんも、ほんっとにかっこよかったなぁ〜」
彼らの姿は全て、この瞳に焼き付けてある。
今回のことで彼らを困らせてしまったのは間違いないが、それでも恵玲は満足だった。でもやっぱり嫌われるのは嫌なので、こんな真似は二度としないと月に誓う。
そして彼女は、ふと隣の部屋のベランダに意識を向けた。
いつの間にか、紫苑風也が姿を現していた。
「正直期待以上だったよ、風也くん」
視線は前へと向けたまま、恵玲は可愛らしい声でそう言った。その声は闇の中で不気味に浮いている。
「お前はなんで手ぇ出さなかったんだよ。……人質にまでなりやがって」
風也の声に苛立ちが見える。おそらくその感情は、彼女に対してだけではない。
恵玲はチラッと彼を見てからかうように言った。
「人質になったのはマジで不本意だけど、風也くんの力確かめたかったのぉ〜。あたしが手ぇ出しちゃつまんないでしょ?」
「嘘つけ」
吐き捨てるような声だった。
しかし恵玲はそれ以上は言わず、体を反転して部屋に向かう。
「――おい」
「風邪、ひかないようにね〜」
ひらひらと右手を振って、恵玲は部屋へと戻っていった。
再び静かに窓を閉め、彼女は亜弓に目を向ける。……どうやらぐっすり眠っているようだ。
それを確かめ自分もベッドに戻ろうとすると、聞き取りにくい小さな声が耳に入った。
「……っと……」
「――え?」
少し驚いて熟睡している亜弓を振り返る。
「……こんど…は、やくに…たち……――」
す…っと自分が真顔になっていくことに、恵玲は気付かない。
「……ごめん、亜弓」
気が付くと、そんな言葉が口をついて出ていた……。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.109 )
- 日時: 2010/09/01 22:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
第3話終了ですwww
読んでくださった方、ありがとうございました〜♪
次は下橋のヤンキー達登場www&みぃちゃんがようやくまともに出てきてくれる……予定です><!!←
ってことで、「有衣ねーさん出番ですよー!!」(←)って今すごく叫びたい衝動に駆られてる友桃でしたー^^☆((←謎;
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(1) ( No.111 )
- 日時: 2010/09/01 22:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
今にも木枯らしが吹き抜けていきそうな、寂れた駅。
都心に向かう電車のため乗客数は多い方なのだが、自分以外にこの駅で降りる人物は見当たらない。周りの乗客からの冷たく痛い視線を背中に浴びながら、ホームに足をつける。
いつ見てもこぢんまりとした殺風景な駅だ。ホームと一応の屋根が取り付けられているだけで、もちろん階段やエスカレーターといった代物は設置されていない。2階がないのでそもそも必要がないのだが。ある物と言えば、ひびが入ってペンキの剥げたベンチが4つと、“下橋駅”と書かれた小さな看板、それだけだった。
「自販機くらい置けよなー」
恨みがましくそう独り言を漏らしたのは、今しがた小松家を後にしてきたばかりの風也である。
腕時計を見ると6時32分と表示されていた。そう言えばこの駅には時計の1つも見当たらない。
ホームの丁度真ん中ぐらいの位置に、小さな改札口がある。そこで待機している駅員は、昔からの顔なじみだ。改札を通ると、半分眠りかけていた駅員がハッとして目を覚ました。
「おはようございます」
「おっ、おはよう。いやぁ、これが大きい駅だったら即刻クビになっているね〜」
恥ずかしそうに頭をかく駅員。外見から判断すれば50代くらいの人なのだが、とても愛嬌があると下橋の住人からも好かれている。
風也はニヤッと笑って、
「またしばらく誰も通らないと思うんで、寝てても大丈夫ですよ」
半分冗談半分本気くらいの気持ちでそう言った。参ったな〜と言って大声を上げて笑う駅員に別れの挨拶をして、風也は駅を出た。
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(1) ( No.112 )
- 日時: 2019/07/01 16:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
駅を出ると、まず円形の大きな広場が視界に飛び込んでくる。ここではたいてい小・中学生がサッカーやらバスケやらドッジボールやらをして大騒ぎになるのだが、さすがにこの時間は誰の姿も見えない。白い野良猫が1匹悠々と歩いているのみである。
そしてその広場を囲むようにして、背の低い建物がずら〜っと並んでいた。しかしほとんどの建物は廃屋に近い状況になっており、正面の1番大柄な建物なんか一面に赤いスプレーで落書きがされている。2年前までここにいた、“噂通り”の不良共が残して行った過去の薄汚れた染みだった。通りを挟んでその建物の右側にあるのが、この広場では唯一綺麗に手入れされ現在も営業中のファミレスである。この地域にはレストランはこの1軒のみであるため、きっと大いに儲けているのだろう。
もっと別の所を回ればまだ生きている喫茶店や酒屋などの小さな店もあるのだが、その辺はまた別の機会に紹介しよう。
風也は広場を斜め右手に突っ切っていく。そして広場の端まで行くと、東西に延びるあのガラの悪い建物の並びの通りに来るのだが、彼はそれと直角方向に延びる小道を進んでいった。そこを1つ目の角で右に曲がり、直進して再び左手の角を曲がってそこの広い通りを抜けると、正面に目的地が見えるのだが、少し進んだところで彼は見慣れた顔と出くわした。
「ちぃーっす」
適当な挨拶で右手を軽く上げてくる。
「よぉ」
あちらに負けないくらい雑な返事を返し、風也はそこで足を止めた。
――月上有衣。
とにかく第一印象のインパクトがものすごい美女だった。
神様に贔屓されたのではと思ってしまうほどのスタイル。いつも通り胸元が大胆に開いた服装で、下はすらりとした長い脚がむき出しのショートパンツ。彼女は自分を“魅せる”ファッションをよく心得ている。そして、かかとの高いブーツの分を差し引いても、女性にしては高めの背丈。特別背の高くない風也としては、そういう背をプラスしてしまうようなものは控えてほしいと内心思っている。
そして、整った小顔を大きくウェーブした背中までの茶髪が包み込む。その質の良い髪はややピンク寄りの色で、金のメッシュが入っていた。気の強そうなぱっちり二重の目には、濃いメイクが施されている。
聞いた話だと、彼女は以前からモデルやグラビアアイドルのスカウトを度々受けているらしい。今のところ全て断っているようだが。
黙っていればそれはもう風也ですら見惚れるほどの容姿だというのに、彼女は完全に期待を裏切る姿を見せてくれた。
「おっ前昨日どこ行ってたんだよ! 皆でカラオケ行こーぜって言ってたじゃねぇか!」
大口を開けて荒々しい口調でそう言う。顔を見ると本気で怒っているわけではなさそうだ。
風也は彼女の言葉を聞いて、しまったという風な顔をした。
「やっべ、そうだ。完全に忘れてた」
「メールもしたのに返さねぇしよ」
「携帯昨日の夜から開いてねぇ」
これは彼としても珍しい事実だった。メールが来ていないかを確かめるのは日課となっているからだ。
有衣も目を丸くして風也を見ている。
「へぇー、めっずらし。まぁ全然いいんだけどよ」
「ユウ、こんな時間にどこか行くのか? サークルとかにしちゃ時間早くね?」
「弟が家に来てくれって」
風也は目を見開く。
面倒くさそうな表情で髪をくしゃくしゃとかき回す有衣。
“家に帰る”と言うことは、彼女にとってはちょっとした大事だ。
有衣はこう見えて、歴史的な名家のお嬢様なのだ。家の規模で言えば小松家など優に越えてしまうだろう。幼い頃から厳重な英才教育で育てられてきたため、勉学に関しては下橋でだんとつのトップである。実際彼女は、かなりのトップクラスの大学に通っている。
そんな彼女はある年齢に達した頃に自我が目覚め、窮屈なお嬢様生活を脱出し、下橋にやってきた。その際に両親と大喧嘩をしてきてしまったため、家に帰るのは正直嫌なのだ。以前風也が、長女である彼女がいなくて家は大丈夫なのか、と尋ねたところ、「弟生まれたから大丈〜夫! 全っ然問題ない!」と割合あっさりと返されてしまった。
その弟が、今日の朝家に帰って来てくれと電話をしてきたのだそうだ。ちょっと相談事があるだけだから、と。
「きっと学校のことだ。アタシも周りの奴ウザすぎて苦労したからな〜。今になって弟に押し付けちゃったこと申し訳なくなってきたし」
「やっぱ金持ちが集まるとこなんだろ?」
風也の質問に、有衣は真面目な表情で頷く。その表情を見て、やはり彼女は一言で不良と言うには何かが違う、と風也は思う。
それからすぐに、彼女はいつものすがすがしいほどに堂々とした明るい表情に戻り、
「じゃ、アタシは行くぜ」
ポンッと彼の肩を叩いて、駅へと向かっていった。
「がんばれよー」
風也も彼女の後ろ姿にゆる〜く手を振って、再び歩き出す。
目的地は“緋桜”のたまり場。たまり場と言っても、名前通りただ集まって地べたやらドラム缶やらに座り世間に悪態をつくだけの場所だったのは、つい2年前までの話。今ではこの場所の趣向が変わったのに加え、有衣と言う資金提供者のお陰で、まともな建物でまともな生活ができるようになっている。
――……やっぱりココがいいな
慣れた空気。
慣れた光景。
風也は前向きな足取りで、自分の“家”へと歩いて行った。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.113 )
- 日時: 2010/09/01 23:08
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
やばいっすね・・・・。
段々風也君が好きになってしまっている・・・。
でも
友達思いの恵玲に正直、撃沈です^^
やばいです。えれさまぁ。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.114 )
- 日時: 2010/09/01 23:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hab4OUo)
花見さん>コメありがとうございます〜><!!!
誰も来てくれないんでさびしかったんです(泣;←
風也良くなってきましたか?www
わたし的に風也と有衣ねーさんの2人を書くのが大好きなんですー>< あ、もちろんあーちゃんも楽しいですがwww←
えれさま、あーちゃんのこと大好きですから^^www
これからもえれさま&その他(←)のこと応援してあげてくださいっ♪
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.115 )
- 日時: 2010/09/02 17:37
- 名前: ゆか ◆r6Isza50.E (ID: F.0tKRfu)
どうもっ、ゆかです☆
すごい上手ですね!
続きも期待ですw
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.116 )
- 日時: 2010/09/02 18:50
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ゆかさん>コメありがとうございますwww
いえいえ、全然ヘタです(汗;
すごく小説うまいゆかさんに言われると正直うれしいですけど><ww←
ゆかさんの小説の続きも期待してますー^^♪
- 登場人物紹介-6- ( No.117 )
- 日時: 2019/06/29 22:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1195.jpg
もういいや、紹介しちゃえ!!(←)ってことで、紹介しちゃいます。みぃちゃんですwww
【NO.6】棚妙 水希 Tanadae Mizuki
・年齢:12才(中1)
・誕生日:3月21日
・血液型:A型
・身長:151cm
・黒髪
なかなかちゃんと登場してくれないみぃちゃんです← 会話には出てくるんですけどねー(泣;
今のところE・C最年少の女の子ww
優しくてしっかりしてます。結構優等生タイプなのですが、適度な真面目さなので友達も多いです^^♪
能力は“光と闇”。使い方次第で恐ろしいことになりそうな能力です(笑
能力の性質からあまり任務には参加しません。参加しても後衛。なんで、麗牙光陰の中では1番自分の時間がとれて、学生生活もenjoyしてますww あ・でも今のところ恋はしてないかな><; 男友達はいるけど恋愛対象として見てません(爆
ちなみに吹奏楽部に入ってます!! E・C関係で忙しくない証拠ですね(笑
ウィルは兄のような存在ww そして強くて可愛い恵玲に憧れてますwww 2人もみぃちゃんのこと可愛がってます♪
この子はちょ〜っと出番が少ないかもです↓↓ 番外編とかで出してあげたいなぁwww
てことで、登場回数少ないのにいっぱい書いちゃいました(笑
次は有衣ねーさんかな〜www
☆キャラ絵は参照から♪
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(2) ( No.120 )
- 日時: 2010/09/03 18:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
――……ウィルくん、やっぱり怒ってるよねぇ……
恵玲は、いつもの茶色い屋根の一戸建てを見上げ、眉を下げた。
今は朝の7時半。小松家を出て最寄りの“松原駅”で亜弓と別れた後、その足でここに来た。朝の6時くらいに、ウィルから集合命令が出たからである。
腕を組んで、どう弁解しようか頭を悩ませる恵玲。
彼女の予想だと、おそらく白波と水希は何も言ってこない。問題はウィルなのだ。彼はこのチームのリーダーをやっているだけあって、基本的に真面目だし、E・Cに強い貢献心がある。組織の長・影晴に対しての忠誠や尊敬の念も並ではないだろう。まぁ、E・Cや影晴に対する気持ちは彼女を含めた全員が同じものなのだが。
とにかくそういう部分があるだけに、今回のような任務の妨げになることをした恵玲にどういう行動をとるか、それが心配だったのだ。
任務前は知り合いのような反応さえしなければ大丈夫だろうと高をくくっていたのだが……。
恵玲は心の中で「よしっ」と気合を入れ、真っ直ぐな瞳で正面のドアを見つめた。
「――何してるんだ、こんなところで」
「ふぇ!?」
突然の背後からの低い声に、恵玲はびくっと肩を揺らして勢いよく後ろを振り返った。
いつも通りの表情の白波が、彼女を見下ろしていた。
「白波くん……! 任務以外で会うの、久し振りじゃない!?」
興奮して目をキラキラとさせる恵玲。
しかし彼は「そうだな」と呟き、恵玲を追い越してさっさと玄関のドアを開けてしまった。
「あ、待ってよぉ」
恵玲が慌てて彼を追いかける。さっきまでの不安が、彼の変わらぬ態度を見るだけで和らいでいくようだった。
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(2) ( No.121 )
- 日時: 2010/09/03 18:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
とりあえずパンをかじって朝食を済ませた恵玲と白波は、すぐに2階の会議室に向かった。階段を上って正面が会議室。廊下を右に曲がって右手に白波の、左手にウィルの部屋がある。しかし白波の部屋はあまり使われていないため、他のメンバーが勝手に借りていたりもする。
一応ノックをしてから扉を開くと、待機していたウィルと水希が同時にこちらを振り返った。頬に傷の手当てを施したウィルは本棚にずらっと並ぶ背表紙を眺め、ソファに腰かけた水希はリンゴジュースを行儀よく飲んでいるところだった。
まだ中学1年生というE・C最年少の棚妙水希は、他のメンバーから妹のように可愛がられている。外見としては同年代の子の中では標準サイズ。淡色のワンピースを好んで着ており丈は長めのものが多い。そして肩までのツインテールは彼女のトレードマークだ。
そんな彼女は2人が入ってくると嬉しそうに立ち上がって、
「2人の分もお茶つぐね。あ、恵玲姉ちゃん、ジュースとどっちがいい?」
と部屋に取り付けてある小さな棚から、コップを2つ取り出した。ジュースがいいと恵玲が言うと、「はーい!」と快く返事をする。まるでよくできた妹を持った気分だ。
そこでウィルが、水希の隣に座りながら言った。
「そろったね。とりあえず座って」
表情や声色はいつも通りのように見える。それなのにぴんと張り詰めた空気を感じているのは自分だけだろうか。恵玲は無意識に周りを見回している。
2人は言われた通り、ウィルらの向かい側のソファに座った。2つのソファの真ん中には背の低いテーブルが置いてある。校長室や応接室を連想してしまう部屋だ。
水希が2人の前にコップを置き、元の位置に戻る。
「ありがとぉ」
「いえいえ」
彼女がソファに腰かけると、ウィルはついっと軽く身を乗り出して言った。
「今日の任務はお疲れ様」
彼の台詞に微笑みで返したのは水希のみ。隣の白波は無表情にウィルを見ていたし、無論恵玲がそんな余裕の表情を浮かべられるはずがない。今の自分の顔が絶対にひきつっている自信がある。
皆の顔を見回して、ウィルはよりによって恵玲の所でそれを止めた。さすがに呆れたような表情で、彼は唐突に、しかし穏やかな声で言った。
「恵玲、何か言うことは?」
ハッとして目を上げる恵玲。
頭の中をぐるぐると色々な言葉が回ったが、結局飛び出したのはあまりにも単純で率直な一言だった。
「ご、ごめんなさい…!!」
そのままペコッと頭を下げる。
白波がそれをチラッと見て、すぐに視線を前に戻す。
「…いいよね?」
ウィルが白波と水希に尋ねた。恵玲が気になって半端に顔を上げると、その視線の先で2人が頷くのが見えた。じんわりと胸が熱くなる。
顔を上げて、と言われて恐る恐る正面のウィルの顔を見ると、
「今回は許すけど、絶対二度とやっちゃダメだよ。ぼくら本気でびっくりしたんだから。あ、あと人質にしたことは謝らないからね」
彼はにこっと笑ってそう言った。
目の奥を熱くしながら大きく頷く恵玲。
そして4人にいつも通りの空気が戻り、今回の任務の反省会が始まった。恵玲は一口ジュースを口に含んでからウィルの話を聞く。
「これが終わったらすぐに影晴様に報告に行くけど…。1番問題なのはやっぱりあの2人なんだよね。無茶苦茶強い金髪くんと、友賀さん」
彼が“問題”と言っているのは2人が今回のことを警察に通報するかもしれない、ということだ。E・Cのバックアップのことを知らない一般人の2人は、もしかしたら警察に頼るかもしれない。別に通報されてもすぐにE・Cに関与している上層部が助けてくれるだろうが、やっぱり警察に関わること自体面倒なのだ。だったら姿を隠せと突っ込まれるかもしれないが、そういうコソコソとした行為を嫌う少女がウィルの目の前にいる。
ウィルはまず恵玲に目を向けた。あの2人のことは彼女が1番よく知っているはずだ。
「たぶん…いや、絶対亜弓は大丈夫。あの子警察と関わるの嫌うタイプだし、ウィルくん達のこと悪者として見てなかったもん」
「そっか…。じゃあもう1人の金髪くんは…」
「風也も言わない」
恵玲より先に思わぬ声が入って来て、皆が驚いて白波を見た。彼は長い脚を組んでそっぽを向き、淡々とした口調で続ける。
「言わないと、言っていた。…理由はわからないが」
「白波、その人のことを知って…」
「…紫苑風也。…この間偶然会っただけだ」
ウィルは、あの時彼に銃を突きつけていた白波を思い出していた。その時も今と同じ、やはり無表情に友人に武器を向けていたのだ。…そもそも友人という程の関係ではないのかもしれないが。
―…いや
彼は内心緩くかぶりを振る。
あの白波がフルネームを覚え、その上彼の言葉をある程度信用しているということは、少なくとも他人以上の位置にはいるということだ。紫苑風也という人物を、自分と関係している人として見ている証拠だ。
―…なんでかなぁ…
なぜかウィルは少し泣きそうになった。
以前からの疑問だった。
なぜ彼が、こんなにも“非情”なのか。
「確かに風也くんも、警察には言わなそう」
恵玲がそう言い、チラッと気遣うような視線をウィルに向ける。
「風也くん自体、警察に目ぇ付けられてるかもだし」
「そうだね。…それにしても、あの人強かったなぁー!」
頭の中の疑問を吹き飛ばすように叫ぶ。ついでドサッとソファに頭を持たれかけ、目を閉じる。
水希がそれを見て苦笑を浮かべた。
「ウィル兄ちゃん、アクロバットすごいのにね」
「あの人速すぎだよ。やる暇なかった」
ウィルも乾いた笑いを漏らし、突然勢いをつけて立ち上がった。
「ぼくはそろそろ行くよ。まぁあの2人は大丈夫ってことで」
テーブルの上の紅茶を飲みほして、彼は部屋を出ていく。水希が元気よく手を振る一方、恵玲はある素晴らしいことをひらめいて、華奢な背中に声をかけた。
「ウィルくん!」
「なに?」
「今日デートしよ!」
最近2人で遊びに行っていない!と思い、わくわくした気持ちを前面に出して言う。
しかし振り返った彼はすごく申し訳なさそうな顔をして、
「ごめん、今日は別の任務が入ってるから。ぼくだけで済むやつだけど…」
そう言った。仕方が無いとわかっていながらも落胆を押さえられない恵玲。
すると突然何かを思いついたようにパァッと顔を輝かせたウィルが、心底楽しそうに言ってきたのだ。
「珍しくいることだし…
白波とデートしてきたら!?」
「…へ?」
目を丸くして彼を凝視する恵玲。口がぽかんと開いている。
白波もさすがに虚を突かれたような顔で恵玲を見、2人の間に何とも言えない複雑な空気が流れ始めた…。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.123 )
- 日時: 2010/09/03 21:24
- 名前: agu (ID: zr1kEil0)
コメント頂きましたaguです!
惚れ惚れするような文章、憧れますwそして一更新毎の文が多いです。
自分はどうしても短文になってしまうので、これは尊敬しますねぇ。凄い!
4日間ですか・・・。
何か事情があるのか分かりませんが、支援させて頂きます!頑張ってください!
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.124 )
- 日時: 2010/09/03 21:45
- 名前: ひろあ (ID: wVDXtEbh)
やっと1話読み終わりました。
遅くてすみません;
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.125 )
- 日時: 2010/09/03 21:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
aguさん>コメありがとうございますっ!! めちゃくちゃうれしい……っwwww
惚れ惚れするような文章ってそれはこっちのセリフですょ、まぢで!! aguさんの小説ヤバいですww また見に行きますね♪
私は逆に長すぎるので悩んでます。。。文章がだらだらとまとまらないんですよー><;
あ、ありがとうございますっ!!ww がんばりますっ(^^)/
ひろあさん>いえいえ、どうぞごゆっくりお読みくださいwww←←
わざわざコメありがとうございます(^^)/ww コメもらうとやる気が出るんで><!! うれしいですっ!!
先は長いですが。。。笑
この4日間は更新できないんでその間にでm…←←
いえ、ゆっくりでいいです、全然^^ 読んでいただけるだけでwww
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.126 )
- 日時: 2010/09/04 05:10
- 名前: ARMA2 (ID: vDb5uiaj)
どうも、またまた来ましたぁ。
水希の紹介感激です!
>>なかなかちゃんと登場してくれないみぃちゃんです
いやいや、今後たくさん出てきてくれるんですよね〜(圧力圧力)
っと、そんな厚かましいお願いしようなんて夢にも思ってませんので、悪しからず。。。
一回の更新の量が多いですけど、文章読んでてつっかえるところが無いのがすごいですっ。
次回の更新楽しみにしてますっ!!
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.127 )
- 日時: 2010/09/04 08:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
出かける直前に見に来ちゃいました♪
ARMAさん>また来てくださってありがとうございますっww まぢ何回でも来ちゃってください♪←
私もみぃちゃんの登場回数増やしたいんで、たぶんどうにかします!!
あ・でも4話の後半には結構登場しますよwww そっから2章の真ん中くらいまでいなくなりますけど(笑←
その間は番外編とかでどうにかしたいですww それか気分によっては本編に出すかもです^^←
ありがとうございますっ><!!
続きも頑張ります(^^)/ww
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.128 )
- 日時: 2010/09/04 08:43
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
すみませんっ、、、、2コ前の記事、書き込んだ人の名前は"ARMA"です。
"ロック/修正"ボタンから名前の修正できなかったので、ここに書き込んでしまいました。。。以後気をつけますっ。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.129 )
- 日時: 2010/09/08 00:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
戻ってきましたー^^!!←
4日空いただけで本編どこまで書いたか忘れちゃった友桃です><;
更新は明日します♪
ARMAさん>大丈夫ですよーww
てか私も「間違えて2ってつけちゃったんだなぁ(笑」と勝手に解釈しちゃってました(笑← すみませんm(__)m
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(3) ( No.130 )
- 日時: 2010/09/09 11:17
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
あれから15分。
恵玲と白波は最寄りの暁駅に向かって並んで歩いていた。
最初このデートを提案された瞬間は「えぇ!?」と思ってしまった恵玲だが、よく考えてみたら彼とデートをするのは初めてである。これはものすごく貴重な体験ではないか! そう思い直して渋る白波を説得、無理矢理街と連れ出したのだが……
――……きっ、気まずい……!!
さっきから2人の間を流れる“沈黙”という2文字。
普段から無口な人だとは思っていたが、いつもは必ずと言っていいほどウィルが同席していたため、深刻には考えていなかった。こうやって2人だけの状況になってみて初めて、この2文字が身にしみる。
湿気がまとわりつくようだ。今日はそれほど暑い日ではないはずなのに、必要以上の汗をかいている。
バッグからハンカチを取り出して、恵玲はチラッと彼を見上げた。
……高い、思っていた以上に。自分の身長が153?だから、30?近い身長差があるのかもしれない。ウィルとの時と違って、これでは話すのにも一苦労である。
悪条件が重なってややうんざりする恵玲だが、すぐに両手で頬を叩いて気を取り直す。
こんな空気で終わるのは彼女のプライドが許さない。ウィルとデートしている時の雰囲気を思い返して気合を入れ直すと、恵玲はこの空気を断ち切ろうと思いきって口火を切った。
「白波くんっ、のど乾いたしさ、どこか喫茶店とか入らない!?」
精いっぱいの明るい声で、彼を振り向かせる。
眉一つ動かさず彼女を見た白波は、ようやく固い唇を開いた。
「……飲み物なら、そこの自販機でいいだろ」
気遣いの欠片もない台詞を躊躇なく吐いた彼は、恵玲の返事を待たずに近くの自動販売機へと歩いて行ってしまう。
予想外の返事を返されてぽかんと口を開けていた恵玲は、ハッと我に返って彼を追いかけた。
白波はコーヒーを恵玲はリンゴジュースを手に、再び歩を進める。
なぜか肩身の狭い思いでボトルを両手で握った恵玲は、彼を見上げちょっと途方に暮れたような声で尋ねた。
「……もしかして白波くん……デート、したことない……?」
2拍ほど置いて、
「ない」
端的な答えが返ってくる。恵玲は視線を手元にやり、言葉をつないだ。
「そ、そっかぁ……。白波くん、かっこいいしモテそうだけど」
「そもそも女の知り合いが、お前と水希しかいない」
「そうだ……白波くん、学校……」
もったいないことに、彼は中学校に数えるくらいしか通っていない。別に深刻な理由はなく、ただ彼が学校というものに興味を持ってくれないだけだ。
白波は缶の残りを飲み干し、通りかかったごみ箱に投げ捨てた。
「それに――」
珍しく後をつなげようとする彼を、恵玲は黙って見つめた。
「俺みたいな面白みの無い奴、誰も誘わないだろ」
う……っと言葉に詰まる恵玲。
「俺自身興味無いし」
この台詞、本音以外のなにものでもないだろう。
むむっと眉を寄せて何かを考え込むような顔つきの恵玲に、白波が不審げな瞳を向けていた。
駅に近付くにつれ開けた街並みになってくる。この辺りにある私立高校の生徒の集団を幾度か見かけた。おそらく部活があるのだろう。芸能人の話題で盛り上がる子や、まだ寝起きで機嫌の悪そうな子など、見ているだけでも面白い。
――……白波くんは……友達、ほしくないのかな?
突然そんな疑問が浮かんでしまった。
彼の顔を見ていると、そういうことに対して本当に無関心に見える。1人でだって生きていけそうに見えてしまうのだ。
恵玲はつい30分前のウィルの表情を脳裏に思い浮かべていた。友人…かどうかわからないが、それに近い存在の紫苑風也に対してさえ、躊躇なく銃口を向けた白波。それをウィルは不可解だと感じていたし、恵玲も水希も同じだった。
前触れ無しに、流れるような動作で足を止める。2、3歩進んだ白波が、無言で振り返る。
「風也くんは……友達じゃないの?」
突然出てきたその名前に、白波は目を瞬きすぐに眉をひそめた。
「……あいつがどうした」
「何で風也くんに銃を向けられたのって聞いてるの。……友達、でしょ?」
ゆっくり、…じれったいほどにゆっくりと時が流れる。
白波の瞳は、真っ黒に沈んだまま、少しも揺らがなかった。
「任務のためだ」
はっきりとそう言い切る。恵玲はなぜか体が硬直すると同時に、目頭が熱くなるのを感じた。
「友達だとかそうじゃないとか……俺には関係ない」
背筋が凍る。
目を見張って彼を凝視する。彼から、目が、離せない。
こぼれ落ちそうな涙を抑えるのに、苦労した。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.131 )
- 日時: 2010/09/08 15:57
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
っおおおおおお!*
と、と、とっ…友桃さっ、さ…様ぁぁぁぁっ!!←
ヤッターヽ(=´▽`=)ノ友桃様が帰ってきたアー♪エヘヘヘ、ウフフフhッ(←キモイ人(
杏樹、この日をめっちゃくちゃ楽しみにしてました!!*
うへへっ、あははh…友桃様が帰ってきた…うっへへへh…(((←やめなさい
もう、今か今かと待ってましたよぉっぉっぉ!o(^^o)(o^^)o←
o(炎_炎)o ウォオオオッッ!!更新、明日ですか!!
楽しみです♪*。*ワクo( ̄▽ ̄o)(o ̄▽ ̄)oワク*
(あ、なぜ今回は顔文字がたくさんなのかというと…
…ちょっと顔文字を使いたくなったからでs★←←)
あ、最後に…!!←
(*゚▽゚)/゚・:*【友桃様帰ってきたー!!ワーイ!!←】*:・゚\(゚▽゚*)*
…よし、完了b(((((
では、また来ますb
‖出口‖ヽ(^^ゞ。。。。-杏樹さんは出ていきました-←
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.132 )
- 日時: 2010/09/08 16:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
杏樹.さん>お久しぶりですwww そんなによろこんでくださって、うれしいですっ!!!www
なんかところどころ奇声がきこえますが……笑
てか顔文字オンパレードwww
顔文字のおかげで杏樹さんがさらにヒートアップしちゃってるような(笑
あ・あと続き更新しましたよ♪
良かったら読んでください><ww
もう一話今日中に更新しちゃいたい……っ!!
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.133 )
- 日時: 2010/09/08 16:07
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
みなさま>恵玲と白波のデート(?)はもう1話続きますww
こんな重っ苦しい状況では終わらせません(笑
ってことでどうでもいいお知らせでしたー(^^)/
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.134 )
- 日時: 2010/09/08 16:36
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
wwwwwおお、更新されてるよぉっぉっぉ!!!
デート(←)、あと一話分続くんですねー*wやったあー!!((((((
続き楽しみです!*どうなっちゃうんだぁあぁ!?←
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.135 )
- 日時: 2010/09/08 18:04
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
更新来ましたね!
外が大雨って、周りがばたばたしているのを見計らって、更新分読ませていただきましたっ。
話の最後のエレと白波のやり取り想像していたら、本気で泣きそうになりますねぇ。なんかもらい泣きしやすいたちなので。。。
話の冒頭は、心の中で笑いっぱなしでしたけどねっ!!
次回更新本気で楽しみです!!
あと、白波の発言に対する不満を1点(?!!)
>そもそも女の知り合いが、お前と水希"しか"いない
"しか"って、、、、、水希いればいーじゃんっ!!
少しすっきりしました。どうも失礼しましたぁ。
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(4) ( No.136 )
- 日時: 2010/09/09 11:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
恵玲が深刻に思い詰める程、白波にとってはさして重要な話ではなかったようだ。恵玲が何も言わないのを見て、再びスタスタと歩き出す。
ちょうど駅前の広場に出て、横断歩道に差し掛かった所だ。一角ではタクシーが小さな群れをなし、客を無言で待ち続けている。道路を幾台もの車がせわしなく行き来している。
恵玲は彼に対する疑問をいったん胸の内にしまっておくことにした。
―…白波くんに、あたしといるのが楽しいって思わせてやる!
彼との会話の中で、そんな思いがふつふつと煮えたぎってきたのである。そういう風に考えてしまえば、彼女の感情の切り替えは目を見張る速さだった。最初の時よりも随分と空気が軽く爽やかに感じられる。
「白波くんっ」
恵玲は後ろで腕を組んで、ぴょんっと飛び跳ねるようにして言った。
「とりあえず東京のほう出よっ。遊ぶとこは電車の中で――」
彼女がそう言って、華のような笑みを浮かべた時だった。
青信号を渡っていた彼らに、2人乗りで蛇行するバイクが突っ込んできたのだ。直前にようやく気付いたらしく、キキキ…と慌ててブレーキをかけハンドルを切る運転手。
しかし、恵玲が寒気とともに振り返った時には、そのバイクはもう目の前に迫って来ていた。
一瞬彼女の中で時が止まる。視界がモノクロになり、バイクの動きがスローモーションのように瞳に映る。はたと、その若い運転手と目が合った。
「危な――!!」
その声が、彼女の意識を正常な世界に引き戻した。
と、突然恵玲は強く腕を引かれ、直後景色が二転三転……。気付いた時には横断歩道のど真ん中に倒れていた。
何を考えるよりもまず、公衆の面前でのこの状況にかあぁっと頬が熱くなる。周りにいた人たちが何か言っているようだが、全く耳に届かない。
呆然とした様子で上半身を起こそうとした恵玲は、自分の肩を誰かが支えるようにつかんでいることに気が付いた。
「…大丈夫か…!?」
頭の上で声がする。がらでもなく呼吸を乱し、切羽詰まった声が。
恵玲はぼんやりとした表情でゆっくりと顔を上げた。
「…白波、くん…」
「ケガは…?」
あぁ…初めて、見た。
こんなに、不安そうな顔。
そんな呑気なことを考え、ぽぉ〜っと彼の顔を見つめていると、いつの間にか野次馬が2人を取り囲んでいた。ようやく周囲の音が耳に入ってくる。
「大丈夫!? ケガは!?」
周りの人を押しのけて、60代くらいのおばさんがスーパーの袋を投げ捨て駆け寄ってきた。
言われてから改めて考えてみると、どこも全く痛くない。バイクにぶつかったはずなのに。
ようやくそのことに気が付いた恵玲は、とっさに白波の方を振り返った。青ざめた顔の恵玲を見て、白波が目で問いかけると同時に――
「やだっ、足ケガしてるじゃない!」
おばさんが高くかすれた声で叫んだ。
まるで糸か何かで引っ張られるように白波の右足を見る。足首の辺りがすぱっと縦に切れ、血がにじみ出ていた。声が出ずに口をパクパクさせる恵玲に、白波がいつも通りの平坦な声で言う。
「ちょっとタイヤがかすっただけだ」
「――っ、で、でもっ!」
泣きそうな声を上げた恵玲は、不意にポンッと頭に優しく手を置かれ、思わず息を止めていた。体がどんどん熱を帯びていく。彼の顔が、まともに見られない……。
遠くから聞こえてくるサイレン。野次馬がざわつき、その間を縫うようにして警察がやってくる。結局2人は警察に事情聴取を受けながら病院に連れて行かれた。白波の足は軽く包帯が巻かれたが、軽い打撲とすり傷。恵玲も地面に倒れた時に膝をすりむいただけで、大事には至らなかった。
2人は今、夜道を並んで歩いている。警察に振り回され、解放されたときには夜の8時を回っていたのだ。人通りの少ない裏道を選んだため、辺りは静寂に包まれ吹き抜ける風はちょっと小寒い。
恵玲は隣に彼の気配だけを感じて口元を緩める。頬が、ほんのりと桜色に染まっている。
「結局、デートらしいことできなかったね」
そう言って苦笑をもらすと、
「…そうだな」
と低い声が返ってくる。それだけで十分に思えた。
しばらくして白波とウィルの家が見えてきた。クリーム色の壁が暗闇にぼんやりと浮いている。
てっきりこのまま帰るのかと思ったら、白波は「じゃあ」と言って1人違う道を進もうとした。拍子抜けして驚き顔の恵玲。
「えっ、どこか行くの!?」
「風音高の屋上」
「え!?」
風音高と言えば、恵玲たちが通っている高校である。中学生の彼が一体何の用があるのだろうか。それも、屋上で。
試しに何をしに行くのかを聞いてみると、案外あっさりと「ワインを飲みに行くだけだ」と教えてくれた。恵玲としては突っ込みどころ満載の台詞なのだが、それ以上にある可能性が頭の中に浮かんできたのである。
―…風也くんと会ったのは、もしかして屋上…?
亜弓が、彼はよく屋上にいると言っていた。
ようやく話がつながって内心頷きながら目を上げると、白波はとっくにその場を離れていた。角4つくらい過ぎた所に、彼の姿がかろうじて見える。
恵玲はあんまりな別れ方に不満そうに頬をふくらませて、彼の名を叫んだ。が、この距離では確実に聞こえていない。
「もうっ、白波くんったら最後の最後まで…」
ふと、今日の出来事が脳裏に鮮やかによみがえってくる。ものすごく居心地の悪かったスタートから、まさかの事故。そしてなんだかんだ1日中一緒に過ごし切ったのだ。
バイクが突っ込んできた後の、彼の不安そうな表情が目に焼き付いている。あの時の彼の瞳は“生きていた”。感情がちゃんと、映し出されていた。
――……大丈夫
恵玲は力強い瞳で、彼の小さな後ろ姿を見つめる。
そして、頭に彼の顔をはっきりと思い浮かべて、
すうぅっと大きく息を吸って――
「白波くぅーん!! 今日はありがとぉー!!」
叫んだ。
恵玲は、満ち足りた表情に微笑を浮かべる。
今の叫びは確実に彼に届いている。
――“遥声(ヒア)”――
彼女らはそう呼んでいる。不思議と、能力者が全員身につけて生まれてきた能力。相手の顔を思い浮かべて全力で叫べば、どんな距離でも、たとえ国境を越えてでも、その声は相手に響くのだ。もちろん、能力者同士に限って、だが。
数秒後、家に帰ろうと向きを変えた恵玲は、直後息をのんで再び彼を振り返った。
もう姿は見えない、が。
「――聞こえたよ」
胸に響くような、彼の遥声が――……
彼が滅多に使わない遥声を聞き、恵玲は体の底からわき起こってくる熱を押さえながら、
「楽しかったよ、白波くん…」
あたたかい声で、そう呟いた。
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.137 )
- 日時: 2010/09/08 19:45
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
うはははhww←
杏樹.参上b((
うぁぁぁ*いい感じいい感じいいいいい!!←
心が温かくなりましたb((((((
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.138 )
- 日時: 2010/09/08 20:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
ARMAさん>雨ヤバいですねぇ><汗; つい小説内も雨降らしたくなっちゃいます←
(3)は思っていた以上にシリアス(?)な方向に……(笑
てか(3)と(4)の雰囲気を変えすぎたかもです><;
デートで自販機ですからね(爆 白波強いです(笑
みぃちゃん一筋いいですね〜www これからも応援してあげてください♪
ありがとうございます!! 更新頑張りますっ(^^)/
杏樹さん>速攻コメくれてまぢでうれしいですっwww
いい感じですか?www 私もきたきた〜っ!!wwって思いながら書いてましたwww←
白波がようやくスキを見せましたが(←)、この先どうなるんでしょ……^^ 作者にもわかりません;←
- 登場人物紹介-7- ( No.139 )
- 日時: 2010/09/08 21:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
順番的にほんとは“功”って人を紹介したかったんですけど、予定通り(←)全然出てこないんで、先に有衣ねーさん行きます><!!
【NO.7】月上 有衣 Tsukigami Yu-i
・年齢:18才(大1)
・誕生日:2月9日
・血液型:B型
・身長:167cm
・ピンクがかった茶髪、金のメッシュ
はい、有衣ねーさんですww 私の中でのこの人の存在感半端ないですww笑
下橋の緋桜っていうグループのメンバーです。トップが風也だから、地位的には風也の下ですね。まぁ実際は地位とか全然関係ないとこなんですけどww
グループ内の順位的に言うと3番目にあたる人です^^ 他のグループからはトップスリーって呼ばれてますww ちなみに順位は強さ順です♪
見た目激しくギャルなんですが、かなりまっすぐな性格の子です!! まっすぐっていうか……バカ一直せ…いえ、なんでもないです;(有衣ねーさんの殺気が……!!←
あとこのこは常にテンションMAXですねっww あとポジティブ^^ 嫌なことみんな笑い飛ばしちゃいそうなイメージww なんかもう色々と豪快な子です(笑
ちなみにちょこっとサークルの話題が出ていましたが、テニスサークルに入ってます♪ 深い意味はありません。イメージで←
って言ってたらかなぁりの量書いちゃいましたねー(汗; 有衣ねーさんへの愛が……!!←←
――次は功行きたいなぁwww
- Re: Enjoy Club ☆ 第1回キャラ人気投票!! ( No.140 )
- 日時: 2010/09/08 21:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
てかそろそろキャラ人気投票止めるべきなんでしょうけど、票がきれいに割れちゃって1番が並びまくってるんですよねー(汗;
どうしましょ。。。←
- =キャラ絵= NO.1 ( No.141 )
- 日時: 2019/06/14 18:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1177.jpg
こんばんわww
また?突然ですが。。。
キャラ絵公開します!! わーい♪←
描いたのは決して私ではありませんっ!! 私はこんなめちゃくちゃうまい絵は描けません><!!
私の某友人が昔描いてくれましたーwww
いまさらですが、E・Cのキャラ描いて!なんていう私のわがままに付き合ってくださりありがとうございましたm(__)m
てことで、まずはあーちゃんww
もしイメージと違うという方がいても、それは私の描写が悪いせいです!! 絵のほうが正しいんで!まぢ!!
プロフィールのほうにものせておきますね(^o^)/
できたら感想くださいwww
絵は参照から〜^^
- 『白神の剣』作者 ( No.142 )
- 日時: 2010/09/09 10:18
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
はじめまして、『白神の剣』の皐月凪です。
このたびは、コメントをいただきありがとうございます。
自分小説を書くのは初めてで、人様に読ませられるのか不安でした...友桃さんのコメのおかげで、自分の小説に少し自信をもつことができました。
本当、友桃さんに感謝です。
正直、誰もコメしてくれなかったので、さみしかったです...
そのうち、キャラのイラストなどもアップしていきたいと思っております。
これからも、『白神の剣』どんどん更新していきますので、応援よろしくお願いします。
本当にありがとうございました。
- Re: 『白神の剣』作者 ( No.143 )
- 日時: 2010/09/09 10:48
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
皐月凪さん>今なんとな〜くPCつけたら皐月凪さんからコメきてて「おぉ〜!!www」ってかんじでしたwww ありがとうございますっ♪ 私もコメもらえるとめちゃくちゃうれしいです><!!
初めての小説ってなんかすごく恥ずかしいですよねー(汗;
でも皐月凪さんの小説すっごいおもしろいですよwww全然大丈夫ですっ^^!!←
むしろ私のこの駄作をのせてもいいものかどうか…><;
また『白神の剣』読みに行きます♪ イラストも楽しみにしてますねwww
あ・あとせっかくいらっしゃったので、もし時間があれば私の駄文を読ん…(←黙
いえ、なんでもないです(笑
でわ? お互い更新がんばりましょー♪
- Enjoy Club 人気投票 & キャラ絵公開! ( No.144 )
- 日時: 2010/09/09 11:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
書き忘れ><;
遥声を使えるのは能力者同士のみです!!
本編も修正しておきました(汗
すみません。。。m(__)m
- Re: うああああ(((((( ( No.145 )
- 日時: 2010/09/09 16:49
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
あぁあぁっ!!ヤバイ、あーちゃんやばいっ!!←
敬語キャラといえばあーちゃん、あーちゃんといえば敬語キャラですよねb((((((
しかも私の「あーちゃん」イメージに絵がそっくりすぎて…すごいです、私今ものすごく幸せでs!←
はぁ…すごいですね…ハアハア(((((((キモイ
では!!また来ます!!*。*
(なんか私、前回のアレよりある意味(←)ヒートアップしたような…w←)
- Re: Enjoy Club 人気投票 & キャラ絵公開! ( No.146 )
- 日時: 2010/09/09 17:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
まぢ神絵ですよねっwwww
ほんっと某友人に感謝です^^♪
そのうちここに顔出してくれるといいんだけどなぁ。。。
イメージと合ってましたか!? 良かったですwww ホッとしました><www
他のメンバーもそのうち出しますが、イメージ崩れないといいなぁ(汗;
(笑
杏樹さんいつでもヒートアップですからwww←
今日中に次話更新します!!
てかタイトルエラーでるようになっちゃったんですけど、なんででしょ…(泣;
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(5) ( No.147 )
- 日時: 2019/07/01 16:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
麗牙光陰のリーダー・ウィル=ロイファーは、影晴との面会権を持つ数少ないメンバーのうちの1人である。面会権を持つもう1人は月下白狼のリーダーであると聞いているのだが、彼は今まで一度も月下白狼に会ったことが無い。チームの拠点はそう遠くはないらしいが、麗牙とは別の地域で活動しているため、偶然出会うということはまずないだろう。影晴からは、麗牙よりは年齢層が高く、ウィルと同じ16歳の子もいると聞いている。
今後もチーム同士の接触はないだろうと影晴から聞いているが、ウィルとしてはそれでも構わなかった。もちろん仲間が増えるのはうれしいことだが、今までのように麗牙の皆さえ近くにいれば十分満足な上、これからも影晴様の役に立てると思っただけで心底幸せなのである。
彼は今も弾むような気持ちで、影晴の住む古い屋敷を歩いている。薄暗い廊下で、彼の銀髪は非常によく映える。
影晴のいるこの場所を知るのも各グループのリーダーのみだ。そしてウィルは当然のごとく、いつもテレポートで行き来している。ちなみにウィルのテレポートは、彼が頭に思い浮かべられる場所ならどこにでも移動できるため、こういうときは本当に役に立つ。
今日は今回の任務の報告だ、と意気込んで、ウィルは眼前に立ちはだかる大きな扉を見上げた。彼自身背が低いため、余計に威圧感を感じてしまう。そして同時に、適度な緊張感が身を包むのだ。
冷たい空気が、彼のむき出しの腕をなでる。
――……この扉の向こうに、影晴様がいる……
毎度のことながら、ごくっと唾を飲み込み、体の横で両の拳を握りしめる。
ウィルらにとって影晴は心の底からの尊敬に値する人物だが、その絶対性ゆえ軽い畏怖を覚える存在でもあった。得体が知れない、と言っては言い方が悪いが、実はまだ正体不明の人物なのである。そんな、どこの誰かもわからないような人によくここまでついていけるなぁ、とウィルは自分でも内心不思議に思っている。が、彼に関する様々な謎を帳消しにするほどの恩をウィルは感じているし、きっとそれは皆も同じだ。
ウィルは深呼吸をし、手の甲でコン、コンと二度扉をたたいた。
「麗牙光陰、ウィル=ロイファー参りました」
「…入って」
いつも通りの穏やかで優しい声が彼を促す。
影晴は“透視”の能力を身に宿しているため、不審者かどうかはすぐに見抜けるのだ。
ウィルは、「はい。失礼します」と品の良い声で言って、静かに扉を開いた。やはり少し重たいが、何度も来ているのでいい加減慣れてしまっている。
入るとそこは長方形の大きな部屋。扉から真っ直ぐ部屋の1番奥まで、レッドカーペットのように絨毯が敷かれている。そして真正面、絨毯の最端には立派な造りの椅子がしつらえてあり、そこにはある種の威厳を伴って例の人物がおさまっていた。
――大崎影晴
正確な年齢はわからないが、外見年齢は随分と若い。まだ30代前半に見える。額と右目には真っ白な包帯が巻いてあり、それを右側だけ長い前髪が覆っている。髪同様に黒い瞳は、凪いだ水面のように静まり返り、そして一瞬緊張感と狂気を垣間見せている。そしてその口元には常に、全てのモノを受け入れるような、寛大な優しい微笑が浮かんでいる。
ウィルは真っ直ぐに、澄み切った蒼瞳を影晴に向けた。
――……影晴様……
ぼくらを、仲間に巡り合わせてくれた人……
ぼくらを、あたたかく迎えてくれた人……
ウィルはいつものように片膝を床につけようとして、
ふと見慣れない人物が視界に入り、立ったまま思わず左の方に顔を向けた。
身じろぎもせず、隅に控えている青年がいた。
すらりと背が高い。日の下に出ていないのでは、と疑ってしまうような色白の肌。毛先にいくにつれ濃さの増す茶髪は、所々いい具合に外にはねている。そしてその暗い瞳は、人形のようにぼんやりとあらぬものを見つめている。
――……この人……
初対面の人物に、はっきりと眉をひそめるウィル。
――……なんだろう、なんか……。なんかすごくモヤモヤする……!
「――ウィル」
影晴の笑いを含んだ声で、ウィルはハッと我に返った。慌てて体勢を低くして頭を垂れる。
「すっ、すみません、影晴様……!」
「いや、いいよ。彼の紹介がまだだったからね」
影晴はそう言って微笑み、無言で立つ青年をす…っと手で示した。
「彼は天銀。私の……そうだな、助手、といったところか」
「助手……」
そう呟いて、ウィルは彼に丁寧に頭を下げる。
「麗牙光陰のウィル=ロイファーです。よろしく」
しかし返事はなく、ささやかなお辞儀が返ってきただけだった。1ミリくらいしか動いていなかったが。
それを見た影晴が小さな笑い声を上げる。
「すまない、ウィル。どうも天銀は寡黙でねぇ」
「いえ、全然大丈夫ですよ」
――……ウチにも無口な奴がいるからなぁ……
ウィルはつい苦笑をもらしそうになるのを抑え、すぐに表情を引き締めた。ちゃんと任務の報告をしなければならない。
……今回もまた、優しく微笑んで言ってくれるだろうか。
“よくやった、君たち麗牙光陰の働きは本当に素晴らしいよ……!!”と。
- 参照500突破www ( No.148 )
- 日時: 2010/09/09 21:41
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
参照500突破しました〜!!!www
こんな駄文を読んでくださった方、本当にありがとうございますm(__)m 感謝?です♪♪
ほんとは何か企画したいんですけど……ネタが(汗;
何か案があったら言ってください><←
あ・それと、今日から1週間でキャラ投票締め切ります!! このままだとだらだら続いちゃいそうなので><;
ラスト1週間、もし入れてくれる方がいたらどんどん入れちゃってくださいwww
てことでこれからも更新頑張るんで、応援よろしくお願いしますっ><!!
- 読んでて楽しいぃ〜>∀< ( No.149 )
- 日時: 2010/09/09 22:42
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
このごろコメントできなくて
ごめんなさい・・・!
なんかえれさまと白波くんがいい感じになっている気が・・・!
それだったらウィルくんは・・・!!?
なんて考えてたらウィルくんでてきましたぁー!
影晴様ぁ・・・
なんかみんなから信頼されてるみたいですね・・・。
・・・そんなことより私は《遥声》が
使えるようになりたいですねぇ・・・・・。
そしたら携帯なくても
みんなに連絡できますしぃ〜?←黒笑
なんか人間関係が
どうなるかっていうのが
不意打ちで来ますねぇ・・・。
読んでてホント楽しいです・・・^^
また最新してくださいね〜!
- Re: 読んでて楽しいぃ〜>∀< ( No.150 )
- 日時: 2010/09/09 23:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
花見さん>花見さんだ〜!!www←
いえいえ、コメくださるだけでほんと嬉しいですっ♪ ありがとうございますwww
えれさまとウィーくんと白波www
どうなるんでしょうねww← でも案外どろどろした展開にはなんないと思いますよ(笑
影晴は基本(?)優しい人なんで^^
優しいだけじゃないですけど><;
遥声を携帯代わりにすると大変ですよ〜(笑
毎回全力で大声で叫ばなきゃいけなくなりますからww
公衆の面前では使えませんね^^(笑
でも遥声使えたら確かに楽しいかも♪
この小説、結構人間関係重視で書いてるんで、そのへん楽しんでもらえるとうれしいです><www
…!! 楽しいだなんてそんな…!!
本当にありがたいですっ>< ありがとうございます!!www
更新頑張ります(^^)/
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(6) ( No.152 )
- 日時: 2010/10/27 19:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
小松家でのE・Cとの対面以降……
私とひとめ惚れの彼との距離は、一気に縮まっていた。
彼は最近クラスに顔を出す回数が少しだけ多くなって、廊下ですれ違った時も声をかけてくれる。最初のうちは津波達が凍りつくように固まってしまっていたが、それも2、3日で慣れてきたようだ。今度お昼を一緒に食べるとかして、ちゃんと紹介しようと思っているくらいである。
2日に1回屋上に行く、という日課は変わっていない。
当然、事件後一緒に昼食をとったときは、小松家の話で持ちきりになった。途中でポツポツと雨が降り始めたので、私達は校舎の中に避難して最上階の階段に座って食べたのである。薄暗いのは電気をつけて解消されたが、少し埃っぽいのは気になった。
「あの、…なんでしたっけ、名前忘れましたけど。あの人、知り合いだったんですか?」
黒髪をポニーテールにした、背の高い男の人。そして隣にいる彼に、銃を突きつけた……
「あぁ、白波のことだろ? 有希白波」
「あ、そうです! ちょっと変わった名前の……。もしかして紫苑くんと同じ学年だった人ですか?」
「まさか」
そう言ってちょっとだけ笑う。
私は卵焼きを頬張った状態で、驚いて彼の横顔を見つめた。とても、柔らかい笑顔だった。
私の視線には気付かず、彼は足元に置いてある紙パックのお茶に手を伸ばす。
「たまたま会ったんだよ。つーかアイツ年下だし。確か14」
「――!?」
思わず吹きそうになって、慌てて口を手で押さえる。急いで口の中身を飲み込んでから、食いつくようにして尋ねた。
「あれで14ですか!?」
「あぁ、大人びた奴もいるもんだよなー」
紫苑くんも大人びてると思いますけど…と言おうとして、無意識に口をつぐむ。
なんだかすごく他人事のような声音だった。そしてなぜだかその分、彼が隠したいであろう気持ちがにじみ出ているような、そんな声音だった。
彼と同じ空気に触れているだけで、彼の感情が流れ込んでくるようだ。心の中をかき乱されるような、今まで味わったことのない感覚に包まれて、自然と涙が瞳を覆っていた。
自分でもこの状況が理解できないまま、ごまかすようにご飯を一気に頬張る。平静な表情で、彼がこちらに顔を向ける。
「……今、すげぇ一気食いしなかったか……?」
ふるふると首を横に振るが、しゃべれないほどに口にご飯が詰まっていては全く説得力がない。口の中で「むほっ、むほ…」と謎な言葉を発している私を見て、彼はぷっと吹き出した。肩を小刻みに震わせて、顔を伏せる。
「何言ってるか全っ然わかんねーっ」
さすがに恥ずかしくなったので、先程と同じようにご飯を無理矢理飲み込んだ。ちょっと胸の辺りが苦しかったので、飲み物を取り出して何口か口に含む。
それからチラッと横目にまだ笑っている彼の顔を見て、心の底から純粋な満足感を感じていた。
「それじゃあ、そろそろ教室戻りますね」
私はそう言って立ち上がる。
今はちょうど13時。あと10分で授業開始だ。
彼はもう少しだけここにいてから下橋に戻るらしい。そのうち下橋に招待してくれると、さっき言っていた。
私はバッグを肩にかけてから、ふと言おうと思っていたことを思い出して、彼と目を合わせた。
「言い忘れました! 今度の日曜日、予定空いてます!? 平日の放課後でもいいんですけど」
彼が驚いたように目を見張る。バッグの中身をしまっていた手も、ピタッと止まった。
「平日の放課後なら空いてるけど……」
「ほんとですか!? この間駅ビルの2階に新しいお店がオープンしたのです! 紫苑くん一緒に行きません?」
もう少し悩むかと思ったら、あっさり承諾してくれた。
私は素直にうれしくて、自分でもびっくりするほどに満面の笑みを浮かべてしまう。一気に気持ちが高揚して、飛び跳ねるような勢いで階段を降りようとした。
「それじゃ――」
「亜弓」
今までの興奮が嘘のように、頭の中が静まり返る。クリアになるのを通り越して、真っ白に。
その場に立ち止まって、固まった表情のまま後ろを振り返った。
「……今……」
――……“亜弓”って……
私の呆けたような呟きは、小さすぎて聞こえなかったかもしれない。
彼は一瞬言いよどむような表情をしたが、やけに落ち着いた、真剣な声で言った。
「呼び方……“風也”でいい」
目を見開いて彼を見つめる。
辺りの静けさに反して、私の胸は自分でも抑えきれないほどに乱れ切っていた。
- Re: 友桃様ぁぁぁ!← ( No.153 )
- 日時: 2010/09/10 19:26
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
あーちゃん、あーちゃあああああああああん!!!!←
(はぁ、はぁ…はぁ…(息切れ((
ついにっ!!ついにきたぁあぁあ!!((((落ち着け
もう、本当文庫化できますよbこれbもし文庫化したら…私、10冊は買いますよ余裕でw((((
なんか私の小説、なかなか進展しないんだよなぁ(呟き←
そして最後に、←
友桃様あぁ!!弟子にしてください(((((((((黙
(なんかますますヒートアップしちゃってまs…←)
- Re: Enjoy Club ( No.154 )
- 日時: 2010/09/10 19:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
杏樹さん>ほんとお待たせしましたww← 久々のあーちゃんです(笑
で、久しぶりに登場していきなり進展させすぎたかなぁとちょっと悩み中。。。
てかとりあえず杏樹さんは落ち着いてください!!!笑
文庫化とか夢のまた夢のまた夢くらいな話ですよっ←
でも十冊はうれしいですねーwww←
てかこういうの書いてると、プロの作家さんがすごいのがよくわかりますよね><!!
真白ちゃんと七瀬くんいいかんじじゃないですか〜ww おもしろいし^^♪♪
続きまぢで楽しみですよーwww
私なんかの弟子になったら文章力急降下しますからね(汗;
いや、正直そう言ってくれるのはすごくうれしいんですけど←← でもそんな器じゃありませんww
そのままどんどんヒートアップしちゃってください♪笑 おもしろいんでwww←
- =キャラ絵= NO.2 ( No.155 )
- 日時: 2019/06/14 18:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1178.jpg
キャラ絵第2弾ゎ〜
えれさまです!!ww
某友人が、これぞえれさま!!ってかんじなのを描いてくれました><ww
ちょーかわいいんで^^
感想ください(^o^)/
>>追記(2019.6.14)
キャラ絵のリンクが切れてしまったので貼り直しました。
ただ、前貼っていた絵と変わっているので、お客様のコメントと一部かみ合わないかもしれませんがご了承ください。
- Re:=キャラ絵= NO.2 ( No.155 ) ( No.156 )
- 日時: 2010/09/11 09:58
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
ふとここにきたら恵玲の絵がアップされているではありませんかっ!!これはっ、マジ危険な出来栄えですねっ。
水希から少〜〜〜し気持ちがなびいt、、、ぁぁぁそんなことはないです、たぶん(ぉぃ!)
小説もキャラ絵も更新かなり楽しみにしてます!
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(7) ( No.157 )
- 日時: 2019/07/01 16:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: y68rktPl)
下橋駅前の広場を抜け、斜め右の道をまっすぐ進んだ最初の角に、個人で経営する小さな居酒屋がある。
この店は何十年も前からこの地に根付いており、昔はいくつもあった居酒屋も今ではこの1軒のみとなってしまった。下橋が荒れだすにつれ、1軒、また1軒と店を閉じてしまったのである。そして危険を冒してあえてこの場に残ったこの店は、今では下橋の住人たちとも随分な顔見知りとなっていた。
今日も2時間ほど前から常連客が4人、1番奥の席に居座っていた。
店長もよく知る、不良たちの間では“緋桜のトップ5”と呼ばれている子たちである。
3人が割とゆっくりとしたペースでお酒やソフトドリンクを口に運ぶのに対して、1人の女の子はいつも通りものすごい速さで強いお酒を注文していた。これだけ飲んでも顔が赤くなる気配すら見せないことに、店長はひそかに感嘆する。
何杯目かのグラスを開けて一息ついたその酒豪に、正面に座るがっしりとした体格の青年が落ち着いた静かな声で話を振った。
「で、この前の弟の呼び出しはなんだったんだ?」
長身に、鍛えられた体躯。タンクトップのシャツの上に軽く上着を羽織るという、割合シンプルな格好をしている。そして右目を覆い、残りはオールバックのような形になっている髪は、奇抜な銀色だ。もちろん染めたものだが、なぜかこの優しい顔立ちをした彼に妙にマッチしてしまうのだ。
――芝崎功。緋桜では現在最年長でサブリーダーを務める、実質下橋の大黒柱のような存在である。
功の質問に答えたのは、ゆるく波打った茶髪を今日は頭の左上部でオシャレに結いあげた少女、月上有衣。
「あぁ、あれはやっぱ思った通り学校の相談だったぜ。マジひっでーの! 周りの奴、うちの家が地位高すぎて逆に近寄ってこないんだって! マジ変わってねーよなぁ……って、あ! んなことよりっ」
突然キラッと目を光らせて、身を乗り出す有衣。
「この前風也が知らない女の子と歩いてるとこ見かけたんだよ! なぁ、伸次!?」
無茶苦茶楽しそうな顔で斜め左に顔を向けると、話を振られた青年――三和伸次も、のせられたように何度も頷いた。どことなく幼い純粋そうな瞳を、興奮したように輝かせる。
「見たっ、大学の帰りに! なんか茶髪の結構大人しそうな奴っ」
彼のチョコレートのような濃色の茶髪は、はやりの髪型に綺麗にセットされている。顔立ちも整っており、このどちらかというと可愛い部類に入る顔は歩いているだけでもよく目立つだろう。彼は、緋桜では4番目の位置についている。
そこで、伸次の正面に座る、くりっとした瞳の可愛らしい少女が口を挟んだ。
「それで、風也に声はかけたの?」
耳に心地よい、非常に女の子らしい声。彼女はこのメンバーの中では唯一のつややかな黒髪を、肩のラインで綺麗に切りそろえている。黒が基調の服はフリルがふんだんに使われており、胸元にはよく目立つ大きなリボンが。彼女が両手で頬杖をついてにこっと笑うと、両耳から下がるピアスが白く光った。
彼女の質問に答えたのは伸次である。
「いや、迷ったけど、なんかいい雰囲気だったからやめとこーぜって……」
「ばぁ〜か、しーちゃんの役立たず」
「…うわ、ぐっさ…! そんな言い方はねーだろ、夜ゑ!」
傷ついたようにわざとらしく胸を押さえる伸次に、華やかな笑顔のままの少女――蓮田夜ゑ。彼女の横では、有衣がテーブルをたたいて爆笑している。
「マジ頑張れよ、しーちゃん!」
「しーちゃん言うなっ。てか有衣、お前そん時一緒にいたじゃねぇか!」
「アタシはいいんだよ」
まるでそれが確定事項のように堂々と言い放つ有衣。それを伸次が恨めがましく見つめていたが、そんな彼には構わず夜ゑが話題を元に戻す。
「彼女かなぁ。やっぱ」
「だよなぁ。そーいや、アイツが最近体調いいのもそのせいじゃね!?」
「タバコ吸ってんのもあんま見ないぜ―」
それぞれが言うだけ言って、改めて顔を見合わせる。皆、安心したような嬉しそうな表情だ。それを功が、口も挟まずに笑みを浮かべて傍観している。
一度静かになると、4人の間にしんみりとした空気が流れ始めた。
と、そこで店のドアが開き、チリンチリン…と鈴が鳴る。
入ってきた金髪の青年――彼らのリーダーにこっちだと手を振り、4人は一斉に目配せをした。
何も知らずに近付いてきた彼は、「よぉ」と軽く手を上げ、功の隣に腰を下ろす。
――……さぁて、どこから話してもらおうかな〜?
有衣はそわそわする気持ちを隠すこともせずに、口元には意地の悪い笑みを浮かべていた。
その後風也が、亜弓について洗いざらい全て話す羽目になったことは、言うまでもない。
- 今後が見逃せません!!! ( No.158 )
- 日時: 2010/09/11 13:09
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
ナハハハハハハハ!><(興奮中)
なんかいい感じになってるじゃないですか!
風也くんと亜弓さん!
風也くんが・・・・「亜弓」って・・・・!
キャー!!!>∀<wwwww
・・・それにしても
えれさまカワエエ!!(照)
と同時にカッコエエ!!(興奮中↑↑)
ますますファンになりました!
- Re:あーちゃん人形売ってくださいぃぃっ← ( No.159 )
- 日時: 2010/09/11 13:55
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
ふごっ、ふごぉぉぉぉっ!!
キャラ絵2は…恵玲様ですかぁぁぁ*!!*
イメージそっくり!!*もう「すげぇぇぇ!」としか言いようがありません…www←
どうしよう、恵玲様好きになっちゃったよおぉお!!可愛いよおおおおお!!((((
そしてあーちゃん人形も激可愛えぇえぇ!!!!!!
あーちゃんー!!ああちゃあああああああああn((煩
地元の雑貨屋で「あーちゃん人形」発売してくれないかしら…←
ぐあぁあぁ!!!Enjoy Club キャラのポスター欲しいです!!ぐあああああ!!((((((黙れ
床にも壁にも天井にも貼りますbbb余裕で(((
(…てか、床に貼ったらそのポスターを踏むことになっちゃいますよね…w今気付きました…ww←)
よし…、今回はこれで退場しますノノ
‖出口‖ヽ(^^ゞ。。。。デハ、、シツレイ
(ま、また来ますけど★(((((帰れ
- はじめまして♪ ( No.160 )
- 日時: 2010/09/11 15:19
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
はじめまして♪
「星の子」書いている朱雀です。この前はコメしていただいて、ありがとうございます!!
友桃さんの小説、超おもしろいです! いきなりはまってしまいました。
本当はもっと早くコメントしたかったのですが、母がパソコン使ってたので……汗))
私は恵玲と、白波君が好みです♪
更新頑張ってください^^
- 気になりますっっ ( No.161 )
- 日時: 2010/09/11 15:40
- 名前: 奈々☆ (ID: SG2pzqrf)
おはつですっっ
最初から最後まで読みました〜〜
白波君が好きだな〜〜
これからも更新頑張ってください!!
ps できればいいので、私の小説も来てね〜
- Re: Enjoy Club ( No.162 )
- 日時: 2010/09/11 17:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
ARMAさん>もうほんっと「えれさま!!ww」ってかんじな絵ですよねっ(←謎;
あっれ、みぃちゃんへの愛がちょっと揺らいじゃって……(笑 とりあえずどっちも応援しちゃってください♪←
ありがとうございます!! 更新頑張りますっ(^^)ww
花見さん>あれ、なにやら笑い声が……!!(笑
楽しんでいただけてるようで嬉しいですっwww
名前で呼んじゃいましたよーwww← てかこれでようやく、あーちゃん一人称の時の風也が名前でかける!!(泣; ずっと「彼」で通してて(通してたはず;)地味〜に大変だったんです><;;
えれさまの絵、花見さんに見せたかったんですーww
そのうち麗牙光陰の4人の絵ものせるんで、もう一度えれさま登場します^^!! そっちも神絵ですっ。楽しみにしててください♪
杏樹さん>あーちゃん人形ほしいですよねっ!!ww←
あのっ、表情が……!!←
てかポスターもいいなぁwww←←
あ・てかさっきもいいましたけど、麗牙の4人の絵はちょっとポスターっぽいかも(?)www
それと床にゎはらないように!!笑 あーちゃんが泣きます(爆
おっ、えれさまの好感度上がりました!? それはよかったですー♪
花見さんと気が合うのでは!?笑
ぜひぜひ、またいらっしゃってくださいー(^^)/ww
(朱雀*@).゜さん>こんにちわー!! こちらこそコメありがとうございますっ!!www うれしいですっ><www
小説気に入っていただけましたか><!! よかったですww こんな駄文でよければまた見に来てくださいm(__)m
もちろん朱雀さんの小説にもいかせていただきます♪
えれさまと白波はなんていうか、大事に書いていきたい2人ですww 特に白波><!! 作者にも何考えてるか若干わかんないこなんですけど;;
ありがとうございます(^^)/
更新頑張りますっ♪
奈々☆さん>はじめまして!! 来てくださってありがとうございますっ><!! 感激ですwww
白波人気上がってきましたねー^^www
たぶん絵をみたらもっと上がりますww←
作者が惚れるほどかっこいいです///←←
小説コメさせていただきましたー^^
すごく先が気になりますっww また見に行きますね(^^)/
みなさん、たくさんコメありがとうございましたm(__)m
- 登場人物紹介-8- ( No.163 )
- 日時: 2010/09/11 23:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
びみょ〜に登場してくれたので、功紹介します(^^)/
【NO.8】芝崎 功 Shibasaki Kou
・年齢:21才(大4)
・誕生日:8月6日
・血液型:A型
・身長:183cm
・銀髪(もとは黒)
下橋の不良グループ“緋桜”のサブリーダー&下橋の大黒柱ですww
とにかく下橋の子たち、特に○○から頼りにされてます。
そのうち本編で書きますが、功は下橋の歴史(っていうと大きすぎますが)上、ものすごく重要な人物ですww
大黒柱って言ったのは、そのせいでもあります><!!
あとは本編と無関係な話を。。。←
彼が比較的普通のまじめな人なのに“銀髪”っていう奇抜な感じにしちゃったのは、有衣ねーさんのせいです(笑 彼女が「銀髪絶対似合うからやってみろよー!ww」って押しまくって、仕方なく染めてみたら意外と気に入っちゃったんです(爆 そういうのがなければ今も黒か茶髪でしょうね^^
サークルは野球ww …ってもう4年なんで行ってませんが;
小さいころからやってましたww 鍛えてますよー、この人は^^
好物はコーヒーww 甘いものが苦手><; あ・チーズケーキはOKだそうです(笑
ってあれ? 関係ないこと書きすぎましたね(爆←←
次はしーちゃんです〜♪
- お絵ビに投稿してしまいました ( No.164 )
- 日時: 2010/09/12 04:47
- 名前: ARMA (ID: s4AxdT15)
申し訳ありません。
タイトルにある通り、E.Cのキャラ絵を無断でお絵かき板に投稿してしまいました。。。。。
すぐに2ページ、3ページに流れてしまうため、目につくことはあまりないとは思うのですが、もしこのスレッド以外でのキャラ絵の掲載に問題があれば、削除しますのでご連絡ください。。。。。スミマセン、、
- Re:Enjoy Club ( No.165 )
- 日時: 2010/09/12 12:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
ARMAさん>全然おっけーですよ〜www
どんどん書いちゃってください^^♪
なんか今日、書いててテンポ悪い〜(泣;
いつも以上に読みにくいかもです↓↓
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(8) ( No.166 )
- 日時: 2010/09/12 12:09
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
1時間目終了のチャイムが鳴ると同時に、風也は机の上に散らばったシャーペンやノートをバッグにしまい、すくっと立ち上がった。
彼の席は窓際から2列目の1番後ろ。周りを気にせず好き勝手できるいい席だ。
バッグを肩にかつぐようにして教室を出ようとすると、ある知った顔の女子と目が合った。
――町田美沙。まだ学校が始まって間もない頃に告白してきた子だ。彼女は普段つんとすましたクールなイメージの子で、クラスの女子の中でもかなり強い立場にいる。ただし風也を見るときのみ、その表情は一変するが。
「――風也く…!!」
一気に頬を紅潮させてこちらに駆け寄ろうとする町田を見て、風也は急いで教室を後にした。後ろから、「ちょっと美沙またぁ〜? かっこいいのはわかるけどー」「ほんっと好きだよねぇ」という台詞とともに、女子たちの甲高い笑い声が聞こえてきた。
――……マジ何なんだ、アイツは……
と、内心ため息をついて、廊下を早歩きで進んでいく。休み時間は教室を移動する時間でもあるので、いくつもの集団とすれ違った。まだみんな彼を恐れて避けて通るため、歩きやすいと言えば歩きやすい。
階段までたどり着いて、風也はふとその場に立ち止まった。
――……久し振りに疾風達に会いに行くかなー…
下りの階段をぼぅっと見つめる。1階下には2年生の教室があり、彼の本来の同級生がいつものように廊下で騒いでいるはずだ。実は去年、同級生の一部とは打ち解けており、「絶対遊びに来いよ!」とも言われている。
風也がゆっくりとそちらに足を踏み出したとき、
どんっと重く響く音を立てて、肩が誰かとぶつかってしまった。
「――わっ」
と驚いたような声が上がり、同時に複数のものが床に落ちて派手な音を立てた。見ると、足元にはシャーペンにカラーペン、消しゴムと筆箱に入っていただろう文房具が散乱している。周りを歩いていた生徒達も、びっくりして視線を投げた。
悪ィ、と言おうとして風也が相手を見ると、ぶつかった小柄な男子は目を見開いて固まってしまっていた。それを見てついため息をついてしまいそうになるのを、ぐっとこらえる。
何も言わずに風也が拾い始めると、その男子生徒が「え…」と小さく声をもらすのが聞こえた。この空気がものすごく居心地が悪いため、すぐに全て集めて彼に手渡す。
「悪ィ、マジよそ見してた」
「あっ、いや……」
ぽかんとしている彼を放って、風也はそのまま階段を下りて行った。
「ねぇ、あーちゃん。ほんとに大丈夫なの……?」
「大丈夫ですって! 恵玲もこの間しゃべりましたもんね」
「うんっ、全っ然平気だよぉ」
私は今、いつもなら1人で上っていた階段を、5人という大人数で進んでいる。反響する足音がいつもより多くて、ちょっとした違和感を覚える。
今日は以前から考えていたように、恵玲と津波、美久、そして静音を屋上でのランチに誘ったわけだが、最上階が近付くにつれて3人が尻込みしてきたのだ。教室で提案した時は、思っていたよりも乗り気だったというのに。
屋上の入り口までたどり着いて皆を振り返ると、さっきまで珍しく弱音を吐いていた津波が、なぜか目をらんらんと輝かせていた。
「やっばい! ここまで来たら逆に何か吹っ切れた!」
行ってやるー! と1人でガッツポーズまでしている。その隣で余裕の表情の恵玲と、1歩退いた状態の美久と静音。特に美久は泣きそうな顔をしていたので、とりあえず言葉で安心させて、
一気に屋上の扉を開いた。
いつもの場所に風也が座って、本を読んでいる。彼は本から顔を上げると、私の後ろに何人も女子が控えているのに気付いて動きを止めた。
昨日雨が降ったせいか、今日はジメジメと蒸し暑い。私は一度太陽を見上げてあまりの眩しさに目をそらし、それから彼の方へと皆を引き連れていった。
記念すべき、このメンバーでの最初のお昼ご飯。
この日のおにぎりは一段とおいしくて、味が体中にしみわたるようだった。
- う ふ h ★ (肝 ( No.167 )
- 日時: 2010/09/12 12:58
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
うほぉぉぉ!*私も一緒にお昼を…←
そうですよね、床に貼ったらあーちゃんが…潰r(やめt
ヤバイ、ヤバイ…Enjoy Club★ふぁんくらぶ(←)つくりたいほどこの小説が大好きだぁあぁあっぁ(((落ち着きなさい
- Re:Enjoy Club ( No.168 )
- 日時: 2010/09/12 13:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
杏樹さん>この盛り上がりのない話でコメが来ると思いませんでした(汗; うれしい〜www
このメンバーでのランチ楽しそうですよね♪
なんとなく風也と津波、話が合いそうww
あとポスター踏むとえれさまがキレます(笑
ふぁんくらぶとか聞くだけでも嬉しいですねー><wwww
てか作っても誰も入らないから杏樹さん1人になっちゃいますよ(笑
- No166のレスです ( No.169 )
- 日時: 2010/09/12 13:33
- 名前: ARMA (ID: s4AxdT15)
なぜかタイトルエラーが発生するので、ちょっとタイトル変えてます。ご了承くださいな。
お絵ビの件ありがとうございます!
今回の話、読みにくいなんてこと全然ないです!
津波の「やっばい...(以下略)」っていうところ、いかにも女子高生の生のセリフっぽく、(本来はどうだか知りませんが)、情景が鮮明に浮かんできて、とても微笑ましい感じがしますっ!
最後のランチのシーンは、風也たちを少し離れた所にカメラがあって、空に向かってアングルが離れていくようなシーンが見えてきました。、、、、よくわからないコメントスミマセンっっ。
ホント毎回読んでて楽しいです。ではっ!
- Re: Enjoy Club ( No.170 )
- 日時: 2010/09/12 15:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
ARMAさん>私もタイトルエラーに困ってます。。。泣;
そうですか!! そういっていただけて嬉しいです><ww
ありがとうございます(^^)/
次もクラスシーンですよーww
- おもしろいです♪ ( No.171 )
- 日時: 2010/09/12 17:24
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
初の6人ランチ、微笑ましいですね〜^^
恵玲の絵、見てみましたっ! 小説の恵玲とマッチしていてとても素敵ですね。他のキャラクターも見てみたいです♪
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(9) ( No.172 )
- 日時: 2010/09/12 21:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
時は過ぎて、7月上旬。
地獄の、
テスト期間――
「――で、なんで泣いてんだ、コイツは」
頭の上から風也の呆れたような声が降ってくる。私は机に突っ伏し、どばーっと滝のように涙を流していた。美久が心配そうに桜色のハンカチを差し出してくれる。
帰りの支度を済ませて私の席に来た静音が、ぎょっとしたように私を見て、躊躇いがちな声で尋ねてきた。
「……もしかしてあーちゃん、勉強…苦手?」
泣き顔でこくりと頷く。
私とは正反対に頭のいい彼女は、困ったように腕を組んだ。それからバッグを一度下ろして、中から数学の教科書を取り出す。隣にいた美久がそれを覗き込んで、テスト範囲の確認をしていた。
すると私の前の津波の席に腰かけた風也が、辺りをきょろきょろ見回して不思議そうな声で尋ねた。
「そーいや恵玲と津波はどうした?」
「職員室です。日本史の範囲確認しに行っちゃいました」
声が涙で揺れてしまう。
そういえば、ちょっと前から風也は、このグループのメンバーを全員名前の呼び捨てにし始めた。元々仲のいい子は名前で呼ぶことが多いらしく、名字だと違和感があるのだとか。私は正直それでも全然構わないし、そもそも文句をつけられる立場でもない。ここにいる皆は、風也の“友達”なのだから。……ただし、彼を呼び捨てにしているのは私だけである。
風也はふーんと相槌を打って、静音の方に目を向けた。
「なぁ、数学どこの単元なんだ?」
教科書から顔を上げた静音は、ずれた眼鏡を軽く直して、彼の前に教科書を広げた。私もむくっと起き上がって内容を確認する。なんとなく聞き覚えのある単語と、意味不明な数字の羅列が目に飛び込んできて、頭がくらっとした。
「あーちゃん、遠い目してる……」
美久が相変わらず鈴のような声でそう呟き、心配そうな表情で私の顔を覗き込む。彼女のどこかぽや〜っとした顔を見つめていると、こういう状況でも心が癒される気がした。
「亜弓」
突然名前を呼ばれてぴくっと耳が反応し、思わず体ごと起き上がる。
「なんですかっ?」と風也を見ると、私の反応に驚いた彼がちょっと目を丸くしていた。その後ろで静音がくすくすと笑っている。
「いや…、まだこれくらいの方程式なら間に合うって言おうとしただけ……」
彼の反応を見て、私は内心恥ずかしさにおぼれそうになっていた。
今でも不意打ちで名前を呼ばれると、心臓が自分でもわかるくらいに音を立てるのだ。それで今までも何回か彼を驚かせている。本当に呆れるくらい自分の体が慣れてくれない。
恥ずかしすぎて、頭の中がぐるぐるしてきたとき、
誰かがぽんっと私の茶髪に手をのせた。前髪が目にかぶさってくる。もちろん実際に見なくても、このあたたかい手が誰のものかくらいは優に予想が付いた。
「テスト勉強、付き合ってやるよ」
「――!?」
彼の顔が見えない状況のまま、時が止まったかのように私の頭が思考を停止した。
しかしそれも一瞬。続いて口をついて出た声は、自分でもびっくりするほど疑念に満ち満ちていた。
「……風也、が…?」
「…お前何だ、そのすげー信じてない目は。オレのこと、バカだと思ってるだろ」
頭にのせられた手をするっと抜けて、彼の顔を見上げる。そのまましばらくその不愉快そうな顔を見つめて、ぽつっと正直に問いかけた。
「違うんですか?」
「…なかなかオレのことナメてくれてんじゃねぇか」
とって付けたような笑顔に怒りマークを付けて風也が言う。私が未だに信じられなくて呆けたように彼のひきつった顔を見つめていると、ふっと彼の手が伸びてきて私の左頬を軽くつまんだ。「ふぇ」と言葉にならない声をあげて彼を見ると、べっと小さく舌を突き出してくる。
「そういう奴には教えてやんねー!」
「えっ、えー!!」
「じゃあオレ先帰るから。また明日なー」
絶望的な声を上げる私を置いて、彼は悠々と歩いて行ってしまった。どうしようどうしようと同じ言葉を頭の中で反芻して、風也と美久達とを交互に見る私を、静音がニヤニヤと口元を緩ませて見つめている。最後に目を涙で滲ませて2人を見ると、
「行ってきな」
と静音に背中を押された。
急いで荷物をまとめてパタパタと彼を追いかけて走る。
教室を出た後、静音が、
「あの2人、アレで付き合ってないとかウソだよねー」
と微笑ましげに呟いていたことを、私は知らない。
4階の階段を下りるところで、すぐに金髪の後ろ姿を発見した。さらに足を速めて、彼のバッグをガシッとつかむ。驚いてパッと振り返る風也。
「お前足速ぇな」
そう感心したように呟いて、足を止めてくれた。それから優しい声音で、
「一緒に帰るか」
と微笑んだ。
よく考えてみると、風也と帰路を共にするなんてとても珍しいことだ。
風也は朝遅刻してきて、1、2時間だけ授業に出て、お昼を食べたら下橋に帰るという生活を、当たり前のように繰り返している。そうなると当然5、6時間目の授業は参加できず、放課後もすでに学校にはいないということになるのだ。いつも心の隅っこで、他愛のないことを話して2人で並んで帰る場面を想像していた私は、うれしくて今のこの空気を思いっきり吸い込んだ。今日の乾いた空気は、ちょっとだけ夏の香りがしていた。
「暑いな……」
風也が顔をしかめて空を見上げる。確かにこうやって歩いているだけでも、じんわりと汗がにじんでくる。
日頃見かける木も気付けば青々とした葉を茂らせ、夏突入の準備は万端、という感じだ。全く私とは大違い…とそこまで考えて、私はようやく本来の目的を思い出した。
「あっ、風也! あの、テスト勉――」
「みてやるよ。オレ誰も来ねぇ空き教室知ってっから、明日そこ行こうぜ」
両手をポケットに突っ込んで、なんだか楽しそうにこちらを見る。
私はもちろん、笑顔で大きく頷いた。
- Re:Enjoy Club ( No.173 )
- 日時: 2010/09/12 18:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
(朱雀*@).゜さん>また来てくださってうれしいですっ!!www
ちょっと日常な感じの話入れてみました><ww
この6人はこの後もず〜っと仲良くしてく感じなんで、初めて皆が風也と話した日は書いておきたかったんです^^
えれさまの絵、マッチしてますか!?ww それは良かったですっ><ww
他のキャラも気が向いたときに(←)のせていきますねー(^^)
コメありがとうございました!!
ぜひまたいらっしゃってください^^♪
- Re: 愛してまs(((肝p^ ( No.174 )
- 日時: 2010/09/12 18:45
- 名前: 杏樹. (ID: MQ1NqBYl)
あの、お勉強会に私も参加していいでしょうk(((拒否
そしてあの、風音高校に入学してもよろしいでしょうk(((
はぁ、はぁ…やばいです、Enjoy Club&友桃様への愛を語ったら余裕で3時間は語れます…。((
そして語りはじめたら杏樹があまりの興奮で倒れます←
それくらい大好きなんですよー*!マジで愛してまs(肝
そうですね…ポスター床に貼るのはやめときます((
んじゃ…冷蔵庫と玄関と…ってか家中に貼ります((←何言ってんの
では、今回はこの辺で…。(((((
続き楽しみにしてます♪*めちゃくちゃ楽しみにしてまs(以下略)
- フラワァ!!! ( No.175 )
- 日時: 2010/09/12 18:51
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
町田さん・・・亜弓に嫉妬するのでは?
この物語、波乱とかあるんですか!?
っていうか空き教室で勉強ぉおお!!!!??
風也くんが笑う???
亜弓さぁん!君すばらしいよ!!!
なんか色々入り混じっておもしろいです!
E.C.とか、そういうダークな部分もあるし、
亜弓さんと風也くんの関係っていうフラワァ(?)な部分もあるんで!
続きをとてもとてもとても
楽しみにしてます!!!!!!!
- Re: タイトルエラー何とかなんないだろか... ( No.176 )
- 日時: 2010/09/12 19:06
- 名前: ARMA (ID: s4AxdT15)
どうもっ、土日はどの作品も更新ラッシュで大変ですねぇ(読みOnlyなので完全にひとごとだったり、、)
ここ2回の話ものすごく気持ちがなごみますねぇ。亜弓と風也のからみを見てると、ほんと癒されるというかなんというか。。。。
このままE.Cにかかわらないで危険なことも無くあればいいのにとも思いましたが、そうすると水k,,,,,もはや最後まで言いません。。
でも、E.Cメインも風也メインもどちらも面白いのが凄い!!
ではっ!
- Re:Enjoy Club ( No.177 )
- 日時: 2010/09/12 20:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
杏樹さん>勉強会参加しちゃいます!?爆 一瞬だけ登場しちゃうとか(笑
3時間!! しかも倒れちゃうんですか!!?
なんかそういう風に言っていただけて本当に幸せですっwwww 書きがいがありますね^^♪
てか私も杏樹さん大好きですよー!!www←
家じゅうにE・Cのポスター……なんかすごい(笑
あぁ早く麗牙光陰の絵をのせたいなぁwww
ありがとうございます(^^)!!
花見さん>フラワァwww たしかにあの2人はフラワァかもwww
町田嫉妬するでしょうね〜(笑 「なんであたしは入れてくれないの〜!?」ってなってると思います(泣; …なんか町田かわいそうになってきた。。。><;
空き教室突っ込まれると思いませんでした!!!(爆
確かにヤバいですね(笑 まぁでも2人なら大丈夫ww←
てかぶっちゃけ勉強会のとこ、すっ飛ばすつもりだったんで(←)、もしかしたら番外編みたいな感じで書くかもです♪
あーちゃんゎ不思議な子ですねーwww
大人しいんだかなんなんだかわかんないですww←
まぁでもそんなあーちゃんに出会えた風也は幸せですね^^!!
ダークとフラワァwww
そう言ってくださって嬉しいです><!!
私の中でこの小説、“恵玲編”と“風也編”みたいになってるんで^^ どっちのストーリーも主人公のあーちゃんは重要人物wwみたいなwww
そのうちこの二つをうまく混ぜていけたらなぁ……混ざんないだろうなぁ…←←
ありがとうございます♪ がんばりますね^^!!
ARMAさん>なんかタイトルエラー出てから皆さんのタイトルがおもしろくなったんで、このままでいい気がしてきました!!笑
ほんとに更新ラッシュです(笑 更新してもすぐページ流れちゃって↓↓
あーちゃんと風也はフラワァですからwww笑 あ・でも癒されるばかりじゃ終わらせませんよーwww
E・Cに関わってくれないと主人公なんだったの!!?ってなっちゃいますから(笑
この先どうなるか楽しみにしててください♪
ありがとうございますっ^^ うれしいですwww
更新頑張ります!!
- 登場人物紹介-9- ( No.178 )
- 日時: 2010/09/12 22:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
続々とまだ影の薄い(笑)下橋メンバーを。。。www
【NO.9】三和 伸次 Miwa Shinji
・年齢:18才(大1)
・誕生日:6月11日
・血液型:O型
・身長:172cm
・茶髪(もとは黒)
しーちゃんですwwいじられてますww笑
なんとなーく子供っぽい幼いイメージの子^^ あ・あと純情ww笑
友達想いの気のイイ奴です♪♪
たぶんこの小説の中では常識人の方に入るんだろうなぁ。。。
見た目可愛い系なので小さいころからすごく良くモテました!! バレンタインとかチョコレートいっぱいもらって「すげーオレもてるっ♪」って思ってました(爆
ですが、下橋に来て功と風也っていうイケメンに会ったときに、ものすごい衝撃を受けまして(笑 自分の容姿に関して調子に乗らなくなり、しかもなんかいじられキャラになっちゃって、自分でも「あれっ?」って感じになっちゃってます(笑
人生思い通りにいかないもんですねー(←何;
夜ゑとは4歳のころからの付き合いww
夜ゑにいじられるようになったのはいつ頃なんでしょうねー^^
あと彼、下橋で4番目に強いんですが、女の子の有衣ねーさんに負けてるのでそのことは滅茶苦茶悔しがってます>< てか有衣ねーさんが強すぎるだけ(爆
サークルはバスケですww 中学生のころからやってます^^
あと犬好きですww 似合いますねー(笑
これくらいですかね(^^)
お次は笑顔で毒舌の夜ゑちゃんでwww
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(10) ( No.180 )
- 日時: 2010/09/13 14:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
「水希!」
高めのハキハキとした声に呼ばれ、水希は淡いピンク色の携帯電話から目を上げた。予想通りの人物が、正面の1年2組の教室から駆け寄ってくる。おかっぱの髪は、首の辺りで丁寧に切りそろえられていた。
今日もいつも通りシンプルな赤いゴムでツインテールにした水希は、携帯を閉じてにこっと微笑んだ。
「HR終わった?」
「うんっ、ごめん待たせちゃったね」
彼女――藤堂茜は、顔の前で小さな手を合わせて謝る仕草をする。大丈夫だよ、と首を振った水希は、ふと何かに気付いたような顔をして声を上げた。
「そのピン、かわいい! 新しいよね?」
茜が前髪をとめているピン。小学生の頃からお互いに“親友”と言う仲の2人は、些細な変化も見逃さないのだ。
水希が称賛の声を上げると、茜もつぶらな瞳を嬉しそうに輝かせる。
「そうなの! この前誕生日だったでしょ? その時ママがプレゼントしてくれたんだーっ」
一瞬、ほんの一瞬だけ水希が顔色を変える。しかし“あれ”からもう7年がたっているのだ。さすがに動揺もほぼ隠せるようになってきた。目の前の親友、茜は気付いているのだろうが。
他の人から見れば不自然な部分は全く無いという程に、水希は普段通りの会話を続ける。彼女は何も言わないでいてくれる茜に、心底感謝していた。
そして再び携帯を開いて時間を確認し、そろそろ部活行こうか、と2人で廊下を進んでいると、長い廊下の向こうの方からバタバタと4、5人の走る足音が近付いて来て耳慣れた声が飛んできた。
「水希ー! 茜ー! 今日吹部ないって〜!」
「ほんと!?」
2人そろって二重奏。思わずお互い顔を見合わせてプッと吹き出す。
皆部活は大好きなのに、休みだと言われるとそれはそれで喜んでしまうのだ。
そうしているうちに同じ吹奏楽部仲間の5人がたどりつき、皆大きく息をついた。1人2人肩で息をしている子もいたが。
そのうちの1人、ロングストレートヘアの1年女子リーダーがニヤッと笑って、
「他の子にも知らせたら、皆でどっか遊び行こうか!」
と威勢のいい声を響かせた。
夕方6時頃。
友達と解散した水希は、とぼとぼと自宅に戻って来ていた。まだ新しいアパートを見上げ、小さくため息をつく。いつもならここには寄らずにウィルと白波の家で夜ご飯を食べるのだが、今日は宿題が多い上に部屋の掃除もしなくちゃいけない、と直接家に帰ってきたのだ。
エレベーターで2階に上がり、“棚妙”と書かれた表札のドアの前で足を止める。ここに立つたびに、ちょっとだけ体が緊張して体温が下がるような、そんな錯覚を覚える。でも、そんな時は恵玲やウィル、白波の顔を思い浮かべて心を落ち着けるのだ。
――……大丈夫。私は1人じゃない
鍵を開けてゆっくりとドアを開くと、目の前に広がるのはあまりにも寂しい薄暗い風景。奥に見えるリビングにも、誰も、いない。
バッグを部屋に置き電気をつけると、音を立てないようにリビングを進んでいく。この静寂の中に自分の足音だけが響くということが、いたたまれないのだ。
そのまま窓を開けてベランダに踏み込む。洗濯物を取り込もうと手を伸ばしかけ、ふとその手を止めた。す…っと視線を滑らせてまだ明るい空をじっと見つめる。
今日は天気がいい。一面絵の具で塗ったような、まっさらな水色だ。
こういう日は、
星がよく、見える―…
「ママー、おほしさま、きれいだね」
「そうね、水希。今日はお空が真っ暗だから良く見えるわ」
「おそらがまっくらだとみえるの?」
「そうよ」
あれは私がまだ5歳になったばかりの頃。
ママとベランダに出て、手を握り合って、綺麗な夜空を見上げていた。その日も今日みたいな、雲ひとつない快晴。ポツポツと白い光が藍色の空に散らばって、すごく興奮したのを覚えている。
でも、パジャマ1枚で外に出るには、ちょっと空気が冷たかった。
ママは優しくつないだ手をほどいて、「上着、とってくるわね」と家の中に入っていった。
私はぽつん、と1人で夜空を見上げる。…いや、1人じゃなかったな。抱っこしてきた、テディベアがいたっけ。
―…おそらがまっくらだと、おほしさまいっぱいになるんだぁ……
そんなことを考えながら、ぽうっと空を見つめる。
見ている、だけならよかった。それで、満足してさえすれば。
幼い私は、自分の身に宿る力など何も知らずに、願ってしまったのである。
“まっくらになぁれ”
……と。
少しして、私は悲鳴を上げた。ママも、町の人も。
辺りが、
漆黒の闇と化していた。
混乱したママに震える声で何が起きたのかを尋ねられ、私はギュッとテディベアを抱きしめて、
「おそらにまっくらになぁれっておいのりしたのっ! そしたらまっくらになっちゃったの!」
と叫んだ。
結局私の能力は自然と切れ、一時大騒ぎになった街もしばらくすると元通りの光景に戻っていた。
ニュースをつけると、緊急速報としてアナウンサーが事態を伝えていた。まだ幸運だったのは、私の能力がまだ弱く、ごくごく狭い範囲の短時間で収まったこと。そしてもちろん原因が究明できるわけもなく、この事件はいつの間にか人々の記憶から忘れ去られていった。……パパとママを除いて、だが。
私を気味悪がった2人は、次の日逃げるように家を出て行ってしまった。たった5歳の私を置いて。
そして彼らと入れ替わるようにして現れたのが、
――影晴様。
「私がいるから大丈夫だ。恐がらなくていいよ」
影晴様はそう言って、大きな手で私の頭をなでてくれた……
あの日以来、彼女の生活は全て影晴のお陰で成り立っている。E・Cに入れてもらい、新しい家族を得、こうやって学校に通えているのも、影晴が全てをやりくりしてくれているからだ。
―…今の私がいるのは、影晴様のお陰…
なぜ“こういう”風に生まれてきてしまったのかは全く分からない。
でも――
ふと携帯の鳴る音が部屋から聞こえてきて、水希は急いで家の中に戻った。このメロディは麗牙光陰のメンバーからだ。
バッグを開けて携帯を取り出すと、差出人は“荒木恵玲”と表示されていた。
『夜ごはん、今日は白波くんも来るから4人そろえるよ! みんなで食べよっ』
自然と、笑みがこぼれる。
もちろん承諾の返事をして、水希は携帯を閉じた。掃除は明日でいいだろうと、洗濯物だけとりこんでから出掛ける支度をする。
最後にチラッとベランダの方に目をやり、彼女はしっかりとした足取りで家を出ていった。
電気が消された薄暗い玄関で、テディベアが1匹ちょこんと座って彼女の後ろ姿を見守っていた。
- E・Cが今頃 Enjoy Clubの頭文字だと知ったバカ。 ( No.182 )
- 日時: 2010/09/13 18:31
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
水希ちゃんの話、悲しいですね。たったの5歳なのに悲しすぎます!!
でも、なんだかんだいってシリアスな話が好きな私…――悪ですね。w
- Re:Enjoy Club ( No.183 )
- 日時: 2010/09/13 18:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: s4AxdT15)
(朱雀*@).゜さん>タイトルまぢ爆笑しました(笑 友達によく「エコ」と間違われましたよ(爆
水希の両親はひどすぎですよね!! 書いてる本人が言うのもなんですが←
シリアス私も結構好きですww←
ただ書いてるとテンションが激落ちするんで、やっぱそのへんはあーちゃんみたいなフラワァなの書いてるほうが楽しいですね♪(フラワァハマっちゃいましたよ、花見さん。。。笑
今日中にもう一話更新します!!
次も…重いなぁ>< シリアスかどうかはわかんないですけど^^;
コメありがとうございましたー♪
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(11) ( No.184 )
- 日時: 2010/09/14 10:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
瞼の上から朝日が差し込んでくる。目を閉じているのに白くぼやけたような光を感じて、風也はうっすらと目を開けた。頭上の窓から太陽が顔をのぞかせている。寝起きの瞳にその光は強すぎて、幾度か瞬きを繰り返した。
そしてベッドから体を起こそうとして、
「……やっべ」
バサッと再び枕に頭を沈める。
全身が鉛のように重い。そして体の内側から拡散してくるような、熱気。それを認識するのと同時に、視界がぼんやりとかすんでくる。確かめるように額に手の甲を当てると、かあぁっと高い熱が額から手に移動していくのを感じた。汗もじんわりと滲んでいる。自分の吐く呼気すら、熱がこもってわずらわしい。
それでも風也は、自分の体に鞭打って無理矢理上半身を起こした。大きく息をついて、立てた片膝に重い頭を預ける。
するとドアをノックする音がして、茶髪の青年がドアの隙間から顔をのぞかせた。
「おっ、風也起きてる」
――三和伸次。生活を共にする、下橋のグループのメンバーの1人である。彼は今大学1年生なので、風也の2歳年上だ。
風也は顔を上げて部屋を見回した。ここは緋桜のメンバーが集まる建物の、2階の寝室。部屋いっぱいにいくつも並んだベッドはどれも空である。今何時なのだろう、と彼はぼんやりとした頭で考えた。
「久し振りに熱出したな。ここ2、3週間具合よかったろ」
「…あぁ……今何時」
「7時半。つーかお前寝てろよ」
伸次に苦笑混じりにそう言われて体を倒すと、さらに体の重みが増した気がした。このまま二度と起き上がれないんじゃないかという錯覚にとらわれる。熱独特のだるさだ。
伸次が布団を直して、冷えたタオルを額にのせてくれる。体の熱と水の冷たさとで一瞬ゾクッとするが、すぐにその冷気を心地良く感じるようになる。
「……オレ今日もテストなのに」
こうやって体調を崩してテストを受けられないことは去年もたくさんあった。それに加えて出席日数も明らかに足りていないために留年したのである。
なぜか今日はテストを受けられないということが、すごく悔しかった。
風也が目を閉じてため息をつくと、励ますような声が上から降ってくる。
「今日治して明日からの出れば、2、3教科追試で済むじゃん。てか、いつもみたいに10時頃には熱下がるだろうし、途中参加できんじゃね?」
目を閉じたままうなずくと、「学校に連絡は?」ともうすでに答えが分かっているかのような声音で聞かれる。「しなくていい」とこもった声で言って、風也はベッドの脇に立っている伸次に目をやった。
「悪ィ、マジいっつも……」
「気にすんなって。オレ今日ちょうど大学全休だし。それに風也のせいじゃねーだろ!」
言い聞かせるようにそう言って、伸次はベッドを離れた。
「夜ゑがおかゆ作っていってくれたから、持ってくる」
そう言い残して、静かに部屋を出る。
風也は申し訳ない気持ちに加え、自分自身に対する苛立ちで、ギリッと奥歯をかみしめていた。
ストレスが原因だと、医者からは言われた。ストレスがたまりすぎて、発熱しやすい体質になったんだろう、と。それさえどうにかなればすぐに良くなる、とも。
じっと睨むように天井を見つめる。
そうしていると、ふっと頭の隅をある顔がよぎっていった。
「…風香…」
呟くと同時に、得体の知れないむらむらとした感情が胸の内に沸き起こってくる。そのうち耐えられなくなって、風也はガバッと勢いよく体を起こした。いつの間にか呼吸が乱れ、冷たい汗が頬を伝っている。
ガチャ…とドアが開いて、伸次が部屋に戻ってきた。風也の様子を見て、目を見開く。
「おいっ、風也大丈夫か!?」
「風香は……」
「――え?」
息と一緒にかすかに漏れた声に、伸次は眉をひそめた。その名前が彼の口から出てくること自体、珍しかったのだ。
風也は、声を絞り出すようにして言った。
「アイツは……、どうしてる……」
いったん手に持っていたお皿を小さいテーブルに置いて、伸次は真剣な表情で彼を見る。おそらく今この瞬間、心の中で激しく葛藤を起こしているであろう、彼を。
「大丈夫。オレらが交替で見に行ってる。……ただ」
言おうかどうか迷うような表情を浮かべる伸次。一度目を伏せてから、はっきりと風也を見て、
「……お前に会いたがってるよ、…すごく」
“風香”の気持ちを代弁するような、重みのある声でそう言った。
風也は彼の言葉には反応せずに、何かに耐えるようにそのままじ…っと膝に顔を伏せていた。
- Re:Enjoy Club ( No.185 )
- 日時: 2010/09/13 22:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
…今日あげた2話自信ないんでコメがほしい。。。泣;←←
めんどくさくてごめんなさい><;
- 水希編カミ ( No.186 )
- 日時: 2010/09/13 23:36
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
今日アップされた話のうち、後の1話まだ読んでいないのですが、コメ書いてしまいますっ。
今回の話とくに感情移入してしまいました。
幼い水希の"おそらがまっくらだと...(略)"のセリフの場面ですでに半泣き。。。。
実の親に捨てられ、新しい親(?)となった影晴への忠誠を通しているところなんかは、ウィルの影春へのそれよりも痛ましいですっ。
話最後の、水希が仲間のところへ行く場面と前回の亜弓編で風也たちが2人で帰っていく場面、時間的に重なるものであったらと考えると、無性に感慨深く感じられました。なぜと聞かれると答えに詰まりますが。。。。
全然テンションの上がらないコメですみませんっっ。でも確実に僕の中では水希のポイント上がってますっ!!!
恵玲や亜弓に気持ちが流されるぅ、みたいなこと書いてましたが、愚かでした。やっぱ水希主役です!(ぉぃ!!)
- Re:Enjoy Club ( No.187 )
- 日時: 2010/09/14 17:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>コメありがとうございますっ><!!
みぃちゃんしか出てこない話でしたからねーww(笑
でもたぶん能力者は親に不気味がられてる子が多いですよ(泣; 悲しいですが><;
時期は…不定です!!(ォィ
でもそう思っていただけるのはすごくうれしいですっwww はからずもwww笑
水希愛戻ってきましたねー^^(笑
ぜひまたいらっしゃってください♪
みなさま>重い話が続いてキツかったんで(←)、予定になかったラブラブした話を書こうと思ったら失敗しました(ぇ
なんかよくわからん空気になったうえに、白波が地味に重要なところを独白……!!
友桃、ピンチです。。。(←何;
でも書いちゃったものは仕方ないんでのせます><;
たぶん内容ぐちゃぐちゃですがごめんなさいm(__)m
- Enjoy Club 第4話『あなたのために……』(12) ( No.188 )
- 日時: 2010/09/14 20:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
色がくすみ、ツタが絡まった四角い建物。シャッターがさびて、ギシギシと嫌な音が聞こえてきそうな小さな倉庫。それらがここら一帯に密集し、あちこちには原形をとどめていないボロボロの粗大ゴミが地面に転がっている。上を見上げると、高い建物が無いせいで所々雲の散らばった青空が視界いっぱいに広がった。しかし再び視線を戻すと、明るい色の空に反してどんよりと辛気臭い空気が周囲に漂う。
一般人ならば明らかに近付かないであろうその場所に、1人の小柄な少女が身を潜めていた。
肩まででシャギーにした黒髪。夏らしく全体的に薄着で、下は綺麗なラインの足が際立つジーンズのミニスカート。彼女はコンクリート壁の建物を背にし、機会を見計らうようにしてある方向に意識を集中している。
と、不意にふわっと浮くような柔らかい風が前髪を持ち上げ、彼女は濃い期待とともに左を振り返った。
「…恵玲」
「――白波くんっ」
彼女――荒木恵玲は、声を最小限に、パッと表情を明るくして言った。さっきまで真っ黒な瞳を睨むように光らせ、不敵な笑みを口元に刻んでいたのとは別人である。
「なんでここに? 今日の任務はあたし1人って聞いたんだけど…」
実はすぐそこの角を曲がったところの廃墟に、今回のターゲットが潜んでいる。2人という少人数で、しかもバックに誰かがいるというわけでもないらしく、それならばと恵玲が引き受けてきたのだ。これくらいの相手、恵玲ならば軽々とやってのけるだろう。
それでも嬉しそうに頬を染める恵玲に、白波は抑揚のない単調な声で事情を話す。
「ウィルから連絡が入った。行けそうだったらサポートに行けと。…相手何人いるんだ」
「2人!」
サポートいらないじゃないか、と言いたげな顔。
正直本当にサポートはいらないのだが、なぜかいつも忙しい白波がここに来れたという幸運に胸を躍らせる恵玲。曇りのない、真っ直ぐとした瞳で彼を見る。
すると白波は右手にぶら下げていたスケボーを壁に立てかけ、自分もその横に背中を預けた。その右手にはすでに拳銃が握られている。
それを見て恵玲は、本当に彼は任務をこなす上で頼りになる、と安心感に包まれていた。彼は元々の風の能力に加え、なぜか昔から銃を使いこなせており、以前2丁同時に使用しているところを見たこともある。誰かに教わったのかと尋ねたこともあったが、完全に黙りこくられてしまった。
しかし残念ながら、今日は彼の手を借りるつもりはない。そこにいてくれるだけで十分だ。
腕を組んであらぬ所を見つめている白波の正面に立ち、恵玲は顔の前で両手を合わせた。
「ごめん白波くん! 今回はあたし1人にやらせてくれない? 来てもらったのに申し訳ないんだけど」
白波がそのままの体勢で目だけを下げる。
「構わないが、2人の方が早く終わるんじゃ…」
「そうなんだけど、あたし今日何となく暴れまくりたいんだよねっ」
2人相手じゃ暴れきれないだろう、と白波が内心気の毒に思っているのも知らずに、恵玲は好戦的な瞳で舌なめずりをしている。
普段はその可愛らしい顔に見惚れるほどの笑顔を浮かべ、女の子らしい声で語尾を伸ばし気味に喋る彼女が、任務と言うだけでこの変わり様である。彼女の能力は本当に性格にぴったりだ。いや、もしかしたら能力のせいでこういう性格になったのかもしれない。
正直言って行っても行かなくてもどちらでもよかった白波は、あっさりと頷いて拳銃をしまう。「じゃあ俺は…」とスケボーに手を伸ばしたところで、恵玲が慌てたようにその手を押さえた。
「ちょっと待って。速攻終わらせるから、ここで待ってて! お願いっ」
なぜかやたらと必死な様子でしかも上目遣いまで使われて、白波はややたじろいた様子でスケボーから手を離した。それを確認して、恵玲は頼もしい表情で彼を見る。
「ありがとっ! それじゃ、行ってくるね!」
返事も待たずに、恵玲がその場を飛び出していく。その後ろ姿を、白波はわずかに眉をひそめて見つめていた。
さっきはそれでも少し警戒した様子で時機を見計らっていたのに、こんなに大胆に敵地に突っ込んでいいんだろうか、と呆れたように彼女が行った方向を見つめる。彼女の強さはよくわかっているため、特に心配はしていないが。
そこで白波は、ふと顔をしかめて視線をそらした。
まただ。以前ウィルに押されて恵玲と2人で出掛けた日以来、何とも称しがたい違和感が胸の内を渦巻いている。忘れていた何かが、再び沸き起こってくるような、そんな不思議な感覚。そのことに、白波は少なからず焦っていた。
―…待てよ…っ、俺はこれ以上アイツらに近付くわけには…
「――白波くん?」
ハッとして目を瞬き、声のした方を振り向くと、心配そうな表情の恵玲と目があった。彼女の右手には今回の獲物が握られている。本当に“速攻”だ。
「どうかした?」
「…いや、何でもない」
彼が首を横に振ると、恵玲は一応という風に頷いた。それからスキップするように彼の前に出て、にこっと微笑む。
「待っててくれてありがとね。一緒に帰ろ?」
「――恵玲」
今にもアクションで地を離れようとしていた彼女を、勝手に口が動いて呼びとめる。機嫌のよさそうな顔で振り返った彼女に向かって、考えるよりも先に言葉が出てきていた。
「…どうしてそんなに任務に必死になれる…?」
恵玲が目を丸くして彼を見る。それも当然だ。あまりにも文脈のない問いかけなのだから。
白波自身、どうして突然こんなことを聞いたのかも、どういう答えを期待していたのかも、よくわからなかった。自分だって任務をかなり重要視してやっているというのに。
そして恵玲は何の迷いもなく、おそらく麗牙光陰であれば誰もが言うであろう言葉を口にしていた。
「影晴様のため、だよ?」
それがどうかしたの? と言いたげな、全く揺るがない瞳。当然、といった口調。
そしてこれもまた当たり前だという風な声で、白波に尋ねた。
「白波くんも、でしょ?」
瞬間、白波の瞳がふっと曇る。
「――あぁ」
―…俺こそ、そうだ
俺は影晴に使われた、最初のコマなんだから
何馬鹿なことを聞いているんだか、と足元のスケボーに手を伸ばしたところで、ふとある顔が脳裏をよぎる。
―…いや、最初じゃないか。最初は、あの――
「白波くん、そろそろ行こう?」
恵玲が笑顔で手を引いてくる。
それに頷いた白波はスケボーを右足で踏み、風をその裏を中心に巻き起こした。
飛ぶ瞬間の、恵玲の羨ましい程に真っ直ぐな意志の強い瞳が、目に焼き付いて離れなかった。
- 白波く〜ん!!!!!キモイ。w ( No.189 )
- 日時: 2010/09/14 21:06
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>183
爆笑しましたか!!!w 私は「エコ」に爆笑してしまいました。笑) 友桃さんの友達さんすみません><w
白波君・・・かっこよすぎです!!!
白波君の脳内・・・的な話でしたね、今回は。いろいろ気になるところ満載ですっ!
ではでは。
- 蘭です★ ( No.190 )
- 日時: 2010/09/14 21:22
- 名前: 蘭*。* (ID: ikU4u6US)
こんちくわ★(^^*)/
前に友桃さんにコメントを頂いた(((((((
蘭です><
まじおもしろいですねっ!!この小説!!
ところで…ロックの解除の仕方を教えてください;;
わかんないです><;;;
- Re:Enjoy Club ( No.191 )
- 日時: 2010/09/14 21:33
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>確かに言われてみればもろにエコですよね(笑
なんかほんとに白波人気だなぁ。。。www
気になりますか?ww
まだ言わせないつもりだったとこ、ぽろっと言っちゃってほんとに困った子…←←
いえ、白波ゎ悪くないです><;←
コメありがとうございましたー♪♪
蘭*。*さん>こんにちわーww コメありがとうございますっ///
まだまだ駄文ですが、そういう風に言っていただけてうれしいです!!ww
ロックって右下の『ロック/修正』のとこですか?><;
- Re:Enjoy Club ( No.192 )
- 日時: 2010/09/14 22:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
第4話終了ですー^^
読んでくださった方ww そしてコメを残してくださった方ww
ありがとうございましたm(__)m
第5話ゎあーちゃん&風也ちょーメインです♪
- 気になるわいっ! ( No.193 )
- 日時: 2010/09/14 22:20
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
風也くんと風香さんですか〜・・・。
なんか・・・重い感じですか?
えっと〜・・・風香さんには事情があって
会えない感じでしょうか?
今後の亜弓さんとか風也くんとか・・・風香さんとか
の関係がとても気になります!
えれさまと白波くん・・・・。
うーん・・・・。白波くんはえれさまのこと・・・。
(・・・・・・。)
「影晴様にコマ」って何なんですかね〜?
影晴様が優しいのやら恐ろしいのやら・・・。
よくわかんない人ですね〜><;
でもなんだか続きがもっと楽しみです!
色々キャラが出てきましたしね〜^^
- Re:Enjoy Club ( No.194 )
- 日時: 2010/09/14 22:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
花見さん>確かに突然謎ばっか出しちゃいましたね(笑←
なんかよくわかんないとこあったら言ってください>< ネタばれになんないとこだけ答えますww
風也とふぅちゃん(風香)ゎ重い感じになるかもです、ちょっと><;
でもあーちゃんとふぅちゃんは癒される感じにしたいですっwww
ふぅちゃんは二章からメイン登場なんでそれまでお預けってことで←
はい、影晴は優しいのか恐ろしいのかわかんない人です^^ てかそういうよくわかんない人だと思っておいてもらえると助かりますww 影晴の真意をE・Cの子たちは知らない感じなんで(汗;
謎が増えちゃったかもですが、謎は謎にしておいてください><!!
これからちょっとずつ明かしていくんでww たぶんww←
キャラ増えましたね^^
みなさんが混乱しないように頑張ります><!!
てか最近ウィーくんの出番が……!!泣;
- =キャラ絵= NO.3 ( No.195 )
- 日時: 2019/06/14 18:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1179.png
キャラ絵3人目は風也ですっ!!www
で、実は私風也の外見の描写がとことん苦手でして←
皆さんが私の文章読んで想像した風也と、某友人が書いてくれた風也が違う可能性大ですっ><;; あーちゃんとか他の人たちと比べても(汗;
なんでそのへん覚悟して見てくださいm(__)m
あと一応言っておきますが、それでも正しいのはキャラ絵のほうですww
それと、某友人が言うには風也はめちゃくちゃ描きにくいらしく。。。(風也かわいそう…泣;
絵の数がほかの子に比べて少ないです(笑 てかこの絵だけ(爆
今頼んでるとこなんで、増えるの楽しみにしててください♪
てことで長々と書いてしまいましたが(汗;
何かのワンシーンみたいな、風也ですwww
(あ・でもこのシーンこの小説には無いんで探さないでくださいね(汗;)
でわ?感想ください(^o^)/
- Re:きゃぁあぁぁ!!((( ( No.196 )
- 日時: 2010/09/15 14:41
- 名前: 杏樹. (ID: ikU4u6US)
きゃぁあぁあ!!←
風也だあああっ!!かっこいー、マジかっくいー!!((
風也くn、杏樹と結婚してくださ(以下略)
あ、でも私はあーちゃんと結…((((やめt
はいb増えるのめっちゃ楽しみにしてますっb*
あと友桃様、師匠と呼んでもよろしいでしょうk(((((黙れ
- Re:Enjoy Club ( No.197 )
- 日時: 2010/09/15 18:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
杏樹.さん>コメありがとうございますっwww
風也イメージと比べてどうでしょう…?汗;
結構正直な感想聞きたいところなんですが><!!
まさかの風也に結婚宣言!!笑
たぶん本人に言ったら町田扱いされますよww←
私もキャラ絵増えるの楽しみです><♪
師匠ですか!!? 私そんな器じゃ…!!(汗;
まぁ呼び方はご自由に^^ww笑
- 聞いてください、私の推測…… ( No.198 )
- 日時: 2010/09/15 18:37
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>184
結構前の話ですが、私の推測を聞いてください!!w2つあります。(おいw
1.風香は風也の妹。んで下橋ののメンバーだったが、大けがをして入院中。(かわいそっ!
2.風香は風也の彼女。んで下橋のメンバーだったが、大けがをして入院中。(さっきと変わらんじゃん。w
なんか、入院ネタ好きですね。w
風也かっこいい・・・でも、私には白波君で十分です!!(蹴
増えるの楽しみにしてます♪
追伸
友桃さんの小説にはコメしてるのに、自分の小説書けよ!!って感じですね。w
はい、書きます、今すぐ。w
- Re:Enjoy Club ( No.199 )
- 日時: 2010/09/15 19:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
おっ、きましたねー推測ww(←何;
てかどっちも後半一緒ww笑 どうしても入院させたい感じなww笑
…1が近いですね♪…ってこれで風也との関係明かしちゃいましたね(汗;← まぁ別に隠すことでもないんでいいんですけど^^
てか2人の事情知ったら風也みなさんに嫌われちゃうかも(泣; ……なんか設定変えたくなってきました(ォィ;
…!! 風也早速フラれましたね!!?笑
私結構風也気に入ってるんだけどなぁwww←
コメありがたいです、ほんっと!!www
でも朱雀さんの小説も続き読みたいんで……!! 書いてくださいっ!!←
- 最近調子に乗ってる朱雀さん。 ( No.200 )
- 日時: 2010/09/15 20:46
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
やった♪推測結構当たってた。w
ほんと私、入院ネタ好きですね。ww
風也フっちゃいました^^w かっこいいんですけど、性格は好みと異なりますね。(誰だよ、お前。w
私も更新頑張りますー。
追伸
なんか私たちパソコン開く時間がほぼ一緒ですね。w
- 200レスおめでとうございます!!! ( No.201 )
- 日時: 2010/09/15 20:48
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
やった!!
何気なくコメしたら200だった♪
200おめでとうございます!!!!!!!!!
- 返信200突破www ありがとうございますっ!! ( No.202 )
- 日時: 2010/09/15 21:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>ありがとうございます〜!!!wwww
読者様から祝ってもらったの初めてーっ><www うれしい〜!!www
で、やっぱり企画案がありません;;←
まぁまた気が向いたら何かしましょうか♪
てか明日で人気投票終了ですねー><
入院ネタ…ww笑…は無いかなー^^笑
でも、朱雀さんの予想通り風也と風香は兄妹です♪
てか誰か風也ファン(←)ゎいないんですかー!!?←ォィ;
白波ゎキャラ絵楽しみにしといてくださいww あと今後の活躍?もww
そうですね^^!! なんか運命をかんじr…(黙;
- 返信200突破www ありがとうございますっ!! ( No.203 )
- 日時: 2010/09/15 21:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
みなさま>
ついに返信200突破しました^^!!!
見に来てくださった方々ww
そしていつもコメをくださった方々www
本当にありがとうございましたm(__)m
特にコメは本当にうれしいです……!!ww
すごく丁寧に読んで下さってるなぁっていつもうれしく読んでますっ/// あと同時に爆笑しながらwww笑
これからもみなさまが楽しめるような小説頑張って書いていくんで、応援よろしくお願いしますっ(^^)/ww
- 人気投票 入れます!!!! ( No.204 )
- 日時: 2010/09/15 21:32
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
なんですと!? 人気投票!? 明日締め切りだとぉ〜?!
入れます、入れます。人気投票。
・白波君 1票
・えれさま 1票
・ウィル君 1票
です!!
なぜか主人公がいない・・・汗))
あーちゃん、ごめん!!><w
- Re:Enjoy Club ( No.205 )
- 日時: 2010/09/15 21:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
あっ、ありがとうございます……っ!!!www
E・Cで来ましたね〜ww
了解です♪
あーちゃんもなかなか可哀そうな役回りですよね(笑
まぁでも杏樹さんっていう婚約を希望するほどあーちゃんが好きな人がいるんで(爆)、大丈夫でしょうww(←何が;
あ・ところでこの3人、上から順番に好きな人なんですか^^?
- おやすみなさいzZZ ( No.206 )
- 日時: 2010/09/15 21:51
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
確かに・・・みんなE・Cだぁ〜!
上から好きな順番です♪3位は迷いました・・・ウィル君かみぃちゃんかあーちゃんか・・・w
もう寝ますね。おやすみなさい。
- Re:Enjoy Club ( No.207 )
- 日時: 2010/09/15 21:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
なるほどww
はーい、お疲れ様ですー^^
コメいっぱいありがとうございました♪♪
- 祝!200コメ突破 ( No.208 )
- 日時: 2010/09/15 22:14
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
200コメ突破おめでとうございます!!
8月中旬ごろに書き込んでから今日まで、カレンダーだとあっという間に見えますが、やはり長かったんでしょうか。。。
それにしても、今回の恵玲強すぎです。"速攻"つか"瞬殺"ですね!!
彼氏になってしまった人はさぞ大変でしょうねぇ、たとえE.Cのメンバーであっても!(恐っ)
>どうしてそんなに任務に必死になれる…?
"任務"というほど大げさなものでないですが、僕もこのセリフを言いたくなるようなときありますよぉぉ。。。(回想&落胆中、、、)
>最初のコマなんだから
前回のミッションの時からそんな感じしてますが、、白波は麗牙光陰の中で異色、というか危険分子?。。。今後が相当気になりますっ!!
更新ますます楽しみにしてます!!
では!
- Re:Enjoy Club ( No.209 )
- 日時: 2010/09/15 22:33
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>
ありがとうございますっww ほんとにみなさんのお陰です><ww
確かにえれさま瞬殺でしたね(笑 私も書きながら「早っ?」って突っ込んじゃいました(汗;←
彼氏はケンカしないようにビクビクですよね(爆 ってそれはさすがに冗談ですが^^
白波たしかに他の子と何かが違いますよねww(てかまず性格からして全然…笑)
この先の展開楽しみにしていてください♪ 期待にこたえられるように頑張ります><!!
- 200コメ突破おめでとうございます! ( No.210 )
- 日時: 2010/09/15 22:52
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
いやぁ・・・
一番最初から見ていましたが
やはりもう200いきましたか・・・・。
(ツーハンドレット・・・?・・・あれ?)
風也くんのイメージはツンツン髪だったんですよね〜^^
そして実物を見てみるとぉ〜・・・><///
あぁらびっくり!!
鼻血出しそうです!かっこいいです!!>∀<wwwwww
やばいです!!風也くん結婚してぇ!!
(亜弓さんと町田さんに怒られる・・・!)
- Re:Enjoy Club ( No.211 )
- 日時: 2010/09/16 16:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
花見さん>
ありがとうございますっ///
そうなんですよっ、花見さんは最初のお客様なんです!!ww ここまで見てくださって本当に感謝です><!!
やっぱ金髪のヤンキーっていうとツンツン髪がうかんじゃいますよね(汗; 読み返してみたら、私やっぱりまともに風也の髪型の描写してないし……←
ショートヘアーとか言えば絵を見てない読者の方にも伝わりますかね…><?
あれっ、また結婚宣言が!!笑
そうですよーwwあーちゃんと町田っていうライバル(←)がいますからねーww笑
とりあえず気に入っていただけたようでうれしいですっ^^www
みなさま>
次の話、なんと3つに細かく分かれちゃいました?
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(1) ( No.212 )
- 日時: 2010/09/16 16:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ジリジリと肌を焼くような日光が後ろから照りつける。それはコンクリートの地面に反射して、下からも全身を焦がして行く。動かずとも居るだけで、額から、首筋から、腕から、汗がどんどん噴きでてくる。
学校周辺の木々からは、毎年恒例のセミの大合唱。そこかしこから聞こえてくるその統一性の無い歌が耳にじんじんと鳴り響き、それだけでも暑さが増すようだった。この声を聞くと、あぁ夏だなぁとしみじみ感じてしまう。
衣替えでブラウスのみの着用が許可されているというのに、それでもまだ足りない。ブラウスの背中の部分が汗で滲んでいるのが分かってげんなりする。そしてそれ以上に、紺のハイソックスがこの炎天下の中気持ち悪すぎて、今すぐ脱いでやりたい気持ちになった。
うつろな目で隣に視線をやると、風也と恵玲も暑さにやられて顔をしかめていた。風也はいくつかボタンの外されたワイシャツの襟元で、パタパタとあおいでいる。
「……どこかで涼みません?」
私は堪え切れなくなって、2人にそう持ちかけた。駅前の桜通りに、ファミレスも喫茶店も大体そろっている。
ちょうど校門を抜けたところで、風也が独り言のように呟いた。
「何か飲みてぇ……」
「私、アイス食べたいですー」
「ごめん、あたし帰るから」
期待を裏切る恵玲の台詞に、私は勢いよく彼女を振り返った。恵玲は前に視線を向けたまま、こちらを見もせず調子の低い声で続ける。
「今から出掛けるの。だから2人でこのままデートでも行ってきなぁ〜」
――……デ…っ!?
頬がカッと熱くなる。危うく声に出すところだった。
風也と2人で出掛けたことは今まで何度もあったが、改めて“デート”と言われると全く感触の違うものになる。突然緊張が増してきて、体全体がまた別の熱を帯びてきた。太陽の熱だけでもう限界だというのに、このままでは火照りあがって沸騰してしまう。
そんなことをしているうちに、学校を出て1つ目の交差点にたどりついた。本来ならここで私と恵玲が右に曲がることになるのだが、今日は恵玲のみ別れることになる。
ちょうど信号の色が青に変わり、恵玲はからかうようにニッと口元で笑って手を振った。
「それじゃ、テスト返却お疲れっ。バイバイ!」
嫌な単語を耳にし、うっと渋い顔をしている間に、彼女は行ってしまった。
一応、という感じにその後ろ姿に手を振り、彼に向き直る。いつもは全然平気だというのに、目が合った瞬間思わず息を止めてしまった。恥ずかしすぎて目をそらしたいのに、そらせない。わけもなく、ただそらしたくないと意地を張るもう一方の自分が、逃げようとする自分を強い力で引き止めているようだ。
彼は、緊張しないのだろうか。その表情は驚くほどいつも通りに見えて、複雑な気持ちになった。
でも――
「それじゃお言葉に甘えて。……行くか、デート」
彼のその優しい声が、私をがんじがらめにしていた緊張を、一瞬でほどいた。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(1) ( No.213 )
- 日時: 2010/09/16 16:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
「そーいや、テストどうだっ――」
「それ第一声に言いますか!」
喫茶店に入り、窓際の席に座った瞬間だった。
私が皆まで言わせずに文句を言うと、風也はからかうようにこちらを見ている。
ウェイトレスが水を置いて去るのを待ってから、私は重い口を開いた。
「風也に教わった英語と数学と古典は3、40点取れたんですよ、奇跡的に! あと国語と保健と…オーラルもギリギリどうにかなったんですけどー…」
私がそこで言葉を濁すと、風也はメニューを開きながら独り言のように言う。
「そーいや、オレ理社教えてなかったな…」
忘れてた、という感じの口調だ。実を言うと私も、頭の中が「数学ヤバい」という言葉で満たされていて化学と世界史の存在が完全に吹き飛んでいたため、文句は言えない。どちらにしろ、時間の関係からしてそこまで手は出せなかっただろうが。そしてもちろん前日に異常なほど焦って一夜漬けに挑戦した私だったが、見事に失敗。始めて1時間で眠ってしまったのである。
ただ、そもそも彼に勉強を教わっていなかったらこれらの教科全て赤点だった自信があるので、彼にはいくら感謝をしてもし足りない。
「夏休み明け、追試ですー…」
予定より少ないとはいえ、やはり追試があるということ自体が憂鬱だ。
落ち込んだ声を出してヘタッとテーブルに伏せる私を見て、風也は苦笑を浮かべた。彼が頬杖をつくと、ショートヘアの金糸がさらっとその手を覆う。
「理社も教えるって。てか追試の科目数オレのが多いし」
「そういえば2日休んでましたもんね」
「あぁ。確か4科目」
それほど、というより全く苦に感じていない声音。4科目と言えば、誰もがまず留年を思い浮かべる数だろう。風音高校には救済措置としての追試が設けられているため留年を避けることは可能なのだが、それでも普通は焦って当然の赤点数である。おそらく追試で十分な点数を取る自信があるのだろう。あるいは、それ以前に出席日数が足りていないために開き直っているだけか。
そこでウェイトレスが注文を取りにやってくる。私はレモンティー、風也はアイスティーを頼み、ちょうど昼時だったのでホットドックを2つ追加した。
「風也テスト何点くらい取ってるんですか?」
私はメニューをテーブルの脇に戻しながら尋ねる。
自分の点数を口にするとどっと気落ちするが、他の人の点数を知るのはわくわくするものだ。
ついさっきまでの沈んだ表情が一変して目をキラキラと光らせる私を、彼は半ば呆れたように見て、ぼそっと小さい声で言った。
「…90前後」
「――はい!? ちょ…っ、不良の肩書きどこ行ったんですか!」
予想をはるかに超えた数字に、私は身を乗り出して声を上げる。
「その辺は気にすんな……って、あ…」
視線を窓の向こうにやった風也が、あからさまに嫌な顔をして呟き声を漏らした。私は首をかしげて彼の視線を追う。
この店の前の桜通り。クーラーの下の私達とは違い、日光にさらされぐったりとした表情の人々が多く行き来する中で、
1人の少女が立ち止まり、こちらを凝視していた。
しかもその表情がまた印象的で、まるで“理不尽な運命により引き裂かれた王子と、幾多の試練を乗り越えて今ようやく再会した…!”とでもいうようなオーラを漂わせているのである。口元に震える手をやり、瞳は今にも滴がこぼれそうな程うるんでいた。
黒いストレート髪の、私と同じ制服を着た女の子。
クラスは違うが、噂はよく聞いている。
「…町田…」
正面で、風也がため息とともにその名前を吐き出す。今度は私が苦笑を浮かべる番だ。
「やっぱりあの子が町田さんですか。風也のこと大好きっていう…」
「――いや、ちょっと待て。アイツ店に入っ――」
「風也くんっ!」
突然至近距離で喜色に満ちた明るい声が響き、私も風也も心底驚いて大きく身を引いた。
さっきまで外にいたはずの町田美沙が、今目の前で頬を桜色に染めている。おそらく風也と目が合って無我夢中で店に駆け込んできたのだろうが、実に周りの見えていない子だ。普通好きな人が女の子と一緒にいたらその場を立ち去るだろう。それとも邪魔でもしに来たのだろうかと町田の顔を見て、私は内心かぶりを振った。そんな性格の悪いことをするような子には見えない。
――……この人完っ全に風也しか見えてないんですねー!
町田は今、ものすごい押しの強さで風也に詰め寄っている。
それをなぜか私は、他人事のように見つめていた。
「風也くん…! あたし達、こんな所で会えるなんてやっぱ運命だよね…!」
「なにバカなことほざいてんだ! 失せろっ」
彼の町田の扱いが至極酷い。会うたびいつもこういう感じなのだろう。
町田は彼が心底迷惑がっていることに気付かないのか、相変わらず恋に酔った表情で彼を見つめる。
「あのね、実はお願いがあるんだけど…」
「失せろ」
「あたしとメアド交換してくれない…!?」
全くもって風也の台詞を聞いていない。ピンク系統の可愛いストラップがたくさんついたスライドの携帯を取り出して、スタンバイ状態である。周りのお客さんが何事かと注目していることにも、気付いていないようだ。
ここまでくると本当にすごい、と私は内心感心していた。これがもし、風也がもう少し相手にしていたら私も不安でいても立ってもいられない状況になるのだろうが、彼がここまで邪険にしているのを見ると、その不安も吹き飛ぶ。
私が黙って観戦する中で2人はしばらく言い合いらしきものを続けていたが、最後には風也が折れた。ズボンのポケットから黒い携帯を取り出して機嫌が悪そうに操作している。それを見て、みるみるうちに町田の顔が光に染まっていった。
「教えたらとっとと帰れよ?」
「うんっ!」
案外素直に頷いた町田に、風也が携帯を向ける。すぐに交換が終わって、町田は嬉しそうに携帯を抱いた。
そしてこのまま大人しく去るかと思いきや、彼女は迷惑極まりない台詞を残してこの場を後にしたのである。
「風也くん…っ、これであたし達、カップルになったも同然だね…っ!」
私達は唖然として声さえ出せずに、ただただ固まって彼女の後ろ姿を見つめていた。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(1) ( No.214 )
- 日時: 2010/09/16 16:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
それから、たった紅茶1杯であれよあれよと2時間が経ち、私達は会計を済ませて店を出ていた。正直言って店に入るよりもさらに暑く、空気がねっとりとしている。
「……出る時間間違えましたね」
「確かに。……このままどこか遊びに行くか」
「はいっ」
彼の隣に立てることが嬉しい。
こうして私を見てくれる瞳が、本当に愛しい。
私はこの時傲慢にも、彼とこんなに仲良く話せるのは私だけだと、心の隅で思いこんでいた。
だって彼は、恵玲たちに対してさえ、今見せてくれているような優しくて甘い微笑みを見せたことが無かったから。今みたいなあたたかい声を、発したことはなかったから。
だから私だけだって、いつのまにかそう、当たり前のように思っていたんだ――
ちなみにその日の夜、風也の携帯に何十件という嫌がらせに近い数のメールが届いたそうだ。
もちろんそれらは全て、町田からのものである……。
――……ドンマイです、風也……
- (緊急)投票内容変更お願いしますっ ( No.215 )
- 日時: 2010/09/16 17:20
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
早速読ませていただきました。
町田、、、すごいですねぇぇぇ。
猪突盲進という言葉はこの子を見てできた言葉なのでしょう。(町田は猪か?)
で、風也についにメールを教えてもらって、「うんっ」といった時の町田の様子、さぞ目を輝かせて言ったたんだろうと考えてたら、、自分の中でポイント激UPしてしまいました。。。。。
ってことで、タイトルにあるとおり、以前投票した内容を変更したいのですがよろしいでしょうかっ(マジカヨ)。
[投票内訳]
水希 x 2、町田 x 1!
でお願いします!!
- Re:Enjoy Club ( No.216 )
- 日時: 2010/09/16 18:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>
町田半端ないですよねーww笑
ちょっと強引すぎる子なんですけど、書いてて面白いんでまぁいいかな、と^^ww←
変更了解しましたー(^^)/
とうとう町田に票が……!!笑
また見に来てくださいねー♪
- 登場人物紹介-10- ( No.217 )
- 日時: 2010/09/16 20:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
とうとう10人目^^!!
でもまだまだいますよーww(ぇ
下橋5人目、夜ゑいきますっ♪
【NO.10】蓮田 夜ゑ Hasuda Yoe
・年齢:18才(大1)
・誕生日:2月2日
・血液型:A型
・身長:160cm
・黒髪
たぶんまだみなさんの中でキャラが定着してない夜ゑちゃんです><!!
この子見た目すごくかわいいんです^^ お人形さんみたいなww
なんですけど、下橋みんなが認めるドSです← 笑顔で毒舌吐きます(ぇ
っていても無差別なわけではなく、主にしーちゃんにたいして^^
でもちゃんと見た目通り女の子らしい部分は兼ね備えてて、すごく面倒見が良かったり、気が利いたりしますww 夜ゑに憧れる女の子も多いですねー^^ のちのち○○もそのうちの1人になります♪
あと年齢見ればわかりますが、有衣ねーさん&しーちゃんとタメです(^^)ww
サークルは有衣ねーさんと同じテニス♪ あ・でも大学違うとこなんで一緒にやってるわけではないです(汗; よく休みの日に一緒にやってますww
そして最後に……
実はこの子、下橋のメンバーの中では1番E・Cに関わってくる子です♪(風也はまた別問題ってことで)
なんで有衣ねーさんの次くらいに(←)覚えておいてくださいww
次は〜
津波いきますかぁ><♪
- Re:Enjoy Club ( No.218 )
- 日時: 2010/09/16 22:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
1話(8)の風也の容姿の説明、一文付け加えました><;
すみませんっ(汗
- Re:Enjoy Club ( No.219 )
- 日時: 2010/09/17 11:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
今日は暇人の友桃です^^
で、今内容確認のために昔の読み返してたらとんでもないことに気がつきました><!!!
ハッチしゃnさんごめんなさいっm(__)m
なぜか私だ〜いぶ昔のコメでもろに呼び捨てにしちゃってました><!! すみませんっ(汗;
って見てくださってるかわかりませんが(汗;
てか今頃気づくとか遅すぎ……↓↓
- Re: Enjoy Club キャラ絵公開=風也= ( No.220 )
- 日時: 2010/09/17 16:33
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
Σあれ、私が来ない間に話がどんどん進んでいっちゃっt…((黙
風也のキャラ絵の正直な感想…ですか?←←
そーですね…正直に言うと、
風也に惚れましたb*←←
今まではあーちゃん一途だったんですけど…((((
あ、今もあーちゃん大好きですけどね?そりゃあもう婚…(以下略)
あと、えれさま(←)の絵を見たときもそうですv
惚れました、めっちゃくっちゃw←
なんか本当イメージそっくりですvこんなにそっくりなキャラ絵初めて見ましt…←←
以上((( 杏樹的・キャラ絵の正直なコメントbでしたb←
あ、あと…今日の夜らへんに、あるものを作ります←何
あ、あんまり期待しない方が…←だから何
- Re: Enjoy Club ( No.221 )
- 日時: 2010/09/17 16:48
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
杏樹さん>こんにちわ〜www はい、どんどん進んでますよww←
そうですか!! よかったです^^♪ってかいたのは某友人ですが(笑
わざわざお返事ありがとうございます><!!
あるもの……!!? そりゃあ期待しますよwww←ォィ;
また杏樹さんのとこ遊びに行きます(^^)/
みなさま>あとでキャラ人気投票の結果発表しますねーwwww
- MACHIDAサイコー!!>∀<www ( No.222 )
- 日時: 2010/09/17 16:54
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
風也くんっ・・・!
で、デートって・・・・!!!wwww
言っちゃいましたね!!
そしてそれを見ていた町田!
風也しか見えてないとかマジ笑www
普通これからドロドロの展開になっていくと思うんですが
さっぱりとした終わり方にちょっと感動!!
読みやすくてサイコーです!
後町田もサイコーです!
- Re:Enjoy Club ( No.223 )
- 日時: 2010/09/17 17:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
花見さん>
デートwww 書きながらニヤニヤしちゃいましたwww←
普通ならどろどろですけどね(笑
でも町田ってそういう要素じゃないんで^^ とりあえず笑ってもらえればいいかな、とww(ぇ
若干ギャグな恋のライバルってことで♪(←謎;
人気投票1位の子、何かした方がいいのかなぁ(ぇ
- 人気投票で1位の子は特別キャラ絵を!!w((黙 ( No.224 )
- 日時: 2010/09/17 18:37
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
町田・・・消極的な私にはそういう性格がうらやましいですね^^w
今日は宿題が少ないので、夜なるべく早く来れると思います♪
私は小説を読むことで疲れをいやしてるんでっ!w
- 第1回キャラ人気投票☆結果発表☆ ( No.225 )
- 日時: 2010/09/17 19:33
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
みなさん、予想をはるかに上回る投票数ありがとうございました……!!!
まぢで一票も入らないと思ってたんで、うれしいですっwww
てことで、8/27からの投票結果、発表します♪♪
第1位は〜
ウィル=ロイファー!!!
おめでと〜っwwwww
ちなみに2番は、あーちゃんとえれさまが並びましたwww
てか実はこの人気投票危うく1番決まらないところだったんですょー><;
〆切ぎりぎりの時点までみんなの投票数がずら〜っとならんじゃって(汗;
いや、それはそれで滅茶苦茶うれしいんですけどwww みんな平等に好いてもらってるなぁ…とwww(メインメンバーで唯一票が入らなかった風也は置いといて(笑)←
で、どうしましょうか(ぇ
じつはさっき朱雀さんが提案してくれた“特別キャラ絵”www 私も大賛成なんですよね^^
とりあえず某友人には描いてくれないか頼んでみたんで、いいお返事が返ってくることを祈って待ちましょう^^♪
でわでわ、投票してくれた方々ありがとうございましたーm(__)m
たぶんそのうち調子乗って第二回もやると思います(←ォィ; メンバーを増やしてwww
なんで、その時はまたご協力お願いします!!!
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.226 )
- 日時: 2010/09/17 19:37
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
おおおおおおおおおっおっ!!(((
えへへーっ、ついに結果発表のときがきましたねー、えへへーっ…((←キモいっつーの
第2回、ぜひぜひやって下さいwwww←
特別キャラ絵ですかぁあぁ!?おおおっ!!私も大賛成でs!!←(((煩
えへへへーっ、えへへへーっ…←
今日はよく眠れそうですー♪*((((((((何
- Re:Enjoy Club ( No.227 )
- 日時: 2010/09/17 20:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
町田、ウザいほど積極的ですよね(爆←
風也ゎ大変だ〜><笑
宿題少ないんですか^^!! それはうれしいですっ♪
でも残念ながら今日は本編更新できないんで>< 他の方の素晴らしい小説で疲れを癒してくださいww笑
私今日できればウィーくんのキャラ絵(人気投票と関係ないやつ)更新したいんだけど、どうかなぁ〜…
杏樹.さん>
まぢですかww そんなこといっていただくと、まぢでやりますょ、第二回www←
特別キャラ絵楽しみですよねー♪
でも会う日が少ないからいつになることか(笑
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.228 )
- 日時: 2010/09/17 20:54
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
おおwwまぢでやってください!!ww←
よし・・・、私、明日行事があるんで早く寝ないといけないのですよw
布団の中で更新待ってま・・・あ、それじゃあダメか、←
更新死ぬほど楽しみに待ってます♪←
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.229 )
- 日時: 2010/09/17 20:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
杏樹.さん>
行事って、時期的に体育祭ですか……!!?www
ありがとうございますっ!!
あ・でもあの、改めてあとでお知らせしますけど、私また明日から3日間来れないんで(泣;
その間に杏樹さんの方の小説をいっぱい更新しt…(←
はい、来れない間に次の話考えておきます^^
でわ?おやすみなさ〜いwww
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.230 )
- 日時: 2010/09/17 20:59
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
1位ウィル君でしたね〜。
意外。(黙&蹴
自分も入れたくせに。wwww
ウィル君のキャラ絵みたいですっ!!
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.231 )
- 日時: 2010/09/17 21:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
意外ですよねー(爆←←
ぶっちゃけウィーくんはいい人どまりな人だと思ってました(ぇ
2,3番かな〜とww
私もウィーくんのキャラ絵早くのせたいんですけど、色々と事情が……!! のせられるとしても夜遅くなると思いますっ><;
- Re:Enjoy Club ( No.232 )
- 日時: 2010/09/17 21:33
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
どーでもいいお知らせですm(__)m←
明日から3日間、友桃はここに来れません><!!
あ・でもコメは大歓迎ですww返せませんがww(←何;
あと気が付いたときにこのスレ上げておいてもらえると助かr…(黙;
そういうことでよろしくおねがいします(^^)/
あと今日もしかしたらキャラ絵あげるかもですww もしかしたら、ですが(汗;
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.233 )
- 日時: 2010/09/17 21:34
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
いい人どまり・・・wwww
私は1位えれさまだと思ってましたが・・・w
いえいえ、何日でも待ちますよ。(^u^)
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.234 )
- 日時: 2010/09/17 21:34
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
分かりましたbあげておきまs(
ってか、「お前まだ起きてたのかy」って感じですね・・・←
今から寝ますwwww((
- Re:Enjoy Club ( No.235 )
- 日時: 2010/09/17 21:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
私もえれさまか白波かと思ってましたww笑
白波結構ウケ良かったんでww
ありがとうございますっ///
杏樹.さん>
まだ起きてらしたんですか!!笑
てかよく考えたらさっきの時間は早すぎですよね(笑
でわ今度こそ(?)おやすみなさい^^www
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.236 )
- 日時: 2010/09/17 21:41
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
餅、あげておきます♪コメントもしますんで☆
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.237 )
- 日時: 2010/09/17 21:42
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
あれ?今気づいたけど、タイトルエラーなりませんね。
よかった。
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.238 )
- 日時: 2010/09/17 21:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
ありがとうございます〜!!ww
えっ、まぢですか?
なんだったんでしょう、タイトルエラー…笑
朱雀さんの小説見てきました〜www
まぢおもしろい^^♪
- Re: Enjoy Club 人気投票☆結果発表☆ ( No.239 )
- 日時: 2010/09/17 22:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
なんどもすみませんっm(__)m
ウィーくんの特別キャラ絵、某友人から「がんばってみる!!」とのお返事がきましたwww やった〜www
以上、滅茶苦茶うれしいお知らせでしたー♪
あ・あと今日中にウィーくんのキャラ絵上げますww
1時間後…くらいかなぁ。。。
- =キャラ絵= NO.4 ( No.240 )
- 日時: 2019/06/29 22:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1193.jpg
4人目ww
ウィーくんのキャラ絵です^^♪
女の子みたいでまぢかわいいですwww←
たぶんキャラ絵見たらウィーくんのポイント上がると思います><!!
てことで絵は参照から〜♪
感想ください^^
- ウィルだったんだぁ〜 ( No.241 )
- 日時: 2010/09/18 06:09
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
どうも、朝早くから失礼しますっ。
そっかあ、ウィルだったんですねっ!
さすが麗牙光陰のカシラ。。。他のメンバにつけいる隙を与えませんねぇ!
今回の定例(?)キャラ絵も、日本系メンバとは違うかっこよさがありますっ!!
- しばらく来れないんですかぁ ( No.242 )
- 日時: 2010/09/18 14:48
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
連投スミマセンっっ。。。
スレが動いてないなぁと思いながら最近のレス見てたら、友桃さんしばらく来れないってトコ、完全に見落としてました。。。
自らの手落ちにショックだったので、揚げっ!
- タイトルエラー・・・またか!イラッ ( No.243 )
- 日時: 2010/09/18 20:34
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>238
タイトルエラーまたなったみたいです。汗)) さっきコメしたのにエラーで消えた・・・泣))w
おもしろいなんて光栄です!! 友桃さんの小説も最強に面白いですよ♪文才わけてほしいです。w
ウィル君かっこいい〜>< あの顔で戦ってるとかヤバすぎです。w
ウィル君に投票してよかった〜。w
- えれさま2位! ( No.244 )
- 日時: 2010/09/18 23:28
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
えれさま2位だ!
やったぁあ!><www
ウィルくん1位でしたね!
やっぱり1位だけあって顔が・・・綺麗つーか、美形つーか・・・。
かっこいいっwww
なんかこの物語
あんまり嫌いな人がいない・・・・?
なんかそういうの好きです!
やっぱり1位のウィルくんは
これからたくさん出るんでしょうなぁ〜^^
楽しみにしてます!
- 雑談♪ ( No.245 )
- 日時: 2010/09/19 20:53
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
あげ^^です。
友桃さんがいない間雑談しますね。w あげるだけじゃなんか嫌なので。(個人的な理由。)
私たちの学校は秋に大会があって、そこに私も出るんですけど、もう1か月もないから毎日練習なんです。><
今日も練習から帰ってきました。
それで! 今日は練習の後デパートによる予定だったので母にお迎えに来てもらって車で移動してたら……
なんと! 信号が赤の時に後ろの車の運転手が居眠りしていたらしく、私たちの車にぶつかってきたんです!
ひどいですよね>< 鈍い音がして後ろを見たら傷がっ……泣))
今日はいろいろと大変な一日でした。w
- 近況報告という名の雑談 ( No.246 )
- 日時: 2010/09/19 22:48
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
アゲ&近況報告便乗しまーす。
>(朱雀*@).゜.さん、散々ですね。。。お大事になさってくださいな。
追突事故って言ったら、昨日自宅近くの国道で確か7台追突事故見かけましたっ!起きた瞬間ではなくて、警察が処理してるところでしたけどね。。。。
台数数えるべく近づこうとしたら、当事者と思われる恐いニイさんに睨まれてしまい、撤退してきました。
ところで、今日はTGS2010行こうと思ってたけど、パソコン机の配置換えやってたら、時間かかってしまいタイムアウト...。結局何もせずじまいだぁぁぁ。
- 7台追突ぅ!? ( No.247 )
- 日時: 2010/09/20 18:27
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@ARMAさん
怪我がなくて本当に良かったです。大怪我してたらしゃれになりませんもんねw
7台追突事故ですかっ! その場にいなくてよかったですね><
- Re:Enjoy Club ( No.248 )
- 日時: 2010/09/20 18:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
こんばんわ〜ww
帰ってまいりました(←)、友桃です♪
みなさん、ほんとにありがとうございます…!!
まさか雑談が始まってるとは夢にも思いませんでしたww笑 うれしすぎるっww
てかここ来てみたら、ちょうど朱雀さんが上げてくれた直後でこのスレ一番上だったんですよー♪ ちょっと涙が……っ(ぇ
まだざっとしか読んでないんで、今からちゃんと読ませていただきますっ(^^)/
あ…まぢでタイトルエラー…
てか私も書いたコメ消えた……(泣;
- Re:Enjoy Club ( No.249 )
- 日時: 2010/09/20 19:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>
ウィーくん何気にさすがですよねww(←謎;
いや、私としてはやっぱ意外だってもんで。。。←
てか7台追突事故ハンパないですっ(汗;
巻き込まれなくてよかったですね^^
(朱雀*@).゜さん>
今朱雀さんの小説読んでテンション上げてきましたwww(ぇ
たしかにウィーくんあの顔で戦ってるのびっくりですよねww笑 かわいすぎwwww←←
大会ですか!! それは忙しいですね(汗;
そんな中顔出してくださってほんと嬉しいです…っwww
てか朱雀さんはまぢで事故に巻き込まれたんですか!!!; ひどいですよね、とかで済む話じゃない気が…(汗;
とりあえずケガはなかったようで良かったです><ww
花見さん>
よかったですねww笑
えれさま上位は予想どおりでした^^
ウィーくん美系ですね〜ww まぢ惚れますwww
てか私作者のくせに変にキャラに感情移入しすぎな気が……><;
あ・確かに特別悪い人は書いてないかもしれないですね♪
最初のころはえれさまって好き嫌いが激しく分かれる方かな〜と思ってたんですけど、意外と好評みたいですしwww
私書いてて気分いいものしか書かないんで(←)、性格悪い人だすの好きじゃないんです><; ってぶっちゃけすぎましたか(笑←
ウィーくんゎ……どうなんだろう。。。←
増やそうかなぁ…(ぇ
てことで、みなさんコメたくさんありがとうございましたー(^^)/ww
- 友桃さん、お帰りなさい^^ ( No.250 )
- 日時: 2010/09/20 20:51
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
>>248
一番上だったんですか!! じゃあもう少しパソコン開いとけばよかったですね。そのあとすぐにご飯だったんで。w
今日も練習でした〜・・・汗)) いや、でも帰ったらパソコンできるというご褒美が待っているんで、頑張れます!w
運転してたのはおばさんでした。w
私1歳ちょうどくらいの時に今回みたいな事故に巻き込まれたことがあって・・・w しかも後部座席です。
その運転手も居眠りしてたんですけど、その時は父も母もカンカンだったそうです。(私長女で一番初めの子でしたから。w)
怪我が全くないなんて、我ながらラッキーガールですねw
- ただいまですー!(あーちゃん風← ( No.251 )
- 日時: 2010/09/20 22:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
お疲れさまでしたー^^;
たしかにラッキーっちゃラッキーですけど、そもそも事故るってこと自体がヤバいですよ(汗;
そりゃ朱雀さんのご両親はカンカンですよねー><!!
この先はそういう事故がありませんように…っwww
- あぁ。。。(風也風?!!) ( No.252 )
- 日時: 2010/09/21 00:10
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
無礼なタイトルでスミマセン。。。
「おかえりなさい」を風也風に表現したらこうなるんだろうかと思いまして。。。。
...このままだと相当失礼っぽそうなので、言い直しますね。
友桃さんお疲れ様でしたー!!
ひとしきり書いたらコメが続かなくなってしまった。。。。
どうも失礼しましたぁ。
- な、七台…←←何 ( No.253 )
- 日時: 2010/09/21 10:26
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
な、七台追突…Σ ←
ってか、「あるもの」を作りますとか言っておいてまだ作り途中なんですよね…((だから何。/←
ウ…ウィーくんかっ、可愛えええええ!!←
その美貌(←何)を杏樹に半分分けてくださ…((←絶対嫌です
交通事故ですか…私はちょっと前…いや、かなり前に車にぶつかったってだけですwあ、でも…
私のおじいちゃんは昔バイクに乗ってて、トラックに追突しちゃったらしいんですけど…
無傷だったそうですwいや、マジでw←
- 1000突破ぁっ!おめでとうございますっ!!! ( No.254 )
- 日時: 2010/09/21 12:55
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
キましたねぇ!遂にっ!
1000ですかぁ〜、、作者でもないのに、妙に感慨深いです(涙涙...)。
今後のE.Cの展開楽しみにしてますっ!!
では、また〜!
- Re:Enjoy Club ( No.255 )
- 日時: 2010/09/21 12:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>
風也登場www こういうのもおもしろいですねwww笑
杏樹.さん>
なぜに事故バナブーム…www(笑
てかおじいちゃん強っ!!?
私もウィーくんの美貌を半分分けてほs…(黙;
今思ったんですけど、もしかしたら私の小説美系ばっか……(汗;←
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(2) ( No.256 )
- 日時: 2010/09/21 17:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
枕元の携帯電話を開くと、8時12分と表示されていた。確か7時半にアラームをかけたのにとぼんやりした頭で考えながら、風也はベッドの上に体を起こす。周りを見るとさすがに夏休みなだけあって、まだ半分くらいのベッドが人で埋まっていた。
小さくあくびをもらしながら毎朝の工程をこなして寝室を出る。目の前の廊下を右に曲がるとすぐに1階へ降りる階段だ。
「おっはー風也!」
寝ぼけ眼で1階に顔を出すと、明るい声がリビングに響いた。朝からこんな大声を張り上げるのはもちろん有衣である。彼女はウェーブのかかった長い茶髪を後ろで無造作に結って、キッチンに立っていた。
朝から元気だなぁ…と目をこすっていると、くすっと好意的に笑う声が近くで聞こえた。
「風也ねむそう」
夜ゑが顔を覗き込んでくる。肩の位置で切りそろえられた黒髪は今日もつややかに光っている。リビングにはまだこの2人しか姿が見えなかった。
「今日、お前ら当番?」
風也は手近な椅子に腰かけてそう尋ねた。
下橋での食事は当番制になっており、毎回2人ずつで作ることになっている。大体が料理が得意な人とまだ経験の薄い人とで組めるように決めてあるのだが、この2人がペアになるとは珍しい。有衣も夜ゑも下橋では数少ない女性であり、2人とも料理やお菓子作りが大得意なのである。
すると鍋の火を止めた有衣が、髪をほどきながら風也の正面の椅子に腰を下ろした。目線を階段の方にやってニヤニヤと笑っている。
「いやー、ホントは今の当番違う奴なんだよねー。爆睡してっから夜ゑが手伝ってくれてるんだけど」
「あ、そういうこと。お前らが組むなんて珍しいと思ったら」
風也は苦笑をもらして部屋を見回した。
階段のすぐ横には玄関ドアがあり、入ってくると即リビングという造りである。細かく部屋が区切られている2階とは違って、1階は1つも間を仕切る壁が無く大きな長方形の空間となっている。左側の壁にはキッチンが備え付けられ、その逆側には16人もの人数が座れる長い木のテーブル。そして部屋の1番奥にはテレビとそれを見るために置かれたソファーが。
いつもはここで皆がそれぞれ盛り上がるのだが、休日の朝早い時間なだけあってやたらと人口密度が低い。寝室にいなかったメンバーはきっと部活に出掛けて行ったのだろう。
エプロンを外した夜ゑが、テレビをつけ番組を変えていく。それをニュースの所で止めると、彼女は2人を振り返ってにこっと微笑んだ。
「ご飯できてるし、先食べちゃう?」
さんせ〜い、と有衣が勢いよく叫んで、両手の拳を天へと突き出す。風也も頷いて、お皿によそうのを手伝おうと席を立った。
ご飯に味噌汁、目玉焼きに焼き魚…と典型的な和食が並び、食欲をそそる香りが鼻を突く。湯気の立つご飯と味噌汁を見ると、なぜか寝ぼけた頭が覚醒していくようだ。
3人分の箸をそれぞれの場所に置いて、風也は再び自分の席に落ち着いた。目の前で有衣が、「く〜っ、うっまそー!」と今にもよだれを垂らしそうな顔で料理を凝視している。
「たまにはこういうシンプルなのもいいよなー!」
笑顔満開で言った有衣の台詞に、風也は妙に納得して頷いた。
というのも、この2人は夕飯当番に当てられることが多く、たいていフランス料理やイタリア料理といったオシャレなものを簡単に作ってしまうのである。そのため彼女らが今日のように割と地味な和食を作るということが、少し意外で新鮮だった。
目で合図を取って、いただきますと気持ち両手を合わせる。
まずは味噌汁を…と手を伸ばしかけた風也は、ふと顔を上げて有衣とその隣の夜ゑを見た。
「そーいや功と伸次は?」
風也が特に親しくしている男友達2人。まだ上で寝ているのかと尋ねると、眼前の2人は顔を見合わせて確認し合うように言う。
「功はサークルで野球しに行って……」
「伸次は宴会で寝るのが遅くて……まだ爆睡?」
夜ゑが首をかしげながらこちらを見る。
「たたきおこす?」
「いやいやいや、起こさなくていいから。寝かせとけよ」
愛らしい顔に悪魔のような微笑みを浮かべた夜ゑに、風也はぞっと背筋に寒気を感じていた。彼女のこういう言動はいつものことであるというのに、あまりにも顔とマッチしていないため変な汗をかかずにはいられないのである。まぁそういうところが、彼女の持ち味だともいえるが。
こんな一筋縄でいかなそうな奴に惚れちまって、伸次は大変だなぁ……と空笑いをもらしていると、階段の方から複数の足音が聞こえてきた。味噌汁を一口すすって、そちらに視線を飛ばす。
丁度噂で持ちきりの青年と、まだ小柄な少年が並んでリビングに顔を出した。夜ゑが甘い表情で彼らに手を振る。
「おはよ〜、なつき」
「オレは無視かよ、夜ゑ!」
「うるさい、二日酔い」
酔ってねぇし……と愚痴をこぼす可哀そうな伸次の隣で、楽しそうに笑っている少年――森なつき。まだ表情に幼さが残るが面倒見の良いしっかり者で、次期リーダーとして周知されている。当の本人もかなりの自覚を持っており、風也に何度もトレーニングに付き合ってもらっている上に、髪型まで彼と同じものにしてしまった。まだ中学生なので、もちろん色は真っ黒だが。
風也が親友と呼べる仲の伸次と可愛がっている後輩の2人に挨拶代わりに手を上げると、突然有衣が長いまつげに縁取られた瞳を軽く見開いた。何かを思いついたような表情で皆を見回す。
「今日の午後さ、またチーム対抗でやり合うじゃん!? そのあと誰か遊びにいかね!?」
頬を紅潮させテーブルに身を乗り出して言った彼女を、伸次らは渋い表情で見返した。おそらくバイトや部活で予定が埋まっているのだろう。
彼らの反応を見て大げさに肩を落とした有衣は、そこでハッとして正面の風也に目を向ける。彼は頬杖をついて動向を見守るばかりで、何の返事もしていない。
風也は急に直撃の熱い視線を感じて、露骨に顔をしかめた。
「おっしゃあっ! 風也遊ぶぞ!」
「待てオイ。オレまだ何も言ってね――」
「いいだろ!? この絶世の美女とデートだぜ、デート!」
――……自分で言うか
確かにそこらでは見かけない美女なのは確かなのだが。
しら〜っと軽蔑の瞳を向ける風也に構わず、有衣は派手にガッツポーズをかましている。運がいいのか悪いのか今日1日時間が開いていた風也は、渋々といった風に承諾の返事を返した。それを夜ゑがなぜか微笑ましそうに見つめている。
いつもと変わらない、ちょっとした日常――
それがまさかある騒動へつながろうとは、この時の彼らには知る由もなかった――
- Re: 杏樹がついに崩壊((ぇ。/← ( No.257 )
- 日時: 2010/09/21 17:43
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
うおおおお!!続き、続きっ!!続きがああ!!((杏樹.崩壊。/←
- Enjoy Club ( No.258 )
- 日時: 2010/09/21 18:08
- 名前: ひろあ (ID: wVDXtEbh)
友桃様☆
ココまで読むのに何週間もかかってすみません!!!
すっごーーーーーーーーく読み応えがあって、面白いです^^♪
キャラ投票、間に合いませんでした;;
あたしは風也が一番好きです^^☆
また来させていただきます!!!
- ラッキー&ラッキー♪ ( No.259 )
- 日時: 2010/09/21 18:27
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
今日家に帰ったらマサムラの包みが!!
この前自動車ぶつけてきた人が送ってきてくれたんです♪ 私お菓子大好きだし、しかもマサムラの洋菓子!
ラッキーですねぇw
うおおおぉ!
早く続きが読みたいです♪(せかすな!蹴)
- Re:Enjoy Club ( No.260 )
- 日時: 2010/09/21 18:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>
ほんとだ><!!
あとで改めて報告しますwww
ありがとうございましたっwww
杏樹.さん>
いやいや、崩壊ってそんな……!!(笑
続き…書いたんですけど、急展開させすぎて載せようか悩み中。。。←←
ひろあさん>
全部読んでくださったんですか!!!www
ありがとうございます〜っwww まぢ泣きそうなほどうれしいです><!!(ぇ
しかもさらにうれしいのが、ようやく風也に1票〜っ!!www笑
ひそかに一票足しておきますね♪(←ォィ;
たぶん第2回もやると思うんで、そのとき協力していただけるとうれしいです^^
ありがとうございます!! ぜひいらっしゃてください^^♪
(朱雀*@).゜さん>
お菓子いいなぁ〜!!www(友桃はお菓子でたいていのことを許せちゃう人ですww←←
そんなせかされると、次の話上げた方がいいのかなぁ…と悩んじゃいます><;
書いたんですけど、え!!?って感じな急展開なんで(汗; 失敗した〜(泣
- 待ちに待った更新だぁっ! ( No.261 )
- 日時: 2010/09/21 19:12
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
やったぁ、更新来ましたぁ!、、、いやぁ、まだ読んでないのに書き込んでしまいました。。。(ぉぉぉい)
読んだらまたコメしますねっ!!
ではっっ!!
- 参照まさかの1000突破!!笑 ( No.262 )
- 日時: 2010/09/21 19:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
1000いっちゃいましたwww笑
いや、なんかもう笑うしかないんですよ← まぢ爆笑ww←←
とにかくここまで読んでくださった方々にほんと感謝?です♪♪
ちょっとびっくりしすぎて文章がいまいちのれないんですが、あの、これでも滅茶苦茶喜んでるんでwww ほんとwww
これからの5、6話は1章のちょーメインでかなり話が動く?んで、みなさんぜひまた読みに来てくださいm(__)m
駄文で読みにくいでしょうが、それでも面白いもの書けるように頑張ります><!!
あ〜なんだこのよくわからん文章ゎ(汗;
てことで、いまいち実感がわいてない友桃でしたーww
みなさん本当にありがとうございましたー!!!
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.263 )
- 日時: 2010/09/21 20:10
- 名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
お久しぶりですみません、
兎にも角にも、三章1000突破とキャラ投票ウィーくん1位、おめでとうございますーvv
ずっとたまってた、感想書かせていただきマスです^^
風也くんマジやばいです・・・!!
カッコ良すぎて死にます、ホントあーちゃんと早く付き合ってください←
勿忘草の中でウィーくんがずっと首位だったんですか、テストのあたりから風也くんが・・・!!
あ、あと白波くんもvv
かれ、無口で素敵です^^
それにしても、これからの展開気にまります、
続き待ってますねv
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.264 )
- 日時: 2010/09/21 20:41
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
ARMAさん>
はいっwwようやくの更新です^^♪
楽しんでいただけるとうれしいですーww
勿忘草さん>
勿忘草さんだ〜!!www←
おひさしぶりですっ^^ そんな謝ることないですよ(汗;
読んでくださってるだけで十分嬉しいです><!!
風也気に入ってくれました!!? わ〜いwww←
ほんとあんなに仲いいのに未だに付きあってない2人ww笑 書いててじれます><笑
ウィーくんvs風也vs白波www← 最終的に誰が1番になるんでしょうねー♪(←何;
ありがとうございます(^^)
更新頑張りますっ♪
勿忘草さんの小説も応援してるんで頑張ってくださいwww
- 参照1000おめでとうございますっ! ( No.265 )
- 日時: 2010/09/21 22:02
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
マサムラの洋菓子シュークリームでしたぁ〜♪
今さっき食べてきました。でもシュークリームって食べてたら絶対生クリームが飛び出ますよね。w
おいしかったです。
一気におばさん許しました。www
- 1000突破オメデトウゴザイマス!!>∀< ( No.266 )
- 日時: 2010/09/21 22:39
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
1000突破おめでと〜!
いやいやだっておもしろいもんっ!この物語!
いやぁ風也くんモテモテですね・・・。
有衣さん・・・。
亜弓さん・・・。
町田さん・・・。(?)
この3人はライバルですねぇ〜^^www
亜弓さん!がんばれ!><ww
町田さん!適度にお願いします!^^;
有衣さん!いや、あなたかわいいのはわかってますが・・・うんたら、かんたら・・・・(ブツブツ)
続きがすンごい楽しみです!!!^^
目指せ!!2000クリック!!
- 夜ゑいいなぁぁ! ( No.267 )
- 日時: 2010/09/22 07:49
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
どうも、ちゃんと読んできましたよー。
下橋らの生活面白そう。。。
、、、つか夜ゑいいですねぇ、、、。
現状絵が無いので、想像(妄想?)力を120%発揮して読んでみたところ、また票を水希から割いている未来の自分が見えました。。(泣)
あと、風也贅沢すぎっ!!
亜弓が彼女で、有衣姐ェに誘われて、夜ゑともひとつ屋根の下って、、、、、、ぉぉぉぉなんてことだ!
ってことで、
水希x1、町田x1、夜ゑ!x1、風也x-10!!
でお願いしますっっ(炎)、、って、まだ早ィヵ......
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(3) ( No.268 )
- 日時: 2010/09/22 17:10
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
夏休みに入ってから、私は口が裂けても有意義とは言えない生活を送っていた。
まずそもそもの間違いが遅すぎる起床時間。毎朝母親にどなり声でたたき起こされているのにもかかわらず二度寝三度寝を繰り返し、最終的に朝食と昼食が完全に合体してしまう始末である。午後は津波達に遊びに誘われない限りは部屋にエンドレスで曲を流し、ぼぉ〜っとそれを聴き続ける毎日だ。まぁ時々恵玲が連絡も無しに家に押し掛けてきて、雑談だけして帰ったりはするが。
1つだけ例外を言うとすれば、夏休みに入ってから3回風也と遊びに出かけたことだ。そのうちの1回は恵玲と一緒だったし、どちらも特別何かをしたわけでもないのだが、個人的にはそれで十分楽しかった。たぶん私は水族館だとか映画だとかに連れて行ってもらうよりも、2人でのんびり喋りながらその辺をブラブラする方が好きなのだと思う。彼の隣に並んで歩いているだけで体がぽかぽかと温まるようで、それはそれは幸せな時間だった。
しかし、そんなこれ以上にない有意義な時は夏休みとして与えられた時間のごくごくわずか。まだギリギリ半分が過ぎていないうちに、このだらだら生活を改善せねば、と意気込んでいる真っ最中なのだ。
そうして気持ちを改めてから、3日目。
私は相変わらず大好きな音楽をエンドレスで部屋に響かせていた。
「亜弓、あんたそんなに暇なら夕飯の材料買ってきてちょうだい!」
午後4時半すぎ。
私は不機嫌な母親から家を追い出された。
――……もう夕方ですのに、暑すぎですよー
真っ昼間のような日差しの痛さはないが、今はじんわりと蒸されているような暑さ。熱中症にでもなってしまいそうだ。
涼しげな膝丈のワンピースに、シンプルなデザインのサンダルをはいてきた。追いやられるようにして出てきたので、適当な服装で来てしまったのである。
私が今歩いている桜通りは、時間帯のせいもあって人でごった返している。パラパラと学生の姿も見えるが、ほとんどが主婦や親子連れ。私のように夕飯の買い出しでスーパーに向かっている人達である。
途中で通ったパン屋さんの拷問に近い甘い香りに誘われそうになりながら、私は通りを駅の方向に歩いていく。馴染みのスーパーが視界に入り、早く涼みに逃げ込もう、なんてくだらないことを考えながら。
でもこんな、言ってしまえば日常の中の日常。そんなときに予想ができるだろうか。この先起こることに身構えることなど、できるだろうか。
なんて酷い神様の悪戯か……。
このとき私はなんの心の準備も無しに、偶然見てしまったのである。
道路を挟んだ向こうの通り。
何度も一緒に入ったオシャレな喫茶店の前を、
大好きな彼が、見知らぬ女性と歩いているのを……。
その瞬間、見事に思考が停止した。頭の中が真っ白になるとは、まさにこのことを言うのだろう。周囲にはたくさんの人達がいるにもかかわらず、その2人しか視界に入ってこなかった。
往来の中立ち止まって、めいいっぱい目を見開いて2人を見つめる。まるでズームをしているかのように、彼らの表情1つ1つがよく見える。
――……かざ…や……?
顔から血の気が引き、全身が凍るように冷たくなっていく。口元に持っていった手が、小刻みに震えだす。
大好きな、本当に大好きな風也の隣にいる女性は、ゆるいパーマのかかった長い茶髪の、周りから浮くほどにスタイルの良い、目を見張るような美女だった。2人ともすごく親しそうに自然な様子で会話を交わしており、正直言って私から見ても美男美女のお似合いのカップルである。
1歩、右足を後ろに引く。この場から、逃げだす準備。彼から、
離れる、準備。
そして謎の美女が甘えるように彼の腕に飛びついた瞬間。私の中で、何かが音を立ててはじけ飛んだ。
何を考えるよりもまず、彼らにくるっと背中を向ける。そして今来たばかりの道を、全力で駆け戻った。
――涙が、止まらない。
何度ぬぐっても、いくら目に力を入れても、噴き出すように湧いて出てくる。頬が生温かく濡れて、ヒリヒリと痛みを発する。胸が、痛い……。
――……私、だけだって……
「私だけだって、信じてたのです……!!」
まだ告白したわけでも、されたわけでもないというのに、
心の中は裏切られた気持ちでいっぱいだった――……
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.269 )
- 日時: 2010/09/22 17:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜さん>
ありがとうございますっwww
シュークリーム…!!!www それは確実に許しますね><♪笑
花見さん>
ありがとうございます〜///
おもしろいとか言われるとすごくうれしいですっ><←←
たしかにモテモテww笑
てか町田の「適度に」ってとこ笑いました^^ なんかやっぱりまぢなライバルとして見られてないな、とww笑
有衣ねーさんは今の時点だとちょっとアレですけど、この先みなさんに気に入ってもらえるようなキャラにしていきたいです^^ww
2000ですか!!
いつになることか…(笑
とりあえず1100らへんを目指してみます^^!!(ぇ
ARMAさん>
おっww とうとう下橋が…!!ww
あ・夜ゑちゃんは見た目AK○みたいな子を想像しといてください^^←←
下橋の生活楽しそうですよね!!!← 私まぢ下橋行ってみた…(←黙;
なんかみぃちゃんからどんどん票が割かれていっておもしろいですww笑←
みなさま>
今回の話急展開すぎてすみませんっm(__)m
たぶん、「えっ、……は!!?」ってなります><;;
- あーちゃん可愛そうっ>< ( No.270 )
- 日時: 2010/09/22 19:04
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
ですよね〜♪
ちなみに今日部活の練習してたら先生がシュークリームを買ってくださいました^^(またシュークリームっ!?w)
今週はシュークリームの運がついてるのでしょうか・・・ww
今回の話はあーちゃんかわいそうでしたね・・・泣))
なんか一気にあーちゃんのポイントが上がりました。(なぜにっ?w
超共感できます!(できるんかいっ
一人ツッコミ多いなぁw
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.271 )
- 日時: 2010/09/22 20:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
(朱雀*@).゜.さん>
コメありがとうございます…っ!!!
シュークリーム率半端ないですね(笑
私にも分けてほしい。。。ww
共感できますか!!?
よかった〜ほっとしました^^
いや、私ももちろんあーちゃんの気持ちには大共感なんですけどww
てかポイントまで上がりましたか(笑 あーちゃん良かったね〜ww(←何;
今日はたぶん白波のキャラ絵あげます(^^)/
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.272 )
- 日時: 2010/09/22 22:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
実は今日初めて ゆいほ、さんという方に小説鑑定をしていただきまして。。。
とりあえずあーちゃんの“敬語”は“ですます口調”だろう、というご指摘をいただいたので、1話の部分ちょっとだけ訂正しました(^^)
確かに敬語じゃないですねww笑 てかですます口調にしても変な日本語ですよねww笑(←今さら
その方がかわいいかなぁと思って書いたんですが(爆)、たしかに敬語ではないんで直します^^!!
あ・あと効果音についても指摘していただいた部分(2話(2))訂正しました(^^)/
他にも色々すごく勉強になることを教えていただいたんですが……直しきれるかなぁ…(汗:
せっかく時間割いて鑑定してくださったんで直せるとこは直したいんですが……まぁそのへんはちょっと考えさせてくださいm(__)m
てことで ゆいほ、さん、改めてありがとうございましたwww
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.273 )
- 日時: 2010/09/22 22:50
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
こ ん ば ん は ! * ←
ついさっき杏樹は……お風呂の中でヤバい恐怖体験をしてしまい……←
今にも泣きそうな状態でs…←
なんか今日は私にとって不幸な1日ですv
あ、そうそう……、「アレ」のことなんですけど←
私、何か作るって言ってたじゃないですか、
あれ、実は「杏樹的*E•C名言集」を作ろうと思っててwwww←
けど名言なんてたっくさんありすぎて…ww
あ、未だに作り途中ですy←←
……うわあ、もう寝なきゃ……!!←え
で、でも!!完全夜行性の杏樹のくせに、もう寝るなんてっ!!そんなの………
……すいません、マジで怒られたんで大人しく寝ます……←←←
- あ、亜弓がぁ、、、、 ( No.274 )
- 日時: 2010/09/23 04:59
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
こんばんはぁ、、、。
今日の話、かなりショックですねぇ。
亜弓があまりに不憫っ。(涙)
町田編の時の亜弓の思いを読み返していたら、ますます泣けてきます、、、
有衣姐ェさんって確か風也には亜弓がいるってこと知ってるんですよねぇ?悪気はないんでしょうけど、姐ェさんのポイントちょ〜っっと下がりますね。。。風也は、、、、、保留っっ。
対して、亜弓のポイント上がr、、、、、ぁ、振り分けられん。。。
。。。。。。町田ぁっ、サヨナラ。。。。(早っ)。
水希x1 夜ゑx1 亜弓!x1 有衣x-20
風也x-10は撤回しておきますっ。
.....他の人物のエピソードが強烈過ぎて、水希の影が薄くなりそうですよぉ。(悲)
- Re: Enjoy Club 参照1000突破ww ( No.275 )
- 日時: 2010/09/23 09:30
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: pQfTCYhF)
杏樹.さん>
恐怖体験ってなんですか!!? ちょー気になるんですけどっ><←
なるほど、名言集!!ww
なんかめちゃくちゃ面白そうですねww笑
できたらぜひ?教えてくださいっ♪
ARMAさん>
…!!! 町田編(…よく考えてみたら、え?って感じな名前ですねww笑)読み返してくれましたかっ><!!
そこ読み返してほしかったところですwww よかった〜^^
これは有衣ねーさんにも票が振り分けられるようにしたくなってきましたねーwww←
ちょっと燃えてきたwww←
エピソードが強烈(?)なうえに、みぃちゃん出番ないですからね><(爆笑←←
いや、出番作れよってかんじですよね(汗;
どうにか頑張ります、たぶん(ぇ
- Enjoy Club シーン人気投票ww ( No.276 )
- 日時: 2010/09/23 22:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
えっと〜
ついさっき、なんか突然企画を思いついちゃったんでやってみたいとおもいます♪
実は前々から、Enjoy Clubの話でみなさんがどの話を気に入ってくださっているのかな〜と気になっていたんです><!!
そんな話ないかもしれませんが。。。泣;
とにかく、人気投票やってみたいと思います!!www
また人気投票かよ…ってかんじですね(汗;
ほんとはオリキャラ募集とかして読者の方にも楽しんでもらうべきなんでしょうけど、私まぢでオリキャラを使いこなす自信がないんで><; てか予定外の人物入れた瞬間にこの小説崩壊するんじゃないかと……←←
ほんとオリキャラ使いこなせる人尊敬しますwwwww
てことで、ここでは基本企画=人気投票です!! ごめんなさいっm(__)m (あ・それかキャラ絵wwww)
でわ本題に。。。
☆好きな話(○話(×))
☆好きなシーン
を書いてもらいたいです♪
あるかどうかわかりませんが、複数回答ありでwww
で、1番だったやつは、もしOKをもらえるようでしたら某友人にそのシーンを書いてもらいたいなぁ…と勝手に考えてますww(←自分でやれ;
票が1票でも入ることを祈って…!!(切実
よろしくお願いしますm(__)m
あともしかしたら私が調子に乗って途中乱入するかもです(←←かえれ;;
私こういうの大好きなんですよー!!ww ほんとはキャラ人気投票も参加したかっ…(蹴:
…ほんと変な作者でごめんなさい。。。
それでわ(^^)/
- 言うまでもなく。。。 ( No.277 )
- 日時: 2010/09/23 11:16
- 名前: ARMA (ID: pQfTCYhF)
どうも、このサイト徘徊していたら、シーン投票やってたので、さっそく投票〜!たぶん一番乗りか??
なんつっても"第4話『あなたのために……』(10)"!(こういうタイトルだったんだぁ(ぉぃ!!))
その中でも
- - - - - - - -
こういう日は、
星がよく、見える―…
〜(中略)〜
“まっくらになぁれ”
- - - - - - - -
のシーン神!!!(泣泣泣泣泣泣)
もう1シーンあげてしまいますっ!これは次点のお気に入りってことで、、、、
"第5話『不確かなもの』(1)"
で、その回のラストシーン
- - - - - - - - - -
――……ドンマイです、風也……
- - - - - - - - - -
読んだ後の余韻が最高っ!!
なんか暴走気味なコメでスミマセン、、、、
(追記)
投票方法見直してみたら、何話の"(●●)"まで書いとくんですねぇ。書き直しておきましたっっ、、、
- Re: Enjoy Club シーン人気投票ww ( No.278 )
- 日時: 2010/09/23 15:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
ARMAさん>
投票ありがとうございます!!
お星さまの話は予想どおりでしたが(爆)、シーンの方はそこかぁwwwってかんじでした^^♪
みなさま>
今日は次の話と白波のキャラ絵を上げたいと思います(^^)/
- Re: Enjoy Club シーン人気投票ww ( No.279 )
- 日時: 2010/09/23 17:41
- 名前: 勿忘草 ◆A2rpxnFQ.g (ID: TtH9.zpr)
シーン人気投票と聞いて^^
勿忘草はですねー、
第5話『不確かなもの』(1)の、
「それじゃお言葉に甘えて。……行くか、デート」
って風也くんが言うトコロです^^
すっかり、あーちゃん&風也くんにはまりまくってますvv
と言うわけで、もう1つ!
第4話『あなたのために・・・・・・』(6)の、
「それじゃ――」
「亜弓」
中略、
「呼び方……“風也”でいい」
のトコです^^
此処はもう、自分の事みたく嬉しくて嬉しくて・・・!!
画面の前でニヤニヤしてましたvv
この2つのシーンに投票しようと思います!!
あーちゃんと風也くん、本命のウィーくんに幸あれです^^
友桃さん、これからも頑張って下さいーbb
- うおおぉぉぉ〜!白波のキャラ絵見たさに叫んでしまいましたw ( No.280 )
- 日時: 2010/09/23 17:52
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>271
シュークリーム分けてあげますよ。飛行機で。w
白波のキャラ絵まじで見たいです! 載せてくれたら友桃さんに人気投票10000票入れますよ!w
☆シーン人気投票入れますっ☆
好きな話ー第4話『あなたのために……』(4)
好きなシーン
――……大丈夫
恵玲は力強い瞳で、彼の小さな後ろ姿を見つめる。
そして、頭に彼の顔をはっきりと思い浮かべて、
すうぅっと大きく息を吸って――
「白波くぅーん!! 今日はありがとぉー!!」
叫んだ。
(省略)
数秒後、家に帰ろうと向きを変えた恵玲は、直後息をのんで再び彼を振り返った。
もう姿は見えない、が。
「――聞こえたよ」
胸に響くような、彼の遥声が――……
彼が滅多に使わない遥声を聞き、恵玲は体の底からわき起こってくる熱を押さえながら、
「楽しかったよ、白波くん…」
あたたかい声で、そう呟いた。
ですね♪でもこの会は全部好きです♪
えれさまと白波君っ…! 素敵すぎます。絵になりますね☆
- =キャラ絵= NO.5 ( No.281 )
- 日時: 2019/06/29 22:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1194.jpg
朱雀さんの叫びにこたえてwww←←
白波です♪
まぢかっこい……!!ww←
私が一目見て惚れたのは別の絵の白波なんですが(←)、こっちもほんとヤバい…っwww
てか実を言うと白波ってもともと美形設定なかったんです(笑
なんですが。。。
某友人のキャラ絵を見た瞬間に、即設定変更しました!!(←ォィ; かっこいい〜><!!(黙;
てことで、普段はポニーテールなんだけど、今回はオシャレに(?)下のほうで結んでる白波ですww
感想ください(^o^)/
- かっこよすぎて声も出ません。 ( No.282 )
- 日時: 2010/09/23 18:28
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
か〜っこいい!
やばいやばいやばい!
実際これを家の中で叫んでしまった私・・・w
かっこよすぎです!! 友桃さんの惚れた絵もぜひ見てみたいですね♪(無理言うな!)
友桃さんに10000000票!!(白波君にも・・・w)
- Re: Enjoy Club ( No.283 )
- 日時: 2010/09/23 18:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
勿忘草さん>
投票ありがとうございます…!!ww
うれしい〜っ///
あげてくださった二つのシーン、私もニヤニヤしながら書いてましたww
らぶらぶですよねwww←
勿忘草さんに応援していただいて、あーちゃんも喜んでますよー^^www
ありがとうございますっ!! がんばります(^o^)/ww
(朱雀*@).゜. さん>
飛行機…!!笑
やっぱ住んでるところ遠いんですかね〜^^
てか一瞬飛行機の意味がわからなかった;笑
白波のキャラ絵お待たせしました(^O^)/
昨日あげると言っておきながら遅くなってしまい申し訳ないです…っm(__)m
でもすごく喜んでいただけたようでよかったです!!!
白波、かっこいいですよね!!?www←
てかまさかの作者に10000000票!!Σ笑
あ・でもそんなに入れていただけたら1番になれr(←黙;
すいません、調子に乗りましたm(__)m
そのシーン、私も気にいってます!!ww
てか遥声が私のお気に入りwww
なんかみなさん本当に私のお気に入りのシーンをあげてくださって、すごくびっくりしてます^^!!
投票ありがとうございましたーwww
- お気に似入りシーン追加します!! ( No.284 )
- 日時: 2010/09/23 18:52
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: hH8V8uWJ)
どうも、((朱雀*@).゜.)の書き込み見てたら、投票し忘れたシーンあったので、追加させてくださいっ!!
そのシーンは、
- - - - - - - - - -
第4話『あなたのために……』(4)
恵玲が遥声で白波に叫ぶところ。。。!
- - - - - - - - - -
だいぶ時間が経ってしまっていて(というか印象的なシーン多すぎて)、すっかり忘れてました。。
遥声マジ使ってみたい!!
名前もかっこいいし!
票の追加よろしくお願いします!!!
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(4) ( No.285 )
- 日時: 2010/09/23 21:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
――いつから、こんなに彼のことを好きになっていたんだろう
――いつから、こんなに傷つくほどに本気の恋をしていたんだろう
気が付くと、私はちょっとだけ懐かしい場所にたどりついていた。
頼りになる、私の大親友の家。表札にはしっかり“荒木”の文字が記されている。
小さい時は、よくここに遊びに来ていた。最初は恵玲の部屋にたくさんあるぬいぐるみで女の子らしい遊びをしているのに、いつも彼女が途中で飽きてしまって外に飛び出すのだ。彼女の家の前には公園があって、いつもそこで走り回って泥だらけになっていたのを覚えている。そう言えば恵玲は、昔からかけっこだとか木登りだとかが大得意だった。リレーで走らせれば確実にぶっちぎりの1位で帰ってきたし、木登りもまるで跳ぶように頂点まで登っていた。
それを内気だった私はいつも、すごいなぁと憧れを含む目で見つめていたんだ……。
恵玲の家を見上げてぼぅっと立ちつくす。
涙は枯れたように止まっていたけれど、胸がやけつくようにヒリヒリと痛かった。
思い出したくもないのに、なぜかさっきの光景が瞼の裏に焼き付いて離れない。彼女の家を視界に含んでいても、私が本当に見つめているのは頭の中の2人。とても親しそうに話していた、風也と見知らぬ女性。
再び目頭が熱くなる。それにつられたようにギュッと引き結んだ唇が震えだす。
――……とんだ思い違いでした……
自分が好きだからといって、相手もそうだとは限らない。私がいくら風也を大好きだって、彼がそれを絶対に受け入れてくれるとは到底言えない。
――……私…こんなに風也のこと、好きだったんですね……
“大好き”って言葉じゃ、表し切れない。否、言葉で表せる感情ではない。“どこが好きなの?”って聞かれたとしても、きっと私はこう答える。
――どこ、とかそういうんじゃない。私は“風也”っていう人が好きなんです
だから、そう思う気持ちが強い分だけ、負けたことが悔しかった。悔しくて情けなくて、心が震えた。
おえつが漏れる。熱い滴が一筋、二筋と頬を伝い、それがまたぐちゃぐちゃの感情をあおって、何もかもわけがわからなくなっていく。胸が詰まって、呼吸が苦しい。
「恵玲……っ」
自然と、その名前がこぼれた。聞こえてきた自分の声は、酷く情けない、弱々しい声だった。
歪んだ泣き顔で、目の前の家を見上げる。そして先のことなど何も考えずに、ただ彼女に会いたくて、インターホンを押していた。すがるような思いで返事を待つ。無意識に呼吸を止め、切羽詰まった表情でその場に固まっていた。
哀しいほどの静寂が、胸をえぐる。頬を濡らしたまま、呆然と虚空を見つめる。まるで救いの綱を失ったような、そんなどん底の感情だった。
落ちるように視線が地面へと下りていく。長い茶髪がサラッと顔の脇を覆った。
……その時。
小さな足音が、ゆっくりとこちらに近付いてきたのだ。
心臓が、大きく跳ねる。
スローモーションのようにぎこちない動きで右を見ると、そこには怒りに瞳を光らせた恵玲の姿があった。彼女が放つ、糸が切れる寸前の張り詰めた、そして今にも爆発しそうな空気に私は正直困惑してしまった。
「……え、れ……?」
「あんた泣かせたの、誰……!?」
ゆっくりと目を見開く。
私のぐちゃぐちゃに乱れ切った心を、彼女の存在がしっかりとつなぎ止めてくれた。
- えれさまぁ〜!!(黙 ( No.286 )
- 日時: 2010/09/23 21:29
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>283
ところで友桃さんはどこに住んでいるんですか?(今さら!w
私は長野県なのでたぶん遠いんだろうな〜みたいな。w
@ARMAさん
遥声かっこいいですよね♪ホント、使ってみたいです!
えれさま かっけ〜!
頼もしいですね☆
- Re: Enjoy Club ( No.287 )
- 日時: 2010/09/23 21:39
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
ARMAさん>
了解です♪
おっ、これで4話(4)に2票入りました!!ww
(朱雀*@).゜さん>
ごめんなさい、朱雀さん!!
私個人情報secretで行くつもりなのに、思いっきりそういう話題に持ってちゃいましたね(汗;
てことで聞いておいてほんと申し訳ないんですが、出身地secretでww←←
あ・でも長野ではないです>< 残念…っ;;
ただ長野にはこの間旅行に行きましたよー!!
楽しかったけど、意外と暑かった…(泣;
ほんとえれさま頼りになりますww なんか書いてて心強いですww
- 亜弓痛ましいぃ。 ( No.288 )
- 日時: 2010/09/23 22:49
- 名前: ARMA (ID: hH8V8uWJ)
こんばんはっ!
今日の更新分読みましたー!
亜弓の風也一筋な気持ち、涙を誘われます、、、。
でもそれ以上に感激したのが恵玲!
なんかものすごくかっこいいですね!!
これって、恵玲vs風也が実現するのでしょうかっ??だいぶ前に2人は対面してますけど、あの時は恵玲外野でしたよねぇ。
って、聞いちゃいけないところですよね...
しかし、かなり気になりますっっっ。
そいえば、話変わるんですが、今携帯AUなんですが、時々EメールとCメールの新着がたまってるときがあるんです。
その時にケータイの画面に新着メールのアイコンが表示されるのですが、そのアイコンの上に"EC"って表示されてるんですよっ!!ECからメールか?!!!(ォィ!!)とか勝手に思い込んで感激してしまいましたっ。
それだけです。。。どーでもいい話題でスミマセンでしたっ、、、、。
- Re: Enjoy Club ( No.289 )
- 日時: 2010/09/24 16:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
ARMAさん>
恵玲vs風也www
さてどうなるでしょう…ww笑←
EC!! なりますよねっ!!
私もず〜っとauなんですけど、実はそれ随分前に発見しちゃいました♪←
すごい偶然ですよねっ^^
コメありがとうございましたー(^^)/
- Re: とっ、と、友桃様ああ!!((黙。 ( No.290 )
- 日時: 2010/09/24 18:18
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
とっとー、友桃様ー♪((←あの、マジキモいから。/
最近PCを親に貸す頻度(?←)が増えて困ってますv
そういう時はDSからやってるんですけど…
DSだと一部画像が読み込めない(=あーちゃん等のキャラ絵が見れない←)ので、めっちゃ不便…ってか悲劇ですwww←
ってか、今日家のポスト開けたら、違う学校の友達から手紙がきててww
その封筒にサイン帳(プロフィール帳?w)の紙が同封されてたわけです。←
それでー、自分のプロフィールを書いていると…
『好きなキャラ』『好きな本』という質問があって、ww
『好きなキャラ=あーちゃん(実際は、一応…友賀亜弓って書きました…w)』
『好きな本(というか小説)=Enjoy Club』
…って、マジで書いた私wwwwwwww←
すいません、それぐらい大好きなんでs。((
って、シーン人気投票ですかっ!!ww投票しますっ!!
実は今、名言集が結構完成に近づいてるんですよね…w
今は第4話までですwww完成に向けて頑張ってますwww←ぇ。
あ、シーン人気投票は後ほど投票させていただきまs…w←
ってか今までで一番記憶に残ってる『杏樹.的*名シーン』は、多分かなりの少数派だと思…www←
あ、詳しくは後ほどw(←それさっきも言いましたよね。/
あと心霊体験…実は今日も学校であったんですよねwwww←←
なんか呪われてるのかなぁ、私…、←
あ、前に言った『お風呂での心霊体験』は杏樹のどうでもいい独り言コーナー(←)で公開しますv
…って、かなり長くなってしまった…;;すいません><
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(5) ( No.291 )
- 日時: 2010/09/24 18:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
「風也くん、が……?」
私が目撃した光景を事細かに説明すると、恵玲は納得がいかなそうな顔で問い返してきた。私はハンカチで目元を押さえながら、コクリと頷く。
西日もかなりおさまってくる時間帯。
私達は公園の日陰になっているベンチに座って、静かな少し重苦しい雰囲気で会話をしていた。さっきまでちらほら姿が見えていた小学生たちも、ある時間帯がやってくると決まり合わせたように解散していった。
閑散とした公園。そこには今、私たち2人だけしか存在しない。まるで周囲の世界と切り離されたかのような、なんとも不思議で神秘的な感覚だった。
本当は懐かしい恵玲の家で話を聞いてほしかったのだが、その家主である恵玲に迷うことなく断られてしまったのである。前はよく遊びに行っていたのに、と恨み言を漏らすと、なぜか彼女は一瞬だけ泣きそうに顔を歪め、すぐに元のむっとした表情に戻ってしまった。それは本当にまばたき一回程度の一瞬の表情で、私はちょっと眉をひそめて彼女を見ることしかできなかった。
ハンカチを持つ手を下してわずかに顔を上げると、隣から恵玲の視線をはっきりと感じる。その視線から彼女の心配と戸惑いが伝わってきて、それだけで胸がじんわりと熱くなった。
「……本当にその人、彼女だったの?」
いぶかしげな声でそう尋ねてくる。
私は少し間をおいてから、ゆるゆると首を横に振った。
「わからないのです、知らない人だったんで。でも、すごく仲が良さそうでしたし、見た目からしてほんとにお似合いでした」
それこそ、悔しいくらいに。私みたいな平凡で地味な子なんか勝てないんじゃないかって、そう思ってしまうくらいに。
恵玲はまだ何か言いたそうな顔をしている。
私はその表情を見て、つい口元に笑みを浮かべていた。
昔から、そういう子だった。普段私と2人でいるときは不機嫌そうな態度で接してくるけれど、私が本当に困っている時、本当に助けを求めているときに、彼女はふと優しさを見せる。心底不安そうな表情で私を見て、本心から励まし応援してくれる。
そんな時私はいつも思うのだ。ひとりじゃないんだって。どんな状況でも、絶対に彼女は味方でいてくれるって。深い安心感が身を包んで、心が落ち着いていくのだ。
私は何も言わずに、徐々に薄暗くなっていく空を見上げた。ちょうど視線の先を、ムクドリの大群が通り過ぎていく。今まで急激に狭まっていた視界が、大きく開けていくような、そんな気がした。
「恵玲は、前言ってたかっこよくて優しい男の子とうまくいってるんですか?」
ふと、頭に浮かんだ疑問を口にする。随分前に恵玲が頬を染めながらしてくれた、男の子の話。
しかし恵玲は、突然の話題変更にまばたきを繰り返した後、ゆっくりとそっぽを向いてしまった。てっきり以前のように恋する女の子に転身するものだと思っていた私は、思わず拍子抜けして体から力が抜ける。彼女の表情が見えないのが、なんだかもどかしかった。
「……そう単純な話でもなくなっちゃった」
しばらくの沈黙の後、彼女は唐突にそう切り出した。
苦笑を伴ったその声は、彼女にしては弱々しい。それでも視線を前に戻した彼女の口元には、うっすらと柔らかい微笑が浮かんでいた。
「その人……もちろん今も大好きなんだけど、もう1人色んな意味で気になる人が出来ちゃったんだよね」
私はゆっくりと目を見開いて彼女を見つめた。完全に予想外の話だったのだ。
すると恵玲は軽い動きでベンチを立ちあがり、そのまま後ろで手を組んで辺りを円を描くように歩きだした。
それをぼんやりと眺めながら、私は1つ気になる点を尋ねてみた。
「色んな意味って……どういうことですか?」
恵玲の大きな瞳と目が合う。
彼女はその場に足を止めて、言葉を選ぶように慎重な様子で言った。
「なんていうか、正直わかんないとこだらけな人なの。あんまり喋んなくて。……それに、どこか足りないっていうか……。必要なとこが、欠けてるっていうか……」
彼女自身、いまいち自分の言いたいことがつかみ切れていないようだ。何度も首をかしげながら、納得のいく言葉を探すように顎に手を添えて考え込んでいる。そのまま刻々と時間が過ぎて行き、私はその間ずっと彼女の様子を見守っていた。
しばらくしてようやくこちらに視線を戻した彼女は先ほどとは違い、強く、何かを決意したような瞳をしていた。
「でもあたし、……あたしね……」
握りしめたこぶしに力を込め、彼女は訴えかけるように想いを吐き出した。
「もしかしたらあの人の力になれるんじゃないかって。あの人のこと変えられるんじゃないかって、そんな気がしてるの。 なんか自分にも他人にも興味なさそうだし、ちょっと冷酷だなって思ったこともあったけど……、でも、あの日は優しかったからっ。心配、してくれたから!」
ギュッと唇を引き結んで、再び私から顔をそむける。
そもそも“あの人”が誰なのかが全く分からなかったが、正直彼女の言葉は私にとって大きな衝撃だった。強くて真っ直ぐな私の親友は、何か大きなことを成し遂げようとしているのだ。人を“変える”という、とてつもなく大きな野望をその胸に秘めているのだ。
――……私、は……?
呆然とした面持ちで恵玲を見つめていると、突然彼女はくるっとこちらを振り返って不愉快そうに顔をしかめた。
「……なんであたしがいきなり暴露しちゃってんのっ! あんたの話聞きに来たんでしょ!?」
「な、なんで私に言うんですか!? 恵玲がペラペラしゃべりだしたんじゃないですか!」
「あんたが変な話ふるからいけないのっ!」
理不尽な言葉を思いっきり叩きつけて、恵玲はいつも通りのどこか冷めた表情でこちらを見る。
「で、さっきより随分元気になってるみたいだけど」
彼女の言葉に、私はハッとして何度も頷いた。
「はいっ。なんか全部話したらだいぶ楽になりました!」
「あっそ」
呟くようにそう言って、彼女はあっさりと私に背を向けた。ちょうど帰る頃合いだと感じて私も立ち上がると、恵玲はそのままの体勢で声だけこちらに飛ばしてきた。
「あたし、その女の人が何であれ風也くんは亜弓のこと好きだと思う。だから……あきらめちゃダメだよ」
彼女の言葉が心にしみ入り、目頭が熱くなる。さっきまでのとはまた違った熱が、胸の内に沸き起こってくる。
「はい……っ」
私は声を震わせながら、強くはっきりと頷いた。
- Re: Enjoy Club ( No.292 )
- 日時: 2010/09/24 20:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹.さん>
ちょ…っ、うれしすぎてまぢ泣きそうなんですけど……っ!!www←←
そんなまさかプロフに書いていただけるなんて、ほんと幸せです……っ///
ありがとうございます><!!!
キャラ絵見れないんですかぁー…↓↓泣;
てことは滅茶苦茶かっこいい(←)白波のキャラ絵も……!!?
それは悲劇ですね(ぇ
人気投票入れてくださるんですか!!? わーいwww
ありがとうございますー^^!!
おっ、名言集完成間近ですか!!ww
それは楽しみですねー♪♪
まさか杏樹さんにユウレイが……!!(黙;
てか私もこの間心霊写真見つけちゃいましたwww 結構まぢなやつwww
でわ?
シーン人気投票楽しみにしてます♪♪←
- Re: いいよなぁ、いいよなぁ(((((何 ( No.293 )
- 日時: 2010/09/24 20:28
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
Σし、心霊写真ですかぁ…!!;;
それは怖いっ;;v
話変わるんですけど…、←←
えれさまとあーちゃんが私のリアル親友だったらどんなに幸せか…wwwww←
えれさまが親友だったらなんか心強いし、
あーちゃんが親友だったら私毎日『私が男だったらあーちゃんと結婚してたなぁ』って言ってると思います←←
…ってか、本当どーでもよすぎて呆れちゃうような話なんですけど、←
11月17日は真白(…と、わ、私…←)の誕生日なんです、((((((((
それでですねー、本当どーでもよすぎて苛々してきちゃうような話なんですけど、(←)
誕生日にあーちゃんや風也やECメンバーからコメントがきたら、私嬉しすぎて死んじゃうなあ、と思いまして…←←
祝ってもらってもいいですk(((((((((((((((断固拒否
…すいません、忘れてください、今のwwwww←←
…マジですいませnwww調子に乗りすぎましたwww←
…んじゃ、明日(できれば今日やりたいんですけど…親がPCを…;;)、シーン人気投票に投票しますっ!!
あ、かなり少数派な意見だと思います…www←
- Re: Enjoy Club ( No.294 )
- 日時: 2010/09/24 20:39
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹さん>
あ・実は誕生日の件、考えてましたwww
だいぶ前に杏樹さん、真白ちゃんと誕生日一緒だ〜って教えてくださったじゃないですか^^?
だから杏樹さんの誕生日の日は何かサプライズをやりたいなぁwwと♪
間に合えばキャラ絵描いてもらう〜とかできるんですけど、そっちはたぶん某友人忙しいんで難しいんですよ(汗;
だから何しようかなぁ…と丁度最近考えてたところですwww
一応携帯に誕生日メモってあるんで忘れないと思うんですけど(笑←←
なんで、全然OKですよ^^!!
てか言われなくても何かしらお祝いしてましたwww笑
ぜひ楽しみにしててください♪♪
P.S その日にここにこれるかどうかもまだわからないんで、1日2日ずれる覚悟でお願いします(笑
- Re: 倒れます、ちょ、マジで((( ( No.295 )
- 日時: 2010/09/24 20:47
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
え、ちょ、倒れていいですか?((((やめr
めっちゃ楽しみにしてますっ!!え、ちょ、マジいいんですかぁぁ!!??
あ、日にちずれても全然大丈夫ですywww
うう…嬉しすぎて…涙が…。((
ヤバいです、嬉しすぎて嬉しすぎて…杏樹の中の何かのスイッチが入りましたww((←やめt
多分当日泣きますwwwwマジで大泣きしますww←
本当、ありがとうございますっっ!!www
- Re: Enjoy Club ( No.296 )
- 日時: 2010/09/24 21:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹さん、何ケーキが好きですか〜^^?(←何;
- Re: ケーキwww← ( No.297 )
- 日時: 2010/09/24 21:44
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
そうですね〜……ww
チョコレートケーキ大好きですwwww←
- Re: Enjoy Club ( No.298 )
- 日時: 2010/09/24 22:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
了解ですwww
- 11月はビックイベントですね! ( No.299 )
- 日時: 2010/09/25 09:24
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
どうも、今回の話のレス書こうと思って来たら、なんか凄いことになってますねぇー!!
11月17日ですか、、楽しみですね!!
11月17日.........
いぃぃなぁ(1117)の日??!(、、、うわぁ寒寒寒寒寒っ!)。
その日にここに僕もお祝いに来ますよっ(お呼びでない??)。。。お祝いコメしかできませんが。。。。。
ここから、本来のコメですっっって切り替え必要なほど立派なこと書けない。。。
恵玲vs風也なんて、週間少年ジャ○プ的戦闘志向なコメントしてしまった自分に、無茶苦茶恥じ入るばかりですっっ(汗)。
恵玲の器があまりに違ったようです。。。亜弓への言葉もとにかく泣けてきます。
亜弓の話のふり方も絶妙ですよね〜。感動しつつ笑ってました!、、、(ぉぃ)
それにしても、E.Cって泣けるシーン多くて、一人じゃないと読めない。。。。
- Re: 名言集完成するらしいでs( ( No.300 )
- 日時: 2010/09/25 10:28
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ARMA さんっ!>>
1117の日…友達によく言われますwww
Σえ、お祝いコメントっ!?(←)いいんですか!?w
ありがとうございますっ!!*めっちゃ嬉し…ww←
友桃 様っ!>>
ぇー、名言集がかなり完成に近づいてます…ってか、優柔不断な私は名言選ぶのが相当難しくて…w
かなり時間がかかってしまいましたw
- Re: Enjoy Club ( No.301 )
- 日時: 2010/09/25 11:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
ARMAさん>
確かに!!笑 覚えやすいですね、杏樹さんの誕生日www
みなさん一緒に祝いましょう^^♪♪
私的にはいつか恵玲さまvs風也見てみたいですww
どっちが強いんだろう……まぢで気になる(ぇ
泣けるシーン多いとか……!!
ありがとうございますっ><!!
今日のはたぶん泣けません(←ォィ;
杏樹.さん>
完成ですかっ!!www
今日中に見たいなぁ。。。←
みなさま>
報告です〜ww
沙由さんから辛口コメント(鑑定っぽいやつ)いただいてきました〜www
今友桃の中で鑑定がブームなんです^^← すごく勉強になるんでwww
話が中だるみしそうとか、登場人物がごっちゃにならないようにっていうご指摘をいただきました!!
はい、まさにその通りなんです><
2章がその危険性大なんで、もし読んでてぐだぐだ感があったり、登場人物区別つかなかったりしたら遠慮なく言ってください!! できるかぎりどうにかします!!
あ・あともちろん私の方でも気をつけていきますので。。。
よろしくおねがいしますm(__)m
- 返信300突破!!www ( No.302 )
- 日時: 2010/09/25 12:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
さっきゎ気付きませんでした;←
ありえないことに返信300突破しましたー><!!!
わ〜い♪♪
みなさんほんっとにありがとうございますっwww
てことで実はこの間また突然プチ企画を思いついたんで、やりたいと思いますww
が、今回のは完っ全に私の独りよがりな企画です(←ォィ;
皆さんは読んでお楽しみください♪ 楽しいかは保証できませんがww
すぐ更新しますww
- Re: プチ企画www←何ですk ( No.303 )
- 日時: 2010/09/25 12:24
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
Σプチ企画...!?←
おおw更新楽しみですっ!!!wwあはhえへh(やめt
- 返信300突破記念 ☆お客様方の小説紹介☆ ( No.304 )
- 日時: 2010/10/09 19:33
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
友桃のよくわからん自己満足なプチ企画ですww
ここに来てくださっているお客様の小説紹介しますww(私の独断と偏見で←)
どの方の小説もほんっとにおもしろくて、いつも更新されるの楽しみにしてるんです…っ/// なんで、ぜひ他の方にも読んでもらいたいなぁ…とwww てかただ感想がかきたいだけだったり…(ぇ
友桃の謎な紹介文とかまぢヤダ!!って方は言ってくださいっ; 速攻削除します><!!
☆一度で全員紹介するのは正直大変なんで3回以上顔を出してくださってる常連さん(←決めつけ)に限りますww ごめんなさいm(__)m
(来た順でww)
?.『あたし&脇役2人』by花見さん
レイくんがヤバいめちゃくちゃかっこいいお話でs…(←)
いえ、正しくはもンのすごい押しの強い女の子と、その子に振り回されっぱなしの男の子2人が色々とはっちゃけちゃうお話ですww(ぇ
レイくんが…!! レイくんがかっこい…!!www まぢタイプ…っwww← てか余談ですけど、彼風也と同じ金髪なんですよー(←どうでもいい;)
とにかく、ところどころギャグ要素があって、思わずぷって吹いちゃうかんじなおもしろいお話です><ww
てか花見さん、更新して〜!!泣;(←うるさい) ……はい、続きはすごく読みたいですが無理はなさらず。。。><
?.『Random every day!!』by勿忘草さん
なんかもう題名からしてステキですよね〜www
こちらは成夏くんがキャ〜!!wwってお話でs(←もういい;
……まじめにやります>< ごく普通のまじめで元気な女の子・郁奈ちゃんが、始業式早々先生に厄介者を押しつけられちゃうお話です^^♪ で、その厄介者っていうのが、友桃が愛してやまない(←)成夏くんですっwww てかレイくんにしても成夏くんにしても私不良キャラ好きだなぁ。。。笑
そんなことよりっ!! 今この2人がめちゃくちゃいい感じなんですよーっ!!ww PCの前でニヤニヤしまくりながらよんでまs…←←
結論:郁奈ちゃんと成夏くんが可愛すぎるお話ww(ぇ
『今宵、時を越える』by勿忘草さん
↑のとはまた雰囲気が全然ちがった小説ですっww なんていうかすごい大人っぽい!!ww
とりあえず、題名&プロローグからもンのすごいひきつけられます><!! 先が気になるんですよーっww ほんとワクワクです^^
まだ始まったばかりなんで、この先の展開に期待です♪(←何;
?.『真白‐masiro‐』by杏樹.さん
一度ここにも、主人公の真白ちゃんが登場してくれましたww笑 正直まぢでビビりましたね(爆 真白ちゃん、ぜひまた遊びに来てくだs…←
このお話はですねー…ww
真白ちゃんが学級委員長の七瀬くん(&その妹達ww)に振り回されちゃうお話です♪笑 で、この七瀬くんってのがなかなか強引なおそろしいお方で…っ><!!← しかもその妹達が「さすが七瀬くんの妹ww」って言いたくなっちゃうような滅茶苦茶キャラの濃い子たちで、ほんと面白いです^^ ついつい真白ちゃんふぁいと〜!!ってエール送りたくなっちゃいますww笑
あ・あと最近リニューアルされましたねっ^^ 久し振りに続き読みたいです♪
?.『ざけんじゃねぇッ!と言う少年と少女の物語』byハッチしゃnさん
私の師匠さんでs…(黙; ウソです。今勝手に弟子入りさせていただきました><←
すごいんですよ〜この小説ww 設定しっかりしてるし、文章滅茶苦茶レベル高いし、展開面白すぎるし…っ!!! 他の方ももちろんそうですが、毎回欠かさず読んでます^^ 更新されると飛んでいきますww
この小説の登場人物はみんな、E・Cのメンバー達みたいに色々な能力を持っています。あと属性とかレベルとかもきまってますね〜ww で、結構バトルものです♪ 戦闘描写ハンパないんで、つい話にのめりこんじゃいますよー><!!
…って、あΣ 今気付いたんですけど、ハッチしゃnさん常連さんじゃな…←← ま、師匠だしww(だから違うって) このまま載せちゃいましょうww(ぇ
あ・それとハッチしゃnさん更新早いんでどんどん続き読めますよーww
?.『3日間の恋人』byひろあさん
まず主人公の設定から「おぉっ!!www」って感じでした><!! 他の方と違くてすごく新鮮ww
で、これからどういう話になってくのかな〜wwと読み進めていったら、切ないんですよ、すごく><!! それと展開が面白くてハラハラするっ!! ひろあさん、登場人物の気持ちとらえるのが滅茶苦茶うまいんで読みながら皆に共感しまくっちゃいますwww 特に走羽くんと未楽ちゃんがすれ違いまくっちゃってほんとヤバすぎ……ってこれもしかしてネタばれのうちに入りますか…!?汗; わ〜っ;;どうしよ>< 書かない方がいい部分だったら言ってください、ひろあさん!!←
あ・あと恋愛だけでなく友情についてもたくさん触れられてます^^!! どちらも複雑ですよねー…(←何;
切ない感じな話を読みたい方、オススメです♪
?. 『☆星の子☆』by(朱雀*@).゜さん
主人公(ヒロイン?)の空ちゃんが、空から落ちてきた王子様(←)と一緒に暮らしちゃうお話ですっ!!ww
光聖くんかっこいい〜wwwてかかわいい〜///← 彼、王子様みたいにかっこいいんですけど、実は性格が…!?笑 あとすごく幅広い意味で万能で、びっくりなことを色々やってくれちゃいますwww
それと空ちゃんと光聖くんとの関係、奥が深い……!! そういうところも見所ですね〜www
あと個人的になっちゃん(クラスメート)がものすごく怖い……><笑
今ちょうどおもしろいところですねーwww 更新楽しみですっ^^
……長っ!!Σ
予想外な長さっ!!笑 そしてまさかの文字数オーバー(爆笑
もはやプチじゃないです(汗;
てか読み返してみたらこれネタばれギリなラインだったかも……(汗;
あの、もしこれネタばれ!!って方いらっしゃったら速攻言ってください><; どうにかします!!
あと、常連なのにのってない!!って方もいってください>< 友桃の単なる数え間違いですので;;
てことで、本編並みな長さになっちゃいましたが(笑)、どれもほんとオススメなんで読んでみてください♪♪
あと更新めちゃくちゃ楽しみにしてますっ^^
てことで変なプチ企画ほんとすみませんでしたーm(__)m
今から大人しく本編かきますね。。。
- Re: 感動です、マジ感動ですwww← ( No.305 )
- 日時: 2010/09/25 12:42
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ちょ、感動しましたwwwwマジ感動しましたwwwww←
てか、えええぇ!私の小説なんて紹介しちゃって大丈夫なんですk…(((←何が。/
ぉお…ww紹介文、全部読みましたwww
全部めっちゃ面白そうでsww←
友桃様の小説も、皆さんの小説もすごい中で…、
私の小説なんかが紹介文に載ってて、マジでいいんですかあ!?←←
(なんか最近、『書く』より『読む』派になりつつある私…www…あ、でも今日か明日に本編更新しますw)
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(6) ( No.306 )
- 日時: 2010/09/25 18:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
数ヶ月前の小松家での事件以来、風也はあの長身の少年の姿を一度も目にしていなかった。
――有希白波。思い出すのは、あの銃口を額に当ててきた瞬間の、暗い機械のように無感情な瞳。風也に銃を向けることに対する、ためらいの無さ。
屋上で偶然出会ったときは、どこか自分に近い部分を感じて同じ空間にいることを心地良いとさえ感じていたというのに、随分と残念な結果である。きっと白波は本気で自分のことを赤の他人だと思っているんだろう、と考えて、風也は急に虚しくなった。完全に独りよがりな感情だったわけだ。
――……それにしてもアイツら、変な力持ってたな……
突然辺りを暗闇に染めてしまったり、突風を吹き散らしたり、テレポートをしたり……。どれもこれもこの世界にあるはずの無い力だ。今でもふと振り返ると、あれが全部ただの夢だったのではないか、とそんなくだらないことをつい考えてしまう。全て自分の目の前で起き、自分の身に降りかかったことだというのに。
それにしても、と、風也は小柄な銀髪の少年を脳裏に浮かべていた。
もう少しで勝てるはずだったあの少年には、まんまとテレポートを使われて取り逃してしまった。正直これは、彼にとっては痛すぎる結果だ。不良相手には負けなしといってもいいほどの実力を身につけている、彼にとっては。
そしてやはり今でも納得がいかないのが、恵玲の行動。
どこかぽうっとしている亜弓はそれほど疑問に思わなかったようだが、普通に考えて不審な点が多すぎるだろう。行くだけで手足は出さない、と言い出したことはもちろん、謎の能力を見ても平然とした顔をしていたし、人質になった時も一切抵抗をしなかった。むしろ大人しくあの銀髪の少年に身を任せていたのだ。
そこまで考えたところで、ある疑問が突然頭の中に浮かんできた。風也は記憶を探るように、眉根を寄せて目を閉じる。
――……白波の風でオレと亜弓が吹き飛ばされたとき、恵玲はどうだった……?
あのときは彼自身予想外の展開で冷静ではなかったため、はっきりとは目撃していない。しかし亜弓のように吹き飛ばされたような気配が、恵玲の方では全くしなかったように思えるのだ。
風也はそこで、愕然として立ち止まった。あの日からずっと心の隅にうるさく居座ったままだった疑問が、急に解けたような気がしたのだ。
しかし直後、心の中で強くかぶりを振る。
――……いや、ありえねぇ、そんなこと……!
これが本当だったら、亜弓は――……
「風也?」
静かな、低い男性の声。
風也は我に返って、数歩先にいる体格の良い青年に顔を向けた。
「悪ィ。考え事してた」
小走りに駆け寄って追いつくと、風也はふっとその青年を見上げた。
哀しくなるほどの体格差。青年は元々の身長に比べて肩幅の広いがっしりとした体をしているため、実際よりもさらに大きく見える。タンクトップから伸びる両腕も程よい筋肉が付いていて引き締まり、普段から鍛えていることが一目でわかる。そして何より目が行ってしまうのは、日本人にしてはかなり奇抜な銀色の髪。全体的には特別長くないのだが、右側だけはその優しげな瞳を覆うほどの長さになっている。以前銀髪にした経緯を聞いたことがあるが、有衣の勧めでやったのだと苦笑を浮かべて言っていた。しかもそれが案外気に入ってしまったのだ、と。
風也が顔をじっと見つめてくるので、青年は不思議そうに首をかしげた。
「どうした?」
「功、でかくていいなーと思って」
彼の台詞に、青年――芝崎功は穏やかな笑みを浮かべて、彼の金髪に大きな手のひらをのせる。
「そのうち伸びるって」
「いや、オレもう17だぜ。伸びねぇよ」
風也が驚いたようにそう言い返すと、功はさらに驚愕の表情で彼を見た。
「お前もう17!?」
「え!? いくつだと思って……」
「……13」
「それオレが下橋入った年!」
風也が拗ねたように不満げな目を彼に向ける。
功は、風也の5つ年上の21歳。今は誕生日の関係で差は1つ縮まっているが、それでも友人にしてはかなりの年齢差があるのだ。加えて功は下橋の風也のグループ・緋桜のサブリーダーであり、実質のリーダーともいえる存在。そんな彼に、風也が頼らないわけがなかった。幸運なことに功自身優しく面倒見の良い性格であったため、風也のことを弟のように可愛がっていたのだ。
そのためだろう、功の中でなかなか風也の年齢が上がらないのは。
功は頭をかきながら苦笑いを浮かべる。
「いや、なんか俺の中でお前いつまでもガキだから……」
「だからって13はひでぇ……」
いつものように兄弟のような会話を交わして、2人は再び暁駅へと向かって歩き出した。暁の駅前も風音同様若者向けの店が多く、時々こうして下橋のメンバーで足を運ぶのである。
辺りは暗い藍色に染まり、通勤帰りのサラリーマンが何人もすれ違って行った。
――……あの小松の家での闇は、こんなもんじゃなかったな
そんなことを考えながら空を仰ぎ、すぐに視線を戻そうとしたところで、風也は突然ある方向に全意識を持っていった。ちょうど前方に見える、周りに溶け込んだ5階建ての建物の上を、目を見開いて凝視する。
「そーいやこの前言ってた、亜弓って子からメール来ないって話どうなっ……て、風也?」
彼の足が止まっていることに気が付いて、功は慌てて後ろを振り返った。すぐに心配そうに眉を下げる。
「お前大丈夫か? さっきから……」
「今、あそこを誰かが通った」
「は?」
思わず声を上げて風也の視線の先を追ってみると、そこは建物の上、つまり空。しかも時間帯が時間帯なので暗くてあまりよく見えない。
しかし風也の目も声音も、冗談を言っている様子ではなかった。功は今は何も見えない建物の上の空間を見つめ、ごくりと唾を飲み込んだ。
「人が通るのは……ありえない気がするんだが……」
「あぁ。でも――」
――……アイツらなら、ありえる
E・Cのメンバーなら。
風也は顔を強張らせ、睨むような緊張を伴う瞳で見つめ続ける。冷や汗が一筋頬を伝っていく。体の両脇で握った拳が、小刻みに震えだす。
――……一瞬だけ、見えた……
胸の内で言うだけでも、想像をはるかに超える勇気を要する。風也は爪が食い込むほど握りこぶしに力を込め、ギリッと奥歯を噛んだ。
――……今のは……
恵玲……っ!!
- Re: 完成っ!−只今確認中ww- ( No.307 )
- 日時: 2010/09/25 14:46
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
えれさまああああああ(((黙りなさい。/←
…どーも、どーもv杏樹ですwww
名言集完成しましたぁーw今確認中なので、夜には確実に公開できますっ!ww
ってか、私もなんかの能力がほしかったなあ…←え、そこ?(
今回の話を読んで風也可愛いと思った私wwww←←
続きも楽しみにしてます♪*。*
- Re: Enjoy Club ( No.308 )
- 日時: 2010/09/25 14:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹.さん>
杏樹さんの小説めちゃくちゃおもしろいじゃないですかー!!! 大好きですよーwwww←
てか私の方こそ勝手に小説紹介なんてしちゃって良かったんだろうか。。。><
えれさまってたまにバカですよね(爆
いくら夜だからって空ぴょんぴょん跳んでるからこんなことに……(笑
功と一緒にいるときの風也は可愛いんですwww←←
功お兄ちゃん的存在なんでwww
完成しましたか!!?
おめでとうございま〜す♪♪
夕方は来れないんで、夜行きますっ><ww
あ・私も能力ほしいww
テレポートが特に^^
てかそれより遥声がほしいかなぁwww
- Re: 質問っ! ( No.309 )
- 日時: 2010/09/25 15:21
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
友桃様ー、
友桃様が思う、ECのイメージカラーって何色ですか?ww←
- Re: Enjoy Club ( No.310 )
- 日時: 2010/09/25 15:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
E・Cのイメージカラーですか^^?
あ、E・Cって小説全体と、闇組織の方とどっちでしょう……?
まぎらわしい名前で申し訳ないです(泣;
でもどっちにしろ色決めるの難しいんですよねー><;
なんか二面性があるっていうかww
読者の方もダークとフラワァとか言ってくださるじゃないですか?ww
一色に決めるのむずいんですよー(汗;
あ・でもキャラのイメージカラーならなんとなく。。。www
あーちゃんゎピンクとかwww
あ・もしかして杏樹さん、E・Cのイメージカラーとかないですか!!?www
あったらぜひ?教えていただきたいですっ^^ 作者にゎわからないもので…(ぇ
- Re: イメージカラーw ( No.311 )
- 日時: 2010/09/25 15:44
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
私も『2面性がある感じ』って思いましたwww
ダークとフラワァwwwww
んー、私的に、本当に個人的な意見で…この小説全体のイメージカラーだと、『緑』を想像しますwww
- Re: あ、← ( No.312 )
- 日時: 2010/09/25 15:49
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
あ、それか紫ですかね・・・ww←
- Re: Enjoy Club ( No.313 )
- 日時: 2010/09/25 16:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹.さん>
あ・なんかわかります!!
てかとりあえずピンクとか可愛い色ではないっww笑
どっちかってゆーと緑かなぁww
影晴&天銀は紫か黒かも><!!
みなさんにも聞いてみたいですねー^^
- Re: イメージカラー?ww ( No.314 )
- 日時: 2010/09/25 16:17
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ですねーwwww
なんか色々な色が(←)でてきて…ww
カラフルって感じ、ですねww←
- E.Cぃぃ! ( No.315 )
- 日時: 2010/09/25 16:38
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 45QnB5qh)
どうも、トリップつける癖がなかなか身につかない者です。。。
いよいよE.Cが絡んできそうな雰囲気ですね!
最後のシーン、自分も心の中で、5階建ての建物の上を20倍光学ズームとかしながら
恵玲……っ!!
って叫んでました。。。
あの緊張感、最高!!
>>――……あの小松の家での闇は、こんなもんじゃなかったな
って、ホントそうなんだろうなぁぁ、、、(薄笑)
あ、すみませんちょっと違うもの想像してたかm。。。(ホザケ)
失礼しますっっ、、、、
- イメージカラーかぁ ( No.316 )
- 日時: 2010/09/25 17:17
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 45QnB5qh)
前のレス考えてるうちに、色ネタが上がってたんですねー。
1色に特定できないんですが、作品のほうのE.Cは、
亜弓中心のときはパステル系フラワァな暖色(どんな色?!)、
E.C中心のときは黒&赤って感じしますねぇ。
キャラのイメージカラーは、考え出すとものすごく時間かかりそうだなぁ〜。。。。
- Re: Enjoy Club名言集*。* ( No.317 )
- 日時: 2010/09/25 19:26
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
*―――*。*Enjoy Club 名言集*。*―――*
ぇー、ついに完成しました、『杏樹.的*E・C名言集』ですww
*注意事項*(一応...←
・この名言集は、あくまで『杏樹的』ですwww、
『は?なんでこんなの選んだワケ?』って思うかもしれません…ww
これはあくまで(←二回言っt)杏樹の心に残った言葉を集めたものなのでww←
*―――――――――*
?「恵玲、守ってくださいね」
『あーちゃん可愛いっ』と私が強く思った言葉です…www←
?「ありがとです。恵玲の、何味ですか?」
「ジェラート・イン・カフェモカ」
「……なんかそっち豪華ですねぇ」
このシーン大好き…っ!!ww何回も読んで何回も笑いましたwww
?「ううんっ、全然大丈夫! ウィルくんに会えるもんっ」
えれさまああああ!!ww←
この言葉、ものすごく心に残ってます…www←
?「そうか…。オレは、紫苑風也。……よろしく」
よろしくっ、風也ああ!!((←お前に言ってない
こんな事言われたら、私倒れちゃ…←
?「今日のお昼はおにぎりなのです―」
「パンは飽きたのです」
この『ですます口調』可愛いすぎっ!!あーちゃぁん!←
?「お前ぜってぇ本性そういうキャラじゃねぇだろ」
マジでストレートなつっこみに笑いましたwww←
?「恵玲が何回も呼ぶから、みぃちゃんと別れてきちゃったじゃないか」
何故か大爆笑しましたwwwwwwwwwwwww←
?「――予告時間まで残り10秒」
ココから始まるカウントダウン!!!!かなり印象強いです、私の中でwww
?『――……ウィルくん、白波くん、みぃちゃん――!!
絶対任務、成功させてよね!!』
ココのところwww何故かココで「えれさまカッコいいっ!!」と思った私…www←
?「そう。ぼくはウィル=ロイファー。よろしく、金髪くん」
「金髪くんwwwwwwwwwww」
ここでも大爆笑した私wwww←
*長くなっちゃうのでココで1回切ります!!ww*
【ってかコレ、名言集じゃなくて心に残った言葉集だな・・・www←】
- Re: Enjoy Club ( No.318 )
- 日時: 2010/09/25 20:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
ARMAさん>
緊張感出てましたか!? よかったです^^ww
みぃちゃんのつくる闇はこんなもんじゃあないですww笑
イメージカラーって結構難しいですねー(汗;
なんかどの色出してもちょっとずつあてはまっちゃいそうで…><;
杏樹.さん>
『杏樹.的*E・C名言集』いいっ!!www
おもしろいっwwてかめちゃくちゃ嬉しい……っ////
もっと書いてくだs…(←黙;
結構日常?っぽい、普通流しちゃいそうなところが多いですねーww笑
それが逆にうれしいんですけど^^♪♪
もっと読みたいなぁ〜><wwww
てか杏樹さんがあげてくれた言葉ひとつひとつにコメントしたい気分www
- Re: Enjoy Club名言集*。* ( No.319 )
- 日時: 2010/09/25 20:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹さんのE・C名言集にちょっとコメを……www
?この台詞は直前の『そんなことになったら……これはもう――』とのつながり頑張りましたww 周りが強い人ばっかな中であーちゃん1人か弱い子ですからね^^笑
?あーちゃんの恨めがましい顔が目に浮かぶ。。。(←自分で言うな;)ジェラート・イン・カフェモカは私の大好物ですww
?こういうときのえれさまは女の子ですねー^^
?そこかぁ!!?ってかんじでしたww笑 確かに、言われたら私も倒れます(ぇ
?「パンは飽きたのです」は気に入ってます(←謎;)理由がてきとーな上にあっさりしてんな〜とww笑
?これは風也に言わせたかった一言……!!笑 笑ってくれてうれしいですww
?そこ笑うとこですか!?笑 たしか私はウィーくんすねてて可愛いwwと思いながら書いてました←←
?よかったです!! そこ緊張感出したいとこ…ってか盛り上がるとこにしたかったんでwww
?私も思いましたww(ぇ
?同じくww笑 「金髪くん」って言わせたかったww笑
- Re: 第2弾w ( No.320 )
- 日時: 2010/09/25 21:02
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
おおwwwwwコメントがwwww
あ、一応第2弾もありますww明日更新しますb((
- 返信300突破おめでとうございます!! ( No.321 )
- 日時: 2010/09/25 21:12
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
えっとー……最近、てか2日来てなかったら300突破!? おめでとうございます><
それで一つずつコメントしたいんですけど話題古すぎっ! て思うかもしれません…ww
>>287
長野は意外に暑いんですよ〜>< 盆地なんで。w でも今の季節は涼しい……ってか寒いです><w
9月でしもやけできちゃいますよwww
>>293
私もお祝い参加しますぅ〜(誰?!w
いいですね、誕生日♪ 残念ながら私の誕生日は5月なんでww E・Cのみんなに祝ってもらいたかったな……(過去形w)(蹴・黙;
>>304
えええぇ〜!!!? 私の小説も紹介してくださいましたかっ!!
ありがとうございます<(_ _)> マジでありがとうございます<(_ _)>
もう泣きそうです……(嬉泣き)w
第5話『不確かなもの』(6)
やばいっ! 次が気になります><
てか風也が意外に可愛い♪ ちょっとポイント上がったかもww
- Re: Enjoy Club ( No.322 )
- 日時: 2010/09/25 21:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
(朱雀*@).゜.さん>
朱雀さんだ〜!!www お久しぶりです〜><wwww(2日で久しぶりって……笑)
ありがとうございます><!! なんか夢みたいな数字ですwww
温度差すごいんですね!!?
しもやけ…っ(泣;
どんどん参加しちゃってください♪
参加するっていてもさすがにパーティーとかゎできないですけど;笑
5月までこのスレが続いてたらお祝いできますねっwww(ぇ
5月……遠いなぁ。。。 それまで私の気力がきっともたない←←
てかこの小説ちゃんと最後まで書けるんだろうか……←←←
クリスマスとかみんなでお祝いしたいですねっwwwってその日は現実の方で忙しいでしょうが^^笑
勝手に紹介しちゃって良かったですかね……?汗;
紹介文書いててめちゃくちゃ面白かったですww
おっ、今回はちょっと風也のウケがいいwwww
続き楽しみにしててください^^♪
- 名言集読ませていただきました!! ( No.323 )
- 日時: 2010/09/25 22:38
- 名前: ARMA ◆l8/WDpvThY (ID: hH8V8uWJ)
名言集って、E.Cの名言集だったんですね!!
てっきり杏樹(変換できない...)さんのコメの名言集かと思ってましたぁ。
でも、E.Cはホント印象的なシーン多いですよねぇ!
本編読んでた時には流してたのに、この名言集でとても感激したものが幾つかあったので、レスしてしまいます。。。。(スンマセンっ)
え〜〜、まずは?!
あまりに何気ない、日常の会話だったので、完全に流してましたが、亜弓の痛ましさが静かに全開してて、苦笑しきりでした!
次は?!
これはもう、杏樹さんのコメにものすごく共感!
まさに亜弓のキャラ味を一言で言うとこれだって感じです!(なんか不明なコメだなぁ)
最後は?!
棚妙派としては、ヒジョーに不覚でした、このコメ流してた。。。。
ウィルがこんな失態(??!)をしてたなんて、、、。水希をおいてきてしまってたなんてっっ。。。。いけないですねぇ。。
でも、ウィルが真顔で"みいちゃん"ってのは、、、、(笑笑笑)、、、麗牙のリーダーなのにっ(笑笑笑笑!!)
くっ、、笑いが止まらなくなってきました。。。
どうも、失礼しましたぁぁ..
- 名言集続き読みたいです!! ( No.324 )
- 日時: 2010/09/27 16:48
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
久しぶりです〜w 最近疲れてて、E・C見てもコメする気力がっ…汗))
いや〜、温度差すごいですw
でも近くに海がないので湿気が少なく、夏は暑いですけど日陰に入ると気持ち良い風が…w
クリスマスお祝いしたいです!!
でも、絶対パソコンできませんね…泣)) その日は弟の誕生日だし…w
いえいえ、紹介しちゃってください!!←
自分の小説の紹介文読むのも新鮮で楽しかったです♪ww
- Re: Enjoy Club ( No.325 )
- 日時: 2010/09/26 09:53
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
(朱雀*@).゜さん>
お久しぶりですww&おつかれさまですwww笑
体調崩さないように気をつけてくださいね><泣;
弟さんの誕生日クリスマスなんですかっ?
いいんだか悪いんだか……><
まぁ一言コメ入れとくくらいですかね、できるとしても^^;
ほんとですか!?
楽しんでもらえてよかったですー♪
残りの方の小説紹介する時間があるかどうか。。。
コメありがとうございますっwwww
杏樹.さん>
杏樹的E・C名言集、評判めちゃくちゃいいですよ〜wwww笑
続き楽しみにしてます^^♪
- Re: おおーっ!!←何 ( No.326 )
- 日時: 2010/09/26 09:51
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
皆さんから冷たい目で見られる事を覚悟してつくった『名言集』――――――……
意外と好評っ!!!なんか嬉しいです!!!www←
ってことで、第2弾やりますbb(え、
第2弾は……今日は今から友達と映画を見に行くんで、それが終わってから……かな?
もしかしたら明日になっちゃうかもです><
ってか、名言集へのコメントマジ嬉しかったですww
何せ皆さんから冷たい目で見られる事を覚悟してつくっt(以下略)
- Re: Enjoy Club ( No.327 )
- 日時: 2010/09/26 11:53
- 名前: ひろあ (ID: wVDXtEbh)
友桃さんッ!!!
何か、あたしの小説の紹介、してた気が・・・
めっちゃ嬉しいです!!
ありがとございます^^☆
- Re: Enjoy Club ( No.328 )
- 日時: 2010/09/26 13:04
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
初めまして……ではないですよね。
お久しぶりです……も少々違いますか。
私の脳内国語辞典には今ここでいう適切な語句が見つからないので、このままお話させていただきます。
感想ですが……あの、ですね……少々PCの画面が見えなくてですね……滲んで……。
何といいますか……凄すぎましてね……話も、文章も、何もかもが……。
正直……私に批評する権利がないといいますか……「批評するとかお前屑だろ」と私の中の常識人の意識が訴えているんですね……。
あ、勿論私以外の素晴らしき作品を書かれている方々は違いますよ。
私のような人類の最底辺に突貫工事を加えて、更に下に行った様な作品を公開している人間にだけ当てはまるので……。
あ、そんな人間は私しかいませんでしたね。すいません……。
改めて、あの作品にコメント頂き、誠に有り難う御座います。
すいません、私はこれから人をつるしても大丈夫な木と、ロープを探さなければいけないので……。
- Re: Enjoy Club ( No.329 )
- 日時: 2010/09/26 14:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹.さん>
私こそ嬉しいですよーwwww
第二弾めちゃくちゃ楽しみにしてますっ♪
できれば今日みた…(←黙;
ひろあさん>
勝手にやっちゃって大丈夫でしたか!!?汗;
でも本当にいつもコメありがとうございます……っwwww
山口流さん>
流さん……っ!!!wwww(…って呼んでも大丈夫ですか><? フルネームにさん付けはちょっと違和感(汗;
コメありがとうございます///
まさか来ていただけるとは……><!!
流さんの文章ほんっとツボなんですよ!!(ぇ
なんでこの一見難しそうな文章でこんなに読みやすいんですか……っ!! おもしろいし……っ(笑
てか、ちょっ、後半部分謙遜しすぎですよっ(爆笑
流さんの小説めちゃくちゃおもしろいですから!!www
あと最後の一文は決して実行しないでくださいねww笑←
こんな駄文見に来てくださって本当にありがとうございましたm(__)m
流さんの小説もまた見に行かせていただきます♪
- Re: Enjoy Club ( No.330 )
- 日時: 2010/09/26 15:47
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
>>329 友桃様
名前はどう呼んでもらっても構いませんよ。「ゴミ」でも「塵」でも「屑」でも「埃」でも「人類のていへ(マイナス思考が止まらなくなる可能性があるので、この辺で自重)
というか、私にとっては名前を呼んでいただけるだけで至上の喜びなので、「さん」付けなんて、しなくていいですよ。
宜しければ、気軽に「山口」とでも「流」とでも御呼びください。
「人類のつまはじき者」でも「生けとし生けるものの最底辺」でも、後は……(本当にマイナス思考脱却が出来なさそうなので強制終了)
それでは、また来ます。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(7) ( No.332 )
- 日時: 2010/09/26 18:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
夏休みも後半に入る頃、突然恵玲と津波から同じ内容のメールが送られてきた。ほぼ同じ時間帯に来たので何事かと思って恵玲の方を開き、私は部屋で1人何度も頷いてしまった。
それは私達のクラス、1年4組の文化祭委員の子からの転送メールで、冒頭部分に注意書きとして、“1年4組でメアド知ってる人に回してください”と書いてあった。つまり、恵玲と津波は別のクラスメートから回って来て、それを私に回してくれたのだろう。
私はベッドの上に軽く体育座りをして、続きを流れるような速さで読んでいった。背中まである茶髪がすだれのように邪魔してくるのを、耳にかけて対処しながら最後まで目を通す。そしてそのメールを念のため美久と静音にも転送すると、パタンと携帯を閉じて壁に下がっているカレンダーに目をやった。
――……明日、は予定ないですね
ほっと胸をなでおろして、手元の携帯を見下ろす。
真っ白でシンプルなデザインの携帯。それをじっと見つめていると、一瞬その表面に金髪の青年の顔が映ったような気がした。それも、優しく、甘く微笑む大好きな表情が。
持つ手に自然と力がこもる。
――あきらめたくない
それなら私は、何をすればいい――?
何日も前に風也から届いたメール。いつもなら食いつくようにその場で返すメールを、もうずっと放置している。さすがに彼も不思議に思っているだろう。もしかしたら今頃メールが来ないことを怒って、私のことなんか嫌いになってしまっているかもしれない。
はぁ……と深いため息が漏れた。立てた膝に顔をうずめる。
あれが全て夢ならよかったのに、と心の隅で何度も呟いていた。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(7) ( No.333 )
- 日時: 2010/09/26 19:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
翌日、私は恵玲と共に4組の教室へと向かっていた。
昨日届いたメールは、文化祭の出し物を決めるための集合命令だったのだ。新学期が始まってしまえば、バタバタとしている間に風音祭が終わってしまう。
4階までの階段を登りきって右に曲がると、すぐに私達の教室だ。中から複数の人の気配がしている。時間ぴったり目に家を出てきたので、かなりの人数がすでに集まっているのかもしれない。
久し振りの教室に少し固くなりながら、私は入り口のドアに手をかけた。
同時に1つ向こうにある3組の教室から、見知らぬ男子が3人急ぎ気味な様子で飛び出してくる。普段なら気にもとめないその光景を見て、私は一瞬で体を硬直させていた。
「3組も文化祭の準備してるんだね」
隣にいる恵玲が、腕を組んで隣の教室を睨むようにじっと見ている。私は重々しく頷いて、内心自分のミスを嘆いていた。
3組といえば、風也がいるクラスだ。どこのクラスもこの時期準備をしているので、3組と日にちがかぶる可能性は十分にあったというのに、全くそのことを考慮に入れていなかった。
「来てないことを祈りましょう……」
沈みきった声で言った私を、恵玲が呆れ半分な表情で見つめていた。
教室内は仲の良いグループで固まって、雑談の場と化していた。つまりは休み時間と全く同じ光景である。教卓の所で文化祭委員が集まっていたので声をかけると、まだ人数が集まっていないのだ、と言われた。教室を見回してみると、確かに半分くらいしか姿が見えない。参加する人は返信することになっていたので、人数は把握しているのだろう。
とりあえずいつものメンバーがいるだろうかとざっと目を走らせると、津波と美久、静音の3人が分かりやすく手を振ってくれた。教室のど真ん中の津波の席だ。
私は恵玲と目配せをして、彼女らと感動の再会を果たした。
10分後、3人はぽかんと口を開けて私のことを穴が空くほど見つめていた。
理由はただ1つ。私が風也のことを全て打ち明けたからだ。
2、3回口をパクパクとさせてから、津波が疑念まみれの声でようやく言葉を発した。
「風也くんが他の子好きとか……ありえなくない……?」
美久と静音が首振り人形のように繰り返し頷く。
恵玲も両腕で頬杖をついて、「どうか〜ん」と声を上げた。
「あーちゃん、それ……何かの間違いじゃ、なくて……?」
心配そうな表情で、眉を下げる美久。耳の下で2つに結った長い髪が、首をかしげるのと同時に小さく揺れている。
「たぶん……」と頼りなさげに呟くと、静音が「元気出してよ、あーちゃん!」と真摯な瞳を向けてくれた。その優しさがいつも以上に身にしみる。
お礼を言おうと口を開きかけた私を、聞き覚えのある声での校内放送が見事に遮った。
「1年4組の友賀さん、森本くん、山崎くん。今すぐ職員室渡辺のところまで来てください」
ブツッという音とともに放送は終了し、クラスメートの好奇に満ちた視線が私達に集まる。
今の声は、渡辺さやか先生。我が4組の担任だ。そして今呼ばれた顔ぶれからして、内容は追試の連絡で間違いない。
夏休みの最初の頃は風也と遊んだ後にちょっとだけ2人で勉強したりもしていたのだが、もちろん今の勉強時間は皆無である。別のことに頭が行っていて、こういう放送でもかからなければ危うく試験当日まで存在を忘れているところだった。
「……行ってきますね」
情けない笑みで席を立つ私に、追試の連絡だと感づいているのか、4人は苦笑を浮かべてひらひらと手を振っていた。
廊下に出ると、私はすぐその場に立ち止まった。
左に行けば職員室に近い階段。右に行けば、3組の教室の前を通り過ぎることになる。
――……会いたくない、ですが……いるかどうかくらい……
心臓の低い鼓動の音が、胸の辺りに響いている。周りの音が、一切消えて無くなる。
しかし葛藤を続けている間、私の目はそらすことなく3組へと向いていた。
ええいっと一歩踏み出す。無論、右方向に。
そのままさっきまでの躊躇いが嘘のようにスムーズに歩きだして、まずは3組の入り口を通り過ぎた。しかしドアはきっちりと閉められており、中は全く見えない。加えて風也の席は教室の1番後ろなので、いるとしたらそこの可能性が高いだろう。つまり、来ているかどうかを確かめるには、断然後ろのドアの方がいいわけだ。
中が見えないことに心底ほっとして、そのまま足を進める。後ろのドアに近付くにつれ歩く速度が徐々に落ちて行き、それと反比例してどんどん緊張が増してきた。
後ろのドアは、開いている――!
はたと、私の足と思考が急停止した。
手が届くくらいに近付いていたドアから、今最も会いたくない人物が姿を現したのだ。おそらくこの瞬間、心臓も機能を停止していたと思う。
「亜弓、おま――」
ちょっと驚いてはいたが、今まで通りの、憎たらしいほどにいつもと変わらない表情の風也に、私の頭は重度のパニックに陥った。
――……無理、無理!! 無理です、絶対……っ!!
彼と並んで歩いていた女性が頭に浮かぶ。
私は何かを言いかけていた風也を置いて、全速力でその場を立ち去った。振り返ることなんて、到底できなかった。
- Re: 全人類はE・Cを読むべきです。ってか読みなさい。(( ( No.334 )
- 日時: 2010/09/26 18:46
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
もう、本当友桃様すごい……っ!!!
こんな素晴らしい文が書けるなんて……っ!!www
うう…ああ…ってか、友桃様って、
普段どうやって小説書いてるんですか?(←意味不明な質問。)
なんか秘訣とかないんですか??マジでないんですか??←←しつこい、/
あ、名言集……多分、今日公開できますww
- Re: Enjoy Club ( No.335 )
- 日時: 2010/09/26 19:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
山口流さん>
ゴミや塵はちょっと……(汗;
流さんってよばせていただきますwww なんかさん付けの方が呼びやすいんで^^
それにしてもほんと面白いくらいのマイナス思考www笑←←
ありがとうございます♪
こんな駄作でよろしければまたいらっしゃってください(^^)/
杏樹.さん>
いやいや、そんな……っ(汗;
全然駄文ですよー><;; もっと小説うまくなりたい。。。
ん〜…
どうやって……(悩
以前ハッチしゃnさんにも質問(キャラの書き分け方)を受けて、その時にウザいことを長々とハッチしゃnさんのページに書きまくったんで、そっちを読むと手っ取り早いかもです><ww
全っ然ためにならないことばかりですが(汗;
秘訣……っ><
もうすこし具体的に聞いていただくと答えやすいかも……(汗;
あ・ちなみに私が一番気にして書いてるのは小説のリズム(?)ですww 読んでて途中でつっかえないかってことはいつも確かめてからあげてますww
名言集〜!!!!!wwww
- 重いィィ ( No.336 )
- 日時: 2010/09/26 19:34
- 名前: ARMA (ID: hH8V8uWJ)
こんばんはーっ!
亜弓が追試で呼び出された時の笑いが、すぐに消えてしまいました。。。。
3組を通り過ぎるまでの時間がとにかく長かったぁ。。。
きっといるんだろうなぁ、でも今回はいなくてスルーなのかも知れない、とかいろいろ考えてたら、心拍数上がりマクリでした、、、。
本人と遭遇した瞬間とか声出して驚いてしまったし、、、、。
風也に対して"憎たらしい"って、前までの歩みだったらありえない
二人が寄り戻すまで一気読みしたいぃ!!
ぁぁぁ、なんだか気持が重いです。でも先も気になるぅ。
では、またぁぁぁ。。。。。
- まずは小説のほうに・・・^^; ( No.337 )
- 日時: 2010/09/26 20:06
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
すみません^^;
このごろ忙しくて・・・。
ではまず小説のほうに感想入れますね^^
風也くんとえれさま。
えれさまと亜弓さん。
亜弓さんと風也くん。
なんかすごい三角関係になってきてますね!
こんな話初めてですっ!
やっぱり友桃さんが作った物語だから?
亜弓さんと風也くんの関係は収拾できるんでしょうか!?
えれさまと亜弓さんの関係は!?
なんか目を離すとすぐに意外な展開になっているので
すごく「ハッ!」とする・・・^^;
(どういう意味だ@へ@;)
でもなんかおもしろいなぁ〜^^
本になったら学校の朝読書で何回でも読めて、
本のお金かからなそう・・・。
印刷して本にしようかな?(笑)
- Re: Enjoy Club杏樹.的E・C名言集2 ( No.338 )
- 日時: 2010/09/26 20:20
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
*―――*。*Enjoy Club 名言集2*。*―――*
ぇー、皆さんこんにちは、杏樹.でーs(
……意外と好評(?)のEC名言集wwwあはhww((肝。
って事で、今回は第2弾ですっ!!www
*―――――――――*
?『E・Cの人達、魔法使いみたいでしたねー』
あーちゃぁぁぁんっ!!この言葉、なんかすごく可愛いっww←
?『おっ、おはよう。いやぁ、これが大きい駅だったら即刻クビになっているね〜』
おい、駅員wwwwwwww←←
?「珍しくいることだし…白波とデートしてきたら!?」
はいっ!!そうですよね、んじゃあ私白波とデートして来まs…←(お前に言ってないから。
“相手の顔を思い浮かべて全力で叫べば、どんな距離でも、たとえ国境を越えてでも、その声は相手に響くのだ。”
分かりました、さっそく使ってみま…(←お前は一般人だから。
(あ、すいませんwどうしても遥声への憧れを書きたかったもので……←)
?「楽しかったよ、白波くん…」
めっちゃ心が温かくなったあああああ!!←落ち着け
?「呼び方……“風也”でいい」
分かりました、んじゃ風也と呼ばせていただきま…←だからお前に言ってないから。
?…これはかなりの名言なんじゃないでしょうかw←
?“記念すべき、このメンバーでの最初のお昼ご飯。
この日のおにぎりは一段とおいしくて、味が体中にしみわたるようだった。”
ココ!!ココ大好き…っ!!(これ、マジで『名言』集じゃないですよn…←
?「テスト勉強、付き合ってやるよ」
きゃああああ!!風也がテス勉付き合ってくれるなんて…っ←だからお前に(以下略)
?“―…おそらがまっくらだと、おほしさまいっぱいになるんだぁ……”
なんかココでじわっときたあ…うるっときたあ…←
?「私、アイス食べたいですー」
だから…っ!!このあーちゃん口調(←)可愛すぎなんだってばああああ…っ!!!!←
?「そーいや、テストどうだっ――」
「それ第一声に言いますか!」
ココ大爆笑wwwwマジ大爆笑wwwww
【と、今回はコレで切りますwwあ、第3弾もありまs…←え、まだやるの。】
今回は何か暴走した名言集になった気がすr…←←
- 名言集vol2北ーー!! ( No.339 )
- 日時: 2010/09/26 20:46
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: hH8V8uWJ)
こんばんはーっ!
友桃さんより先に来てしまったー(書いてる時点ではっ)。またまたお呼びでない人間来ましたっ!
今回の名言集も大爆笑したり、感激したり、マヂ最高です!!
で、特によかった!!ってのを幾つか、、、
(注)番号順じゃないです
まず、
?"―…おそらがまっくらだと、おほしさまいっぱいになるんだぁ……"
待ってました!!このセリフ聞くとあたりが真っ暗になる!!(自己ツッコミ入れる余地なし)
泣ける、ホント泣けるぅ。もうこのレスこれだけでいい気がしてきました(泣泣泣泣)。
“相手の顔を思い浮かべて全力で叫べば、どんな距離でも、たとえ国境を越えてでも、その声は相手に響くのだ。”-->ヤバいっ、では使ってみまs...(同じ過ちスナ!)
....気ぃ取り直して、
?「呼び方……“風也”でいい」
二人のこと、もう祝福しまくりでしたよ!
今の二人のことを考えると、また泣けてくる。。。
?“記念すべき、このメンバーでの最初のお昼ご飯。
この日のおにぎりは一段とおいしくて、味が体中にしみわたるようだった。”
....名言というより、名場面ですねっ!でも、爽やかな風が吹き抜けて行ったかのようなこの場面、とても気に入ってます!!
?「そーいや、テストどうだっ――」
「それ第一声に言いますか!」
亜弓がこんなリターンするんだぁーって、かなり笑わせてもらいましたョー!!
ラスト、
?『おっ、おはよう。いやぁ、これが大きい駅だったら即刻クビになっているね〜』
完全に見落としてました。。。
読み返してみましたが、この付近だけ記憶から抜け落ちてる。。。。。
無茶苦茶変な締め方してしまいました。。。。。
でもホントこの名言集面白いですっ!!!!
では、またー!!
- Re: Enjoy Club ( No.340 )
- 日時: 2010/09/26 21:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
ARMAさん>
コメありがとうございます^^♪
重いですねー(汗; あーちゃん脱走ですからねー(笑←
あ・でもその“憎たらしい”って部分は、文脈的にそのままの意味でとらえない方がいいかもしれないです><; 紛らわしくてごめんなさい…っ;;
そうですねー(泣;
私も仲直りしてほしいですwww
花見さん>
こんばんわ〜!!www
お久しぶり(?)ですっ///
確かに3人すごいことになってますね、予定以上に(笑←
もしかしたら皆さんの納得するような結末にできないかも……っ>< 特にあーちゃんと風也(汗;
なんか心配になってきました(泣;←←
でも頑張りますww 全力は尽くしますっwwww
ハッ!としますか^^笑
この小説展開早めですからね〜(笑 ……早いですよね?(ぇ
わわっ//
本とかっ、そんな……っ!!!
めちゃくちゃ嬉しい……っwwwwけど、まぢそんな代物じゃないですっ><!!!
でも嬉しいよぉ〜!!!www←
杏樹.さん>
来た――っ!!!!←←
めちゃくちゃ楽しみにしてました♪(ぇ
それぞれのコメは次に。。。
- Re: Enjoy Club杏樹.的E・C名言集2 ( No.341 )
- 日時: 2010/09/26 21:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
名言集2へのコメ♪♪
?確かに一般人からしたら魔法使いですよね^^ww たしかえれさまが爆笑してた気が……(笑 そりゃ笑いますよね(笑
?ここ普通流しますよね!!?笑 この地味〜などうでもいいかんじなとこを拾ってくるのがすごいっwww なんか嬉しい…っwww(ぇ
?そういえば、えれさまと白波の距離が縮まった(?)のはウィーくんのお陰でしたねーwww
私はデートだったら、風也かウィーくんがいいなぁwww 白波は沈黙がちょっと……(笑← あと自販機はちょっと……(笑←←
遥声www 好評ですねwww
?ほんとですか!!? やったぁ〜^^♪
?たしかに、めちゃくちゃ重要な場面ですよねwww
これをいつか絶対言わせたいと思いながら書いてました♪♪
?わ〜// ココは、はい、なんとなく気に入ってます><ww←
?私も教えてほs…←←
こんなに仲良かったのになぁ……ってなんか切なくなっちゃいました><;;
早く仲直りさせたい。。。
?この回、私の中で“おほしさまの話”って勝手に名付けられてますww
?これはもう“ですます口調”から“あーちゃん口調”に改名しましょうか!!ww(爆
杏樹さんが壊れてる…www笑
?笑ってほしかった…!!! よかった、笑ってくれて……っwww
あーちゃんの貴重(?)なツッコミですwww あ・いや、貴重じゃないか…? このこ地味にツッコミか……?(←ォィ;
杏樹さんの1人ツッコミがめちゃくちゃおもしろかったですwwww
爆笑しましたwwww
まぢですか!!?
第3弾やってくださるんですかっ?///
ぜひ?おねがいしますっ(^^)/ 楽しみにしてます♪♪
- =キャラ絵= NO.6 ( No.342 )
- 日時: 2019/06/29 22:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1195.jpg
6番目ゎみぃちゃんです!!www
かわいいですっww←
右上にあるヒラヒラはいったいなんでしょうね〜(笑
謎は次回解けますwww←
あ・でもたいした謎じゃないんで深く考えないでください><笑
てかこれで麗牙光陰個人のキャラ絵終了しましたねー♪
次ゎ。。。
友桃お待ちかねww(ぇ
麗牙4人集合キャラ絵いきますかっ♪♪←
- Re: ども、杏樹でs((知ってるから。 ( No.343 )
- 日時: 2010/09/27 16:37
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
きゃああああ!!何、みぃちゃんじゃないですかあ!!←
何で皆こんなに可愛いんだろうk…(黙
こんな可愛い絵見せられたら、私倒れちゃいます…((知るk。
次、麗牙4人集合キャラ絵…!?
よし、印刷してポスターにしよう。((
けど杏樹、印刷する方法も知らなくて…(ぇ
ってかマジEC書籍化してくれませんかね、マジでww
私、友桃様のためにアシスタントとして働きまs…←無理。
そしてもしEC書籍化するなら、杏樹的名言集も一緒に書籍化・・・((嫌、絶対嫌。
( そういえば、私…昨日小説修正しようと思ったらできなくてw正しいパスワード入れても、エラーになっちゃってw
涙目で
『PCうざい…PCうざい…このエラーのときに出てくるク(これ以上言うと軽い問題になりそうなのでやめまsww←ぇ) 』
って呟いてたんですよ、私はさっきまで。
けど修正できるようになりましたwww←
ただ、capslockキーがロックになってただけでしたwww← )
- みぃちゃん激カワ!! ( No.345 )
- 日時: 2010/09/27 16:59
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
お久しぶりです、朱雀ですー^^
昨日は友達が泊まりに来てたのでパソコンできませんでした。
そしたらなんと!
名言集第2弾と、みぃちゃんのキャラ絵があるじゃありませんか!!
みぃちゃん可愛すぎます。名言集次も読みたいです!!
ってなんだこのコメントは。w
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(8) ( No.346 )
- 日時: 2010/09/27 17:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
4組の生徒を呼び出す校内放送が流れた瞬間、風也はハッとして黒板の上のスピーカーに目をやった。今日どうしても会いたかった人の名前が聞こえてきたからだ。職員室への呼び出しということは、確実に彼女は廊下に出てくるはずである。話すなら今がチャンスだと、話し合いだか雑談だかわからなくなっているクラスを放って、席を立った。
もう何日も前からメールが返ってきていない。もしかしたらどこかに出かけていたとかいう事情があるのかもしれないが、それならそれで構わない。とりあえず久し振りに顔だけでもと思い教室を出て、風也はすぐその場に立ち止まった。
目的の人物が、目の前に立っていたからだ。あまりのタイミングの良さに一瞬目を見張り、続いてほっと胸をなでおろす。しかし、「亜弓、お前全然連絡ないから心配したんだぜ?」と苦笑混じりに言おうとした声は、まだ半分も言わないうちに途切れてしまった。
彼の目の前で、亜弓が明らかな動揺を見せたからだ。今にも泣きそうに、くしゃっと顔を歪ませたからだ。
そして、状況が全く理解できないまま再び声をかけようとした風也の横を、彼女は猛スピードで通り過ぎていった。何の会話もないまま、気付くと目の前にいたはずの亜弓は姿を消している。
――……は……?
2、3拍遅れて、風也はようやく状況を把握した。亜弓が“逃げた”、という状況を。
――……逃げ、た……? 亜弓が……!? しかも――
「オレ、から……!?」
まるで何かをつかみ損なったような、酷く頼りない気分。今まで目の前にいた人が突然霧になって消失してしまったかのような、信じられない光景。呆然と、ただ呆然と、空っぽになった空間を凝視する。
この瞬間彼は、自分と亜弓とをつないでいた見えない何かが、ぷつっと音を立てて切れてしまったことを痛感していた。胸にぽっかりと穴が開いたように、強い喪失感が彼の心をえぐる。その穴をヒューヒューと音を立てて風が通るような、そんな冷気を伴う痛みと失望。
あまりの強烈な衝撃に限界ラインを超えてしまったのか、彼は自分でも気持ち悪いほどに落ち着いた、ゆっくりとした動作で後ろを振り返った。もちろんすでに亜弓の姿は影も形もなくなっている。凍るように冷たい汗が一筋、頬を伝い首筋へと流れていった。
とりあえず、メールの返信をしなかったのが故意だということは確実にわかったと、うまく噛み合わない思考回路で考える。そして自分は何か彼女を傷つけるようなことをしただろうか、とここ最近の自分の行動を振り返って、
ふと我に返って、教室4つ分続く廊下を見つめ、幾度も瞬きを繰り返した。不具合を起こしていた思考が、波が波を伝えるように一気に正常に戻っていく。
愕然とした表情で、ぽつりと呟いた。
「亜弓……、どこ行った……?」
思わず辺りに首を巡らすが、無論彼の視界範囲内にいるわけはない。
まるで金縛りにあったように固まっていた右足を力を込めて一歩踏み出すと、体をがんじがらめにしていた見えない糸がほどけて、体の感覚が戻ってくる。そのまま誰もいない廊下を、亜弓が行った方向に滑るように駆けだして行った。
自分でもそれなりの自信を持っている脚だ。中央階段まではものの数秒でたどり着いてしまう。問題は亜弓が上と下、どちらに向かったか、だ。普段なら上、つまり屋上にいる確率が極めて高いのだが、何せ今はこの状況である。彼と会いたくないのなら、まずそこには向かわないだろう。しかし下となると、学校全体と周辺全てを含むことになる。
まずは屋上を確認してからだ、と風也は階段を飛ばし飛ばしに駆けあがっていった。昇れば昇るほど、胸の内の焦燥感はつのっていくばかりだった。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(8) ( No.347 )
- 日時: 2010/09/27 17:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
たたきつけるように大きな音を立てて金属の扉を開く。いつもならこんな短距離苦にはならないはずなのに、今は呼吸が乱れて肩で息をしていた。
屋上に出てぐるっと1周見回すが、やはり視界に入るのは黒っぽい灰色のコンクリートと、さびたフェンスのみ。人のいる気配すらしない。
街が一望できるここからなら亜弓を見つけられるかもしれない、と淡い期待を胸に抱いてフェンスへと駆け寄る。1段高い床に足を置き、金網越しに風音の街を見渡した。彼が見ているのは、いつも学校を行き来している正門の方向だ。
引っ掛けた手に力がこもり、フェンスがギシッと鈍い音を立てる。
湿気のこもった生ぬるい空気が、白い頬や袖のまくられた腕をなで、じんわりと気持ちの悪い汗が体からにじみ出てくる。今にも街全体を飲み込んでしまいそうな黒く膨れ上がった分厚い雲が、彼の肩に重くのしかかるようだ。
流れる汗もそのままに、じっと隙間から目を凝らす。無音の中、体に響く重苦しい心臓の音が、徐々に速度を上げていく。両手が食い込むほどに、フェンスを強く握りしめた。
――……こんなんで見つかるわけねぇか……
ふと沸いてきた自嘲的な、あきらめを含む感情。しかしすぐに、もしかしたらまだ校内に残っているのかもしれないと気を取り直し、ゆっくりと深く息をつく。そしてフェンスから手を離した瞬間。
道を駆ける豆粒くらいの大きさの人が、視界の隅を横切ったのだ。心臓がはね、再びフェンスにしがみつく。
「見つけた……っ」
歓喜に満ちた声を上げ、風也は今度こそくるっとフェンスに背を向けた。
が、そこで。
予期せぬ人物が、腕を組んで仁王立ちしていたのである。
肩の辺りでシャギーにした漆黒の髪。長い前髪が風にあおられ、その下から形の良いつり上がった眉がのぞいた。白い腕を覆うブラウスの袖はまくられ、チェックのミニスカートからはすらりと華奢な脚が伸びている。背が低く全体的に小柄であるにもかかわらず、不思議と彼女は大きく圧倒的な存在に見えてしまう。今は特に、その体から発せられる痛いほどの威圧感が原因だろう。
今にも駆け出そうとしていた風也は、屋上の入り口に立ちふさがる彼女を見て不審げに片眉を上げた。
「恵玲……!?」
彼女を目にした途端、脳裏にこの間の光景が映像のように浮かんだが、それも一瞬にして消えてしまう。それをかき消すほどの濃い殺気が、恵玲のつりあがった真っ黒な瞳から感じられたからだ。事情の全く分からない風也はピリピリと張り詰めた静寂の中、息をつめて驚いたように彼女を見つめていた。
不意に恵玲が、にこぉっと背筋の凍る不気味な笑みを顔全体に浮かべた。
「風也くん、覚悟は……できてる?」
眉をひそめて、「は……?」と聞き返す暇もなく。
気付いた時には恵玲の姿はそこから消失し、風也の体は真後ろのフェンスに派手な音を立ててたたきつけられていた。くっと息が詰まり、背中にしびれるような痛みが走る。彼の襟元を、恵玲の小さな手が信じられないほどの力で押さえつけていた。今の衝撃が伝わってフェンスがピリピリと前後に揺れ、風也はそこに押し付けられる形となった。思わず冷や汗をかいて、ちらっと後ろ目にフェンスをのぞく。
――……壊れたらどうするつもりだ、この馬鹿力が……っ
「てめ――」
「あの人が風也くんにとって何であれ、亜弓をあんなに泣かせてあたしが黙ってるわけないでしょ……!?」
恵玲の叩きつけるような怒りに震えた声に、風也は目を見張る。同時に彼女から発せられる殺気が爆発的に膨れ上がり、風也の頭の中で警鐘が鳴り響いた。
「お前何意味わかんねぇこと言ってんだ! いったん落ちつ――」
「落ちつけるわけないでしょ! ここ数日ずーっと我慢してきたんだからぁっ!」
「なっ――」
叫ぶと同時に襟元をつかんだ細い腕に力を込め、横へと振り投げる。まさかこの小柄な少女がここまでの腕力を持っているとは思わなかった風也は、正直度肝を抜かれて思いっきり吹き飛ばされた。しかしコンクリートにたたきつけられる寸前、ギリギリ受け身を取って片手を床につき、そのまま腕をバネのように使ってくるっと1回転、恵玲から4、5メートル離れた地点に綺麗に着地した。
能力を使ったにもかかわらず無傷で立つ彼に、恵玲は内心舌を巻いて、肩で大きく息をつく。同時に彼女から急速に殺気が消えていった。
「はぁっ、なんか思いっきり投げたらスッキリしたーっ」
「ざけんな、てめぇっ。危うく全身打撲になるとこだったじゃねぇか!」
「それぐらい腹立ってたの! それに風也くんならどうにかするでしょ! てか結局浮気なの、どうなの!?」
勢いに任せて吐き出した恵玲の言葉に、風也は一瞬理解が遅れて唖然とした様子で彼女を見つめた。頭の中で彼女の台詞が不気味に反芻している。
みるみるうちに不審げな表情になっていく彼を、恵玲は眉をひそめて見返した。
「え、何……。やっぱアレ、違うの……?」
思いっきり一方的にケンカを売ってしまった後で流れる気まずい沈黙。風也は手ぐしで前髪を後ろにすくと、目を閉じてこめかみを押さえた。
「その話、もうちょい詳しく」
本気で困ったような顔でそう言われ、恵玲はぎこちない笑みを浮かべてため息をもらす。まぁ泣かせたことに変わりはないんだし、とついさっきまでの自分の暴走を無理矢理肯定的にとらえておいた。
- Re: Enjoy Club ( No.348 )
- 日時: 2010/09/27 17:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
杏樹.さん>
まぢ某友人の絵うますぎですよねww
もっと描いてほしいなぁww
ポスターww笑 たぶんそのへんに印刷ボタンが……←←
てか麗牙のキャラ絵にはあの白波がいるんですよっ/// 私が見た瞬間まぢで惚れた白波が…っ///(←黙;
楽しみにしててくださーい♪
……早くのせたいなぁ。。。
花見さん印刷しようかなぁっていってましたよ(爆
いやもちろん冗談ですけど^^
てかどちらにしろ印刷っていう壁が……ww笑←
杏樹的名言集書籍化したらくださいっww(ぇ
わかりますっ、それすごくわかる!!!
とくに「ク○」が……っ!!!←←
直ってよかったですね♪
(朱雀*@).゜さん>
おっ、もしかしてみぃちゃんのポイント上がりました?ww←
可愛いですよね><ww
私も第三弾楽しみですっ♪♪
コメありがとうございましたー(^^)/
- みぃちゃん〜>< ( No.349 )
- 日時: 2010/09/27 17:59
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
みぃちゃんのポイント上がりましたw
次人気投票することになったら、私は一体誰に入れればいいんだろう? 1位・2位はこの前と同じだと思いますが、3番目は…う〜ん、みんな捨てがたいですねw
えれさまかっこいい!!
一回本気の風也とえれさまの戦い見てみたいですね〜♪
- Re: Enjoy Club 悪ふざけがあるのでご注意を。 ( No.350 )
- 日時: 2010/09/27 18:00
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
流石の文才です。巧い褒める言葉が見つかりませんね。
とても面白いです。 これは平凡すぎますね。
流石友桃さんですね。 これも同上です。
けっ、おもしろくないわけねえだろ。 素直じゃないですね。こんなキャラの人がいたらおそらく私は躊躇いなく殴るでしょうね。
べっ、別に面白かったわけじゃないんだからねっ! ツンデレって情緒不安定だと思うのは私だけでしょうか?
ふっ、この程度か。私ならもっと良い作品を作れ(全力で殴打) すいません。これは勿論本心なんかじゃないですよ。ジョークです、ジャパニーズジョークです。要するに冗談です。
なかなか友桃様を褒める適切な言葉というのは無いものですね。すいません。
やはり無難にとても面白いです、にします。
それにしても、先が気になりますね。
亜弓様みたいな純愛というか、そういう類いの人はやっぱりいいですよね。
ですます口調も個人的に好みですし、ツボにグイグイ入りこんできますね。
正直亜弓様は俺の嫁って叫びたくな……あ、すいません。すいません風也様。冗談です。
あ、いや、ちょ、待ってください。いや、ちょっ、来ないで、マジで来ないで、ホントに来ないで。
いやダチョウ倶楽部じゃなくて。「押すなよ、押すなよ」じゃなくて。本音で。
いや、ちょ、拳を、とりあえず拳を下ろしてください。
え? ちょ、能力使ってません? 恵玲様? いや、亜弓様とかの前ですけど。
え? これただのコメントだから問題ない? いや、確かにそうですけど、そんなメタな発言を作者さんの無許可でしていいんですかね?
え? お前が言うな? いや、まあ確かに書いてるのは私ですがね、そうやって作者が全部悪いみたいな考え方でいいんですか?
だいたいですね……え? お前の発言は聞いてない?
いや、ちょ、それって発言の自由の侵害ですよ。人権迫害ですよ。
え? お前は人間じゃないから問題ない?
いやいや、私は立派な人間ですよ。それこそ人権のはくが……。
え? もう黙れ? え、ちょっ、マジで二人とも殺るんですか? 私を?
ホントに? ホントに殺るの? ちょっ、まっ、心の準備がまだ――
ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!
……悪ふざけが過ぎました。すいません。やはり思い付きとは、時に人を破滅へと誘うのでしょうね。
更新、これからも頑張ってください。心より応援しています。
またこちらにもいらして頂けるとありがたいです。私みたいに暴走してくださって全然構いませんので。
- Re: Enjoy Club ( No.351 )
- 日時: 2010/09/27 19:10
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
(朱雀*@).゜. さん>
捨てがたいですかww なんかうれしいですwww(ぇ
ちょっと今回のえれさまの行動変だったかも。。。><
えれさま熱いですよねーww笑
山口流さん>
どうしよ、ほんと流さんのコメ……っ!!!! 笑いがとまらない……っ><!!!!
なんか2人に殺られちゃってるし(爆笑
すごくうれしいお言葉なんですが、私はほんとそんなんじゃないです><///
てかコメントのパターン吹きましたww←笑ってばっか
特にツンデレとジャパニーズジョークがwww
あーちゃん気に入っていただけたようでよかったです♪♪
あ・でも一応忠告しておきますけど(←)、あーちゃん俺の嫁!!とか叫ぶともう1人阻止すべく飛んできますからねwww ここに来てくださっている読者様の1人がwww←←
なんで十分に気をつけてくださいwww(←何;
もちろん流さんのほうにもいかせていただきますっ(^^)
あ・でもそういう暴走の仕方はちょっと難し……(黙;
お二人ともまたいらっしゃってください^^♪
- 登場人物紹介-11- ( No.352 )
- 日時: 2010/09/27 20:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: hH8V8uWJ)
なんかすごくひさしぶりですね。。。www
メインメンバーの紹介ひとまず終わっちゃったんで、紹介するペース落ちるかもww(ぇ
【NO.11】谷田 津波 Tanida Tsunami
・年齢:15才(高1)
・誕生日:4月7日
・血液型:A型
・身長:160cm
・明るい茶髪(自前)
あーちゃん&えれさまのクラスメート1人目〜♪
ボーイッシュな女の子ですww 明るくてさっぱりしてる感じ^^ わたし的にはこういう友達すごくほしいですね〜ww ボーイッシュ大好きwww(ぇ
運動神経抜群です♪
特に水泳はず〜っと部活でやってます^^
賞とかもかなりとってますwww
あと本編ではかけてないんですが、美久みたいなぽわ〜っとした(←謎;)女の子が好みですwww(ぇ お気に入り的なwww←←
あとこの子は、クラスで権力強い位置に来ようと思えば来れる子^^ 見た目に限ってはちょっとチャラチャラしてるし、性格も大人しくはないんでww いや、むしろ自分の意見は主張できるタイプかもww
はい、書くことゎこれくらいですww(早っ
次は美久いきましょ〜^^♪
- 全身打撲っ・・・ww ( No.353 )
- 日時: 2010/09/27 21:23
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
今回の話は風也くんがすごくかっこよかった!
(後かわいかった!www)
えれさまの怒りっぷりが半端ないっす・・・ww
やっぱり亜弓さんのことは大事なんですね・・・。
仮にもE.C.のメンバーのえれさまに
振り投げられた風也くんが無事なのは驚きました^^;
さすが風也くんって感じです^^
- 恵玲ツェェ!っか水希ィィ!! ( No.354 )
- 日時: 2010/09/27 23:37
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: hH8V8uWJ)
こんばんはっ!!
風也が事の重大さに気付いて、駆けだすまでのシーン、風也と同じ位置から空間見た気がするくらいのめりこんでましたよぉ!
話の後半、ついに恵玲と風也が対峙する時が来たかと思いましたが、恵玲のパワー炸裂!!って感じでしたね。ホント今回の恵玲迫力凄過ぎっ。
1度風也投げただけで、手に汗握れますっ!
次回の恵玲と風也、楽しみだぁ!!
あと、キャラ絵、、、、、、、ついに、ついに来ましたぁぁ!!水kiiiiii!!(滝涙)、コメント思い浮かばない。。。。
右上のヒラヒラ、何なのかわかりませんが、僕はもう満足です。。。
何であってもいい気がします(ぉぃぉぃ!)
ま、水希の絵に描かれているくらいですから、何かハッピーになれるものなのでしょう!!
ありがとうございましたっ!!
- Re: すいませんすいませn。(( ( No.355 )
- 日時: 2010/09/28 17:16
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
名言集昨日載せるとか言っておきながら載せられませんでした…;;><
途中で寝た&途中まで書いたやつを親に消された←
が原因でして・・・・・・。
マジごめんnさい、今日こそ絶対第3弾やりまs。(
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(9) ( No.357 )
- 日時: 2010/09/28 17:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
学校を飛び出した私は、風音の住宅街をがむしゃらに駆け巡っていた。
霞んで大きく歪んだ視界。滴がこぼれないように何度も手の甲で目元をこすりながら自分の家を通り過ぎ、まだ足を運んだことが無い場所まで走り続ける。
そうでもしなければ、胸の内の様々な想いが溢れかえってしまいそうだった。ぐちゃぐちゃに乱れて、乱れ切って、自分では手がつけられなくなってしまいそうだったのだ。
廊下で風也と出くわした瞬間、色々な感情が体中を巡り巡って、自分で自分の気持ちが分からなくなってしまっていた。もちろん最初に流れ込んできた感情は、驚き。まさか本当にいるとは思わなくて、しかもああいう風に対峙するとは思わなくて、それがきっと私の頭を著しく混乱させたんだと思う。そして直後に頭に浮かんだのが、あの光景。風也とおそらくその恋人が並んで歩いていた、親しそうに話していた、あの二度と思い出したくもない光景。胸が引き裂かれるような痛みを感じたあのときの感情が、勢いよく心になだれ込んできた。そして、彼から逃げる寸前。この滅茶苦茶な状況の中でも、やっぱり胸の中心に往生際悪く残り続けていたのは――……
ポツ…
とひんやりとしたものが頬の辺りに落ちてきた。
反射的に足を止めて空を見上げる。どんよりとした今にも地上に落ちてきそうなほどに重々しい雲が、空一面を覆っている。それをぼんやりと眺めていると、再び空から降ってきた滴が手首を濡らした。
――……傘、忘れてきちゃいましたね
そこでふと辺りを見回して、今更ながら私は体を硬直させた。
明らかに知らない場所だったのだ。いつもは少々自信を持っている脚を、今ほど恨んだことはない。しかも風也のことばかりが思考を占領していたせいだろうか。爆走している間は、疲れというものを全く感じなかった。我に返った今になって胸が苦しくなってきている。
そうしてその場に突っ立っている間にも、地面を濡らす滴の量は徐々に増えつつあった。
途方に暮れた状態でまだ弱い雨にさらされていると、カツ、カツ、というヒールがコンクリートをたたく音が背後から聞こえてきた。住宅街の道路の丁度ど真ん中に立ち尽くしていた私は、邪魔かと思い端に寄りながら何気なく後ろを振り返る。振り返った瞬間、
冗談ではないか、と思った。
そこにいたのは、先日風也の隣を歩いていたあの美女だったのだ。
あまりにも驚きすぎて、涙も一気に引いていく。めいいっぱい目を見開いて、傘をさそうとそちらに意識を向けている彼女を、穴が開くほどじっと見つめていた。
私の視線に気が付いたのか、傘の留め具を外したところで美女が顔を上げる。その瞬間、私は思わず感嘆の吐息をもらしてしまった。
顎のラインが綺麗な小顔に、ちょっとつった大きな瞳。対して、小さく形の良い鼻と口。濃いめの化粧が施してあるが、きっとこの人は化粧なんかしなくたって人の目を引き付ける整った顔をしているんだろう。金のメッシュが入った明るい豪奢な茶髪は、おでこを広く開けてセンターから両側に流れ、ふんわりと顔を包むように覆っている。そしてその綺麗に波打った髪は、腰の辺りまで流れるように伸びていた。加えて、顔に引けを取らないモデルのようなスタイル。胸元が大きく開いた薄手の服にショートパンツをはいており、その露出度の高さがさらに抜群の肢体を際立たせている。
全体的に妖艶な、大人っぽい雰囲気を漂わせた人物で、年齢は20歳かその1つ2つ上くらいに見えた。
初めて彼女と正面から、しかも至近距離で対峙した私は、そのオーラと迫力に完全に圧倒されてしまっていた。
そして驚いたことに、彼女は初対面のはずの私を指さして、予想外に豪快な声音で叫んだのだ。
「あーっ! おっ前亜弓じゃーん!!」
その瞬間、艶っぽく美しい、そして大人の女性という彼女のイメージが、ガラガラと音を立てて見事に崩れ去っていった。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(9) ( No.358 )
- 日時: 2010/09/28 17:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ぽかんと口を開けて見つめるだけの私に、なぜか彼女はとてつもなくご機嫌な様子で近付いてくる。目の前まで来ると、ヒールのせいもあるだろうが、彼女がすらりとした長身の女性だということがとてもよくわかった。
「そっかあ……。お前ってもしかしてこの辺に住んでんの?」
「えっ、あ……風音、に住んでます。……ここどこか全くわからないんですけど」
口にした途端恥ずかしくなって、慌てて目を伏せる。
不思議と黒々とした嫉妬の感情は、それほど湧いてこなかった。おそらく目の前の美女から、真っ直ぐとした正直な感情しか伝わってこなかったからだろう。裏をこれっぽっちも感じさせない、言ってしまえば無邪気な声音と表情が、私の警戒心をほとんど解いてしまっていた。
突然迷子発言をした私に、彼女はちょっと目を丸くしただけで嘲るような感情は一切見せない。
「風音だったらあっちに行けばすぐ帰れるぜ。ここ暁の風音側だし」
それを聞いて、私は大いに安心した。風音と暁は隣町で、私の家はちょうど境界線近くに位置しているのだ。
ライバルに頭を下げてお礼を言った私は、そこでうつむいたまま固まってしまった。突然迷いが生じたのである。風也のことを切りだすかどうか、ということで。
不意に、今までパラパラと体に当たっていた雨粒がおさまったような気がして、私は目を瞬きながら顔を上げた。目の前の女性が傘を半分分けてくれていたのだ。
「あ、ありがとです……」
正直驚いて小さな声でお礼を言い、私は思い切って話しかけてみた。
「あのっ、お名前聞いても……いいですか?」
年上というだけで、体に緊張が生じる。しかし彼女は、にっと白い歯を見せて快く答えてくれた。
「そーいや言ってなかったな。アタシは月上有衣! 下橋に住んでる花の女子大生だぜーっ! まぁ年下の奴はだいたい“有衣ねーさん”って呼んでくるから、そう呼んで」
堂々とした口調。迷いの無い声音。自分への自信に溢れているような、そんな女性だった。それなのに、全く嫌味には聞こえない。むしろこの豪快さが気持ちいい。
やっぱり下橋の人かと思いながら、私も当然の行為として自分の名前を告げると、有衣はなぜかニヤニヤと楽しそうな笑みを口元に広げ、ひらりと手を振った。
「あぁ、知ってる。よ〜く知ってる。顔もプリ見てたからバリバリ覚えてたし」
ハッとして、ついさっき彼女が突然私の名前を呼んできたことを思い出す。そして同時に私は、「ん?」と首をかしげていた。今の彼女の台詞を幾度も頭の中で繰り返して、軽く眉をひそめる。
「どうして知ってるんですか……? てかプリって……」
すると有衣は心底意外そうに目を丸くして、さらりと驚きの発言をしたのだ。
「どうしてって……風也に見せてもらったんだよ」
あっさりと出てきてしまったその名前に肩がピクリと反応するが、それ以上に彼女の台詞自体が私の頭を混乱させる。
普通、見せるだろうか。学校の女の子と撮ったプリクラを、付き合っている女の子に……。しかも“よく知ってる”と言うほど、話すだろうか。
加えて不思議なのが、有衣の表情。すがすがしい笑顔全開の、裏の無い表情。怒りも嫉妬も、そういう感情が何一つ見えない。
風也の行動が理解できなくて黙りこくってしまった私に、彼女はさらに頭を悩ませる発言をしてくれた。
「てか亜弓、お前メール返してやれよー。まぁアイツそんな強制する奴じゃねぇから即刻返せとは言わねぇけど、さすがにあんな返ってこないと具合でも悪いのかって心配するぜ?」
「……え?」
ようやく掠れた声が漏れた。
期待が、わずかな期待が心の隅に生じ、色を失っていた頬に赤みが戻ってくる。口元に運んだ右手が小刻みに震えた。
「あ、あの……っ」
揺れる声で気を引くと、私は体中にたまっていた感情を吐き出すように、思い切って声を飛ばした。
「彼女じゃ……ないんですか……!? 風也、の……っ!」
それを口に出しただけで目頭が熱くなる。ギュッと唇を噛んで涙をこらえながら、真っ直ぐに彼女を見た。
今度は、有衣が黙る番だ。それこそ目を点にして固まってしまっている。
待っていてもなかなか返事が返ってこないので痺れを切らして口を開こうとすると、同時に有衣は強く眉根を寄せて、戸惑いを隠せないといった風に顔を歪めた。そして突然ガシッと私の両肩をつかんで真正面から私を見すえる。彼女の手から、さびしい音を立てて傘が滑り落ちた。
「彼、女って……誰が!? ……アタシがっ!?」
急に肩を強くつかまれた私は、心底驚いて彼女の焦りに満ちた顔を凝視した。勢いに押されて、こくこくと何度も頷く。
「ち、違うんですか!?」
「違うっ!!」
彼女は一瞬たりとも間もおかず、はっきりとそう言い切った。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(9) ( No.359 )
- 日時: 2010/09/28 17:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
思いっきり全力で叫ばれ、私は頭の中がフラッシュがかかったように真っ白になり、ついで一気に全身から力が抜けるのを感じた。持ち上げていた腕が、気が抜けたようにゆっくりと落ちていく。そしてさっきまで一生懸命こらえていた涙が、せきを切ったように流れ出した。本当にあの日から私は泣いてばかりである。
有衣が唖然として見つめる前で、私は両手で顔を覆ってその場にしゃがみこんだ。隣に彼女も膝を曲げて、がたがたと震える背中を優しくなでてくれる。しかしその声は、酷く切羽詰まったものだった。
「なんでっ、……なんでアタシだと思った!?」
私は促されるままに、この間見た光景を彼女に伝えた。風也と有衣が並んで歩いていたこと。とても親しそうで、うらやましいくらいにお似合いの2人だったこと。しゃくりあげながらだったので、ちゃんと通じたかはわからないが。
すると彼女はおでこに手をやって、しまったという風に「あ〜」と声を上げた。私は疑問符を浮かべて、涙でぬれた顔を彼女に向ける。有衣は本気で困ったという感じの途方に暮れた表情で、ボリュームのある髪をくしゃくしゃとかき回した。
「確かに仲は良いよ? よく遊び行くし。でもさ、そういうんじゃねーんだよ。なんつーかケンカ友達っつーか。……むしろ、姉弟(キョウダイ)みたいな?」
「姉弟……?」
予想外の単語に思わず口をはさむ。対して有衣は大きく頷いて、
「そ、姉弟。まぁあっちはアタシのこと姉貴だなんてこれっぽっちも思ってないだろうけど」
にっと再び歯を見せる。
「とにかくアタシらお互い遠慮無しなんだ、良い意味でも悪い意味でもな。思ったこと、全部言っちゃうんだよ。……そのせいでケンカ友達っぽくなっちゃってるんだけど」
ぽかんと口を開けて彼女の話を聞いていると、有衣は一瞬ためらうような顔をして言いにくそうに事実を告げた。
「……まぁ、元カノではあるけど。でもなんか恋人って感じじゃなくね?ってなった上に、周りからもカップルっぽくないって言われて結構すぐに別れたよ」
「カップルっぽくないって……」
「話してる感じからして甘い雰囲気じゃねーの、アタシら。見ればたぶんわかるよ。明らかカップルじゃねぇから」
はぁっとため息をついて有衣は勢いよく立ち上がった。私もごしごしと目元をこすってゆっくりと腰を上げる。
突然色々な話を聞かされて、頭の整理にしばらく時間がかかりそうだ。
相変わらずパラパラと降っている雨が、私の感情を冷ましていくようだった。まだ呆然としている部分はあるものの、ここ最近の中では1番気持ちが落ち着いている。
ぼうっとあらぬところを見つめる私に、ついさっきまでライバルだと思っていた彼女が、再び傘をかざしてくれた。そして励ますようにバシッと私の背中をたたくと、口端を釣り上げウインクをする。
「まっ、そういうことで、アタシは2人を応援してる側なんだぜ! いや、この前のことはマジ悪かったけどさ。ダチとしてのつもりだったから、完全に」
嬉しすぎて口元が緩むのを押さえながら、私はふるふると首を振った。
「いえ、私の勘違いですから。それに、友達と遊ぶのもダメなんてさすがに言う気はないのです」
「マジで!? じゃあアタシ、ダチとしてなら遊んでもいい!?」
私が頷いて、「でも私付き合ってないんで、こんなこと言う権利ないんですけど」と呟くと、有衣はガッツポーズついでにお腹を抱えて爆笑した。全身で笑うと言った方が適切なんじゃないかと思うくらい、大胆な笑い方である。
それを見て私もつい笑みがこぼれてしまった。こんなにも人の目を惹く美女が大口を開けて遠慮なく笑い声を上げるなんて、誰が予想するだろうか。本当に、予想を壊すように覆してくれる人である。
「ほんとお前らいつ付き合うんだよ―っ」と笑い混じりに言いながら、たっぷり1分。ようやく彼女の笑いの発作はおさまった。ちょっと名残が残っているが、乱れた息を整え、最後に大きく息をつく。
それにしても、とどこか遠くを見つめて呆れたような声で言った。
「亜弓みたいないい奴泣かせて、ほんっとどうしようもねー奴」
あはは……と空笑いで答えると、彼女は深く息を吸い込んで、
「マジ何してやがんだ! あンのバ風也――!!!」
ものすごい声量で叫んだ。
“バ風也”という呼称についくすっと笑みをこぼしてしまった私の背後で、ザッと湿ったコンクリートの地面をこする音。
「ユウ、てめぇ全部聞こえてんだよ、ボケッ」
耳慣れた声に、ハッとして思わず振り返る。
そこに、絹のような金髪から滴を滴らせ、肩で息をした、紫苑風也その人が立っていた――
- Re: Enjoy Club ( No.360 )
- 日時: 2010/09/28 17:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
花見さん>
全身打撲っ……ww 笑いましたww
たしかに他の人だったら危なかったですね^^笑
風也が好評だ〜^^
良かったです♪ 彼今回手ぇ出してないですからね(笑
えれさまの一方的なキレww笑
はいwwあーちゃん傷つけるとえれさまキレますww(ぇ
風也もキレたらヤバそうですね(爆
コメありがとうございましたっ///
ARMAさん>
えれさま半端ないですよ、ほんとww←←
絶対敵に回したくないタイプですね(ぇ
残念ながらその後のえれさまと風也は省きます!!←←
えれさまが色々話して風也が屋上飛びだしてくだけなんで、書かなくてもわかるだろう、とww(←ォィ;
すいません、私そういう省き方よくやるんです><; あーちゃんと風也のテスト勉強のやつとか;;
期待してた方申し訳ありませんっm(__)m
みぃちゃんです♪♪笑
次の麗牙のやつにもでてくるんで楽しみにしててください><!!
杏樹.さん>
いやいや、そんな謝んないでくださいっ(汗;;
第三弾もちろん滅茶苦茶楽しみに待ってますが、無理はなさらないでくださいねっ><!!
わざわざご報告ありがとうございましたーwwww
- 有衣ねーいいなぁ! ( No.361 )
- 日時: 2010/09/28 19:25
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
>期待してた方申し訳ありませんっm(__)m
とんでもないですっ。
続き読んだら、確かにあの後を書いたら間延びしてたかもなーって気がしましたよぉ。
にしても、今回は3つに分かれるって、長っ。。。でも相変わらずその長さを感じずに、一気読みできてしまうのが恐い(ぁ、"凄い"です...)。
あと、有衣ねーさん、いい奴じゃないですか!!笑いと泣きを同時にしてしまいました。
有衣に名前叫ばれて、イメージがガラガラと崩れていったシーンなんか、亜弓の日ごろからの痛ましいキャラが見事にマッチしてかなり面白かったです!
それと、ねーさん前回登場したときよりも更にサバサバ感が強烈になってて、今までのドロドロした雰囲気を一気に吹き飛ばしてくれましたねっ!!、、、、、有衣x-20とか書いてた自分がかなり愚か、、、、
ってことで、投票予定は、、、、、
水希x2!、有衣x1!
一人3票ってマジきついなぁ。。。。。
では、またっ!
- Re: Enjoy Club杏樹.的E・C名言集3!!3!! ( No.362 )
- 日時: 2010/09/28 20:32
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
*―――*。*Enjoy Club 名言集3*。*―――*
ぇー、皆さんこんにちは、杏樹.でーs(
よし、ついにきました3!!すりーです、すりー。((
って事で、今回は第3弾ですっ!!ふh(
*―――――――――*
?「…90前後」
「――はい!? ちょ…っ、不良の肩書きどこ行ったんですか!」
私もあーちゃんと全く同じ事思いましたwwww←
?「私だけだって、信じてたのです……!!」
っううううう!!あーちゃああああん!!!←
ジーンときましたあああ、この台詞ぅ・・・。((
ってか、この台詞マジやばいって!!←←
?「あんた泣かせたの、誰……!?」
っう(ry …心強いなぁ、いいなぁ…私もこんな友達ほしぃ…えれさまああああああ!!((
?「お前もう17!?」
「え!? いくつだと思って……」
「……13」
「それオレが下橋入った年!」
ここ!!ココ!!風也可愛い!!!マジ可愛いっ!!!←←
?「はぁっ、なんか思いっきり投げたらスッキリしたーっ」
「ざけんな、てめぇっ。危うく全身打撲になるとこだったじゃねぇか!」
なぜかこのかけ合い、笑えたwwwwww←
?「彼女じゃ……ないんですか……!? 風也、の……っ!」
あーちゃn…ココ読んでたら、泣けてくる…ぁあ…
あーちゃあああん!!
私とえれさまが傍にいるy((←お前はいらない。えれさまだけでいいかr。
?「マジ何してやがんだ! あンのバ風也――!!!」
バwwwwwwwかwwwwwwざwwwwwやwwwwww←
大爆笑wwwwwwww多分、杏樹.史上最大の大爆笑でsww((
とー……第3弾、終わりですwww
あ、これ第4弾もあr…((もうやめt。
第4弾もつくりますよwってか何弾でもつくりまs(
この名言集を読んでくださっている友桃様、そして皆さあああん!!←
ありがとうございますwってかこんなのつくっちゃって本当に良かったのか…マジありがとうございますwww←
- Re: Enjoy Club ( No.363 )
- 日時: 2010/09/28 21:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ARMAさん>
有衣ねーさんくると全部吹き飛ばしちゃうんですよねー(笑
でも今回はだいぶ吹き飛ばしすぎた感が;;←←
有衣ねーさんやりすぎーっ><!!(ぇ
あ・みぃちゃん票増えたww笑
杏樹.さん>
タイトル3が連呼されててなぜか爆笑しましたwww←
まさか今日の分も入れていただけるとわ!!!
ありがとうございますっm(__)m
でわ細かいコメゎ次に。。。
てかみなさん、名前の由来とかあるんですか?
ふと思った疑問……><
- Re: Enjoy Club杏樹.的E・C名言集3!!3! ( No.364 )
- 日時: 2010/09/28 21:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
第3弾へのコメです♪
?あーちゃんの反応は正しいですww笑
でも一応風也が頭がいいのには理由が……。あ・いや、ぶっちゃけあってもなくてもどっちでもいい感じなんで深くは考えないでください><
そのうち本編で出せると思います^^
?あんなに仲良かったら、たいていの人は思いますよね、私だけだって><泣;
?いいですよねーww いざってときに味方になってくれる友達www
こんなキレてくれたら感激しますよねっwww(←何;
?実はここ気に入ってますww(ぇ
てか風也と功の会話が好き><///←←
?風也ってツッコミなのかなぁ……(←ォィ;
そして最近若干やられキャラ気味な風也(爆笑
そういうキャラにしたつもりは全くないんですけどww←
?よかったねー、あーちゃん♪♪
あとは風也と仲直りするだけだ!!(ぇ
杏樹.さんが傍にいてくれたらあーちゃん泣いて喜びますよwww←
?言わせたかった……っ!!!
一回でいいから有衣ねーさんにバ風也言わせたかった……っ!!!笑←
てか風也……、アレ? ヤラれ??(←ォィ;
次も作ってくださるんですかっ!!?
まぢどんどん作っちゃってくださーい><♪♪←
あ・でも次は話進んでからになりそうですね(笑
お礼を言うのは私の方ですよー、杏樹さんwwwww
読者の方が企画をやってくれるなんてほんっとにうれしいです////
ありがとうございますっ><!!!www
- 誤解が解けてよかった^^/ ( No.365 )
- 日時: 2010/09/28 23:02
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
いやいやまさかあのタイミングで
有衣さんと亜弓さんが接触するとは・・・!
(正直意外でしたっ・・・><)
そして雨に濡れた風也・・・!
見てぇえええええええええええええええ!!!!///
(変態やないかーい^^;)
風也だったら絶対かっこいいよね^^
だって水も滴る良い男だもん!
有衣さんのキャラが好きですね〜b
女子が憧れる感じ?っていうか^^
亜弓の恋!
私も応援しますっ!!><
- あっ!第3弾だ ( No.366 )
- 日時: 2010/09/29 08:00
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 45QnB5qh)
どうも、夕方に本編のコメして、寝る前にも一度読み返そうと思って来たら、第3弾が上がってるじゃないですかぁ!
なんか、全部名台詞になっちゃいそうですよねー。(笑)ECならありえますが、、、、。
今回も傑作選ですね!!お気に入りを幾つか、、、
?敬語キャラの亜弓が、らしくない言葉の乱れを見せたところが微笑ましぃー。
風也はそのうち点数じゃなくて偏差値があんなになってたりとか、、、、って一瞬考えてしまった。。。。そしたら風也マイナス票かなー(笑)
?きっかけの出来事が良いことか悪いものかに関わらず、泣けるシーンの盛り上がりかたが激しい!!
亜弓の声が聞こえそうに思えてきます......。
?マジしびれました。。。普段はしゃぎ過ぎな恵玲が、こんなに頼もしく見えたのには感激でした!
?ごくたま〜に、弟が妹に向かって言ってますね。
やりとりがあまりに似てたのでかなり大笑いしました!!
?これいかにも恵玲ってとこでしたね!でも今はこのキャラ有衣姐ェさんかも知れない。。。投げないだろうけど(笑)。
つか、普通全身打撲か脳挫傷な気が...?風也一言二言で流せるのがスゲー。
?確かにここは今までで一番笑えた!!!
あ、これで締めなんですねー!
まさしく名台詞集ですねー!
最高っ、素晴らしいです!!!(笑笑笑)
- 由来聞かれてるのスルーしてた... ( No.367 )
- 日時: 2010/09/29 08:07
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 45QnB5qh)
スミマセン、タイトルの通りです.....。
あ、僕のは聞いてないですか....?
ですが、一方的に書いてしまいます。
今はまってるゲームのタイトルそのままいただきました。ちなみにPCのシューティングゲームです。本来は"2"がつきます。
読みは"アルマ"、ラテン語で"武器"だそうです。(wikipediaより)
かなり、聞かれていないこと書きまくってしまった.....。
- Re: 参照1500−♪へへh( ( No.368 )
- 日時: 2010/09/29 14:13
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
どもっ、さっきの杏樹でs(
参照1500突破しましたねっ!!マジ嬉しいです、私!←
…まぁ、1500回目を踏んだのは私だと思…←←
- Re: Enjoy Club ( No.369 )
- 日時: 2010/09/29 16:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
花見さん>
有衣ねーさん突然でしたもんね(汗;
あ・でも一応あそこにいた理由はあるんですよーww あーちゃんと会ったのは偶然ですけど^^;
たしかに!!!←
たしかに見てみたいっwww(ぇ
水も滴る良い男ww笑
有衣ねーさんゎ女の子にもてるタイプですよねwww
もちろん一目惚れする男の子もたくさんいるでしょうけど、話した瞬間圧倒されて引くと思います(笑
しかもケンカ強いから絶対怖い(爆
ありがとうございます〜♪
あーちゃんの代わりにお礼をww
コメありがとうございました^^
ARMAさん>
なるほどーwww
武器……!!笑
杏樹.さん>
ありがとうございます><!!!
1500wwww 嬉しいですねーwww
杏樹さんの方のキリ番もたぶん私が踏みましたww笑
みなさま>
次ふたつに分かれます><
それでですねー
なんか最終話みたいな終わり方になっちゃったんですが、決して最後じゃないんで!! てかまだ一章すら終わってないんで!!(爆
お気を付けください。。。(ぇ
あ・あとほんとは3章までの予定だったんですが、たぶん減らしまくって2章にすると思います;
ぐだぐだになりそうなんでww(←ォィ;
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(10) ( No.370 )
- 日時: 2010/09/29 16:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
サ……という涼しげな柔らかい音とともに、地面を打つ滴の量が急激に増加する。まるで有衣の叫びに反応したかのように、突然強くなった雨足。今まで生ぬるかった空気が一気に冷却されたようにさえ感じる。水玉模様になっていたコンクリートの地面も、あっという間に黒く湿っていった。
傘を持っている私達はまだいい方だ。バチバチとその表面をたたく雨音が耳にうるさいだけで、まともにかぶらずに済んでいる。ただコンクリートを跳ね返る大量の滴が、膝から下を派手に濡らしてくれるだけだ。
しかし、と私は数メートル先にいる人物に意識をやる。
風也も私と同じで傘を学校に置いてきてしまったのだろう。肩で息をする彼を大量の雨粒が容赦なく打ち、ワイシャツとズボンは完全に水を吸い込んで変色している。いつもはサラサラと風にそよいでいるショートカットの金髪も、シャワーを浴びた後のように濡れて重みを増していた。目元を覆った一束の前髪から滴が下がり、やがて地面へとあっけなく落ちていく。普段から色艶の良い金髪が、今はさらに拍車をかけて輪を描くように白く光っていた。
頬に張り付いた1本の金糸を鬱陶しそうに手でよけて、風也は目を細めながら空を仰ぐ。ぼそっと不機嫌そうな声音で言った。
「……雨強くしてんじゃねぇよ、ユウ」
唐突にしかも随分と滅茶苦茶なことを言われた有衣は、彼の台詞に食いつくように反論する。
「意味わかんねぇよっ。なんでアタシなんだし!」
「お前が空に向かって変なこと叫ぶからだろ」
「いやいやいや、そんなんで雨降られちゃたまんねぇって」
有衣が真顔で勢い良く首を横に振る。
私は風也の意識が彼女にいっていることをいいことに、その間中ずっと呆けたように彼の顔を見つめていた。
すると隣にいる有衣が私と風也を交互に見て、困ったように前髪をかきあげた。
「アタシとりあえずここは去るけど、お前ら傘どーするよ」
あ、と思わず声をもらし、私は彼女を振り返って首を横に振る。私達に貸したら彼女の分がなくなってしまうだろう。風也も「いらね。邪魔」とぞんざいな口調で即答し、それに対して彼女は「はいはい」と言って口元をニヤつかせた。
くるっと私達に背を向けて、有衣はひらひらと適当に手を振る。
「んじゃ、風也ん家顔出してくるわぁ」
彼女の言葉に、風也はハッとして申し訳なさそうに眉を下げた。「それでこんな所にいたのか」と何やら納得したように呟き、彼女の背中に真剣な声音でお礼を言う。有衣は大丈夫だ、とでも言うように軽く手を上げて、そのまま堂々としたどこか優雅な足取りで去っていった。
再び雨を直接浴びながら、私はハイヒールの音がだんだんと遠ざかっていくのを、とても心細く思いながら聞いていた。
- Enjoy Club 第5話『不確かなもの』(10) ( No.371 )
- 日時: 2010/09/29 16:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
後ろ姿が見えなくなっても尚、彼女が去っていった方向、つまり風也と逆側を振り返ったまま、私は動けずにいた。ここで前を向けば、確実に彼と視線がぶつかる。私達2人しかいない状況で、それは耐えられない。
このよくわからない心境に、私自身酷く戸惑っていた。
だってもう、彼を避ける理由なんて何もないはずなのだ。あの美女が彼女の恋人だなんて私の単なる誤解で、つまりは元の状態に戻っただけのことなのである。以前みたいに2人並んで歩いて、他愛のない話で盛り上がって、一緒に勉強して、何でもないことで笑いあって。そういう関係に戻っていいのだ。大好きな彼の優しさに触れても、いいのである。
――本当に?
本当に元の状況に戻ったと言える――?
彼に裏切られたと勝手に激しく傷ついて、メールも返す気にはなれず、その上久し振りに顔を合わせていつも通り接してくれた彼から、私は逃げた。怖くて、彼と目を合わせるのが怖くて、つらくて、胸が震えて、何も言わずに逃げ出してしまった。彼がまだギリギリのところでつないでおいてくれたはずの何かを、私は浅はかにも断ち切ってしまったのである。
何の事情も知らない彼を心配させて、不安にさせて、そしてきっと深く傷つけた。前みたいに私のことをあたたかく迎えてくれるなんてこと、あるはずがないのだ。それだけのことを、私はした。
唇を噛み、体の脇の両手で強くこぶしを握る。
ひんやりと冷気が包む私の体を、ますます大降りになっていく雨が追い打ちをかけるように冷やしていく。顔から血の気が引いていくのは、果たして何が原因なのだろうか。
パシャ、と水たまりを踏む音がして、私は肩を震わせた。1歩、また1歩と気配が近付いてくる。彼の、気配が。
あと2、3歩という距離まで近付いたところで、私はスローモーションのようにゆっくりと視線を前に戻した。雨に全身を濡らした風也が目の前に立ち、じっとこちらを見つめていた。
彼の瞳を見た瞬間、何かが激しく私の心を揺さぶり、冷え切っていた体が一気に熱を帯びていった。胸が、熱い。
「――亜弓」
望んでいた、心の隅でもしかしたらと期待していた、優しくてあたたかい声。以前と同じ、大好きな甘い声。
一筋の涙が雨粒に混じって頬を伝っていく。
心の中を覆い尽くしていた濃密な不安が、霧散して消えた。
「まぎらわしいことして、ごめん」
心の底から悔やむ声。彼は何も悪くないのに、こんな顔をさせて本当に最低だ。
私はせめて少しでも安心させようと、涙をこらえて無理矢理微笑む。口元が震えた。
それを見て、風也もようやく表情を緩めた。そして私が口を開こうとした瞬間。
ふっと一瞬体が持ち上がる感覚とともに、全身がぽかぽかとあたたかくなった。雨の冷たさを感じない。感じるのは、じんわりと体に染み入る優しいぬくもりだけ。
抱きしめられている、と気が付くまでにやや時間がかかった。背中に回されている腕に、頬を押しつけている彼の体に気が付いて、瞬間全身が硬直する。自分の心臓がものすごい速さで音を立てるのが分かって、さらに頬が火照った。
背中にある彼の手に、力がこもるのが分かった。
「失ったかと思った、本当に……」
至極近くで聞こえる彼の声が、わずかに震えている。耳元で囁かれているような声に私は心が震えて、ギュッと彼の服をつかんだ。
「いつの間に、こんなに大事になっていたんだろうな。……いつの間に――」
抱きしめる腕に、力がこもる。
「こんなに好きに、なっていたんだろうな」
私は彼の胸に頬を押しつけたまま、目を見開いた。周囲の雨音がサー…と頭の中から引いていく。無音の世界で、私は身動きが取れずに固まってしまった。
――……今……何、て……?
不意に彼の体が離れ、両肩に手が置かれる。呆然としている私の目を、彼は真正面から見据えた。その眼差しは今までのどの時よりも真剣で、まっすぐで、とても綺麗だった。
一呼吸置いて、風也はこう言い放った。
「好きだ、亜弓……!」
絞り出すように、しかしはっきりと。
彼から目がそらせない。否、そらしたく、ない。
「お前との時間大切にしたい。もう、今回みたいなことは二度とごめんだ」
一拍、間をおいて、
「受け取って、くれるか……?」
時が、止まる。
直後、一気に彼への愛情が胸の内からあふれ出てきて、全身を満たしていった。涙が、止まらない。
「私、も……」
滴に濡れた顔で、めいいっぱいの笑顔を見せる。
「私も大好きです、風也のこと……!」
彼の顔が喜びに包まれるのを見て、私は最上級の幸せを味わっていた。
最後にもう一度抱きしめてくれた時の彼のぬくもりを、私は一生忘れない……。
- Re: 杏樹を抱きしめてくだs(黙れ黙れ。 ( No.372 )
- 日時: 2010/09/29 16:41
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ひぃっ、く…ぅ、←
杏樹…目から汗が…。((
っ…良かったね、あーちゃぁぁぁn!!
まぁ、杏樹のあーちゃんなんで。風也には渡さないんd(((殴蹴殴蹴。←
ってか風也ああああ!!←
杏樹を抱きしめてください(黙れ
…杏樹を抱きしめt(黙れ
杏樹を抱k(黙れ
杏樹を(黙れ
杏樹(黙れっつーの。
……さーせn。半分反省してまs。さーせn。((逝け
ってか、EC漫画化しないかなあ…。((((((あの、
ぇー、今回は史上最高に暴走したコメントになってしまいましt(
では、杏樹退場bb(((((二度と来るな★←
- Re: Enjoy Club ( No.373 )
- 日時: 2010/09/29 16:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
第5話終了です〜♪
よしっ、しばらく恋愛物から離れるぞー><!!!(ぇ
てか第5話(10)、「蕾(byコブクロ)」聞きながら打ってたらちょっとヤバかった(←何が
あと?
全然関係ないんですけど、有衣ねーさんゎ「じょいふる(byいきものがかり)」をノリノリで熱唱してるイメージwww(←どんな
- Re: Enjoy Club ( No.374 )
- 日時: 2010/09/29 20:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
杏樹.さん>
爆笑しちゃいましたwww(ぇ
この話の後に「杏樹のあーちゃん」とか勇者ですよねwww(笑
まぢで風也に殴蹴殴蹴されちゃいそうですよ(爆←
風也に抱きしめられたらヤバい!!www←←
あーちゃん幸せものだぁ♪
またいらっしゃってください^^
コメありがとうございましたーっm(__)m
- うわぁぁぁ!!><泣)) ( No.375 )
- 日時: 2010/09/29 20:25
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
ううっ……泣けますね><
あーちゃん、良かったねーーーーー!!
……と叫びたい私。←
てか、友桃さんどうしてそんなに文章書くのがお上手なのですか!!?
ほんと、コツを教えてほしいですっ……!!ww
- Re: Enjoy Club ( No.376 )
- 日時: 2010/09/29 21:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜. さん>
なっ、泣けますか……!?
よかったです……っwww(ホッ
山場書くときって緊張するんですよねー、すごく><;;
いやいや(汗;
全然うまくなんかないですっ><!!
コツー…
確か最近同じことを杏樹さんに聞かれてコメしたような……(←ォィ;
今日か明日、麗牙のキャラ絵あげるかもですwww
- 何より表現がうまいです>< ( No.377 )
- 日時: 2010/09/29 21:41
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
山場書くとき緊張するのはよくわかります。←本当かよ。w
文章の表現がうまくてっ…!!><
私も見習いたいです。w
おお!! 麗牙のキャラ絵!! 初のお人数では? いや〜、早く見たいですね〜><ww
- Re: Enjoy Club ( No.378 )
- 日時: 2010/09/29 22:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜. さん>
山場ゎいつも失敗しそうで怖いんですよねー><;
そこまで盛り上げてきた雰囲気をぶち壊しちゃいそうで……
で、案の定有衣ねーさんがぶち壊してくれたんですけど(←ォィ;
私のなんか見習ったらヘタになっちゃいますよー(汗;;
てか朱雀さんほんとうまいのに……っwwwww
いつもすごいなぁwwwと思って読んでます!!!
そうですね^^!!
初めてですっww 4人かなww
ふたつあるんで、片方だけまず上げたいと思います><←
あ・でもたぶん夜中か明日。。。
- Re: Enjoy Club ( No.379 )
- 日時: 2010/09/29 22:21
- 名前: ひろあ (ID: wVDXtEbh)
風也〜〜〜〜〜〜〜☆
やぁーーーーーっと、
くっついてくれましたね♪
あぁ・・・・・・
亜弓になりた・・・(死ねッ
- 風也がっ・・・! ( No.380 )
- 日時: 2010/09/29 22:46
- 名前: 花見 (ID: 7GPkHSud)
読んでるうちにすごく幸せになってきましたぁー><
風也くんが抱きしめてくれた亜弓視点の感触が
バシバシッと伝わってきましたぁ^∀^www!!
それにしても有衣さん・・・良い人だぁ・・・^^
あまりに気が利きすぎて涙が・・・(涙点がずれてる)
とりあえず2人はつながりましたね。^^
よかったです!
(町田さん・・・・・)
あと私が気になっているのは
えれさまと亜弓さんの関係ですね・・・。
影晴様も気になります・・・。
E.C.のメンバーが色々やるところもみたいなぁ〜^^
- Re: Enjoy Club ( No.381 )
- 日時: 2010/09/29 23:09
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ひろあさん>
コメありがとうございますっ///
本当にやっとってかんじですww笑
いったい何ヶ月経ってるんだろう……(爆
私もあーちゃんになりた…(←黙;
花見さん>
なんか嬉しい言葉がいっぱい……!!www←
ありがとうございますっ><wwww
有衣ねーさんいい人ですよー♪←←
てかそこで泣きますか!!(笑
町田……っ!!!
町田どんまい……っ(爆笑←
そうですねーww
まだE・C関係がかなり残ってるんでwww てかタイトルからしてE・Cのことメインにしないと;;(←ォィ
次からE・Cバンバン出てきますよー♪
しかも次の話もかなり山場ですwww
一章に山場固めすぎたーっっ><!!!!(汗; 二章不安です。。。(ぇ
コメありがとうございました〜(^^)v
- 泣泣泣泣泣泣 ( No.382 )
- 日時: 2010/09/30 16:54
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
(泣泣泣泣泣)もう感無量です。。。。
ECすばらしいハッピーエンドでした..(ぉわらせるなょ!)
この回を読むのに生命力を全て使い切ってしまったようです。。。。。
とてもテンションは高いはずなんですけど、コメ書く気力が,,,,スミマセぬ。
次回からはECですねっ。かなり期待しています!!
iPadとか、最近発表されたGARAPAGOSのようなブックリーダーで、ルビ付&縦書き&文庫の書体で読んでみたいなぁ!!
誤字があったので、修正しました。
(誤)しまった金です
(正)しまったようです
- Re: Enjoy Club ( No.383 )
- 日時: 2010/09/30 16:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ARMAさん>
これもうエンドですよね(爆
なんかもう終わっていい気が……←←
でもぶっちゃけてしまうと、私恋愛物かくの苦手なんで(とくに精神的に(ぇ))もう少し別分野の話をつづけさせてください。。。><
恋愛物ゎちょっと疲れたんで、はい、6話でゎあんまり書かないかm……(←黙;
私も生命力使い果たしました←
てかたぶん5話展開速かったと思うんですが、それはアレです、作者のエネルギー切れです←←
これ以上ベタベタな恋愛物に耐えきれなかったっていう……(←ォィ;
E・Cww なつかしい響きwww(ぇ
がんばりますっ♪
コメありがとうございましたー^^
- =キャラ絵= NO.7 ( No.384 )
- 日時: 2019/06/29 22:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1181.jpg
きた――っwwwww←←
私の愛する白波のキャr…(黙;
いえ、麗牙光陰のキャラ絵ですwww ひとつめww
たぶん二ヶ所ほど見覚えのある部分があるでしょうが、気にしないでください^^
白波の拡大版いつかのせようかn…(黙;
白波の貴重な微笑、お楽しみくだs…←←
- Re: どもっ!!『この杏樹がすごい!』大賞の杏樹.でs(黙 ( No.385 )
- 日時: 2010/09/30 17:10
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
きた―――――――っ!!←
2ヶ所ほど見覚えのある部分、発見しましたww←
ってかマジコレ、ポスターにしたい…っ!!部屋中(床を除くwww←)に貼りたい…っ!!wwwww
Σ白波が…拡大だとっ!?((あの。
白波拡大版、超見たいんですけdwwwwww←←
- Re: Enjoy Club ( No.386 )
- 日時: 2010/09/30 17:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
杏樹.さん>
私も白波の拡大版みたいでs…←
そのうちのせますよwww
いつになるかゎわかんないですけどww←
あ〜
あーちゃんがとうとうお嫁に…(←黙;
- Re: Enjoy Club ( No.387 )
- 日時: 2010/09/30 19:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
おしらせですー^^
友桃はわけありで10月から突然忙しくなります><;
なんで更新も遅くなります。少なくとも今までみたいに毎日一話更新っていうのゎ不可能です、絶対ww←
ですが、ぼちぼち書いていきたいと思いますので、見捨てずに読んでくださるとうれしいです><!!
てことで、報告終了〜♪
誰かシーン人気投票入れてくれないかなぁwwwww←←
- Re: Enjoy Club ( No.388 )
- 日時: 2010/09/30 20:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
今日ゎ本編更新できないんで、ふと思いついたネタを。。。(ぇ
スルーしちゃっておっけーですww
=第5話(10)その後=
風也「雨……やべぇな」
亜弓「ていうか私、先生の呼び出しすっぽかしてきちゃったんですけど」
風也「……あ」
亜弓「アレ、確実に追試の話なんですよ。やっぱまずいですよね?」
風也「……留年決定だな」
亜弓「……っっ」
風也「まぁそん時ゎ責任とってオレも留年するから安心しろ」
亜弓「さらりと言わないでください、そういうことー!!」
あれ、変なオチになってしまった;;
むしろオチてない(ぇ
てか台本小説初めて書いたかも、私。。。(笑
お目汚しすみませんでしたーm(__)m
- Re: 修学旅行で・・・((だからやめろって。 ( No.389 )
- 日時: 2010/09/30 20:43
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ねぇあーちゃん。ねぇ、風也。←
お願い、私も一緒に留年するから仲間に入れてえええ!!
そしてあーちゃん、杏樹と結婚してええええっ!!
そして風也、杏樹の事抱きしめてえええっ!!
…さーせn。けどこの?の言葉、修学旅行先で叫びたい…マジでww山の頂上で叫びたいwwww←
(杏樹は10月中旬に修学旅行に行くのですbbv*)
『あーちゃん、結婚してえええ!!』
『風也、杏樹を抱きしめてええ!!』
マジで叫ぼうかな…wwww←やm。
- 白波く〜〜〜〜ん!!(思いっきり叫んでしまった私。) ( No.390 )
- 日時: 2010/09/30 21:16
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>378
有衣ねーさん……ww
あーゆう性格憧れますww 場の雰囲気盛り上げてくれそう。ww
友桃さん!!
お世辞はおやめください。私なんてまだまだですよ><
友桃さんに褒められるだけで一生分の幸せ味わっちゃいます。(調子のりすぎっ!!)
麗牙のキャラ絵、もうひとつもあるんですか!! 楽しみです♪
白波く〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!
かっこよすぎです!
いつかあなたを婿にs(黙れ!蹴&殴
- Re: Enjoy Club ( No.391 )
- 日時: 2010/09/30 21:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
杏樹さん>
叫んでしまえwwww(ぇ
あーちゃんと風也の顔思い浮かべて全力で叫べば2人に届きますょっ←← (※遥声)
(朱雀*@).゜. さん>
叫びましたかwww
もうひとつの楽しみにしててください^^♪
確かに場は盛り上がりますねwww
カラオケとか行ったらヤバそう。。。笑
私なんか朱雀さんからコメいただけるだけで一生分の幸せを…(←黙;
いや、まぢですwwww←
おっ!!?
初の白波婿宣言!!!笑
- お!、麗牙だ! ( No.392 )
- 日時: 2010/10/01 00:05
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: KnqGOOT/)
麗牙のポスター(?!)あげていただけたんですね!!
ちゃんと水希いるし!!
......水希と恵玲、ポジションチェンジしたほうg(狙撃...死)......。
台本小説っていうんですか、ツか台本ですね、これは(笑)
この後に、「カットカットぉぉ!!亜弓ちゃぁん、最後のセリフそんなに楽しそうに言わないでぇ!」とか、メガホン持った中年の監督が言ってそうだぁ!
ぁ〜、あんまり想像すると、あの時の感動がマジで消えそうなんで、この辺にしときます。。。
忙しくなるそうで、無理はくれぐれもなさらぬよう、お気を付けください。
更新を待つ間の
真綿で首を絞められるような時間が
ちょっと、長くなるだけだから..........by夜ゑ
では、また!!
...ホント無理なさらないでくださいね(笑)
- Re: Enjoy Club ( No.393 )
- 日時: 2010/10/01 18:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ARMAさん>
次の麗牙、まだ見せてないみぃちゃんなんで楽しみにしててください♪
台本小説書けません><
おもしろくできない(泣;
てか続き書きてぇ〜っ!!!(叫←←
みなさま>
今、今後の展開を構想しなおしてるところですww
この前次の6話も山場って言いましたが、変更する可能性大ですww(ぇ
あとまた改めて報告しますが、書き方も試しに変えてみる可能性もあるんで、そのときは温かく見守ってやってください。。。←
- こんばんは〜 ( No.394 )
- 日時: 2010/10/01 23:55
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: KnqGOOT/)
レスありがとうございますっ!!
>そのときは温かく見守ってやってください。。。
構想変更も書き方変更あっても、熱視線送りつつ見守りますっ!!
ジィィ---------------------->(水k)w
、、、、、、、、、、、あ、す、スミマセん。
次回、見たことないみぃch.......(無理っ、僕にはこの呼び方、恐れ多くてできない)。気ぃ取り直して...
見たことない水kが見られるとか書いてあったので、つい....違うところを...(汗)
次回から始まるEC編、楽しみにしてまーす!!!
- ハッチしゃnさんへww← ( No.395 )
- 日時: 2010/10/02 23:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
このスレ見てくださっているかわからないんですが。。。(汗;
ハッチしゃnさんのほうにコメできないんで、ちょっとここで……><
とりあえず文章力に磨きをかけるっていうのは大賛成ですっ!! まぢで応援してますっ!!!
なんですが。
ハッチしゃnさんロックかけたじゃないですか?
アレ来年まで放っておくと流されちゃうと思うんですよー>< 最悪無くなっちゃうんじゃないかと(汗;
あの、もし一時的にロックかけた、とかだったらおっせっかいなことしてごめんなさいm(__)m
でも、ハッチしゃnさんの小説、来年更新する前に流されちゃうんじゃないかと不安で不安で(泣;←
もしロック解除していただければ、私が時々あげるとかして過去スレにいっちゃうの防ぐこともできるんで(もちろんハッチしゃnさんがお嫌じゃなければ)
なんかほんとおせっかいごめんなさい><
これ見てくださっていることを祈ります!!!
- いろいろ報告〜 ( No.396 )
- 日時: 2010/10/03 08:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
?えっと、まず書き方ゎ変えないことにしました><
ほんとは一人称と三人称ごっちゃになってるのを直そうと思ったんですが、時間と私の技術の問題でムリです(泣;
もし次新しい話を書く機会があったときに全部直しますっ^^
とりあえずEnjoyClubはこのままの書き方で行くっていうことで。。。
ARMAさん、わざわざ返信ありがとうございました^^
?あと、話長いんでもう少しコンパクトに行こう!!と思ったんですが、
残念なことにけずれるところがありませんでした(爆
やっぱり3章いきそうです><
長くてごめんなさいっ;; そして色々ごちゃごちゃとごめんなさいっ(泣;
中だるみしないように頑張ります!!!
?鑑定っぽいやつで、タイトルを本編のとコメの区別付けてほしいと言われました!!
これに関してはみなさんほとんどの方が色々なタイトルをつけてくださっているんで問題ないですww(てか私のタイトルがまぎわらしいだけ←)
この先もタイトルをつけるとき面倒くさいでしょうがタイトル変えていただけるとうれしいですwww(「こんにちわ〜」だけでも全然おっけーなんでwww)
ほんと長文すみません……
色々決まったんで、今日からまた本編書きます^^
あ・忙しいのは変わらないんで不定期でww
よかったらまたいらっしゃってください♪
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(1) ( No.397 )
- 日時: 2010/10/03 14:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
分厚い大型の本と膨れ上がったファイル、そして黄ばんだ光沢の無いノートに埋め尽くされた本棚。それらに囲まれた屋敷のある一室で、闇組織E・Cの長である大崎影晴は紙の束とにらみ合いを続けていた。
かれこれもう10時間。使い古した机の上には実験結果などを記したノートや参考にした本がうずたかく積まれ、今にも雪崩が起きて埋もれてしまいそうだ。あの古びた本独特のにおいが、むせかえるほど部屋に充満している。
そんな中でも、影晴は実に機嫌が良さそうに口元を緩ませていた。
1歩外に出れば痛みを感じるほどの日差しが照りつけているのだが、この屋敷は全館冷房完備。実に心地が良い。加えて、彼が人生をかけるほどの異常な執着を見せる実験関係の冊子に囲まれているのだ。これを幸せと呼ばずに何をそう呼ぶのだろうか。
ノートのページを1枚めくり、紙を真っ黒に埋め尽くす文字を隻眼で追っていく。教科書では触れられもしないような難解の数列や化学式が整然と圧力を伴って並んでいるのだが、彼はそれくらいでは動じない。むしろ胸の内の興奮が高まるくらいである。常人が見ればただの象形文字にしか見えないようなこれらの文字を、一度読んだだけで全て記憶する自信さえあった。
驚くべきスピードで次々とページをめくっていた影晴は、部屋のドアをノックする音でノートから目を上げた。右目を覆う黒髪がわずかにはねる。習慣と化した流れで“透視”の能力を使い、ドアの向こうにいるのが予想通りの人物であることを確認すると、彼は入室の許可を出した。
不気味なほど物音1つ立てずに入ってきたのは、長年彼の助手を務めてきた天銀である。背が高く、外見はまだ若い。前髪はわずかに目にかかる長さで、全体的にやや長めの髪はちょうどよい具合に癖が付き、まるでセットしたかのような髪型である。暗い茶髪は毛先に行くほど徐々に色が濃くなっていき、最後の方はほとんど黒に近い色だった。比較的綺麗な顔立ちをしているのだが、その無気力な精気の無い瞳のせいであまり周りから気付かれない。私服と化しているスーツはシンプルかつオーソドックスなデザインで、特別しっかり着こなしているわけでも着崩しているわけでもない。ただ何となく羽織って何となくボタンを閉めてきた、という感じだ。
対してスーツをオシャレに着こなしている影晴は、天銀が手にしている紙束に気付いて、顔にじわじわと笑みを広げていった。
機械的な動作でわずかに頭を下げた天銀が、ゆっくりと影晴のいる机に近付き手の中のものをあっさりと置く。そして子供のように目をらんらんと光らせる影晴に、声変わりした抑揚のない声で告げた。
「実験成功だ」
影晴は思わず手元にあったルーズリーフをグシャッと握りつぶした。爆発するような歓喜に全身が震えた。
ゴミと化したルーズリーフを机の上に転がして、天銀が持ってきた紙束にかみつくように飛びつく。興奮のあまり破きそうになるのを全力でこらえながら、天銀がまとめてくれたデータをもらすことなく頭に刻み込んでいった。
その紙の1行目には、“能力解除の実験レポート”と書いてある。もちろん彼らは能力解除をする気など毛頭ない。ただ今後自分達にとって厄介な能力が現れたり、厄介な人物が能力を有した時のための必須の対応策なのである。この薬品はなかなかに開発が難しく、長年苦労してきたのだ。実験成功のために、天銀の2つあった能力のうち1つが犠牲になっている。
これでとりあえずは安心だと影晴は紙束を置き、流れるような動作で右目を覆う真っ白な包帯に手を当てた。この右目の傷は昔実験中に負ったものだが、それも皆報われるというものだ。
安堵の息をついて、影晴は身じろぎもせずにその場に待機している天銀に視線を戻した。
「君の弟くんからの情報は入っているかい?」
「いや、何も」
淡々と、眉毛一つ動かさずに答える天銀。
影晴は頷いて、世間話をするかのような口調で言った。
「そうか……。ようやく準備も整ったかな」
初めて能力者を生み出す実験に成功したのは、そう、27年前。あの日あの時に、影晴と天銀は自ら薬品を飲んで、能力をその身に宿した。あれ以降も怠けることなく実験を続け、その7年後には微量ではあるが偶然の産物として“不老”の薬を生み出しまでしたのだ。とはいえ決して不死の神になったわけではない。年を取らないのは外見年齢だけであり、寿命はごく普通に存在するのである。しかしそのおかげで現在影晴は55歳、天銀は40歳という年齢にもかかわらず、見た目は35歳と20歳で止まっているのだ。そんな奇怪な出来事も経験しながら、気が付くとこんなにも長い時が過ぎ去っていた。
悠然と微笑んで、影晴は心の底からの感謝を込めて述べる。
「天銀、君がいなかったらこんな夢のような興奮はきっと味わえなかったよ。本当にありがとう」
その意を天銀は軽く顎を引くのみで受け取る。それでも影晴は不快な表情も見せずに、穏やかに凪いだ声音で、「今日の仕事は終わりだ。もう出てってもいいよ」と彼に告げた。
言われるがままに、無言で部屋を後にする天銀。
その後ろ姿が見えなくなったところで、影晴は頬杖をついて独り言をもらす。
「兄弟そろって本当に忠実だなぁ……」
その顔には、全てが自分の思い通りにいくといった風な、余裕の笑みが深く刻まれていた。
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&(呼)ハッチしゃnさん ( No.398 )
- 日時: 2010/10/03 14:37
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ふ ふ ふ 、 来 ち ゃ っ た w w ←
…すいません、なんか?の言葉怖い、すいませn←
ってか、友桃様の文章読んでると感動する…もう、色々と!!
あーちゃんの素晴らしさと、友桃さんの文章の素晴らしさがww((
よし、叫ぼう…遥声で。((無理
…どうしたら私も遥声使えるようになりますかああ!!??←
研修とか受けたら使えるようになるかな…。((だから無理だってば。
- 研修……ww笑 ( No.399 )
- 日時: 2010/10/03 14:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
杏樹.さん>
わ〜///
お客さんが来てくれた……っ←←
久しぶりに(って3日くらいしか空いてませんが)更新したんで、誰も来ないんじゃないかと……(泣;
杏樹さんありがとうございますwwww
私の文なんかまぢダメダメですよ><;;
てか研修……!!? そうくるとゎ思いませんでした(笑
あ・影晴の薬飲んで能力者になれば遥声つかえr…(黙;
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&(呼)ハッチしゃnさん ( No.400 )
- 日時: 2010/10/03 21:29
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>396
長くても読みますよ〜^^ 私の小説も十分長いんで。ww
くぁ〜〜〜><
友桃さんの小説読むたびに、感嘆の声を漏らしてしまいます。
本当に文章力が半端ないですね!! 特に描写力が羨ましいです……(@_@;)
- 北ー!! ( No.401 )
- 日時: 2010/10/03 22:04
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: KnqGOOT/)
お久しぶりです!!ホントに!(泣)
嵐の前の静けさのようです。
かざあゆ(と言っていいのだろうか)の時とがらりと雰囲気が変わって、以前とは別の緊張感がビリビリと痛いっ。
天銀、能力一つ失っても仕えてるって、この献身さは異常ですねぇ(恐)。
あ、でもECのメンバーって、天銀程ではないにしろ、影晴に仕えるっていうより、崇拝してるって言ったほうが近い感じします。
いよいよEC編始まるんですね〜!!
楽しみです!!
では、また〜〜!!!
- 返信400突破おめでとうございますっ!!! ( No.402 )
- 日時: 2010/10/04 17:50
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
返信400突破しましたねっ!!
おめでとうございます><
しかも400を飾ったのはまさかの私……!?
私で良かったのでしょうか???ww
これからも更新頑張ってください!!
目指せ1000!!!!←
- ホントだ400突破ぁ! ( No.403 )
- 日時: 2010/10/04 19:18
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 45QnB5qh)
レス400突破おめでとうございます〜〜!!
キリ番通過するの早過ぎですっ。
参照もいつの間にか1700越えしてますしね!!
余計なことですが、400前後のアップ時刻を見ると、僕が昨日コメ考えている間に400になってたようですね...(なんだか惜しいっ)
改めてレスand参照きり番突破おめでとうございます!!
- コメが……っww ( No.404 )
- 日時: 2010/10/04 19:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜. さん>
いつもコメありがとうございますっ^^
読んでくれますか!!?
うれしいですww ありがとうございます><!!
朱雀さんのもかなり続いてますよねっwwww お互い完結に向けて頑張りましょう♪
いやいや、ほんともったいないお言葉で……><///
てか読み返したら今回の話ほとんど会話なかったなぁ……^^; 絶対無口な天銀のせいですねww笑←
返信400だーっ!!!
祝ってもらえて幸せですwww
あと私自分のスレ自分でキリ番踏むのヤな人なんで、朱雀さんが踏んでくれてほんとうれしいですwwww
さぁ、企画考えてないぞー^^笑←
てかシーン人気投票がまだ続いてるしなぁ。。。(←独り言
ARMAさん>
たしかにww
嵐の前の静けさww
嵐になるかわかりませんが(←ォィ;
かざあゆ〜><www
いいですね、かざあゆ^^←
詳しいこと知らない人間をそこまで崇拝できるなんてすごいですよねー(←他人事
私にゎムリですww(ぇ
ありがとうございますっwww
更新がんばりますね^^♪
- 返信400突破♪♪ ( No.405 )
- 日時: 2010/10/04 19:53
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
とうとう返信400突破しましたーっ!!!!
ここまで読んでくださったみなさん、本当にありがとうございますwwww
コメ残してくださる人とか神です、神><!!!←かなりマジ
さて、どうしましょうかwww←
企画をやろうにも、まだシーン人気投票が終わってないんですよねー><;
いや、そろそろやめろよってかんじですけど(汗;←
はい、そのうちしめきりますww
また独りよがりなプチ企画でもやるかなー(ぇ
もしリクエストとかあったらいってくださいwwって、無茶なお願いですね、コレゎww←
でわ?
これからも更新がんばりますっ^^
もしよろしければこの先もお付き合いくださいm(__)m
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&(呼)ハッチしゃnさん ( No.406 )
- 日時: 2010/10/04 22:53
- 名前: トレモロ (ID: C4aj9LgA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs/index.cgi?mode
返信400おめでとうございます!!
新参者ですが、素晴らしい作品みさせて頂いてます!
まだまだ、頑張ってくださいね〜。
ではでは。
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&(呼)ハッチしゃnさん ( No.407 )
- 日時: 2010/10/04 23:09
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: .RPx9Kok)
どうもここではハジメマシテ紅蓮の流星です。実はこっそり愛読してたり。
返信400突破おめでとうございます。これからも更新頑張ってくださいね。
- おめでとう御座います! そしてお久しぶりです。 ( No.408 )
- 日時: 2010/10/04 23:19
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
返信四百突破、そして参照千七百突破おめでとう御座います。そしてお久しぶりです。
気付いたらここまで更新されていました。
遂にE.Cの活躍の場が本格的に出るのですね……。良かった……。(←私が心配することじゃない)
ということで、プチリクエストです。
ラジオを……ラジオを御願いしたいです……。
「ラジオをやらないとここ(←何処?)を爆発させるぞ!」
みたいなことはないですが、やっていただけると私はGo madします。
更新が遅れるそうですが、どうぞ無理をせず頑張ってください。
- ラジオいぃなぁ!! ( No.409 )
- 日時: 2010/10/05 00:02
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: KnqGOOT/)
こんばんはっ!
プチ企画のラジオいいですね!
ラジオ... ... インタビューも含まれるんだろか。。。
リクエストを必ず作者に受け取ってほしいときは、やはり、"相手を思い浮かべ、全力で叫ぶ!"。これしかないですねっ!
ここで麗牙の主役の名前叫べばラジオ来てくれるかなぁ〜.....(夢想中)。。。。。
では、またぁ
- 呆然。。。← ( No.410 )
- 日時: 2010/10/05 17:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
あの、
初めての方多くないですか……!??
や、リクとか雑談のほうでゎとてもお世話になりましたが……(汗;
あの、ちょっとまぢ呆然……←
めちゃくちゃうれしいです……っwwww←←
トレモロさん>
ま、まさかコメがいただけるとゎ……!!!
ほんっとうれしいですwwwありがとうございますっ><www
いやいや、素晴らしいのはまぢでトレモロさんの方!!(汗;
また読者様の小説紹介する企画第二弾やろうかな。。。(←独り言
はいっ、がんばります^^
また来てくださるとうれしいですっ♪
紅蓮の流星さん>
杏樹さんが考えたあだ名なんでしたっけ← あれっ、くりむー……?でしたよね?確か←←
いや、すいませんm(__)m ふと思い出したもんで;(ぇ
紅蓮さんっww 来てくださってありがとうございました><!!!
こちらもトレモロさんと同じくまさかコメがいただけるとはほんと露にも思わず……!!!
うれしいですっwww
てか、愛読とか……っ?
ちょっとまぢそんなたいそうな代物じゃないんですが(汗)ありがとうございますっ><www
これからもがんばります^^
山口流さん>
お久しぶりですっwww
コメありがとうございます^^!!
ようやくE・Cですよねww笑
ただ活躍してくれるかどうかゎ……この先のお楽しみってことでwww(ぇ
登場ゎしまくりますけどね♪
おっ!!!
リクエストきたっwww
ありがとうございます、流さん!! うれしいですっ!!ww
ラジオ……ww
ラジオってあれですよね、台本小説みたいなやつですよね^^(ぇ
もちろんやらせていただきますが、先に言っておきます!!!
私、たぶんそういうのめちゃくちゃ苦手です!!笑←←
もともとそんなに会話書く方じゃないんで><!!
それでよければ、私もラジオとかそういうの好きなんで(苦手なだけ)やりますっ!!ww
流さん、リクエストありがとうございましたっ^^♪
あ・ヤバい、楽しみwwww テンションあがってきたwww←
ARMAさん>
ラジオおもしろそうですよねっwww
ただ私の場合おもしろくできないっていう最大の弱点が……っ!!!笑
……全力でがんばります^^
あ・そうですねーww
もしラジオに出してほしいキャラとかいたら遥声で叫んでくださいwww笑←
まぁ何回かに分けてできれば全員出したいですが^^
コメありがとうございましたーm(__)m
みなさま>
今日ゎ更新したいっ!!
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&(呼)ハッチしゃnさん ( No.411 )
- 日時: 2010/10/05 18:11
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
友桃さん、助かりました!
近頃ちょくちょく小説読んで行ってるので追い付くまで待っていてください!
Enjoy Clubマジマックスで読んでいるので、頑張りますね!
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&(呼)ハッチしゃnさん ( No.412 )
- 日時: 2010/10/05 18:15
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ふふ、来ちゃっt(強制退室願。
かざあゆ…響きが良いwwww←
ってかコメの数が多いwwwΣ
私も応援してますーvっふふh((あの、キモイんですが。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(2) ( No.413 )
- 日時: 2010/10/05 19:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
カランカラン……と涼しげな音とともに、氷で冷やされたアイスティーが丁寧に置かれる。恵玲と水希は砂漠の中でオアシスに巡り合えたかのように目を輝かせ、乾ききった喉を十分に潤した。今日も昨日に続いて湿気の無い夏日で、いつもの集合場所に来るだけでも汗びっしょりだったのである。
部屋中に行きわたった冷房で生き返るような気分を味わいながら、恵玲は隣の椅子に腰かけたウィルに甘い口調で尋ねた。
「今日は全員必ず来てって言ってたけど、何か特別なことでもあるのぉ?」
頬杖をついてちょこん、と首をかしげる。
その動作を慣れた様子で見て、ウィルは紅茶の入ったグラスに両手を包むように当てた。ひんやりと心地良い冷気が肌に染み込んでくる。
「うん、今日は任務の話じゃないんだ。任務よりも重要なこと」
特に理由もなくグラスの中の水面を覗き込むと、日本ではあまり見かけない蒼色の瞳と目が合った。同じく珍しい銀髪は、紅茶の色と混じって原色がほとんどわからなくなっている。そして表面に映る自分の顔は、いつも以上にうれしそうにニコニコと微笑んでいた。
おもむろに顔を上げると、ウィルの斜め前の席にいる黒髪ツインテールの水希が、彼の真似をしてグラスを覗き込んでいる。彼が小さく笑い声をもらすと水希はハッとして顔を上げ、恥ずかしそうに目を伏せた。それを見て恵玲が、わざとらしく頬をふくらます。
「ウィルくん、白波くんはぁ?」
拗ねたような声音の恵玲を、ウィルは苦笑を浮かべて振り返った。
「もちろん呼んだよ。なんか渋ってたけど、絶対来いって言ったから来ると思う」
「ウィルくんって時々強いよね」
「え、そう……?」
ちょっと驚いたように目を丸くするウィル。恵玲は好意的な笑みを浮かべてうなずいた。
彼は基本的に優しく穏やかな性格であるが、麗牙光陰のリーダーであるという自覚も十分に持っている人物だ。場合によってはメンバーをしかりもするし、時にはその権威を使って命令したりもする。そういうことが適切な場面で適度にできるからこそ、皆彼についていこうという気になるのだ。
中でも恵玲は、そうやってメンバーを引っ張っていけるウィルを尊敬しているし、あこがれてもいる。信頼、できる。
それっきり恵玲が黙ってしまい、少しの間穏やかな沈黙が流れると、水希がふと独り言をもらした。
「久しぶりにお菓子作りしたいなー」
恵玲が勢いよくそちらを見る。
「いいね、しよっ!」
「ぼくスコーン食べたいかも……」
ウィルがポツリと故郷のおやつの名を呟き、2人は虚をつかれたような顔をした。
考えてみれば彼は生まれ育ったイギリスを離れてから、もうずっと故郷の料理を口にしていないのである。今までお菓子作りは何度もしたが、クッキーやケーキという定番のものばかりだったと、自分の配慮のなさを2人共々痛感した。
恵玲と水希は当然の流れであるかのように目配せして同時にうなずく。代表して恵玲が明るいさわやかな声音で宣言した。
「今日はスコーンで、明日の夜ごはんはイギリス料理作ろう!」
ハッとして彼女らの顔を見、うれしそうに真っ白な頬を染めるウィル。綺麗な光を灯した蒼瞳が、かすかに揺れる。
家を出る瞬間までずっとあたたかく自分を見守ってくれていた大好きな家族を思い出して、思わず胸が熱くなった。彼の家族は、奇異な能力を持って生まれた息子の存在を真正面から受け止め受け入れてくれる、稀な例だったのである。何でも話せる仲とはいえこれは必要な気遣いだろうと思い、麗牙のメンバーには詳しい話をしたことはなかったが。
なんにせよ、約8年ぶりの懐かしい味だ。本場のものを食べたことがない2人がどこまで味を再現できるか楽しみだと、ちょっとしたいたずら心まで沸いてくる。
ありがとう、とあたたかい声音でいったウィルに、恵玲と水希は照れたような笑みを口元に浮かべた。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(2) ( No.414 )
- 日時: 2010/10/06 05:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
お菓子作りの話題が終わるのと同時に、玄関のほうからバタンッとドアの閉まる音が聞こえてきた。皆の頭に同じ人物がふっと浮かんで、彼らは一斉にリビングのドアに注目する。
「白波くん……っ」
ドアの向こうから姿を見せたのは、いつも通り仏頂面の有希白波。
ここにいる3人が全員身長160センチメートルに満たない小柄な体型のため、彼のような長身はどうしても目立つ。目立つはず、なのだが、彼の無表情と体を包む無関心オーラが、その際立つはずの存在感を打ち消してしまっているようにも見えた。
皆が一斉におかえりと言って向かえるが、彼は特に気にする風もなくドアのすぐ横の壁にもたれかかる。そして呼び出した理由を聞くわけでも目で催促するわけでもなく、手に持っていたワインをおもむろに仰いだ。それを見て、お酒を飲める年齢になったらまず最初にワインを飲もう、とひそかに心に誓う恵玲である。
ウィルは改めて確認するようにメンバーを見回し、頼もしい表情でうなずいた。
「みんな、そろったね」
恵玲と水希はまっすぐと、ワインをすでに飲み干している白波はちらりと横目でリーダーを見る。それぞれと目を合わせて、ウィルは即本題に入った。
「今度の日曜日、麗牙光陰全員、影晴様の屋敷に集合命令!」
語尾にハートマークでもついてしまいそうな口調で、にこっと嫌味なくらいに可愛らしい笑顔を浮かべるウィル。
対して恵玲と水希はめいいっぱい目を見開いていた。耳を疑うような言葉が彼の台詞に含まれていたからだ。驚愕が先行して口をパクパクすることしかできない恵玲は、たっぷり10秒かけて、ようやくわずかに裏返った声を上げた。
「影晴様の屋敷ぃ!?」
笑顔のまま、はっきりとした肯定の返事が返ってくる。思わず恵玲は隣に座る彼の二の腕につかみかかった。
「それって面会ってこと!?」
「痛い痛いっ。恵玲落ち着いて。自分の握力半端無いの忘れないで!」
椅子から腰を浮かせて夢中で尋ねてくる恵玲に、ウィルは慌てて制止の声を上げる。
すぐに、あ、と声を漏らして手を離す恵玲。体も元の位置に戻し、それでも瞳の奥の興奮は収まりきらない。見ると水希も色々と聞きたそうな顔をしており、ウィルはそんな彼女らに強く共感して、だからこそなおさら深いため息をつかずにはいられなかった。
突然表情を曇らせたウィルに、2人は目を丸くする。
「なんで突然って聞きたいんだろうけど……」
申し訳なさそうな顔で、首を横に振った。
「ぼくも詳しい話、何も聞かされてないんだ。ごめんね」
何の責任もない彼にそんな風に謝られては、恵玲たちの方も居心地が悪い。
弾かれたように慌てて彼を慰めようとした2人をさえぎって、今まで無言を貫き通していた白波が突然口を挟んだ。
「……行くのか?」
脈絡のない台詞が予想外な方向から飛んできて、一瞬思考が追い付かない。3人はそろって、壁際に立ったまま腕を組んでいる彼をぽかんと見つめた。
直後、改めて彼の台詞を咀嚼して再び頭を悩ませる恵玲達。この状況で行くか行かないかを問うのはどう考えても不自然だ。その真意がつかめずに、3人は首をかしげて彼を見た。
彼らの顔を見て、白波は未練なく自ら退く。
「いや、何でもない」
「白波?」
ウィルが気遣って声をかけるが、彼は特に残念そうな顔をするわけでもなく、くるっと3人に背を向けた。話が一段落したと判断したのだろう。実際伝えたい話はそれだけだったウィルは、じれったい気持ちを抑えながら引き止める理由もなく、リビングを出ようとするその後ろ姿を見つめた。
しかしそのまま無言で出て行こうとした彼を、思わず、といった風に呼び止めた人物がいたのだ。
「――白波くんっ」
わずかな誤差もなく足を止めた白波は、驚いたように後ろを振り返る。彼が何気なく向けた目は、期待に満ち溢れた恵玲の目と真正面からぶつかった。
「白波くん、この後時間ある!? どこか遊びに行こっ」
この場で突発的に思いついたアイディアに、恵玲は我ながら名案だと大きな黒瞳を光らせた。
- おなかすいた。。。(ぇ ( No.415 )
- 日時: 2010/10/05 19:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
……すみません、どうでもいいタイトルをww←
ハッチしゃnさん>
来てくれましたか!! よかったですww(ホッ
続き楽しみにしてますよー^^♪
マジマックスで読んでくださってるんですか!!
うれしいですっwww てかこのだらだらと長い駄文を今から追い付くのって大変ですよね!? 絶対!!(笑←
本当にありがとうございます♪♪
杏樹.さん>
こんにちわ〜wwww
いや、来たばっかで退出なんてしなくていいですょww笑
かざあゆ、なんか語呂ぴったりですよね^^ww
私もコメの数正直ビビりました(笑
うれしすぎます、ほんとwww
杏樹さんもいつも来ていただいて感謝?です♪♪
ありがとうございます^^!!
もちろん私も応援してますょwww
お互い頑張りましょう♪
- 白波君っ!!(え ( No.416 )
- 日時: 2010/10/05 20:56
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
おおお〜!!
私、スコーン大好きです♪ 実は作ったことあります。(イギリスのお菓子だったんだ〜。と初めて知った私。)
次はえれさまと白波君のデートの予感?! ですね。
白波く〜ん! 久しぶりにあなたに会えましt(キモイ
いつでも叫ぶ気まんまんなんで!!(これでデートしなかったらどうするのっ?!)ww
では、テンションの高いコメント読んでくださって感謝します。
- スコーンwwww ( No.417 )
- 日時: 2010/10/05 21:07
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜.さん>
おっwww
開いたらちょうど朱雀さんからコメがwww
私もスコーン作ったことあります♪ おいしいですよねっww 簡単ですしwww
なんか家庭料理ってイメージwww
あ・でも、スコーンって確かスコットランドが発祥だったと思いますww(違うかも←) なんかそれが広まってイギリスの定番になった〜みたいなww
私って考えてみたらえれさまとウィーくんのデート書いたことないですよね?笑
普段から絡んでるからいっか、そこは(←ォィ;
それにしても白波大好きですねーwww笑
そろそろ麗牙第二弾あげるかなー^^(白波は一回出したことある絵ですけどww笑)
コメありがとうございましたー!!
- Re: Enjoy Club ☆シーン人気投票☆ ( No.418 )
- 日時: 2010/10/05 21:44
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
スコーン美味しいですよね〜^^
チーズスコーンは食べたことありますか? 私結構良く作るんですけど…ww
なんか私チーズ好きですね〜♪www
スコットランドだからスコーン…的な?ww
白波君大好きです!!
麗牙のみんなに囲まれてると余計かっこよく見えます♪ww
- 白波かっこいいなぁ ( No.419 )
- 日時: 2010/10/06 07:46
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 45QnB5qh)
こんばんはっ!
今回も白波が3人とは全然違うオーラ醸し出してて、かなりかっこいい!
ワインをおもむろに仰いでしまっている反則ぶり(何歳だったっけ?)なんか、ホント白波っぽいなぁ。(笑)
最後の恵玲の行動とか白波が面会拒否ってるの気になりますねぇ!
ちょっと時間が遅かったので、最初を少し読んで明日全部読もう思ってたんですが... ...結局全部読んでしまった....。
ってことで、久しぶりにシーン投票!!
>>おもむろに顔を上げると、ウィルの斜め前の席にいる黒髪ツインテールの水希が、彼の真似をしてグラスを覗き込んでいる。彼が小さく笑い声をもらすと水希はハッとして顔を上げ、恥ずかしそうに目を伏せた。
に10票!
... ... ...さっきまでのコメと全然関係なくネ?!というつっこみはご遠慮いただきますよう...。
あまりに、水kが大活躍だったので.......つい...。
失礼しましたぁ。
- チーズスコーン……!!!www← ( No.420 )
- 日時: 2010/10/06 18:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜.さん>
食べたことないですっ!! 食べたいっ、めちゃくちゃ!!ww←
朱雀さん今度ぜひ作ってもってきてくだs…(←黙;
レシピ教えて〜><(ぇ
スコーンの由来って若干ギャグですょね(笑
白波1人キャラ浮いてますからねww笑←
あ〜白波の過去バナかきたーい><www←
ARMAさん>
おっ、ここでも白波の名前がww笑
クールキャラは読者ウケしますねww←←
ちなみに白波は14歳です^^
てか今設定見返してて気付いたんですけど、この小説の登場人物11月生まれ多いですねー♪ 杏樹さんと同じ人がいなくて残念だ><(泣;
ん〜…
面会拒否ってる……ん〜…拒否ってるのかなぁ。。。(←ォィ;
久しぶりのシーン投票だーww
ありがとうございます^^
てかそこもんのすごいフツ〜に流すシーンな気がするんですが……笑
まぁいいやww 了解です^^
コメありがとうございましたーm(__)m
みなさま>
どうでもいい雑談なんで聞き流していいです♪
今日ココの新しい小説見て回ってたんですけど、そしたらなんとE・Cの同業者みつけちゃったんですょ!!笑
警察のもとで働く10代の能力者集団><!!
思わず爆笑してしまったww←
あ・もちろん内容ゎ全然ちがいますよ^^
とにかく闇組織E・Cのライバル出現ですww(←勝手にライバル宣言
今度またのぞいてみよー♪
すいません、ただの独り言でした。。。
- 今度レシピ載せますよ〜^^ww ( No.421 )
- 日時: 2010/10/06 21:18
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
今度暇な時にレシピ載せますーww←
確かに。ww
白波君の過去バナ読みたーい♪(蹴
- 返信400突破記念 *E・Cラジオ* NO.1 亜弓&恵玲 ( No.422 )
- 日時: 2010/10/16 11:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
亜弓「みなさん、こんにちはですー! なぜか今回ラジオの司会をおしつけられてしまった、友賀亜弓です!」
恵玲「主役はあたし、荒木恵玲だよぉ」
亜弓「……ラジオって主役とかあるんですか?」
恵玲「ゲストは主役だよねぇ」
亜弓「恵玲はゲストじゃないですからね。私と同じ司会なのです……って、あ・なんかメール来ちゃいました。ちょっとすみませ……」
恵玲「司会が携帯いじっててどぉすんのっ! どーせアレでしょ、風也くんからのメールでしょ?」
亜弓「いえ、友桃からです」
恵玲「友桃からぁ? 友桃ってあたしたちをココに無理矢理連れてきてラジオ押しつけてきた人だよね?」
亜弓「そなのです! え〜となになに? “友桃はラジオって何をするとこなのかよくわからないので2人でどうにかしてください”」
恵玲「ちょっと作者ぁっ!」
亜弓「恵玲今日ツッコミに徹してますね」
恵玲「腹立つんだもん、こういうやつ! マジ(能力使って)ぶっとばしたくなる」
亜弓「いやいやいや、ラジオよくわかんないだけでなんてこと言うんですか」
恵玲「それよりっ、おたよりでしょ、ラジオといえば」
亜弓「はいですー! 次恵玲読んでください。私メール読んだら満足しちゃいました」
恵玲「いや、ほんと意味わかんない。じゃあ〜1人目! “通称謎のメガネマン”より……って」
亜&恵『あーっ!!』
亜弓「な、なつかしいです……!! なつかしすぎて顔がうかびませんっ」
恵玲「てかコレ絶対みんな忘れてるよね」
亜弓「この人はアレですよー。E・Cやっつけてーって風也に頼んできた人なのですー。名前忘れましたけどー」
恵玲「いいよ、そんなん覚えなくて。で、内容は……“もう一度E・Cの人と対決したいんですが、どうしたらおびき寄せられるでしょうか。教えてください”。……なんならあたしが行ってあげようか」
亜弓「はい? 何て言いました?今……」
恵玲「ううん。な〜んにも!」
亜弓「なんですか、その物騒な笑みは」
恵玲「さぁてと、次は〜」
亜弓「メガネマン、スルー…」
恵玲「って、あ――っ!!」
亜弓「ど、どうしたんですか!?」
恵玲「今日デートなの忘れてたぁっ。てことで亜弓、コレ頼むゎ」
亜弓「え? ちょっ、ムリですよ1人で! ちょっとまってくださーい!!」
バタンッ
結局小松の質問は答えてもらえず。。。(泣;
小松「これはもう憂さ晴らしに僕も出演するしかないねっ」
――え?
や、君はちょっと、うん。出さない、かな?ww
てことで、
“NO.1亜弓&恵玲”でしたー♪
もしかしたら次やるかもww
お目汚しすみません><;
- 謎のメガネマンっ ( No.423 )
- 日時: 2010/10/07 00:03
- 名前: ARMA (ID: KnqGOOT/)
こんばんは〜。
かなり吹きましたっ。
謎のメガネマン......そんな...奴...いたなぁ....(思い出せないのは内緒です..)。
亜弓、懐かしすぎて顔が浮かばないって、なんて正直なんだろうっ!!
無性に感激!
恵玲がゲストのつもりで来てたのが、かなりイイ!
キャラ変えて再度のOAを期待しております!!
ではっ!!
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&返信400突破記念 ( No.424 )
- 日時: 2010/10/07 16:44
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
きゃあぁあぁぁあv((杏 樹 登 場 。 ←
感激っ、えれさまとあーちゃぁぁん!!((黙。
次ΣΣ 是非やってくださいっ!!ww←
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(3) ( No.425 )
- 日時: 2010/10/07 19:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
風音駅の正面に延びるにぎやかな桜通りを直進し、最初の交差点を左、歩いてすぐに現れる脇道を右に曲がると、左手にシックなデザインの一軒家が見えてくる。ここが、闇組織の主に戦闘を担っている荒木恵玲の自宅だ。車が置いてあるわけでも、綺麗に花壇が整えられているわけでもない、全体的に飾り気のない家である。
道路を挟んだ真正面に公園があるため、昼間はいつも子供たちの声でにぎわっている。
恵玲と水希が公園に沿うように歩いていると、例に違わず、かくれんぼをしている子供たちの楽しそうな声が響いてきた。公園の奥の方から、「もういいかーい」と全力で叫ぶ男の子の声が聞こえ、それを微笑ましく感じているところに、「もういいよー!」という声がすぐ左手から聞こえてきて、思わずびくっと肩を震わせる。そちらを振り返ると、幼稚園の紺色の制服を着た女の子が、公園の周囲を覆う茂みに身を隠して得意げに微笑んでいた。こちらの視線に気付くと、顔の前に小さな人差し指を持ってきて、「しーっ」と結構大きな声で言う。その子の仕草が可愛らしくて、恵玲と水希も極力笑い声を押さえながら同じように人差し指を立てた。
「よくここで遊んだなぁ……」
公園をざっと見渡して、恵玲は感慨深い声で呟く。
この公園を見て思い出すのは、ここにいる子達と同じくらい幼い自分と亜弓、そして母親だ。家の目の前にあるため毎日視界に入れている場所だが、こうやって改めて眺めてみるとなかなかに趣のある光景である。ただし浮かんでくる感情は、決して気持ちの良いものばかりではなかったが。
恵玲は隣を歩く水希にちらっと視線を投げた。
おそらく彼女も、ほぼ同じような気持ちを抱いているはずだ。何て言ったって、恵玲と水希は家庭の事情に関しては似たような境遇にあってきたのだから。
考え事をしていても、何年も住みついている家には自然と帰れるものである。家の住人である恵玲はもちろん、何度も遊びにきたことのある水希も、気が付くと恵玲の家にたどりつき躊躇いなく玄関をくぐっていた。
「お邪魔しまーす」と水希は礼儀正しく中に入り、恵玲もその隣で「どうぞー」と彼女を促した。
来客用のスリッパを置いて、恵玲は何かをかみしめるように家をぐるっと見回す。そしてどこか安心したようにほっと息をついた。
この家に入るといつも、妙な冷たさを感じる。肌に触れる冷気ではなく、もっと体の内側に薄く広がっていくような、不気味な冷気を。それは以前はいくつも置いてあった玄関の靴が綺麗さっぱり無くなってしまったせいかもしれないし、以前はあった人の気配が煙のように消えてしまったせいかもしれない。全ての電気を付けても、物ではどうにもならない薄暗さがこの家には駐在しているし、テレビの音量を大きくしてもなぜか自分のいる空間から音が消え去ったような、そんな錯覚にとらわれたりもする。不気味な圧力さえ伴った静寂が、家じゅうを埋め尽くすのだ。
しかし今は、それら不可視の重圧から解放されている。
恵玲はしっかり者の可愛い後輩に、心の中でお礼を言った。
リビングに入って電気をつけると、左側にキッチンとテーブル、右側にテレビとソファーが置かれている。どこの家でもよく見るシンプルなデザインのものだ。
水希はまるで自分の特等席だと言わんばかりに一直線にソファーに向かい、ちょっと弾みをつけて座った。そこでふと頭に浮かぶものがあり、キッチンの床に買い物袋を置いている恵玲に声をかける。
「さっきの」
「――え?」
何のことを指しているのかわからなくて首をかしげると、水希は何やら楽しそうに後を続けた。
「さっきの白波兄ちゃん、ちょっとびっくりした」
恵玲の顔に理解が広がり、即座にその話題に食いついてきた。
「“明日なら”でしょぉ!?」
「そう、それっ。あの白波兄ちゃんが自分からそういうこと言うとは思わなかったな―」
2人で顔を見合わせ、なんだかくすぐったい気持ちになって笑い声をもらした。
その話は、つい1時間前にさかのぼる……
「――無い」
白波にこの後時間があるかと尋ねて、返ってきたのはその一言だった。
根拠もなく承諾の返事をもらえると確信していた恵玲は、出足をくじかれたような気になり危うくずっこけそうになった。
「無いの!? ……あ、ほら、午前中だけでもいいからさぁ」
懇願するような目つきと声音の恵玲に、白波は帰る直前の体勢のまま少しだけ困ったように眉を下げる。恵玲は身長差のせいもあってか自然と上目遣いになって、前言撤回されることを祈りながら彼の固く引き結ばれた唇を見つめていた。隣にいるウィルなんか、もし彼が断わろうものなら、「女の子からのデートのお誘いを断っちゃダメじゃないか!」と半分冗談半分本気くらいの勢いで言ってきそうである。
仏頂面を崩さないままドアの前で固まっていた白波は、変に緊迫した空気の中重い口を開いた。
「今日は無理だ。用事がある」
激しく落胆して肩を落とす恵玲。そしてウィルは呆れたように白波を見る。
しかしそこで話を終えようとしていた白波は、気落ちして意味もなく足をブラブラと揺らしている恵玲を見て、どうにも帰れなくなってしまった。そして気付くと、思わぬ言葉が自分の口から滑り出てきたのである。
「今日は無理だが……、明日なら……」
恵玲は弾かれたように顔を上げた。ウィルと水希も目をぱちくりとさせて白波を見る。
それを言った当の本人も自分自身の台詞に驚いた様子で、不可解そうに顔をしかめていた。
2人そろってあの時の光景を思い出して、つい口元をニヤつかせてしまう。
「……そろそろスコーン作ろっかぁ」
恵玲は唐突にそう切り出した。いつまでもこんなことをやっていては日が暮れてしまう。水希も快く頷いて立ち上がった。
買ってきた材料を丁寧に並べ、水希はレシピを開いている恵玲に確認を取った。
「プレーンとチーズでいいんだよね?」
「そぉだよ〜」
ウィルの喜ぶ顔が、天使のように澄んだ無邪気な笑顔が、目に浮かぶ。
2人は尊敬する大好きなリーダーのために、めいいっぱいの愛情を注いだ。
- 明日、麗牙のキャラ絵第二弾公開ww ( No.426 )
- 日時: 2010/10/07 18:07
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜. さん>
わ〜いww
ありがとうございますっ^^
2章が過去バナの章なんでww
絶対盛り上がらないでしょうね(笑←
ARMAさん>
小松は忘れていいです(ぇ
あ・でももう一回本編でる……かも?←
やっぱラジオは誰かぶっ壊れてる人がいないとつまんないですねー(←ォィ;
杏樹.さん>
わ〜www
久しぶりに(?)テンション高い杏樹さんだぁwwww←
次やろうかなー♪
やるとしたら風也と恵玲かもww(←何気に作者お気に入りの組み合わせww)
コメありがとうございましたー(^^)/
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&返信400突破記念 ( No.427 )
- 日時: 2010/10/07 21:14
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>422
あーちゃんとえれさま!
なんか久しぶりに二人のトークを見た気がする……w
かなり面白かったです♪
NO.2も見たいですねー^^
なんと!!
まさかのチーズスコーンですか!!www
なぜか笑いが止まらないwww
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&返信400突破記念 ( No.428 )
- 日時: 2010/10/07 22:57
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
やっと現在更新されてあるもの全て読み終わりました!
あ、いきなりすいません。或(ある)という者ですm(_ _)m
なんていうか……読めば読むほど惹き込まれていく素敵な小説ですね。
それに、何といっても読みやすい!
私の小説は友達に「読みにくい」と言われるので、尊敬します。
キャラ絵も小説に負けず劣らず素敵ですねー。
私的に白波がお気に入りです。好きです(
すいません、殴打してくださって結構ですorz
更新頑張ってください。応援してます。
- 和むぅ ( No.429 )
- 日時: 2010/10/08 07:41
- 名前: ARMA (ID: 45QnB5qh)
こんばんはぁ!
この作品には、心底嫌いになるようなキャラがいなさそうですねっ(笑)。
白波、案外気まずい雰囲気気にするんだなぁと、思いつつ楽しく読ませていただきました〜。
あと、恵玲の自宅って実は本邦初公開だったかな?!
確か亜弓が入ろうとして、入れさせてもらえなかったような...。こういうことだったのか、とかなりすっきりした気分です。
ただ、理由がわかっただけに、少々寂しいですねぇ... ...。
落ち込むようなコメしてしまいましたが、全体はとてもフラワぁって感じがよかったです!(人の言葉でスミマセンっ!)
>ラジオは誰かぶっ壊れてる人がいないとつまんないですねー
僕の感想の書き方が悪かったです!(狙撃..死)
キャラを変えてって言うのは、あの二人がつまらないってわけじゃなくて、ホント面白かったので、今度は水k!!っていう、いつものノリで書いたつもりでした....。
誤解を招くような書き方してしまって、申し訳ありませぬっ。。。
では、また〜!
- =キャラ絵= NO.8 ( No.430 )
- 日時: 2019/06/29 22:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1180.jpg
麗牙キャラ絵第2弾です!!!www
白波はのせたことがありますが、ほかの3人は初めて見せる絵です♪
ちなみに女の子に気合入れたと某友人が言ってました^^
ほんとうまいなぁ〜www
えれさまかわいいなぁwwww
感想待ってまーす(^^)/
- 新しいお客様が……!!! ( No.431 )
- 日時: 2010/10/08 17:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: x/ARx04T)
(朱雀*@).゜.さん>
言われてみれば久しぶりですねー!!
本編のほうでも書かなくちゃww
あっ、ありがとうございます///
またそのうちNO.2もあげますね^^ww
だしちゃいました、チーズスコーンwww笑
ウィーくん幸せ者だぁ♪
コメありがとうございました(^^)ww
或さん>
はじめまして、或さんっ!!!
新しいお客様、すごくうれしいです///
てか全部読んでくださったんですか!!
ありがとうございますwww わ〜、うれし〜っ!!www
いやいや、そんな全然><;
もう文章めちゃくちゃで申し訳ないです、ほんと^^;
あ・某友人のキャラ絵ゎ神!!wwww← それはもう断言しますww
或さんも小説書いてらっしゃるんですか!?
ご迷惑でなければ、ぜひ教えていただきたいですっ><!!
白波好きが増えたーっ!!www
人気だなぁ、白波……ww なんでかなぁ。。。←
ありがとうございます!!
ぜひまたいらっしゃってください^^♪
時間の関係で……
ごめんなさいっ、ARMAさん!!(汗;
また後ほど返信しますっ><!!
- チーズスコーンのレシピあげます^^(マジかよw) ( No.432 )
- 日時: 2010/10/08 18:28
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
- 参照: http://cookpad.com/recipe/228320
やばいっ!!!!////
えれさまとみぃちゃん激カワっ><
私が男子ならば絶対惚れてますね〜。ww
追伸
マジでチーズスコーンのレシピ載せちゃいました…。
別に見なくてもいいですよー♪ww
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&麗牙キャラ絵? ( No.433 )
- 日時: 2010/10/08 18:57
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
よし、印刷してくる。((((待て
なんて素晴らしいっ!!EC最高!!友桃様最高!!
産まれ…じゃなくて、
生まれてきて良かったぁあぁあぁあぁあぁ!!←
ってか、自分の部屋にある文庫化された小説より、ECの方がマジ大好きですwww←
>>(朱雀*@).゜. さんv←
ちーずすこーん…チーズスコーンっ!!!!←
すっごい美味しそうです!!www
よし、今すぐキッチンに行こ…
……あ、忘れてた。杏樹、料理できないんだった、うふふ^q^←
もうね、電子レンジのボタン押すくらいしかできなくて…。((
- こんばんわww ( No.434 )
- 日時: 2010/10/08 23:49
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ARMAさん>
そうですねーww
作者が性格悪い人だすの嫌いなものでww(←ォィ;
ほんとゎそういうのって良くないんでしょうけど、まぁ趣味で書いてる分にゎいいだろう、とww←←
はい、荒木宅初公開です!!
ここ数年ゎE・Cのメンバーしか入ってません><;
あーちゃ〜んっ!!!(泣;←
あ、いえいえ(汗;
全然気にしないでくださいっ!!
そのうち水希もでますよ、きっとww
あ〜っ
遮犬さんの暴風ラジオみたいなおもしろいラジオ書けるようになりたーい!!!←←
(朱雀*@).゜.さん>
レシピ〜!!!www
わざわざありがとうございますっ><!!(←実は楽しみにしてた人ww←
これはもう三連休で作るしかないですねっ(ぇ
えれさまとみぃちゃん、ヤバいですょね!!?
私も男なら惚れてますww
次のキャラ絵どーしよ。。。
杏樹.さん>
しょっぱなから吹いちゃったじゃないですかww笑
わ〜っ///
なんかめちゃくちゃうれしいことばがいっぱい……っ!!ww
あーなんか言葉にしづらいんですが、とにかくうれしいですwwww
ありがとうございますっ^^!!
チーズスコーンおいしそうですょねww
お菓子作りたのしいですよ♪
あと杏樹さんの(←)あーちゃんもお菓子作り大好きですよww笑
- 卒倒..... ( No.435 )
- 日時: 2010/10/09 00:11
- 名前: ARMA (ID: KnqGOOT/)
マジですか?!この水k......じゃない、麗牙の絵!!
可愛過ぎ....もう犯罪の域に入っています、これは。
某友人さんの気合いがひしひしと伝わってきますっ!!
あぁぁ、惜しむらくは、恵玲がなぜ前なのだろうっ。(ォィ!!)
ここはポジションチェンg(...爆死)
でも、マジ素晴らしいぃ!!
... ...スコーンって、、、湖池●スコーンと全然見た目違うんだ....。
そうか、確かにウィルも楽しみにするよなぁ...。
それでは、また〜!
- Re: Enjoy Club ( No.436 )
- 日時: 2010/10/09 10:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ARMAさん>
ほんとすごすぎですよねー、某友人のキャラ絵!!ww(←そればっか
いや、えれさま准主役ですからね?笑
そこゎしょうがないですww
コメありがとうございましたー^^ww
次話執筆中〜♪
- ハッチしゃnさんが〜…(泣; ( No.437 )
- 日時: 2010/10/09 12:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
遮犬さんにしてもハッチしゃnさんにしても、大好きだった小説がどんどん無くなっちゃって寂しすぎる友桃です……←←
あー…なんかまぢで泣きそう……
なんかテンションガタ落ちなんでまた後で続き書きます。。。
独り言なんで流しちゃってください。。。
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&麗牙キャラ絵? ( No.438 )
- 日時: 2010/10/09 14:09
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: wVDXtEbh)
友桃さんの小説ってマジサイコー^^☆
見てて、ドキドキワクワクしてくるしッ!!!
ウィル君が・・・かわいい・・・(←死ねッ
- Re: Enjoy Club ( No.439 )
- 日時: 2010/10/09 14:32
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
タイトル変えるのがすでにめんどくなってきた←←
ひろあさん>
ありがとうございますっ、ひろあさん!!!
めちゃくちゃテンション下がってたんですけど、ひろあさんのコメ見て元気でてきました!!www(ぇ
すみません、単純で(汗;
なんかほんともったいないお言葉です……っ><!!
ウィーくんもう見た目からして女の子ですょねww(笑
コメありがとうございましたー♪
- 麗牙キャラ絵?素敵! ( No.440 )
- 日時: 2010/10/09 17:18
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
>>431
どこがめちゃくちゃなんですか(´p` )
すごいしっかりしてるじゃないですか!
ですね神絵ですね! 素敵ですww
小説といえないような駄文なら書いてます。
「Mistake .」って変なヤツです(-ω-`)
ドツボです、白波(ノ)ω(ヽ)←
出てきただけでにやけますww
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&麗牙キャラ絵? ( No.441 )
- 日時: 2010/10/09 18:09
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
友桃さん、あの作品、いつも見てくださってありがとうございます!
少し自分でも悲しかったです。ですが、自分ではあの内容をまとめるには時期も悪ければ、とにかく条件がそろっていなかったのでやめました。
どのつら下げてここに来たんだって話になりますが、ただ、もう一言言いに来たかったんです。
友桃さんは、読み手の人のことや作り手の人のこともちゃんと考えてコメントしてくれます。
そして自分自身の作品もちゃんと考えて作っています。
それがたぶん、友桃さんのいいところなんだと思います。
俺の”コメディ”小説は中断してしまいました。でもまだ俺の小説は続いています。もし来て下さるなら大歓迎です。
一応、載せておきますね;
Demon's killing one another名前: 暗部の外科医
シリアス・ダークで更新中です。まだ始まったばかりなので少ないですけど、来てくれるなら嬉しいです。
超能力系ではありませんが・・・少しでもこの仲は断ちたくないのでお願いします。
あと、友桃さんの小説読んでいるので忘れないでください!(^^)←絶対に
- Re: Enjoy Club ( No.442 )
- 日時: 2010/10/09 20:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
或さん>
返信ありがとうございますっ^^
しっかりしてるとかそんな……!!(汗;
でもうれしいです、そう言っていただけて><ww
この小説ゎちょっと思い入れが強いもんで。。。ww
「Mistake .」!! かっこいい題名!!www
タイトルつけるセンスまぢで分けてほしいです><ww
今度見に行かせていただきます^^♪
ニヤけますかww笑←
白波ゎこの先もたくさん登場するんで、応援してあげてください^^!!
コメありがとうございましたっwwww
ハッチしゃnさん>
ハッチしゃnさ〜んっ!!!!(泣;←←
まさか来ていただけるとゎ思っていませんでした><!!
ありがとうございますm(__)m
時期が悪い……。私が生意気に言える立場ではないんですが、わかる気がします、その感覚。
さっきハッチしゃnさんの新しい小説冒頭の部分だけ読ませていただきましたが、やっぱりというか……本気ですね。本気で小説向上させたいっていうのが伝わってきました。
あの、違ったら申し訳ないんですが、作家をめざしてらっしゃるんですか?
だとしたら(もちろんそうじゃなくても)、今まで以上にこちらも本気で応援させていただきます!!
もしアドバイスとかしたほうがよければ言ってください。微力ながら協力させていただきます。
それと、私もハッチしゃnさんとの仲ゎ断ちたくないです><!!
ほんと一方的に師匠だと思ってるんで!!(←ォィ;
そのうちハッチしゃnさん自身が納得できるような小説が書けるといいですねwww
これからも応援してますっ!! がんばってください!!!
色々厚かましいこと書いてすみませんでしたっm(__)m
P.S 『Enjoy Club』の件、ありがとうございますm(__)m
そう言っていただけてほんと光栄ですwww
- ☆おしらせ☆ ( No.443 )
- 日時: 2010/10/09 21:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
今日から一週間……
来週の土曜日でシーン人気投票締め切ります!!!
よろしくおねがいしますm(__)m
- Re: Enjoy Club シーン人気投票&麗牙キャラ絵? ( No.444 )
- 日時: 2010/10/09 22:14
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
>作家をめざしてらっしゃるんですか?
全然、目指してません!!ハードルが高すぎる!!
でもある程度の物語は作れたほうがいいかなって思っただけですw。
そりゃぁちゃんとした文章で作りたいですから、ちゃんとできるようにしてるかも・・・?
あ、また登場人物絵とかあっちでも作っていきたいと思いますのでよろしくね!(男が ねって・・・)
- えっ!!? ( No.445 )
- 日時: 2010/10/09 22:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
ハッチしゃnさん>
目指してないんですか!!??
てっきり作家志望だと……(汗;
てかこのカキコせっかく文章力あるのに、目指してない人多いですね><;
もったいない…とか思っちゃう私www←
重ね重ね厚かましいこと言って申し訳なかったです……><!!
おっwww
ハッチしゃnさんのキャラ絵がまた見れますねっwwww
楽しみにしてます^^♪
よろしければ、またぜひいらっしゃってください&お互い執筆がんばりましょうね♪
みなさま>
明日次話更新できます^^
- Re: Enjoy Club ( No.446 )
- 日時: 2010/10/10 14:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
次ふたつに分かれます^^
チーズスコーンの表現のとこ、後で変えるかもですww
あと普通女の子に使う名前を男の子の名前にしちゃってますが、気にしないでくださいww←
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(4) ( No.447 )
- 日時: 2010/10/23 08:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
突然恵玲が私の家を訪ねてきたのは、夏休みも残りわずかとなったある日の夕方頃だった。彼女が連絡なしに押し掛けてくるのはよくあることなので、私はそれほど驚くこともなく彼女を家の中へ招き入れた。
習慣付いたように、一直線に私の部屋へと入っていく恵玲。そこで何やらふんわりと甘い香りがどこからか発せられていることに気付き、私は鼻を利かせて部屋を見回した。
「なんかすごくいい香りがするんですけど。……これってチーズですか?」
「あ、それスコーンの香りだと思う。チーズスコーン」
「チーズスコーン!?」
聞くからに美味しそうなお菓子の名前に、私は裏返った声を上げた。胸を高鳴らせて、ベッドに腰掛ける恵玲の隣に座ると、彼女は私には目もくれずに冷めた目つきでバッグの中身をかきまわす。
そしてすぐに、その甘い香りの正体が姿を現した。透明なビニール袋に入れられたチーズスコーンが4つ。見たところ綺麗に膨らんで、程よい焼き目が付いている。
恵玲が袋の結び目をほどくと、さらにチーズの香りが部屋に充満した。温かい空気も中から立ち上っている。
「もしかして焼きたてですか!?」
「微妙にね。先に別の所にわたしに行っちゃったし。てか……」
恵玲は袋を覗き込んで整った顔をしかめた。
「1個崩壊してる」
正直見た目がどうなっていようが全然構わなかった私は、詰め寄るようにして彼女にせがんだ。恵玲は面倒くさそうに視界の端で私を見てから、よりによって割れているスコーンを私の手に置く。そして自分は無事生き残っているスコーンを取り出して、小さな口でかみついた。
直後、彼女の顔に広がる幸せそうな笑み。それを見てさらに期待が高まった私も、早速スコーンの一部を頬張った。濃厚なチーズの香りとあたたかい甘みが口の中に広がって、微笑まずにはいられない。
私が両手を頬に添えて足をジタバタと揺らしていると、恵玲が変なモノを見る目つきでこちらに視線をやった。
「……何」
「すっごいおいしいのです〜!」
口の中身を飲み込んでから耐えきれずにそう叫ぶと、恵玲は「あっそ」と興味なさげに呟き、もう一口スコーンにかみつく。それが口に入ると彼女のムスッとした表情が途端にほころぶので、私は妙に感動してしまった。
彼女に倣って割れた塊を口の中に放りこみ、無意識に壁にかかった時計へと目をやる。
ふとそこで恵玲に言おうと思っていたことを突然思い出して、跳ぶようにベッドから立ち上がった。そして勉強机の上に置いてある小さなピンク色の袋を手にとって、再び彼女の隣に腰を下ろす。店の名前が印字されているテープをはがし袋を開けるのを、恵玲は横目で見つめている。
「じゃじゃーん!」
無駄な効果音とともに私が取り出したのは、雪のように真っ白なファーボンボンのシュシュ。普段から左上部を結んでいるため普通のシュシュやリボンはたくさん持っているのだが、ボンボンを買うのは初めてだった。
「午前中に買ってきたのですー」
私が手の中でボンボンを転がしながらそう言うと、一瞬興味深げにこちらを見ていた恵玲はすぐに関心が無くなったようにそっぽを向いた。
「なんだ。風也くんからのプレゼントかと思った」
彼女の、期待が外れたという感じのトーンの下がった声に、私はつい苦笑をもらす。
風也とのことは、その日のうちに電話で話してあった。
教室を出て風也とはち合わせしたこと。彼から逃げ出して、先生の呼び出しもすっぽかして、風音の街を無我夢中で走り回ったこと。有衣と出会って誤解が判明したことや、その後雨の中風也と2人きりで話したこと……。胸の内で溢れかえっていた思いを伝えあったことも全て。
それを最初は歓喜のあまり震え声で語っていた私も、次第に落ち着いていき、最後の方は静かに事の展開を話していたように思う。そしてその嫌になるほど長い話を、一言も口を挟まずに相槌だけ打って聞いてくれていた恵玲は、最後に一言包みこむような心に染み入る声音で言ってくれた。
「良かったね」
と。
しかし彼女がそういう優しい言葉をかけてくれる場面なんて、本当に限られている。今だって人によっては嫌味とも取られそうな台詞をさらりと吐いて、何やら残ったスコーンをじ〜っと睨みつけている。
袋を顔の高さまで持ち上げて何かを考え込んでいる恵玲に、私はどうしたのかと首をかしげて尋ねてみた。すると彼女はチラッと一瞬こちらに目をやり、その視線を壁の向こうのリビングの方に持っていったのだ。
「もしかして今、葵くんいる?」
瞬間、私はこの上ないほど顔が引きつるのを感じた。不快感を露わにして、勢いよく首を横に振る。
「いいですよ、あんなバカにあげなくて! それよりそろそろ風也が来ますから、そっちにあげたほうが絶対いいです!」
私が“葵”にあげるのを嫌がることを予想していただろう恵玲は、心底面白そうにニヤニヤとからかうような笑みを浮かべていたが、私の台詞の後半部分を耳にして一気に目を丸くした。
「来るの!? ここに!?」
「はいですっ。初めてですよ、呼ぶの」
抑えることもままならず、つい顔中がふやけてしまった。
この間メールをしていた時に、そういう話題が上がったのだ。実は以前家の位置だけ教えたことがあったのだが、招待したことは一度もなかった。そのためちょうどお互い予定の空いていた今日の6時に、私の家で会う約束をしたのである。
一応風音駅に迎えに行くと申し出たのだが、彼は家が近いのでこの辺はよく知っているからと丁寧にそれを断ってきた。確かに彼の話では、友賀家と紫苑家は徒歩10分から15分くらいで行き来できる距離ならしく、彼がこの辺りのことをよく知っていても何らおかしくはない。
私は再び時計を見上げて、心地よい緊張感を楽しんでいた。
「今度の土日に3人でどこか出かけましょー?」
思いつきでそんなことを口にしたのと、インターホンが鳴ったのはほぼ同時だった。時計を見ると、約束の時間の3分前だ。
私は「あっ」と声をあげ、ほとんど走るようにして玄関に向かう。恵玲も面白そうに口元を緩めて後ろをついてくる。
期待を膨らませながら玄関のドアを開けると、予想通りの人物が視界に飛び込んできた。私の後ろで、恵玲がわざとらしく満面の笑みを浮かべて手を振っていた。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(4) ( No.448 )
- 日時: 2010/10/10 13:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
「はいっ、風也くん!」
「……あぁ、サンキュ」
恵玲が差し出してきたスコーンを、彼はなぜか複雑そうな表情で受け取った。
初めて来る私の家にさすがに緊張しているのか、それとも2人で遊ぶ予定だったのにと恵玲がいることを迷惑がっているのか、とそこまで考えて、私は内心首を横に振る。少なくとも後者は確実に違うだろう。彼はそういうことにこだわるタイプではない。
それに……と私はさりげなく彼に視線をやる。
なんとなく予想はしていたのだが、私と風也は少なくとも外見からすればそれほどアツアツのカップルではない気がする。メールはしているのだが他の友人と同じく時間ができた時に返す程度だし、毎週日曜は必ず会おうといった取り決めも一切ない。お互い気が向いたときに流れで遊ぶ約束をするくらいである。しかも子供の頃に夢見ていたような遊園地や水族館でのデートなど実際はしたことが無く、地元をブラブラするか、ちょっと都会へ出て買い物をするかにとどまっている。
たぶんそういう地味な付き合いをしている原因のほとんどは、私にあるのだろう。
私は派手に遊園地に連れて行ってもらうよりは、風音で馴染みの喫茶店で他愛の無い話で盛り上がる方が楽しいし、プレゼントなども特別ねだる方ではない。メールは必ず速攻返すとか、何曜日は必ず遊ぶとか、そういう風に縛られるのは大嫌いだし、縛る側にもなりたくないのだ。
そう言えば私達はまだ、手をつないだことすら無いように思う。
私は内心苦笑して、意識を現実に戻した。
視線の先では、風也がスコーンを口の中で転がしながら、部屋をキョロキョロと見回していた。
「……やたらとCDが多いな」
CDがずら〜っと並んだ棚を目にして、驚いたように呟く。
私が頷いて、いつも聞いているのだと口を開きかけた時。
ものすごい勢いで廊下をかける音が聞こえ、次の瞬間ノックも無しに部屋のドアが開かれた。
激しく嫌な予感が体中を駆け巡り、私は露骨に顔をしかめて――
「バカ姉貴に男ができたーっ!?」
まだ声変わりしない弟の声に、頭がぐらっと揺れたような気がした。
最近驚くべき速さで伸びてきている身長。私と同じ生れつきの茶髪はふわりと顔を包み込むようなショート。良い具合に横に流された前髪は、左側が二箇所ピンでとめられている。部活から帰ってきてまだ着替えていないのか、ジャージ姿のままだった。
姉に対する敬意の欠片もないむしろ見下した台詞を吐いた弟に、いつものごとく頭に血が上った私は、風也がいるのも構わず全力で言い返した。
「うるっさいですよ、葵! わざわざ邪魔しに来たんですか!?」
「だってありえなくね!? 姉貴に彼氏とかっ。母さんに聞いてマジビビったぜ、ほんと! つーか彼氏めちゃくちゃかっこよくね!?」
「いいから出てってください! ほんと邪魔ですっ」
「うっわ、邪魔だって。こえー、姉貴こえー」
息を切らして叫ぶものの、葵は全く聞く耳を持たずにずかずかと部屋に入り込んできた。私は慌ててベッドを立ちあがり、ドアの前の所で葵の腕をつかむ。
本当に生意気すぎて腹が立つと、あからさまにため息をついた。
「何でそこで入ってくるんですか……っ」
「いや、こんなかっこいい人そう会えないから、とりあえず名前だけでも聞いておこうと思ってさ」
リスのようにくりっとした大きな瞳をらんらんと輝かせて、葵は風也に視線を向けた。いつものことだと呆れたように見ている恵玲の横で、呆然と事の成り行きを見守っていた風也は、そこでハッとして我に返る。
「あ……オレ?」
彼が問うと、葵はおくすことなく二度うなずいた。私はもうどうしようもなくて、仕方なく手を離す。
「……オレ、紫苑風也。お前もしかして亜弓の弟か?」
「はいっ。友賀葵、中2っす!」
葵の台詞に、一瞬風也が目を見開いた。しかしすぐに平静な表情に戻り、私と葵を見比べる。しばらくして、「おっもしれー」と珍しいものを見たというふうな顔で呟いた。
彼の考えていることは十分に予想が付く。大方、全然似ていない姉弟だなと思っているのだろう。唯一似ているとすれば、特徴的な髪の色くらいだろうか。性格に関しては似ても似つかない。
すると風也はふっと何かを思い出したように視線を上げ、それをそのまま私の方に向けてきた。不審げな声音で尋ねてくる。
「お前もしかして親に話したのか? オレのこと」
思いもよらぬ質問に、私は目を瞬いた。一拍遅れて、ちょっと気が抜けた調子で問い返す。
「言っちゃまずかったですか……?」
「いや、オレのこと知ってるんなら一言あいさつ行った方が良かったんじゃねぇかと思って」
風也がサラサラの髪を無造作にかき混ぜながら、リビングの方に目をやる。彼の言い分に非常に納得が行った私は、葵を部屋から追い出して、風也とリビングに向かった。
いつの間にか恵玲は、床に座ってベッドの端で腕枕をし、気持ち良さそうに眠っていた。
- Re: Enjoy Club シーン人気投票(16日〆切) ( No.449 )
- 日時: 2010/10/10 13:58
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
おおおお、あーちゃんの弟おおおおおお!!((((
んじゃ、私はあーちゃんと双子になろうk、友賀杏樹になる((
友賀杏樹…きゃあああ、感激!!!!((
…すいませぬ。けどマジで友賀杏樹に((黙れ。
ってか、弟に対して怒るあーちゃんがウケたwwww
そして萌えt…←き も い か ら。
- Re: Enjoy Club ( No.450 )
- 日時: 2010/10/10 16:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
杏樹.さん>
友賀杏樹wwww笑
この姉弟ゎケンカが絶えません(笑
別に嫌いなわけじゃないですけどね、ウザいんだと思います^^←
てか風也ゎびっくりですよね^^笑
あーちゃん基本的におとなしい子ですしww
てかなんで葵っていう女の子みたいな名前になっちゃったんだろう。。。←
コメありがとうございましたー!!
- 葵くん可愛い♪ ( No.451 )
- 日時: 2010/10/10 21:36
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
チーズスコーンッ……www
作ってみましたか? いや、たぶんこれだけ描写してるのなら作ったんでしょうけど。ww
葵くん可愛い♪
実は私が読んでる小説、もうひとつ、葵さんが出てくるんですよー。ww葵先生。
その人も男の人です。
いやー、なんか複雑だなあ。私の小説の葵ちゃんにしても、葵君にしても、(葵先生にしても)ぜんぜん性格違うんですもん!ww
- =キャラ絵= NO.9 ( No.452 )
- 日時: 2019/06/14 18:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1176.jpg
某友人があーちゃんを描いてくださいました〜!!!www
以前見せたのはだいぶ前に描いてもらったやつなので、タッチが少しかわってますwww
てかもともと神絵なのにさらにうまくなってるwww 見ながらニヤニヤしちゃいました><!!←
また他のキャラもかいてくれるそうですっ^^
まぢ楽しみ……っ♪♪
感想待ってまーす(^^)/
>>追伸(2019.6.10)
リンクが切れていたので貼り直しました。
前貼っていた絵と変わっている可能性大ですがすみません。
あーちゃんお姫様バージョンです^^
- 亜弓がいつもと違うっ! ( No.453 )
- 日時: 2010/10/10 23:22
- 名前: ARMA (ID: KnqGOOT/)
葵への亜弓の豹変ぶり結構驚きましたよぉ!
四六時中喧嘩してそうですね。恵玲にとっては、もう見慣れた光景なんでしょうね〜。
でも亜弓、丁寧語のままなんですね。弟にも丁寧語っての面白っ!やっぱり亜弓いい感じ出してます!
地味〜に気になったのが、亜弓っていつかのシーンも音楽聴きまくってたときあったような気がしますが、どんなジャンル聴くんだろ??
CD持ってても、聞くときはMP3プレイヤなんだろか、それともCDプレイヤーで聞いてるんだろかとか、、、全っ然本編と関係ないですが、無性に気になるっっ!
それでは、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.454 )
- 日時: 2010/10/10 23:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
(朱雀*@).゜.さん>
作りましたょーwww おいしかったですっwww
教えてくださってありがとうございます^^!!
葵って名前かわいいですもんねww
つい使ってしまう。。。><
ARMAさん>
はい、四六時中ケンカしてますww笑
弟ゎお父さんのですます口調うつらなかったんですねー^^
姉弟がですます口調で言い合いしてたらウケるwwとか思っちゃいました><ww
亜弓ゎJ-POP聴きまくってますねー^^
私が音楽聴くの大好きなんで、それを主人公の設定に入れちゃいました♪
あーちゃん西野カナちゃんの曲とか好きそうwww てか私が好きwww
たぶんどっちもですね^^
部屋でゎCDプレイヤーで聴いてますwww
コメありがとうございましたー(^^)
- 参照2000突破!!www ( No.455 )
- 日時: 2010/10/11 14:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
はい、ありえないです、ほんとwww←←
2000とか……(笑
なんか色々通り越して笑えてくる……っ!!!←
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございましたっm(__)m
みなさんが読んでくださることが本当に励みになるんで><!! 感謝してもしきれないです、ほんと!!
まだまだEnjoy Club続くと思いますが、よろしければこれからもお付き合いいただけるとうれしいですwwww
改めて本当にありがとうございましたm(__)m
あ・企画のことなんですが。。。
できたらお客様の小説紹介第二弾をやりたいなぁと思ってます><!!
第一弾で紹介しきれなかったものをwww
てかラジオやれよってかんじですね、はいww
まぁそういことで、これからもよろしくお願いします(^^)/
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&亜弓キャラ絵 ( No.456 )
- 日時: 2010/10/11 08:37
- 名前: 真白 (ID: W3aU.Uy/)
はい、これからも宜しくお願いしますっ!!
えれさまと風也…。((
あーちゃあぁあぁあぁあん!! by杏樹.←
あ、名前気付きました?
前に登場したの覚えてますかー??wwふふ(
もう一回、真白になってみました♪←
- 祝、参照2000突破ですね ( No.457 )
- 日時: 2010/10/11 08:54
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
おおふ、更新されているし亜弓ちゃんの新キャラ絵も出てた。気付かなかった自分数学と共に消えろorz
亜弓ちゃん怒っても可愛い……(´ω`*)
うちのキャラ達と正反対だ。うちにも早く善人が現れませんかねぇ、ほんと((
葵くんも可愛いなあ。ああ可愛い子ばっかりでどうしよう。可愛すぎて困る(・ω・´)
そして2000突破おめでとうございます。最早雲の上の小説ですねー。
これからもストーカーの様に見続けるのでwww←
更新、無理しすぎない程度に頑張ってください。応援してます。
- お、参照2000突破ぁ! ( No.458 )
- 日時: 2010/10/11 14:53
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: KnqGOOT/)
こんにちは〜!
早くも参照2000突破しましたねぇ!!
おめでとうございます!!
ECがますます面白くなっていくことを願うばかりであります! ではっ、また〜!
- Re: Enjoy Club ( No.459 )
- 日時: 2010/10/11 16:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
真白ちゃん>
いらっしゃい、真白ちゃん!!wwww←
もちろん覚えてますょー♪
ちゃんとお客様欄にも増やしておきましたww←
ぜひ?また見に来てくださいねー^^!!
コメありがとうございましたっm(__)m
或さん>
数学ゎ強敵ですね、ほんとww← 消えてもいいと思います^^(←ォィ;
あ・或さんゎダメですよwww
たしかに私のと或さんのと、キャラのタイプだいぶ違いますょね(笑
なんていうか或さんの小説のキャラの方が現実に近い気がしますww(←何; ほんとにいてもおかしくないっていうか。。。(ぇ
やっぱ「Mistake .」かっこいいなぁ〜っ///←
応援ありがとうございます!!ww
そういうストーカーゎ大歓迎ですww(ぇ
これからもがんばりますね♪
コメありがとうございました(^^)/
ARMAさん>
ありがとうございますっwwww
もっとおもしろいもの書けるようにがんばりますね!!
これからもよろしくお願いします(^^)ww
- 参照2000突破記念 ☆お客様方の小説紹介第二弾☆ ( No.460 )
- 日時: 2010/10/11 18:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KnqGOOT/)
参照2000突破を祝ってww←
プチ企画『お客様の小説紹介第二弾』をやりたいと思いますっ><!!
ごめんなさい、また独りよがりなイベントで(汗;
楽しいんですよー、感想かくのwww←
全員分紹介したいのゎ山々なんですが。。。
今回も人数絞りたいと思いますっ>< 2回以上コメくださった方っていうことで!! しかも友桃との会話で2回以上じゃなくて、別の機会に2回来てくださった方(←意味不)のみにさせていただきます; ごめんなさいm(__)m
それでは来た順でww
?.『翼があるならば』by虎々(元かれーらいす)さん
この小説は題名にひかれて見に行きました!!ww
ある日突然目の前に現れたのは、記憶喪失のめちゃくちゃかわいい天使の女の子!!! とりあえず保護したものの、その日からありえないことに巻き込まれまくって大ピンチ――!!?(←)的な話です♪
なんか親しみのわく幽霊や、笑顔がまぢで怖い転校生や、友桃が大大大好きな関西弁の陶華ちゃんなど?!!ww← 魅力的なキャラがたくさんでてきます♪ ちなみに陶華ちゃんゎライオンと意気投合しちゃうっていうまぢかわいすぎる子なんですっwww
あとギャグ要素満載www 一人いじられまくってかわいそうな子がいますねー(笑
陶華ちゃん大好きだぁ〜っ!!!←
?. 『†the eternal end†』by有澄飴さん(杏樹.さん)
題名めちゃくちゃかっこいいですょね!!?これっ!!
私がほんと偶然見つけた掘り出し物ですwwww← めちゃくちゃ私好みの小説っwww いいですょね、闇組織♪ 大好物ですwww←
えっと、まだ話がそんなに進んでないんで簡単な紹介しかできないんですが、人気者の生徒会長と、その生徒会長をいつかぶっ潰してやろうと思ってる闇組織の話がメインになるようです^^♪
そしてさすが有澄飴さんwww キャラがみんなめちゃくちゃ濃い!!笑 おもしろすぎます、ほんとww
真白との両立大変でしょうが、更新どちらも楽しみにしてますね♪
?.『Demon's killing one another』by暗部の外科医(元ハッチしゃn)さん
最近新しく作られた小説ですねww シリアス・ダークのほうに置いてありますwww
暗部の外科医さんが新しいのをかき始めたと知った瞬間もちろん飛んでいったんですが!!! もう、ほんとさすがですっ/// なんですか、あの文章力っ!!! ざけんじゃねぇのほうで十分尊敬の域に達していたのに、さらに文章力アップしてて驚きました><!! 私なんか全く及ばないということを思い知らされました><←
この小説も書き始めなんであまり紹介できないんですが。。。
主人公は、人には無い身体能力をもった記憶喪失の女の子。自分の正体はなんなのかと苦しむ彼女を実験対象として扱う人々はいったいなんなのか――。そして周囲の思惑に振り回される少女は今後どのような道をたどるのか――!!?
シリアス・ダークにあるだけにグロテスクな表現が多いですが、かなり読み応えがあります!! ぜひ足を運んでみてください♪
てか暗部の外科医さん、コメしてなくてすみません><;← ちゃんと毎回読んでます^^
?.『巫女の少女と命使いと』by山口流さん
流さんの文章は読むたびに不思議でしょうがないんですよねー。
なんであのパッと見堅苦しく見える文章が、あんなにもスラスラ読めてしかも爆笑できるのか!!! なんか文才ってこういうことをいうのかなぁとか思っちゃいました、ほんとwww
友桃オススメの主人公を紹介したいんですが。。。彼の性格は何と表現すればいいでしょうか!!? 文章が素晴らしいお陰で彼の性格はものすごくつかみやすいんですよ!! つかみやすいんですけど、言葉にできないっ><; ……マイペース?っていうんですか? なんかそれ一言で表現しちゃうと私が不満なんですけど(汗; あの、こればかりは読んでみてください><!! 流さん、すみませんm(__)m 友桃の語彙力が足りなさ過ぎて大好きな古神くんの紹介ができない……っ!!!(泣;
内容はですねーwww 実はめちゃくちゃいいとこで更新が止まってるんですよーwww笑← 止まってるっていうか、色々事情があって次話から改変するらしく、更新が遅れるみたいなんです><(泣; とりあえず今のところは、主人公古神くんの平和な日常生活がある日突然大崩壊して、これからどうなる――!!?ってとこですwww
はい、小説だけじゃなくてコメの方でも楽しめるスレです^^ 更新楽しみにしてますー♪
?.『Mistake .』by或(元凛)さん
この小説いいっ!! 設定からしてほんとツボっ!!wwww
ここのカキコって学生モノがほとんどじゃないですか!!? その中でかなり異色だと思います^^!! まぢいい味出してる♪←←
主人公がまず大人なんですよーwww メインになる舞台が職場っていうwww いいですよねーこういうの♪ 私もいつかこういうの書いてみたいですっwww
主人公の男性は新入社員!! そして彼は一緒に入社してきためちゃくちゃ美人で変人な女性とよくわからん関係になっちゃうんです!!!(←意味がわからない;) 彼女いるのにっ!!!
しかも苦労性なのか何なのか(笑)、犬猿の仲の先輩二人の争いに巻き込まれちゃってどうなんの!!?ってとこで今のところ終わってますww 先読みたいんですけど、ほんとwww笑
登場人物のキャラがすごくうまく書き分けられているので物語に入りやすいです^^!! どうやったらそんなに書き分けられるんですかーっ><!!
なんだか色々とあこがれの小説。。。www
てことで、今回はこの辺でww
あの、もし「これネタばれ!!」とか、「友桃のこんなヘンな紹介文まぢやだ!!」っていう方がいたら遠慮なく言ってください><!!
こんな謎なプチ企画にお付き合いくださった方、ほんとうにありがとうございましたm(__)m
- ふおおおお! ( No.461 )
- 日時: 2010/10/12 01:46
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
わお、私の駄文が紹介されているwww
本当にいいんですか、あんなの紹介しちゃって((
いや、私自身は発狂しそうなくらい嬉しいんですけどもww←
「よくわからん関係」ww 確かにwww
ドキッとちゃったり呪い殺そうと思ったり、ほんと何考えてるんでしょう(( おい作者
……多分きっと主人公君は運が悪いんだと思います。←
いやー、なんか勿体ないお言葉ばっかりでパニックです(-ω-`;)
ほんと有難うございます、そしてお疲れ様ですww
- 更新した〜いっ ( No.462 )
- 日時: 2010/10/12 19:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
或さん>
コメありがとうございますっwwww
どこが駄文ですか!!
或さんの小説大好きですっ><www
その「よくわからん」さが(←謎;)私好みですww なんかああいう関係読んでて楽しいwww
ぶっちゃけずっとそのままでも構わn…(←黙;
いえいえww
私感想書くの好きみたいですww あ・でも読書感想文ゎ消えてほしい(ぇ
第三弾もやりたいなぁ〜wwww
みなさま>
ほんっと更新遅くてすみませんっ><;;
今必死に続き書いてるところです!! 早くて明日更新かなー…(泣;
- 独り言。。。 ( No.463 )
- 日時: 2010/10/12 20:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
次の話えれさまと白波のデート書こうと思ったのに。。。
誰か白波の暴走止めて……っ(←謎;
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.464 )
- 日時: 2010/10/12 21:07
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
え、ty、白波暴走しちゃうんですか、!?←←
tyty、是非見せてくださ・・・・・・←←←
- Re: Enjoy Club ( No.465 )
- 日時: 2010/10/12 21:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
ようやくえれさまが登場してくれた……(ほっ
てか白波なに1人でノート4ページ分も陣取ってんだ……;;
何かこれ実況中継みたい(笑
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.466 )
- 日時: 2010/10/12 21:22
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
の、のーt((((あの。
友桃さんってノートに書いてからPCで書く派なんですk?←←黙。
ってか実況中継面白いwwwwwww←←
- 実況中継♪← ( No.467 )
- 日時: 2010/10/12 22:49
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
あれっ、おもしろいですか?ww←
はいww
ノートで書いたのをWordで打って、それをコピってコメント欄に貼り付けてますww
果てしなくめんどくさいです><;;
あ・ノートとWordゎ、ここにのってるやつの改行無しバージョンですょー♪
白波を抑えるのに疲れてしまった。。。
- そうい手順で投稿してたんですかぁ ( No.468 )
- 日時: 2010/10/13 00:17
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fNW8Dqgc)
こんばんはぁ。
E.Cって更新されるまでの手順が結構あるんですねぇ。。。
あの量の文章をWORDで打ち込むのって、かなりタイピング速いのではっ?!
>>白波を抑えるのに疲れてしまった。。。
白波は作品でも現実でも、一癖あるやつなんですねぇ...。
白波拳銃持ってるから、"暴走"とかいうと、とんでもないことを妄想してしまうっ!
次回更新がかなり楽しみです!!(ぉぃぉぃ)
- Re: Enjoy Club ( No.469 )
- 日時: 2010/10/13 19:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
ARMAさん>
今からWordいきますっ←
タイピング早ければもっと早く更新できるのになぁ。。。
あの……
これは皆さんにも聞きたいんですが。。。
えれさまと白波のデート省いていいですか?(←ォィ;
あ・いや、書いた方が良ければ書くんですが、ぐだぐだになりそうな予感ww そして白波出すぎwww←
今回の話打ったら考えよ〜
コメありがとうございましたー(^^)/
- 久しぶりです♪ ( No.470 )
- 日時: 2010/10/13 21:03
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
ノートに書いてWORDで書いて更新…って結構大変な作業ですよね?!
私はプロットを書いて(箇条書き)、そのまんま更新…友桃さんに比べると手抜きだなぁ。。。←
白波出すぎは問題ありません!!(え
ぐだぐだおkです!
私は白波君をずっと見ていt(黙れ
何かよく分からないコメントになってしまった…汗))
更新頑張ってください^^
- Re: Enjoy Club ( No.471 )
- 日時: 2010/10/13 21:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
(朱雀*@).゜. さん>
お久しぶりです^^
コメありがとうございますっwwww
正直大変です><;
その過程なければとっくに次の話更新してるっていう……(泣;
了解です♪
デート書きますwww←
てか更新遅くなりそう。。。
今日何時くらいまでPC開いてますかー?
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.472 )
- 日時: 2010/10/13 21:30
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
やった♪
デート楽しみです^^ww
う〜ん…10時前後ですかねぇ…?
- Re: Enjoy Club ( No.473 )
- 日時: 2010/10/13 21:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
次細かくなっちゃって3ページですー
えれさまも若干暴走……
いや、いつものことかww←
と思ったら、
消えたーーっ!!(泣;
エラーっ>< あのクマ……っ
たぶん5分後位に更新します(泣;
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(5) ( No.474 )
- 日時: 2010/10/13 22:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
影晴との面会について、ウィルからの報告を受けた次の日の早朝。
白波はコンクリートで塗り固められた地面を踏み、いつものごとく人気のない路地で身を潜めていた。移動に使用したスケボーを音をたてないように建物の壁に立てかけ、倒れる危険が無いかを慎重に確かめて、自らの背中を同じく後ろの壁に預ける。そして極力呼吸も抑えて気配を殺すと、角からこっそりと目的の建物を覗き見た。
彼がいるのは、今回の任務対象である場所からは死角に当たる位置。それでも白波は警戒心を絶やすことなく、夜明け前の暗がりにぼんやりと浮くように佇んでいる白っぽい建物を、地面から最上階までさっと睨み上げていく。わずかに眉間にしわが寄せられた。
――……見た目は普通のオフィスビルだな
もちろん都会にあるそれとは全然規模が違ったが。
白波は建物を視界からはずし元の体勢に戻って、腕にはめてあるシンプルなデザインの時計に目をやった。指定された時間よりもかなり早めに着いてしまったことが分かり、音が漏れない程度に息をついて、無意識に腕を組む。そのまま目を閉じ息を殺して、慣れた緊張感とともに味方が来るのを待っていた。周囲の音に注意深く耳を傾けている間、それを邪魔するように昨日の会話が頭の中でリピートされている。
「白波くん、この後時間ある!? どこか遊びに行こっ」
任務仲間である恵玲が、彼には無い明るさでそう誘いを持ちかけてきたのは、つい昨日のことである。
元々人から何かに誘われるということを予期していない上に、それまでの会話とは全く脈絡の無い台詞だったため、白波は頭が付いていかずに少しの間無言で固まっていた。
ようやく口から出たのは、あまりにもぞんざいな否定の言葉。そしてそれは、実際用事があるか否かに関わらず、彼にとっては正しい、言うべき言葉だった。断って、良かったはずなのだ。
それでも時間を限定してまで粘る恵玲。どうしてすぐにあきらめないのかと疑問に思う白波は、もちろんそこでも彼女の誘いを断ったのだが。
その瞬間の恵玲の表情を目にして、不覚にも自分の気持ちに迷いが生じてしまった。そしてその迷いが全く解消されない、自分でも理解できない心境の中、気が付くと信じられない言葉が自分の口をついて出ていたのだ。
「今日は無理だが……、明日なら……」
――……まったく何を考えているんだ、俺は
瞼を上げて、もどかしさに唇を噛んだ。
わからない、自分の考えが。そもそも自分がちゃんと何かを考えて行動をしているのかすら、自信がない。
周囲に意識をやっても人の気配は感じられず、再び目を閉じる。
承諾の返事を耳にし大きな黒瞳を輝かせる恵玲を見て、内心ほっとしている自分がいた。そして直後、身を包むのは発火するように現れた極度の焦り。今しがたの自分の言動を振り返ると、その焦りに加えて得体の知れない恐怖が体の中に沸き起こってきた。ドアノブを握る手に、汗がにじむ。
とっさに直前の自分の台詞を撤回しようとした白波を、ウィルの気まずそうな声が遮った。
「あのさ恵玲。実は明日、任務が入ってるんだけど……」
心底うれしそうな表情から一変、恵玲は魂が抜けたような顔でウィルを見て、
「……思わぬ邪魔ものが……っ!」
今にも舌打ちしそうな勢いで、忌々しそうにそう吐き捨てた。対して白波は内心胸をなでおろしていたのだが、彼女に対する読みが足りなかった。恵玲が“任務”なんていう障害を相手に、そうそう簡単にあきらめるはずがないのである。
突然目をぎらつかせてウィルに任務の難易度を確かめた恵玲は、好戦的な表情で舌なめずりをした。それを見た白波は思わず、めったに動かさない表情をひきつらせたのである。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(5) ( No.475 )
- 日時: 2010/10/22 18:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
白波はあの時の恵玲の提案を思い出して、頭が痛くなった。
――……なにもここまで早い時間にやらなくたっていいだろう
まだ日の昇らない空を見上げる。そのまま視線を下ろして時間を確認し、改めて周囲に注意を払った。約束の時間まで、もうすぐである。
が、しかし。
そのまま大人しく味方が来るのを待とうとしていた白波は、地面をこするような複数の足音に気付いて一気に警戒心を強めた。腕をほどき足を軽く開いて、すぐにでも動ける体勢になる。視界が不十分な中、意識を研ぎ澄まして周囲の様子を探った。
直後。
痛いほどに眩しいライトが白波を照らし、彼は思わず目を細めた。
「見つけたぞ、E・C! あの文書を手に入れた時点でお前たちのことは警戒していたんだ! なにがなんでも渡さんぞ!」
聞こえたのは威厳あふれる低い男性の声。まるで太鼓のように体の内側に響く音だ。
しかし白波は一切ひるむことなく、いつでも能力を使えるように身構えて、左右から挟み打ちのようにして押し掛けてきた十数人の警備員に瞬時に目を走らせた。本気なのかそれとも脅しなのか、彼らの先頭を走る数人は真っ黒な拳銃を握っている。
「とらえろっ!」
強力な後ろ盾のあるE・Cの能力者をとらえてどうするつもりなのかは全く分からないが、このまま大人しくつかまってやる気は毛頭ない。
一見圧倒的不利な状況だというのに欠片ほどにも表情を変えない白波は、淡々とした動作で両手を左右に突き出した。ちょうど向かってくる警備員達に手の平を向け、自分の周辺の空気の流れを意識する。そして空気をつかむように両手を握り、そのまま両腕を斬るようにして鋭く振った。
「風よ」
白波の意のままに動く風は、鋭利な刃物のような形状になる。そして電光石火の速さで標的に向かい、男たちの持つ拳銃をいっせいに弾き飛ばした。甲高い音とともに拳銃が回転しながら宙を舞い、男たちは突如空っぽになった自らの手の平を唖然として見つめている。彼らが完全に動きを止めるのと同時に、白波はうまく自分の方向に飛ばしておいた拳銃2丁を左右それぞれの手でうまくキャッチし、間髪置かずにその銃口を左右の警備員に向けた。
カチャ……と不吉な音が耳をつき、警備員はハッとして顔を上げ一気に色を失っていく。さざなみが広がるように彼らは両手を上げていった。
――……思っていたより弱いな
しかしそんな中、最初に張りのある声を上げたおそらくリーダー格の男は、一瞬ひるむ様子を見せたもののすぐに冷静になって、部下に指示を与えたのである。
「そんなガキに銃が使いこなせるわけがねぇ! すぐに取り押さえろっ」
その台詞に対してさえ、白波は眉一つ動かさずに固く唇を閉じたまま、銃を握った両手に力を込めた。暗闇には慣れている。さすがに水希の創り出す闇にはお手上げだが、これくらいの暗さであれば十分に狙いは定まる。両手の人差し指が、ためらいなく引き金を引いていた。
「――ひっ」
1つの銃声。しかし実際に発せられたのは、2つの弾丸。
白波の握る拳銃からは硝煙が上がり、彼が撃った弾であることを証拠づけている。その銃口の向いた先には、全身から血の気が引いて体を硬直させた警備員がおり、彼らは左右で1人ずつ崩れるように膝を折った。頬すれすれの位置を銃弾がかすめ、耳の下の髪を持って行き、後ろのコンクリート壁に穴を開けたのである。
白波は不気味なほどに落ち着き払った表情で、物騒な台詞を吐いた。
「次は当てるぞ」
今度こそ完全に戦意喪失する警備員達。
そしてさらに彼らのやる気をそぐ人物が2人、この場に姿を現したのである。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(5) ( No.476 )
- 日時: 2010/10/22 13:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: x/ARx04T)
「お待たせ、白波」
「ごめん白波くん――って、ウィルくん同時だぁっ」
身動きの取れない警備員達は、目だけでどうにか声のする方向に視線をやった。彼らの上方に、本当に闇組織のメンバーなのかと疑ってしまうような子供が2人、恐れの無い瞳でこちらを見下ろしていた。
片方は大きな黒瞳が印象的な、不敵な笑みを浮かべた少女だった。4階建ての古びた建物の屋上に腰かけ、線の綺麗な白い脚を組んでいる。早朝のさわやかな風が吹くと、肩辺りまでの黒髪が小刻みに揺れている。
もう1人の少年はさらに目を引く容姿で、その闇に浮かぶセミロングの銀髪と女性のようにぱっちりとした蒼瞳には、当然のごとく視線を持って行かれた。彼はその向かいの建物のベランダに座り、にっこりと微笑んでこちらを観戦している。
白波は、呆けたように頭上に意識をやる警備員達に内心呆れていた。一瞬、銃を引こうかと思ったが、すぐに思い直して自らの内の緊張感を高める。
するとウィルが、世間話をするかのように声を飛ばしてきた。
「白波ー、獲物はー?」
口では答えずに、顎で方向を示す。ウィルの隣の建物だ。
それを見た恵玲は、口端をつり上げさらに笑みを濃くする。
「ここ一般人いなそうだし、派手にやっちゃってもいいよね?」
彼女の思惑が読めず、白波もウィルも何も答えないうちに、
恵玲は今まで自分が座っていた屋上のコンクリートを、力強く蹴った。そして、消えた、と周囲が認識した瞬間。
「とりゃっ」
張り詰めた空気が緩む可愛らしい声とともに、ガラスの割れる甲高く細い音が辺りに響き渡った。恵玲が宙を滑空して、獲物がある建物の5階の窓を派手に蹴破ったのだ。
当然ながら辺りに鋭利なガラスの破片が飛び散り、透明な凶器の雨が降り注いで、真下にいた男たちが情けない声を上げて逃げだした。
白波はそれを唖然として見上げ、ウィルも彼女の大胆かつ無謀すぎる行動に度肝を抜かれる。
「ちょっ、恵玲! ケガするよっ」
ウィルがとっさに中腰になりながらそう叫ぶと、建物の中から「だぁいじょぶ!」と余裕の声が返ってきた。獲物がどこにあるのかもわからないのに、とウィルは困ったように呟いて、すぐ白波に目を向けてくる。この状況でウィルのとりうる行動はかなり限られている。白波が何も言わずに頷くと、安心したように微笑んだウィルは、次の瞬間その場から姿を消した。彼の能力を知らない警備員達は、唖然として空っぽになったその場所を見つめていた。
かなり行き当たりばったりな気もするが、あの2人に任せておけば獲物の方はどうにかなるだろう、と人数ばかりの左右の集団に意識を戻す。常人が自分達能力者に対抗できるわけがないのだがと息をつきかけ、しかしそうする代わりに彼は銃を握ったままの両手に力を込めていた。例外がいることを思い出したのだ。派手な金髪の男が頭をよぎっていた。
ふと柔らかい暗がりに包まれていた視界に、黄色がかった白い光がさして、白波はゆっくりと空を見上げた。その光は徐々に、しかし流れるような速さで辺りに広がっていき、あっという間に闇をなぎ払っていく。
「夜明けだ……」
さっき銃口を向けられて地面にへたり込んだままの男が、思わずといったふうに呟く。妙な感慨が、敵の集団の中に広がっていった。
――……そろそろ依頼の文書を手に入れた頃か……
恵玲とウィルが入って行った目的の建物を見つめる。蹴り破られ無惨な姿になった窓にも、一筋のあたたかい光が差し込んでいた。
- 更新(^q^ ) ( No.477 )
- 日時: 2010/10/13 22:32
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
まず、すげぇなあと思いました((
文字数オーバーとか三回分けとか体験してみたいわ(-ω-`)←
ふひょー、相変わらずかっこいいすね(・ω・´)!
恵玲ちゃん良いなあ。なんか上手く言えないけど良いなあ(( 言葉のぼきゃぶらりーがね……
だけどやっぱり白波g(ry
暴走しても可愛くてかっこいい恵玲ちゃん。素敵! ←
ウィル君も相変わらずかっこいいなあ。なんかもうみんなかっこいいなあ((
- 麗牙冴えてますね! ( No.478 )
- 日時: 2010/10/14 08:06
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: eNPK8IuO)
どうも、昨日PC使う時間無くて、今朝見てみたら更新されてましたねぇ!
白波たちを相手にしてしまった警備員たち、気の毒...。
恵玲は、デートのためなら任務の時間も変えてしまうのかっ!!
任務中の恵玲の無敵さにはホント舌を巻きますが、デートを何が何でもやってのけようとするところは、それをも上回る迫力を感じます!
恵玲に限らず、麗牙が任務についているシーン見ると、全員敵無しですよねぇ!任務失敗したこととか無いのかなぁ。。。
では、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.479 )
- 日時: 2010/10/14 17:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
或さん>
私文章まとまらない人なんです。。。
だらだらと長い……(泣;
(笑
とりあえず楽しんでいただけたようで良かったですww笑
この話書く予定じゃなかったんだけどなぁ>< あってもなくてもどっちでもいいかんじだしww←
そして次の話もたぶん、ぶっちゃけ無くてもよくね!?ってかんじな話ですww笑←←
グダグダな話はたぶん次までにするんで、我慢してくださいっm(__)m
ARMAさん>
いや、ほんと普通の人間が勝てないのはしょうがないです^^ 警備員たちゎ悪くありませんww笑
「さま」付けしたくなるゆえんですょねーww笑
全員でゎ無いですよ〜^^
みぃちゃんゎ戦えませんからww そういう面では普通の中学生ですww 任務にもそうそうあてられませんしww
お二方コメありがとうございましたー(^^)/
- 昨日読んだけれど母が怒ったのでコメントできなかった…泣)) ( No.480 )
- 日時: 2010/10/14 21:27
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
こんばんは〜〜!!
さっそく言いますが、白波君かっこよすぎ!!
ウィル君もかなり好みに近づいています><
私もE・Cのメンバーに入りたいなぁ…(ムリムリ)
友桃さんはもし自分が超能力者だったら何の能力がほしいですか?
私は断然テレポートですね〜^^ 遥声も使いたい♪
- こんばんわww ( No.481 )
- 日時: 2010/10/14 21:41
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
(朱雀*@).゜.さん>
コメありがとうございますっww
何回見てもうれしい><wwww
ウィーくんとか白波みたいなのが現実にいたら惚れますね、確実に(←ォィ;
すいません、私基本自分の好みでキャラを作ってるもので。。。←←
風也とかえれさまとか特にww あ・有衣ねーさんもww
……ぶっちゃけ全員かなwww笑←
それおもしろいですねっ!!
今度アンケートとろうかなww笑
とりあえず遥声ゎ絶対使いたいです♪♪
能力ゎ……やっぱテレポートかなぁ^^www 実用的ですしねww笑
アクションとか風とかは見てる分にはかっこいいけど、実際持っててどうすんの?っていう(笑
あとまだ登場してない月下白狼っていうE・Cのグループがあるんですけど、そっちにも4人能力者がいるんですよー♪ 新しい能力も出てくるしww それ入れるとちょっと悩みますww
ここに具体的な能力書いちゃっていいのか悩むんですけど(笑 ネタばれになっちゃいますよねww笑
あ・実は出す予定でやめた能力者がいるんですけど、出さないから言っちゃいますww
そのこ4歳の女の子の設定で、能力“爆破”なんですww← めちゃくちゃおもしろそうじゃないですかっ!!?← 完全におふざけで作ったキャラなんですけど、人多すぎるんでけずったんです><
小規模の爆破でいいから一回やってみたいwww←←
あれっ、長文……(汗;
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.482 )
- 日時: 2010/10/14 22:12
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
絶対惚れますよ〜///
全員好みですか! 私はどうなんだろう…汗))(なっちゃん…泣)
おおっ!
アンケートいいですね〜^^
あっ、この前考えたんですけどキャラのQ&Aとかどうですか? あーちゃんの好きな食べ物は〜・・・とか。ww←
テレポート実用的ですよね〜。ww
確かにっ! アクションは普段あまり役に立たないや……
あ、でも白波とかはキャンプで火をおこすときに皆が見てない時こっそり風起こす。とかww ←
能力爆破って…みぃちゃんの次に危ない能力ですね><ww
だけど、出す分には面白そうっ! 最強ですね><ww
- Re: Enjoy Club ( No.483 )
- 日時: 2010/10/14 22:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
(朱雀*@).゜. さん>
あ・影晴ゎちょっと……←←
なっちゃんゎ怖いですねww笑
Q&Aおもしろそうっwwww
次何かの記念にやりますね^^♪
不良がアクションの能力もってたら恐ろしいですね(汗;
白波地味に頑張るなぁ〜www笑
真夏に涼しい風とか送ってほしいww
完全に雑用ですねww
ちっちゃいこなんで、たぶん能力のヤバさに気付いてないんです(汗;
なんで、そのこはなにかしら気が向いたときに「どっか〜ん!」とか言って爆発させるつもりだったんですょ(←ォィ;
現実的にムリですけどねww笑
てかさっき中1っておっしゃってたじゃないですか?
ふと思ったんですけど、私いくつくらいに思われてるんだろうと。。。
前言ったように個人情報secretなんで答えは教えられませんけどww←←
- 能力のアンケート参加したい! ( No.484 )
- 日時: 2010/10/15 00:26
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fNW8Dqgc)
こんばんは〜!
使ってみたい能力のアンケートいいですね!!
やるって決まってないのに投票しときます!!(ォィ!!)
亡き爆破能力、かなり魅力的ですが、僕は白波の風の能力と銃の組み合わせを使ってみたいですね!!
戦争を舞台にしたシューティングゲーで、遠方の敵をスナイパーライフルで狙撃するの好きなのですが、白波の組み合わせは、そういった長距離のスナイパー向けなんですよねぇ。
あ、コメ&ライトで語ることじゃななそうですねぇ...スミマセヌ。
でも白波が風を使う度に、あの能力ほしいなぁとか、拳銃のモデル何かなぁって妄想してますっ。
水希は、光と闇よりも、魅了系の能力が突出して強いと感じるのは僕だけか??........(そうだよ)。
失礼しました〜。
- Re: Enjoy Club ( No.485 )
- 日時: 2010/10/15 15:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
ARMAさん>
シューティングゲーム!!
ゲームだとまた違うんでしょうけど、白波シューティング系はめちゃくちゃ強いと思いますょww
拳銃二丁でかなり正確に的狙える子ですからww
モデルゎまったくもってわかりません><;
そのへんの話くわしくないんで(汗;
興味ゎありますけどww
コメありがとうございますーm(__)m
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(6) ( No.486 )
- 日時: 2011/05/01 07:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
「白波くん、早くぅ!」
恵玲は後ろを振り返って、待ちきれない様子で二、三度飛び跳ねた。いつもより丁寧にセットしてきた髪も、彼女の動きを追うように宙を上下している。
一方の白波はその数メートル後ろを自分のペースを変えずに歩き、物珍しそうに辺りを見回していた。“物珍しそうに”とは言っても、表情からはあまり感情が読み取れないため、その動作で判断しただけだだが。電車の中で聞いた時、“こういう”ところに来るのは初めてだと言っていたので、彼の反応も当然だろう。
恵玲は満足そうにその様子を見て、軽やかな足の運びで彼の元へと走り寄った。体の脇にぶらんと下ろされた彼の右手を、勢いのまま両手で握る。白波はさも驚いたように彼女に視線を落とした。その抑揚のない黒い目が見開かれるのを見て、恵玲はさらに自分のペースへと持っていく。
「早く行こっ」
快活な明るい声でそう言い、恵玲は彼の大きな手を握って駆け出した。
彼女らの走る、白いタイルで埋められた解放感のある広い通りは、正面に“新ひろさき水族館”というプレートの付いたドーム型の建物へと続いていた。
2人がまず向かったのは、“マリンルーム”と呼ばれる大水槽のあるコーナーだ。短い階段を下りていくと、そこはトンネルのように周囲が海で囲まれた場所だった。左右はもちろん、上を見上げても、目を見張るほどの巨大な魚が見える。
恵玲は、現実とは切り離された美しい空間に感嘆の声を上げ、白波の手を引いて水槽の目の前まで人の間を縫うように進んでいった。この人込みでは、彼1人だと躊躇ってしまうだろう。
視界いっぱいに広がる、透き通った蒼。その無限大にまで広がっていきそうな際限を感じさせない一面の蒼に、恵玲は感嘆の吐息をつくことしかできない。ちょっと上を見上げると、水面から真っ白な光が差し込んでおり、この造られた海にさえ神秘性を帯びさせていた。
恵玲は水槽の表面に両手の指先を当て、自分でも気付かないうちに夢中になって巨大なマンタの動きを追っていた。
不意に白波の声が降ってきたのは、そんなときである。
「ウィルじゃなくて良かったのか……?」
デートでそういう話題は禁句だろう、なんてことは、白波には通じない。加えて彼に悪意が無いことが分かっている恵玲は、気を害する様子もなく振り返った。
「ウィルくんは今日重要な任務があるって前から言ってたし、それに――」
恵玲はそこで言葉を切った。穏やかな、しかししっかりと芯の通った瞳で、まっすぐ正面から白波を見据えている。唇はゆるく弧が描かれていた。
そのまま双方無言で時が過ぎ、唐突に恵玲が表情を崩した。華のような笑みを浮かべて、ちょこんと可愛らしく首をかしげたのである。
「やっぱナイショ!」
「……は……?」
力が抜けたように声を発した白波は、不審げに恵玲を見る。しかしそんなのはお構いなしに含み笑いをした恵玲は、再びやや強引に彼の手をつかんだ。
「次行こ、次っ」
そうスキップするような声で言った恵玲は、水槽に群がる人たちの間をうまくすり抜けていき――
不意に耳に飛び込んできた会話に、心臓が止まりそうになった。
「はぁっ!? じゃあまた扇たちが任務に行ったのかよ!?」
「影晴の命令なんだからしょうがないよー。それに僕らの能力は戦闘向けじゃないんだから」
「オレ様は能力無くたって戦えるっつーの!」
――……“任務”!? “能力”!?
――“影晴”!?
自分の属する組織のキーワードとも言えるような単語の連続に、恵玲は背筋が凍るような思いがした。理解よりも思考よりも先に、糸で強く引かれるように後ろを振り返る。一瞬、乱れに乱れた黒髪と、逆に一寸の乱れも無く綺麗に整えられた栗色の髪が視界に入り、すぐに人混みに紛れて見えなくなってしまった。
考えるよりもまず追いかけようと足を踏み出しかけた恵玲の腕を、誰かの手が強く引っ張る。振り返ると、白波が予想外にはっきりとした動きで首を横に振っていた。
基本的に他グループとの対面は禁止。そう言われて、何の抵抗も無く受け入れてきた。だがこうして彼らの存在を肌に感じるだけで、声をかけたくなってしまう。仲間が増えた、と希望を感じて悦に浸ってしまうのだ。
恵玲は冷静になって、今の2人を記憶から追い払おうと左右に頭を振った。もちろんそれだけで消えるわけはないのだが、一時的であれば十分にごまかしは効く。
時機を見て手を離した白波は、ただ黙って恵玲を見つめている。
「白波くんってさぁ……」
先程の2人から思考をそらすためにも、恵玲は意識的に話題を作り上げた。
「どうして銃もあんなに使えるの? 能力“風”なのに」
さして深い意味はない。完全なる思い付きだ。
白波も、ただ事実のみを告げるように淡々と答える。
「能力じゃなくても鍛えればどうにかなる」
「じゃあやっぱ素であのレベルなの!? すごいなぁ……っ。あたしも銃使えるようになろうかなぁ……」
「いや、それは……」
珍しくひきつったような声を出した白波に、恵玲はつい笑ってしまった。彼女の裏の無い笑い声が、閉ざされた空間でわずかに反響している。それを戸惑った様子で見ていた白波は、やがてふいっとそっぽを向いてしまった。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(6) ( No.487 )
- 日時: 2010/10/22 13:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: x/ARx04T)
約2時間後、2人は久しぶりに外の乾いた空気を吸っていた。同時に、クーラーのきいた館内では忘れていたカラッとした暑さも思い出して、ちょっとだけ顔をしかめる。右手を額にかざして影を作り、それでも眩しそうに空を見上げた。
そしてふと視線を下ろし、目の前に広がる本物の海に、恵玲は目を見開いて歓喜の声を上げた。
「すごいすごいっ、景色きれーっ」
さっきまで見ていたものよりも、濃く黒に近い青。風が吹いていないせいか、比較的波は小さく、穏やかに凪いだ海だった。
思わず駆け出してから、途中で立ち止まり後ろ振り返る。一向に動く気配を見せない白波に、わざとらしく頬を膨らませた恵玲は、直後目を瞬き首をかしげていた。
「白波くん……?」
彼は出口を少し出たところに佇み、何やら左方向の空を睨むようにじっと見つめていた。その視線を追った先には、赤い風船がぷかぷかと海の上の空を浮いており、さらに目を下げると4歳くらいの男の子が空を指さして泣きじゃくっている。その子が持っていた風船を離してしまったことは、一目瞭然だった。
通り過ぎる人たちが、気の毒そうに、でもどこか微笑ましそうな表情で男の子を見ている。確かによく見る光景ではあるが、それでもやはりかわいそうに思って恵玲が眉を下げていると……
白波が周りには聞き取れないごく小さな声で、何事かを呟いた。ついで無造作に下ろした右手の指先をわずかに動かす。
突然、今まで気配すら見せなかったやや強めの風が、上空から吹き下ろしてきた。それも、赤い風船の周辺のみである。やがて風に押されるようにして地上に戻ってきた風船を、男の子の母親が慌てて掴んで、呆然とそれを見つめていた。当然のことながら、男の子は全身で喜びを表している。
それを遠くから傍観していた恵玲は、申し訳程度に頬をかすった風を感じながら、一気に体温を上昇させていた。白い頬を紅潮させて、歓喜に満ち満ちた声を上げる。
「白波くん……!!」
何事も無かったかのように彼女を見た白波が、いつもよりも柔らかい表情をしているような気がして、恵玲はぽかぽかと胸があたたまるのを感じていた。
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.488 )
- 日時: 2010/10/15 20:36
- 名前: トレモロ (ID: C4aj9LgA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/bbs/index.cgi?mode
どうも〜、ここではお久しぶりです!
テスト期間中なので中々来れなかったのですが、のぞいたら更新めがっさされてましたw
う〜ん、やっぱり面白い!!
疲れが癒えましたよ!
この文章力はどこから来るのでしょうか……。
さっ、勉強ガンバロ!
- Re: Enjoy Club ( No.489 )
- 日時: 2010/10/15 20:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
トレモロさん>
お久しぶりですっ^^!!
コメめちゃくちゃうれしいですっwww ありがとうございます!!ww
つ、疲れが癒えましたか……!!←
なんかうれしいですww
こんなんで良ければまた見に来てくださいっ><///←
テストがんばってくださいね♪
応援してますww
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.490 )
- 日時: 2010/10/15 21:52
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: w79JdDm2)
白波くん優しい〜☆
つか、
同じ組織の違うグループに会っちゃった!!
接触は禁止なのかぁ〜;;
「影晴様」のこと、呼び捨てにしちゃっていいんですか?!?!
- Re: Enjoy Club ( No.491 )
- 日時: 2010/10/15 21:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
ひろあさん>
わっ、なんかひろあさん鋭い(?)……っwww←
影晴呼び捨てヤバいですょねー;;
でもそのへん、もうひとつのグループのポイント(?)みたいな感じなんでww
もっとちゃんと登場するのを楽しみにしててください^^♪
コメありがとうございましたーwww
あ・てか最近コメしてなくてごめんなさい><!! ひろあさんの小説毎回読んでますからねっ!!!ww
- 新しいEC?! ( No.492 )
- 日時: 2010/10/16 00:00
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fNW8Dqgc)
こんばんはっ
ここ最近、恵玲にペースを握られている白波に同情しながら読んでいましたが、何かとんでもない集団が現れたようですね。
なんとなく麗牙とは雰囲気違いそうですねぇ。
もうひとつのECと思われる奴等が現れて、恵玲不安に駆られて、相手を確かめようとしたのかなと思いましたが、全く逆でした.......。
にしても、気になりますっ。どんなやつなのか、どういう能力なのか...。
あと、どうでもいいことなのですが、"時機を見て(以下略)"という一節の"時機"って、誤字かなぁと思って調べて見たところ、正しい用法なんですねぇ。
こういう熟語あるの知らなかったぁ....。
どうも失礼しましたぁ〜
- Re: Enjoy Club ( No.493 )
- 日時: 2010/10/16 08:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
ARMAさん>
もうひとつのグループ早く出したくてうずうずしてます^^←
でも困ったことに、まだグループのメンバーのキャラが私の中で固まってないんですよねー(汗; 初期から考えてあった麗牙と違って><;
とりあえず能力を出すのが楽しみだ〜www
時機って言葉なんか好きなんです(ぇ
みなさま>
今日の夜くらい?でシーン人気投票締め切りますねー><
もし入れてくれる方がいたらまぢうれしいですww
てか私気に入ってるシーン投票しちゃダメかなぁ……←←
- Re: Enjoy Club シーン投票(16日〆切)&小説紹介? ( No.494 )
- 日時: 2010/10/16 09:27
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
う、ぁ、シーン人気投票入れるの忘れてたあああああああああ!!Σ
ぇ、どうしよ、今日の夕方くらいに必ず投票します、すみませn((
名言集、そろそろ第4弾できそうだなぁ…www←
- *E・Cラジオ* NO.2 恵玲&風也 ( No.495 )
- 日時: 2011/02/14 23:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/radio.html
風也「……どこだここ」
恵玲「風音高の放送室だよぉ、風也くん」
風也「放送室? てか何でお前と2人……」
恵玲「たまにはいいじゃんっ。いつもは亜弓に独占されちゃって2人でなんてしゃべれないんだから」
風也「オレらそれほど2人でいねぇし。つーかお前と2人とかマジおっかな――」
恵玲「それじゃあそろそろラジオ第2弾スタートで〜す!」
風也「……オイ」
恵玲「じゃあ最初のおたより行くよぉっ。えっとぉ……、ペンネーム“戦闘狂”さん! “恵玲と風也、どっちの方が強いんだ!! 強いほう明日の夜中零時に風音高の屋上で俺と決闘しろーっ!!”」
風也「お前行って来い、恵玲」
恵玲「えぇ〜っ!? なに言ってんのぉ? あたしみたいなか弱い女の子に決闘なんて行かせる気ぃ?」
風也「しらじらしい。オレのこと腕一本で吹っ飛ばせるくらい馬鹿力なくせに」
恵玲「なんのことぉ? とりあえず、明日行ってあげてね! じゃないと戦闘狂さんかわいそうだから」
風也「……もしかしてその戦闘狂ってお前のことじゃねぇのか?」
恵玲「そんなわけないでしょぉっ! あたしだったらこんな遠回しなことしないですぐこの場でやるもん!」
風也「言った……! お前今本音言ったろ……! ただのケンカ好きじゃねぇか……っ」
恵玲「風也くんには言われたくないっ」
風也「オレ強い奴にしか興味ねぇし」
恵玲「……それってあたしだったら満足だよね?」
風也「お前ぶりっこキャラ完全にぶっこわれてんの気付いてっか?」
恵玲「あたしぶりっこじゃないも〜ん。それより、次っ! 読むよっ。ペンネーム……あ・あたしこの人知ってる」
風也「ダチか?」
恵玲「ううん、風高で有名な人だよぉ。てか風也くんの天敵!」
風也「天敵なんていたっけか……?」
恵玲「ペンネーム〜“紫苑風也ファンクラブ会長兼世間が認める風也くんの真の恋人!! 風高1年3組・町d――”」
風也「消え失せろ……っっ!! つーかなんだファンクラブって! んなもん、あるわけねーだろーがっ。どーせあのバカ1人でやってるだけだろ!」
恵玲「こっそりあるんだよぉ、ファンクラブ。風也くんに気付かれないようにやってるだけで。――で、質問は〜…どうでもいいからとばすとしてぇ……」
風也「お前もなかなか酷い扱いしてんな」
恵玲「あ、なんか気になる文が一番最後にっ! “P.S 風也くんっ、今度ゲストとして遊びに行くから楽しみにしててn――”」
風也「来んじゃね――っ!!」
強制終了←
町田ちゃんどうするかなぁ〜ww←
次誰にしよ〜?^^
*参照より挿絵ww
- Re: Enjoy Club ( No.496 )
- 日時: 2010/10/16 12:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
杏樹.さん>
いっ、入れてくださるんですか!!?←
ありがとうございますっwww まぢうれしい……っwww
てか名言集!!!www
めちゃくちゃ楽しみにしてます♪♪
でも名言あったかなぁ。。。><(汗;
コメありがとうございましたー(^^)ww
- ラジオ第2弾も最高っ ( No.497 )
- 日時: 2010/10/16 15:04
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fNW8Dqgc)
こんにちはっ
恵玲って常にテンション高過ぎだし、かなりDJ天職かも知れないっ!っと思うけふこの頃。
風也のツッコミ冴えてますねぇ!恵玲のぶりっ子壊れてるトコ、公共の電波で公開されしまってる!(笑)
昼休みの放送でこんなの流れてたら、マジいいなぁ!!
次は町田出るのでしょうか??
... ...マイクの向こうで罵声と騒音が流れ続けてそう....。
ラジオ、本編そして名言集、楽しみにしてます!!
- Re: Enjoy Club ( No.498 )
- 日時: 2010/10/16 19:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
ARMAさん>
大丈夫ですww
校内には誰もいない設定なのでww(←後付けww
えれさまの素は色々とおそろしいですからね〜^^笑
町田どうしましょうね(笑
なんかほんとに乱入してきそうだな……><;;
- Re: Enjoy Club シーン人気投票(本日〆切) ( No.499 )
- 日時: 2010/10/16 19:53
- 名前: 杏樹. (ID: W3aU.Uy/)
ぐっどもーにんg…ぁ、あれ、今は朝じゃないっΣ←
ぇー、さっそくシーン人気投票に投票しますbbぇー…
……投票したいシーンの数は複数どころじゃありませんwwww←
でも、中でも好きな話(シーン?←)は、
あーちゃん弟の登場シーンっ!!!コレです、コレ!!(
第6話(4)、これマジ好きですv
あーちゃん狂溺愛隊の隊長として、あーちゃんの違う一面が見れる以上に嬉しい事は無いでs…←←
って事で、6話(4)に無量大数…失礼しました←、6話(4)に一票でっ!!ww
- Re: Enjoy Club シーン人気投票(本日〆切) ( No.500 )
- 日時: 2010/10/16 22:12
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fNW8Dqgc)
こんばんは〜。
シーン投票、確か以前に投票した気がするのですが、追加で投票しますっ。
新しいECのメンバーを追いかけようとする恵玲を、白波が引き止めるところですねぇ〜!
今まで恵玲に圧倒されてた白波が、いつもの感じになったようで、結構お気に入り!
では〜
- 返信500突破!! =キャラQ&A= ( No.501 )
- 日時: 2010/10/17 07:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
返信500突破しましたっ!!!www
ほんとうれしすぎる〜っっ><www←
ここまで読んでくださった方、ほんとうにありがとうございました!!
そしていつもコメを残してくださるみなさまっ^^ ほんともうなんてお礼を言えばいいのか……っ><www
とにかくコメが小説書く原動力なのでありがたいですwww ほんとwww
これからもEnjoy Club盛り上げて?いきたいと思います!!
大好きな(←)お客様方に、全身全霊の感謝をwwww
それでは企画の方なんですが〜…
朱雀さんが提案してくださった、キャラのQ&Aやりたいと思いますっ♪
ついでに友桃への質問もありってことで……←←
あとキャラも友桃も答えられる範囲ってことになるんで><; そのへんはご了承ください!!
ていうか質問とかあるんだろうか。。。(汗;
みなさん、ささいなことでも全然いいですからねー^^?
ご協力よろしくおねがいしますm(__)m
あ・今思いついたんですけど、もしかしたら返信そのキャラするかもww笑
でわ。
- Re: Enjoy Club ( No.502 )
- 日時: 2010/10/17 07:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
杏樹.さん>
投票ありがとうございますっwwww
無量大数ですねww 了解しましt…(←黙;
てかあーちゃん狂溺愛隊の隊長!!笑 じゃあ私はその副隊長を…(殴&蹴
いや、冗談がすぎましたww笑
葵出てきたときのあーちゃん、キャラ変わりますもんねーww笑
これからもあーちゃん応援してあげてください♪♪
投票感謝です><wwwww
ARMAさん>
なんていうか、なるほど〜と思いながら読んでしまった(ぇ
みんなやっぱ普段の白波の方が好きなんですかね?
たくさん投票してくださってうれしいですっwww ありがとうございましたー(^^)/ww
- こんにちわ〜^^(雑談です♪←) ( No.503 )
- 日時: 2010/10/17 11:48
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
久しぶりですっ♪
大会終わりました!!
中部大会に出たのですが金賞を受賞して、中央大会に行けることにっ!!泣))
マジ泣きしてしまいました。。。努力は無駄じゃなかった!!
ということで…11月までまた練習っ!
今日は久しぶりの休みなのでゆっくりしていきますね〜^^
(なんだったんだろ。このコメ。w)
- Re: Enjoy Club ( No.504 )
- 日時: 2010/10/17 11:53
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: fNW8Dqgc)
(朱雀*@).゜. さん>
おひさしぶりです〜www
来てくださってうれしいですっ^^♪
この時期はやっぱりみなさんテスト期間ですかねー><?
……ってあれっ、修正が!!!笑
中央大会いけるんですか!!?
すごいっ!! おめでとうございますっwwww
どうぞゆっくりしていってくださいwww(ぇ
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.505 )
- 日時: 2010/10/17 11:57
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
久しぶりです^^
なんか途中で押し間違えちゃって…ww
まだ書きたいことあったのに返信しちゃったんで、修正しました。ww
なんかすみません。ww
中央大会行けます!!><
祝福の言葉ありがとうございます><ww
ゆっくりしますね〜(えww
- 登場人物紹介-12- ( No.506 )
- 日時: 2010/10/17 19:30
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
なつかしすぎますねーキャラ紹介www笑
てかこの子のこと、みなさん覚えくださってるんでしょうか……?(汗;
【NO.12】沢田 美久 Sawada Miku
・年齢:15才(高1)
・誕生日:6月28日
・血液型:O型
・身長:157cm
・黒髪
風高1年4組、あーちゃん&えれさまのクラスメートですっwww
覚えてますか!?笑
大人しくて、どことなく雰囲気がふわふわした子で(←謎;)、友達の間では天使みたいだ〜っていわれてますww 癒し系www
吹奏楽部に入ってて、将来の夢は音楽の先生^^♪
あと、バスケ部の先輩に片思い中です。。。(←どーでもいい;
実はこの子、この位置に落ち着くまでにいろいろありまして(笑
元々今美久がいる位置に、“柿本灯子”って子がいたはずなんですょ!! そしてその灯子って子が、あーちゃんとかなり仲良くなる予定だったんですww 何で消えちゃったかなぁ、灯……><;←
で、その灯子って子とはまた別に美久がいたわけなんですが、登場回数的に圧倒的に 灯子>美久 ってかんじだったんです!!
それがなぜかいつのまにか灯子が消えて、美久が取って代わる感じに……(笑 まぁでも灯子ほどはあーちゃんと特別な仲にはなってないかなぁwww てかそうじゃないと灯子がかわいそうですしね^^;
ちなみに灯子の性格は美久とほぼ一緒です^^ で、灯子がいた頃の美久はワンシーンしか出ないようなキャラの薄い子だったんで、そんなに性格定まっていませんでした><;
灯子が結構ドジっ子な設定だったから、美久もだんだんとそうしていきたいなぁ〜と思う今日この頃。。。
次は静音でwww あれ? 覚えてます?笑
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.507 )
- 日時: 2010/10/17 19:52
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: w79JdDm2)
友桃さんッ!!
エッ!?
あんな小説に来て下さってたんですか?!
ありあとございあーーーーーす^^☆
一人で盛り上がって・・・さーせん。
- 中央大会スゲー! ( No.508 )
- 日時: 2010/10/17 20:21
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: N9MWUzkA)
こんばんはー!!
>(朱雀*@).゜さん
すみませんっ、横から割り込むようなコメして...。
中央大会って、マジすごいじゃないですか!!
....それでですね、、、なんの大会でしたっけ...。(すみませんっ)
キャラ&友桃sへの質問ー、早速ですがしてしまいますっ
じゃ、突然
>友桃さんへ
Q1. "友桃"っていう名前の由来ってあるのでしょうか?!!微妙にパソコンで変換し辛いんですが(ォィ!)、かなり気になります!!
>登場人物の皆さんへ
ストレス発散したいときってどうしてますか〜??
特に、白波とか気になる。まさか銃げk(....自重)。
では、また〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.509 )
- 日時: 2010/10/17 21:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
ひろあさん>
もちろん見に行ってますょーっwww
おもしろいですもんっwww
こちらこそありがとうございます!!ww
いつも来てくださってほんとうれしいです^^♪
これからも仲良くしましょーねww(ぇ
ARMAさん>
同感です。変換しにくいww← いつも「とももも」って打ってます(笑
「友桃」ゎですねー、私が何年か前に初めて書いた長編小説の主人公の名前です♪ ほんっとどういうネーミングセンスしてるんでしょう、今も昔も><ww(昔って言ってもそんなに時間経ってませんが;) この小説ゎなんと!奇跡的に完結しまして!! それで思い入れが強くていつもペンネームに使っちゃってるんですwww あ・投稿はしてませんょ?
ちなみにその小説内の友桃は、フルネーム“三橋友桃(みつはしともも)”で、小5の魔女オタクな設定でした(笑 あー恥ずかしっ///←←
まぁ友桃の由来ゎそんなかんじです♪
次ゎキャラたちの声を。。。
亜弓「ストレス発散ですか! 私は音楽聴いてます! いっつも部屋にエンドレスで流してますよー。って言ってもそもそもそんなにストレスたまってないんですけどね」
恵玲「亜弓は単細胞だからねぇ」
亜弓「単細胞ってなんですか! てかそういう恵玲こそどうなんですか?」
恵玲「あたしは任……いや、ちょ〜かっこよくて優しい○○○くんとのデートで嫌なことなんか忘れちゃうもぉ〜ん!」
亜弓「任ってなんですか」
恵玲「そーゆーのは気にしないのっ! (←任務のドンパチで発散してるとは言えないえれさまww) 風也くんはぁ?」
風也「え、オレも? ……カラオケかなぁ、だいたいは。極限までいくとケンカ。てか普段から下橋のやつらと遊びでケンカしてるから、それで発散してんじゃね?」
亜弓「でも風也ってなんかストレスめちゃくちゃたまってそうです……」
風也「……(←否定できない風也くんww笑)」
恵玲「じゃああたし他の友達にも聞いてくる〜」
亜弓「え? 他の友達って……え、恵玲ー!?」
* * * *
恵玲「ウィ〜ルくんっ」
ウィル「あ・恵玲? どうしたの?」
恵玲「ウィルくんってストレスたまった時どぉしてる?」
ウィル「ストレス……? う〜ん……ぼくそんなストレスたまる方じゃないからなぁ……」
恵玲「わぁっ! うらやましい〜っ。ポジティブなんだね、ウィルくんっ(←ちょっと違う気が。。。)」
ウィル「そうかな〜。うーん…でもリラックスしたいときは家族の写真見てるかも。なんかホッとするんだよね」
恵玲「そっか、そうだよね! 今度ウィルくん家遊びに行きたいなぁ。で、みぃちゃんは!?」
水希「私? 私は友達とか麗牙のみんなと喋ってると元気になるかな。あ・部活やってるときとかね!」
ウィル「吹部楽しそうだもんね。で、そこで無関心装ってる白波は?」
白波(無関心装ってるわけじゃなくて、本当に興味がわかないんだが)
恵玲「白波くんはストレスたまったときどぉしてる〜?」
白波「……無い」
ウィル「……? 何が?」
白波「……ストレスが」
恵玲&ウィル&水希(地味にめちゃくちゃありそうなんだけど……!!)
ってことで、こんなかんじ♪笑
かいてて楽しかったwww
質問ありがとうございますっwww
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.510 )
- 日時: 2010/10/17 21:01
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: w79JdDm2)
はいッ!
仲良くしましょー☆
- シーン人気投票結果発表〜!!ww ( No.511 )
- 日時: 2010/10/18 20:49
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
本当にたくさんの投票ありがとうございましたーっ!!!
うれしいですwww 泣きそうですっwww←
で、結果なんですが。。。
第1位は〜
第4話(4) 遥声のシーンに決定しましたーっwwww
ちょっと予想通りwwww←←
あと、他のシーンゎ全て並びましたwwww笑
ちなみにこのシーンです♪
* * * * * * *
――……大丈夫
恵玲は力強い瞳で、彼の小さな後ろ姿を見つめる。
そして、頭に彼の顔をはっきりと思い浮かべて、
すうぅっと大きく息を吸って――
「白波くぅーん!! 今日はありがとぉー!!」
叫んだ。
恵玲は、満ち足りた表情に微笑を浮かべる。
今の叫びは確実に彼に届いている。
――“遥声(ヒア)”――
彼女らはそう呼んでいる。不思議と、能力者が全員身につけて生まれてきた能力。相手の顔を思い浮かべて全力で叫べば、どんな距離でも、たとえ国境を越えてでも、その声は相手に響くのだ。もちろん、能力者同士に限って、だが。
数秒後、家に帰ろうと向きを変えた恵玲は、直後息をのんで再び彼を振り返った。
もう姿は見えない、が。
「――聞こえたよ」
胸に響くような、彼の遥声が――……
彼が滅多に使わない遥声を聞き、恵玲は体の底からわき起こってくる熱を押さえながら、
「楽しかったよ、白波くん…」
あたたかい声で、そう呟いた。
* * * * * * *
遥声使いたいですねwww←
でわみなさん、あらためてご協力ありがとうございましたー!!!www
キャラQ&Aのほうもご協力いただけるとめちゃくちゃありがたいです><!!
てことで、よろしくおねがいしますm(__)m
- 友桃さんと登場人物の皆様に質問! ( No.512 )
- 日時: 2010/10/18 21:36
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@ARMAさん
いえいえ! 横から割り込んで、結構ですよー^^
で、大会は舞踊大会です^^(私、舞踊部なんで。w)
ARMAさんは学生ですか? もし学生ならば、部活はしているんでしょうか?
ここで、Q&Aいきます!
友桃さん&登場人物の皆様に質問>好きな食べ物と嫌いな食べ物、教えてください!
いや、私やっぱり食べ物関係に興味ありますね><ww(食い意地はってるw)
ちなみに私は…(誰も聞いてないww)
好きな食べ物>お菓子・グラタン・エビ・オムライス・寿司…などなど。ww
嫌いな食べ物>野菜・こんにゃく・鍋料理
私、超好き嫌い激しい人なんで。ww
人にはよく、野菜いっぱい食べてる感じ。って思われがちですが、野菜は私の天敵です!!!
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.513 )
- 日時: 2010/10/18 22:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
(朱雀*@).゜. さん>
リクありがとうございますっwwww
私も食べ物ネタ大好きです^^♪←
明日また返事書きますねー(^^)/ww
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.514 )
- 日時: 2010/10/18 23:08
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
うわ、シーン投票するの忘れてました(-ω-`;)
申し訳ないです……orz
遥声のシーンですか。私もあのシーン好きです。
なんか"ヒア"って響きが好きです(・ω・´)←
Q&A、質問してみようかな……。よし、しよう(
うちの【Character's profile】から引用しますww
友桃さんと主要キャラクターさま達に。
Q「あなたの愛するものは?」
変なQですいません。「I Love...」の所を引用((
考えろって話ですよねスイマセン……orz
"もの"は、人でも物でも動物でも、何でもいいです。
是非答えてくださいーm(_ _ )m
- 遥声1位!! ( No.515 )
- 日時: 2010/10/19 00:18
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: N9MWUzkA)
こんばんは〜!
遥声のシーントップでしたねぇ!!
今読み返しても感激しますよぉ!!
でも、"遥声"を入力するのって、変換が難しいとかいうレベルじゃないですね。。。
いつも"はるかこえ"->「変換」->「"か"をBSで削除」とかやってたりします、、、(読み登録しとけよっ)
>友桃さん
かなり遅れてしまいましたが、心に相手を思い浮かべて叫びます。
!!!500レスおめでとうございます!!
(すっかり言いそびれてた...)<-ここ遥声じゃないです
ご本人が直々に500レス突破のコメつけて下さってたのに...、スンマセン。
にしても、お祝いする暇がないくらいコメ&参照の増加が激しいかも...。
> (朱雀*@).゜. さん
"部活はしているんでしょうか???"
入部は何回かしたことはあるんですが、どの部にしても即刻幽霊になって、続かなかったですねぇ。。
あ、これ質問してみよ。
>(作品の)E.Cの皆さんへ
入ってみたいなぁっていう部活ありますか???
既に現役の人(水kとか)は、兼部してみたいなぁってところで結構ですっ。
それでは、またぁ〜。
- Re: Enjoy Club ( No.516 )
- 日時: 2010/10/19 21:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
こっ、こんなにリクが来るとはまぢで思ってなかった……!!!www
みなさん、ありがとうございますっwww
まずゎ。。。
朱雀さん>
友桃:1番好きなのはゎ、断っ然オムライス!!!www まぢオムライス神っwww(ぇ
あとゎ、エビフライとドリアが2番争ってる感じですねー^^
なんか全体的に子供っぽいとかゆーのは無しな感じでお願いしますwww笑←
あと嫌いなのはエビ!!(ぇ
エビむりっ>< エビフライゎ大好きなんだけどなぁ。。。←
あとアワビとかウニとかイクラとか……
あ・豆類も無理です(泣;
私も同じく好き嫌い激しい感じ(汗;
でわ?
キャラの方を。。。
ごめんなさい、ラジオにしようがないので箇条書きで!!
・亜弓(好)チョコ、ケーキ、グラタン、オムライス
(嫌)ピーマン
……考えたこと無くて今一生懸命でっちあげたとかいうのは内緒な感じでww←←
・恵玲(好)クレープ!!(←こっちはちゃんと考えてありました(笑)、なんとなくすごいカニすきそうww
(嫌)この子基本なんでも食べそうだなぁ。。。ww
・風也……打った瞬間、こいつ好き嫌い激しいぞ〜と思ってしまった……ww ごめん、風也っちwww←
(好)……??← 普通の家庭料理が好きそうだな、なんとなく……。野菜とかちゃんと食べてそうww 昼ご飯はいつもパンですww
(嫌)嫌いなもの多そうだけど、いざ考えると浮かばないっていう(笑 とりあえず納豆は食べなさそうww笑
・ウィル(好)あんみつ!!(←ちゃんと決まってました♪)、甘いもの全般、故郷イギリスの食べ物
(嫌)基本なんでも食べます
・白波(好)ワイン←←
(嫌)好きも嫌いも特にありません^^;
・水希(好)お菓子全般
(嫌)にがいもの苦手そう>< ゴーヤとか;
あとは元々考えてあった人だけ。。。
・功……下橋のサブリーダーですよー♪
(好)コーヒー
(嫌)甘いもの(チーズケーキは許容範囲)
・有衣(好)肉!! てかバーベキュー大好きっww
・夜ゑ……下橋の子ですよー
(好)甘いものと可愛いものに目がありませんww
・まさかの影晴ww(好)コーヒーのブラック
・たぶん忘れられているだろう天銀ww(好)好きっていうかよく飲むのは紅茶のストレート
見にくいですねっ><!!
ごめんなさい(泣;
とりあえずはこんな感じでどうでしょうww
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(7) ( No.518 )
- 日時: 2011/05/01 07:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
恵玲と白波が水族館で憩いの時間を過ごしているだろう時、ウィルは出来得る限り人通りの少ない道を選びながら、“ある場所”へと向かっていた。
――……影晴様、金髪くんのことかなり警戒してるなぁ……
正直、ため息をつきたい気分である。
彼が向かっている場所は、不良のたまり場として知られている下橋。つまり、以前小松家での騒動のときに対峙した紫苑風也が住み着いている場所である。
影晴は、麗牙光陰との対面の話の後に、まるでおまけを付け足すかのような軽い調子でウィルに任務を課したのだ。“紫苑風也のいる下橋という地域を少し調べてきてほしい”と。
ウィルはその台詞を聞いた途端、過去を振り返って様々な後悔に駆られてしまった。
なぜあの時、流れ……というよりも気分に任せて“麗牙光陰”を名乗るなどという軽率な行動をとってしまったのか。そしてそもそもなぜ、恵玲の予告状を送るという危険すぎる提案を飲んでしまったのか、と。
しかし今更後悔して嘆いてももちろん遅いわけで、ウィルはせめてこの任された任務をきっちりこなそうと、下橋へと向かっているのだ。
ただ1つ、ウィルには正直疑問に思う点があった。
どうしてこのタイミングなのか。なぜわざわざあの事件から数ヶ月がたった今、この任務を自分に課すのか。はっきり言って、紫苑風也という人物を警戒しているのなら、事件後1週間くらいですぐに調査にいってもいいような気がするのだ。
それにそもそもウィルは任務報告のときに、「紫苑風也と友賀亜弓はこれ以上E・Cには深入りしてこないだろう」と影晴に告げてあるのだ。
それでもこうして下橋の調査なんてさせるということは……
――……ぼくって、もしかしなくともあんまり信用されてない……?
いやいやいや、とウィルは内心勢いよく首を振る。それはない、と断言できる自分が確かにいる。今までの影晴への忠実な行動が、ウィル自身と影晴との信頼関係を確かに築いてきたと、そう思うのだ。
ウィルは邪念を振り払うように実際に頭を振って、意識を眼前の光景へと向けた。
どことなく、任務で行くような人気のない場所と雰囲気が似ている。雑然と並んだコンクリート壁。その一つ一つには、ご丁寧にしっかりと落書きが施されている。真っ赤なスプレーで殴り書きされているものもあれば、こちらが感心してしまうほどにデザインの良いものもあった。
――……確かにいかにも不良がいそうな場所だな……
目だけを動かして様々に描かれた字を流し読みしながら、ウィルは歩を進めていった。
下橋がどういう場所なのか全く分からないため、今は任務中にしては珍しく徒歩で目的地へと向かっている。
彼の能力“テレポート”は、自分が頭に思い浮かべた場所に一瞬にして移動できるという極めて便利なものだが、当然のごとく制限が課せられているのだ。具体的には、“頭に思い浮かべられる場所のみ”という制限である。つまり、自分が実際に行ったことがある場所、自分の視界に入っている場所、そして究極を言えば写真に写っている場所には能力が適用されるのだが、それ以外の場合は普通の人間の能力範囲内で移動するしかないのである。もちろん普段散歩する程度であれば何も不便はないし、むしろ喜んで自分の足を使うのだが、任務となると話は別だ。当然のことながら、危険は格段に増える。
ウィルは、なるべく足音をたてないように路地裏を進んでいく。こういうとき、自分は修行が足りないなぁとつくづく思う。いつも能力を駆使しているせいか、気配を消して移動するのがどうも苦手なのだ。
出かけるときに確認してきた地図と、自分の歩いてきた道とを頭の中で照らし合わせて、そろそろ下橋の中心の方に近付いてきたころだと、ウィルは気合いを入れ直した。下橋がどういう場所なのかわからない以上、油断は禁物だ、と自らの緊張感をさらに高めていく。
今自分は下橋駅から見て西側の、建物が雑多に並んだ位置にいるはずだ、と周囲に目を走らせ、そのまま建物の影に隠れつつ中央のほうに進んでいくと……
――……ん?……声?
複数の声が遠く、自分の向かう先から聞こえてくる。しかも小、中学生くらいの子供たちの、随分と楽しそうな声だった。思わずその場に足を止めて耳をすましてみると、「行けっ、行けーなつきぃ! シュートォッ!」「ゴール!! すごい、なつきーっ!!」という極限に盛り上がった声が聞こえてきて、ウィルはつい頬を緩めていた。
――……サッカーやってるんだ……。楽しそ――
「闇組織がこんなとこで何油売ってんだ」
「――!?」
それこそ心臓が飛び出すほどの驚きとともに、ウィルは電光石火の速さで後ろを振り返った。その視線の先には、あろうことか紫苑風也その人が無防備な体勢で立っていたのである。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(7) ( No.519 )
- 日時: 2010/10/26 17:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
西洋の血が入った自分とはまた違う、色白の肌。綺麗に染められた透き通るような金髪は、首筋までのショートカットで全く癖がない。今にもサラサラと音がしてきそうな髪質である。
燦々と太陽が輝く空の下、全体的に薄着でラフな格好をした彼は、ポケットに手を突っ込み建物の壁に背を預けた体勢で、こちらの様子を窺うようにして見ていた。
寒気を伴う驚愕に、目を見開くウィル。あまりに予想外の事態に冷や汗が吹き出してきた。
ウィルが体を硬直させていると、風也は不審げに眉をひそめて言った。
「逃げねぇのか? テレポートで」
形の良い唇をきゅっと結んで、ウィルは真剣な瞳で風也を見つめている。それを風也は、心底嫌そうに顔をしかめて睨み返していた。
ウィルは彼の質問に答えないまま、内心非常に悩んでいた。
テレポートを使えば、確かにこの場は切り抜けられるだろう。しかし、それでは任務は完全に失敗に終わる。そしてこのまま何の情報も手に入れずにすごすごと帰るなんてことは、できるだけ避けたいのだ。それこそ彼のプライドが許さないのである。しかも元々風也には闇組織のことはバレてしまっているから、逃げる必要もないわけだ。
うまくやれば本人から色々と聞き出せるかもしれないと、ウィルは違和感のないように当たり障りのない世間話から始めた。
「さっきからにぎやかな声が聞こえてくるんだけど、あそこでサッカーやってるのはキミの知り合い?」
まさか本人から聞き出そうとは、さしもの影晴も予想していないだろう。
ウィルはいつも通りの穏やかな微笑を浮かべて、根気強く彼の返事待った。
が、しかし。
流れるのはピリピリと肌に痛い沈黙のみ。おまけに風也はお世辞にも友好的とはいえないオーラを発して、射抜くような鋭い目つきでこちらを睨みつけてくるのである。それは覚悟していた以上に剣呑な光で、ウィルはごくりと唾を飲み込んでいた。
低い、威嚇を伴う声音で風也は言う。
「オレがそう簡単に喋ると思ったか? ……ただでさえ気にくわねーっつーのに」
瞬間、ぴくっと頬をひきつらせるウィル。
――……今さらりと酷いことを言われたような……
やはり一筋縄でいくタイプではないかとため息をつきかけた時、ウィルはさっき以上の、それこそ殺気に近い空気を感じ取って、そろそろと目を上げた。風也が何かを見透かそうとするように、そらすことなくつり目を向けてくる。
ウィルが黙って見つめ返していると、彼はしばらくの沈黙の後、ようやく口を開いた。
「……オレも聞きてぇことがある」
「だったらぼくの質問に答えてよ」
ふっと緊張を解くようにウィルがもらした苦笑を、風也は気にもとめなかった。
「お前の仲間に……オレらの知り合いはいるか?」
思わず表情を動かしかけ、しかしウィルはそこでぐっとこらえた。平静な表情を取り繕い、自然な形で首をかしげてみせる。
「何の話?」
ウィルのとぼけた声に、風也ははっきりと眉根を寄せた。品定めするような目つきでウィルを見、どうするべきか悩んでいるようだった。
一方ウィルはというと、今日何度目かの酷い寒気を背筋に感じている。
――……まさか、恵玲のことじゃ……ないよね?
“オレら”というのは間違いなく、彼と友賀亜弓の2人のことだ。だとしたら、“知り合い”というのは恵玲もしくは白波、そのどちらかになる。そして白波が闇組織の一員であるということが、とうの昔にバレていることを考えると……
――……まさか、ね……
ウィルは内心虚しい空笑いをもらしていた。恵玲が麗牙光陰の1人だとバレる要素はなかったはずだ。しかし、もしこのことに風也が気付いているとしたら、本当に笑い事ではない。少なくとも、恵玲にとっては。
平然とした表情の裏でウィルはわずかながらも混乱していた。風也がはっきり“誰”と言わない上に、その根拠も示さなかったせいだろう。彼がどの程度の確信を持ってその問いを投げかけているのか、彼の不機嫌そうな顔からは全く読めなかった。
そしてさらに風也が、「ま、どーせ喋んねぇか」とあっさり引き下がってしまったことで、結局結論が出ずじまいになってしまった。
もどかしそうに唇をかむウィル。
「ぼくもキミ苦手かも……」
「そりゃあどうも。……それよりお前ら、随分変なタイミングでここに来たんだな? オレを警戒するにしても、あれから3ヶ月近くたってるぜ? それともまた別の用か?」
「いや、きみのこと警戒してるんだと思うよ。ぼくもここ来る時期に関しては疑問なんだけどね」
困ったような笑みを浮かべて言うウィルを、風也は意外そうな表情で見た。
ようやくこの場の居心地の悪い空気が薄れていく。
「ふ〜ん。ここに来んの初めてか?」
「うん。2回目以降だったらテレポートで来ちゃうしねー」
「……反則だろ、それ」
風也はため息交じりにそう呟いて、ふともたれていた壁から体を起こした。正面にそびえる建物の黒っぽい壁を見るともなしに見つめて、ぽつりと独り言のように呟いた。
「突然調査っつーことは、闇組織で何か変化があんのかもなー」
ハッとして彼を見るウィル。
建物に挟まれた細い路地を乾いた風が吹き抜けて、ウィルの銀色の長髪をなびかせていった。
さすがグループを仕切っているだけのことはある。そういうことについてはやはり敏感だ。
ウィルは驚いた表情で彼を凝視し、心ここに在らずといった呆けたような声で言った。
「……あるよ……」
「――は? 何が」
「変化。今度の日曜日に、麗牙全員組織のリーダーに会わせてくれるって――」
自分でも気付かないうちにそこまで喋ってしまってから、ウィルはハッとして口をつぐむ。そして、恨めがましそうな目で風也を見た。
「……ぼくやっぱりキミのこと苦手だ」
「知るかよ。勝手に喋っておいて」
最後まで機嫌が悪そうな態度をとっていた風也は、冷たい声でそう吐き捨て、くるっとウィルに背中を向けた。未練なく、ひらひらと右手を振る。
「じゃあオレはそろそろ行くぜ。てめぇもウゼェからさっさと帰れよ」
「あっ、ちょっと待って」
そのまま立ち去ろうとした彼を、ウィルは慌てて呼びとめた。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(7) ( No.520 )
- 日時: 2010/10/22 17:57
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
ウィルの声に風也はかったるそうに振り返り、はっきりと眉間にしわを寄せる。
彼が答えてくれるという自信もないまま、ウィルは純粋に疑問に思っていたことを尋ねてみた。
「なんでぼくに気付いたの?」
予想していたものと違う単純な質問に、風也は片眉を上げてウィルを見る。そしてにやりと口端を上げて言った。
「お前自分の銀髪が目立つってもうちょい自覚しろよ。それに今日は、他の喧嘩っ早い奴らが侵入してこねぇかオレが監視する日だったからな。……まぁ他の奴が監視役だったとしても、どっちにしろオレに連絡が来るから結果は一緒だろうけど」
もしかしてこれは色々と喋ってしまったぼくを憐れんでちゃんと答えてくれたのだろうか、と複雑な気分に駆られながらも、ウィルはしっかりと彼の台詞を記憶しておく。
そして風也はそれ以上は話さずに、今度こそ堂々とした足取りでこの場を立ち去っていった。
その後ろ姿を見送りながら、ウィルは深々とため息をつく。
来る時点で、もしかしたら自分はあるじに信用されていないのではないかとわずかではあるが落ち込んでいたというのに、さらに深負いを負った気分だ。しかし不幸中の幸いというべきか、場所を明かしていないだけまだマシだろう。
どっと疲れて、その場で目を閉じるウィル。
この先紫苑風也が関係している任務は皆別の人に回してもらおうと、この瞬間心に誓っていた。
そして数秒後、彼の姿は一瞬にしてその場から消え去っていた。
――2人の会話を、影でこっそり盗み聞きしている少女がいた。
肩のラインで切りそろえられた、つややかな黒髪。身につけるものは黒系統で統一され、ミニスカートには可愛らしくフリルが施されている。
後ろで腕を組み壁を背にした状態で、彼女は口元に好意的な笑みを浮かべていた。
「能力、かぁ……」
愛おしそうに、そう呟く。
やがて2人がその場からいなくなると、少女も何事も無かったかのような様子で、ヒールの音を立てながら立ち去っていった。
- Re: Enjoy Club ( No.521 )
- 日時: 2010/10/20 19:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
或さん>
Q&A回答でーす♪♪
→Q「あなたの愛するものは?」
友桃:ペットのカメを愛してますwww笑 まぢ激LOVE←←
あとE・Cのキャラww(ぇ そしてそう来たらもちろん、ここに来てくださっている神的なお客様方です〜!!www←
キャラ達ゎ〜
亜弓:とりあえず音楽を愛してます(笑 リアルなので行くと、西野カナちゃんや、YUI、嵐らへんwww
あと家族LOVEでしょうね、この子はww 弟とはアレなかんじですが、ケンカするほど仲がいいってことでww(ぇ
恵玲:この子はプードル好きっていう設定が(笑 裏設定ですね♪ あとよく書いてますが、クレープLOVEww 人は〜どうなんでしょww とりあえずE・Cのメンバー愛してます^^ 亜弓のこともなんだかんだ大好き♪
風也:猫派ww← とくにふわふわな感じのネコが大好きwww たぶんデート中もネコとすれ違うと目で追ってますよ、この子ww笑
それとぶっちゃけてしまうと、功LOVEですwww(爆 あ・もちろん変な意味じゃないですよ?笑 まぢ功になついてますwww あと本編には名前だけしか出せてませんが、風音高の現在二年生……つまり風也の本来の同級生の中にも、功的な感じでLOVEな人がいます^^ 疾風っていうんですけど(功と似たタイプ)……たぶん風也って頼りになるお兄ちゃん的な人になついちゃうんでしょうねww←
あとリアルに行くと、まちゃみとぐっさんのファン(ぇ いや、いつのまにかそういう設定に。。。 深い意味は全くないですww あといきものがかりの曲とか明るくて好きそうwww
ウィル:とりあえず家族と麗牙と影晴のことをめちゃくちゃ慕ってますねww あとなんだろう、この子がLOVEなもの>< うかばないっ!! 歌とかもわかんないです、全然っ(←ォィ; ごめんなさい!!
白波:いや〜… あーどうしよう、この子は。。。←← いや、ないことはないんですよ!! LOVEっていうか慕ってる感じなんですが。。。 ただちょっとここでしゃべるとネタば…(←黙; えっとですねー、一応ワインゎ愛してると思います(笑← ワインひきずるなぁ……笑
水希:小さい頃からお気に入りのテディベアwww 今も玄関に飾ってある、はず(←ォィ;
あとこの子は学校に親友がいますねーww 一度だけ登場しましたが、小学校からの付き合いの藤堂茜ちゃん^^ あんまり出てきませんが、かなりの大親友ですww あと、恋愛に関してはこの子全く興味ないんで(笑 男友達はいるんですけど、皆“友達”ですww笑
さぁ、どこまでがメインなんだろう!!←
下橋ってはいりますかね? わたし的には下橋の存在めちゃくちゃでかいんですけど、たぶん読者の方的にはそうでもないと思うんですよ^^;
一応このメンバーでww
リクありがとうございましたー!!!
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.522 )
- 日時: 2010/10/20 20:54
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>516
友桃さん、エビフライは好きなのにエビは嫌いって!!ww 変わってますねぇw←
私はエビ料理ならなんでも好きです♪ww
おっ! あーちゃんの好きな食べ物、全部好物♪ww
風也、納豆食べてる姿…確かに思い浮かばないw
ウィル君、あんみつ好きなんですね!! 私も大好きです♪(甘党ww)
まさかの! 影晴様!!w コーヒーとか大人ですねっ!ww
天銀きた!ww 紅茶私も大好きです><(砂糖入れたらw)
最後の盗み聞きしている女の子って…!
夜ゑですよね><(たぶん…ww)
なんかすごい展開になりそう!ww
- Re: Enjoy Club ( No.523 )
- 日時: 2010/10/20 21:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
(朱雀*@).゜.さん>
エビについてはよく言われますww
しかもエビフライも、衣がとれると食べれないんです>< ほら、よく天ぷらそばとかあるじゃないですかww あれ汁につかっちゃって衣がとれると食べれなくなっちゃうんで、まず最初にエビ食べるんですwww←
てか。。。
よく夜ゑわかりましたねwww笑
あの子あんまり出てないから忘れられてるかと思いましたww(爆
- Re: Enjoy Club ( No.524 )
- 日時: 2010/10/20 22:30
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
キャラQ&Aあと1週間で締め切りまーす^^(←はやっ;
いや、予想以上に集まったんで……www
てことで、10/27までwww
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.525 )
- 日時: 2010/10/21 00:02
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: N9MWUzkA)
こんばんは〜!
ウィルと風也の駆け引き、、完全に風也優勢って感じでしたねぇ!
麗牙のリーダーとはいえ、やはりウィルはまだまだ青二才なとこあるんですねぇ。。。。でも、それがウィルっぽくてポイントUPです!
ラストで登場した夜ゑ(これまた変換し辛いっ)、確かE.Cに一番関わってくるって、、、ぉぉぉ楽しみだぁ!何企んでるんだろ〜なぁ。。。
それでは、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.526 )
- 日時: 2010/10/21 16:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: Se4BLlZx)
ARMAさん>
ポイントUPですか!! よかったですーww
ウィーくんゎ別に完璧人間じゃないんで(笑
風也にゎちょっと苦手意識持っちゃってるとこありますねー^^;
夜ゑについてはこれからのお楽しみってことで♪
コメありがとうございましたーwww
Q&Aゎまた後で答えますwww
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.527 )
- 日時: 2010/10/21 20:54
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
>>521
わーい回答だー((
カメ飼ってらっしゃるんですか!
か、カメって何食べるんだろうww
亜弓ちゃん良い子だー……家族LOVEって(>< )
恵玲ちゃんの裏設定ww 可愛いww←
風也は猫派なんですね、メモメモ〆(・ω・´)
お兄ちゃん系が好きなんですね、メモメモ〆(・ω・´)←
まちゃみとぐっさんのファンなんですね、めもm(ry
確かにウィル君と白波は不明っぽいですねww ワインwww
水希ちゃん可愛すぎる!(>< )
テディベアって! テディベアって! ←
- Re: Enjoy Club ( No.528 )
- 日時: 2010/10/22 18:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
今日は学校が早帰りな友桃です♪
突然ですが、
ごめんなさいっ><!!
第6話入ったあたりから私若干スランプでいろいろと文章が気に入らなかったんで、ちょっとづつ表現修正します!!
あ・表現だけで内容は一切変わらないんでご安心をww←
一応6話(5)(>>474,>>475,>>476)修正しました><
しかももうひとつミスを見つけまして。。。
タイトル6話のところを5話って書いてある回がありますね(汗;
ごめんなさいっ><
でわそういうことで……
- Re: Enjoy Club ( No.529 )
- 日時: 2010/10/22 18:32
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
6話(7)(>>518,>>519,>>520)も表現修正しました><
同じく内容は変わってませんので。。。
改行が増えたかなぁ……とww
ちょっとでも読みやすくなっていれば幸いです><www
追加。。。
6話(4)(>>447)も修正しました!
見た瞬間に、「うわっ、字……っ;;」ってなったんで(←意味不;
- Re: Enjoy Club ( No.530 )
- 日時: 2010/10/22 22:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
ARMAさん>
Q&A回答ですwww
→Q「入ってみたい部活はありますか?」
あ・なんかラジオっぽくできそうなお題♪←
風也「……ん? なんか友桃からメール来た」
亜弓「え? あのヘンな人からですか? もしかしてまたラジオの依頼なんじゃ……」
恵玲「あ・あたしのとこも来てる〜! “入りたい部活はなんですか?”だって」
亜弓「部活って……なんですか、突然。しかも私たち全員帰宅部……」
恵玲「だから聞いてるんじゃないのぉ? あたし、好きなのはバレーボールかなぁ……」
風也「お前の背じゃキツいだろ」
恵玲「そこはジャンプ力でカバーするもんっ! 絶対忙しいからやめたんだけど」
亜弓「私、バレーは無理ですねー。球技音痴ですから!」
恵玲「中学の時のバレーのサーブ、後ろに飛ばしてたもんね」
亜弓「……忘れてたんですから思い出させないでくださいっ」
風也「それはそれで高度な技だけどな。つーかお前走るの速ぇじゃん」
恵玲「でも陸上なキャラじゃないよね。吹部っぽい気もするけど……」
亜弓「……!! 吹奏楽楽しそうですね!! 楽器扱える自信ありませんけどっ」
恵玲「風也くんはぁ? 絶対運動神経いいでしょ」
風也「……一応小学生の時バスケ部入ってたけどな」
亜弓「そうなんですかっ!? 部活やってるの、意外ですっ」
恵玲「てゆーかバスケ続けなかったんだね。もったいないなぁ」
風也「……俊介どーしてっかな……」
亜弓「……? 俊……?」
風也「あ、いや、なんでもねぇ。まぁとりあえず入るとしたらバスケってことで」
恵玲「亜弓もバスケにしたら」
亜弓「どんだけ恥かかせたいんですかっ!! 最初っからなんでもプロ級でやっちゃう恵玲と一緒にしないでくださいっ」
風也「……またバスケやりてぇなー」
* * * * * * *
ウィル「ん?」
水希「あっ」
ウィル「え、もしかしてみぃちゃんのほうにもメール来てる?」
水希「うん。部活の話……だよね? 私もう吹部入ってるんだけどな……」
ウィル「でも最後にわざわざ注意書きがあるよ? みぃちゃんは第二志望ねって」
水希「第二? ん〜…やっぱり家庭科部かなー。お菓子作り好きだし」
ウィル「確かに! ぼくは……。……自分が部活やってる光景が全く浮かばない」
水希「E・Cみたいなのがあればいいのにね! あれ、そういえば白波兄ちゃんは?」
ウィル「今日も一日忙しいって。何をやってるんだろう、ほんとに」
水希「部活かも」
ウィル「実はこっそり!? ……仮に入ってても確実に幽霊部員だよね、白波は」
水希「ふふっ、そうだね」
* * * * * * *
有衣「――部活!? んなもん誰でもテニスに決まってんだろ!!」
伸次「決まってねぇよ! オレバスケだしっ」
夜ゑ「やっぱバスケよりテニスだよねー、有衣?」(バスケ部の人ごめんなさい)
有衣「あったりめーだ! つーか夜ゑ、今度またコート借りてやりにいこうぜっ」
夜ゑ「おっけー! 風也と功も連れて4人でいこっか」
伸次「ちょ、待てよ、オレも連れてけよ!!」
夜ゑ「え? バスケ派来なくていいから」(ほんとバスケ部の人ごめんなs……)
伸次「ひでっ、マジどんな差別……っ」
夜ゑ「じゃあ次の日曜ね」
有衣「いいぜーっ! 風也にも連絡しとくゎ!」
伸次「夜ゑのばかやろーっ!!」
功(……俺、野球なんだけどいいんだろうか……)
* * * * * * *
初の下橋登場!!笑(あ・初じゃないか……←)
ちなみに下橋の子たちは部活じゃなくてサークルに入ってますww
てかそれより。。。
私、人数多すぎるからと思って出すのやめたはずのキャラ、名前出してしまった……!! まぢどーしよ……!!←
リクありがとうございましたー(^^)/ww
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.531 )
- 日時: 2010/10/22 19:54
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
- 参照: 私は元・杏樹.だったりします。((誰^q^←
ふほ、ちょwwwwwやばい、ソルトの腹筋がwww←
まず、『え? あのヘンな人からですか?』っていうあーちゃんの台詞www←
あーちゃん、そんな事言っちゃだめwwwwwww←←←
バレー…私、あれならできますbだって、背が……←
けど私、運動音痴なんですよねw泳げないし、トロいし、…ついでにいうと自転車乗れないし(待て
みぃちゃん…お嫁にほしい…wwwwwwww←←
けど私、あーちゃんと結婚するんだった!!そうだ、私はあーちゃんと結婚するんだああ!!(や め ろ。
あぁ、あぁ…もういっそ、ECメンバーと風也とあーちゃん達全員お嫁にほしいくらいでs……あ、婿もあるかw←←
ってか、テニスwwwwwwwwwwww
『バスケ派来なくていいから』という一言に盛大に吹いてしまった私…wwwwwwwww←
あと、最後の功wwwwwww←←何
野球かぁ…ほう、なるほどっ!(((だから何。
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.532 )
- 日時: 2010/10/22 22:19
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
お久しぶり(だと思います)です。
Q&A? Q&……A?
殆どないですね。Q&A。何故なのでしょう……?
あ、一つありました。いや、友桃様へなのですが。
小説を書くために何かしていることはありますか?
私は意味もなく国語辞書を眺めて気に入った単語をメモしたり、本を読んでいるときに気に入った単語をメモしているのですが、友桃様は何かありますか?
このようなGod作品を生み出す秘訣を是非御教え下さい。
- 昇天... ( No.533 )
- 日時: 2010/10/23 08:46
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: eNPK8IuO)
こんばんは〜!!
ここ(↓↓↓)の部分、、、
>>>>>>>>>
ウィル「でも最後にわざわざ注意書きがあるよ? みぃちゃんは第二志望ねって」
水希「第二? ん〜…やっぱり家庭科部かなー。お菓子作り好きだし」
<<<<<<<<<<<<<<<<
やばい、危険、反則、つか犯罪、、、。(意味わかんね...)
やっぱり水希最高っ!!
前の回で、テディベアがお気に入りっての、あまりに自然(!!)だったため、ついコメし忘れてしまいましたが、今回は忘れませぬっ!
ウィルもちゃんとリクの最後まで水kに伝えてくれてありがとう!!
君ならECのボスになれるっ!!!
水希の「E・Cみたいなのがあればいいのにね!」って、無邪気に危険なことを言ってますねぇ。。
どんな部活ですか〜!って全力で聞いてみたい!!
ホントありがとうございましたっ!!!
んじゃ、また〜。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(8) ( No.534 )
- 日時: 2010/10/29 19:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
慣れた感覚に頼って右手の親指を動かし、発信履歴のページを開く。その一番上にある“荒木恵玲”の文字のところでOKボタンを押し、私は再び携帯電話を耳元に当てた。
今日は、夏休み終了まで片手で数えられるほどにせまった、日曜日。
私はリビングのテーブルに突っ伏すような体勢になり、かれこれ20分ほど、渋い表情で携帯と格闘していた。キッチンで大きな泡を吹かせている鍋を横目で見て、すぐに自分の耳に意識を戻す。パスタをゆでているからよろしくね、と母親から言われているが、さっき麺を入れたばかりだから大丈夫だろう。
耳元で鳴り響くコール音。3回、4回、5回……とつい10分前と同じことを繰り返し、やがて予想通りといえば予想通り、女性の機械的な声が決まり文句を伝えてきた。
――……留守電入れるのも、アレですしね……
理由を聞かれると答えに詰まってしまうのだが、私くらいの年頃の子はおそらく皆“留守番電話”というものに抵抗があるだろう。あるいは、私だけなのかもしれないが。
みなまで言わせずに通話を切ると、私は長々と声付きのため息をついた。
「亜弓、さっきから誰に電話かけてるの」
後ろの方から声が飛んで来て、私は体をひねって声を主を見る。ベランダにいる母親が、洗濯物を干しながらこちらを見ていた。その背景にはもったいないほどに澄んだ青空と、綿あめのように膨らんだ真っ白な雲が、いい具合に調和していた。
私は椅子の背もたれに組んだ腕を置いて、そこに顎をのせる。
「恵玲にかけてるのですー。風也と3人で遊ぼうって、この間ちょっとだけ話してたんですよ」
「でも恵玲ちゃんってあんたと違って結構忙しい子じゃない。そんな何回もかけなくたって……」
「どうせ私は暇人なのですー」
唇を突き出しそう言って、私はじっと携帯の画面を見つめる。もう一度かけようかと悩んだが、さすがにそれはやめておいた。メールをしておけばいいだろう、と自分を納得させようとするが、なぜだろう。今日はどうも、ムラムラとした気持ちの悪いものが胸にしぶとく残っている。
すっきりしないまま携帯を持ち直し、今度は風也に電話をしようとアドレス帳を開きかけた時。
突然前触れも無しに、外を強風が吹き荒れた。
干された洗濯物がやかましい音を立て、ベランダにいた母親は驚いたように顔を伏せた。そしてその瞬間、弟のシャツを握っていた手がゆるみ……
「あぁーっ!」
家の中から一部始終を見ていた私は、思わず声を上げてしまった。風にもてあそばれながら宙を飛んでいくシャツに全意識を向けて、勢いで椅子から身を乗り出し――
「あ、危なっ――」
「ふぇっ!?」
突然視界がひっくり返ったかと思うと、私は派手な音を立てて椅子から投げ出されていた。さっきの倍以上にも驚いた様子で、母親が裏返った声を上げる。
「ちょっ、亜弓! あんた何やってるの……!」
「いっ、痛いのですー…っ」
私が半泣きの状態でクルクルと目を回していると、母親は「もぅほんと何やってるのこの子は……」と愚痴を垂れながら、それでも心配そうに駆け寄ってきてくれた。
床に打ちつけた腕と、椅子にぶつけた膝が、痺れるような鈍い痛みを発している。骨も振動を反響しているせいで、徐々に苦痛が広がっていくように感じる。
より痛い方の膝をさすりながら上半身を起こして、窓が開きっぱなしのベランダに視線を向けた。
「……今飛んでいった葵のシャツ、どうするんですか……?」
痛みから意識をそらそうと震え声でそう言うと、母親は困ったように腕を組んで外を見つめた。そしてシャツの行き先を確かめようとしたのかベランダに足を踏み込んで、「あらっ」と素っ頓狂な声を上げたのだ。顔を歪めながらあざが無いか確かめていた私は、疑問符を浮かべて顔を上げる。
「お母さん、どうかし――」
思わず、絶句した。
私の視線の先で、先程まで気持ちのよい爽やかな色に染まっていたはずの空が、じわじわと侵食されるように、湿っぽく黒い雲に飲み込まれていった。同時にたたきつけるような風が吹き下ろし、網戸が不気味に音を立てる。
冷たいものが、背筋を走った。私は不吉な黒を呆然と見つめながら、ごくりと唾を飲み込んでいた。
- Re: Enjoy Club ( No.535 )
- 日時: 2010/10/23 15:41
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
そるとくりーむさん>
コレもういっそソフトクリームにしたほうが……(←黙;
コメありがとうございますっwwwww
絶対私キャラからヘンな人だって認識されてる気がするんですよ(←意味不;
あーちゃんって無自覚にさらりとそういうこと言いそうですょね、なんとなく(笑
バレー好きですっww 大好きです!!ww
あ・そういえばソルトさんって背高いんでしたね!! うらやましいです><ww
私は球技は基本好きなんですけど、陸上&水泳が……>< ほんと死んでる……><;;
50mのタイムとかヤバいです(泣;
私も自転車ずっと乗ってないんで、もう乗れなくなってると思います^^!!(←ォィ;
いったい何人、嫁&婿にとるつもりですか!!!笑
でもそう言っていただけるのはすごくうれしいですねーwwww 私親バカなんでwwww←
どうぞもらってやってくだs(←黙;
よかった、笑ってくれて(ほっ
夜ゑは書いてて楽しいですwww
功は白波とはまた違う感じな無口だからなー^^ 2人だったら喋るんだけど、複数いたら聞き専みたいなwww
また来てくださるとうれしいですー♪♪
山口流さん>
お久しぶりです^^!!
来てくださってうれしいですっ♪
しかもQ&A……!! ありがたいです、ほんとwww
で、どう答えましょうww(ぇ
小説を書くためにやってること、ですか。。。
困りましたね〜…←←
とりあえず、単語メモするとかはやってないんですょー(汗;
たぶんやったほうがいいんだろうなぁとは思うんですけど、それよりもまず読みたいっ!!っていうほうが強いんで^^;
語彙力がないのはそのせいですね、明らかに(笑
やってること……う〜ん……><;
書くときに気をつけてることならいくつか浮かぶんですけど、書くために普段やってることっていうと……、……無い……?←←
あ・妄想してますwww← テスト解いた後とかwwww←← それでキャラが固まった後に書くようにしてます^^
でもあんまり具体的なことゎやってないですねー><;
ちゃんとした回答できなくて申し訳ないです……っ!!
ていうかむしろ私の方が聞きたいくらいです!!笑
流さんの文章力はどうやったら身に付くんですかっ!!(←だから単語メモするんだって
それとGod作品こそ流さんの方ですょwwwww 更新楽しみにしてますね^^♪
でわ、回答はこんな感じでwww
ARMAさん>
ついに昇天ですか!!笑
ていうかARMAさんのツボにびっくりww
そこですか!!(笑)ってかんじでしたwww
“E・Cみたいな部活”についてゎ同感です^^
書きながら、どんな部活だよ!!って1人ツッコミしてましたww←←
まだ質問受け付けてますので、何かあったら聞いてやってくださーい♪
独り言>
久しぶりにあーちゃん登場ですねwww
一応主人公のはずなんですが。。。
この小説の行き先が若干不安な友桃でしたー←
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.536 )
- 日時: 2010/10/23 15:55
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
うおっ!
なんか危険な予感…汗))
てか、あーちゃん!
久し振りに聞くですます口調…!www
あーちゃん語炸裂ですね!!ww←
続きが楽しみです^^
- Re: Enjoy Club キャラQ&A ( No.537 )
- 日時: 2010/10/23 19:56
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
友桃様御返答有難う御座います。
……何もしていない……ですか。
私は自分の矮小な脳を捻りに捻って、更に単語をメモするなど日々の情報収集も怠らず(授業で出てきた良い単語もメモしています)、それであのざまだと言うのに……。
流石……神は一線を画していますね……。
- Re: Enjoy Club ( No.538 )
- 日時: 2010/10/23 20:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
(朱雀*@).゜. さん>
あーちゃん全然出てきてくれなくてほんと悲しいです><;←
危険な予感ですねーww
こっから話動きます!! てか動かしたいっ!!
そしてレインは小説です!!!笑
マンガはびみょ〜;;←
すみません、雑談の方の話題を。。。><
山口流さん>
いや、あの、私は何もやってないからこんなにヘタなんですょ><;
努力しろってかんじですね、ほんと(汗;
てか流さんの文章すばらしいですから!! ほんとお世辞無しにww
私なんか足元にも及ばないです><;
神だとか一線を画すだとか、ほんと私に使う言葉じゃないですっ(汗;
もっと本気で努力してる方に言ってあげてください><!! そっちのが絶対にふさわしいんでwww
お世辞にしたって、私にはちょっと…いやかなり荷が重すぎます……っ
もっと参考になる回答ができればよかったんですが。。。
なんか申し訳ないですっ(汗;
- Re: Enjoy Club ( No.539 )
- 日時: 2010/10/23 22:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
なんか突然合作が書きたくなってきた……
あんまり時間ないのに。。。
ごめんなさい、独り言です><;
- =キャラ絵= NO.10 ( No.540 )
- 日時: 2019/06/10 23:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/elle2.html
えれさまのキャラ絵です!!www
実はだいぶ前からあったんですが、のせるの遅くなっちゃいましたー(汗;
かわいいえれさまを見て癒されてくだs…(←黙;
※ただいまリンク切れ中。近いうちにリンクし直します。
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.541 )
- 日時: 2010/10/24 09:21
- 名前: そふとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
- 参照: 私は元・杏樹.だったりします。((誰^q^←
ふh、また来ましたよっ((←
え れ さ ま 最 高 ぉぉぉっ!!((((
きゃぁあぁ、可愛い可愛いめちゃくちゃ癒されるー!!www
自分もこんな可愛い子になりたかったなぁ…www
ぁあ、私も50mとか100mとかのタイム死んでますww←
私水泳も無理ですw小学生のとき、水泳の授業では『メダカコース』でしたw
(一番泳げる人がカツオコース、泳げる人がイルカコース…で、一番下がメダカコースですw)
なんなんでしょうね、メダカって…ww
小さっ!!カツオと比べて、小っさ!!wwってw←
せめて熱帯魚にしてほし……←
ってかってか、ソルトのブログでいつかEnjoyClub紹介したいなぁ……wwww←ぇ、何。
(名前、ちょっと変えてみましたwwwww←)
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.542 )
- 日時: 2010/10/24 10:51
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 8Sk6sKy2)
- 参照: http://blog.livedoor.jp/yamagutinagaru_novel/archives/951840.html
恵玲様クオリティ高いですね。凄く巧いです。こんな風にキャラに絵が付くと、やはり嬉しいのでしょうね。
私もそろそろキャラ絵募集しようか……。
私は50m走はからっきしですが、水泳だけは得意なのですよ。クロールで25m18秒と少し、単純計算で50mを36秒位で泳げます。
水泳だけは出来るのですよ。『だけ』は。
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.543 )
- 日時: 2010/10/24 10:54
- 名前: (V)・∀・(V) ◆ql276UNLgA (ID: dBCG1FA1)
- 参照: シュルルから変更w
友桃sの作品を拝見
描写も完璧ですね。
更新待っています
キャラ絵も完璧ですね
- Re: Enjoy Club ( No.544 )
- 日時: 2010/10/24 14:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
おいしそうな名前のそふとくりーむさんww←何;>
昨日ソフトたべましたww 寒かったww(ぇ
いつも来てくださってありがとうございますっ!!!
同感です!!
えれさまみたいな可愛い子になりたかった……!!←
それかあーちゃんww←
てか水泳ww笑
イルカはなんとなくわかるんですけど、カツオとメダカってどーなの……(汗; 特にカツオww もうちょっと可愛い名前にすればよかったのに><
私の友達に、平泳ぎすると後ろに進む子がいますょー^^笑
てか熱帯魚ならいいんだww笑
しょっ、紹介って……!!www そう言ってくださるだけでもほんとうれしすぎます……っ><!!
ソフトさん(←)のブログみてみたいです^^♪←
流さん>
某友人のキャラ絵やばいですよねーwwww
私の絵は破滅的なんで、ほんと助かりますwwww
キャラ絵募集するのもいいんじゃないですか!?
見てみたいっ^^
“だけ”をめちゃくちゃ強調してますねー(笑
その短い文の中で3回言ってますょwwww
かにさん>
最新のとこみたとき、思わず、「かに……っ!!?」って叫んじゃいましたww笑
すいません、驚きすぎてつい呼び捨てに。。。←
とりあえず来てくださってほんとに?ありがとうございますっwwww
あの、たぶん内容かにさんの好みじゃないだろうなぁと思ってたんで(今も思ってますが)、本気でびっくりしました(汗;
いや、ほんとうれしいですっwwww
で、
描写は死んでますww
キャラ絵は、はい、その通り完璧です!!! 某友人が書いてくださった絵なんで!!! まぢ絵の方をじっくり眺めていってくだs…(←黙;
また来てくださるとうれしいですー^^ww
コメありがとうございました♪♪
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.545 )
- 日時: 2010/10/24 14:12
- 名前: そふとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
- 参照: http://yaplog.jp/sorutokurimu/
↑ ソルトのブログですwww((載せるなそんなブログ。
実は、昨日始めたばっかりなんですよwははw←何。
次の記事はマジでEC特集しようかn……←←
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.546 )
- 日時: 2010/10/24 14:47
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>540
えれさまが笑ってるーーー!
友桃さんの友達さん(?)画力アップしてますね!ww
毎回キャラ絵見るの楽しみにしてます♪
- Re: Enjoy Club ( No.547 )
- 日時: 2010/10/24 17:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
ソフトさん>
かわいい〜っ!!wwww てかうらやましいです〜wwww←
友桃はブログとかそういうたぐいのものやったことがないので><ww
これから毎日のぞこうかな^^♪←
(朱雀*@).゜. さん>
うまいですょねー♪
某友人に伝えておきます!!ww
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.548 )
- 日時: 2010/10/24 21:36
- 名前: もちもち ◆R7xVl7svOM (ID: ymYDaoPE)
あのー!
この小説読み始めたばかりで、それも小説に初めて手を出した者なんですが、気になったので声掛けてしまいました!すみません!><
内容もちゃんとしてるし、ってまだまだ第一話の>>2までしか読んでないのですが、つまり、一発で言うと、憧れましたッ!です!
なんだか失礼なコメントでごめんなさい…。
でも憧れです!友達になってくれたら嬉しいです!(ビシッ)
ただそれだけ伝えたことだったんですが、付けくわえて言うと、キャラ絵とか内容がしっかりしていると本当に素晴らしい作品になるんだって思えました!
できれば、でいいですけど、もちもちよろしくお願いしますッ!
追伸:友桃さん>・・・・はい!よろしくです!
- Re: Enjoy Club ( No.549 )
- 日時: 2010/10/24 21:33
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
もちもちさん>
はじめまして、友桃ですwww
コメありがとうございますっ!! 感激ですっ///←
新人さんですかwww←
小説かくの楽しいですょー♪ 更新頑張ってくださいねww 今度見に行かせていただきますっ^^
ていうか。。。
あ、ありがとうございます……!!www すごく?嬉しい言葉が……っwwww
私の小説なんて全然駄作ですが、その言葉励みにやっていきたいと思いますっ(←意味不;
>>2だと先はまだまだ長いですねー(笑 がんばってくだs…(←黙;
あと、友達の件についてはもちろんOKです♪♪
てかむしろ私からお願いしたいくらいwwww←
これからよろしくお願いしますね^^www
- Re: Enjoy Club ( No.550 )
- 日時: 2010/10/24 22:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
花見さんが恋しいよ〜><wwww←←←
無駄レス申し訳ない。。。
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.551 )
- 日時: 2010/10/24 22:31
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: N9MWUzkA)
水希が恋しいよ〜><wwww←←← (...前コメコピペ)(...殺)
、、、って、気を取り直して、恵玲がますます洗練されているぅ!
恵玲夏versionですかぁ、これはっ!
ということは、随分お蔵入りになってたんですねぇ(笑)。それでもアップしていただけてホントアリガタシっ。
『衝撃の刻(とき)』(8) の亜弓の緩み加減結構ツボです。20分携帯でねばるって、恵玲の携帯の着信履歴、ストーカが訪問したみたいになってますね、、ぉぉ恐い。
今回の話の最後のシーンもそうですけど、この作品の風景描かれてるとこ、臨場感があってとても気に入ってますよ〜!
それではまた〜〜。
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.552 )
- 日時: 2010/10/24 23:16
- 名前: 夜兎 (ID: 9Gb.eK5t)
ども。
小説読ませて貰いました。
上手いですね。書き方がちゃんとしている他に、読みやすい。描写もきちんとしているし久々にカキコでいい小説に出会えました。
Wiiでやっているので全部読めませんでしたけど、パソコンが出来るようになったらみにきます。
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.553 )
- 日時: 2010/10/25 17:59
- 名前: もちもち ◆R7xVl7svOM (ID: ymYDaoPE)
友桃さん、第一話読み終えました!(まだそこだよ・・・)
とにかくあーちゃんがかわいいです。
あーちゃんがこの世界にいたらマジでハグハグしまくりますッ!お持ち帰りです!!(←誘拐犯ww
っでーここまでにしてですね・・・。
どうやったらうまく内容の次の展開を広げられていくのか、教えてくれるとありがたいです!(マジですッ!)
なかなか分からなくて、少し曖昧な感じで出来てしまいました・・・(悲)
教えてくれるのでしたら、どうかお願いします!
- Re: Enjoy Club Q&A、キャラ絵=恵玲= ( No.554 )
- 日時: 2010/10/25 21:40
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: w79JdDm2)
こんばんわ〜☆
お久でし^^/
これからの展開が全く読めない・・・(馬鹿だからじゃない?)
更新!!!
ガンバでし!!!
- Re: Enjoy Club ( No.555 )
- 日時: 2010/10/25 22:09
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
ARMAさん>
水希に惚れるとつらいですよーww 出番少ないから(笑←←
……冗談です、増やします、たぶんww←
いや、たしかにお蔵入りっちゃお蔵入りなんですが。実はですねー…
偶然だと思いますけど、Enjoy Club内だと今ちょうど夏真っ盛りなんですよwww 嬉しい偶然www
着信履歴に関してはご安心ください。ちゃんと時間おいてかけてますww笑
あーちゃんちゃんと常識ありますから大丈夫ですょww
臨場感っwww
ありがとうございます!! そう言っていただけるとすごくうれしいですっwwww
よしっ、風景描写がんばろ♪(ぇ
夜兎さん>
こんにちわwww
まさかコメまでいただけるとは思ってませんでした!!ww ありがとうございますっ><wwww
なんかもうほんと、こんなにほめていただいていいんだろうか……?www(平仮名ばっかwww
ありがとうございます///
私のなんてまだまだ駄作ですが、そう言っていただけるとやっぱりうれしいんですょーwww 励みになります、ほんと^^
また見に来てくださるなんて、ほんと感謝ですっ^^!!
ぜひ?またいらっしゃってください♪
もちもちさん>
読んでくれましたか!!!ww ありがとうございますー^^♪
おっww
あーちゃんファンが増えましたねww←
その子今にも主人公の座奪われそうな子なんで(ぇ)、応援してあげてください(笑←
えっと。。。
私なんかのアドバイスでいいのかわかりませんが……(汗; 長文になったらごめんなさい><
とりあえず、ストーリー展開良くしたかったら、ノートとかに先の展開を書いておくのをお勧めします!!(やってたらごめんなさい)
箇条書きとかで、できれば最終話まで!!
それ書くと、色々といいことがあるんですよー♪
書きながら、ココこうした方がおもしろい展開になるな、とか、ここで伏線引いておいた方が話が深くなるな、とか気付けるんでww
それ書かないと後になって、あのときあぁしておけばよかった〜とかなっちゃったりするんで、ほんと><(私はよくそれに泣かされました)
それで、もちもちさんの小説読んでみました!!(また後ほどコメしますね)
描写もキャラ設定もちゃんとしてて、すごくおもしろく読ませていただきました!!ww
で、私は結構“人”で話を広げる方なんですよ^^; それがいいかどうかはともかくとして。
私の小説だと、
?亜弓―恵玲―E・C
?亜弓―風也ー下橋
みたいなww
それで、それぞれの話を膨らませていって、最終的に??が関係していったらおもしろいかな、とww
人が増えすぎるのが難点ですが>< そこはどうにかキャラの個性を出して乗り切る感じで>< ……はい、乗り切れてない私がいえるセリフではありませんねww
なんで、私だったら、カイトくんとナツキちゃんの友達を出すとか、カイトくんをナツキちゃんの友達とからませるとか(逆もあり)……
あと個人的には両親の事情とカイトくんのくんの関係を膨らませてほしいww で、ナツキちゃんがつるんでるこたちが滅茶苦茶キャラ濃かったりするとおもしろい気がしますww いや、完全に私の趣味ですが><
あ〜なんか恐れていた通り、なんの役にも立たないことばかり>< 申し訳ないですっ
あ・言い忘れww
展開を広げるのは全然いいんですが、できれば異世界に吹っ飛ぶとかは無しな感じのほうがいいと思いますww
たぶんもちもちさんもそれは考えてないとは思いますが、そういう予兆がない状態で突然異世界に吹っ飛ぶと萎えます><笑←←
なにより、私、今のもちもちさんの小説の世界観?がかなり好きなので、壊さないで、今の雰囲気で続けてほしいですww
あの今さらですが、まぢもっと他にアドバイスの適任がいるはずなんで、そちらに聞いた方が絶対にいいです、ほんと(汗;
もし、言ってる意味がわからないとこがあったら遠慮なく言ってください!! たぶん漠然としすぎててわからないと思うんで←←
でわww
P.S ストーリーも描写もすごく素敵なんですが、ちょこちょこ読んでて引っかかる言葉があるんですよ>< 助詞…の使い方、かな? それ直すともっと読みやすくなると思います^^
これについては具体的に書いた方がいいんだろうか。。。
- Re: Enjoy Club ( No.556 )
- 日時: 2010/10/25 22:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
ひろあさん>
お久しぶりです^^♪
いつもコメありがとうございますっwwww
これからおもしろい展開に……
なればいいなぁ。。。(←切実
ありがとうございますっww がんばりますっ(^^)♪
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(9) ( No.557 )
- 日時: 2010/10/26 19:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
――“今度の日曜日に、麗牙全員組織のリーダーに会わせてくれる”――
――……今度の……日曜日――
「今日、だよな……」
そう呟いた瞬間、心臓が胸の辺りで大きく音を立てた。自分の息づかいが聞こえるほどの妙に重い緊張感にとらわれて、風也は無意識にシャツの胸元をつかんでいた。
数日前、下橋で顔を合わせた時に、ウィルがついうっかりといった風にこぼした言葉。確かに風也は、恵玲とE・Cとの関係をつかむ情報が何か手に入らないかと考えてはいたが、さすがにここまでのものは期待していなかった。ウィル自身愕然とした表情をしていたことも、仕方のないことである。彼の疑心に突っ込んだのが功を奏したかと、風也はわずかに口端をつり上げた。
しかしそれも一瞬。正直今は、そういう得意になるような気持ちよりも、強い緊張感と、重大な秘密を掌中に握っている高揚感のほうが明らかに勝っていた。
袖のまくられた左腕を視界に持ってきて時間を確認し、風也はふっと空を仰いだ。
心が洗われるように透き通った青空と、密度の濃い、絵に描いたように形の整った白い雲。ちょうど頭上の空を、2羽の鳥がなめらかに横切っていった。
彼がいるのは、風音駅と、彼の最寄りである暁駅から丁度同距離に当たる場所。視界の右手に公園と、亜弓の住むアパートが見える位置だ。そして、彼が塀に背中を預けて身を隠している小道の角から後方をのぞけば、ひとつ一軒家を挟んだところに、落ち着いた色合いの屋根がうかがえる。まさにここが、以前亜弓が教えてくれた、荒木恵玲の自宅だった。
風也はその家からまだ誰も姿を現していないことを確かめ、視線を前に戻した。ここは住宅街なので、視界に映るのは家々の壁ばかり。時間帯のせいもあって、まぁまぁ人通りはあった。その中で彼は、引き結んだ唇をそのままに、背後の物音に耳を澄ませていた。
風也が“あの光景”を目撃したのは、丁度亜弓との仲に亀裂が入った頃だった。下橋仲間の芝崎功と暁を散策した帰り道、彼は一瞬ではあったものの、とんでもない光景を視界にとらえてしまったのである。暁駅の近くの建物の“上”、つまり何の足場も無い藍色の夜空を、荒木恵玲が滑空していったのを……。それこそ、先程上方を横切っていった鳥達のように、だ。
元々小松家の騒動のときの恵玲の行動に強い疑念を抱いていた風也の思考は、当然ある場所にすぐさま落ち着いた。もちろんそれは、“荒木恵玲は闇組織E・Cの能力者である”という結論である。そう考えれば、彼女の不審な点が、かなり解けるのではないかと思うのだ。
そういう考えに行きついてから、風也はどうしても以前と同じようには恵玲を見れなくなっていた。元々普通の女子高生ではないと警戒してはいたが、あの闇組織のメンバーとの関わりを思った瞬間に、心の隅に彼女そのものに対する疑いだとか、彼女と関わることへのためらいが生じてしまったのである。少なくとも、今まで通り、というわけにはいかなくなってしまった。
そして、風也に具体的な行動を取らせるきっかけとなったのが、先のウィル=ロイファーの台詞。
――……今日、E・Cのメンバーは組織のリーダーに会いに行く……
場所はわからない。移動手段も未知数だ。あるいはもうすでに、集合場所に行ってしまっているのかもしれない。
それならそれで構わないと、風也は思う。この機会にこだわるほど自分は切羽詰まっているわけではないし、今こうしているのもほぼ好奇心による行動だと断言できる。もちろん、闇組織に関わっていることを心配する節も無くはないが。
運さえよければ、恵玲の後をつけられる。そしてそれは、彼女が本当にE・Cのメンバーかどうかを確かめることにもつながるのだ――
不意に、ガチャ……と乾いた音が耳に届いた。彼の後方から扉の開く音が聞こえ、今までは無かった人の気配を感じる。
自分の中で張り詰めた緊張感が一気に膨れ上がるのを感じ、風也は必死に息をつめて、背後の気配を探った。彼は家の壁に身をひそめているため、あちらからは見えないはずだ。
同様に彼もあちらの様子が全く見えないが、扉が閉まりカギがかけられるのが、音から判断できた。そして弾むような足音が少しずつ遠ざかっていくのが分かり、風也はごくりと唾を飲み込んだ。
地を踏む足に力を入れる。
風也は音が漏れないように足元に細心の注意を払って、右手の角から、公園に沿って直線に延びる細い道路を覗き込んだ。
こちらに背を向けた状態で、他でもない荒木恵玲が、リズミカルな足取りで駅のほうに歩いていく姿が視界に飛び込んできた――
- Re: Enjoy Club Q&A(明日〆切) ( No.558 )
- 日時: 2010/10/26 20:32
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: N9MWUzkA)
Q&A明日〆切でーすww
っていっても、ぶっちゃけ質問はいつでもありなんですが(汗;
まぁ、とりあえずww
- Re: Enjoy Club Q&A(明日〆切) ( No.559 )
- 日時: 2010/10/26 21:00
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
えれさまーーー!!
風也がつけてるよ、逃げてーーー!!←www
こんばんは。朱雀です。うわぁー、これからどうなるんでしょう…汗))
続きが早く読みt(せかすな
申し訳ありません。ついつい本音が…(黙;
ここでQ&Aいきまーす♪
友桃さん&登場人物の皆様>将来の夢、もしくはやってみたい職業を教えてください><
- Re: Enjoy Club Q&A(本日〆切) ( No.560 )
- 日時: 2010/10/27 12:36
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: eNPK8IuO)
こんにちは〜。
だんだん盛り上がってきましたねぇ!
風也単身で影晴の待つ場所に行ってしまうのかっ。
めちゃくちゃ危ない気がっ。
風也が現場に乗り込めるのか、それとも麗牙に撒かれるのか、かなり楽しみです!!
あと、なぜ影晴に会えることになったのか、その理由も気になる!
では、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.561 )
- 日時: 2010/10/27 18:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
(朱雀*@).゜.さん>
こんにちわ〜朱雀さん♪←
なんか朱雀さんのコメ見てすごくホッとしましたwww
今回の話から盛り上げていきたかったんで、楽しんでもらえたみたいで良かったです、ほんとww
今続き書いてます^^ 上げるのはいつになるかな〜(ぇ
あと?
Q&Aありがとうございますっ!!
後であらためて回答させていただきます^^!!
ARMAさん>
ARMAさんのコメでさらにホッとしました……ww
今回の話から盛り上げていきたかっ…(以下略
うまくやれるかなぁ……といまだにめちゃくちゃ不安です><ww(←最初の文と若干矛盾ww笑←)
さぁ風也はこの後どうなるんでしょうねー♪←
あと、影晴に会える理由www
みなさんが納得できるような展開にできるか心配ですが(←)、楽しみにしててくださいっ^^www
お二方、コメありがとうございましたー(^^)/
- 登場人物紹介-13- ( No.562 )
- 日時: 2010/10/27 21:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
風高1−4、あーちゃん&えれさまのクラスメート3人目です♪
【NO.13】幸崎 静音 Ko-saki Shizune
・年齢:15才(高1)
・誕生日:8月23日
・血液型:A型
・身長:157cm
・黒髪
もともと影薄いクラスメートの中でも特に影が薄いんだろうなぁこのこは(汗;
頭がよくて、性格もやさしい子ですww たぶん現実にいたらフツ〜に友達になりたいタイプww えれさまとかみたいなクセのない子なんで^^
この子の登場シーンは、あーちゃんがばらまいた(笑)筆箱やらノートやらを拾う場面でしたねーwww なつかしいです^^ww ってたぶんみなさんはとっくに忘れているでしょうが(笑
あ〜…残念ながらこの子は特別書くことがない><←←
あ・そーいえば(?)クラスメートで一番最後にできた子ですww …なだけに私の中でも若干キャラ定着してない&出番が少ない子(泣;
好きだからもうちょっと出してあげたいんだけどなぁ。。。
てことで、次はまさかの町d…いや、とばしちゃおうかなぁ……(←ォィ;
うそです、ちゃんと町田紹介します^^
- Re: Enjoy Club Q&A(本日〆切) ( No.563 )
- 日時: 2010/10/28 15:19
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: eNPK8IuO)
こんばんは〜。
キャラ紹介、いよいよ町dですかぁ!
ある意味水希と同じくらい楽しみです。
視野の中に風也がいる時、世界の中心に於ける愛の叫びぶりは、恵玲の存在感をも凌ぐと言われているそうです!<*1>。
<*1>..要出典
今夜はコメする予定無かったのですが、急遽お邪魔してしまいました〜。
キャラ紹介で「町田」って文字見るだけで吹き出しそうです(笑)
ではまた〜。
- Re: Enjoy Club ( No.564 )
- 日時: 2010/10/28 19:06
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
わお、来てないうちにすごいことになっている(・ω・´)←
まず恵玲ちゃんのキャラ絵、やっぱり素敵ー。
私も絵上手い友人がいるんですが、描いてくれそうにないですww
あと、風也! 尾行ですか((
私的には尾行成功してほしいなーとか思ってますww
楽しみですねー。更新待ってます(>< )
- Re: Enjoy Club ( No.565 )
- 日時: 2010/10/28 20:50
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
続き書いてたんですが、筆が進まないので先にコメしちゃいます><!!
(朱雀*@).゜. さん>
Q&A回答ですっwww
⇒Q「将来の夢、もしくはつきたい職業は?」
友桃:未定です!! はい、完っ全に未定wwww←
ここで、「小説家になりますwwww」とか言えたらかっこいいんですけどねー^^;笑
ただ興味ある仕事だったらたくさんあります♪
幼稚園の先生やりたいしー、新聞書いてみたいしー、日本語教師もおもしろそうだしー…
まだ?考え中な感じ^^;
今一番興味あるのは新聞かなー♪ 新聞なんてテレビ欄しか読まないんですけどね(←ォィ; ただ文章書いてたいだけですwww
朱雀さんはなにか将来の夢あるんですかー?www
でわ、キャラの回答を。。。
* * * * * * *
亜弓「今日のお題は将来の夢なのです〜」
風也「お題って何のはなs…」
有衣「アタシはとにかくぜってぇ外国人と関わる仕事につくぜっ!!」
風也「……なんだ、ユウ突然」
有衣「お前らがおっもしれぇコト話してるからよ! てかこの間の部活の話もお前らに混ざりたかった〜っ」
亜弓「部活の話、有衣ねーさんのとこにも来たんですか?」
有衣「おうっ! もちアタシはテニスだけどなーっ。アイツらとやった時もマジ楽しかったし!」
亜弓「……あいつら?」
風也「下橋のやつらだよ。伸次がかわいそうなことになってたけどな……って、そうじゃなくて。ユウが来たせいで初っ端から主題はずれちまったじゃねぇか!」
有衣「あ〜わりぃわりぃ。で、風也は?」
風也「全く決まってねぇよ。目の前のことで精いっぱい……って何てめぇはニヤニヤ笑ってやがんだ」
有衣「いやぁ〜、今珍しくアタシの前で弱音吐いたのは亜弓がいるせい?」
風也「……おっ前ほんと性格悪いよな」
有衣「冗談だよ冗談! で、そこで泣きそうな顔してる亜弓はどうかしたのかー?」
亜弓「いえ、あまりにも台詞が少なすぎて悲しかっただけです……」
有衣「……!! そーいやそうだな!」
風也「お前何か夢決まってんの?」
亜弓「お仕事の方は全然……。でも、すっごい素敵なママになりたいのです〜!」
有衣「風也の嫁でな」
亜弓「えっ、そ……っ」
風也「……ユウ、マジいい加減にしろよてめぇ」
有衣「あっは〜! なんか風也がキレそうだからそろそろ去るわぁ」
風也「とっとと失せろ」
* * * * * * *
恵玲「う〜ん……将来の夢かぁ……」
ウィル「どうかしたの? 恵玲」
恵玲「あっ、ウィルく〜ん! あのね、将来何になるのかな〜って考えてたのぉ」
ウィル「恵玲は絶対働きまくってるよね。キャリアウーマンってかんじ」
恵玲「えへっ、そうかなぁ。あとね、結婚も絶対したいなぁ。結婚して働くの!」
ウィル「ってことは共働きかな? ぼくは―…う〜ん……ぼくもちゃんと決まってないかな。とりあえずE・Cにずっと関わってたい感じだし」
恵玲「E・C、大人になってもずっといれるのかなぁ」
ウィル「大丈夫だと思うよ、影晴様優しいし。あとたぶん白波もぼくと同じで将来のこと考えてないだろうなー」
恵玲「ものすごく興味なさそうだよね。あっ、そういえば、みぃちゃんはだいぶ前に、幼稚園の先生になりたいって言ってたよ!」
ウィル「うん、言ってたね。小さい子にいっぱい楽しいこと教えてあげたいって」
恵玲「やっぱみぃちゃんが一番しっかりしてるなぁ……」
ウィル「たぶんぼくたちのこの危機感の無さが問題なんだろうね」
恵玲「一応E・Cにいるかぎりはニートじゃないから大丈夫だよ!」
* * * * * * *
……お偉いさんからの仕事請け負ってますからね(笑
えっとー…下橋はたぶん本編で出すんで、お楽しみってことで♪
若干スランプから抜け出せない友桃でしたー^^
- Re: Enjoy Club ( No.566 )
- 日時: 2010/10/28 21:18
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
答えてくれてありがとうございます〜^^ E・Cのみんなに答えてもらえて超ハイテンションです↑↑ww
幼稚園の先生いいですね〜^^ 新聞とかも面白そうっ!
私の将来の夢は…いや、質問した本人も未定なんですけどw 作家になりたいし、科学者にもなりたいし、教師にもなりたいなぁ…(多っ!w
あっ、パティシエールとかもいいなぁ…ww
みぃちゃん、幼稚園の先生超フィットしてるwww
みぃちゃんならなれるよ〜><ww
ウィル君、大人になってもE・Cですか! 影晴に対しての忠誠心が物凄い…w
- Re: Enjoy Club ( No.567 )
- 日時: 2010/10/28 22:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
ARMAさん>
まさかキャラ紹介にコメが来るとゎ思いませんでしたっ!!笑
これも町田効果wwww←
私も町田の紹介文書きながら確実に吹きますねww←
いつになるかわかりませんが、楽しみにしててくださーい♪
或さん>
こんばんわー♪
話進んじゃってますねwww笑 まぁでも前よりはかなりペースダウンしてますが^^;
え、てかあの二人のキャラ絵みたいんですけどっwww
或さんの友人さん書いてくださーいっ!!←
尾行どうなるんでしょうねーwwww←
なるべく早く更新できるように頑張ります^^!!
(朱雀*@).゜.さん>
将来の夢、分野が色々ですねーwwww まぁ私も人のことは言えませんがww←
てか科学者と作家がならんでると、文系理系どっち?って思っちゃうんですけど(笑
ウィーくんのE・C愛半端ないですよねー^^ww
あ〜続きが書きたいっ(←何;
みなさん、コメありがとうございましたーっm(__)m
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(10) ( No.568 )
- 日時: 2010/10/29 19:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
私にとって恵玲は、心の底から信頼できる、大親友だった。
小さい頃からたくさんおしゃべりをして、たくさん遊んで、些細なことでケンカをして次の日には何事も無かったかのように顔を合わせて。
私と一緒にいる時の恵玲は、昔からつっけんどんな態度をとることが多かったし、上から目線の命令口調なことが多かったから、周りの人から見たらきっと首をかしげてしまうような2人だったのかもしれない。でも私は、彼女と共に行動することには何の疑問も抱かなかったし、むしろ彼女と一緒にいることで深い安心感を得ていた。
確信が、あったのだ。
恵玲は、絶対に私を裏切らないって。私は恵玲を本気で信じていいし、恵玲も間違いなく私のことを信じてくれているって。
その気持ちに根拠なんてない。きっとこれは彼女と過ごしてきた時間がもたらしてくれた、ものすごく貴重なものなんだと思う。
だからこそ私は、今まで迷うことなく恵玲に頼ってこれた。たくさん恵玲に助けてもらって、見えないところでもたくさん支えてもらいながら、過ごしてきた。
唯一、私が彼女に全てを見せてきた一方で、彼女に関する謎が多すぎることだけが腑に落ちないけれど、それでもやっぱり、私の恵玲に対する強い信頼は決して揺らぎはしなかったのだ――……
空一面をすっぽり覆ってしまった黒い雲。どろどろとした液体が流れていくようにゆっくりと、しかしあっという間に周囲に広がっていき、それがまた私の恐怖感をあおった。得体の知れない不気味な何かが、自分の身を襲ってくるようにさえ感じたのだ。
あまりの恐ろしさに、私はパスタの見張りを放棄して、そそくさと自分の部屋に逃げ込んだ。そして走った勢いそのままに正面のベッドにダイブして、しばらく布団に顔をうずめていた。
なにか嫌な予感が頭の中をぐるぐると回っていたが、それが具体的になんだかわからない以上、考えていても不安や焦燥感がつのっていくだけである。しばらく目を閉じて大人しくふかふかの布団に身を任せた後、このまま埋まっていても仕方がないと、私は跳ねるように上半身を起こした。ペタンと女の子座りをして、乱れたストレートの茶髪を手ぐしで整え、小さく浅い息をつく。
そのまま、ベッドの上に放り投げられた白い携帯に目をやった。
――……外はなんか恐いことになってますし、風也うちに呼びますか
不安が影を落としていた顔に、ようやく笑みを浮かべられる。
私は先程かけそこねた電話を取り直し、そこでふと名案を思いついた。
そう言えば一学期……夏休み前の頃に、風也がいつか下橋に招待してくれると言ってはいなかっただろうか。噂されているような暴力的な場所じゃないと彼も断言していたし、この機会に行ってみるのも悪くない、となかなか大胆なことを考えたところで……
私はむむっと眉を寄せて部屋の小窓に視線を投げた。カーテンがかかっているため外の景色は全く見えなかったが、どういう色が広がっているかは容易に予想が付く。あの文字通りの暗雲が立ち込めているはずだ。そしてそのタイミングで下橋に行くというのは、感覚的に躊躇いが生じてしまう。
やっぱり自分の家に呼ぼうと再決心して、私は今度こそ携帯を耳に当てた。
- Re: Enjoy Club ( No.569 )
- 日時: 2010/10/29 19:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
ほんとは風也が恵玲を追うほうも一緒に6話(10)としてあげるつもりだったんですが、明らかにあーちゃんのほうと話が違うので分けましたww
風也の方はまた後でのせますww
- Re: Enjoy Club ( No.570 )
- 日時: 2010/10/29 21:14
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
あああ、亜弓ちゃんパスタが! ←
じゃなくて、風也呼んじゃうのか!
いいなあ、なんかラブラブって感じでww
……じゃなくて! 風也はどうするんでしょう。←
行くのか? それとも尾行続けるのか?
むむむ、気になります。
あまり無理しないでくださいね(・ω・`;)
いや、早く続きを読みたい事には変わりないのですが、
最近一気に寒くなってきましたし、風邪にはお気をつけて……。
あ、不健康な私が言う事じゃないですけど((
では、失礼しましたー
- Re: Enjoy Club ( No.571 )
- 日時: 2010/10/29 23:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
或さん>
パスタってゆでたままほっとくとどうなるんだろう……←
伸びまくるのかなww←
ありがとうございますー^^
確かに最近めちゃくちゃ寒いですょね(汗;
なのに学校の先生は、「むしますねー」とか言いながら冷房をつけるっていう;;(爆
いや、生徒を凍死させる気かって……><
或さんの方こそ風邪にはお気をつけてー><!!
お互い更新頑張りましょう♪
翔ちゃんの活躍期待しまくってます!!!www←
- パスタ気になる... ( No.572 )
- 日時: 2010/10/30 09:14
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: eNPK8IuO)
おはようございます〜。
ある意味絶妙なタイミングで風也を呼ぼうとしている亜弓、この先がかなり気になりますが、やはり当面は見張りを放棄されたパスタ。。。。
ベッドから起き上がったら絶対、パスタの見張りに戻ると予想していたのですが、亜弓は器が違いましたねぇ。。。風也を呼ぶって発想に飛ぶとはっ。
これはチーズスコーンに続き、見張りを放棄されたパスタの作成にトライする必要があるのではっ??(<―狙撃)
次回更新楽しみにしてます〜!あと、町田紹介もですねっ!!(笑)
- Re: Enjoy Club ( No.573 )
- 日時: 2010/10/30 11:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
ARMAさん>
みなさんの関心がパスタに行くのがびっくりです(笑
あーちゃんさすがですねww(ぇ
今日次話更新できると思います♪
でわ、コメありがとうございましたーっwwww
- Re: Enjoy Club ( No.574 )
- 日時: 2010/10/30 15:22
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
友桃さん、お久しぶりです。
またもやめんどくさい物語を初めから作ることとなりました。(ざけんじゃね!です。)
でも、できるだけ本気で書き進める予定ですので楽しみにしていてください。
もう一回、あの作品をよろしくお願いします。(ぺこぺこ)
あ、そうだ。パスタってイタリア語だったって知ってました?
では、また暇があったら(暇ない;)返信したいと思います(ばいばいw
- Re: Enjoy Club ( No.575 )
- 日時: 2010/10/30 16:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
ハッチしゃnさん>
お、お久しぶりです〜っ!!!www
びっくりしましたーwww 名前見たときうれしかったですーwwwww
またざけんじゃねぇを読めるんですかっ!!
あの話大好きなんですょ〜私^^www
また読めると思うとほんと幸せですwww
執筆がんばってくださいね♪♪
全力で応援してますっ!!!
パスタはイタリア料理だからイタリアから来た言葉なのかな〜ってなんとなーく考えてました^^
当たってたww←
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(11) ( No.576 )
- 日時: 2010/10/30 19:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
――それは、周囲の風景からは完全に浮くほどの、大豪邸だった。
軽く5、6軒分ぐらいはありそうな、巨大な家。見たところ3階建てであり、それぞれの階がかなり余裕をもった高さで作られていることがはっきりとわかる。壁は趣のある、クリーム色に近い茶色。こちらから見て正面には壁を埋め尽くしてしまいそうな巨大な窓が並び、角を挟んで左側には実に立派で上品なテラスが備え付けられている。塀が周りを囲っているため家の上部分しか見えないが、おそらくこの規模の敷地であれば、池でコイが泳いでいても何らおかしくはないだろう。少し残念なのは、塀の上から顔ののぞかせる木々や花々に手入れされている様子がうかがえないところである。
――……ユウの家とどっちのがでけぇかな……
下橋に住むお嬢様――月上有衣の、これまたそこらにはない大豪邸を思い起こしながら、風也は乾いた笑みを浮かべた。
そしてそういったことをざっと流すように考えたところで、風也は一度頭の中で状況を整理し直した。
今彼がいるのは、“泗水”という駅から20分ほど歩いた場所にある、さびれた住宅街。ざっと見ただけでもいくつか廃屋が混ざっていそうな、人の気配を感じさせない場所である。今にも木枯らしが吹いてきそうな、寒々しい街だ。
そのこじんまりとした街の中に、反り返るようにそびえ立つ例の屋敷。他の家々の低い背丈が拍車をかけ、その屋敷は重々しく神々しい存在感を放って、その場所に腰を据えていた。
そして風也は、屋敷から5、6メートルほど離れた位置で、その外観を睨みつけていたのである。それも、つり目を鋭く光らせて。
――……ここ、か……
風音からの恵玲の尾行は、あっけないほどにうまくいっていた。自宅を出たところからつけ始め、桜通りを通り、一直線に風音駅へ。その時点で風也はあまりの幸運に、思わずピュゥッと口笛を吹きそうになった。
――……普通のルートで行ってくれるとはな……
“あの”時のように、家の屋根と屋根を跳びつぎながら行かれてしまってはお手上げだ、と思っていたのである。しかし距離が遠いのか、それとも他の理由があるのか、こちらに全く気付いていない様子の恵玲は、相変わらず上機嫌な様子で駅の改札を通り抜けていったのだ。そしてもちろん風也も、チャージしてあるカードで後を追い、ホームへと向かっていったのである。
恵玲の隣の車両に乗り、電車に揺られること約15分。
“泗水”という、名前しか聞いたことのない駅で恵玲は辺りをキョロキョロと見回しながら下車し、風也もこっそりと他の人に紛れてホームを踏んだ。そして恵玲は、電車に乗る前のスムーズに歩を進めていた時とは違い、手に持った紙切れと辺りの風景とを照らし合わせながら歩いていったのである。
これは本当に好都合な状況だった。おそらく初めてなのだろう道を紙に意識を向けながら進む恵玲を、思っていたよりもずっと楽に追えたのである。
その結果、恵玲が眼前のバカでかい屋敷に入っていくのを、間違いなくこの目でとらえたのだった。
小さな唇を引き結び、顔を引き締めながらも、風也の体は徐々に徐々に熱を帯び始めていた。緊張や不安や躊躇いをこえる、紛れもない興奮が体の内から沸き起こってくる。彼は気付くと口端をつり上げ、不敵な瞳で屋敷を見つめていた。
そして好奇心に身を任せ、このまま乗り込もうかと覚悟を決めかけた時――
心臓が、はねた。
風也の視界を知った顔が横切ったのだ。驚いた彼はとっさにその名を呼んでいた。
「――白波!」
以前見た時と同様髪を高い位置で結いあげている白波は、一本向こう側の道で振り返り、怪訝そうな顔で風也と視線を合わせた。
まるではかり合わせたかのように、不吉な黒をため込んだ雲が泗水の澄んだ青空を侵食し始めていた。
- Re: Enjoy Club ( No.577 )
- 日時: 2010/10/30 19:14
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
尾行成功してすんなり行っちゃうのかと思いきや。
うきゃー、白波と風也がご対面というか鉢合わせというか何というか((
「──白波!」
のところで私も心臓がはねました。←
なんかこの二人の組み合わせ、好きなんですよねぇww
何故か私もめっちゃドキドキしてます。
俺全然関係ないべ、みたいなね(・ω・`)←
更新お疲れさまです。
- Re: Enjoy Club ( No.578 )
- 日時: 2010/10/30 20:29
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>567
確かに!!
文系か理系かハッキリしてませんねぇ…汗))ww
でも夢が作家の前は科学者だったんですよw まだ科学とかに惹かれるww
勉強で言えば文系より理数系の方が好きです(おいw
いやぁーー!!
白波君!! お久しぶりです><(いや、そこじゃなくて。ww
ちょ、風也E・Cの邪魔すんな!!
風也好きの皆様、申し訳ありません。
どうやら私の中で風也は中の下くらいに位置しているようです。←
なぜかどうしても好きになれない…汗)) 風也ごめん!!
- Re: Enjoy Club ( No.579 )
- 日時: 2010/10/30 22:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
或さん>
すんなり行かせるつもりだったんですが、それじゃあつまらないなwwとwww←
白波には急きょ登場してもらいました^^
作者だからできる特権www←
ドキドキしますか!?ww
わーい♪
なんか、登場人物たちが予想外なことが起きてびっくりしてるシーンで、読者の方にもびっくりしてもらえたりするとすごく嬉しいんですょねーwww
今回の話は成功だ〜みたいなwww
コメありがとうございましたっ(^^)♪
(朱雀*@).゜. さん>
私は勉強だと国語は好きなんですけど、得意なわけではないんですょねー><
たぶん数学が点数的には一番得意です^^ 英語と理科は死んでますwww
風也嫌われてますねーwwww笑
キャラ達に感情移入していただけてるようで嬉しい限りですwww
でも私は風也好きですょwww←
コメありがとうございましたー!!
みなさま>
突然ですがっ
風音の地図のせます!!!(今日中に)
おたのしみにwww
- =地図= NO.1 ( No.580 )
- 日時: 2010/10/30 23:39
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/kazene.html
……は?ってかんじですね(笑
地図ですww 風音のwww
私のノートに書いてあったんですが、今回気まぐれで載せてみることにしました^^
手書き感たっぷりでごめんなさい><
ちなみに友桃は地理の常識を持ち合わせておりません!!
自分の住んでる場所がよくわかっていない上に、最近まで南極はあったかい!!と思いこんでたような人です!!
なんで、そのへんをわかっていただいたうえで、この変すぎる地図を見ていただけると幸いですwww
そのうち、下橋とかウィーくん&白波の家の間取りの地図をのせたいと思います♪
コメントくださるとうれしいです^^
でわww
P.S もし字が小さくて読めないとかあったら遠慮なく言ってください♪ 大きさ変えられるんでww
(あ・汚い場合は見逃してやってください。どうしようもないんでww)
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.581 )
- 日時: 2010/10/30 23:22
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
地図とかすごすぎるんですけど(^q^ )←
むっちゃ綺麗……! 分かりやすい……!
それに字もめっちゃ綺麗ですね(>< )
私は自分にしか解読できないような文字なので憧れますww
小説だけでも十分尊敬しているのに地図まで書けるとは……
くっ、私なんて到底及ばないぜ!←何を今更
ウィルと白波の間取り図に相当期待((
待ってまーす(>< )
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.582 )
- 日時: 2010/10/31 08:39
- 名前: そふとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
風音の…ち、地図…だと!?((
よし、ソルトはどこら辺に家を建てようかな…ふむ。((やめろ。
よし、此処かな、さっそく住人届k…((蹴蹴蹴
素晴らしいぃいぃ!! ち、地図だあぁぁあ!!((何。
住みたい…住みたい、住みたい…。((
Σ ってか字が綺麗!! 字が美しすぎるっ!!←
ソルトの字…なんか歪んで下手糞で…字が綺麗な人、羨ましいですっ!!←歪?(
あーちゃんが住むアパート…。隣の部屋、空いてますかね?((←だからやめろって
ああ、空いてなかったらあーちゃんの部屋で同居…((((強制終了
友桃様、ほんとマジで弟子にしてくださいっ!!(((迷惑。
私も精一杯修行しなくては…。まぁ、ソルトは年齢的にヤバくガキなんで(←、
……(・ω・`0 )(←
だが頑張る、
ソルトは年齢的な限界と極限と奇跡を超える!!年齢という壁をぶち壊すっ!!((やめろマジで
気合が出てきましたっ、(←←)ECと友桃様のおかげですっ!!←何 。
今、目と心が凄く幸せでs… (‐∀‐`0 ) ←←
あ、あと最後に、友桃さんに質問なんですが…
本当どうでもよすぎる質問なんですが、ですね、((
……そると、何歳に見えますか?←
…で、では、失礼しましたっ!! 間取り図も楽しみですっ、きゃぁあぁあ!!((落ち着けって。
長文失礼しましたっ、きゃぁあぁあぁ!!(((((((((((
- Re: Enjoy Club ( No.583 )
- 日時: 2010/10/31 13:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: bFAhhtl4)
昨日の夜のことを思い返したら。。。
地図をのせるとか結構ムダに画期的なことをしでかしてしまったのではないか、自分……っ(汗;
まぁ、そんな戯言はおいといてww
お二方コメありがとうございますっwwww
或さん>
わ、わかりやすいですか!?
よかったですww
字は読めるように丁寧に書いたつもりなんですが、大丈夫だった……かな><?
私もノートの字はほんっと壊滅的で、自分でも読めない象形文字なんです…あ、いや、象形文字は言いすぎかなww←
とにかく読めません^^;
てか尊敬してるのはこっちの方ですょ、まぢで!!
或さんの小説ほんっと憧れますwwww
私もいつかああいう小説を……っ!!www
ウィルと白波の間取り図は、おおざっぱなのしか考えてないんで(汗;
どうしようかな……もう少し細かく考えておこうかな……←
まぁ、とにかく楽しみにしててくださいっ^^♪
そふとくりーむさん>
コメが長文だとうれしさ倍増です、まぢでwww
まさか住人届けって言葉が出てくるとは思いませんでした(笑
あ・ちなみにあーちゃんの隣の部屋空いてますょ?www← って冗談ですが(笑
てかむしろ同居でいいんじゃないだろうか……(←ォィ;
わ〜弟子とかwww
ものすごく嬉しいんですが(←)、私そういう器じゃないです、ほんと><;
聞いてくださればアドバイスくらいはできる…かも!!しれませんが><
いや、てかアドバイスし合いましょうよ、このスレの皆でwww(ぇ
それよりですねー…
年齢ですかっ!!?
実は私そふとさんの年齢が一番予想がつかないんですょ(汗;
ぶっちゃけてしまいますと、最初のころはテンション的に小学生かと思ってたんですが(笑←)、途中からやっぱコメと小説の文章からして高校生か?と思い直しまして……
今も高校生かと思ってるんですが、あの、今回のコメみたいに“年齢的にヤバくガキ”とか言われると、じゃあ高校生じゃないのか……?とか考えちゃったりしますwww
わかんないです、教えてくださいwww
ついでに聞いちゃお〜♪←
私いくつぐらいだと思いますかー?ww
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.584 )
- 日時: 2010/10/31 13:40
- 名前: そふとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
ぇ、え、ぇ!? ここ、高校生!?((
ぇーとですね、合ってますよっ(・∀・)!!←
高校生…ではなく、w小学6年生ですww((ぇ、ぇ。
…早く高校生になりたいなぁ。((
テンション的にですかwwwwよく言われますww←
因みに関係無いですが、小6で身長164cmな自分((←
見た目的に小学生に見えない、高校生に見えると友達によく言われますw
今年の夏休みに高校生のお兄さんにナンパされた事があるくらいなのd((
…本当関係無い話、さーせんw←
Σ ぶぶぶ、文章ですか!! きゃぁ、嬉しい、きゃぁあ!!((
『小学生に見えない』ってのはほとんど『外見』に対して言われるので、
文章で高校生に見えるとか、マジ嬉しすぎますっ!!((
ΣΣ ぇ、へ、友桃さんですか!?友桃さんの年齢、かぁ…
んじゃあ私もぶっちゃけ言っちゃいますww(←)、
ぶっちゃけ大学生だと思ってましたwwだ、だって小説が凄すぎて…っ!!(←
けど前に雑談で友桃さん、『学生』って言ってたじゃないですかーw、だから高校生かな? って…w
今現在の私の予想…友桃さんは…高校3年生くらいかなぁ…?
- おぉ?! ( No.585 )
- 日時: 2010/10/31 14:17
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: bFAhhtl4)
こんにちは〜!
なかなか気になる話題がぁ!
僕の予想は大学生かなぁ。。大学生も十分学生だし(笑)
ちなみに僕は20過ぎ、つか後半ですよぉ〜。(言っちまった...)
アルファポリスで、戦争テーマの小説読んでいますが、他の小説サイト徘徊してる中でカキコにきました。
スレにはコメしないつもりだったんですが、この作品に蟻地獄のごとく引きずり込まれて、、、現在に至ります(汗)
それじゃ、また〜。
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.586 )
- 日時: 2010/10/31 16:18
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
こんにちわー。
話題に参加してしまえ!←
私は高校生〜大学生くらいかなーと
大雑把に思っておりますww
とりあえず私よりは年上なのかな、みたいな。
大学生といえば、私の友人のお姉さん、むっちゃ綺麗なんですよ!
……あれ、もう社会人で東京行ったって言ってたかな?
とある求人誌の表紙飾ってた時はびっくりして、職探し中でもないのに買ってしまいましたww←
そして九州大学医学部卒(´ω`) 頭も良いとか羨ましすぎるorz
おう、雑談失礼……orz
アドバイスし合うとか面白そうですねー。
私は"してもらう"方に回りたいと思いますww
ではでは。
- *E・Cラジオ* NO.3 ウィル&白波 ( No.587 )
- 日時: 2010/10/31 19:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: ZQ/BM/dz)
年齢の話題はあとですぐにコメしますね!!ww
* * * * * * *
ウィル「――!! 白波、よく来れたね! 用事あったんじゃないの?」
白波「さっき済ませてきた」
ウィル「良かったー。最悪ぼく1人でラジオやることになるんじゃないかってハラハラしてたんだ」
白波(……俺がいてもたいして変わらない気がするが)
ウィル「じゃあ早速おたより行っちゃおうか」
白波「……あぁ」
ウィル「ペンネーム○〇さん、“どうして2人は同じ家に住んでるんですか?” ……あ〜でもこれ、白波があんまり家にいないから実質ぼくの家になっちゃてるんだけど。えっと……ぼくがE・Cに入ったとき影晴様にあの家に住むようにって言われたんだ。で、その時には白波がもう住んでたっていう……。――そうだよね?」
白波「……たぶん」
ウィル「あれっ、もしかして覚えてない?」
白波「……」
ウィル「まぁ、いいんだけど。――あ、そういえば、会ったばっかりの頃の白波はぼくとそんなに身長変わらなかったね」
白波「子供だからな。ウィルは最初の頃と背が変わっていない気がするが……」
ウィル「そういうことは覚えてるんだ! 一応背が低いことは気にしてるんだけど」
白波「……すまない」
ウィル「あ・いや、別にいいよ。それよりこうやってゆっくり2人でしゃべるの久し振りな気がするね。白波、いつも何がそんなに忙しいの?」
白波「……」
ウィル「……白波は秘密主義だなぁ。――で、突然悪いんだけど、ぼくこの後恵玲と任務が入ってるんだよね。後頼んでもいいかな?」
白波「困る」
ウィル「即答しなくたって……。じゃあ視聴者のみなさん(?)! ごめんなさい、突然ですが諸事情で切り上げます! 次回のラジオをお楽しみに〜。じゃ、白波行こう」
白波「……」
* * * 終了← * * *
……白波のやりにくいことwwww笑
何気にウィルと白波は、麗牙の中では一番付き合いが長いですwww
この二人の絡み、本編で書いてないなぁ……
書かなきゃなぁ……
じゃあ、年齢の話題コメしますね〜^^
- 年齢に見合ってない駄文に落ち込みまくってる友桃です← ( No.588 )
- 日時: 2010/10/31 22:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: ZQ/BM/dz)
すぐとか言って全然すぐじゃなかったですね><;
いや、やっぱ個人情報明かしちゃっていいのかと悩んでまして(汗;
あと個人的に年齢を言いたくないっていう……←
はい、でも聞いといて言わないのもあれなんで、もう言っちゃいます^^!!
正直びっくりしましたww みなさん鋭い^^;
大1です。まだティーンエイジャーです!!! いや、ほんとココめちゃくちゃ重要なんで!!!← 20歳いってないですょ!!!←
あ〜…
言ってしまった。。。
ほんとこの年齢でこの駄文……
申し訳ないです、ほんとwww
あと、年齢言っちゃったんでEnjoyClubのことでも言っておきたいことがあるんですが。。。
実はこの小説、中3〜高1のときに一度書いてた小説ですww
私中学生の時はファンタジー小説&ラノベにハマってまして、それでこんな駄作を思いついちゃったんです><
で、ノート6冊分くらい頑張って書いてたんですが……予定を全く立ててなかったためにネタ切れで挫折しましてww ずっと放置してあったんですww
でも受験期に現実逃避ってことでずっと頭の中でストーリーが色々と展開してたわけですよ^^; まぢ勉強しろよっていう(汗;
それで、受験が終わってまた小説書こう!!ってなったときに、書きたくなったのが3年前に書いてたE・Cだったんです><
新しいのはいくつか浮かんでたんですが、なぜかE・Cのキャラへの思い入れが半端なくて……!!
で、中3の時に書いてたやつを書きなおしてる次第でありますww←
なんでこの小説、アイディアは中3、文章はダメダメな大1ってかんじです。。。
あー…
正直もうとっくにファンタジー&ラノベブームは過ぎ去ってるんですが……
あ、ちなみに今ハマってるのは伊坂幸太郎とか宮部みゆきとか「天地明察(作者忘れた←)」とか山田詠美とか乙一とかですっ!!!www(敬称略) まぢ誰か語れる人いたら語りましょ♪♪
ってすみません、話それました;
とにかくそんなかんじなんで、2作目書くとしたらシリアスで書こうと思ってる今日この頃です……(←意味不;
あ〜…カキコって年齢層低いから大学生つらいゎ〜;;
誰かほんっとに文章力を分けてくだs…(←黙;
いや、切実。たぶん私は小学生より文章力がないんだと思う、ほんとにww
てか杏樹さ…あ、ちがう、そふとさん(←)、小6で小説うますぎです、ほんとwwww
あ・それと、もし勉強とか大学受験とかでわかんないことあったら遠慮なく聞いてくださーい^^笑
答えられることなら答えますm(__)m
てかそふとさん、高3って……!! ありがとうございますっ(ぇ 若く見てくれてありがとう……っ!!ww← (あと大学生はバリバリ学生ですww たしかに私も小学生の時は大学生ってなんか別世界の人でしたが、高校と大して変わりません(ぇ)
ARMAさんもなんかすごくうれしいですww 大人の方も楽しんでいただけているようでwww
或さんはわたし的に高校生だと思ってますww ……九州大学か〜ww
年齢に見合ってない超駄文でよろしければ、これからもこの小説をよろしくおねがいしますーm(__)m
長文失礼しました。。。
P.S >朱雀さん
この間紹介したレインは中学生の時にハマった小説です♪ まだ完結してないんで、今も読んでるんです!! はい、それだけですww←
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.589 )
- 日時: 2010/11/01 00:27
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
夜遅くに失礼します。
白波……好きだぁ……(
はっ、すいません、思わず呻いてしまいましたww
おおーう、やはり大学生でしたか!
やはりお姉さまでした((
昔の小説をリメイク、ってなんかいいですねぇ。
私もいつかもうちょっと能力を上げてリメイクしてみたいですね。
そのためにはとりあえず完結させなきゃなぁ……(遠い目)
E・Cのキャラへの思い入れが強いって、素敵なことじゃないですかww
私も白波への愛は……げふんごふん((
どこが駄文ですか、私の目標は友桃さんなのですよ!
友桃さんの文章力が貰えるのなら私は何でもしますですよ!←
いやー、本当書き方教えてもらいたいわっ(
申し訳ないです、私リアルの小説は東野圭吾さんぐらいしか読んでないですね(-ω-`;)
「流星の絆」はドラマもチェックしましたが、やはり原作の方が良い気がするのは私だけじゃないはずww
あと三億円事件とか、ケネディ大統領殺人事件とかそういう実際に起こってしまった大事件系統も大好物でございます。←
友桃さんのシリアス……っ!
読んでみたいなぁ(>< ) シリアス好きですよーww
高校生っ! いやぁ、実年齢より上に見られるのって嬉しいなぁ(><*)←
私はおかしな中学生ですorz
同じくおかしな友人(失礼)の影響で落語大好きですし、茶道も習ってるんですよww
"お婆さん"が最近のニックネームですww←
あ、私はとんこつラーメンと、苺と、たらこを辛くしたもので有名な場所に住んでおります(
私もいつか九州大学行きたいww
うわ、だらだらと失礼しましたorz
それでは、またー(^ω^ )
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.590 )
- 日時: 2010/11/01 08:11
- 名前: そふとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
おぉ、大学ですかぁ!! …いいなぁ…。((
私は“大学”の印象が薄い…というか世界がイマイチよく分かっていないんですが…ww
(ま、ガキですしw←←←←)
高校と大して変わらないんですねww
なるほどww←
いいなぁ…大学生になりたくなってきたww((←
いぇいぇいぇいぇ、『さすが小学生(笑)』って感じの駄文ですよw私のなんてw(
こここここ、とにかく、こここ、(←)これからも宜しくお願い致しますっ!!←
- Re: Enjoy Club ( No.591 )
- 日時: 2010/11/01 19:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: ZQ/BM/dz)
或さん>
コメありがとうございますっww
予想はしてましたが、白波をラジオに登場させると滅茶苦茶やりにくいってことがわかりましたww笑
次は誰にしようかなーww
まさかリメイクするだなんて思ってもみなかったです(笑
とりあえずE・Cのキャラたちは私の妄想の塊なので(ぇ
趣味に突っ走りすぎないように頑張りますww笑
てか、そんな目標とか……!!
ありがとうございますっ><wwww うれしいです、ほんと><!!
私のなんか目標にしてたら文章力ダウンする気もしますが(笑)、これからもそう言っていただけるように精進しますっ!!
なんかほんと皆で小説アドバイスしあいたいなーwww(←ひとりでやってろ
東野圭吾さん、名前だけはよく聞きます!!←
読んだことゎ無いんですが。。。
今度読んでみようかなwww
大事件系統!!? おもしろいですか? そういうの読もうと思ったこともない感じなんですが(←)、新しいのに手を出してみるのもいいかもwwww
できたら大事件系統オススメの本教えてくださいっm(__)m
シリアス……ww
書くとしてもE・Cが終わってからのつもりなんで相当先ですねww笑
中学生ですか!!!?
そふとさんにしても或さんにしても、良くそんなに書けるなぁ……!!www なんかすごい感動……っ(ぇ
落語おもしろそうですょねww 興味ありますょwww
あと茶道も同好会入ってましたしww ただ茶道に関しては、私結構スポーツ大好きな人なんで、大人しく正座をするってことに耐えられなくて、身に付かなかったんですけど><;←
お手前習ってる間も球技がしたくてうずうずしてました^^笑
あ・じゃあこれから或さんのあだ名はおばあちゃんでwww笑←←
地理がわからない〜っ><(←地理じゃない
名物をならべられても全く見当がつかない私ww←
誰かほかの方当ててください(ぇ
いえいえ、いっぱい書いちゃってください♪
長文をみるとテンションあがる人なんでww←
でわ^^
そふとくりーむさん>
わかりますww
小学生の時の大学生って遠い世界の人ですょねww笑
でも実際の大学生は友桃みたいなヘンな人がごろごろいるん…いえ、うそです。皆もっとまともですww←
大学生楽しいですょー♪
意外と勉強からは解放されませんでしたが、なんか色々とたのしいwwwww
いえいえ、そふとさんはもっと自信持っていいですょーww
他のお客様たちもそふとさんの小説楽しみにしてますしね♪ もちろん私もwwww
コメありがとうございましたー^^♪
これからもよろしくお願いしますねwwww
なんか年齢わかったらそふとさんが妹みたいに思えてき…(←黙殴蹴;
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.592 )
- 日時: 2010/11/01 20:22
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
- 参照: http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1101835767/subno/1
あんまり喋らない子は大変ですよねww
次回も楽しみにしてます!
いえ、むしろ趣味に突っ走っても大丈夫ですついて行きますww
アドバイスし合うとかめっちゃ楽しそうですよね!
勉強にもなるし……あ、数学やらなきゃいけない事を思い出してしまった。←
是非読んでみてくださいーww
あ、大事件系統は同じ事件でも書く人によって違うんですよねー(-ω-`)
特に三億円事件とかは色々説がありますし、私は二冊読みましたww←
この前買ったケネディ大統領の小説がハズレだったので(( また違うヤツ買ってみようと思ってますww
オススメは……一橋文哉さんの、新潮社から出ている「三億円事件」とかですかね。価格も比較的安いし、私的にはかなり面白かったです。
(上のURLで画像出ると思います)
落語はすごい面白いですよ!
ただ、お客さんの年齢層が高くて制服で行ったら浮きまくりでした(・ω・`)←
同好会! いいですねぇww
スポーツは中学に入って、体育でペーパーテストは良かったのに「2」という数字を貰ってから大嫌いになりました((
あだ名おばあちゃんww いやもうババアでも結構ですよwww←
浜崎あゆみさん、郷ひろみさんの出身地です(( わかりにくい
うわ、またも500字越えてしまった((
ではではー。
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.593 )
- 日時: 2010/11/01 20:55
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
大学生……(え?・∀・
友桃先輩。
としか言いようがないじゃないかー!
びくりですよ!わたくしハッチしゃnはここまで驚いたことなかったですよ!
ドッキリにハマった気分です。
あーうらやましい。
大学生かー・・・(・△・)
ハッチしゃnは専門に進むつもりでーす。
というか、働きたい。
がっせがっせ働いて金儲けだww(夢だ―(−w−)
あ、じゅじゅ、受験弁当してきます!(駄文申し訳ないです!(;´Д`)
ヽ(*´∀`)ノ キャッホーイ!!ァハハ!(今日は無駄にテンションが高いハッチです!
- Re: Enjoy Club ( No.594 )
- 日時: 2010/11/01 21:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: ZQ/BM/dz)
おばぁ…或さんww(←)>
ありがとうございますっ♪
おもしろいラジオ書けるようにがんばりますwww
なんか感想屋的なのやりたい気も。。。←
てか雑談スレでアドバイスしあうとか!? むずかしいかなー><
私は今必修の中国語の勉強してます><; 曲聞いてるだけですがww 何言ってるかわかんないんですけど(笑)、中国の歌結構好きですww
読んでみます!!
オススメ教えてくださってありがとうございますっ!!!
たしかに制服は浮くかもww笑
一度行ってみたいですねー♪ あと私、歌舞伎とか狂言とか能とかも見に行ってみたいんです^^www
絶対おもしろいと思うwww
2もらったらそりゃあ嫌いになりますょねー(汗;
あ・でも私球技大好きなんですけど、着替えるのが遅くて毎回遅刻してるせいで、万年3でしたww ヤル気あるのに態度点が……(泣;
……!!
都会だなぁっ!!www
てか確かに九州大学……wwww笑
がんばってめざしてくださいww
今400字ww笑
ハッチしゃnさん>
コメありがとうございますー♪♪
ハッチしゃnさん、高3ですもんねwww
あ・でも先輩とかそんなの全然きにしないでくださいww
私の周り専門&就職の友達たくさんいますよ♪
専門はやっぱり自分の好きなことにのめりこめて授業もすごく楽しそうですww 仕事の方は言うまでもないですが大変そうですね(汗; でもやりがいはあるって言ってました!!
進む道はいろいろですねーwww
専門ってことは試験近いのかな……?
ごめんなさい、専門のことは詳しくは知らないんですが。。。
とにかく自分の納得のいく成果が出せるといいですね!! 応援してますwwww
てか金儲けいいなぁ……(ぇ
- Re: Enjoy Club =地図NO.1= ( No.595 )
- 日時: 2010/11/01 22:01
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
>>580
これが友桃さんの字…!!!(見るとこそこじゃないだろw
わかりやすっ! いいですね〜。これを見ればどこがどういう風になってるのか一目でわかります><
ところでこの前「私は何歳に見えますか?」って質問してましたよね。覚えてないかもしれませんが…汗))
私的に友桃さんはズバリ! 高2ですね〜^^
中1,2は多分ないとして、中3は受験勉強で忙しいだろうし(勿論高3も)、ここは高2かな…とww(高1どこ行った?!)
勉強の話とかもしてるし字も学生っぽいし(なんだそれw)……って何で急にこの話を持ち出したんでしょう汗))
2週間は前の話だから覚えてませんよね。いや、ただなんとなく答えたかっただけですw
追伸
地図がのっている後のコメントを見たら丁度↑の話題がっ…!ww
追伸
どんどんコメントを見て言ったら、なんと大学?!!! ヤバイ。衝撃ですΣ(@*@)
年の差ありすぎですねーー…。あー、超ビックリ。
本気で高校だと思ってましたww てゆうかこの話読んだのなら↑のコメントいらなくないか? って話ですよねw
まぁ、そこは気になさらず。←
>>587
白波君!!! 話しているあなたはまた一段とお美し(蹴蹴
久し振りのラジオですね^^ でも白波君は無口だからラジオには適してないなぁ…泣))ww
- ラジオぉ! ( No.596 )
- 日時: 2010/11/02 00:22
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: ZQ/BM/dz)
こんばんは〜。
白波がラジオ担当すると、こうなるんですねぇ。ものすごく納得しましたが、それにしても間が持たなさ過ぎだぁ(笑)。
ウィルが突然任務ってこのタイミングで言い出してますけど、あの場の雰囲気に耐えられなくて言ってしまったように思えてならないっ(笑笑)
年齢ネタ、ヒートアップしてますねぇ!
...でもやはり、社会人はいないよなぁ...(秋風)。
それではまたぁ〜。
……190文字か。
- Re: Enjoy Club ( No.597 )
- 日時: 2010/11/02 19:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: ZQ/BM/dz)
このスレのコメ長文多いなww笑
……いや、私が筆頭ですね^^;笑
(朱雀*@).゜.さん>
はい、この象形文字が私の字でs…←
これで今までどういうところで何が起こってたかが少しわかっていただけたかなぁ……と思いますww てか思いたいwww
早く下橋のせたいなぁ。。。
言われてみればそんなこともありましたねーww笑
高2……っwwww
実はそれ以上に暇な大学生っていう職業が……!!笑
てか追伸がおもしろかったです^^ww
朱雀さんの知らない間に話が進んでる感じがww笑←
白波は出すとしても3人の時に出さなきゃですねー^^;
2人で出すのは想像以上にキツかったです(爆 白波をナメすぎてました(ぇ
コメありがとうございましたーっ♪
ARMAさん>
ほんとウィーくんお疲れさまって感じですww笑
次はもうちょっと間の持つ子と出してあげよ^^;
大学生も秋風って感じです(爆
小中高生が多いですからねーww
でわ?
またいらっしゃってください♪
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(12) ( No.599 )
- 日時: 2010/11/03 20:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
白波は例の豪邸に向かっていたと思われる足を止めると、すぐにズボンのポケットから黒い携帯電話を取り出した。そしてほんの5秒足らずいじっただけで再びそれを元の場所にしまい、何事も無かったかのようにこちらに向き直る。
それを眉をひそめて見つめていた風也が口を開く前に、顔と同様無感情な声音が短く尋ねた。
「どうしてこんな所にいる」
口を閉じたまま、風也は品定めするような目つきで白波を見る。対して白波は1ミリたりとも表情を動かさずに、2、3メートル離れた位置で無造作に突っ立っていた。
しばらくの間本当のことを言おうかどうか悩んでいた風也は、長い思考の末、ゆっくりと息を吐いて右手で前髪をかき上げた。ふとそっぽを向いて、
「……恵玲を追って来たんだよ」
片手をポケットに突っ込むという無防備極まりない体勢で、そうぞんざいな口調ではき捨てる。
頭上を覆っていく黒く分厚い雲が、彼らに暗い影を落としていく。
「どういう意味だ」
今まで全く動かさなかった顔にようやく不審の色を浮かべて尋ねる白波に、風也はもどかしそうにくしゃくしゃと髪をかき混ぜた。目を閉じて、短い眉を寄せる。そして言いにくそうに、しかしはっきりと明確に先ほどの台詞を言い直した。
「E・Cの集まりに来た恵玲をつけて来たって言ったんだ。そこに見える屋敷にこの間の銀髪の奴とかも皆集まってんだろ?」
今度こそ、
白波は驚愕に目を見開いた。その低い声に明らかな焦りの色がにじむ。
「知ってるのか、恵玲のこと……」
「あぁ。でも、安心しろよ。知ってるのはオレだけで、亜弓は何も知らねぇ」
風也は落ち着いた声でそう言って、ゆっくりと目の前の長身の青年と目を合わせた。未だに動揺の色が残る瞳。以前のほとんど揺れを見せなかった暗い瞳と無意識に見比べて、風也はつい口元に小さく笑みを浮かべていた。
そして直後、ようやく緊張感を呼び起こして体に芯を通す。このままここを通してくれるだなんて考えていないし、彼自身まだこの状況で屋敷に乗り込むかどうかを決めかねている。ここはとりあえず相手の出方を伺おう、と目を光らせて、彼はじっと白波の様子を見つめていた。その口元には、つい今しがたの微笑とは違う、好戦的な笑みが薄く刻まれていた。
果たして白波は、ようやく状況を整理できたのか、元通りの無表情で風也を見返した。そして何も言葉を発さず、無造作に長い右腕を持ち上げたのだ。風也が反射的に片足を半歩下げるのと同時に、白波の右手に瞬時に空気の渦が生じていた。もちろん目に見えているわけではないが、シューシューと空気を切るような乾いた音と、高速で回転しているためになびいている白波の服の袖や黒髪で、容易に想像はついた。
――……そりゃあこうなるよなぁ……
苦笑に近いものを浮かべ、風也はあえて体から力を抜く。屋敷に乗り込んでやりたいという気持ちはあっても、彼とやりあう気なんてさらさら無いのである。
どの程度本気なのかは分からないが一応臨戦態勢をとっている白波は、そこで眉間に濃く皺を刻み目を細めてこちらを見てきた。わずかに疑念ののぞく声音で、絞り出すように言う。
「どうしていつも、何もしない……?」
それは、はたから見れば酷く漠然とした問いかけだったに違いないが、風也には十分にその真意が伝わっていた。
きっと以前の小松家でのことを指しているのだろう。あの時も……そう、今と酷似した状況だった。一寸の迷いも見せず風也の額に銃を突きつけた白波と、その状況下においても敵対感情を見せずに無防備な体勢のまま抵抗しなかった風也。今も気が付いてみれば、その時とほぼ同じ構図だった。
――“なぜ”。風也は白波の疑問を頭の中で反芻しながら、驚くほど穏やかな表情をその色白の肌に浮かべていた。
「なんでだろうな……」
凪いだ声で問い返しながらも、彼自身の中で感覚的な答えであればとうに出ている。
彼は白波の暗い色を灯した瞳を何かを見透かすかのように見つめ、ゆるく唇を噛んだ。その瞳から紛れもない“ある”感情が、風也の心に流れ込んでくるようだった。
――……似てる
目を細めて神妙な顔つきで白波を見る。当の白波はただ不審げに眉根を寄せて、右手で能力を発したままじっと見つめ返すばかり。
そのまま緩やかに沈黙が流れ、双方どう行動をとるべきかを割合ぼんやりと考えていた。
――その時である。
白波がふと目を瞬いて、仰ぐように屋敷の方を振り返ったのだ。まるで遠くから微かに自分を呼ぶ声が聞こえてきた、というような動作だった。しかし彼が右手に発する空気の渦の甲高い音しか聞こえていなかった風也は、怪訝そうな顔つきで彼と屋敷とを交互に見やった。
そして白波は少しの間躊躇うように目を伏せた後、何の説明も無しに能力を解いたのである。空気を切るような音が霧散して無くなり、辺りは再び不気味な静けさを取り戻した。
意図が全く読めずに困惑する風也に、抑揚のない低音が短く告げた。
「“通せ”と命令がきた」
「――は!?」
あまりに文脈のない予想外な言葉に、思わず声を上げる風也。納得のいかない顔で、ザッと一歩踏み込んで疑問を投げつける。
「命令って……誰から! 今お前屋敷の方見ただけじゃねぇかっ」
「……俺は先に行く」
噛み合わない会話。白波には全く答える気が無いらしい。
唖然とした表情で見つめる風也の横を、白波は淡々とした様子ですり抜けていく。風也は正面を向いて立ち止まったまま、わけのわからない展開に唇を噛んでいた。そしてちょうど、2人が無言のまますれ違った直後。
はたと、白波が立ち止まった。
風也は振り返らない。思考を鈍らせる混乱に飲み込まれないように、ただじっと体を固くして背後の気配に意識を向けている。彼らの間を、痺れるような緊張が走った。
この静寂で無ければ聞こえないほどの微かな声で、白波は囁いた。
「――天銀には気をつけろ」
弾かれたように顔を上げ、目を見開く風也。
その後ろで再び一定のリズムを踏み始めた足音は、徐々に徐々に遠ざかり、しかし脱力するほどにあっさりと消えていった。
その頃にはもう、鈍色の雲が、空一面をわずかな隙間も無く塗りつぶしていた。
- Re: Enjoy Club ( No.600 )
- 日時: 2010/11/03 21:18
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
ふおおおおおおおお
何で通しちゃっていいんですか!←
めっちゃ危ない気がするのは私だけですか!←
お願いだから天銀と接触しないでください風也(
気をつけなきゃいけないらしいです風也((
続き……続きを……ぐはっ((
- Re: Enjoy Club ( No.601 )
- 日時: 2010/11/03 21:22
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
あ、うわわ600取っちゃったよどうしよう気付かなかった←
えと、レス600突破おめでとうございます!
これからも頑張ってください(>< )
応援してまーすっ
- Re: Enjoy Club ( No.602 )
- 日時: 2010/11/03 21:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
或さん>
あ〜もぅほんっとうれしいですww いつも更新してすぐに来ていただいてwww←
やっぱ今回の話どうだったかなぁ……と不安なもので^^;
で、今回のコメにはあまり返事できないっていう……(笑
何言ってもネタばれになりそうでww笑
とりあえず風也が天銀と接触しないことを祈っておいてください♪←
てかあの、正直な答えがほしいんですが。。。
天銀って誰か覚えてますか^^?
や、あの、作者の私はもちろん覚えてますけど、彼そんなに登場してない気がするんで、読者の方から見てどうなのかなぁ……と思いましてww あ・別に覚えてないならないで全然いいんで(←よくないだろ)、正直な答えが聞きたいですっww
よければ今後のためにも教えてください♪
答えにくい質問しちゃってごめんなさいm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.603 )
- 日時: 2010/11/03 21:43
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
ふふふ何てったって私は友桃さん専属ストーk((
あああすいません通報しないでくださいorz
了解です、大人しく祈りながら更新を待っていますwww
えっとですね、あくまで私個人としてはですね、
うろ覚えな感じだったりします……((
ああもう本当すみません罵倒してやってくださいこの鳥頭野郎を!←
いや、全く覚えてないという事はないんですが、
徐々に記憶が薄れつつあるというか……ああ何を言っても言い訳にしかならないorz
本当すいません。でも、全く覚えてないということはないですマジで!!
いや、正直に答えてくださいということだったので……正直すぎましたほんとすいません(-ω-`;)
一から読み直してきます。←
- Re: Enjoy Club ( No.604 )
- 日時: 2010/11/03 21:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
或さん>
あぁいやいや、正直に言ってくださってほんと助かりました!!
ありがとうございますっwwww
あの、ほんと気にしないでくださいね!?
天銀は実際登場回数少ないうえに印象がアレなかんじなんで(笑
てかそんな一から読み直す必要はまぢでないですょ!!笑 或さん以外もみんな覚えてないと思いますからww(ぇ
ほんと答えてくださってありがとうございました!!!www
- Re: Enjoy Club ( No.605 )
- 日時: 2010/11/03 21:57
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
全力で土下座しますorz
何故か初登場回のレスナンバーを覚えていたのでもう一度じっくり読んできました。
「これ! これ!」とEC……あ、間違えたPCの前で連呼してました。←
もう本当、ウィルが可愛いという事で頭がいっぱいの回だったなぁとか((消えろ
- まさかの返信600突破!! ( No.606 )
- 日時: 2010/11/03 23:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
はい、返信600突破しちゃいましたー!!!wwww
いやもぅほんと唖然呆然……←←
なんか実感がわかないんですが、とりあえずめちゃくちゃうれしいのは確かです、はいwww←
とにかくここまで読んでくださったみなさま!!
ほんとにほんとにありがとうございました……!!www
まだまだ先は長いですが、これからもお付き合いいただけると光栄です><www
で、どなたか企画の提案を……っ(←ムリ
ネタ切れでございます。。。←
そして眠いんでまた明日考えたいと思います^^←
何か案がある方がいらっしゃったらぜひ?教えてくださいっ♪ 友桃が泣いて喜びますのでww(ぇ
でわww
- 前の話読み忘れてた。。。 ( No.607 )
- 日時: 2010/11/04 12:49
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: eNPK8IuO)
こんにちは〜。
白波が能力使おうとしたとき、ついにこの二人がやりあうのか!と心拍数跳ね上がってましたぁ。
次回は邸宅の中ですね!恵玲どんな反応するんだろうなぁ〜。
だんだんこの章のクライマックスを迎えつつある感覚、亜弓と風也がすれ違ってきた時のことを思い出しますねぇ!
今回の話読み始めたときに、なんか話がつながらないんで、戻ってみたら、地図をアップする前に更新されてたんですね...(ぉぃっ)。
天銀、覚えてますよ〜!あと、小松も。(聞いてないし...)。でも最近紹介されてた亜弓のクラスメートは完全に忘れてた。。。。
それではまた〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.608 )
- 日時: 2010/11/04 17:54
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
昨日とんでもないことをやらかしたババアが来ました((来 ん な
企画ですかー、何がいいかな……。(ちゃっかり参加)←
友桃さんのやりたい事やっちゃっていいと思いますよww
私的にはまた小説紹介とか、あ、キャラ紹介とか面白いかもですねー……
番外編とかも良いかも……
すいません、あんまりポンポン浮かびません。←
ほ、他の方に任せましt((
では、失礼しましたー
つつつ、追記!
参照3000突破おめでとうございまーすっ!!
- Re: Enjoy Club ( No.609 )
- 日時: 2010/11/04 19:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
ARMAさん>
たぶん読み飛ばしてる方中にはいるだろうなぁ……と思ってました(爆←
気付いていただけてよかったです♪
風也と白波がやり合う日は来るんですかねwww
あ〜なんかすごくニヤけてしまうwww(ぇ
そのへんも今後の展開を楽しみにしててください^^♪
おっ、天銀を覚えてらっしゃる強者が!!笑
クラスメートも覚えてなくても仕方ないですww またそのうち出てくるんでそのときにこんな子いたな〜と確認していただけるといいかな、とww
ぜひまたいらっしゃってください(^^)/
或さん>
昨日とてもためになるコメを下さった或さまが……!!←←
小説紹介ww あれ、私はものすごい楽しんでるんですけど、読者の方は別に「へー」「ふ〜ん」と読んでるだけなのではないかと(笑
いや、ほんとに書いてる側としては楽しいんですけどねwwww←
キャラ紹介……っ!!www 語りますか、翔ちゃんを!!!(ぇ
てか、そう、番外編ってのがあるんですょねww そこで登場回数少ない子を出すって言ってたことがあるんですが……
どうしましょうww ぶっちゃけ今番外編より本編を書きたい感じだったりするんですwww
もしかしたら番外編は1章が終わったころにやるかもしれません♪ 今はとにかく本編!!!笑
色々案、ありがとうございましたーっwwww
ほんと助かります><ww
小説紹介第三弾orキャラ紹介、かなりまぢに候補に入れておきますね!!
あと?
3000突破しましたねww ありがとうございますっwww
読者の方から祝っていただける喜びがまぢヤバい……っ!!www
また改めてお礼のレスをしたいと思います^^
コメありがとうございましたm(__)m
またいらっしゃってくださいっ♪
みなさま>
企画案まだまだ受け付けてます><
思いつくことがあればで構わないので、ご協力お願いしますww
- Re: Enjoy Club ( No.610 )
- 日時: 2010/11/04 19:31
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: W3aU.Uy/)
>>591 友桃さんっ!
是非、是非是非、妹にしてくださいっ!(
…さ、さささ、さーせん。((
そしてそして。(←)企画ですかぁ…。
そうですねぇ…。
キャラの一日のタイムスケジュール…とか?←
『あーちゃんの一日』 みたいな感じでww
…すす、すいませぬ。((
- Re: Enjoy Club ( No.611 )
- 日時: 2010/11/04 19:33
- 名前: むーみん ◆LhGj6bqtQA (ID: 20F5x0q3)
来てしまった。
見ないでと言われつつ、どうしても友桃さんの小説読みたくなったとです。むーみんです。
面白いです。参照数多いのも納得。
今まで読んでいなかった自分なんなんだorz
途中までしか読んでいませんが、描写も分かりやすくて読みやすかったです。さすがっす。
参考にさせていただきます。
いや、むしろその文才を分けていただきたい(殴
- Re: Enjoy Club ( No.612 )
- 日時: 2010/11/04 20:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
そるとさん>
わ〜いww
私に待ち望んだ妹が……!!www←←
いえ、すみません、なんでもないですww
タイムスケジュール!! いいですねっww
なんかおもしろそうっwww
むしろそるとさんの一日を…(←黙;
むーみんさん>
む、むーみんさんではありませんか!!?
こっ、こんにちわwww←
コメありがとうございます……!!!
あ・この前来ないでって言ったのはですねー…
ちょうどあること(←)を暴露した日のことで……
むーみんさんに限らず誰にも見られたくなかったんですよ、あのレスはww←
なんで、コメくださってほんとに?うれしいですwwww
てか、こんな駄文に……!! もったいないお言葉です、ほんと><!!
描写とかもまだまだ修行中です>< 修行っていってもなんの目標もないのであれなんですが(笑←
とりあえず完結させたいですねーE・Cをww
……って、話がそれてしまいました^^;
とにかく、なんにせようれしいです!! ありがとうございますっwwww
いや、むしろ私こそむーみんさんの文才を分けていただきたい!!
そしてその人柄も私のととっかえてほしいです!!(←謎;
- Re: Enjoy Club ( No.613 )
- 日時: 2010/11/06 10:49
- 名前: 未来 (ID: x6z9HA8r)
今まで読んだ小説の中で一番よかったです♪
- Re: Enjoy Club ( No.614 )
- 日時: 2010/11/06 11:08
- 名前: そふとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
ぇ、ty、真面目に僕を妹にしてくれるんですk(
…さ、さーせんさーせん。(←
僕の一日ですかwwwwいやもう、本当価値の無い日常です(←
朝早く起きてPCの電源入れて、朝ご飯食べてPCやって昼ご飯食べてPCやって…(待て。
…大学生…本当いいなぁ。僕も友桃お姉ちゃ…(←)、友桃さんと同じ学校行きたいな(´・ω・`)←
- Re: Enjoy Club ( No.615 )
- 日時: 2010/11/06 15:17
- 名前: ゲコゲコ ◆1v6bsvyZ9E (ID: KkC9kEBB)
はい、来てしまいました!
ゲコゲコです!!!
全部読みましたっ
面白いっ面白すぎです!!文才ありすぎです!
風也&白波がかっこいいいいいい!!(壊れた
恵玲ちゃんみたいな友達っていいですよね
私の友達はバカばっかです(笑)
- Re: Enjoy Club ( No.616 )
- 日時: 2010/11/06 16:11
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 3iqcZzcT)
またまたお久しぶりです。
学校からなのでこの時間帯しか来れないことをお許しください。
そして今更ながら、本当に本当に今更ながらお礼を申し上げます。
何って、>>460での小説の紹介のことであります。今まで気づかなかった私が恥ずかしいです……。
有り難う御座いました。
だ、大学生ですか……(これも非常に今更)。
正直中学生くらいだと思っていました。口調から。
まあ、年齢は何であれ、面白いことには変わりないですね。これからも楽しませていただきます。
- Re: Enjoy Club ( No.617 )
- 日時: 2010/11/06 21:17
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
コメがたくさん……っww
そして新しいお客様が……!!www
未来さん>
はじめましてww
読んでくださって嬉しいです^^!! しかもコメまで……!!
ありがとうございますっwwww
てか一番、ですか!!?
ココのカキコ、もっとたくさん素晴らしい作品があるんですが、でもすごくうれしいですっwww
ありがとうございます><wwww
またぜひいらっしゃってください^^♪
そふとくりーむさん>
私の大学来てくださいwww← 大歓迎でs…(←黙;
大学入るころには卒業してるでしょうがww笑← ……卒業できてるといいなぁ。。。(切実
PC率高っ?笑
私も用事がないときはいっつもパソコン開いてますww
だいたい曲聞いてるかなぁ……www
コメありがとうございましたー(^^)/
ゲコゲコさん>
おっww ゲコゲコさんが!!ww
雑談の方でお世話になってます^^♪
全部読んでくださったんですか!! ゲコゲコさんの貴重な時間を……!!
本当にありがとうございますっww そして?コメまでっww ほんと感謝?です♪
ちなみに文才という素晴らしすぎるものは持ち合わせておりませんww そのへんで買えないかなぁ……文才ww(←ォィ;
きましたね、風也&白波(←何;
作者もお気に入りの2人ですww てか私たいていの子お気に入りなんですけどね^^←
えれさまみたいな友達がいたら心強いですょねーww
謎が多くてちょっと不安になるかもしれませんが(笑
えれさまもなんか時々バカですょwww笑←
また見に来てくださるとうれしいです♪
改めて、コメほんとにありがとうございましたーっww
山口流さん>
お久しぶりです、流さん!!
コメありがとうございますっwww
てか随分と古い話が……!!ww笑
よく気が付きましたねww笑
小説紹介の方は……
いえいえww 私が好きでやってるだけなんでww
もしかしたら第三弾もやるかもしれないんで、そのときはまた読んでやってください^^
おぉ、中学生ww また新しいのが出てきましたねww(ぇ
しかも口調ですか^^笑 話の内容&文章から……って言われたらありえるんですが(中学の時に思いついた小説なんで)、そういうわけでもなさそうですねww
あ・ちなみに友桃は精神年齢診断で8才という年齢をたたきだしたガキですのでww(マジ
大学生…いやむしろ年上だと思わない方がいいかもしれまs…←
あぁ…寛大なお言葉をww
心から御礼申し上げますm(__)m ってなんでココだけかたいんでしょうね(ぇ
みなさん、コメありがとうございましたー!!
またいらっしゃってくださいっ^^
- (今さら)参照3000突破!! ( No.618 )
- 日時: 2010/11/07 17:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
はい、或さんに祝っていただいてから日にちが経ってしまいました(汗;
参照3000突破です!!ww
みなさん、本当にありがとうございました!!
で、この間から悩んでる企画のことなんですが……
ぶっちゃけ今、企画より本編書けよって状況なんですょね(笑←
いや、本当に更新亀すぎて申し訳ないです……m(__)m
まぢ課題の量半端なくって……
今も課題の合間にこれ打ってるんですが、ほんと小説書きたくてしょうがないです(泣;
最後まで話考えてあるのに書けないっていうこのもどかしさ……っ><!!←
どなたか私に時間をください(ぇ
てことで、今回の企画は無しってことにします!!
本編書きます!! 合間を縫ってww
今日も夜ごはんまで課題やって、そのあと小説書こうかな〜って感じなんでww できたら明日次話上げたい感じですww
全然話更新できないやつですが、できればこれからもよろしくお願いしますm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.619 )
- 日時: 2010/11/07 19:45
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: w79JdDm2)
お久しでしッ♪
やっぱ、友桃様〜!!!
神文ですよ、神文!!!
続き、楽しみにしております^^☆
- Re: Enjoy Club ( No.620 )
- 日時: 2010/11/07 19:49
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
改めて、参照3000突破おめでとうございます!
そして私のこの暇さを分けてあげたいっ!←
了解です、本編の更新待ってます(>< )
課題も頑張ってくださいm(_ _)m
……私も勉強しなきゃー(-ω-`;)←
私は、友桃さんと、この「Enjoy Club」をずっと応援していますよ(^ω^*)
- Re: Enjoy Club ( No.621 )
- 日時: 2010/11/07 21:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
ひろあさん>
お久しぶりです!!ww
いやいや、どこがですかっ(汗;
駄文ですょ、駄文(←何;
ありがとうございます!!ww できるだけ早く更新できるようにがんばります^^♪
コメありがとうございましたーっ(^^)/
またぜひいらしてくださいwww
或さん>
ありがとうございますっwww
まぢ或さんがいつも上げてくださっているお陰です、ほんとwww←
重ねてお礼を……><!!
時間ぜひ分けてくだs…(←黙;
すみません、ほんとあと倍くらい時間がほしくって……(ぇ
課題頑張りましたっww←
キリいいトコまでできたんで、今小説書くのに集中できます〜ww とかいってココにはちゃんと顔出すっていう(笑←
わ〜///←
最後の一文、なんか泣きそうになりました(ぇ
ありがとうございますっwwww
私もずっと或さんの大ファンなんで!!ww←
でわっ(^^)/
みなさん>
たぶん今日町田のキャラ絵あげます(笑←
- Re: Enjoy Club ( No.622 )
- 日時: 2010/11/07 22:00
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
って違うぞッΣ(゚Д゚;)
高3じゃなくて中3でっせ!?(;・Д・)つ
あと、参照3000突破おめでとうです!
- Re: Enjoy Club ( No.623 )
- 日時: 2010/11/07 22:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
ハッチしゃnさん>
中3ですか!!??
ごめんなさい、完っ全に高3かと……(汗;
前のコメで専門に進みたいって書いてあったし、あの素晴らしい文章力だし……!!
わ〜…なんていうか、失礼しましたm(__)m
てかあの小説で中3……(呆然
レベル高すぎでしょ……^^;笑←
- =キャラ絵= NO.11 ( No.624 )
- 日時: 2010/11/07 22:32
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/machida.html
某友人が愛情たっぷりに書いてくださった町田ですww笑
しかも3枚(爆
この枚数で某友人の町田愛を感じていただけるのではないかと……笑
それもめちゃくちゃかわいいしwww ぶっちゃけえれさまよりもかわいいのでは!!?←
町田エピソード(って大したことありませんが)についてゎ、キャラ紹介の時に書きますねー^^♪
あと、本来町田の前髪はパッツンですwww
この絵を描いてもらうときはまだそういう細かい設定が無かったんで、某友人に想像して書いてもらいましたwww
てか私元々町田の外見ちゃんと考えてなかったんで、この子に関してだけは、某友人の妄想によるものです^^笑
ほんとありがと〜某友人www
てことで可愛い町田をお楽しみください♪←
あ・ちなみに真ん中の絵は寒中見舞いのはがきに某友人が書いてくれた絵ですwww
てか色々とハート乱舞してる(笑
- Re: Enjoy Club ( No.625 )
- 日時: 2010/11/07 22:34
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
ぎゃー町田可愛いいいいいい(
ここ、こんなに可愛かったのか町田……!←
今まで出てくるだけで笑ってごめん町田((
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(13) ( No.627 )
- 日時: 2010/11/17 14:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
たたきつけるような風に金髪があおられ、風也は我に返って目を上げた。一、二度目を瞬いてから、眼前に垂れ下がってきた金糸を指先でよけ目を細める。……突然吹き下ろしてきた突風。その乾いた風を頬に感じて、彼は顔を強張らせた。
そのまま体勢を変えずに辺りの気配を探って、無意識に止めていた息を重々しく吐き出した。もう、風を操る黒髪長身の青年は、そこにはいない。
意識的に体の力を抜いて、わけも無く周囲に視線を走らせる。その視線はやがて、それが当然の流れであるかのように屋敷に注がれた。つり目が鋭利に光り、短く整えられた眉はつりあがる。思わず舌打ちしたい気分に駆られていた。
「罠、か……?」
苦々しい声で、そう呟く。
また荒れた風が、首筋までの細い髪を持って行った。雲も勢いよく流されながらも、空を覆い尽くしていることに変わりはない。
もう一度ゆっくりと息を吐き目を閉じて、彼はつい数分前の出来事を思い返していた。
わずかな会話ののちの沈黙の中で突然屋敷の方に目をやったかと思うと、「“通せ”と命令が来た」そう言って去っていった白波。そして戸惑う風也に、彼はさらなる謎を残していったのだ。
――“天銀には気をつけろ”
――……天銀って誰だ……? ていうか、どうしてオレは通された……?
白波と交わした会話の中で、そういう展開になるような台詞は何1つ無かったはずだ。それとも、自分が気付かないうちに何か重要なことでも口走ってしまったのだろうか、と風也は頭を悩ませる。
それに……と彼は再び屋敷を睨みあげた。
白波はあの豪邸を見て、「命令がきた」と言ったのだ。その時点で、自分を通すことを判断したのは白波でないことは確かである。しかしもし彼でないとすると、屋敷の人間に自分たちの会話は聞こえないはずだし、しかもこの距離で携帯も使わずに指示を与えるなどなおさら無理な話だ。盗聴器のようなものがあるとすればまた話は別だが。
と、そこまで考えて。
風也ははたとある考えが思い浮かんで、思わず間の抜けた声をもらしていた。
――……そうだ、アイツらどんな能力持ってるかわかんねぇじゃねぇか……
失念していた。
ついどうしても普通の人間の能力範囲で物事を考えてしまう。相手が闇組織の能力者である以上、こちらの常識をくつがえすことが起こる可能性も十分にありうるのだ。
風也は自らに呆れたような空笑いをもらして、久しぶりに自然と体の力を抜いていた。倒れかかるようにして、すぐ横の塀にもたれかかる。
さっぱりとした声で、誰にともなく呟いた。
「――行くか」
相手の情報が少なすぎる今の状況で、ごちゃごちゃ考えていたって仕方がない。
罠、かもしれない。いや、確実にそうだ。
しかしその危機感よりも、明らかに好奇心が勝るのである。群を抜いているとよく言われる自分の身体能力でどこまで“彼ら”に対抗できるのか、非常に気になるのだ。試して、みたいのである。
彼はふと顔を伏せ、口元に白い歯をのぞかせた。こういうときに限っては、ケンカ好きな恵玲と同類なのかもしれないと思う。
元々彼は、好きでケンカを始めたわけではない。
最初はただの憂さ晴らしだった。やればやるほど自分の気持ちがすさんでいく、憎むべきものだった。それなのにやめられない、中毒のような。
それがある時前ほど憂さ晴らしの手段ではなくなったときに、自分である程度自制がかけられるようになったときに、ケンカというものが彼の中で変貌していた。
普段彼は、基本的に自分の力を押さえている。一般人は言うまでも無く、不良相手だとしても出来得る限り手を出さないようにしているのだ。そんな雑魚相手にやってもつまらないという気持ちもあるにはあるが、それ以上に感情に任せて暴力をふるう奴にはできるだけなりたくないという気持ちを持っているのである。しかも自分が暴走すれば、そこらの不良なんか簡単に病院送りにできることが分かっているだけに、だ。
しかし、そんな彼のポリシーも、E・Cの能力者相手には簡単に崩れ去る。あるはずのない能力を持つ彼らを、心の隅で人外の存在だと思ってしまっているせいなのかもしれない。あるいは、ただ単純に自分と対等に戦える相手を見つけたというぞくぞくとした高揚感が、自制を利かなくしてしまっているのかもしれない。
何にせよ、風也は今突如高ぶってきた気持ちに身を任せ、心底楽しそうに口端をつり上げているのである。そして塀に預けていた上半身をゆっくりと起こすと、躊躇い無くその一歩を踏み出していた。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(13) ( No.628 )
- 日時: 2010/11/17 14:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
――その時である。
ズボンのポケットに入れてあった携帯が振動したのだ。最初はメールだろうと思い無視してそのまま屋敷に向かおうとしていた風也も、そのバイブがいつまでもやまないことに気が付き、やや慌てて携帯を取り出した。流れるような動作で開くと、思った通り電話がかかって来ている。かけてきたのは……
「亜弓……?」
怪訝そうな声が漏れる。
今日は特に遊ぶ約束はしていなかったはずだがと、首をかしげつつ、着信が切れてしまう前に通話ボタンを押した。一度足を止めて、黒い携帯をシルバーピアスのついた耳に当てる。
「もしもし」
『あ、風也ですか? 突然ごめんです』
聞こえてきたのはいつも通りの亜弓の声。何やら少しほっとしたような様子が感じ取れたが。
風也は未知のものに挑む興奮した気持ちを抑えながら、違和感のないように応答した。
「いや、全然大丈夫だけど。……どうした?」
周りに人の気配は感じないというのに、ついつい声をひそめてしまう。そのことに彼女も気が付いたのか声量のことを尋ねてきたが、あまり大声で喋れない場所にいるんだと言ってごまかした。それに納得するような相槌を打って、亜弓は本題に入る。
『風也、今日時間あります? 遊びません!?』
「あ〜…」
彼女の身を乗り出すような調子の提案に、風也はつい曖昧な反応をしてしまった。5、6メートル先に見える屋敷に一瞬視線をやって渋い表情をする。
「どこで?」
とりあえず話をつなげようとそう尋ねると、亜弓は『それがですねー』と困ったような声で言った。
『最初は下橋に連れて行ってもらうつもりだったんですけど、空が怖すぎるんで家に呼ぼうと思ったのですよ!』
「あぁ、そーいやまだ下橋案内してなかったな。……てか空って……」
『空、真っ黒なのですっ』
そう言われて初めて空を見上げてみて、彼は目を丸くした。今まであまり意識していなかったが、確かに彼女の言う通り、至極不吉な分厚い雲が頭上を覆い尽くしていた。
ぞくりと、寒気がする。再びはっきりと例の豪邸に目を当てて、表情を固くする。
『風也ー?』
心配そうな声が耳元で聞こえて、風也はハッと我に返り、携帯を握り直した。
「あ、悪ィ。確かに空やべぇな。じゃあ、亜弓ん家行けばいいか?」
『はいです! てかほんとは恵玲も呼ぶつもりだったんですけど、電話に全然出てくれないんですよねー。メールも返ってきませんし』
風也はさらりと発せられたその名前に、目を見開いていた。
――“そんなんよくあることじゃねぇか”とは、言えなかった。
心臓が激しく音を立てる。携帯を握る手に力が入り、汗がにじむ。ごくりと空唾を飲むと、体を震えるような緊張が走るのを感じた。
気が付くと、彼の口からするりと言葉が流れ出ていた。
「そりゃあ……出れねぇだろうな……」
どこか遠いところで自分の声を聞いているような、奇妙な感覚だった。それなのに、自分の浅い息づかいだけは不気味なほどにはっきりと聞こえている。頭の中がもやがかかったようにぼんやりとしている。
2拍ほど置いて、亜弓が不審げな声で尋ねてきた。
『風也……何か知ってるんですか……?』
風也の重い声につられたのか、彼女の声もトーンが下がる。
未だに思考がストップしている状況で、風也は体を硬直させ、息をつめてそれを聞いていた。ちらりと目だけ、屋敷に向ける。さらに身の内の緊張が増して、頭の中が真っ白になる。今にも目が回りそうだ。
――言ったらまずい。
それだけははっきりとわかっていた。わかりきっていた、はずだった。荒木恵玲は他でもない亜弓の親友で、特に亜弓は恵玲に絶大の信頼を寄せていると。そして恵玲が闇組織のメンバーであることは今まで明かされずに、おそらくこれからも明かされないまま隠され続けていく、重大な秘密だということも。絶対に、壊してはならない友情だということも。
それでもやはり、まだ出会って数ヶ月の彼の認識は甘かったのかもしれない。いくら親友だと、小さい頃からの仲なんだと聞いてはいても、所詮は他人同士の話だ。それがどの程度の深さを伴ったものなのかは、そう簡単に理解できるものではない。
――言ってはいけない。そう自分を引きとめる気持ちよりもわずかに大きな不可視の何かが、彼の理性の堰をこの瞬間突き破ってしまっていた。
「――なぁ」
塀に背を預けて、顔を伏せ、くぐもった声で風也は言う。自嘲気味な表情が、その整った顔に浮かぶ。
『なんですか?』
亜弓の曇りのない、澄んだ声。
ギュッと強く、携帯を握りしめる。
――……言うな
わずかに残った理性が彼を引きとめる。言うな、言うな、言うな、言うな――……
「オレ今、E・Cの本拠地っぽいとこにいんだけどよ」
自分とはまた別の自分が、声を発っしている。……止められない。
「さっき……」
風也は、ゆっくりと顔を上げた。
「恵玲がそこに入っていくのを……見ちまった」
言った瞬間。
体温が急激に下がるのを感じた。鈍っていた思考が、それはもう皮肉なほどに一気に晴れわたっていく。冷や汗が、頬を伝った。
そして、たっぷり10秒の沈黙ののちに、
「――はい……?」
亜弓のかすれて裏返った声が、彼の鼓膜を震わせた。
- 参照3000おめでとうございます!久しぶりにタイトル書いたw ( No.629 )
- 日時: 2010/11/08 18:12
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
ハッチしゃnさん>うそ!? 中3ですか! あ…すみません、話題に飛び入り参加させてもらいます。ww
私も高3だと思ってました…年齢に似合わぬ文才ですね!(良い意味で言っています。w)いや〜、驚きました。対して私と年齢が遠くないなんて!ww
>>624
町田!!可愛い…www
髪の長さはミディアムかな〜っと思ってたんですけど結構長いですね!(あーちゃんと同じくらいあるw)
町田のキャラ絵とか聞いただけで吹いちゃいましたよwww←
なんか町田超応援したくなるww
いやーーーー!!
狂乱起こしてしまいそうですッ!!
風也! 言っちゃならんだろッΣ(▼皿▼)
ますますポイント下がった…泣))
- Re: Enjoy Club ( No.630 )
- 日時: 2010/11/08 19:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
或さん>
コメありがとうございますっww
やっぱ町田出てくるだけで笑いますょねww←
(朱雀*@).゜.さん>
ありがとうございます〜www
これからもよろしくお願いしますね^^
ハッチしゃnさんの年齢はびっくりですょねww
その文才を分けてほしいって感じです、ほんとww
町田かわいいですょね(笑
これ某友人の愛で美化されてる可能性もありますww笑←
次はキャラ紹介での登場です!!
やっぱww←
今回の話は朱雀さんに限らずみなさんに風也嫌われるだろうなぁ〜と思ってました^^; まぢごめん、風也(汗;
でも、どうやったら人間らしい(?)行動になるかなぁと思ったら、こうなっちゃったんですょね><
自分が同じ立場だったら、色々混乱してる中で恵玲の名前出されたらつい喋っちゃうと思うんですょ(汗 ごめんなさい、薄情で><;
まぁそういう意図で今回の展開にしました^^ ほんとまぢごめん風也ww←
どっかでポイント上げないとな〜…
上がんなそうだな〜^^;←
でわ、コメありがとうございましたーっ♪♪
- Re: Enjoy Club ( No.631 )
- 日時: 2010/11/08 20:51
- 名前: ゲコゲコ ◆1v6bsvyZ9E (ID: KkC9kEBB)
ちょっ、ちょ、風也ぁ〜〜〜!!!!
言っちゃまずいんじゃ????
亜弓ちゃんはどうなる……
って言うか本当に文章上手すぎです!!!
その才能、私にも分けてください……
- Re: Enjoy Club ( No.632 )
- 日時: 2010/11/08 21:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
ゲコゲコさん>
コメありがとうございます〜^^
自信のない話ほどコメが来るとうれしいwwww
これからどうなるんでしょうねーww←
次ちょっと更新遅れるかもですが、待っててくださるとうれしいです♪
いやいや、私のなんか全然駄文ですっ(汗;
てかゲコゲコさんって小説書いてますかー?
読んでみたかったりww←
独り言>
あ〜…ちょっと今回の話後悔中です><
とりあえず風也に土下座m(__)m←←
- Re: Enjoy Club ( No.633 )
- 日時: 2010/11/08 23:50
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
こんばんみゃ!(古い……我ながら古すぎる)
ああー……。風也さぁーん……。
酷い事するじゃなイカ! と思う半面、
まあ私でも言うだろうなぁって共感しちゃう所もあって。
あああ複雑!
とりあえずこの段階では私は嫌いません、風也。
亜弓ちゃんが泣いたり怒ったりしたら全力で嫌いますけど。←
自分が共感しちゃったからなぁ(・ω・`)
とりあえず、更新待ちますww
ではでは!
- 風也がダークだぁ!! ( No.634 )
- 日時: 2010/11/09 12:35
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: GrVDPcij)
こんにちは〜。
今回の風也、実は結構気に入りましたっ。
影な自分とそれに抗う自分、ますます話しにのめりこんでしまいますね!!
次回更新すごく楽しみです!!では、またっ。
- Re: Enjoy Club ( No.635 )
- 日時: 2010/11/09 14:36
- 名前: ひろあ ◆cf.6MJTVU6 (ID: w79JdDm2)
風也・・・
言っちゃった・・・
つか、町田さん可愛すぎでしょ!!!
んでもって、友達さん絵、すっごい上手いですねぇ^^
あたしの小説の絵m((殺
- Re: Enjoy Club ( No.636 )
- 日時: 2010/11/09 19:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
ちょっと忙しいんで簡単に。。。
或さん>
こんばんみゃww たしかに古いですねww笑←
私も或さんと同感です(ぇ
ひどいけど、責められないかな〜とww わたし的にはww
でもこの先ももしかしたらポイント下がりまくりかもです>< どうしよっかな〜(知るか;
コメありがとうございましたーっ♪
ARMAさん>
ほ、ほんとですか!?ww よかったですwww
私も実はこういう子大好きなんですww てかたぶん誠実すぎたり純粋すぎたりする子があまりキャラとしては好きじゃないのかも(←ォィ;
いや、でもこのままだと彼確実に嫌われますねー(笑← たぶん私と皆さんと好みが違いますからねー^^;
ありがとうございますっww なるべく早く更新できるようにがんばります(^^)/
ひろあさん>
言っちゃいましたww ただいますごい批判を受けている風也くんですww笑←
町田ヤバいですょね!?www ほんと某友人に感謝ですっ♪
あ〜…某友人がこのカキコの常連だったらリクとかで頼めたかもしれませんが、来てないですからねー^^;
難しいかも。。。
コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.637 )
- 日時: 2010/11/11 07:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
なんか気付いたらお客様の小説紹介第三弾書き始めちゃってました(汗;
何やってんだ、私……←
ちまちま書いてるんで、もうしばらくかかりますが、そのうちたぶんあげますねww
てかほんと更新遅くてごめんなさい><;
今全く小説書く時間ないので(←なのになぜか小説紹介書き始めちゃったっていう矛盾……)もう少し待ってくださいm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.638 )
- 日時: 2010/11/11 17:20
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
わお、小説紹介!
めっちゃ楽しみにしてますwww←
お忙しいと思いますが、執筆頑張ってください(><*)
- Re: Enjoy Club ( No.639 )
- 日時: 2010/11/11 21:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
或さん>
おっww コメが来るとは思いませんでしたww
ありがとうございます、或さん!!ww
或さんの応援がすごく心強いですーっ^^
あ・あと或さんももちろん含めみなさんの小説毎回読んでるんで!! そっちは欠かしてませんww コメは減ってるかもですが、気にしないでください><
或さん、ほんとコメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.640 )
- 日時: 2010/11/12 17:13
- 名前: ゲコゲコ ◆1v6bsvyZ9E (ID: KkC9kEBB)
>>友桃さん
だ、駄文だなんてそんな……
おもしろいじゃないですか!って言うか、おもしろすぎですよ!
風也君がうろたえてる所とか、読んでるだけで想像出来るし……
くどいかも知れないですけど、本当におもしろいですっ!!
私は小説書いてませんよ♪
野次馬根性なんで(笑)
- Re: Enjoy Club ( No.641 )
- 日時: 2010/11/12 23:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
ゲコゲコさん>
そんな風に言っていただけてすごいうれしいです><!! ありがとうございますっwww
想像できるとか、書いてる側としてはものすごい嬉しいお言葉です……!!
これからもそう言っていただけるような作品を書けるようにがんばります^^!!
野次馬根性ww笑
そうですかぁ……ww いや、あのもし書いてるようでしたら小説紹介で取り上げようかな〜と思っていたのでww(うちの小説紹介はコメの回数で取り上げる方を決めてるんです)
あ・もしお時間があれば、お客様の素晴らしい作品を小説紹介第1、2弾で紹介してるのでぜひ読んでみてください♪
それと、もしこの先野次馬から脱却して(?)、小説を書くことになったりしたら、教えてくださいね^^!!
でわ? コメありがとうございましたーwwww
- 台湾のアイドルグループS.H.Eを知ってる方!! ( No.642 )
- 日時: 2010/11/13 11:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7TIkZQxU)
- 参照: http://www.geocities.jp/tokimeki_she/
今回だけ、小説と全く関係のないレスをお許しくださいm(__)m
たぶん、台湾のグル―プなんで知ってる方はほとんどいないと思いますが、ダメもとで呼びかけてみます><
先日、S.H.Eのメンバーの1人、Selinaが撮影中に爆発事故にあって大けがを負いました。
ファンの私はものすごくショックだったんですが……
実はついさっきSelinaに千羽鶴を送ろうと企画してるファンサイトを見つけたんです!!(参照からとべます)
もし、S.H.Eのファンの方、もしくは知ってる方がいらっしゃったらぜひ?協力していただきたいです><
Selinaの一日も早い回復を願って……
でわ、ほんとにほんとに申し訳ありませんでしたm(__)m
- 登場人物紹介-14- ( No.643 )
- 日時: 2019/06/29 22:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1196.jpg
課題の息抜きに町田の紹介でも……(笑
【NO.14】町田 美沙 Machida Misa
・年齢:15才(高1)
・誕生日:12月24日
・血液型:B型
・身長:158cm
・黒髪
はい、きましたww笑 お待ちかねの(?)町田ちゃんですww
クラス(3組)ではちょっとクールで女子のボス的な存在、そして大好きな風也の前ではぶりぶりの(?)迷惑少女ですww笑
この子の友達はギャップに慣れるのに苦労したでしょうねー^^; 小説内ではクラスでの町田をほぼ全く書いてないので風也にアタックしてるとこしか印象が無いと思いますが、一応この子クラスではクールで強い感じなキャラなんでww ツンツンしてますww笑
ちなみに町田が風也に惚れてることは結構有名です^^ 友達は彼女の惚れように半ばあきれています(笑
部活はバドミントン!! ちなみにバド部1年部長ですww笑
あと『紫苑風也ファンクラブ』会長です(爆 1回ラジオでもでてきましたねww なんかこれはラジオのノリで作っちゃった設定です← 気にしないでくださいww←
それでですねー…
私以前、もともとE・Cは中学〜高校の時に書いてた小説だって言いましたよね^^ そのときの旧E・Cでも町田は登場してたんですが。。。
もともと町田、ノート1ページ分しか登場しないものすごい脇役でしたww笑 まぁ今も十分脇役ですが、今よりもさらにww
旧E・Cでは最初からあーちゃんと風也が付きあってる設定で始まるんですが、その第1話のほんっとに冒頭部分。あーちゃんと風也が2人で登校しているところを、町田が邪魔をする!!という、なんていうかいかにも町田らしい(←)登場シーンで、かつ、彼女の出番はそこで終了☆でした(笑
わ〜なんかなつかしいですーww← そのシーン載せちゃおうかなぁ……(悩;
で、そのワンシーンで終わりの、それこそ通りすがりの超超脇役キャラで終わるはずだった町田が、どうして今こんなにでしゃばってるかというと。。。
全て某友人のせい…いや、おかげですwww笑←
なぜかその数行だけ、しかも主人公カップルを邪魔するっていう酷い役のハズの町田を気に入ってくださった某友人が、「町田かわいい!! ちょーかわいい!!!」と町田アピールを始めて……(笑
しかも作者の私が全然まともに考えてなかった彼女の容姿までも妄想を広げて(?←)描いてくださって……!!
で、この間あげたものすごい可愛い町田が完成した、ということですww(ぇ
あ・それともうひとつ。
実は町田のキャラが定着したのも某友人のおかげですww 私町田を1話以降も出すつもりは全くなかったので性格とかほんとに全く考えてなかったんですが、某友人が語ってくださいましたww笑 「町田はこんな子でこんなに可愛いんだ〜!!」とwww
はい、そういう経緯で町田が完成しましたwww笑
あ・そーいえば最近出てませんね、町田ww← 出さなきゃww
てかキャラ紹介でまさかの1200字(爆
町田がんばった……!!!笑
ほんと長文失礼しましたーm(__)m
で、次なんですが。。。
あと残りのみんな2章でメイン登場の子ばかりなんですょ^^;
あ・でもあーちゃんの弟くんだせるか……
ちょっと考えておきますww
☆キャラ絵は参照から
- ついに町田っ!! ( No.644 )
- 日時: 2010/11/14 12:43
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 7TIkZQxU)
こんにちは〜!
……長っ!
町田ってクールだったんですか〜。相当驚愕っ。
『紫苑風也ファンクラブ』会長ってのは、まぁ言うまでもなくって感じですよね。日頃の取り巻きは風也好きじゃなくても加入させられてそうだぁ……。
当初の町田は完全に端役だったんですねぇ。某友人さんに謝謝です!
あと、某友人さんの入れ込みようを文章に仕上げた友桃さんにも!!
色々と発見の多い紹介でした!ありがとうございますっ!
それではまた〜。
- Re: Enjoy Club ( No.645 )
- 日時: 2010/11/14 13:30
- 名前: そるとくりーむ ◆b/ilOqoxSg (ID: 9RoM5lpe)
ぉ!! きたっ、町田wwww(←)
どうもお久しぶり(?)です、ソルトですっ!
『町田』という単語が出てくるたび、爆笑した私…wwwwww
家族から冷たい視線が((
ぁ、前から書こうと思ってたランキング…
『私の中での存在の濃さランキング(←)』書きたいと思いますw←
1位 あーちゃんっ!!
2位 えれさまw
3位 風也・ω・←
4位 町田(←
5位 あーちゃん弟&ECメンバー(
…風也の次に町田がランクインしてます(←
結構私の中での存在濃いですよ、町田!!(
町田と話してみたいなぁ(
>>642
おおおお、聞いた事ならありますよっ!!
前の話ですが…(・ω・``)←
協力したいっ…けけ、けど私千羽鶴折れないy…((
- Re: Enjoy Club ( No.646 )
- 日時: 2010/11/14 17:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
さすが町田!! キャラ紹介でもコメがくるww笑
ARMAさん>
こんにちわww
クールな部分、書いてないですからねー^^; かく必要性も感じませんし(←ォィ; もしかくとすると、町田の友達とか3組のクラスメートとか出さなくちゃいけなくなって、登場人物が増えちゃうんですょ(汗;
私の小説今の時点でかなり人数多いんで、できる限りそれは避けたいんですょね>< てことで、クールキャラってとこは裏設定ってことでww←
――あ。今思い出しました。もしかしたら2章で若干町田とクラスメートが出てくるシーンがある…かも? まぁ出すとしてもたぶん名前はだしません、たぶん←
ファンクラブ人数どれくらいいるんだろうか……
ちょっと気になるww←
コメありがとうございましたーっ♪
そるとくりーむさん>
お久しぶりです!! なんかすごく久しぶりな気がします><←
町田って単語が出てくるたび…って、かなり多いですょね!?ww笑 私書きながら、『町田』率高いな〜と思ってましたもんww
名前が出てくるだけで爆笑される町田……笑 そのキャラの濃さちょっと分けてほしい(ぇ
おぉ〜ww ランキングですね!!ww
風也の次ってとこより、E・Cメンバーの上ってとこに爆笑ですょ!!!笑
…てことで便乗ww
『私の中での存在の濃さランキング(←)』
1位:有衣ねーさん(すみません、意味わかんないですょね^^; この人私の中で存在感半端ないんです)
2位:風也
3位:えれさま(風也と僅差で)
4位:白波
5位:あーちゃん、町田、夜ゑ、若菜(←誰でしょう?ww 2章ででてきますww)
私は町田が風也にアタックかけてるところをニヤニヤしながら傍観してたいですねーww笑←
S.H.E聞いたことあるんですか!??
わww すごくうれしい……っwww←
なんかすごく千羽鶴の折り方を教えたい気分…(←黙;
いえ、ありがとうございますwww 気持ちだけでもうれしいです!! そるとさんの分も+1羽(←)折っておきます!!www
あ・もしお時間があれば、youtubeとかで歌聞いてみてくださーい♪ 中国語なので歌詞は全くわかりませんが、メロディいいですょーwwww
コメありがとうございましたーwww
- 第1章 * キャラ紹介集 ( No.647 )
- 日時: 2010/11/14 22:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
やっぱ葵は2章にまわしますww
てことで、第1章メイン登場のキャラ紹介終了です♪ ここらでまとめたいとおもいます^^
NO.1 友賀亜弓 >>4
NO.2 荒木恵玲 >>7
NO.3 紫苑風也 >>20
NO.4 ウィル=ロイファー >>33
NO.5 有希白波 >>54
NO.6 棚妙水希 >>117
NO.7 月上有衣 >>139
NO.8 芝崎功 >>163
NO.9 三和伸次 >>178
NO.10 蓮田夜ゑ >>217
NO.11 谷田津波 >>352
NO.12 沢田美久 >>506
NO.13 幸崎静音 >>562
NO.14 町田美沙 >>643
……じつは先日?誕生日だった白波www笑
ひそかにおめでとうwww(←謎;
てか読み返しててミスを見つけてしまった……!!?
功、大4なのにサークル行ってるシーンを書いてしまった気がします>< そこはちょっと顔出しに行ったってことにしておいてくだs…(←ォィ;
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(14) ( No.648 )
- 日時: 2010/11/15 20:50
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ひんやりと、つめたい空気。実際の温度以上に冷え冷えと感じるこの壁は、床は……この空間は、何か底知れない恐怖と緊張をもたらしてくる。そしてそんな外の真夏の世界とは正反対な空気を作り出している張本人は、今、その唇で薄く弧を描いているのだ。この小さな部屋に満ちる空気に似つかわしい、実に冷ややかなぞっとする笑みである。
その男――大崎影晴は、部屋の中央に置いてあるふかふかのソファーにどっかりと腰かけ、長い足を組み、優雅な手つきでコーヒーカップを口に運んでいた。適度に力の抜けた、余裕を感じさせる動作である。
彼はいつも通り仕立ての良いスーツに身を包み、額から右目にかけては真っ白な包帯に覆われている。そしてちょうどその包帯を隠すように伸びた、右側だけ長く黒い前髪。体格は平均的で、見た目から判断すれば年齢は30代そこそこのようだ。
影晴は音を立てずにカップをソーサーに置くと、そのまま何もない壁に目をやってふっと息をもらした。
「彼……紫苑風也くんは、ここまでやってくるかな?」
影晴の問いかける先には、1人の青年がいる。
ところどころはね、それが逆にそういう髪型だと思わせるような、男性にしてはやや長めの茶髪。毛先に行くほど色が濃くなり、黒に近付いていく。そして影晴と同じくスーツを着ているが、彼と違ってどこか地味で簡素な印象を与えている。そして、目といい表情といいその立ち姿といい、機械的で感情を感じさせない青年だ。今もただひっそりと、それこそ壁の花と化した状態で、入り口のドア付近に佇んでいる。
影晴はその青年には直接目を向けず、返事を催促することも無く、ただ独り言のように語り続ける。
「まさか彼が恵玲を追ってくるとは思わなかったが、……ちょうどいい。元々これからの私達の計画の邪魔になるかもしれないと警戒していた子だ。ここで対処しておいた方がいいだろうね」
彼の声は、服の擦れる音すら聞こえる冷たい静寂の中に、不気味に響く。まるで今にも反響しそうなほどに、普通の音量の声が良く通る。
その間も影晴は、じっと何の変哲もない壁を見つめたままだ。片目が包帯で覆われた隻眼で、ひたすら一点を凝視している。
しかし彼が見ているのは、決して壁などというものではない。その向こうにある、外の光景を見つめているのだ。彼の“透視”の能力は、物理的なものを一切取り払って、見えるはずのない分厚い壁の向こうですらその瞳に映してしまうのである。彼は今、……そう。紫苑風也その人の様子をじっと観察しているのだった。
もちろん影晴は、最初から風也の存在に気付いていたわけではない。彼の存在を知らせたのは他でもない、有希白波だ。彼が風也とはち合わせてすぐに簡略なメールで知らせてきたのである。そして、さすがに会話の内容までは聞こえないものの、2人の様子をずっとうかがっていた影晴は、少しの思考の末こう決断したのだ。
――“いっそこの場で無力化してしまおう”と。
わずかに目を細めて、口角をつり上げる。
その後の指示は簡単だった。“遥声”を使えばいいのである。そのテレパシーにも近い特殊な力で、白波に伝えさえすればよいのだ。“彼を通せ”と。
――……白波が彼と遭遇して運が良かった
傲慢なほどに余裕の笑みをたたえる唇。しかしそれが、直後唐突に引き締まる。さらに今度ははっきりと睨むように目が細まり、周囲の空気が一気に凍りついた。
――……そういえば立ち去り際、白波が何か言っていたような……
こちらからは顔が見えない向きで立ち止まっていたので、口の動きは全く見えなかった。が、2人の様子からして白波が何かを言ったことは間違いない。こういうときは本当に、“見る”ことしかできないこの能力が実にもどかしい。
「まぁ警戒する必要はあるが……大した内容ではないだろう」
それまでの彼の思考の流れを知らない者にとっては謎な台詞を吐いて、影晴は緊迫していた空気をふと緩めた。特別急ぐわけでも、かといって大儀そうというわけでもなく、ごくごく落ち着いた動作で立ちあがり、そのまま部屋の入口へと歩いていく。辺りは時の流れが止まっているかのように凪いで、静まり返っている。
そしてドアの近くで控えていた青年――天銀とすれ違いざまに、影晴は物騒な声音で言ったのだ。
「……今回は、君の能力を借りるかもしれないよ……」
天銀が伏せがちだった目を上げ、しかし表情は一寸たりとも動かさずに首肯した。
「――あぁ」
無感情な、低い声が答える。それを満足そうな表情で見つめた影晴は、ふと思い出したように携帯を取り出した。
「迅も呼んでおかなくちゃいけないね」
天銀がちらっと視線を寄こす。声にこそ出さなかったが、影晴には彼の言いたいことが十分に予想できた。つまり、“月下白狼のメンバーを呼んでもいいのか”と尋ねたいのである。
聞いてくるのを待っていると日が暮れてしまうので、先に手っ取り早く答えておいた。
「……仕方がないさ。迅にしかつとまらない役なんだから」
空気さえ凍らせる、どこまでも冷え切った笑み。いつもの穏やかに凪ぎ深い慈愛に包まれた微笑みは、跡形もなく消え去っていた……。
- 白波誕生日おめでとう!白波君は…ケーキはお好きですk(殴蹴! ( No.649 )
- 日時: 2010/11/15 21:10
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
お久しぶりです♪
更新楽しみにしてました^^
ところで…
迅って子はどんな能力を持ってるんでしょう?
そこが今回読んだ中で一番気になる!ww
- ……好きでも嫌いでもない by白波 ( No.650 )
- 日時: 2010/11/15 22:49
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
(朱雀*@).゜.さん>
……うちの子がよくわかんない返事してごめんなさい><←
コメありがとうございます!!
楽しみにしてくださってたんですか!!? うれしいですっwww
さぁ〜迅の能力は何でしょうね〜ww←
早く迅ちゃんと出したいなぁ〜www てか月下のメンバー早く登場させてあげたいっ^^ あ・あと若菜もww←だから誰;
能力は7話で明らかになるので楽しみにしててください♪
- 初めまして ( No.651 )
- 日時: 2010/11/15 22:57
- 名前: てるてる (ID: JNIclIHJ)
どうも初めまして
小説読ませて頂きました
読んでて楽しいし、勉強になりました^^
- Re: Enjoy Club ( No.652 )
- 日時: 2010/11/15 23:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
新しいお客様が……!!
てるてるさん>
はじめましてwww コメありがとうございます^^!!
べ、勉強になりましたか!?? わわわ……っ、いいんだろうか、こんな駄文で(汗;
とにかくありがたいお言葉ですww うれしいですww
さっきてるてるさんの小説ちょこ〜っとのぞいてきました^^ まだ読んでませんが><←
新人さんですねー♪ 応援しますょ〜ww
また時間があるときに読ませていただきますっww
でわ?
あたらめて…あ、あらためて(←)、コメありがとうございましたーm(__)m
またぜひいらっしゃってください♪
- Re: Enjoy Club ( No.653 )
- 日時: 2010/11/16 21:32
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
- 参照: http://musicmovie.blog48.fc2.com/blog-entry-211.html
>>650
白波から返事!! ヤバイ!! テンションが急激に上がりますwww←
あ〜〜!! なんかホントに幸せだ!!ww←
顔がニヤけr(蹴殴黙;
楽しみにしてますよ〜^^
私は小説読んで疲れが癒されるんでww(誰だよww
迅の能力って多分、友桃さんがこの前「どんな能力がほしい?」って話題で月下のメンバーの子の能力がいいっ! …って言っていたその能力ですか?
7話が楽しみだーー!^^
- HAPPY BIRTHDAY☆ANJU and MASIRO ( No.654 )
- 日時: 2010/11/17 00:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
- 参照: 杏樹って名前がすごくなつかしい……ww
* * * BIRTHDAY SHORT STORY * * *
「――風也っ! 今日が何の日だか知ってますか!?」
だんだんと肌寒くなり冬の兆しが見えてきたある日の昼休み、私と恵玲は彼のいる3組に駆け込んでいった。1番後ろの席に座って机の上を片付けていた風也は、突然現れた私達2人を見て不審げに短い眉をひそめた。
「……今なんつった?」
「今日は何の日ですか?って聞いたのです!」
「ちなみに今日は11月17日だよぉ」
恵玲がにこっと笑って彼を見る。まるではかったかのように、その桃色のほっぺにえくぼが浮かんだ。
少しの間小さく首をかしげていた風也は、不意に「あぁ」と呟き顔を上げてこちらを見た。
「そ―いや今日、杏樹と真白の誕生日だな」
「あたりですーっ」
私は笑顔全開で飛び跳ねる。
今日は、クラスは違うものの、高校で出会って今では大の仲良しの友達の誕生日なのだ。彼が言い当ててくれて、うれしくないわけがない。
「てことで」
恵玲が風也の腕を引く。
「早く屋上行こっ。2人より先に行かなくちゃ!」
「屋上……? ……って、あぁ、そういうことか」
こちらの意図を察してくれた彼は快く頷いて立ち上がり、私達3人は急いで教室を後にした。
屋上ではすでに、学校で普段行動を共にしている津波が待機している。そしていつもご飯を食べている場所には、臨時で作ったテーブルもどきの小さな台が。そこにはケーキが入っていると思われる白い箱と、それを囲むように様々なお菓子が並べてある。
それを見た瞬間、私と恵玲は一気に頬を紅潮させた。
「すごいです! ちっちゃいパーティーなのです!」
思わず胸の前で手を組んでそう叫ぶ。
とりあえず台の前に足を流して座ると、風也も隣で胡坐をかいて楽しそうに言った。
「てかここでケーキを食おうっていうのも、なかなか無謀なことするよなー」
「雨が降らなくてほんとに良かったよねぇ」
恵玲がそう言い、空を仰ぐ。雲ひとつない、青の絵の具で塗りつぶしたような快晴。見ているだけで気持ちがいい。心が澄んでいくようだ。
彼女は口元に柔らかい微笑みを浮かべながら、ふと視線を落として津波に尋ねる。
「それにしてもこの台、どうやって作ったのぉ?」
座るとちょうどいい高さだ。
聞きつつ恵玲は、色々な角度から台を観察して不思議そうに大きな黒瞳を瞬く。そしてそれを覆っている布をひょいっと持ち上げて、目を丸くした。津波がニッと笑う。彼女のショートカットの茶髪は、日に照らされやや金色がかって見える。
「教科書積んだの」
「すげぇ即席……!」
笑い混じりに、風也が声を上げた。その反応に、津波はさらに得意げに笑った。
2人の表情を見てつられ笑いをしていた私は、それでもさっきからある物をじ〜っと真剣に見つめていた。それはつまり……
ケーキの箱である。
今は白い壁に阻まれているため、中身が全く見えないのだ。恵玲もそろ〜っと手を伸ばして、中をのぞこうとしている。
それに気付いた風也が、見かねたように苦笑いをもらした。
「そろそろ開けといてもいいんじゃねぇの? 主役も来るころだし」
「ですよね!」
「だよね!?」
私と恵玲はかみつくような勢いで同時に叫び、早速箱の解体に取り掛かった。もちろんそれには津波も飛び入り参加をして、あっという間に解体作業が終わり――……
私達は目を輝かせた。
「チョコレートケーキです……!!」
「すごい! おいしそぉっ」
それを完全に傍観する位置にいる風也は、呆れたような顔でぼそっと呟く。
「……お前ら買った時に1回見てんじゃねぇのかよ……」
そこで私は、あることを思い出してパンっと手を打った。不思議そうな顔でこちらを見る3人には構わずに、慌ててバッグの中からある物を取り出す。出てきたのは小さなタッパ。ふたを開けると、中から少しだけ甘い香りが漏れてくる。
「クッキー作ってきたんですけど、置き場所あります?」
「おぉっ、さすがあーちゃん!」
身を乗り出してそう言った津波は、すぐにテーブル(もどき)の上のお菓子をつめてくれた。そこに1枚紙皿を敷いて、タッパの中身を移すと、私は携帯で時間を確認して入口の方を振り返る。
「そろそろですね」
何気なくそう呟いた直後。
重々しい金属音を立てて、屋上の扉が開かれた。皆が一斉にそちらに注目する。
まず、扉の奥からクラスメートの美久と静音が姿を現した。昼休みが始まってから準備のための10分間、今日の主役を教室で足止めしてくれていた2人である。
そして、その後ろには――……
「杏樹〜!! 真白ちゃーん!!」
私は満面の笑みで、扉の向こうから姿を現した2人を出迎えた。
「お誕生日おめでとうですーっ!!」
そう叫んだ瞬間、複数のクラッカーの音が空いっぱいに響き渡った――
* * * * * * *
そるとさん、真白ちゃん、お誕生日おめでとうございます!!!www
これからもよろしくお願いしますねーwww
by友桃
P.S 名前に関しては「杏樹」の方が現実にいそうなので(笑)、そちらにさせていただきました^^
あと、真白ちゃんの年齢が違うのはスルーしてくださいww←
てかどうしても真白ちゃんから「ちゃん」がはずせない私……^^;
- 先にレスしてしまっていいのか?! ( No.655 )
- 日時: 2010/11/17 00:41
- 名前: ARMA2 ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜。。。。
……表題にあるとおりです。ここのスレタイ見て、杏樹さんのスレ経由で来たのですが、なんか早く来すぎたかも知れない。。。
それにしても、教科書積んで台作ったり、教室で恐らく(顔には出さず)必死になって足止めしてたりとか、かなり楽しそうですねぇ〜!!
杏樹さんのスレでも書かせていただきましたが、ここでも改めて、お祝いの言葉を。
……で、折角E.Cのスレなので、どんな距離でも国境を越えてでも届くというアレを使って、全力で叫びます。
「誕生日おめでとうーっ!!」
では、また〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.656 )
- 日時: 2010/11/17 14:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
鑑定でアドバイスをいただき、
6話(13)の終わりの方改行増やしました^^ 少しでも見やすくなっていれば幸いですww
内容は全く変わっておりませんのでご心配なくww
- Re: Enjoy Club そるとs⇒先にそるとsのスレへGOww ( No.657 )
- 日時: 2010/11/17 19:49
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
泣 い て も い い で す か ^q^ (←
今、塾から帰ってきたところですっ!!
本当は塾に行く前に見に来てましたw
けど、時間が無くてその時コメできなくて…
遅れてすみません;
塾行く前、『はぁ、はぁはぁはぁは(ry』的な感じで発狂してましてですね(←
今も画面の前で『はぁはぁはぁは(ry』的な感じで
喜んでますw((キモい
あぁ、本当、今日これ以上に嬉しいプレゼントない…マジで嬉しい…っ!!
『E・C』を全国、いや世界に…
いや、宇宙に広める事を今決意しましt(
しかも、しかも、遥声が…
遥声がぁぁぁ!!((黙
ありがとうございますありがとうございますっ!!
今日は今までで一番嬉しい誕生日です…っ!!
一生忘れませんっ!!((
改めて改めて改めて、有難うございましたっ*
- Re: Enjoy Club ( No.658 )
- 日時: 2010/11/17 20:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
(朱雀*@).゜.さん>
白波がめちゃくちゃ不審げな顔で朱雀さんを見てますよ〜(爆←
小説読むのっていいですょね♪ 私本屋とか図書館に並んでる本見るとテンションあがる人なんでww←怪しい;
あ〜…どうだろう、きわどいww←
なんていうか月下の子たちの能力って、おもしろいんですけど、実際持ってると怖いのが多いんですょー^^ 迅は特にそうですww
で、私がほしいって言ったのはまた別の月下の子の能力ですww 小さい時に一度はやってみたい!ってたいていの人は思うんじゃないかな〜って感じな能力ですょ^^ww
また2になってるARMAさんww笑>
早すぎるくらいでいいです、うれしいですww←
きた、例のアレがww笑
あ・でも夜中ですので(ARMAさんのレスの時間)声量にはご注意をww(ぇ
で、ちゃんとそるとさんにゎ届いたみたいですょ〜^^♪
県境?もしっかり越えますからねーww
コメありがとうございましたー(^^)
そるとさん>
改めて誕生日おめでとうございますww
それと塾おつかれさまですww
てか塾行く前に発狂するのはまずいですねー^^笑
とりあえず喜んでいただけてよかったです!!ww
う、宇宙にですか……!!?
ヤバい、プレッシャーが……っ(ぇ
なんか宇宙って単語見た後にE・Cっていうのを見ると、『E・T』に見えますねww(←ォィ;
遥声の威力のすごいことwww笑
なんかこのスレの定番になりそうですね^^
いえいえ、喜んでいただけてこっちもうれしいですww
ぜひまたいらっしゃってください♪ あ・もちろん真白ちゃんも大歓迎ですょwww←
でわww
- またまた、本編読み忘れてた。。。 ( No.659 )
- 日時: 2010/11/18 00:48
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜。
最近のE.Cのスレ読み直してたら6話(14)たる話が出現しました。。。
いい感じ(?)に本編読み忘れてました。。。(落胆)。
しかも、読んでみると風也始末するだの、もひとつのE.Cと対面するだの、今後の展開に重要なことが散らばってましたねぇ。
迅が風也と対峙する時って、麗牙もその場に居そうな気がしますが、どっちにつくんだろ。どちら側にも加勢するだけの理由があるし、
風也と迅や影晴と対面するシーン、かなり楽しみだぁ!!
ではまた〜〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.660 )
- 日時: 2010/11/18 19:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ARMAさん>
出現しましたかww笑←
私も風也と麗牙と月下の対峙書くの楽しみです♪ あ・あと影晴&天銀もww
てか話変わるんですけど、その6話(14)書いてるうちに影晴好きになってきましたww(←ォィ; シリアスな感じ(?)になって書いてて楽しいwww
コメありがとうございましたー(^^)/
またぜひいらっしゃってください♪
- 参照3000突破記念 ☆ お客様方の小説紹介第3弾!! ( No.661 )
- 日時: 2010/11/18 21:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
はい、ごめんなさい3回もやって^^;
第3回は、まだ紹介してない方の中で、2回以上(別の機会に←謎;)来てくださった方の小説を紹介したいと思います!! それと今回はその条件に合わない例外がおひと方……ww←
でわ暇つぶしにでも読んでやってくださいww そしてぜひこのコーナーでとりあげた小説、読んでみてください♪
(いつも通り来た順でww)
?.『萩原さんは今日も不機嫌』byトレモロさん
はい、やっぱこの小説で最初のインパクトはプロローグですねwww← 「結婚してくれ!!」って(笑 まずそこでたいていの人は引き込まれると思いますww そして私もそのうちの一人です^^ww
あ・あと前後しますが個人的にすごく好みなのがタイトル!! ものすごくセンスいいと思いません!?ww ほんと私の小説のタイトルも考えてほしいくらいd…←
いえ、そろそろ内容に入りましょうww← この小説は、主人公のりなちゃん(萩原さん)がプロロで突然告ってきた熱血馬鹿(←)にふりまわされるお話ですww で、ほかにもりなちゃんが所属してるボランティアの同好会が出てきまして、そのメンバーがめちゃくちゃおもしろいんですょーっww あ・あとりなちゃんの男口調とか大好きです(ぇ
それでですねー、この話結構日常が描かれてるかんじなんですが(←この時点で無茶苦茶友桃好みww)、とにかく描写がすばらしくて!! すらすら読めるし、キャラはすぐに覚えられるし、ところどころ面白くて吹いちゃうしで、ほんとオススメです♪
あ・今ちょうど暴力団の孫が出てきて話が動きそうなところですww ぜひ?よんでみてください♪
?.『ぼくたちとわたしたち 家族の絆』byもちもちさん
とりあえずものすごい予想外な展開でびっくりする小説ですwww おもしろいっ、すごく^^!!
最初は主人公の設定がすごく丁寧に書かれていて、家だとか学校のこととかそういう日常を描いていく小説なのかな〜と思ったら、続きを読んでびっくり!!笑 バトルが始まります!!ww あ・自然な展開でですよ、もちろんwww
主人公の子はごく普通の子なんですが、このこのお姉ちゃんが強くって!! 弟の目の前で怪物を倒しちゃいます^^ かっこいいですww 私このおねえちゃん好きだな〜っwww
で、それを見た主人公が、「えっ、なぜに突然怪物!? てかなんでお姉ちゃんふつ〜に戦ってんの!?」っててんぱってるとこで、今更新が終わってる感じですねー^^笑 なんていうかこれからの展開にすごくわくわくしちゃうかんじですww
まだ書き始めな感じなんで、この先が楽しみです♪
?.『死神な自殺者』by沙由さん
ごめんなさい、沙由さん。ここのお客さんじゃないんですけど、この小説好きすぎるので勝手に紹介しちゃいます!!←
別館の方で私が唯一読んでる小説です! ちなみに社会問題系ww
とにかくめちゃくちゃ未来(てか先の展開)と過去が気になるお話です! 気になりすぎてストーカー化しちゃってます>< この小説の更新確かめるためだけに毎日別館を覗いてるっていう……←
この小説で私が好きなのは、まず時系列ですねーww 沙由さんは時系列崩壊してるって言ってましたが、全っ然大丈夫だと思います!(←何;)確かに流し読みしたらごっちゃになるかもですが、丁寧に読めば現在と過去ちゃんと区別できます! てか私は出来ました!!ww そしてその現在と過去が複雑にからんでる感じにまぢ惚れしましたwww←
あと、魅力的なのが登場人物。行動・言動が人間らしいんです、ものすごく!! はっきり言って「性格悪っ」ってかんじな人も中には出てくるんですが、だからって責められない>< 現実にいそうで。自分もその立場に立ったら同じ行動をとってしまいそうで。私そういう人間らしいキャラが出てくる小説大好きなんですww
で、細かい内容の方なんですが……
言いたくないなぁ内容は……なんとなくww← これを読んでくださってるお客様自身で、あのヤバい感情移入な感じを体験してほしいです。……すみません、意味不なことを書いちゃいました>< 要するに(?)読んでてすごいドキドキするってことです(ぇ
わ〜…なんかいつも以上にぶっとんだ紹介文になったような気が……。ごめんなさい、沙由さん>< とにかくオススメですっ♪
でわ、今回の小説紹介はこのへんでww
なんか回を追うごとに書く量が増えてる気がするのは私だけ……?; 数が少ないからかな……?
でも小説紹介は改めてノート開かなくてもメモ書きでちょこちょこ書いて行けるからいいですねーww
てかこの自己満足なプチ企画、いつまで続くんだろうか……
- Re: Enjoy Club =小説紹介第3弾= ( No.662 )
- 日時: 2010/11/18 21:27
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
- 参照: http://musicmovie.blog48.fc2.com/blog-entry-211.html
>>658友桃さん
そんな白波も大好k(蹴殴蹴殴
すみません、調子に乗りすぎましたww←
図書館いいですよね〜〜^^
無料で読みたい本読めるし!ww← 漫画がないのが少し残念…w←
私デパートとか行っても本屋にずっといたりするんでww 本があると落ち着く♪
小さい時に一度はやっておきたい能力…なんだろう?
私はテレポートか透明人間か変身できるの能力が欲しいなぁ…w
- Re: Enjoy Club =小説紹介第3弾= ( No.663 )
- 日時: 2010/11/18 22:04
- 名前: トレモロ (ID: DTrz5f5c)
>>661
実は定期的にお邪魔させて頂いていたトレモロです。
私の作品なんぞをご紹介させてもらい、及ばせながら感謝の気持ちを……。
ありがとうございました!!
- Re: Enjoy Club ( No.664 )
- 日時: 2010/11/19 18:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
(朱雀*@).゜. さん>
いえ、そこまで好いていただけて作者としても嬉しいですょーww
ついでに彼への愛情の1%くらいを風也に分けてあげてくだs…(←黙; ってそれは冗談です^^ 私別に自分のキャラが嫌われても、それだけちゃんと読んでくれてるんだーwwと喜んじゃう人なんで(ぇ へんなとこポジティブなんです><ww←
本屋大好き〜!!www←
てかこの前の間違いでした>< よく考えてみたら私図書館にはあまり行かないっていう……^^;← テンションあがるのは本屋です、はいww
なんでしょうww 色々考えておいてください^^♪
朱雀さんの予想は当たるかな〜ww←
トレモロさん>
読んでくださってたんですか!! ありがとうございますっwww
いや〜なんていうかもぅ変な小説紹介で申し訳ないです>< トレモロさんの小説のおもしろさが伝わればいいんですが……!!
更新楽しみにしてますょー♪
おふた方、コメありがとうございました(^^)!!
- カキコの広告塔?! ( No.665 )
- 日時: 2010/11/20 01:03
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜。
またまた小説紹介ですねぇ!
友桃さんの小説紹介、とても面白くて何気に楽しみにしてますっ。
ここから、自分の好みに合う作品が見つけられたらラッキーだなぁって思いつつ読ませていただいておりますっ!
友桃さんは作品の紹介に積極的ですよねぇ。他の方が宣伝のコメしても、特に非難するようなことも無いですし、いいことだと思いますヨ。
こう言ったことから、もっと自分や他の方のの作品を積極的に紹介する人が増えてくるといいなぁ、と願うばかりであります。
読み専の人間が生意気なこと言って済みませぬっ。
失礼しました〜。
- Re: Enjoy Club ( No.666 )
- 日時: 2010/11/20 16:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ARMAさん>
コメありがとうございます!!
そう言っていただけてうれしいです><www
たぶんARMAさんってシリアス系の小説お好きですょね? 白波の銃とかに反応してるし(笑)、ハッチしゃnさんのシリアスの作品かなり読みこんでましたし!!
もしそうだったら、次からシリアスの方の小説もっと紹介するのもありかもしれませんねーww 今まで紹介した方の中にもシリアスでも書いてる方たくさん?いらっしゃいますからww
でわ今回はこのへんでww
カキコ広告塔になってやる〜!!(ぇ
- Re: Enjoy Club =小説紹介第3弾= ( No.667 )
- 日時: 2010/11/20 22:23
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
お久しぶりです。
と言うか、このセリフをここ最近非常にタイピングしている気がします。気のせいではなさそうです。
まあ別にそれは措いといてですね。
しばらく見ない間に御話が……進んでますね……。
最近面白さと展開の速度が目まぐるしいものがありますね。展開について行こうとするので必死です。
それでも、やはり面白いですね。
これからも楽しみにさせていただきます。
- Re: Enjoy Club ( No.668 )
- 日時: 2010/11/21 07:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
お久しぶりです^^
たしかに今展開が速いかもですねー>< ……展開が速いっていうか、たぶん日常の話じゃなくなった上に影晴とかがたくさん登場したせいで速く感じるのかもしれませんが……^^;
あのもし、このへん展開速すぎてわからない!!とかあったらぜひ教えてくださいm(__)m 今からでも間に合う所なら修正加えますのでww
作者は伏線の内容とか知ってるから大丈夫なんですが、読者の方はそうじゃないですもんね>< だからどの程度展開させていいかが正直かなり難しいんです><
とりあえず読者置いてきぼりで話が進むのは避けたいので、何か分かりにくいところあるようでしたらアドバイスお願いします!! 厚かましいこと頼んじゃって申し訳ないですm(__)m
でわww
コメありがとうございました―!!
- Re: Enjoy Club =小説紹介第3弾= ( No.669 )
- 日時: 2010/11/22 17:41
- 名前: こたつとみかん ◆KgP8oz7Dk2 (ID: KLUYA2TQ)
- 参照: そろそろ、電撃にでも出してみようか…。
こんにちは。
以前私の小説にコメントしてくださった友桃さんですよね? その節はどうも。
それなのに、ここに来るのが大分遅れてしまうという無礼をお許しください。
第二話まで拝見しましたが…、
驚きましたよ。文才溢るる話で、思わず嫉妬してしまうほどの出来でした。
特に、情景描写は読みやすい口調で、特筆すべき心情描写はダッシュで区別しているという書き方。私は本来三人称スタイルなので出すぎた意見は言えませんが、…素晴しかったです。
内容も、コメディありシリアスありラブありのオールラウンダー(?)な話だったので楽しく読めました。
風也くんとは、結婚を前提に結婚させてください!
また来ます。これからも頑張ってください!
こたつとみかんでしたっ!
- Re: Enjoy Club ( No.670 )
- 日時: 2010/11/22 20:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
- 参照: ごめんなさい、長文……っ
こたつとみかんさん>
こんにちわ&お久しぶりです!!
はい、以前コメさせていただきましたww てか友桃だなんて変な名前ゎ私しかいないかとww笑←
いえいえ、遅れるだなんてそんな……!! 読んでくださるだけでも本当にうれしいですっ^^ しかもコメまで……!!ww
ありがとうございますm(__)m
2話ww なつかしいですww←
てか、嫉妬したくなるほどの文才はこたみかさんの方です!!(汗; いや、まぢ本当に私なんか足元にも及びません……っ>< なんかあまりにも予想外なお言葉でまぢでびっくりしちゃったじゃないですか……!!←
でもありがとうございます、ほんとww そう言っていただけるとやっぱりうれしいですww
私、そのダッシュの心情描写とか人称のこととかからしても、基礎が崩壊してる人なんで(てか若干こだわりっちゃこだわりなんですょね;)、そう言っていただけるとほっとしますww
オールラウンダーww わ〜…ものすごくうれしいお言葉がww
――はい、そのつもりで書いてる部分は確かにあります。風也関係の話と闇組織関係の話とで、雰囲気変えられたらいいな、とww 読んでる方も書いてる方もそっちのが飽きないかな、とww
とりあえず楽しんでいただけたようでよかったです^^!!
風也ですか!!ww どうぞもらってやってくだs…←
あ〜でも風也と結婚するには色々と関門が……(←ォィ;
とりあえず、有○ねーさんの許可が必要ですねww笑←←
ありがとうございます!!
ぜひまたいらっしゃってください♪
- Re: Enjoy Club ( No.671 )
- 日時: 2010/11/23 16:37
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: w79JdDm2)
どもでしッ^^☆
また来てしまいました!!
自分の小説ほったらかして…(オイッ←
何か、ここくると
落ち着くんですよねぇ…((殴
友姉ッ☆
って呼んでいいですか??((殺
- Re: Enjoy Club ( No.672 )
- 日時: 2010/11/23 18:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ひろあさん>
こんばんわ〜ww
もうどんどん来ちゃってください♪ 友桃が泣いて喜びますのでww←
ひろあさんの方はほったらかさないでください〜!! 更新楽しみにしてるんですから〜っ><!!
落ち着きますか!?ww それはうれしいですww
私も当たり前っちゃ当たり前ですが、このスレに来るの大好きですww← お客様みなさんいい方ばかりですし^^
おおww どうぞ^^
何とでもお呼びくださいww
今週の木曜にめちゃくちゃめんどくさい用事が終わるので、たぶん次の土日くらいにゎ更新できると思います(^^)
それまで待ってていただけるとうれしいです!!
でわww コメありがとうございました―!!
- Re: Enjoy Club ( No.673 )
- 日時: 2010/11/23 19:56
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: w79JdDm2)
マジでいいんですかっ?!
じゃあ、遠慮なく!!
友姉ぇ☆
めちゃくちゃめんどくさい用事…www
‘秘密任務’ですかッ??www
更新待ってまし^^♪
- お久しぶりです! ( No.674 )
- 日時: 2010/11/23 20:37
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
なんだか影晴さまと天銀(もう完璧覚えました!←)が揃うと、張り詰めた空気というか、なんか緊張しちゃいますww
そしてそるとくりーむさんのお誕生日パーティ(?)に参加できなかったことを死ぬほど後悔していますorz
遅れましたが、お誕生日おめでとうございます!
小説紹介!
私はリク板とコメディにしか行かないので、別館のものは読んだことないですねー。
ですが、友桃さんの紹介を見て気になるので、今度見てみようかなと思ってます。
では、更新待ってます!
- Re: Enjoy Club ( No.675 )
- 日時: 2010/11/23 22:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ひろww←←>
もちろんおっけーですょ^^ww
秘密任務……っww いいなぁ秘密任務^^←
1度だけE・Cの任務に混ぜてほしかったりww笑
ありがとうございます!!
なるべく早く更新できるようにがんばります♪
或さん>
お久しぶりですー(^^) コメありがとうございます!!
張りつめた空気感じてくださいましたか!!← うれしいです、そういう雰囲気を書きたかったものでww
あと天銀覚えてくださったようで(笑 うれしい限りですww
天銀ゎこの先結構登場すると思うんでww てかたぶん人気出るんじゃない、かな……?(少なくとも友桃好みなキャラに設定してあります←ォィ;
なんで、頭の片隅にでも置いといてやってくださいww
今からでもそるとさんゎ喜んでくれると思いますょ―♪
おww 小説紹介読んでくださいましたか!!
少しでも私が大好きな小説が広まればいいなと思っておりますww ……いえ、本音を言えばただ書くのが楽しいだけなんですが^^;←
更新が遅れて本当に申し訳ないです><
今週末までお待ちください!!
- *E・Cラジオ* NO.4 亜弓&風也 ( No.676 )
- 日時: 2010/11/24 19:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
亜弓「こんばんはー! ラジオで会うのは久しぶりなのです―」
風也「てか友桃とかいうやつ忙しいとかぬかしてなかったか?」
亜弓「はいです! しかも今日ピークならしいんですけど、課題のめんどくささに心が折れちゃったらしいです」
風也「現実逃避かよ。課題やれし」
亜弓「……風也、人のこと言えない気が……」
風也「……ほっとけ。それより、そろそろちゃんと司会やんねーとまずいんじゃねぇの?」
亜弓「そうですね! じゃあ早速おたよりを……」
町田「おっけー! じゃあまず1枚目いくよっ」
亜弓「はい、お願いします……って」
風也「おまっ、町田……!!」
町田「久しぶりだね、風也くん! 夏休みだから前みたいに毎日会えなくてすごい寂しかった……っ」
風也「知るか、んなこと! お前が出てくると話がぶっこわれんだよ。どっか行け!」
亜弓「……てかこんなにナチュラルな登場するとは思いませんでした……」
町田「ってそれより! 友賀さん、いつまでそこに座ってるの!?」
亜弓「……はい?」
町田「はい?じゃないでしょ! 風也くんの隣はあたしの席なんだからどいてくれない?」
亜弓「え……あの、私今ものすごく理不尽な命令を突き付けられているような」
風也「……もっともな意見だな。てか町田の自己中ぶりには毎回驚かされるぜ、ほんと」
町田「美沙!」
風也「は?」
町田「美沙って呼んでよ! 風也くん、他の女の子も皆名前で呼んでるじゃんっ」
風也「お前の名前は死んでも呼ばねぇ」
町田「え〜!? あたしこの名前気に入ってるのに〜」
亜弓「……風也。なんか町田さんいるとラジオなんてできそうにもないですからさっさと帰りません?」
風也「あぁ、そうだな。コイツまくのに苦労しそうだけどな」
町田「ねぇ、ちょっとあたし置いて何コソコソしゃべってるの?」
亜弓「ごめんです、町田さん。ラジオの続きお願いしますね」
風也「つーことで、じゃあな」
町田「えっ、え〜!? ちょっと待ってよ〜!!」
バタンッ(←扉のしまる音
* * * * * * *
てことで、ノリで10分で書いた駄文でございます。
突然書いた理由はあーちゃんが言っていた通りですww←
とりあえず町田がいると会話が弾む(?)ことが判明しましたww
書いてて楽しかった〜ww笑
てことでそろそろ現実に戻らなくては><
読んでくださった方ありがとうございます!!
- またあほが来ました ( No.677 )
- 日時: 2010/11/24 22:08
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
ラジオだーww
出たぁ、町田ww 何か私、町田大好きになってます((
風也の「課題やれし」の言葉が私を現実に引き戻しやがった……!←
も、課題なんて嫌ですorz
友桃さん是非一緒に逃避しましょう!←
亜弓ちゃんさり気無く酷いこと言ってるなーww
そんなとこも含め大好きですけどww
10分で書いたなんてシンジラレナイ。
どうやったらこんな面白いのが10分で書けるんですか! 天才ですか!
- 町田かわいいじゃないですかぁ! ( No.678 )
- 日時: 2010/11/25 00:47
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜っ。
現実逃避中でも文章冴えてますねっ!あ、絶対皮肉とかじゃないんで!!マジで。。。
今回の町田、なんか無性にかわいい気が……。
最後に二人がスタジオ出て行くトコ、追いかけないでそのまま置いてかれてる時の町田、かなりお気に入りになりましたっ。
……でも、美沙って名前、なぜか吹いてしまった。。。やはり町田は町田ですっ。
美沙って、……ありえん。
町田が亜弓呼ぶときの「友賀さん」っていうよそよそしい響きが相当いい感じです!やっぱ文章冴えまくってますよぉ!
これは、友桃さんにはもっと現実逃避をしt(狙撃…死)
では、失礼しましたぁ〜。
- Re: Enjoy Club ( No.679 )
- 日時: 2010/11/25 15:19
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
- 参照: パワポケ6を参考にしてるんだけどね、
やはり友桃さんの作品は描写が上手でとても尊敬します^^
更新待っています^^
- Re: Enjoy Club ( No.680 )
- 日時: 2010/11/25 17:08
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: w79JdDm2)
友姉ッ☆
ひろでぇーすッwww
頑張ってくださいっ!!!
町田〜www
風也はあーちゃんのモノだッ♪w
諦めんしゃい!w
- Re: Enjoy Club ( No.681 )
- 日時: 2010/11/25 18:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
或さん>
あほってそんな……(笑
吹いちゃったじゃないですかww←
もうどうぞ町田ちゃんを愛してあげちゃってくださいww笑← なんか町田ってウケいいなぁ……
私も「課題やれし」って打ちながら自分でぐさ…ってなってました(←ォィ;
いいですね、一緒に現実逃避!! ……てか私の場合このスレに来るだけでも十分に現実逃避だからなぁ……。なんか自分の部屋みたくなってますww(←意味不;
ばれましたか(ぇ
実は私もあーちゃんキャラ変わってね?って思いながら書いてました(笑 まぁラジオなんで、許してやってくださいww← てか悪いのは書いてる私なんですけどね^^笑←
町田が喋りまくってくれたおかげでものすごい勢いで書きました!! これが白波とかだともんのすごい時間かかるんですょねー(笑
ちなみに天才ゎ或さんの方でございますww
ARMAさん>
こんばんわww
文章さえてるように見えたのは町田のお陰ですww 勝手に話進めて(ぶっこわして?)くれましたww笑
もう美沙ってかんじじゃないですょねー^^;
あと、あーちゃんと町田はやっぱ名字呼びかな〜って思ってましたww 美沙ってのは絶対やだし、町田も亜弓って呼ぶほど親しくないし……てか町田的にはあーちゃんライバルだし……笑
はいっ、或さんと(←)現実逃避しまくりますよ!!笑
十六夜さん>
尊敬だなんてそんな……!! あ、ありがとうございますっww 描写とかまだまだですが、そう言っていただけるだけでもやっぱうれしい〜ww
で、あの……本当に聞きにくいんですが……
「ライフ」書いてる十六夜さんですょね?
最初一瞬浅葱さんかと思ったんですが、トリップが違うみたいですし……
てかHU7XfvOYA2ってトリップ検索してみたんですけど、このスレには他にこのトリップいらっしゃらないんですょ(汗;
本当に失礼な質問なんですが、お名前前と変わってるんでしょうか……><? どなたなのかがわからないんです><
ほんとこんなこと聞いてごめんなさいm(__)m
ひろ>
ひろって打つとなんか一文字足りない感が否めない(笑
最後の3行笑ってしまいましたww
諦めんしゃいwww笑
みなさま、コメありがとうございましたー!!www
- Re: Enjoy Club ( No.682 )
- 日時: 2010/11/25 19:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
十六夜さん、かにさんか!!ww←
- Re: Enjoy Club ( No.683 )
- 日時: 2010/11/25 19:38
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
- 参照: ライフ
>>681
そうですよw かにですww
何故浅葱さんと勘違いされるのかwww
あんな凄い人には一歩も及びませんよw
かにですw はいw
更新まってますよー^^
- Re: Enjoy Club ( No.684 )
- 日時: 2010/11/25 20:10
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
十六夜さん>
ありがとうございます!!
更新がんばりますww
- *緊急アンケート* ( No.685 )
- 日時: 2010/11/25 20:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
えっと……はい、緊急アンケートですww
そんなに緊急でもありませんが(ぇ
ある鑑定屋で、改行しすぎなのではないか、というご指摘をいただきました!!
確かにわたし的にも改行しない方が小説っぽくて好きなんですが、PCだと改行ある方が読みやすいのかな〜と思って改行しまくってました><
で、改行しない方がいいっていうアドバイスを、ここ最近たてつづけに2件いただいたので、じゃあしないほうがいいのかなぁとも思うんですが……
実はあれなんですょ、真逆の意見をいただいたこともあるんです>< つまり、改行することでネット小説であることを生かしてるっていう意見も^^;
で、こうなってしまったらもう友桃には判断がつきませんので(←)、アンケートとらせていただきます><!!
改行があるほうがいいか、ないほうがいいか、どうかご意見をお聞かせくださいm(__)m よろしくおねがいします!!
ちなみにサンプルです↓(適度に会話文のある物を抜粋しました)
?改行あり(今まで通り)
白波は例の豪邸に向かっていたと思われる足を止めると、すぐにズボンのポケットから黒い携帯電話を取り出した。そしてほんの5秒足らずいじっただけで再びそれを元の場所にしまい、何事も無かったかのようにこちらに向き直る。
それを眉をひそめて見つめていた風也が口を開く前に、顔と同様無感情な声音が短く尋ねた。
「どうしてこんな所にいる」
口を閉じたまま、風也は品定めするような目つきで白波を見る。対して白波は1ミリたりとも表情を動かさずに、2、3メートル離れた位置で無造作に突っ立っていた。
しばらくの間本当のことを言おうかどうか悩んでいた風也は、長い思考の末、ゆっくりと息を吐いて右手で前髪をかき上げた。ふとそっぽを向いて、
「……恵玲を追って来たんだよ」
片手をポケットに突っ込むという無防備極まりない体勢で、そうぞんざいな口調ではき捨てる。
頭上を覆っていく黒く分厚い雲が、彼らに暗い影を落としていく。
「どういう意味だ」
今まで全く動かさなかった顔にようやく不審の色を浮かべて尋ねる白波に、風也はもどかしそうにくしゃくしゃと髪をかき混ぜた。目を閉じて、短い眉を寄せる。そして言いにくそうに、しかしはっきりと明確に先ほどの台詞を言い直した。
「E・Cの集まりに来た恵玲をつけて来たって言ったんだ。そこに見える屋敷にこの間の銀髪の奴とかも皆集まってんだろ?」
今度こそ、
白波は驚愕に目を見開いた。その低い声に明らかな焦りの色がにじむ。
?改行なし
白波は例の豪邸に向かっていたと思われる足を止めると、すぐにズボンのポケットから黒い携帯電話を取り出した。そしてほんの5秒足らずいじっただけで再びそれを元の場所にしまい、何事も無かったかのようにこちらに向き直る。
それを眉をひそめて見つめていた風也が口を開く前に、顔と同様無感情な声音が短く尋ねた。
「どうしてこんな所にいる」
口を閉じたまま、風也は品定めするような目つきで白波を見る。対して白波は1ミリたりとも表情を動かさずに、2、3メートル離れた位置で無造作に突っ立っていた。
しばらくの間本当のことを言おうかどうか悩んでいた風也は、長い思考の末、ゆっくりと息を吐いて右手で前髪をかき上げた。ふとそっぽを向いて、
「……恵玲を追って来たんだよ」
片手をポケットに突っ込むという無防備極まりない体勢で、そうぞんざいな口調ではき捨てる。
頭上を覆っていく黒く分厚い雲が、彼らに暗い影を落としていく。
「どういう意味だ」
今まで全く動かさなかった顔にようやく不審の色を浮かべて尋ねる白波に、風也はもどかしそうにくしゃくしゃと髪をかき混ぜた。目を閉じて、短い眉を寄せる。そして言いにくそうに、しかしはっきりと明確に先ほどの台詞を言い直した。
「E・Cの集まりに来た恵玲をつけて来たって言ったんだ。そこに見える屋敷にこの間の銀髪の奴とかも皆集まってんだろ?」
今度こそ、
白波は驚愕に目を見開いた。その低い声に明らかな焦りの色がにじむ。
でわ、ご協力おねがいします><!!
- Re: Enjoy Club =緊急アンケート= ( No.686 )
- 日時: 2010/11/25 20:54
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
む、難しい判断ですね……!
確かに見やすさで言うと?の今まで通りなのですが、改行なしの?でも私は全然大丈夫だし……。
(自分があまり改行してないからかもですね)
友桃さんのお好きなように、と言いたいところですがそれじゃアンケートの意味ないですもんね;
ううーん。本当にどちらとも良いんですよね。
……では、私は思い切って?に入れてみます。←
本当にどちらになっても構わない、という感じです。
改行なしだと、ちょっと堅くなっちゃうのかなぁ……? ああ本当に難しいっ!
- 久しぶりです♪ 友達の家に泊ってお菓子の家作りました!!w ( No.687 )
- 日時: 2010/11/25 21:00
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
久しぶりです^^
何かいろいろあって最近来れませんでした…汗))
で、↑にもあるとおり私、お菓子の家にチャレンジしました!!ww←
でも…やむ追えず失敗…途中でぶっ壊れた…泣))
で、今回の件で学んだこととどんなふうに壊れたかです!!(お菓子の家の壁はクッキー)
壊れた理由:私が屋根をばりばり割ってしまった。
一回建ったけどそのあと崩れて割れた。
作るのにかかった時間:約8時間半
結論:中1二人ではお菓子の家は作れない。
今度作るのはもっと大きくなってからにしよう。。。
で、緊急アンケートの件ですが、私は?の改行ありがいいです。
理由は読みやすいから、です!!
- Re: Enjoy Club =緊急アンケート=11/27〆切 ( No.688 )
- 日時: 2010/11/25 21:42
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: EWuSebNO)
久しぶりの一気読み流星。二回目のコメント流星。呼ばれてないのに来ちゃった紅蓮の流星コンバンハ。
こちらの紫苑君も例の紫髪の戦闘狂と気が合いそうで何よりです。
暗転する展開に私wktk。さて、続きはどうなるのか。
ああ、それとアンケートですが私は投票いたしません。
私ごときの一個人の考えですが、何にも縛られず自分がやりたいようにやった方が良いと思います。
・・・という訳で言いたい放題言ってしまいました。あの世では自重します。
では吊ってきますお騒がせしてスイマセンでした紅蓮の流星でした。
- 改行したほうがいいんじゃないかなぁ…… ( No.689 )
- 日時: 2010/11/25 23:03
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜。
何やら面白うそうなアンケートやってるようなので、参加しますっ!
僕は、タイトルに書いたとおり、改行は適宜着けたほうがいいと思いますヨ。
確かに、書籍になっている小説で、章や節の区切り以外で改行があるケースは滅多に無いと思います。
ただし、書籍の場合は、それぞれの行の行間がかなり大きくとられていて、ぱっと見1文字分くらいの行間があります。で、比較対象として新聞を見ると、大体0.5文字分くらいの行間かな、という気がします。
恐らく、たいていの人は書籍の行間の方が、新聞よりも読みやすく感じるのではないかと思います。これは、書籍のほうが文字の密度が適度に低いことが原因の一つになってます。密度が低すぎても高すぎても読みやすさが損なわれてしまいます。
なぜそんなことが言えるのか根拠を求められると、少々困るのですが、Webページのデザインではよく言われることです。
ようやく本題ですが、カキコの行間を見ると、大体0.4〜0.5文字くらいの行間です。さらに字間もかなり詰まってるように見えます。
この文字の密度で文章が続くと、行末から行頭に目を移したときに、次行の位置がわからなくなる、目線の動きが遅くなるといったことになり、読みづらい文章になってしまいます。
ただ、カキコでは投稿者が行間・字間の調節ができないので、せめてところどころに改行をいれ、目に入る文字の量や目線の動きを調節し、読みやすくなるよう工夫が必要と思います。
長文失礼しました〜。
- Re: Enjoy Club =緊急アンケート=11/27〆切 ( No.690 )
- 日時: 2010/11/26 01:22
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
アンケートを発見いたしましたので、投稿させていただきます。
私的に言うと、時数が詰まっている方が好きなので、強調以外で行間を開ける事には、あまりいいイメージはないですね。
自分もお話の句切れや強調の時には改行をしますが、それ以外は基本的にしないようにしています。
これは、私の小説やコメントを御覧になるとお分かりいただけると思いますが。
なんだかんだ言いましたが、私的には?の方が好きです。
ですが、これはあくまで「私」の中の物差しですので、地球上のどこでも使える物差しではないです。
そして、万人に合う物差しを作る事は、断言しましょう、「絶対」に「不可能」です。
「改行派」も「非改行派」もいらっしゃいます故、一つの意見に絞る事は出来ないでしょうし、紅蓮の流星様もおっしゃっている通り、友桃様が最もやりたい方法でやることが一番だと思います。
と言うわけで、私の投票は無し、と言う計算で御願い致します。
更に、もう一つ補足です。
ここで友桃様の作品を読まれている方は、友桃様がどのように作品を書かれようとも、見捨てるような方々ではないと、私は思いますよ。
もう一つ更に蛇足を。
私は一時期、自分の趣味とは全く異なった、改行が物凄くある作品を書いた事があるのですが。
盛大に失敗しております。
そんなこともあった人間も居ます故、二度目ですが、自分のスタイルを維持し続ける事が一番です。
自分の物差しが世界と異なっていようとも、他人の物差しを使う事は出来ませんからね。
結局、人間は自分の考えで動くのですから、自分の物を一番信じていくしかないですよ。
長々と失礼しました。
それでは。
- Re: Enjoy Club ( No.691 )
- 日時: 2010/11/26 17:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
えっと、とりあえず……
驚きました、たくさん回答がきていて。
みなさん、ご協力ありがとうございますm(__)m
なんていうかみなさん、すごく色々な考えを持ってらっしゃるんだなぁとしみじみと感じてしまいました←
ん〜…どうしようかなぁ……><
私あれなんですょね、書き方に関しては自分のスタイルと言えるほどのこだわりが全っ然無いんですょね← いつもワードの方で改行無しで打って、カキコで改行ありにして……ってかんじで、普段から両方見てるせいだと思うんですけど^^;
まぁでも変えない方がいいのかなぁ……
でもこのこと指摘してくださった鑑定屋の方この小説の読者の方なんだよなぁ……><←←
あ〜なんかこうやってうじうじ考えてる自分がウザすぎるので←、変えないことにします!! このまま改行ありでいきます!!
どっちにしろ改行あり派の意見のが多いし!!←(或さんどっちでも大丈夫そうですしねww)
なんていうかほんとお騒がせしましたm(__)m
色々な意見をお寄せくださってありがとうございます!! 勉強になりました、すごくww
では、こんなダメダメな作者ですが、できればこれからもこの小説をよろしくお願いしますm(__)m
11/27〆切ってしてたのに、突然破ってごめんなさい〜><
- Re: Enjoy Club ( No.692 )
- 日時: 2010/11/26 18:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
アンケート関係ないコメへの返信ってことでww
(朱雀*@).゜.さん>
お久しぶりですww
タイトル見て「おぉっww」ってなりました^^
お菓子の家は作ったことないですねー>< ちょっとした夢ではありますけどww
今度私も試してみようかな……
てか朱雀さん屋根割っちゃダメじゃないですか?笑
しかもかかった時間8時間半て……(爆 なんていうか、……おつかれさまですm(__)m笑
E・Cにお菓子の家つくりながらわいわいやるシーン入れようかな……←
もし覚えてたら2章で入れる…かも!!しれないので、そのときはどういう感じで作ったかちょっとでいいので教えてください♪← まぁ私が自分で作った方が雰囲気わかるんでしょうけどww
コメありがとうございました!!
紅蓮の流星さん>
おひさしぶりですww 2回目のコメありがとうございます!! そして一気読みおつかれさまですww笑
あ・でも最近更新ペース落ちまくってるから、そんなに話は長くなかったかな……?
(笑 そちらの紫苑くんと戦闘に関して気が合う人ってなかなかいませんょね?笑 こっちもそういないでしょうけどww←
暗転ww この雰囲気が生かせるかどうかが不安ですが、読者の方が楽しめるように続きがんばって書きます!!
てか話がそれちゃってそうで怖い〜><←
いや、お騒がせしたのはこちらです(汗;
コメありがとうございましたー(^^)/
- Re: Enjoy Club ( No.693 )
- 日時: 2010/11/27 09:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
6話、ほんとは次の回で終わるつもりだったんですが(6,7話は続きな感じになります)なんか書いてたらどんどん長くなっちゃったんで←、2回に分けます><
6話だけ(16)までいっちゃう感じになってしまった……!!(汗;
じゃあそういうことでww
今からワードで打つ感じなんで、今日中に更新できると思いますww
でわ^^
- Re: Enjoy Club ( No.694 )
- 日時: 2010/11/27 11:34
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
- 参照: http://ameblo.jp/hinasakisoruto/
更新楽しみにしてますっ!
ってか本当ごめんなさい、
前に友桃さんからコメントいただいた方のぶろぐ、
ぱすわーど忘れてログインできなくて…(←
で、今度はあめぶろやってるという…(参照)
しかもなかなかコメントできなくて
(小説カキコに来る回数自体もかなり少なくなってきてます;←)
本当、申し訳ないですorz
でもでも、この小説と友桃様をこれからもずっと、
一生(←)応援し&愛し(←)続けますっ!!
頑張ってください*
(ここだけの話、真白は来年復活する予定なのです←
2011年が来るまでに完全修正版仕上げなくては…!!←)
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(15) ( No.696 )
- 日時: 2010/11/27 14:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ざっと周囲の景色を見回し手に持った地図と見比べて、少女はいくらかの緊張と、その何倍もの期待と共に、目の前の屋敷をもったいぶった動作で仰ぎ見た。
全体的に小柄で、夏らしい薄着な服装。極端に短いスカートからは、すらりと細く白い足が伸びている。肩よりわずかに下辺りでカットされた黒髪は無造作に下ろされ、前髪も眉を覆っている。そして印象的な真っ黒の瞳に、小ぶりな鼻と唇。整った、可愛らしい顔立ちだ。
彼女は特別何かの表情を浮かべるわけでもなく、わずかに口を開いた状態で、しばらく屋敷から視線を外さなかった。
「ウィルくんの言った通りだ……」
どこか呆けたような声が漏れる。
――“古くて茶色い3階建ての豪邸”。その簡潔な説明通りだ。
聞いた当初は豪邸と言われてもどの程度のものがそう言えるのか判断が付かないと思っていたのだが、心配など全く必要がなかった。神々しいまでの存在感を放ってそびえ立っているその建物を見れば、それが“彼”の屋敷であることがすぐにわかる。つまり、“大崎影晴”の屋敷であることが。
彼女は唇を引き結び、黒く重々しい門をゆっくりと押した。通るのに十分な隙間ができたところで、するりと体を滑り込ませる。そしてすぐに後ろを振り返って、音を立てないように丁寧に門を閉めた。
徐々に身の内に膨れ上がってきた緊張。それをはっきりと自覚しながら、先程よりもずっと引き締まった表情で敷地内を振り返った。そして、そのだだっ広い庭に視線を走らすよりも前に――
「恵玲!」
自分を呼ぶ凛とした声が耳に届き、彼女――荒木恵玲は、緊張すら忘れて一気に笑顔をはじけさせていた。声のした方を見ると、ちょうど正面、このまま敷地内をまっすぐに進んだ先で、同じ組織の仲間であるウィル=ロイファーと棚妙水希が並んでこちらに手を振っている。恵玲は手を振り返すと、うれしそうに彼らに駆け寄っていった。
――大崎影晴に最後に会ったのは、いつだったろうか。
考えるまでもない。能力者として闇組織に加わった日だから、……そう、まだ8歳の頃だった。
突然自分の前に現れた知らない大人の男性に、最初は声も出ないほどに驚き抵抗を示していた自分は、彼の胸を突くような優しくあたたかい声に、あっさりと警戒心を緩めていた。人外の力を持っていたことで家族から見放された傷が、まだ癒えていなかったせいかもしれない。ただひたすら優しさに触れたくて、安心したくて、彼という存在にすがりついたのかもしれない。
彼はあの時、膝をついて目の高さをこちらに合わせ、ふわっと包み込むような声で言ったのだ。
「私は大崎影晴。名前を、聞いてもいいかな?」
ぽろりと、涙が一粒こぼれてしまうような、それはそれは慈愛に満ちた笑みだった。実際熱い滴で頬をぬらしながら、
「えれっ、……あらぎ、えれ!」
と必死に自分の名を告げたことを覚えている。
それを聞いて満足そうに頷いた彼は、怖がらせないようにするためかゆっくりと低い位置から腕を持ち上げ、その大きな掌で優しく頭をなでてくれた。いい子だ、とそう言われているような気がした。
「私も……君と同じだ。君と同じように、不思議な力を持っている」
唐突に言われたその言葉に、その意味に、瞬間胸に溢れかえった色々な感情。幼いながらも、否、幼いからこそ、何の疑いもなく素直に溢れ出た……想い。
耐えきれなくて、正面に膝をついてしゃがむ彼の服を小さな手で思わずつかんでいた。
「あたし……っ、あたしだけじゃないの!?」
涙に揺れる声に、彼ははっきりと力強く頷いた。その光景は、未だに瞼の裏に焼き付いている。自分の仲間を見つけた、心の拠り所を見つけた瞬間だった。
あれ以来、彼とは顔を合わせていない。その場で正式な闇組織入りが決定し、ウィル=ロイファーという1コ上の男の子を紹介してもらって、その後は彼の居場所すら知らせてもらえなかった。それでも、自分の能力を生かす任務を与えてくれた、そして何より、自分と同じあるはずのない能力を持って生まれてきた仲間に巡り合わせてくれた、大崎影晴という人物への崇拝に近い気持ちは、揺るぎない信頼は、消えることがなかった。消えるはずが、なかった。
――ねぇ、影晴様。
あなたが何者なのか、どこで生まれてどうやって生きてきたのか、どうしてE・Cという組織をつくれたのか、何も……何もわからないけれど。あなたが、“透視”と“能力察知”の力を持っていることしか知らないけれど。
あなたについていきさえすれば、大丈夫だよね。あたしを、……あたし達を孤独から救ってくれた、あなたを信じていさえすれば――……
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(15) ( No.697 )
- 日時: 2010/11/27 14:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
「良かった、ちゃんとついて。迷わなかった?」
恵玲が2人の1メートルほど手前で立ち止まると、ウィルがほっとしたような表情を浮かべて尋ねてきた。それに対し頷いた恵玲は、持っていた地図をたたみながら頼もしい声音で言う。
「地図があれば1人でも全然来れるよぉ」
「そっか。影晴様がぼくのテレポート無しでも皆が来れるようにって言ってたから、大丈夫そうで良かったよ。みぃちゃんもちゃんと来れたしね」
「うん。あとは白波兄ちゃんだけだね」
2人の台詞に頷いて、恵玲はふと辺りに視線をやった。ほうっと吐息が漏れ、大きな黒瞳が自然と見張られる。
「こんなにおっきい庭、初めて見た……」
とにかく広い、だだっ広い敷地。周囲を囲む塀に沿ってずらっと木々が並び、敷地外に青々とした葉をのぞかせているが、手入れされている様子はうかがえない。そして彼女が歩いてきた門から玄関までの真っ直ぐに伸びる土色の道と、他全体を覆い尽くす芝生以外に、花や池といった目立つものは施されていなかった。強いて言えば、玄関の横に黒い車が1台とまっているだけだ。塀の外から眺めていた時の予想よりもはるかに殺風景な庭を、恵玲は意外に思って目を瞬いていた。
するとウィルの隣で様子を見守っていた水希が、口元にささやかな笑みを浮かべ静かに近付いてくる。そして恵玲の横に並ぶと、バッグを持つ手を後ろ手に組んで、しみじみとした声音で言った。
「初めてだね、影晴様の屋敷……」
風が敷地内を駆け、芝生がざぁっと音を立ててあおられる。同じく風になびいた黒髪を耳に掛けながら、恵玲は横にいる彼女に目をやった。彼女は恵玲を見ずに正面を向いたまま、わずかに目を細めてうれしそうな声音で続けた。
「会えるね、影晴様に……!」
ドクン、と心臓が音を立てる。
じわじわと恵玲の口元に笑みが広がっていき、最後には満面の笑顔に変わっていた。
「そうだね……!」
2人で顔を見合わせて微笑み合う。それだけで体が優しいぬくもりに包まれる。あの日、大崎影晴との出会いと共に手に入れたぬくもりだ。友賀亜弓に感じるものとはまた別の、能力者同士のみ共有できる感情である。
その様子を微笑ましそうに見守っていたウィルは、門から新たな人物が姿を見せるのを視界にとらえて、無意識に背筋を伸ばしていた。その反動でセミロングの柔らかい銀髪がわずかに浮いて、再び肩へと落ちつく。あちらにも見えるように気持ち背伸びをしながら、彼は右腕を緩やかに振った。
「白波!」
ハッとして恵玲と水希も門のほうに目を向ける。
いつも通りただ漠然と進行方向を見つめながら、仏頂面の有希白波がこちらへと歩いて来ていた。そろったね、と呟くと、ウィルは薄い茶色を基調とした家を仰いで、じっとそれを目を細めて見つめていた。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(15) ( No.698 )
- 日時: 2010/11/27 14:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
屋敷内の薄暗い廊下に、複数の足音が響く。大きな屋敷にはおなじみの彫刻や絵画は一切見当たらず、それがこの廊下の長さとあいまって、どこか先の見えない恐怖が感じられる。もちろん実際はそんなに長いわけがなく、このまま真っ直ぐに進んだ先、一番奥にある扉ははっきりと視界に映っているのだが。
気温とはまた違ったひんやりと冷たい何かが腕をなでて、恵玲は耐えるように両腕を組んでいた。唇に力を入れて、睨むように前を見据える。
不意に、ついっと半袖の端を掴まれて、恵玲は思わず声をあげそうになった。それを寸でで押さえて息をのむにとどまり、掴まれた袖に視線を向ける。ちょっと躊躇いがちに指先でつまむその小さな手が右隣を歩く水希のものだとわかって、恵玲はほっと胸をなでおろした。
彼女もこの廊下を不気味に感じているのだろうか。そのまだどことなく幼い顔に浮かぶ緊張を読み取って、逆に恵玲は自分の中の得体の知れない恐怖が幾ばくか収まっていくのを感じていた。
袖をつかむ手をうまくほどかせて、すぐにその手を自分の右手で握る。ふっとこちらに目をやった彼女に意識して微笑んで、恵玲はつないだ手をあえて力強く振って歩いた。
するとそれに気付いたのか、2人の前を先導するように歩いていたウィルがこちらを振り返り眉を下げた。
「ここの廊下ってなんかぞくぞくするよね」
むき出しの白い腕をさする動作をしながら苦笑気味に言うウィル。恵玲と水希は何度も頷き、彼の真似をして腕をさすりはじめた。皆でその動作をすると、怪しい上にますます寒さが増してくる。現に白波は冷めた瞳でこちらを見ている。
「なんかひんやりするよね。夏なのに」
「クーラーとかじゃないよね……?」
水希の問いかけに、今度は恵玲とウィルが頷く。そういう物理的な寒さじゃないのだ。
するとウィルが突然さすっていた手をあっさりと外して、「まぁでもすぐに慣れるよ」と頼もしい声で言い前に向き直った。よくリーダーとしてここに顔を出している彼は、実際ここの空気に慣れているのだろう。さっきまでの動作が完全なフリである証拠に、それはもう冷気なんて感じていなさそうな堂々とした足取りで歩を進めている。恵玲が建物の中に入ったときから感じていた妙な緊張感も、彼はそれほど感じていないようだ。
ウィルの小さな背中でゆれている綺麗な銀髪。周囲の薄暗さによく映えているそれをじっと見つめていた恵玲は、何気なくその視線を横にずらして無言を貫き通す白波に目をやった。やはり、というべきか、彼もまた何の躊躇いもなく、いやむしろ何かに引っ張られているかのようにどんどん足を前に出していく。おもしろいほどに、いつも通りだ。
その様子を観察している間に、1番奥の扉へとたどり着いていた。両開きで雰囲気のある、重々しい扉だ。この空間に似つかわしい。
再びぶり返してきた張り詰めたような緊張に空唾を飲んで、恵玲は上から下へと眼前の扉に視線を走らせた。……本当に今日は緊張のメーターがよく振れる日だ。
水希とまだつないだままだった手をほどいて、恵玲は無意識に囁くような声音になって尋ねた。
「ここに影晴様がいるんだよね?」
「そうだよ。……この扉の前に立つと未だにドキドキするよ。ここだけは全然慣れない」
ウィルが右手でこぶしをつくって、それを持ち上げる。「準備はいい?」と3人を振り返り、皆が頷くのを確かめた後、
コン、コン……
ゆっくりと二度、どでかい扉をノックした。その音が冷たい静寂に不気味に響き、恵玲と水希は表情を固くして扉を凝視する。大好きな主に会える喜びはすっかり身をひそめてしまっていた。それくらい、この空間に広がる独特の空気に体が、心が慣れていなかったのだ。
「麗牙光陰、参りました」
ウィルのよく通る凛とした声。しかし、いつもよりもどこか機械的な、“面会用”の声音が耳慣れなくて、遠くでそれを聞いているようなそんな錯覚にとらわれた。そして息をつめて扉の奥に意識をやった直後。
「――入って」
どこまでも穏やかに凪いだ、大人の男性の声。
懐かしい、しかしずっと耳に残っていた、主の……声。
ウィルは凛々しい表情で前を見据え、ゆっくりと扉に手をかけた。開かれていく扉の隙間から光が差し込んできて、薄暗い廊下に白い線を走らせる。
――ねぇ影晴様。
扉が、完全に開かれる。
――あなたについていきさえすれば、大丈夫だよね。あたしを、……あたし達を孤独から救ってくれた、あなたを信じていさえすれば――……
- Re: Enjoy Club ( No.699 )
- 日時: 2010/11/27 19:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
そるとくりーむさん>
コメありがとうございます!!
そんな謝らないでください^^; こうやって顔出してくださるだけでもうれしいんですからwww
あめぶろですか!! 今度のぞいてみますww
なんかもう色々とありがとうございます><!! そるとさんの応援すごくうれしいですwww
これからもよろしくお願いしますねww
それと、真白!! めちゃくちゃ楽しみにしてます♪
そるとさん文章力上がってますもんねww(…って上から目線じゃ決してありません←) 読むのがほんとに待ち遠しい〜><ww
応援してるんで、がんばってください^^
- 更新再開、嬉しいです! ( No.700 )
- 日時: 2010/11/27 21:36
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: hqWYiecP)
ウィルの「麗牙光陰、参りました」っていうのがかっこよすぎてどうしましょう!
廊下を進んで行くとこ、本当にぞくぞくしてきますねww
なんか怖くなりましたwww
最後の"あなたについていきさえすれば〜"ってところで、何だろう……影晴さまがいつか何かしでかしそうな気がしてならない!←
何もしでかさないことを祈るばかりです……。
続き楽しみにしてます(>< )
わ、返信700! コメントしてから気付きました;
おめでとうございます!
- 麗牙そろったぁ!水希来たぁ!! ( No.701 )
- 日時: 2010/11/27 22:24
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜!
本編3分割して投稿、なんかECっぽいですっ。
いよいよ3人が来てしまいましたねぇ!
緊張のメーターが振り切れているのは恵玲だけじゃないです!!
あの重い扉を開けると何が見えるのか、気になる!
もう一つのE.C、風也はいつ現れるんだろうっっ!
……ふっ、久しぶりに出てきてくれましたねっ!水希!手つないでるの恵玲だったので、まぁ許容範囲ですねぇ。。。
次回期待してます!!
では、また〜!!
- Re: Enjoy Club 更新再開 ( No.702 )
- 日時: 2010/11/27 22:49
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
或さん>
私も実はその台詞気に入ってるんですww この台詞はウィルに言わせるしかないってww
ぞくぞくしましたか!?←
そういうの書き手にとってはものすごい褒め言葉です><ww ありがとうございます!!
影晴については、とりあえず祈っておいてください^^ そしてなんていうかもう……ありがとうございます、ほんと← ココで何でお礼を言うのか意味わかんないでしょうけど、とりあえず受け取っておいてください。或さんのコメのお陰ですごくホッとしましたww
週に2回くらいになるでしょうが、なるべく更新していきたいと思います!! またよろしくお願いますm(__)m
あと、返信700ww 読者の方から祝っていただけて幸せですwww ありがとうございます!!
また後ほどちゃんとお礼のコメしますね^^
ARMAさん>
そーいえば麗牙そろったの久しぶりですね(ぇ なんか話の展開上そういう風になったんですが、考えてみたら風也とか、白波とか単体でばっか出てましたもんね!! なんか感動ですww←
なんか或さんにしてもARMAさんにしても、今回の話は結構緊張感感じていただけたようでww よかったです、ほんとww そのへん雰囲気出てるか地味に不安なもので^^;
月下と風也ww 私も出すのが楽しみです><
特に月下ww 彼らが出てくることでまた話を動かしたいんで、実は結構楽しみにしてます♪
はい、みぃちゃん久しぶりの登場です!! 今回は結構描写にも出てきたんじゃないかな……? ただみぃちゃんの容姿について一言入れる場所がなかったのがちょっと残念><
ありがとうございます!! 期待にこたえられるようにがんばります♪
でわww
コメありがとうございました―(^^)/
- 返信700突破!!ww ( No.703 )
- 日時: 2010/11/28 07:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
返信700突破しました^^♪
みなさま、本当にありがとうございます!!www
この小説を読んでくださっている方、コメを残してくださる方に全身全霊の感謝をwwww
企画は〜
最近やったばっかりですもんね^^; もしなにかあったら言ってくださいww
で、今回の企画ってわけではないんですが……
第一章終わったら(終わるの7話か8話かで悩み中)、第二回キャラ人気投票をやりたいなと思ってますww なんで、そのときはご協力お願いしますm(__)m
……ってまだ随分先の話ですが^^;
でわ、みなさんがわくわくできるような小説をめざして書いていきますので、これからもよろしくおねがいします!!
- Re: Enjoy Club 更新再開 ( No.704 )
- 日時: 2010/11/29 21:44
- 名前: 星ファン★ ◆0US0/XEKu. (ID: voMTFyIk)
はじめまして!!
朱雀のリア友の星ファン★です!!
学校で朱雀がいつも友桃さんの小説が面白いって言ってて、まだ二話までしか読んでないのですが、超おもしろかったです!!
- Re: Enjoy Club ( No.705 )
- 日時: 2010/11/29 23:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
星ファン★さん>
はじめまして、な感じがしませんが(笑)一応はじめましてwww←
いつも朱雀さんのスレにいらっしゃるのはもちろん知っていましたが、こうして直接話すのは初めてですねww
改めまして、友桃ですm(__)m
わ〜ww なんか色々とうれしいお言葉が……っ!!
とりあえず、読んでくださってありがとうございます!! しかもおもしろいなんて言っていただけて、本当にうれしいです><ww
ちなみに次の3話ゎ結構盛り上がる(盛り上げたい)話なので、よければ続きも読んでくだs……(←黙;
すいません、うれしすぎて調子に乗りました←
てか朱雀さん……!!
学校でもそう言っていただけるなんて、うれしすぎてどうしよう……っ←←
教えてくださってありがとうございます(ぇ
でわ、今回はこの辺でww
コメありがとうございました^^ ぜひまたいらっしゃってください♪
みなさま>
次の話書き終わってますので、たぶん、……たぶん明日あげられます!!
てかまた長くなってしまいまして(←ォィ;)、ヘタしたらまた3ページ……><
今量多すぎてワードで打つのにめちゃくちゃ苦労している真っ最中でありますww←
明日までに打ち終わればいいんですが……
まぁそういうことですww とりあえず近況報告までww
- 700超えおめでとうございます! ( No.706 )
- 日時: 2010/11/30 00:19
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜。
あれよあれよという間に700超えちゃいましたねぇ!
……企画がどんどん積み重なってk(ぉぃ!!)
って、そんな無理強いしないので(笑)、これからもマイペースでファイトです!
人気投票は頼まれなくても、投票しまくるつもりなので、その際はよろしくお願いしますっ!!
それでは、また〜!
- Re: Enjoy Club ( No.707 )
- 日時: 2010/11/30 20:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
- 参照: ごめんなさいm(__)m
読むのがんばってください、約6000字!!(爆←←
たぶん文字数的にE・C史上最長です(笑
……3ページww
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(16) ( No.708 )
- 日時: 2010/11/30 20:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
これがどこかのお城だったら、“謁見の間”とでも称すのだろうか。
開かれた扉の向こうを見た恵玲は、感嘆の吐息と共にそんなことを考えていた。
長方形の広い部屋。両側は大きな窓がいくつも並び、それらの縁は丁寧な彫刻で飾られている。派手すぎない落ち着いた赤色の絨毯が、足元――つまり入り口から真っ直ぐ部屋の奥まで伸び、この部屋の格調を何倍にも上げている。そして部屋の一番奥は床が一段高くなっていて、そこには玉座のような立派な椅子がしつらえてあった。さすがに金ぴかではなかったが。
恵玲はレッドカーペットのように一直線に伸びる絨毯を、手前から徐々に奥の方へと目で追っていき……
やがてある男性を、その印象的な黒瞳にはっきりと映し出した。
右目が包帯で覆われた隻眼。その白い包帯にかぶるように右側だけ長く伸ばされた黒い髪。後ろは首筋を覆う、やや長めの長さ。鼻筋は通り、細い顎が顔全体を引き締めている。隠されていない左目は凪いだ波のように穏やかに、しかしどこか狂気の色を含んでいた。緩く弧を描く薄い唇からは、どんなことが起きても大丈夫、そんな大きな余裕を感じさせられる。年齢は、外見から判断すれば30代くらいだろう。
仕立ての良い黒いスーツを身にまとったその人物は、部屋の一番奥の椅子に堂々と腰かけ、足を組んで、微笑みを浮かべながらこちらを見つめていた。
思わず、すぅ……と息を吸い込む。それを吐き出せないまま高鳴る胸に右手の拳をあて、震える唇をかむようにして押さえこんで。――直後、どかんっと一気に体温が上がり、恵玲は感極まった表情で、声で、叫んでいた。
「――影晴様!!」
誰かの歓喜に満ちた声がかぶる。おそらく水希だろう。
2人の声に一層笑みを深くした男性――闇組織・E・Cのリーダ大崎影晴は、ゆっくりと椅子から腰を上げこちらに向かって歩き出した。それを見て目を見開いた恵玲と水希は、次の瞬間迷わず駆け出し、影晴の胸に飛び込んでいた。
「影晴様〜!」
さすがに驚いた様子の影晴はしばらく目を丸くして腕の中の2人を見下ろしていたが、ややあってその瞳に慈愛の色を灯し、大きな掌を頭にのせた。
「正直そこまで喜んでくれるとは思わなかったなぁ。2人とも、元気にしてたかい?」
頭を優しくなでられ抱きついたまま顔をあげた2人は、心底うれしそうな表情で言葉を返す。
「はい、おかげさまで!」
「7年振りなんですよぉ? うれしくないわけないじゃないですか!」
すると影晴は微笑みを絶やさないまま、膝を折って目線を下げてきた。それは……そう、初めて会ったあの日のように。ただ当時と決定的に違うのは、比較的低い部類に入るとはいえ、2人ともあのときよりは随分と背が伸びたということ。背は高めの影晴でも、しゃがんでしまうとさすがに恵玲たちを見上げる形になる。
尊敬する大好きな主に会えた喜びに加え、こんな行動までとられてしまい、恵玲はじんわりと胸が熱くなった。
「大きくなったね、2人とも」
感慨深い声で、そんなことまで言う。
つい目頭が熱くなったのを、恵玲は無理矢理押さえこんだ。隣にいる水希は瞳を涙で滲ませ、しゅんと鼻をすすっている。
――変わらない。
彼女らの主は、以前と変わらず、大きな包容力のある優しい笑みをその頬にたたえている……。
完全に取り残される形となったウィルと白波は、部屋の入口に突っ立ったまま、その光景をじっと見つめていた。特にウィルは、自分のことのようにうれしそうな表情だ。
あんなに喜ぶのも無理はない、とウィルは思う。自分と違って、彼女らは何年も彼に会っていないのだから。
「良かったね」
周りには聞こえないような小さな声でそう呟き、ウィルは彼女らと同じく久し振りの面会のはずの白波に声を投げた。
「白波も行ってきたら? 感動の再会」
ちらりと視線だけ寄こす白波。
「……いい」
思った通りの辞退の言葉に、ウィルはついくすっと笑みをこぼしていた。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(16) ( No.709 )
- 日時: 2010/11/30 20:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
しばらくすると、自然と皆あるべき位置に戻っていった。主の影晴は元座っていた立派な椅子へ、麗牙光陰の4人は扉から2、3メートル進んだところへ。
会えた喜びをせき止められずに表に出し切った恵玲と水希は、少しの間恥じらうような表情を見せたものの、ウィルの所に戻る頃にはすっかりいつもの顔に戻っていた。恵玲なんか特に、実に頼もしく意志の強い光をその瞳に宿している。彼女らが戻るとウィルは小さく頷き、慣れた動作で片膝をつき頭を下げた。彼の一歩後ろに横に並んだ3人も、当然のごとく彼に従う。
「3人に代わって。お久しぶりです、影晴様」
ウィルは部屋に入るときと同じく改まった感じの、落ち着いた声音でそう言った。その声を耳にしたとたん、恵玲は一気に身が引き締まるのを感じていた。自分の息使いがやけに大きく聞こえる。
影晴はあくまでゆっくりと、組んだ両手を膝にのせて軽く前かがみになる。先程の2人の行為を無礼だとみなす気配はまったく無く、快い表情でうなずいた。
「元気そうで何よりだ。白波も元気にしてたかい?」
一拍おいて白波が肯定の返事を返す。頭を下げている4人は、影晴の顔にうっすらと浮かんだ意地悪な笑みには気付かない。
そしてなにやら楽しそうに小さく笑い声をもらした影晴は、ふと思い出したように、顔をあげるよう彼らに指示をした。ウィルと白波は割合あっさりと従ったが、残る2人はちょっと躊躇いがちにおずおずと顔を上げていく。そして主が正面の奥のほうにいることを再確認して、嬉しげに自然と頬を緩める。
すると影晴は、ちらっと入口の扉に目をやってから再びこちらに視線を戻し、そして――……
「――さて」
そう切り出したときの影晴の声は、物騒な響きを充満に含んでいた。
「本題に入ろうか」
部屋の空気が一変した。主の目は、笑っていない。
ぞくりと背筋に寒気が走り、恵玲は体を硬直させた。横目に水希を見ると、彼女も表情を凍らせ、まばたきもせずに目を見開いている。今口の中の空気を吐き出したら、白い息でも出てきそうな、そんな冷気が恵玲の身を包んでいた。
4人の反応を確かめるように視線を横に流して、影晴は空気を凍らせたまま話を続ける。
「なぜ、ここに4人そろって呼んだのか」
ゆらりと、影晴は立ち上がった。それだけで、空気の重みが増す。息が、詰まる。
まるで図っているかのように、彼はゆっくりと、もったいぶったようにゆっくりとこちらに歩み寄ってきた。かかとから爪先へ絨毯を踏んでいくのが、息苦しいほどにはっきりと感じられた。……足音まで聞こえてくるようだ。実際ではありえない、重く響く足音が。
――……なに、これ……
この異常な空気に混乱して、恵玲は影晴の顔を凝視していた。目がそらせなかったのだ。その不気味なほどに凪ぎ、どこか狂気を含んだ、その隻眼から。
極度に張り詰められた空気の中、果たして影晴はあくまで口元だけに笑みを浮かべて言ったのだ。
「闇組織E・Cの勢力範囲を、大幅に拡大する」
思わず2、3度まばたきを繰り返した。体の中に氷柱が生じたような寒気に襲われる。
彼を金縛りにかかったように凝視し続けることしかできない恵玲に代わって、ウィルがどうにか言葉を発した。
「なん、で……そんなこと、する必要が……っ」
そこでウィルが、くっと息を呑んでわずかに身を引くのがわかった。そして同じく恵玲も、ついた片膝を半歩引いている。
影晴が笑っていた。満面の、笑みで。
「“なんで”……? そんなこと、君たちが気にする必要こそまったく無いよ。君たちはただ、今まで通りこちらの指示に従ってやってくれさえすればそれでいい」
冷え切った声音。どこまでも凪いだ、ぬくもりなど消し去ったような音。
自分の耳が信じられなかった。自分の目が、感覚が、信じられなかった。
そこでふと、
影晴から物騒な空気が一気に消失した。こちらが脱力してしまいそうなほどにあっさりと、前触れなく。周囲を取り巻いていた冷気も、霧散し消えていった。
「……なんて」
影晴は、意地悪く笑ってみせた。冗談だ、という風に。
「大丈夫。範囲が広がるだけで任務内容は変わらない。君たちは何も心配しなくていい」
すぅっと意識して空気を吸い込む。結局勢力拡大に変わりないではないか、なんていう疑問は心の隅に追いやられる。一度強く瞼を閉じた後、恵玲は改めて影晴の姿を視界に入れた。
すっかり、元に戻っていた。つまり、彼女らが来た直後の穏やかで寛大な雰囲気に。
一瞬、自分は馬鹿な夢でも見ていたのではないかという錯覚に襲われる。今の、1分に満たないような時間、自分はあろうことか主のいるこの場で眠ってしまっていたのではないかという錯覚に。
しかしそんなことはどう考えたって起こり得ないことだし、それ以上に、
体が、覚えている。握ったぬるっとした汗が、まだ手の中に残っているのだ。
恵玲は張り詰めていた空気が緩んだことでほっと息はついたものの、自分の中に生まれた畏怖感を完全にぬぐいさることはできなかった。
- Enjoy Club 第6話『衝撃の刻(とき)』(16) ( No.710 )
- 日時: 2010/11/30 20:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
皆が幾分か体の力を抜いて口の端に曖昧な笑みを浮かべるのを見て、影晴は突然声をあげて笑った。それはちょっとだけ4人をからかうような色を含んだ明るい声で、逆に恵玲たちの心を安心させた。恵玲の一歩前で片膝をついているウィルが、つられたように細い肩を震わす。恵玲はそれを見て自分も頬を緩めながら、隣にいる水希と視線をかわして意味もなく笑みをこぼした。
それは、傍から見たら異様な光景だったかもしれない。恵玲自身、なぜ自分が笑っているのか、本当のところよくわかっていなかった。その中で唯一固い表情のままの白波は、少しだけ視線をそらして何もない床を見つめている。
しばらくして影晴は、目じりににじんだ涙をぬぐいながら笑い混じりに言った。
「そう言えば、紹介したい人がいるのを忘れていたよ」
そう言って影晴は、4人の背後――斜め後ろの方に目を向けた。そちらに視線を流す際、彼の視線が一瞬だけ扉の方に向くのを恵玲は見逃さなかった。
――……まただ。影晴様、さっきから何かを見てる
ちょっとだけ眉をひそめつつ、彼の指す方向を何気なく振り返ると、
「あ……」
思わずといったふうに、ウィルが声をもらした。
扉の左手……その壁際に、スーツを着込んだ1人の若い青年が身じろぎもせずに立っていた。
すらりとした長身。何年も日に当たっていないような青白い頬に、焦点がはっきりと合わないぼんやりとした瞳。唇はただ閉じられているだけで、そこには何の表情も浮かばない。パサパサとした乾いた髪質の茶髪は、毛先にいくほど色が濃くなり黒に近付いている。その髪は所々いい具合にはね、1番長い部分は肩に触れる程度。
ウィルとは違い、その青年に全く見覚えのなかった恵玲は、何の反応も示すことができなかった。
「私の助手の天銀だ。ウィルには紹介したことがあったね」
「はい」
ウィルは頷いて、天銀と呼ばれる青年のほうに丁寧にお辞儀をする。対して彼は、無表情のまま顎を1ミリ程度引くにとどまった。ほとんど動いていないに等しいが。
その少しだけ異様な雰囲気をかもし出した青年に、恵玲は正直親しみはわかなかったが、主の助手だということで最低限の礼儀は尽くすことにした。つまり、ちゃんと彼に向き直って片膝をついたまま頭を下げた。
「麗牙光陰の荒木恵玲です。知ってるかもしれないですけど、“アクション”の能力を持ってます」
すぐに水希も倣って自己紹介をする。その間天銀はちゃんと聞いているのかどうか怪しい様子で、ぼうっと興味のなさそうな顔をこちらに向けている。
そして当然のごとく、順番は白波のほうまで回ってきた。恵玲が横目で見ると、なぜか彼は唇を引き結んでじっと天銀を見ていたが、数秒後渋々口を開きかけて――……
「何者かが侵入したようだね」
不気味に響いた影晴の声に、皆が一斉に主を振り返った。彼の薄い唇には、なぜか淡い笑みが浮かんでいる。腕を組んで入口の扉をじっと見つめるその目には、棘のような光が灯っていた。
扉の前には誰もいない。そしてもちろんあの立派な扉の向こうが、見えるわけがない。……普通なら。
――……影晴様、さっきから何を見てるのかと思ったら、“透視”で扉の向こうを……
「侵入者、ですか……?」
ウィルの顔が不安にかげる。恐る恐るといった声音だ。
恵玲も水希と顔を見合わせ小さく首を傾げた後、その視線を扉へと移した。そしてそらすことなくじっとそれを見つめたまま、ゆっくりと立ち上がる。その黒瞳はわずかな警戒心と、それを大幅に超える自らの力への自信とで彩られていた。
彼女に続いてウィルらも立ち上がり、じっと扉に目を凝らす。皆の視線が、一点に集中した。
「影晴様」
そう言葉を発したのは、恵玲だった。視線はそのままに、後ろにいる主へと声を飛ばす。警戒した空気に包まれるこの空間で、異様に芯の通った余裕のある声だった。現に彼女は舌なめずりをし、片足を半歩引いて、いつでも動ける体勢となっている。
「あたしが追い払ってきましょうか?」
彼女の声が、じんわりと広がるように不気味に響く。白波がちらりと横目で彼女を見る。
しかし。
「――いや」
背後からの主の声。彼女以上に余裕を感じさせる、落ち着いた、それでいてどこか鋭利な刃を思わせる声。彼もまた、周囲を取り囲む張り詰めた空気からははっきりと浮いていた。
「もう、着いたようだよ」
ウィルと水希が目を見開いて後ろを振り返り、影晴を見る。対して恵玲は視線を外さないまま、いつでも能力を使えるように気持ちを高め――……
バタンっと音を立てて、両開きの扉が乱暴に開かれた。
そして、その扉の向こうから姿を現した人物を視界に入れて、
呼吸が、止まった。
同時に周囲から一切の音という音が消え去り、強烈な金縛りにあったように全てが動きを止めた恵玲の世界を、
よく知った声が突き破った。
「――恵玲!」
背中まで真っ直ぐに下りた茶色い髪。その左上部だけを結った白いファーボンボンのシュシュ。こちらに負けないくらい切羽詰まって見開かれた、穢れのない瞳。
声を出そうとしても喉の奥でつっかえて思うように出ず、空唾を飲んで、幾度か口をパクパクとさせ……
息が止まりそうな苦痛にかられながら、ようやく掠れた声を発した。
「あゆ、み……!?」
恵玲の震える大きな黒瞳には、友賀亜弓と紫苑風也2人の姿が、嫌というほどはっきりと映っていた――……
- Re: Enjoy Club ( No.711 )
- 日時: 2010/11/30 20:41
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
6話終了ですww
なんでこんな半端なとこで終わらせた、私……っ←
とりあえず6、7話は続く感じになるんでご安心をww(ぇ
なんていうか……打つの疲れました←←
読んでくださった方ありがとうございましたm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.712 )
- 日時: 2010/11/30 21:31
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
とも桃さん、お久しぶりです^^
この緊迫した場面を自分も息がつまるほど緊張しながら読んでましたww←
影晴様、怖いですね〜……。満面の笑みがまた不気味です…汗))ww
えれさまとあーちゃんどうなっちゃうんだろう…汗))
- Re: Enjoy Club ( No.713 )
- 日時: 2010/11/30 22:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ARMAさん>
ありがとうございます!!
企画はさすがにネタ切れですね^^; 小説紹介もやったばっかりですしww
マイペースにがんばりますww
おww 投票してくださいますか!!
ありがとうございます♪
こちらこそよろしくお願いしますねww
(朱雀*@).゜. さん>
ここではお久しぶりです^^
実は今回の話、作者のくせに私も書きながら背筋ぞっとしてました(←ォィ; いえ、ほんと暖房きいた部屋でくしゃみしましたもん←←
そしてこういう緊迫した空気つくってくれる影晴がかなり好きになりましたww(ぇ いるだけで空気作ってくれるキャラはいいですねーww
えれさまとあーちゃんはお楽しみってことでww←
てかあれですょね、最近のE・C読んでて疲れますょね^^;笑 なんか思いっきりシリアス・ダーク系な話になっちゃってww笑← まぁ予想通りっちゃ予想通りなんですが^^;
でもこのシリアスな感じなのがずっと続くわけではないので、少しの間ご辛抱を><;
コメありがとうございましたー(^^)/
- Re: Enjoy Club ( No.714 )
- 日時: 2010/11/30 23:25
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
6,000字……これから読みますっ!(ぉィ!)
- ついに対峙っ!! ( No.715 )
- 日時: 2010/11/30 23:50
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
6,000字、読むのあっという間でしたよぉ!
殆ど登場人物たちが動かないシーンなのに、流れるように読めてしまったぁ。
いよいよ風也達来てしまいましたねぇぇ!
麗牙への第一声が亜弓とは、想定してませんでした。
>なんでこんな半端なとこで終わらせた
かなりベストな区切り方に思えるのですが……(笑)。
次回は何が起きるんだぁぁ!!
次回にますます期待しちゃいますよ〜!では!!
あ、くれぐれも指の腱鞘炎にならぬよう、お気をつけ下さいな。
- Re: Enjoy Club ( No.716 )
- 日時: 2010/12/01 19:05
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: w79JdDm2)
あーちゃんにバレちゃったんですか?!
恵玲はどぅするんでしょ……
続き、めっちゃ楽しみですッ♪
- Re: Enjoy Club ( No.717 )
- 日時: 2010/12/01 20:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ARMAさん>
コメありがとうございます!!
はい、風也たち来ちゃいましたww
あーちゃんゎ一応主人公なんでww← てかやっぱえれさまとのこと考えるとあそこはあーちゃんかな、とww
区切り方よかったですか!?(ほっ…
実はあそこで区切るってこと自体は前から決まってたんですが、いざやってみたらすごい半端じゃないかコレ?って不安になっちゃったんです><;
大丈夫だったようで一安心。。。
とうとう7話ww 月下を早く出したくてうずうずしてます←
あ・腱鞘炎気をつけますww 気をつけようがないですが(ぇ
でわ、ぜひまたいらっしゃってください♪
ひろ>
バレちゃいました><!!
あーちゃん&えれさま&風也がどういう行動に出るか……
楽しみにしててください♪
コメありがとうございました(^^)/ww
- Re: Enjoy Club ( No.718 )
- 日時: 2010/12/01 21:52
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
言われてみれば、ここでは久しぶりですね!ww
影晴様は確かに空気作ってくれますよねー。影晴様が出るだけで部屋の温度が2・3℃下がるって言うかww
…てかなんで影晴“様”って言ってんだろ、私…ww
お楽しみですかーw えれ様とあーちゃんの対面部分は書いてて辛いですよね、多分。私だって読んでて胸が苦しくなりますww
いや、疲れませんよ全然! 読むスピードがヒートアップしますww
ではまた明日〜^^w
- Re: Enjoy Club ( No.719 )
- 日時: 2010/12/02 20:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
(朱雀*@).゜. さん>
勝手に話を進めてくれるキャラって結構多いんですけど(ex.町田ww笑)、空気作ってくれるキャラって私の書く小説では少ないんですょ><; それだけに影晴は貴重ww
てか朱雀さんまで様付け……www 麗牙の献身っぷりがうつっちゃいましたね(笑
えれさまとあーちゃんゎヤバいです>< でもこういう設定にしちゃったんだからしょうがない……!!←
あ・あと白波の過去バナ書くのもキツそう……>< 楽しみではあるんですけど^^;
そ、そうですか!?ww よかったですっww ありがとうございます!!
でわまたいらっしゃってください♪
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(1) ( No.721 )
- 日時: 2011/01/08 10:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
目の前で開け放たれた扉。その先に広がる大きな部屋。足元から一直線に伸びる品のよい赤い絨毯。扉から2、3メートル離れた、その絨毯に立つ、
――荒木恵玲。
ともすればぐらりと揺れて倒れてしまいそうな体を、私は足を踏ん張ることでどうにか耐えようとした。が、その肝心な足すら力が入らず焦りに顔が歪む。直後、ふわりと体が宙に浮くような妙な感覚を覚え、同時に視界が傾きかけ……
不意に強い力で右の二の腕辺りをつかまれた。視界が赤い絨毯が映った状態でようやく固定される。
「大丈夫か、亜弓。……って、大丈夫なわけねぇよな」
耳元で風也の自嘲気味な声が聞こえ、私のわずかに開いた口から「あ……」と気の抜けた声が漏れた。彼に支えられている右腕に意識をやると、ようやく目が覚めたように体に芯が戻る。すぐに自分の足で立って彼にお礼を言うと、私は顔を上げて再び正面に視線をやった。
揺れる大きな黒瞳。眉はつらそうに歪められ、小さな唇は息を大きく吸いこんだままに開かれている。整った顔を包むのは真っ黒な肩までの髪。全体的に小柄な体型で、スタイルのよい非常に女の子らしい子だ。
私の目にはもはやその子しか映っていない。何を言うでもなく、じっと、ただじっと親友の顔を見つめ続けている。魂を抜かれたように色を失ったその顔を。
ふと、私の頭の中である出来事がよみがえってきた。それは数十分前、部屋で電話を通して交わした風也との会話――……
――『恵玲が、E・Cの本拠地に入っていくのを見た』
その言葉を聞いた時、一瞬思考回路がストップした。……いや、一瞬どころではない。今だってきっと停止したままだ。普段意識もしていないくせに、まるで空気の流れが止まるようなそんな感覚を覚え、そのことにぞくりと背筋を悪寒が走った。しっかりと握っているはずの携帯電話がするりと手から抜けそうになるのにも気付かずに、ただひたすら先程の台詞を頭の中で反芻する。そしてそれを繰り返せば繰り返すほど寒気はつのってきて、私は部屋で1人ぶるりと体を震わせた。
寒い。――どうして? そうだ、急に空気の流れが止まったみたいに辺りが静まり返ったからだ。――どうして静まり返ったの? それは、風也が……。
ゆっくりと瞼が上がっていく。焦点が定まり、一気に視界が明るくなる。
考えるよりも先に、言葉が飛び出していた。
「私も行きますっ」
脈絡がないといえばない台詞だったが、この時ばかりは彼にも伝わっただろう。それまで家から出るのを躊躇うくらい不気味に感じていた分厚い黒い雲なんかあっという間に頭の隅に追いやられ、あるひとつの事柄だけが私の頭を埋め尽くしている。埋め尽くしているだけで、深くそのことについて考えていたわけではなかったが。ただ、行かなくては、と。行かなくちゃいけないと、何かにせきたてられたように発した台詞だった。
目に映る光景はしっかりと色を成している。声もはっきりと耳に届く。自分の言っている言葉もちゃんとわかっている。自分の足が床を踏む感覚もちゃんとあるし、携帯を握る手にも今は力が入っている。
それなのに、相変わらず頭の中は真っ白だった。“荒木恵玲が闇組織のメンバー”。そこから思考が全く進まなかった。
そんな私に対して、風也は電話口で明らかに焦りをにじませた声で言った。
『いや、お前は来ない方がいいっ。てかオレ今からそっち行くから! マジ今言ったことは忘れろっ』
普段は比較的落ち着いた、どちらかというと冷めた口調の彼が口早にそうまくしたてるのを聞いて、私はつい目を丸くした。ついで幾度か目を瞬き、自分でも違和感を感じるほどの落ち着いた声音で返す。
「なんで行っちゃまずいんですか……? すごく気になるんですけど」
本当に落ち着いているときに思い返したら、きっとこの台詞には首をかしげたくなるだろう。このときの私は自分の状況が、恵玲の状況が全く理解できていなかった。それだけ混乱していたのだ。混乱していたくせに、行かなくちゃと何かが私の中でせかすのだ。
もちろん彼にも、『そりゃあまずいだろ……。恵玲的にお前には特に極秘なんじゃねぇの?』と言われてしまう。自分が言えた台詞じゃないが、とも付け足していたが。
しかしこのときの、“極秘”という言葉は、なぜか見えない痛みを伴って私の心を突き刺していた。そこだけ声量が大きくなったように、私の耳にずんと響く。
「……それでも行きます」
そう宣言した声には、自分でも驚くほど妙に決意がこもっていた。そして同時に、風也も電話口で息をのむのが空気から察せられた。
少しの間、沈黙が流れる。しかし、沈黙が流れているというつらさは全く感じない。10秒近くどちらも口を開かなかったというのに、私にはその3分の1ほどの時間にしか感じられなかった。その間私はずっと、睨むように部屋の壁を見つめていた。ところどころ予定の書き込まれたカレンダーがかかっている壁を。
たっぷり間を開けた末に、風也が諦めたように息をつくのが分かった。その一瞬だけ、空気が一気に緊張する。
『……わかった』
彼は低く固い声でそう言った。
『そのかわり、何が起こるかわかんねぇからオレから離れるなよ』
了承の返事を返しながら、頼もしく頷く。この時点で本当に理解できていたのは、彼のこの台詞だけだったような気もした。
- Re: Enjoy Club ( No.722 )
- 日時: 2010/12/06 23:45
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: vDb5uiaj)
こんばんは〜。
更新早いですね〜。
近頃カキコを見る時間を確保しづらくなってきているので、ちょっと焦りましたよぉ。
「……(略)、凄く気になるんですけど」ってとこ、焦る風也と我を通そうとする歩み。なかなか見れないシーンなだけに、今起きている事の重大さが伝わってきますっ!
その後に、「……それでも行きます」。声を押し殺すってこんな感じなんだろうなぁって妄想しながら、緊迫した空気味あわせていただきました〜!
風也が最後に発した言葉「何が起こるかわかんねぇから(略)」……仰るとおりです、マジで(激同)。
では、また〜!!
>>コメの誤字修正。キーボード変えてから妙に誤変換多くなってる。。
- Re: Enjoy Club ( No.723 )
- 日時: 2010/12/06 18:32
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: w79JdDm2)
やべぇ…
友姉ぇ…
僕(w)…
続きがめっちゃ気になってましっ!!!
つか、風也、最初の印象とめっちゃ変わったよね^^♪
- Re: Enjoy Club ( No.724 )
- 日時: 2010/12/06 21:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: vDb5uiaj)
ARMAさん>
コメありがとうございます(^^)ww
なんかあーちゃんも風也もふたりしてテンパってますょね(笑←
てか今回の話は正直書くの難しかったです>< 2人の精神状態がうまく伝わってるかどうかが自信ない……^^;
ほんと風也の言うとおり何が起きるかわかりませんねーwww← いえ、もちろん作者はわかってますがww←←
お忙しいようですが、また来てくださるとうれしいですww でわww
ひろ>
ほんとですか!!?ww
うれしいです〜^^♪
風也は変わりましたね^^
元々話が進むにつれて変えてくつもりはあったんですけど、変わる過程をだいぶはぶいちゃったんですょね〜;;
重要なところではぶき癖がでちゃって>< まぢで気をつけなくちゃ><;
あ・ちなみに変わった部分ももちろんあるんですが、隠れてた部分が出てきたってところもあるかもですww 特に今後ww それがいいところかどうかがきわどいんですが(←ォィ;
いつもコメありがとうございます!!
またぜひいらっしゃってください♪
P.S 明日か明後日、最新話あげます
- 最近コメント残してなくてすいません; ( No.725 )
- 日時: 2010/12/07 19:12
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: BojjKUtd)
ちゃんと見てました! そしてドキドキしてました!←
『そのかわり、何が起こるかわかんねぇからオレから離れるなよ』
オレから離れるなよって……めっちゃかっこいい……
風也の株が急上昇してます(>< )
白波は抜けませんけど(ry
恵玲ちゃん、どうするんでしょう……?
言い逃れもできないですし、誤魔化せないですよね;
続き気になります! 執筆頑張ってください(>< )
あ、でも無理はしないでくださいね!
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(2) ( No.726 )
- 日時: 2011/01/08 10:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
- 参照: 2ページですww
「なん、で……」
今にも消え入りそうな恵玲の震える声が聞こえ、私はハッとして意識を現実に戻した。体の横で両のこぶしを固く握って、動揺した様子でこちらを凝視する彼女と目が合う。よく見ると、小さな唇をかんで泣きそうに眉を歪めてもいた。
しかし彼女はずっとそうしていたわけではなかった。私が自分自身の考えていることすら明確にわからず言葉に詰まっている間に、彼女はその瞳にじわじわと攻撃的な光を宿していったのである。それは今まで何度も見た、単に冷めた目つきなどではなく、威嚇するような敵対感情すら見える瞳だった。おそらく初めて向けられたその感情に、私は心臓を締め付けられるような息苦しさを覚えた。体がしびれたように動かない。それでも、かろうじて彼女の大きな瞳が潤んでいるのが見えたことが、奈落の底に沈みかけていた私の心をギリギリ引きとめてくれた。
こちらからでもわかるくらい、握った手に、絨毯を踏む足に、引き結んだ唇に、何よりつりあがった大きな目に重苦しいほどに力を入れた恵玲は、次の瞬間何かがはちきれたかのような勢いで声を吐き出した。
「なんで、ここがわかったの……っ。なんで、あたしがE・Cだって、わかったの!?」
最初は顔を伏せがちに、何かをこらえるように。そして最後には顔を振り上げてたたきつけるように。そんな彼女の全身の叫びに、私は完全に気圧されて思わず身を引いてしまう。無意識に胸元に右手をやって空唾を飲み、ゆっくりと目を見開いた。そのまま黙って正面にいる恵玲を見つめていると、彼女が肩で息をし、決して泣かまいとするように目を幾度も瞬いているのがわかる。
そして彼女はまだ言い足りなかったのか、整えるように大きく息を吸って、再び激しい言葉を投げつけてきた。
「あたしは……、あたしは……っ! あんたにだけは知られたくなかったの! 風也くんも津波も美久も静音も、今までの友達誰にも知られたくないけど、その中でもあんたにだけは絶対に知られたくなかったの!!」
ところどころ涙声になりながら、恵玲は訴えかけるように胸の中のものを吐き出す。そうして息を切らしている彼女を闇組織のメンバー2人が気遣うように肩に手を置くなり背中をさするなりしていたが、その光景に私の意識は全く向けられていなかった。私の視線はずっと彼女を一直線にとらえたままだったのだ。彼女を見る目に徐々に徐々に力がこもっていくのが、自分でもわかった。
ぐちゃぐちゃに乱れていた、逆に乱れすぎて思考を停止させていた私の頭が、このときようやく目が覚めたように輪郭を取り戻していった。そして同時にある感情が、私の中で明確に固まっていったのである。じわじわと、理解が胸の内に広がった。
――……あぁ、やっとわかりました。自分の考えていたことが。伝えたい、ことが
言いたいことはたくさんある。言葉が、感情が、あふれかえってくる。でも、その中で絶対に伝えなくてはならないことがあるとしたら――
私は先程の恵玲と同じように両のこぶしを力いっぱい握って、一歩前に踏み込んで、彼女に負けないくらいの勢いで叫んだ。
「どうして……知っちゃいけないんですか!?」
根本を覆すような反論に目を瞬く恵玲に向かって、私は言葉を続ける。
「どうして、私は恵玲に全部話してるのに、恵玲は私に何も話してくれないんですか!? 仕方ないって、恵玲は自分のこと話さない子なんだって、……秘密がいっぱいある子なんだって割り切ってたって、そんな風に言われちゃったらいくらなんでも悔しいじゃないですか! 小さい頃からずっと一緒にいたのに。私は恵玲の……親友なのにっ!!」
顔が火照る。のどが、熱い。次々に出てくる言葉とともに、涙まで噴き出してきた。頬を伝う滴はやけに熱をもっていて、それを意識するだけでのどが焦げるように熱くなった。
大した量は喋っていないというのに、極度に張りつめた感情のせいかあっという間に息が切れてしまう。感情の高ぶりでぼんやりとしてきた頭に顔をしかめながら、私はしばらく息を整えていた。
恵玲は眉根を寄せ、涙をこらえるように目に力を入れてこちらを見ている。その震える唇が開く前に、私はやや大きい呼吸を繰り返して、先ほどよりは落ち着いた調子で再び彼女に尋ねた。
「小学校に入った頃から急に家に入れてくれなくなったことは、やっぱりE・Cに関係してるんですよね?」
恵玲が虚をつかれたような顔をする。
十分に予想はついた。恵玲がどういう能力を持っているかはわからないが、いくつか不思議な、それこそ魔法みたいな能力を私は目にしている。そういうあるはずのない能力を自分の子供が持っていたら、親はどうするだろう。どう、感じるのだろう。
――悔しい。悔しかった。恵玲に何もしてあげられなかった自分が。相談すらしてもらえなかった自分が。あまつさえ、……守られる側にさえなったことのある自分が。
何も返事をしない恵玲に、私は涙混じりの声でささやくように言う。
「私、そんなに信用できませんか……?」
恵玲がめいいっぱいに目を見開く。何かを言いかけて、すぐにその口を閉じる。
私の視界には、頭の中には、すでに恵玲しか存在していなかった。
「言っちゃいけないって言われてたんですか? E・Cのこと喋ったら、私が警察に突き出すとでも思ったんですか? 闇組織のことを、恵玲のことを、軽蔑するとでも? それともまさか、私が――」
「――悪いけれど、そのへんにしてもらおうかな」
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(2) ( No.727 )
- 日時: 2011/01/08 10:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
突然、聞き覚えのない声が入りこんで来て、私は矢継ぎ早に投げかけていた言葉の続きをのみ込んでいた。今まで恵玲しか映っていなかった私の世界が急に開けて明るくなり、一瞬思考が追いつかなかった私は呆けてぽかんと口を開ける。驚いたのは私だけではなかったようで、隣に立つ風也も、恵玲たち組織の4人も、一斉に声の主に視線を飛ばしていた。
皆の注目を一身に浴びたその男性は、口元に全てのものを受け入れてしまいそうな寛大な微笑みを浮かべて、穏やかな口調で言った。
「まだ言いたいことがあるみたいだけれど、そのためにこれ以上時間を与えるわけにもいかないからね。こちらも話がややこしくなる前に済ませてしまいたいことがあるし」
彼は一歩、二歩と歩を進めて、恵玲の横に並んだ。歩くのに合わせて揺れる前髪の裏の白い包帯に、なぜだか視線が吸い寄せられる。
「影晴様……?」
恵玲の後方にいる銀髪の少年が、彼の顔色をうかがうように躊躇いがちに声をかけた。その綺麗な少年には見覚えがある。小松家での騒動のときに、テレポートをして私達を驚かせた人物だ。彼の銀髪蒼瞳はそう滅多なことでは忘れない。
しかしその男性――影晴は、特に反応は見せず、口元の微笑みを絶やさないまま平然と言ったのだ。
「恵玲、ちょっとでいいから紫苑くんの動きを止めておいてくれるかな?」
恵玲がぽかんと口を開けて影晴を見上げる。対して彼は正面、つまりこちらを向いたまま、彼女には視線すらやらない。組織の他の3人も唖然とした表情で彼を見つめている。いや、1人だけ横目に見るだけで表情一つ変えない長身の人物もいたが。
私も恵玲同様間の抜けた顔をして動きを止めていると、不意に視界を遮るように正面に立った人物がいた。――風也だ。彼はじりっと片足を半歩後ろに引き、だらんと両手を下げて真っ直ぐに闇組織の面々を見つめている。
そこで私は今更ながら、彼はなぜ恵玲を追ってこんな所まで来ようと思ったのだろう、と内心首をかしげてしまった。しかしその疑問も考えるまでもなく一瞬で解ける。ほぼ間違いなく興味本位だろう。誰だって闇組織なんていう非日常なものを見つけたら、興味をそそられて当然だ。危険を冒してまでここに来るかは別として、だが。
一方たった一言で一気に部屋の空気を不穏なものにした影晴は、全く命令の意味が理解できていない恵玲らを放って、今度はこちらに語りかけてくる。
「君たちがどうしてここに来れたかってことについては、聞かないでおくよ」
いかにもすでに知っていそうな顔で、しれっとそんな台詞を吐く。
「ただ……」
彼の声に狂気の色がにじむ。
「この機会に君たちを無力化させてもらおう」
一同に、緊張が走った。それは私と風也だけでなく、恵玲ら闇組織の面々にもだ。恵玲が信じられないものを見るような怯えた目つきで、影晴の顔を穴があくほど見つめていた。
「さぁ、恵玲」
びく、と一瞬恵玲の細い肩が震える。上目遣いで彼の顔をのぞきこむように見上げる。
私はつい目を見張ってしまった。“あの”恵玲がこんなにも畏れるような様子をみせるだなんて、影晴という人物はどう考えてもただ者ではない。しかし印象的だったのは、ただの“畏れ”ではなく、驚愕や不審といった感情もその瞳に映っていたことだ。銀髪の少年も、何か言いたそうに口を開きかけては閉じる動作を繰り返している。
そんな彼らには構わず、相変わらず静然とした様子で影晴は“命令”した。
「動きを一瞬止めてくれさえすればいい。そうしたら後はこちらでなんとかする」
「オイ、てめぇなめてんのか」
突然そう口を挟んだのは風也だった。私の目の前に立っているため背中しか見えなかったが、2、3メートル離れて立つその男性に殺気を飛ばしていることだけは予想が付いた。
影晴がふっと余裕の笑みをもらし、対して風也はより一層濃い殺気を放つ。
「なんならてめぇからやってやろうか……?」
「いや〜それは困る。私の能力は性質上闘えないからね」
言葉とは裏腹に、影晴は緊張感を感じさせない表情でひらひらと手を振る。
――……風也もう完っ全にドンパチモードに入っちゃってますねー
のんきにもそんなことを考え、再び恵玲に視線を移して、納得のいかない気持ちに唇を噛んだとき。
恵玲がす……と影晴の前に立った。彼女が少しの間目を閉じ深く息をついて、ゆっくりと瞼を上げたときには、
その瞳は透明な冷たい闘気に光っていた。
「影晴様には手出しさせない」
低く張り詰めた、何かを決意したように固く揺らがない声。彼女の“本気”を感じて、私は全身を硬直させていた。
不意に恵玲が一瞬私に目を向け、その視線を風也に戻すと、前を見たまま影晴に声を飛ばす。
「影晴様、お願いがあるんですけど」
「なんだい?」
「亜弓には手を出さないでくれませんか?」
ハッとして彼女を見る。しかし先程のように目を合わせてはこない。
果たして影晴は柔らかく落ち着いた声で言った。
「わかった。危害は加えない」
「ありがとうございます」
恵玲がそう言った、次の瞬間。
恵玲と風也の姿が大きくぶれた。
始まりの合図も何もなく、
2人は同時に床を蹴っていた――!!
- Re: Enjoy Club ( No.728 )
- 日時: 2010/12/07 21:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
……なんか今回の話、比較的すらすら書けて気分が良かったわりに出来が良くない(泣;
急展開すぎましたかね、ちょっと><
もしかしたらこの話、明日修正するかもです。そうなったらごめんなさいm(__)m
或さん>
コメありがとうございます!!
見てくださってたんですか? それはうれしい限りですww
その台詞かっこよかったですか^^? なんとなく書いてしまったセリフなんですが← 良かった?ww
白波はたぶんポイント下がる部分がないですからねww それに対して風也はこの先も批判を受けそうなとこが多くてかわいそうだ^^;←
えれさま〜ww
もしかしたら最新話の展開納得いかないかもです><
ちょっと失敗しましたね、はいww← てか私自信を持ってあげた話が今までないような気が……^^;
ありがとうございますー♪
とりあえず眠いんで寝ます(←ォィ;
でわww
- Re: Enjoy Club ( No.729 )
- 日時: 2010/12/07 21:24
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: EWuSebNO)
参照4000突破オメデトウゴザイマス。
これからも更新頑張ってください、応援しています。
- Re: Enjoy Club ( No.730 )
- 日時: 2010/12/07 21:37
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
うわ〜〜><
恵玲とあーちゃんが話してるシーン、なぜか涙が出てきそうになりました…泣))
というか、影晴様、登場すれば登場するほどイライラする私ww そんな影晴様を守る恵玲…なんか複雑な気持ちです…
最後の恵玲と風也のアクションシーン(?)がかっこいいですね!! たった1行だけなのにさっきまでのしんみりした気持ちが一転して高ぶってきますww
- Re: Enjoy Club ( No.731 )
- 日時: 2010/12/07 22:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
紅蓮の流星 さん>
ありがとうございます!!
ほんとみなさまのお陰です><ww
これからもわくわくするような、続きが気になるような小説をめざしてがんばります!!
(朱雀*@).゜. さん>
涙が出そうって……ほんとですか!?← よかった〜。なんかまぢでほっとしちゃいました……><
てか影晴へのイライラww笑 こちらとしてはうれしい反応です← 影晴を見て「かっこいい〜」とか「イイ奴〜」とかいう反応をされてもそれはそれで困るので^^;笑
麗牙の子たちが崇拝しているだけに、影晴の“悪い“印象をつけるのが大変かもなー…と思っていたので。朱雀さんの反応に安心しましたww
最後のとこ、急展開しすぎたかなと思ってたところなんですが、大丈夫でしたか!? かっこいいなんて言っていただけてとてもうれしいんですがwww
とりあえず次回、楽しみにしててくださいっ♪
コメありがとうございましたー^^!!
おふた方、またぜひいらっしゃってください♪
- 祝!!四千回!! ( No.732 )
- 日時: 2010/12/08 00:42
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: QpE/G9Cv)
こんばんは〜(涙)
今回の話、前半マジで泣きそうになってしまった……。
たま〜にE.Cって、コメディ・ライトから大幅に逸脱するときありますよねぇ〜!……もちろんいい意味でっ!!
「私、そんなに信用できませんか……?」のシーン、俯き加減に髪で顔を覆い、声を発する亜弓を妄想しながら読ませていただきましたぁ。(少々安易か……)
お、2行先に「私の視界には(中略)恵玲しか存在していなかった」ってある。……亜弓は俯いていなかったのかぁっ(シマッタ)。
後半は影晴が割り込んできてしまって、雰囲気変わりましたねぇ!影晴には、"全力で"ブーイングをお贈りしたいと思います。距離と時間の制約を越えて風音に届くかもしれないし……(マジカ?!)
話の最後で、遂に来ましたねぇぇ!恵玲と風也!!
あ、こうなったのも影晴が割り込んだからか……。
ブーイング取り消しかなぁ……。
次回とても期待しておりますっ!!
あと、4000回突破おめでとうございます!!!
- Re: Enjoy Club ( No.733 )
- 日時: 2010/12/09 05:58
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
- 参照: 長文申し訳ないです><
ARMAさん>
コメありがとうございます!!
とりあえず、はい、もはやコメディ・ライトじゃないですね!!笑 作者がシリアス好きなものでww(←ォィ;
てか、前にも言ったかもですけど、私このスレ立てるときシリアスとコメディどっちにしようか結構迷ったんです>< でもラブ要素があるし、最初私ライトってラノベのライトだと思ってたんで、じゃあこれ明らかラノベ系だし、コメディ・ライトで良くね!?と……←
そういう適当な判断……><
で、今シリアスな話になっちゃってるっていう><
まぁこの話は今さらしてもしょうがない話ですね、はいww←
とにかく作者はシリアスなのが好きなので、そっちに突っ走ることもあると思いますが(てかもう突っ走ってますが)ご了承くださいm(__)m←
あと?、あーちゃんの話!!
同感ですww(ぇ
実はそこ、ARMAさんのおっしゃる通り、あーちゃんが顔を伏せてる感じで言わせたかった台詞なんです!! 顔伏せて「信用できませんか?」で、顔上げて「言っちゃいけないって〜」の予定だったんです。だったんですが……問題が発生しまして。恵玲の動作とかぶるんですょ、それ(汗;
でもわたし的にはそこ、いまだに顔伏せて言わせたいとこなんですょねー。てか今書きながら気付いたんですけど、えれさまは顔上げるとこ結構勢い付ける感じなんですけど、あーちゃんの顔の上げ方は大人しそうですょね、場面的にww そこ描写変えればかぶらずにすむかなー…。てかむしろあーちゃんとえれさまだし、動作あえてかぶせちゃうってのもありだったかもしれませんねーwww ってなんか1人ですみません><
……はい、たぶん修正しますwww 修正したらお知らせしますww
すごくためになるご意見ありがとうございましたー!!ww
てかほんっと影晴、あーちゃんの台詞遮るなよってかんじですょね><!! いや、書いてる本人が言うなよって感じですが;
影晴に遥声……(笑 個人的には遥声って、感動的な場面で使いたいかもww 「影晴のバカヤロ〜っ」って叫ぶのってなんかこんなんで遥声を使ったのか〜って後で悲しくなりそうです><笑
はいっ、次回えれさまvs風也です!!ww
楽しみにしててください♪
コメありがとうございましたーっww
- 参照4000突破おめでとうございます ( No.734 )
- 日時: 2010/12/08 18:15
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: BojjKUtd)
わ、わー……泣きそうなんですけど(>< )
"亜弓ちゃん! 恵玲ちゃん! ぎゃー"ってなってたとこに影晴さまが入ってきやがりました((
っていうか風也と恵玲ちゃん戦っちゃうんですね;
私的にどっちも好きだから複雑……orz
とりあえず、ファイト!←軽い
次回楽しみにしてます!
私ももうちょっとで投稿できそうですww
- Re: Enjoy Club ( No.735 )
- 日時: 2010/12/08 20:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
或さん>
こんばんわ〜ww
影晴が入ってきやがりましたww笑← 私も書きながら「うわ、コイツさいてー」って思ってました(←ォィ;) てかそーいえば或さんも影晴、様付けですねww笑
はい、とりあえず2人にはがんばってもらいます^^←
どっちが勝つんでしょうね〜♪
ありがとうございます!!ww
おww 投稿できそうですかっww めちゃくちゃ楽しみにしてます^^♪
でわ、コメありがとうございました―(^^)/
- 参照4000突破!!ww ( No.736 )
- 日時: 2010/12/08 22:07
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
まさかの。
本当にまさかの4000突破です。これはもう、めざせ管理n…(←黙蹴殴 すみません、調子にのりました><
てか私見ちゃったんです、参照がぴったり4000なとこ!! テンションあがりますね、まぢで!!ww 写メ撮ろうと携帯とりかけましたもん← もちろんすぐに正気に返りましたが^^;
これも本当にココに来てくださるお客様方のおかげです……っwwww
自分で上げちゃってる分もかなり多い気はしますが(笑)そういうところは気にしない!!←(てか返信数のこと考えるとこの参照数ってさほど多くないんですょね……↓↓)
とにかく!
みなさま、本当にありがとうございます!!www 心から御礼を……www
ていうかそれよりですねー←
最近ちょっと気がかりなのが、返信数なんですょ^^;
700行ってますょね……?; この小説まだ1章すら終わってないんですけど……!!笑
いったい私はこんなに長いの書いてどうするつもりなんだ……(汗;
まぁとにかく、完結目指して頑張りますww あと何ヶ月かかるんでしょうww笑
で、企画!!ですww
案がある方、ぜひ?ww←
あ・小説紹介は今私の中でブームが過ぎてるのでまた次の機会にということで……←
一応今『キャラ誕生秘話』なるものを書いてはいますが、そんなおもしろいものでもないので^^; てか秘話なんていうほどエピソードないので……←
何か案がある方はご協力くださいm(__)m
でわ、長々とすみませんでした。
改めて、本当にありがとうございました!!ww
もしよろしければ、これからもよろしくお願いします(^^)/ww
- きょわ! ( No.737 )
- 日時: 2010/12/08 22:14
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: BojjKUtd)
本当におめでとうございまーす!
うえええええ、誕生秘話すっごい見たいんですけど!←
小説紹介が無いのはちょっと残念ですが、誕生秘話ものすごい楽しみです(>< )
企画ですよねー。
うーん、キャラ人気投票、シーン人気投票があったので今度はセリフ人気投票とか?
すいません、あんまり浮かばないです;
友桃さんもういっぱいやられてますもんねww
返信1000いっちゃったら過去ログ行っちゃうんですよね。それは困る! どうしようww←
あ、それと質問なんですが、友桃さん確かword使ってらっしゃいましたよね?
私今すごい迷ってるんですが、友桃さんは文字どのフォント使ってますか? よければ教えてください!
- Re: Enjoy Club ( No.738 )
- 日時: 2010/12/08 22:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
或さん>
ありがとうございまーす!!www 或さんのコメほんとうれし〜い♪←
いや、あの誕生秘話はあんまり期待しないでください(笑 ほんとノリで作った子ばかりなんで^^;
てか今書いてたら、2人分書いただけで1600字いっちゃったんですけど(汗; 何をこんなに書いた、私……;
おぉww セリフ人気投票おもしろいww 候補?ww←
ほんといつもご協力くださってありがとうございます!!
そうなんですょ、過去ログ逝っちゃうんですょ(汗;
どうしよう、まぢで……><
でもなんか残りの話数的にちょうどこのスレで1章が終わりそうな感じなんですょね。キリがいいっちゃいい感じww そしたらココのスレタイ『Enjoy Club 第一章』とかになりそうです(笑
だれか〜
過去ログに逝かない方法を〜(無いだろ……
はい、ワード使ってます!!
えっとフォントって文字のやつですょね……? すみません、用語苦手なもので^^;
私は一番オーソドックスな『MS 明朝』使ってますww クセがなくって読みやすい気もしますしね。
あと『MS ゴシック』は個人的にちょっとかわいいと思う。クセ強すぎないしww でも字が濃くなるのかな?
他は使ったことないです><!!
でもたぶん一番小説向きなのはやっぱ『MS 明朝』なんじゃないかとww
- Re: Enjoy Club ( No.739 )
- 日時: 2010/12/08 22:50
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: EWuSebNO)
寸前でスレにロックかけてやればしばらくの間過去ログ行きは免れますぜ。
- Re: Enjoy Club ( No.740 )
- 日時: 2010/12/08 23:04
- 名前: 遮犬 ◆ZdfFLHq5Yk (ID: XvkJzdpR)
何か色々と忙しくてなかなか見れませんでしたが…結構読み進みましたぜbという遮犬ですw
何かすみませんwここではお久しぶりですw
えーと…あ、そうそうw参照4000突破おめでとうございますを言いにきたんでしたw
物語読んだ後なので抜けてしまいましたともw
これからも頑張ってくださいw応援していますよーw
えっと、過去ログにいかない方法ですが、紅蓮さんの仰られた通りロックするのが一番かと。
990レス越えするぐらいが一番ですかねw雑談では自分はそのようにしてますw
それでは、健康にお気をつけて頑張ってくださいw影から応援しておりますw
それでは、長文失礼いたしました><;
- 企画ですかぁ ( No.741 )
- 日時: 2010/12/09 00:21
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: QpE/G9Cv)
こんばんは〜。
企画……なかなか難問ですねぇ。レスも参照もかなりの勢いで増加してしまってるので、大変ですねぇ。
風音の町や学校の案内を亜弓たちにしてもらうとか。あ、あと下橋の案内をあちらの方々にお願いするとか!
ホント企画は難しいぃ。
では、またー!
- Re: Enjoy Club ( No.742 )
- 日時: 2010/12/23 14:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dKbIszRw)
紅蓮の流星さん>
そうなんですか!!
わざわざありがとうございますっm(__)m 助かりましたww
遮犬さん>
お久しぶりですwww
来てくださってうれしいです!!ww
ありがとうございます!! まだまだ先は長いですが、自分が納得いくものが書けるように&読者の方に楽しんでいただけるように頑張ります!!
過去ログの件、ご丁寧に教えてくださってありがとうございますwww そうさせていただきます……ていうかまずそこまで継続させなきゃですねww笑←
はい、寒くなってきましたもんね^^;
遮犬さんも風邪にはお気を付けくださいww
コメありがとうございましたー(^^)/ww
ARMAさん>
こんばんわww 企画案ありがとうございます!!ww
ARMAさんの企画案、本当にすごくおもしろそうなんですが、実は根本的な問題が……←
私、案内できるほど町とか学校の詳細設定してないんですwww←
この店がどこにあって〜とか細かく設定しすぎると、後々困るんですょ。融通が利かなくなって^^;←(……融通の使い方違うかも;)
なんで、せっかく出していただいたのにほんとごめんなさい><!!
もうほんと企画は難しいです>< 楽しいからやっちゃうんですけどねwww←
でわ、またぜひいらっしゃってください♪
- 参照4000突破記念 =キャラ誕生秘話= NO.1 ( No.743 )
- 日時: 2010/12/09 20:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
……すみません、秘話ってほどのものじゃないです。たいして考えずに趣味に走りまくってできたキャラ達なので←
ちなみにこの小説のキャラができたのは3,4年前の話です。たぶんコレ書いてる中で『旧E・C』って言葉が出てくると思いますが、3,4年前に書いてた方のE・Cね……と思っておいてくださいww(今ここでかいてるE・Cは改訂版なのですww)
では早速できた順にいきます!
?.荒木恵玲
たぶん……たぶん最初!← いざ書こうとしてわかったんですけど……覚えてないですね、3、4年前のことなんてww(←ォィ;
でもえれさまは確実に初期にできたキャラですww ただひたすら二重人格が書きたかった……!!← 一応えれさま旧E・Cだともう少し二重っ気(←)が強かったんですww ていうか今よりさらにあーちゃんの扱いがひどかった(笑
私が比較的強い女の子が好きなので、えれさまは完全に趣味に走ってますww とにかく強くしようと! かっこよくしようと! そしてただかっこいいだけじゃつまんないから、ぶりっこ要素を入れちゃおうとww ただ今書いてるほうではぶりっこそんなに強調されてませんね^^; だから好評なのかな……?
で、えれさまができるのとほぼ同時くらいで、キャラに能力持たせよう!って考えが出てきました。最初はたぶん全員能力者にするつもりだったのかな? でも具体的にアクションの能力を思いついたのは、風也ができてからです。ヤンキーキャラに対抗できる子にしちゃおうって感じでww
こんなんかなー。って、あ! 名前の由来忘れてました! 当時ハマってたあるものに「エレ」ってキャラが出てきてたんです← それに漢字を当てました。「恵」って字は元々見た目的に好きな字で(女の子らしくて可愛くないですか?ww)、「玲」って字は当時ハマってた(←また;)某小説のキャラの名前の一文字をいただきましたww
今度こそこれくらいかなー……ってこの時点ですでに800字なんですが(汗; 大丈夫なんだろうか、これ;
まぁとりあえずえれさま終了〜
?.ウィル=ロイファー
もしかしたらウィーくんとえれさまは同じくらいにできたかもww
この子も趣味に走りまくった一人ですww← 見た目に限って言えば、えれさまよりも趣味に走ってます← つまりあれですょ、銀髪蒼瞳キャラが大好きだったんですょ、当時はww 銀髪蒼瞳の子って私好みのキャラの子が多いんです!! クールだったりとか!! で、一人は絶対銀髪蒼…(←しつこい)キャラをつくろうと思ってたんですが、性格をクールにしちゃうと完全に好きなキャラとかぶっちゃうと思いまして、はい、こういう子になりました(ぇ たぶんこの子は万人ウケするタイプですねーww あ・あと長髪なのも私が長髪キャラが好きだからっていうだけの理由です。はい、すみません←
あと名前は、たしか「ロイファー」のほうから先に思いつきました。とりあえず、見た目的に外国人だろうって思って、横文字の名前を色々頭の中で思い浮かべてたら「ロイファー」っていうのがピンときましてww で、語呂的にロイファーにあう名前を色々また思い浮かべてたら「ウィル」ってのが思い浮かびましたww いまさらですが、たぶん世界中どこ探してもこんな名前の人いませんね(笑← ほんとそのへん全く考えていないもので……← なんか書いてたら自分の適当っぷりに哀しくなってきました……←
あとテレポートの能力はすぐに思いつきました!! まぁ定番ですょねwww
それとものすごく笑顔がステキな子にしよう、といつの頃からかそんな願望が……ww あ・それで思い出しました。まぢで具体的な名前を上げちゃうと、当時読んでた『学園アリス』ってマンガに、「天使の微笑み」「悩殺スマイル」って言葉がでてきてまして(笑 「これウィルでよくない!?ww」っていうことで(←謎;)ウィルのキャラ設定の核っぽいのになりました。ほんとヘンな人ですみません。あ・あとこれ、今のウィルが笑顔キャラになってるかどうかっていうのとはまた別問題ですので……。ウィルってキャラを思いついた頃の話ですので、はい。
?.紫苑風也
風也が3番目っていうのは合ってると思われww
この子も趣味に走りまs…(←黙; すみません、もう言うまでもないですね(笑←
えっとですねー…はい、ヤンキーキャラが書きたかったんですww 私、今も昔もヤンキーキャラ大好きなんです、まぢで!!ww とりあえずヤンキ―が出てくればたいてい惚れます(ぇ あ・もちろん現実は違いますょ?笑←
で、モデルってわけでは全然ないんですが、影響してるとしたら『ごくせん』ですね(笑 私大好きなんです、あのドラマww また新シリーズやってくれないかなぁ……って話それました^^;
もしかしたらこの子は、性格も外見も私好みのキャラなのかもしれません。てかたぶんそう← ちなみにこの子は性格と外見は旧E・Cから一切変化がないんですが、下橋での位置がかなり変わりました。てか旧E・Cでは下橋って全然重要じゃなかったんで、その点今書いてるE・Cでは風也の下橋に関する設定が細かくなってるのかな? あ・あとこの子の旧E・Cと今のとで決定的に変わってるところ。――名前ですww(ぇ 名字が変わってますww って前のを明かす気はありませんが(←ォィ;
で、そう、名前!! えっと……『紫苑』って名字は、漢字と響きが好きなだけですww かっこいいじゃないですか、特に紫!!ww← 普通名字に使うものではないんですけどね!!← 『風也』のほうは、たぶん『風』って字を入れたかったんだと思います。好きなんでww 元々麗牙光陰も風牙天明って名前で、そこでも『風』って字を入れてたくらいなんでww てか今思ったんですけど、この字白波に使うべきでしたね^^; 風の能力持ってるんだし……。でも白波、名前に『風』つくイメージじゃないか……。あと話を戻しますと、『也』は語呂ですww← てか個人的に風也って名前は結構気に入ってるんですけどどうなんでしょう。私ネーミングセンスないからなぁ><
え〜と……
書ききれませんでした(笑 すみません、大した内容書いてないのに><
てかほんと適当な理由ばっか^^; 趣味に走ったキャラばかりだというのがよくわかりますね……
また後ほど残りのメインメンバーの誕生秘話(?)紹介したいと思います。
とりあえず今回はこのへんでww
読んでくださった方ありがとうございましたーm(__)m
- きゃー ( No.744 )
- 日時: 2010/12/10 19:44
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: BojjKUtd)
秘話キタ!
強い女の子、私も好きですよ!
そして二重人格も大好物ですよ!
「恵」って字可愛いですよね。私も昔何回か付けようとしましたが、どうも「恵(めぐみ)」しか思い浮かばなくて断念しました。何かピンとこなかったんです、恵(めぐみ)はww
銀髪カッコいいと思いますよ。あ、あとクールな人も!
今のウィルが笑顔キャラ……ではないかもですね、私の中ではww
キリッとしたイメージです。
もう友桃さんはどんどん趣味に走れば良いと思います!←
趣味に走ったキャラみんな素敵だから!
ヤンキーも良いですよね、ごくせんww
二期が個人的に好きでした。最初のやつはちょっとどうしても好きになれない人が出てたのであんまり……ww そして三期は見てなかったりします。←
映画は見に行きましたけどww
あ、すみません私も脱線しました((
風也って名前素敵だと思いますよ! 少なくとも私は好きです!
っていうか友桃さんがネーミングセンス無いなんて言ったら、私は何なんですか? ゴミですか?←
センス有りすぎると思います(>< )
残りのキャラも待ってますww
- Re: Enjoy Club ( No.745 )
- 日時: 2010/12/10 21:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
或さん>
コメありがとうございます!!
私も「恵(めぐみ)」って名前に似合うキャラは今のところいなかったです>< どうしても「え」って読みで使っちゃうかな……。
そうですね、たしかに今のウィルはキリっとした感じですww あ・それか凛としてる感じ?
そんなに特別な笑顔描写してませんしねーww
おっ、いいんですか趣味に走っちゃって!!←
或さん心の広い方だ……www
じゃあお言葉に甘えてガンガン趣味に走っていきたいと思いますっ←←
てか、わ〜www 素敵とかうれしすぐるwww
ありがとうございます><!!
あとごくせん!!
いいですょね!? 私も2期のファンですww あと1期の松潤www
あ・名前で思い出しました……。
たぶん友桃史上(←)一番変わった名前なのは『夜ゑ』じゃないかとwww笑 小6の時に考えた名前なんですょねー(笑 ほんともんのすごい名前を思いつくなぁ私……^^;
てか、或さん最後の、何をおっしゃってるんですか!!笑 あんなに素敵なキャラを作っておいて!!
個人的に或さんの『如月』って名字がお気に入りww まぢお借りしたいくらいww←←
残りの子待っててくださいますか……><!!
ありがとうございますっww
本編を続き全く書いてないので(←)、残りもぼちぼち書いていきたいと思いますww
ほんとありがとうございましたーm(__)m
- 夜ゑ〜!(ソコカヨ!) ( No.746 )
- 日時: 2010/12/11 00:33
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: QpE/G9Cv)
こんばんは〜。
タイトルはスルーしていただいて結構です。
誕生秘話拝見させていただきましたョ。
エレを強い女の子にしたかったって、本当にあらゆる面で"強い"ですね〜!それに加えて、結構直情的なところに惹かれますっ。
恵玲って名前も由来あったんですね。「エレ」っての考えたひと、なかなかいいセンスしてます。そしてそこに「恵玲」って漢字を当てた友桃さん、更に冴えてますよ〜!!
ロイファーって、確かに良く考えてみると、珍しい名前かも知れませんね。話にあまりにも自然となじんでいたので、気にしたこと無かったです。
「笑顔」キャラになってると思いますよっ。あ、でもどちらかというと、恵玲と白波の絡み合いに「苦笑」している方が多いかも知れないですね。(苦笑)
風也は名前の響きから生まれたんですね。こんなに主役並みの活躍しているのに、由来が結構シンプルで、かなり驚き!
そういえば「風牙天明」ってありましたねぇ。でも、今ではすっかり「麗牙光陰」が耳に馴染んでますよぉ。「麗牙」の方が見た目も響きもカッコいい気がしますしね〜。
あ〜、長文失礼いたしましたぁ。
他のキャラの秘話も期待してますよ〜!
では、また〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.747 )
- 日時: 2010/12/11 12:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
ARMAさん>
直情的ww たしかにww
うんうんって頷いちゃいました←
そのうち「ロイファー」で呼ぶ子が出てきますょ^^ なんでロイファーの方で呼ぶのか作者もわかりませんが(←ォィ;
風牙天明ゎ前言った通り完全にパクリですからね^^; あ・もちろん嫌がらせでパクッたほうじゃなくて、崇拝しすぎのパクリですが>< あ〜そういえば新刊買ってない……
麗牙光陰の方はそんなに深くはないですが意味を考えて作ったので、今は変えてよかったって思ってますww 変えたばっかの時は違和感ありまくりだったんですけどね(笑
コメありがとうございましたー(^^)ww
独り言>
最新話展開は完全に頭の中に浮かんでるのに、文章にする気が起きないってのはどういうことだろう>< あれか、苦手なバトルシーンだから尻込みしてるのか^^;
そんなこんなで(?)キャラの誕生秘話の方を先に書き終わっちゃったっていう……。本編書かなきゃ;
- 参照4000突破記念 =キャラ誕生秘話= NO.2 ( No.748 )
- 日時: 2010/12/30 07:50
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1j9Ea2l5)
続きww
本編は明日更新できそうですww
?.有希白波
この子はなんでできたんだっけなぁ〜…と他のことをやりながら1時間くらい悩んでました←
で、思いだせないんで(←)、予想!! たぶん最初の3人結構自分の意見ガンガン言えるタイプが続いたから、逆に無口な人をつくろうと思ったんだと思います!! てかそうとしか思えない(笑← で、どうせ無口ならそれを極めちゃおうとww そんな魂胆だと思いますww
とまぁそれが旧E・Cの頃の話でして……。それから3年、この子は時間がたつにつれてどんどん設定が追加されていきました。あ・でも性格は全く変わってません。周りの人との関係、とかねww
名前についてはめちゃくちゃ覚えてます。この子の名前、最後の最後まで悩みました!! ピンとくる名前がほんと全く浮かばなくて、無理矢理「白波」って名前を考えた後もしばらく納得がいかず。そのうちいい名前思いついたら変えようと思ってたくらいでした(爆 まぁでも書いてるうちに愛着わいてきて結局そのままだったんですけどねww← なんで白波になったのかなぁ。たぶん字面的に「波」って字が似合いそうだと思ったんだろうなぁ。
まぁとにかくそんな感じで白波の方を先に思いついて、そのあとまた困ったのが名字。面白いくらい白波に合う名字が思い浮かばないんですよ!! って実は今でもこの名字は納得いってないんですが(笑← もう愛着だけで突き通しちゃってますww で、由来ですが。「有希」っていう、変な名前が多いE・Cの中でもかなり上位に入るだろうこの変な名字は、漫画のキャラの名字から拝借いたしました。しかも1回くらいしか見たことのない漫画から(笑 そのキャラ特に好きだったわけでもないのになぜか名前だけ覚えてたんですょ。……てかウィーくんのときに『学アリ』の話だしちゃってるし、いいですょね具体的な名前出しちゃって。……かなり古いですが、『ミルモでポン!』の『結木くん』からいただきました!! ミル、ミル、ミルモでポン♪← ……すみません、なんか言いたくなったんです← てかまぢ結木くん名字しか知らないんですが……^^;← どういう子なんだろう。てか実は最初、『結城白波』にするつもりだったんすょね。なんであんなよくわからん字に変えたかなぁ。たぶん『結城』って漢字が白波の顔にしっくりこなかったんだろうなぁ。
あれっ、なんか名前の由来がだいぶ長くなりましたが(てか性格の設定についてはちゃんと覚えてない)、白波はこんなかんじでww
?.棚妙水希
この子も白波に続いて、
お、覚えてない……><← どうしよう……って書いた瞬間思いだしました!!(ぇ そうだこの子、E・Cに家族っぽさをつくりたくて考えたキャラだ!!
一応この時点でみぃちゃん以外の麗牙のメンバー全員そろってたんですけど、なんかあれだったんですょね、皆個性強すぎてバラバラだったっていうか。あ・バラバラっていうと語弊がありそうですが、なんていうか……仕事仲間って感じになっちゃったんですよ。もしくは恵玲と残り二人との恋愛的な? 別にそういう要素を書きたくなかったわけじゃ決してないですが、麗牙についてはどっちかっていうと『家族』な感じを出したかったんですょね。それで、恵玲たち3人の妹的なキャラをつくって、「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」っていう呼び方をさせることで家族な感じを出そうと思ったんです。……良かった思いだして(笑
名前は、水希のほうは完全に見た目のイメージです。漢字は色々当ててみましたね。「水木」「瑞希」「美月」……。う〜ん、こうして並べてみると、やっぱ「水希」かなぁ。みぃちゃんには「水木」はあっさりしすぎてるし、「瑞希」はしつこすぎるし、てかみぃちゃんのイメージじゃないし(「水木」のがまだありうる)、「美月」……いや、絶対みぃちゃんじゃない(笑 ってなかんじでww
それで名字ですが、実はひそかにお気に入りですww って前に言ったことがあるような気もしますが^^; みぃちゃんの見た目的に「妙」って字が似合うってずっと思ってたんですが、ちょうど友達に「棚村」って名字の子がいて、「合うじゃん!」ってなってそれをもじりました。 たぶんこの名字は私が気に言ってる名前ベスト3に入るだろうな……。てか今度気に入ってる名前ランキングでもつくろうかな←
みぃちゃん終了〜
?.友賀亜弓
まさかの主人公最後ですww
あ・残りの下橋とかクラスメートとかは、皆その場限りのつもりで作ったキャラ達なんで、いいですょね。ちなみに町田とかその筆頭ですょ(笑
えっとあーちゃんの話に戻ります。
E・Cはすごく変なキャラ設定の仕方をしまして。メインメンバー5人決めた時点で、主人公像がほんとに全く決まってなかったんです(爆 まぢ見た目も名前も性格も他のキャラとの関係も!! 逆にすごい。今考えるとありえない(笑
でもこの子は案外イメージはすぐに決まったのかも。とにかく他の子達のキャラが濃いから、主人公は逆に普通の大人しい子にしよう、と。で、他の子達がケンカ強かったりジャンプ力半端なかったりテレポートできたり風操れたり辺り一帯闇にできたりするようなとんでもない子たちの集まりだったので、その辺も真逆にしちゃおう、と。つまりあれです、勉強苦手でスポーツもあんまり……っていう普通な子にしたんです。
で、名前の由来ですが、この子は完全オリジナルwww って亜弓って名前はよく聞きますが、何かを参考にしてっていうより、パって頭に思い浮かびました。で、友賀の方は、これこそオリジナルですねww とりあえずこの子の名前のどこかには「友」って字を入れたかったんです。別に特別な理由はないんですけど、字面が似合うっていうのと、この字を入れると印象が優しくなるかなぁっていうのがあって。で、「友」って字を名字に入れることを決めてから、残り一文字は色々あてはめました、五十音順に(笑 「友あ」「友い」「友う」……みたいなww この方法歴史のテストのときによくやります(笑 まぁ名前はそんな感じww 主人公は完全オリジナルで考えられて、わたし的には満足してます。
最後にこの子の1番の特徴の「ですます口調」。ちょっと意外かもですけど、その設定話を書きはじめる瞬間まで全く考えてませんでした(旧E・Cの話)。ただプロローグを書きおわって、「よし、1話は主人公の独白から入るぞ!」って1話冒頭として書いた1行目が、敬語の文だったんですww 完全に無意識。1行書いた後に筆止まりましたもんww 「あれっ、敬語になっちゃった」って。で、元々あーちゃんのキャラが、同じく大人しめなみぃちゃんとかぶりそうなのを気にしてたんで、これで差をつけようと思ったんです。不思議なことにあーちゃんが「ですます口調」って決まった瞬間に、あーちゃんのキャラが私の中で一気に固まったんですょねww
あーちゃんってなんかキャラの濃い他の子に飲まれちゃいそうですけど、やっぱり私の中ではこの子以外に主人公はありえませんww
てことでよくわからん企画、お付き合いくださった方ありがとうございましたーm(__)m
よしっ、これから次話ワードで打つぞ!!
- Re: Enjoy Club =キャラ誕生秘(?)話= ( No.749 )
- 日時: 2010/12/11 23:19
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
お久しぶりです。
そして参照4000突破おめでとうございます。いまさらかもしれませんが……。
亜弓については、何となくそんな事だろうなと予想していましたね、キャラ的に、
「さあ、書くぞ〜! ……あれ? 主人公の名前なんだっけ? ええと、資料資料……あ、あった。亜弓ね。よし、覚えた! さあ、張り切って書くぞ〜! ……あれ? 主人公名前なんだっけ?」
みたいなことがリアルでありそうじゃないですか。
「キャラ固まってないし!」
とか
「交友関係終わってない!」
とか
「結局最後この子どうなるの!?」
とかもあるように思いますね。
とにかく不遇の雰囲気を醸し出しているという事で……。
それでは。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(3) ( No.750 )
- 日時: 2011/01/08 10:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
風也が勢いよく床を蹴って一気に距離を詰めようとすると、同時に恵玲も全く同じ動作をとっていた。耳元で、風を切る音がする。風也自身自分のスピードにはかなりの自信を持っているが、彼女も全く負けていない。風也は彼女の姿が高速でズームするように正面に迫ってくるのを見て、2人の元いた位置の中間あたりに一度右の爪先で着地し、即座に足先を器用に使って右へと体をスライドした。同時に、直前に彼が一度着地した場所を、恵玲の突っ込んだ勢いそのままの回し蹴りがかすむような速さで振り抜かれる。冷えた風が風也の頬をなでる。彼女のその動きを予想し冷静によけた風也は、一度後方へと跳んで相手との距離をとった。恵玲も一発目をはずしたとわかった瞬間、反撃を警戒したのかいったん後ろに引いている。
2人はお互い距離をとって動きを止め、なめまわすように相手の様子をうかがっている。じりっと足の位置を微調整して、いつでも踏み込めるように構えて相手のアクションを待つ。
これが屋外であったなら乾いた風が一陣吹き抜けただろう緊迫した静寂の中で、風也がややあって呆れたような、しかし隠しようのない喜色を含んだ笑みをもらした。
「初っ端から回し蹴りって、やることがいちいち派手だよなぁ……」
言った瞬間風也は、自分で自分に苦笑をもらしている。
――……やべぇ、オレ楽しんでる
どうしてここに来たのかとか、ここに来て何がしたかったのかなんていうことは、すでに彼にとってはどうでもいいことだった。今彼の意識は、ほぼ全て荒木恵玲に注がれている。有名な不良のたまり場である下橋でさえ肩を並べる者のいない、群を抜いた強さを誇る彼と、対等にやり合える、ごく稀な存在に。
ただし彼は、ある気にかけるべき重要なことももちろん忘れてはいなかった。それは扉の所で呆けたようにこちらを見ている、友賀亜弓の存在。好都合なことに恵玲が彼女に手を出さない条件をあちらの頭らしき人物につけてはくれたが、どこまで信用できるかわからない。だから、他の誰かが亜弓に危害を及ぼそうと近付いてきたときに、すぐに対応できる範囲でやり合うつもりなのである。彼女のことを気にかけながら恵玲の相手ができるのか、と言われれば正直その余裕はないのだが、しかし今の状況なら話は別だ。恵玲はまだ亜弓の登場に、頭からの突然の命令に、動揺している。
風也は口端をつり上げ、いつもよりもずっと固い表情でこちらを見つめてくる恵玲の顔を見返した。
すると恵玲は引き結んでいた唇から力を抜き、少しだけ表情を緩めたようだった。
「風也くんだってやるつもりだったくせに。そういう体勢だったじゃん」
彼女の目が好戦的に光る。風也は苦笑混じりに言った。
「2人で回し蹴りやったらすげぇことになりそうだったから、やめたんだよ。あいにく我武者羅に突っ込むタイプじゃないんでね」
「あ、そうなんだ。ちょっと意外」
わざとらしく大きな黒瞳をパチパチとさせて、恵玲が驚いたように言う。それに対し特になにも返さなかった風也は、第2ラウンド行くか、と自らの内で気持ちを高めたところで、
ふとある人物が視界の隅に入り、思わず眉をひそめてそちらに目をやってしまった。
すらりとした長身。お世辞にも顔色がいいとは言えない白い肌に、スーツを着ていてもわかる痩躯。毛先にいくほど色が濃くなる乾いた質の茶髪に、感情というものが全く読み取れない、完全に無表情な顔。そんな見覚えのない男が、風也から見て扉の左手、窓の近くに無言で佇んでいた。
そのことに今更ながら気付いた風也は、正直驚きを隠せずにいた。人の気配を読むのは割合得意な方だったのだ。それに加えどう考えても初対面のはずなのに、記憶の隅を刺激されるような感覚がして、風也は露骨に顔をしかめていた。
その男は実に不気味なことに、無感情な瞳をこちらに向け、長い両腕をぶらんと体の横に下げた状態で、ろうで固められたように身じろぎ一つしない。風也がはっきりと不審げな視線を投げても、眉一つ動かさないのだ。
舌打ちをしたい気分にかられながら視線を恵玲に戻すと、こちらの様子をじっとうかがっていたらしい彼女は、親切にも小声で彼のことを教えてくれた。
「あの人、天銀さん。あたしも今日初めて会ったから、よくは知らないけど」
風也は思わず目を見開く。
――……あま……!?
つい声に出しそうになるのを、かろうじて押さえこんた。頬から顎を伝って首筋へ、冷たい汗が一筋滑り落ちる。先刻の白波の台詞が頭をよぎっていた。
――“天銀には気をつけろ”
風也は意識して平静な表情を保ち、改めて片足を引いて臨戦態勢をとる。
「なんか薄気味悪い奴だが……まぁいいや。続きといこうぜ」
「おっけぇ。あたしも風也くんに隙をつくらなきゃいけないから……ねっ」
先程よりもかなり余裕を取り戻し普段のペースに戻りつつある彼女は、自分の台詞で勢いをつけると同時に、その場から姿を消した。……いや、もちろん消えたわけでは決してない。彼女の動きが速すぎて常人の目には捉えられないのだ。しかし風也は身体能力に関しては常人という枠からわずかばかり逸脱した存在である。一瞬は彼女の姿を見失いかけたものの、すぐに彼女が低い姿勢で背後へと回りこんでくるのをはっきりとその目にとらえていた。
斜め後方を振り返るのと同時に、彼女の破壊力抜群の蹴撃が下から弧を描くように振り上げられる。空間を切るようなそれを頭を引くという最小限の動きでよけると、彼は不意に丁度いい位置にあった彼女の肩口の服をつかんで体勢を崩させ、間髪置かずにミドルキックを放った。が、流れるような勢いのまま掴んだ手は服を引いた直後、滑るように離れてしまう。それでも彼女の体勢が崩れていることに変わりはなかった。
たいていの奴は一発でノックアウトというしなるような蹴撃を風也は止めない。この程度だとまだ手加減できるほど自分は優位には立っていないと思ったのだ。
そして予想通りと言えば予想通り。
瞬間右のすねの辺りに鈍い衝撃が広がり、風也は顔をしかめた。それこそ俊速でこちらを振り返った恵玲が、中腰の体勢で両腕を顔の前に立て、彼の蹴り足をガードしたのだ。それでもかなり苦しまぎれの手段ではあったらしい。彼女の顔が苦渋に歪んでいる。風也は彼女の腕に右足をぶつけたまま、その足を振り抜いた。
ふわっと恵玲の小柄な体が浮く。一瞬見えた彼女の表情には驚きではなく、今にも舌打ちが聞こえてきそうな苛立ちの色が浮かんでいた。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(3) ( No.751 )
- 日時: 2011/01/08 10:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
「恵玲!?」
「恵玲姉ちゃん!」
外野から驚愕と不安の入り混じった声が飛んでくる。
しかし、さすがと言うべきなのだろうか。彼女はそう簡単にやられる人物ではなかった。
蹴りで思い切り吹き飛ばされた恵玲は、床に滑るように肩から着地した瞬間、手の平で床を押してその反動で一回転。そのままトンボを切って風也と間隔数メートルの位置に華麗に着地したのだ。風也がピゥッと口笛を吹き、興奮した目で彼女を見る。恵玲も服についた汚れを申し訳程度に払いながら、「痛いなぁ、もう」と呟き、悔しさと興奮を混ぜ合わせたようならんらんと光る瞳で彼を見据えた。
不意に、「あ……」と風也が思い出したように呟く。
「今の、この間屋上でケンカ売ってきたやつの礼ってことで」
一拍置いて恵玲が苦い表情を浮かべて頷く。
「あぁ、亜弓とのときのやつね。ていうか今、展開一緒だったよね? あの時は確かあたしが投げとばして、風也くんが綺麗に着地したんだっけ?」
「確かそうだな。てかお前と型が似てて地味にびっくりしてるんだが」
「うん、あたしも思ってた。蹴るのとかステップの感じとかね」
恵玲が好意的に微笑んでいる。妙に柔らかい空気になってしまい、風也はつい緩んでしまいそうな緊張感をどうにか体の内にとどめていた。このままだと周りに亜弓やE・Cのメンバーがいることすら頭から飛んで、こちらに没頭してしまいそうである。おそらく恵玲も似たような状況だろう。再びその瞳に不敵な色を宿した彼女は、小さな唇で弧を描いて、舌なめずりまでしている。風也はつい呆れたような空笑いをもらしそうになったが、自分も人のことは言えない、と内心苦笑していた。
外野はふたたび静まり返っている。いや、もしかしたら自分が恵玲との対決にのめりこみすぎて、周囲の音を遮断してしまっているだけかもしれない。そう考えた瞬間、不意に小さな危機感がわいてきて、風也はチラッと横目に扉の方を見た。亜弓が胸元に手をやったまま、困ったような顔つきでキョロキョロと視線を走らせている。とりあえず無事であることがわかって風也はほっと息をつき、改めて気合を入れ直した。
そして恵玲と視線を合わせ、お互いすぐにでも動けるように片足を引いて、相手の動きをつりあがった目でじっと観察して……
ふと斜め後方――亜弓のいる位置に新たに人の気配が生じて、風也は血の気の引いた顔で勢いよくそちらを振り返った。
彼の視線の先で、申し訳なさそうに眉を下げたウィル=ロイファーが、テレポートで亜弓の背後に出現。彼の手刀が、亜弓の首筋にたたきこまれようとしていた――
- Re: Enjoy Club ( No.752 )
- 日時: 2010/12/12 16:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
山口流さん>
お久しぶりですww そしてありがとうございます!!ww
例えがウケました(笑
あ・でも「キャラ固まってないし!」については、1話冒頭で「ですます口調」にした瞬間にキャラ一気に固まった感じなんで結構大丈夫だったかもww
あとごめんなさい、「交友関係終わってない!」ってどういうことだろう><;← わからない……^^;
てか確かにあーちゃんは不遇な雰囲気かもしだしてるかもですねー(笑←
その原因はほとんどえれさまにあるような気もしますがww笑
でわ、コメありがとうございましたー^^
またぜひいらっしゃってください♪
- 更新だ! ( No.753 )
- 日時: 2010/12/12 16:54
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: BojjKUtd)
有希白波って名前、私好きですよー。
っていうか確かに、白波って名前だと良い感じの名字がなかなか思い浮かばないww
でも"有希"って、何か私はすごく好きです!
気に入ってる名前ランキング良いww
是非、いつかお願いします。
主人公のキャラって、なかなか決めるのが難しいと思ってます、私はww
やっぱり主人公中心に進んで行くから、途中で気に入らなくなったら困りますし。
「ですます口調」は割と後から決まったんですね。何となく最初から決まってたのかなーと思ってましたww
やべぇ、私も楽しんでる。←
というわけで、風也の言葉をお借りしちゃいましたww
バトル楽しいなぁ。ワクワクします。描写がすごくて、すぐ脳内アニメーション化されましたww
恵玲も風也もカッコいいですねー!
と思ったら、最後!
え、ちょ、ウィル何してんですか? ウィル何してんですか?(驚きのあまり二回言いました)
つ、続きを! 友桃さん、続きを……っ!
- Re: Enjoy Club ( No.754 )
- 日時: 2010/12/12 17:00
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
お久しぶりです^^
秘話でこんなに文字数使う友桃さんが凄いですねww←
一つ一つコメントしていきたいんですけど、大変なので掻い摘みます><
えーっと白波! 『ミルモでポン!』読んでました…恥))12巻まで全部ww 漫画本家にありますよーww← なぜか小学生の頃めちゃくちゃ好きだったww
あーちゃんの「ですます口調」、旧E・Cでは決まってなかったなんて驚きです! やっぱ「ですます口調」があるからこそ、あーちゃんが成り立つんだろうなあ…とか思いましたw
恵玲と風也のシーンが凄くハラハラします! なんか2人の激突シーンは読んでて飽きないですねww
では、また!
- Re: Enjoy Club ( No.755 )
- 日時: 2010/12/12 17:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
あ〜…すみません、私の書き方がいけなかった……!!
あーちゃんの「ですます口調」は、3,4年前にかいた旧E・Cのときの1話の冒頭で決まりました!! ややこしいっ← 旧E・Cなんてあるからいけないんだ!!←
え〜とためしに順番にかいてみようかな。。。
≪3,4年前≫
「二重人格&能力モノ書きたい!」ってなる→えれさま誕生(笑 続いて他のキャラ四人もできてって(あーちゃんもできてますよ)……
旧E・Cの物語のイメージがなんとなく固まってくる→旧E・C執筆開始(バカな私はこのときプロットなしで旧E・C書き始めます)
旧E・C1話冒頭、あーちゃんの台詞が無意識に「ですます口調」になる!→「このままですます口調にしちゃえ!」ってなってあーちゃんのキャラがここでかなり固まる(なんかですます口調って設定したら、他の性格とかそういうのもイメージが一気に固まったんですょ。不思議な話……ww)
≪たしか1、2年前くらい≫
プロット書いてなかったがために&それがちょうど受験期と重なって、旧E・C挫折!!(ノート5冊分かいてたのに……><)
≪現在≫
受験が終わってまた小説を書きたくなる→「よし、E・Cを書き直そう!」
↓
登場人物はそのままでE・Cを書きなおす=それが今ここでかいてる『Enjoy Club』www
うわー見にく><;
これだと少し時系列がわかるかな……? わかるといいな……www
てかまぢ旧E・Cややこしいゎ;;
コメはまた改めてww
- Re: Enjoy Club ( No.756 )
- 日時: 2010/12/12 17:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
或さん>
そ、そうですか!!ww← 読者の方が気に入ってくださっているのなら満足です(ぇ ありがとうございますww
気に入ってる名前ランキングはまた気が向いたらやりますねww
たしかに主人公気に入らなかったら途中で挫折しそうですもんね^^;
でもあえて自分の嫌いなタイプのキャラにさえしなければ、書いてるうちに愛着わいてきますからねww だから私はそこまで悩む方でもないのかもww
とか言ってたぶん私が気に入ってるキャラランキング書いたらきっとあーちゃんはそんなに高くないんだ!!← いや、それは決してあーちゃんが気に入ってないわけじゃなくて、他のキャラに好きなのがいすぎるんだ!!←←
てかあーちゃんは現実にいたら一番友達になりたいタイプかもww(ぇ
……!!
バトルシーンイメージしていただけましたか……!!www よかった、ほんと!!
正直バトルシーンは難しいんですょ、楽しいんですけど><ww 頭の中でイメージはあるのに、文章にできない。特にキャラが今どういう状況で(態勢とか位置関係とか)戦ってるのかを表現するのが難しいです><
だから脳内アニメーション化とか言っていただけるとめちゃくちゃほっとしますwww
ウィーくんなにしてるんでしょうね〜ほんとww(←ォィ;
次話、お待ちくださいww←
コメありがとうございましたーm(__)m
(朱雀*@).゜. さん>
こんにちわww
自分でも2ページ使うとは思いませんでした(笑
でもこれ無駄な言葉省いたらきっと500字以内で収まるんだろうな……
ミル、ミル、ミルモでポン!←
さっきOPの動画を見て、そういえばこんな曲だったなぁ〜となつかしんでおりましたww OPはなぜかすごく覚えてましたww
やっぱあーちゃんは「ですます口調」ですょね!?←
あーちゃんが突然、「恵玲、クレープたべよ?」とか言い出したら一瞬耳疑いますもん、絶対(笑
ハラハラしますか!?ww← うれし〜っwww
でわ、またいらっしゃってください♪
- Re: Enjoy Club ( No.757 )
- 日時: 2010/12/12 18:16
- 名前: 亮 ◆D0x3gjOu9s (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 生まれる前からずっと一緒。
お久しぶりです。
覚えていらっしゃるでしょうか・・・^^;
勿忘草です。名前変えて、戻ってまいりましたv
なのですが、ロックした小説は再開出来ないのです^^;
アホな亮は新しいお話が頭に浮かんで、そっちへ意識が持ってからましたw
本当は受験終わるまでは・・・・・・!!とおもっていたんですが^^;
我慢できなかったですw
お話、読ませていただいてますv
話が進む事にヒートアップして、すごくすごく、楽しいです!!
よろしければまた、お友達になってくださると嬉しいですv
- Re: Enjoy Club ( No.758 )
- 日時: 2010/12/12 18:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
亮さん>
勿忘……いえ、亮さん!!←
お久しぶりです!!www もちろん覚えてますともwwww
また来てくださってありがとうございますwww 「勿忘草」って字を見たときめちゃくちゃうれしかった……!!←
前の小説が見れないのはすごく残念ですが、でも、新しいのもすごく楽しみです!! もう本当心から応援しておりますwww
あと受験もファイトです←
続き読んでくださいましたかwww ありがとうございます><!!
そして友達の件、こちらからお願いしたいくらいです!!ww また仲良くしましょうねww
でわ、コメありがとうございましたー♪
- Re: Enjoy Club ( No.759 )
- 日時: 2010/12/12 20:47
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: QpE/G9Cv)
こんばんは〜。
遂にあの二人、激突ですねぇ!
やはりとてもエキサイトします!!
最後のウィル。これかなりヤバいですね!
組織の存在が真っ当でないだけに、勝負も素直にはさせてくれないのかぁ。
風也だったらウィルの手刀防ぐの間に合うだろうか……。間に合わないかな……。
話の区切り方絶妙ですねぇ。
次回楽しみです!!
では、またっ!
- =キャラ絵= NO.12 ( No.760 )
- 日時: 2011/01/04 22:35
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/banner.html
久しぶりのキャラ絵ですww
っていっても今回はキャラ絵じゃなくて、バナーなんですが^^;
これもかな〜り前に某友人が描いてくれたやつですww
風也のカラーバージョンこれしかないんで載せてみましたww
P.S バナー貼ってくれるという神的なお客様が現れたのでまぢにバナーっぽくしておきましたww
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.761 )
- 日時: 2010/12/13 18:50
- 名前: 亮 ◆D0x3gjOu9s (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 生まれる前からずっと一緒。
こんばんわ^^
覚えていてくれて、本当に嬉しいです!!
亮の小説にも、コメありがとうでしたvv
前の小説のキャラたちには悪いコトしたなぁ、と思っています^^;
なので、新しいのにサブキャラとして出そうかな??なんて思ったり。
応援ありがとうございます!!
受験の方も、頑張りますよ!!ww
読んでますよぅ^^
相変わらず、風也くんとウィーくんに心を奪われてますw
お友達、改めて宜しくです!!!
また来ますーv
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.762 )
- 日時: 2010/12/13 20:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
ARMAさん>
そうですね〜ww もともと影晴的には風也vsえれさまを目的にやってるわけではないですからww
あーちゃんはどうなっちゃうんでしょうねー^^←
区切り方よかったですか? ありがとうございます!!ww
コメありがとうございました!!
亮さん>
私もまた来てくださってほんとうれしいですwww
サブキャラとして出してください!!(ぇ
成夏くん&郁奈ちゃんまぢLOVEなんです!!www← てかまた成夏くんに会いた〜い><www←
風也とウィーくんww これからもたくさん活躍(?)すると思うんで、応援してあげてくださいっww
てかいまさらですが、亮さんって女性の方かと思ってたんですけど……どっちなんでしょう?← なんか新しい名前がかっこいい男っぽい名前だなぁと思って^^
……まぁそれはいいとしてww(ぇ
改めてよろしくお願いしますねーww コメありがとうございましたー!!
- キャラ絵! ( No.763 )
- 日時: 2010/12/13 22:04
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: BojjKUtd)
これまた素敵だなぁ(>< )
小説も素敵なのに絵まで素敵って……!
良いなあww ほんと何もかも羨ましいです、この小説ww
- Re: Enjoy Club ( No.764 )
- 日時: 2010/12/14 07:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
或さん>
ほんと某友人のキャラ絵素敵ですょねww←
てか或さんの小説にもすごく素敵な絵を描く専属絵師さんがいらっしゃるじゃないですかww
いつもコメありがとうございます!!
でわ^^
- Re: Enjoy Club ( No.765 )
- 日時: 2010/12/15 23:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
独り言>
……次話の執筆に滅茶苦茶苦労してる友桃です。
キャラが全然動いてくれません……って、違う、愚痴を言いに来たんじゃない;←
書き上がればの話ですが、23日くらいにクリスマス・ショート・スト―リーでも上げようかなぁと思っております。風音高のメンツで。最近登場してないクラスメートたちを出したいなぁと^^
とりあえず報告まで。
てか更新遅れて申し訳ないですm(__)m
でわ^^
- 風也フルカラァ! ( No.766 )
- 日時: 2010/12/16 00:19
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: QpE/G9Cv)
こんばんは〜。
暫くカキコのサイト自体に来てませんでしたが、バナー載せられたんですねぇ。
しかも風也がカラー!
見れば見るほど、近寄り難い雰囲気します。鮮烈な金髪と喫煙モード。確かに下橋でしばしば喧嘩になるのもわかる気がしますっ。
>23日くらいにクリスマス・ショート・スト―リーでも上げようかなぁと思っております
すばらしいですねっ、クリスマスSS!!。是非、水希サンt……(被弾)。
それか、プレゼントの中に水k……自重しときます……。
あ、風音高のメンツって書いてあったんですねぇ。本気で気がつかなかった。。。
失礼しましたぁ。
- Re: Enjoy Club ( No.767 )
- 日時: 2010/12/16 16:23
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
こんにちわ〜^^
テスト期間中だけど遊びに来ちゃいました♪ww←
クリスマス・ショート・ストーリーですか!
いいですね〜♪ めちゃくちゃ楽しみですっ><
風音高のメンツですか! 津波とか久しぶりだなぁww
楽しみにしてますね^^
では!(勉強しないと…汗))w
- Re: Enjoy Club ( No.768 )
- 日時: 2010/12/16 16:46
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: 8APypGif)
久しぶりです^^
友姉ぇさん♪
読んでたんですけど…
コメント忘れててっっ!
ごめんなさい!!!
めっちゃ読んでて楽しかったです!!!
更新、楽しみにしてます☆
- Re: Enjoy Club ( No.769 )
- 日時: 2010/12/16 17:24
- 名前: 亮 ◆D0x3gjOu9s (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 生まれる前からずっと一緒。
こんにちはー^^
読み返させて貰ってましたw
やっぱり、ウィーくんと風也カッコいいです!!
強いですね、カッコよすぎますw
あ、あと、影晴様、すっごいツボです・・・!!!ww
出しちゃいましたw
ホントにホントに、サブキャラですよ?!設定違いますし^^;
あわわ、そう言ってくださると、嬉しいですv成夏も幸せでしょうbw
女の子ですw中3の、駄目な女の子ですよww
新しい名前は、好きなキャラから頂きましたww
それではノシ
- Re: Enjoy Club ( No.770 )
- 日時: 2010/12/16 18:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
ARMAさん>
風也の喫煙なつかしいですww なんかそのへんの細かいとこちゃんと書けずにここまで来ちゃったなぁ〜…
あと実は彼、ケンカらしいケンカはしてないんです。下橋でのケンカについては、E・Cとの一悶着が終わった後色々書きますので^^
はい、風音高のメンツですww
E・Cは今出まくってますからね〜。あ・みぃちゃんセリフ少ないか><
どこかでみぃちゃん活躍させたいんですけど、いざやろうと思うと難しいんです。彼女に任務参加させたり能力使わせたりするのになぜかためらいが……。
みぃちゃんは日常生活で出したいかなww
(朱雀*@).゜. さん>
こんにちわww
久しぶりにほのぼのな、のほほんな話を書きたいと思いますww いつになるかわかりませんが^^;
津波とかも久しぶりですょね!! たぶん忘れてらっしゃる方が多いでしょうから(笑)この機会に彼女たちを思い出してもらおうと思いますww←
ありがとうございます!! テスト勉強頑張ってくださいねww 白波が陰から応援しておりま…(←黙;
……白波応援とかするタイプじゃないか^^;笑←
ひろ>
お久しぶりですww
あ・いえいえ、こうして来てくださるだけでほんとうれしいです!!ww てか読んでくださってたんですか? ありがとうございますww
読んでて楽しかったって、ほんとすごくうれしい……っww なんかやる気がでてきました(ぇ
どうにかして次の話書きたいと思いますww
よしっ、がんばろ!!←
亮さん>
こんにちわww
読み返してくださったんですか!! なんかうれしい(ぇ
でも確かに間空いちゃうと前の話わかんなくなっちゃいますし(この小説長いしww笑)、そうしてくださったほうがいいかもしれません←
てか作者の私も前の話だいぶ忘れてるっていう(←ォィ; まぁ時々矛盾してないか確認のために部分的に読み返してはいますが^^;
ウィーくんと風也っち推してくれる方貴重です〜ww 白波派(←)が多いもので(笑
てかそういえば『キャラのあだ名』のページに載せてないけど、風也のこと私と某友人『風也っち』て呼んでたなぁ……。このあだ名で呼ぶとキャラのイメージ崩壊しちゃうかなぁ……(笑
てか影晴ツボですか!?笑 それ何話の時点でなんだろうってちょっと気になります!!← かくいう私も最近彼がお気に入りキャラになったばかりなんですがww←
出してくれたんですか!?ww←
やった〜!!ww ファンサービスまぢでありがとうございますっm(__)m笑
あ・女の子ですょね!? よし、イメージ間違ってなかったww←
なるほど、好きなキャラから^^ たぶんそういう方多そうですね。
私もし名前新しくするとしたら『蒼惟(あおい)』かなぁ〜。特に変える予定はありませんが^^;
みなさま、コメありがとうございましたー(^^)/
- Re: Enjoy Club ( No.772 )
- 日時: 2010/12/19 11:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: QpE/G9Cv)
クリスマス・ショート・ストーリー、もはやssじゃなくなってしまいました;
てか珍しくメルヘン方向に走ってしまったかも……。うん、ドン引きされたらドンマイだ(ぇ
一応注意事項なんですが、本編とは時期が違います。本編は今真夏なんですが(影晴の屋敷書いてるせいで寒い感じな表現が多いですが、外に出た瞬間猛暑です)、今回のssだけは12月の話になりますので。
てか気まぐれで書こうと思っただけの話なのに、本編並みに気合入れてしまった><←
2ページあります(切り方が半端なのはご勘弁を。ほんとは場面変わるとこで切りたかった……)
ちょっと早めのクリスマスをお楽しみくださいww
P.S あの、“kaya”って試しに検索したら実在してたんでびっくりしたんですが、ここの小説内のみのキャラ(?)なんで^^; 架空の人物です。まぎらわしいことしてすみませんm(__)m
- Christmas Short Story ( No.773 )
- 日時: 2010/12/19 23:42
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
「サンタさん、今年も来てくれますかねー?」
その台詞が、事の発端だった。
――夢か現か――
12月も中旬を過ぎたころ。時期が時期なだけに外は雪が降るのではないかと思うくらいに気温が下がり、寒さが身にしみるようであったが、暖房の付いた私の部屋はほっと息をついてしまうほどに温かかった。暖房が利いて柔らかい空気に包まれると、外から帰ってきて冷え切っている体にはちょっとした天国だ。そしてそのすごしやすい環境になった私の部屋に、その日は総勢5人のお客さんが集まっていた。
学校でいつも行動を共にしている恵玲と津波、美久、静音、そして風也。この5人がそれぞれ好きな場所好きな体勢でくつろいでいる。その極めつけが恵玲で、私のベッドを堂々と陣取り完全にお昼寝タイムに入っていた。別に文句はないのだが、もはや見慣れた光景に苦笑をもらしたい気分にはなる。
彼女の寝るそのベッドの隅に腰かけている風也は、津波らの会話を聞きながらドア付近の棚を埋め尽くすCDを熱心に見つめている。そういえばこの間、彼と共通の好みの歌を見つけた。“kaya”というバラード中心の女性歌手。風也は、ちょうどクリスマスイブ発売のファーストアルバムをもう予約してあると言っていた。
そして彼のすぐ横に、ベッドにもたれかかる形であぐらをかいて座っている津波。その体勢で身を乗り出すように美久たちとの会話にのめりこんでいるから、どうも足の組み方が半端だった。美久と静音は部屋の中央辺りにおいてあるプラスチック製の小さなテーブルをはさんで、上品に足を流して座っている。
使える場所は全部使っているように思えるかもしれないが、残る私はちょっとした特等席とも言える場所に座っていた。つまり、勉強机のクッションを敷いた椅子である。その椅子の背を前にして逆向きに座った私は、背もたれに組んだ腕と顎を乗せて、意味もなく椅子を左右に揺らしていた。
私たちはその位置からほとんど動くことなく、昼過ぎから1時間ほど雑談に花を咲かせていたのである。
そうした中だった。私が壁にかかったカレンダーを見て、独り言のつもりでつぶやいたのは。つまり、――冒頭の台詞を。
おもしろいくらい一斉に、みんなの視線が私に集結した。序盤から布団に埋もれている恵玲はもちろん無反応だったが、それ以外の4人はみんながみんな同じ表情を浮かべてこちらを見ているのだった。申し合わせたかのようなその反応に驚いた私に、風也がなんとも表しがたい複雑な表情で尋ねてきた。
「お前、もしかしてサンタ……」
「あ〜っ、それ以上言わないでくださいっ。知ってますから!」
疑心まみれの彼の台詞を、私は両手を激しく振ることで慌てて遮った。幸い彼は何かを察してくれたのか、すぐに口を閉じる。
すると津波がテーブルの上の器に入ったクッキーに手を伸ばしながら、口元をニヤつかせ楽しげに言った。
「要するにあーちゃんは、知ってるけどそれでも信じたいわけだ」
掴んだ一口サイズのクッキーを口の中に放り込んで、彼女は幸せそうに頬を緩ませる。その健康的で快活な顔に裏のない笑みが広がると、見てるこっちも実に気持ちがいい。
私ははっきりと肯定の返事を返したところで、ふとあることを思い出し、くるっと椅子を回転させて机に向き直った。正面の引き出しを開いて、そこから“あるもの”を取り出す。背中に津波らの視線を感じて、口元が自然と緩んでいく。
私は再び彼女たちの方に体を向け、手の中のものを「じゃじゃーん」と効果音付きで突き出した。みんながその正体を見極めようと一瞬だけ目を細め、すぐその顔に理解の色を広げる。
「クリスマスカードじゃん!」
「そうなのです! サンタさんへのお手紙なのですよー」
「すごい、かわい〜っ」
黄色い声を同時に発した美久と静音が、顔を見合わせてはにかんだように笑っている。その横で目を輝かせている津波は、身を乗り出してカードに興味津々な様子を見せた。その反応が心底うれしくてカードを津波に渡してあげると、彼女は相変わらず興奮したように開いたりひっくり返したりしながらそれを観察し、同じく興奮した声で言った。
「すごいっ。ここまでやる子初めて見た!」
私は思わず椅子から転げ落ちそうになった。
「嫌味ですかそれはっ」
なぜか風也まで顔を伏せて肩を震わせているのを見て、さらにむっとして唇を尖らす。津波がまだ笑みの残る顔で否定しているが、私はなんとなく悔しい気持ちが生じてしまい、椅子の背もたれにのせた両腕に頬を押しつけてわざと返事を返さなかった。……もちろん本気で怒ったわけではないが。
彼女たちもそのことには気付いているんだろう。笑い混じりの調子で責任を押し付けあっている。
「ほら、あーちゃん拗ねちゃったじゃん」
「なんでそこでオレを見んだよ」
それに混じって静音のなだめるような、美久の心配そうな声がそれぞれ聞こえて、私はしぶしぶ元の体勢に戻った。そして視線を彼女たちに戻したところで、
「あれ、恵玲起きてたんですか?」
枕を抱きながら大きな黒瞳でこちらの様子を眺めている恵玲へと、そのまま視線を移した。他の皆もベッドの方を振り返って口々に声をかける。特に眠そうな様子もなく、ぱっちりとまぶたを開いている恵玲は、上半身を起こすと感じの良い可愛らしい声で言った。
「サンタクロースってほんとにいるらしいよぉ」
私を除く全員が意外そうな顔で恵玲を見る。私は彼女と何度かこういう話をしたことがあったため、彼女のその意見には今さら驚かない。ただ、恵玲の意見は私よりもかなり現実的だったが。
それよりこの子は寝たふりして盗み聞きしていたのかと、あきれるような気持ちでしら〜っとした視線を送ってやった。しかしそんな視線は軽く流し、彼女は何かを思い出すようにやや目を細めながら首をかしげる。
「どこだっけ……世界のどこかにサンタクロース村があるって」
「あたしそれ聞いたことあるかもー」
美久が鈴の音のような澄んだ声で口を挟む。耳の下でふたつに結った黒い髪がわずかに揺れる。おとなしくて基本的にのんびりしている彼女が誰かの話に口を挟むなんて、あまり見ない光景だった。白磁の頬をうっすらと桃色に染める彼女に、恵玲は微笑みかけうなずく。
それからちらっとこちらを見て、笑顔のまま言った。
「まぁでもさすがにトナカイにソリ引かせて来ることはないだろうけどねー」
彼女が笑顔の仮面の下で小さな舌を突き出しているのが手に取るように分かり、こちらも負けずに心の中で全力でやりかえした。
- Christmas Short Story ( No.774 )
- 日時: 2010/12/29 13:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1j9Ea2l5)
するといつの間にか津波から回ってきたカードを持っていた風也が、二つ折りのそれを開いてこちらを見た。
「これまだ何も書いてねぇけど、何頼むかは決めたのか?」
そういえば、と津波らの視線も集まる。私は風也がたたみ直して渡してくれたカードを受け取りながら、わくわくする気持ちを抑えられずに頬を緩ませて言った。
「まだ決めてないんですけどね。今のところ1番の候補は“kaya”のアルバムなのですー!」
「あーちゃんほんと音楽好きだね」
「はいです。みんなは何もらうんですか!?」
こういった話題は大好きで身を乗り出すような勢いでそう尋ねると、津波たちも断然話に乗ってきてくれた。津波なんかきらりと目を光らせて今年のプレゼントはほぼ1年前からほしかったやつなんだ、と熱く語っている。買ったほうが早くないかと風也がぼそっと呟いていたが、彼女は構わず頬を紅潮させて弁舌をふるっていた。
そうして特別なことは何もやらないまま、時計の針は驚くほどの速さで時を進めていく。気付いた時には4時間という時が流れており、私たちはみんな驚愕に声を上げ、このメンバーの居心地のよさをしみじみと感じていた。
凍えるような寒さ。乾いた風が肌をかすめるだけで鳥肌が立つように体中に冷気がしみこむ。時折ぶるっと身震いをしながら、恵玲は自分自身を抱くように体に腕をまわした。
クリスマスイブ。……残り十数分で日付が変わる時間帯。
あたりには闇が降り、塗りつぶしたような黒が視界をふさいでいる。家から漏れる明かりと気休め程度の数の街灯が闇のなかにぼんやりと白く黄色っぽい光を浮かべていたが、それでもこの道を歩くのを怖がる女性は結構多いだろう。恵玲もこの道はよく歩くが、後ろから闇がひたひたと迫ってくるような、そんな錯覚に陥ることがたまにある。彼女の場合仮に襲われても倍返しできるので、錯覚から恐怖が生まれることはそうなかったが。
彼女は今、亜弓の住むアパートの屋上の淵に腰かけている。そうして特別何かをするわけでもなく、ぼんやりと景色を眺めていた。足元に見える住宅街や、あるいは空に点々と光る星を仰いで静かに過ぎる時を楽しんでいる。
不意に体の内側から震えが広がり、恵玲は小さくくしゃみをもらした。少し薄着すぎたかもしれないと自分の腕をさすったとき、
ふわっと包み込むように背中にぬくもりが広がった。ハッとして自分の肩のあたりを見ると、黒いダッフルコートが優しくかけられていた。
「どうしたの? こんなところで」
凛とした優しい響きの声とともに、隣に“彼”が腰を下ろす。そちらを見た恵玲は、コートの襟元を両手で合わせながら頬を染め艶やかな笑顔を浮かべた。
「ウィルくんこそ、家にいたんじゃないのぉ?」
彼女の台詞に、ウィルは微笑むのみ。彼の長い銀髪は暗闇に映えてまた一段と美しかった。
恵玲は視線を前に戻し、囁くようなどこか幻想的な声音で言った。
「もうすぐクリスマスだよ」
「そうだね。今年はサンタさんは来るかな?」
そう言ってにこっと笑うウィルに、恵玲は愛しげな表情を浮かべて優しい声音で言う。
「ウィルくんが、やってくれてるんでしょ?」
彼は特に驚くことはなく、あくまで落ち着いた様子で切り返した。
「違うよ。毎年サンタさんが来てくれてるんだよ」
恵玲が彼を振り返って微笑む。そして不意に立ち上がり、空を仰いで一面を見まわした。
漆黒の海に散る白く小さな星々。そして先程まではあまり意識して見ていなかった、半月よりは少し膨らんだような形の金色に光る月。
それらを唇に浅い弧を描きながら見つめていると、不意に視界を真っ白な綿のようなものが横切った。重量を感じさせないそれが舞うようにふわふわと空から落ちてくる。そのひとつが恵玲の頬に着地し、しゅ……と縮まるように溶けて冷たい水になり、彼女は思わず片目を閉じて頬に指先を当てた。
「雪だ……」
ウィルが吐息とともに声を吐き出して、落ちてくる雪を受け止めようと手のひらを空に向けた。その蒼瞳がうれしそうに細められる。
恵玲も彼の真似をして空中を舞う綿をつかまえようと両手を掲げたとき。
彼女はゆっくりと目を見開いて、突然きょろきょろとあちこちを見回し始めた。それも、空の方を見上げて。
「恵玲?」
ウィルが立ちあがって首をかしげる。すると恵玲はどこか呆けたように呟いたのだ。
「今……鈴みたいな音が聞こえた」
彼女の台詞に、ウィルは目を瞬く。それから同じように真っ暗な空を見上げて耳を澄ます。互いの息遣いさえ聞こえるほどに辺りは静まり返り、心地よい緊張の中2人は身じろぎひとつせずに“音”を待った。
数秒後。
ウィルがほうっと感慨に満ちたため息をついた。目を純粋に輝かせ、空を凝視する。
「本当だ……。鈴の音だ……」
そして直後、
2人ははからずも見てしまったのだ。
金色に輝く月を横切る、黒い、影を……。
息が止まるかのような驚きとともに、2人揃ってこれでもかというくらいに目をめいいっぱい見開く。そして2拍ほどの間の後、ウィルは急いで上着の袖をまくり時間を確認した。
今まさに、時計の針が深夜12時を回ったところだった。
「メリークリスマス……」
ウィルが囁くような声で呟いた。
* * * * * * *
ちょっと(かなり?)早めですが、
メリークリスマスww
- Re: Enjoy Club ( No.775 )
- 日時: 2010/12/20 13:03
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: GrVDPcij)
こんにちは〜!
今日は昼間から失礼させてもらってます〜。
クリスマスカード作ってるのかぁ。
毎年"友賀家のサンタ"はクリスマスが楽しみでしょうがないでしょうねぇ(笑)。
話後半の二人って、イブの夜に二人で……。おまけにコートを彼女にかけるって、完全に恋人のシチュエーションじゃないですかぁ!
ラストシーンもロマンチック過ぎて、かえって二人の事が気になってしまったぁ(ぉぃ!)
"kaya"……ホントいましたねぇ。(笑&驚)
では、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.776 )
- 日時: 2010/12/20 19:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
ARMAさん>
コメありがとうございます!!
メルヘンすぎてドン引きされたんじゃないかと微妙に心配してたんでうれしいです^^←
めんどくさいですょね、毎年作るの(←ォィ;
あーちゃんマメだわぁ……と書きながら感心してました←
たしかに恋人のシチュエーションですね(笑
まぁでもあの場面で出てくるのはウィーくんの方がしっくりくる気がします。絵になるし← 白波がわざわざ自分から行くってことはまずなさそう^^;
てかウィーくんってえれさまのことどう思ってるんだろう(ぇ ウィーくんと白波の考えてることは作者にもわかりません←
kaya検索しましたか^^
たしかヴィジュアル系って書いてあってびっくりしました(笑
独り言>
ようやく次話めどがついてきました^^;
バイトが入らなければ今週中(平日)にあげれます(←ォィ;
- Re: Enjoy Club ( No.777 )
- 日時: 2010/12/20 20:52
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
ひさしぶりです〜^^
やっとテストから解放された私…ww
クリスマスか〜♪
うちの弟がクリスマスイブに誕生日なんでその日はいろいろと大変ですww
ロマンチックな話でしたね〜><
私もこんな素敵なクリスマスを過ごしたいなぁ…(黙;ww
追伸
友桃さんバイトされてるんですね!! 憧れるっ!!
- Re: Enjoy Club ( No.778 )
- 日時: 2010/12/20 21:24
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
ロマンチックで、とても感慨深く感じました。
ああ、何なのでしょうこの気分……。
しかしサンタ……本気で信じていた時期が懐かしい……。
物理的にも、精神的にも、法律的にも、経済的にも。不可能極まりない存在の代表格にもかかわらず、人間的にも年齢的にも幼いころはそんな事には目もくれず、金持ちな中年に必死にプレゼントを御願いした記憶が若干残っていますね。
亜弓の場合は純情だからいいものの……。
私の場合純情なのか莫迦なのか……。
……いや、おそらく莫――いえ、なんでもないです。
- Re: Enjoy Club ( No.779 )
- 日時: 2010/12/21 06:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
(朱雀*@).゜. さん>
おひさしぶりです^^
テスト終わりましたか!! おつかれさまです。これでまた朱雀さんの小説がいっぱい読めるww
クリスマスもうすぐですね。本当は当日あげちゃった方が雰囲気出たんでしょうけど、本編より先に書きあがっちゃったんで^^;←
てかイブに誕生日って……ケーキが二日連続で食べれるということか!!← うらやましすぐるww←
なんかウィーくんを登場させるとなんとなく雰囲気が出ますね。彼、気の利く子ですしww
朱雀さん家の(←)光聖くんもクリスマスとか似合いそうww
バイトのせいで趣味の時間が一気にとれなくなりました><←
あ〜小説書きたいっ(←書いとる;
山口流さん>
流さんがあげてくださったみたいに、色んな面からして絶対あり得ない存在なのに、信じてたいと思うものってありますょね(“よね”ってそう思ってるのは私だけかもしれませんが)
サンタクロースはその筆頭(?)というかなんというか……。
私も実はあーちゃんと同じく、サンタクロースの真相は知っているけれど、本当にいるって心の中では思っていたい人なんです。もちろん口には出しませんし(ここでは言っちゃいましたが)、本心から信じてるわけではありませんが。
だってそう思ってた方がクリスマス楽しいじゃないですかww← 損することなんて何もないですしww あ・でもさすがにクリスマスカードは書いてないです(笑 てか小さいころからサンタクロースへの手紙なんて書いたことありません←
でもみなさんロマンチックだなんて綺麗な表現をしてくださって本当にうれしいです。この作者頭おかしいんじゃないかってもっとドン引きされると思ってたんで(笑
まぁロマン要素は確実にえれさまたちだとは思いますが。
小さい頃にサンタクロースを信じてたのはみんな純情かつ“莫迦”だったんだとおもいます。この“莫迦”は素敵なモノだと思いますけどね、私はww
あ〜でもサンタクロースが横切る月を本当は満月にしたかった……!!← そっちのほうが絵になるのに!!
でも12/25は満月にはならない“はず”だからしょうがない>< これで満月になったらそれはそれでロマンチックでしょうけど><ww
おふたかた、コメありがとうございました!!
- Re: Enjoy Club ( No.780 )
- 日時: 2010/12/21 14:58
- 名前: 亮 ◆D0x3gjOu9s (ID: TtH9.zpr)
- 参照: 生まれる前からずっと一緒。
クリスマス編、読ませていただきましたw
すっごくメルヘンで可愛いあーちゃんに惚れましたw←
それと、何時間でも平気で過ごしていられる友達って、すっごく素敵ですね^^
亮もあーちゃんたちに混ざって、クリスマス会をしたいものですww
最後のウィーくんに持ってかれましたww←
優しさが胸に染みますww
それとですね^^
影晴様は、結構始めの方からツボでしたw
ああいった、謎に包まれてるーっみたいな人、大好きなんですよvv
白波くんも好きですよ!!ただ、風也くんとウィーくんには勝てませんw
風也っちですか・・・ww
そう呼ぶと、彼照れそうですねwww
それでは^^
- Re: Enjoy Club ( No.781 )
- 日時: 2010/12/21 19:59
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
亮さん>
他愛のない会話で何時間も過ごすのって、場合によってはディズニーランドとかそういう特別なところに行くよりも楽しかったりしますよね。(また“よね”とか言っちゃったけど、他の方はどうなんだろう)
ウィーくんは書いてて気持ちいいです。本当に裏のないいい子なんで。やっぱえれさまと並べて絵になるのはウィーくんなんだよなぁ……ww
影晴最初の方からでしたか^^!!
たしかに謎のある人って気になりますょね。
風也照れそう!!笑 ウケるww←
よし、これからはあえての風也っちで(←ォィ;
コメありがとうございましたー(^^)/
- Re: Enjoy Club ( No.782 )
- 日時: 2010/12/21 20:08
- 名前: そらね ◆ZPJ6YbExoo (ID: JYUE09Me)
>友桃さま
初めまして!若干隠れファンだったそらねですm(__)m
最近は、小説を書くことが無く、掲示板にあまり来なかったのですが…友桃さまの小説の題名を見て、
面白そうだなと思い、釣られた人間です。扉言葉が興味をそそるもので素晴らしいと思いました!
全部はいまだ読みきれてませんが、もうすっかりファンです(^o^)丿
もう何だかやばいです、この小説。色々と私の中ではっ…w
私には、こんなに素晴らしい作品が書けないので…半端なく憧れます…(T_T)
寒い時期となりましたし、お体にお気をつけて、頑張ってください。応援してますw
- Re: Enjoy Club ( No.783 )
- 日時: 2010/12/21 22:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
そらねさん>
はじめましてww 新しいお客さん久しぶりなのですごいうれしいです!! 来てくださってありがとうございますm(__)m
題名からですか!! そう言っていただけたのは初めてです^^
てか、ファンとか言われちゃうと私調子にのっちゃ…(←黙;
いえ、私の小説なんてまだまだ駄作です>< てか私実はそらねさんの小説読んだことがあるんですょ。短編ですょね? そらねさんの文章の方がずっと素敵ですww てか私も短編書いてみたいなww
寒いですねーほんと><笑
そらねさんもお体にお気をつけて。
コメありがとうございましたー(^^)/ww
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(4) ( No.784 )
- 日時: 2011/01/08 10:25
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
ウィルのしなやかな銀髪が、印象的な蒼い瞳が、あてつけのように風也の視界に飛び込んできた。反則だろうと言いたくなるような距離を無視したその能力を、完全に失念していた。ウィルが亜弓の背後で、反動をつけるために右手を後ろに引いた瞬間、風也は血の気が引くような戦慄とともに、反射的にたたきつけるような声で叫んでいた。
「――伏せろ!!」
言いながら、風也自身無理だときつく唇を噛んでいた。伏せろと言われて瞬時に従える人なんて、早々いない。強いてあげるとすればずばぬけた反射神経を持つ恵玲くらいだろう。
ウィルの手刀が亜弓の首筋に吸い込まれていく。周囲から一切の音が消滅し、全ての動作が、ウィルの手の動きが、嫌にはっきりとスローモーションとなって目に映る。全身から、汗が噴き出した。
ところが。
そこでその場にいる誰もが予想だにしない事態が起こった。
亜弓が風也の声に予想外の速さで反応し、伏せるのではなく弾かれたように後ろを振り返ったのだ。おそらく背後にいる人の気配も作用していたのだろう。彼女の目は驚きと戸惑いに見開かれている。
結果、手刀が命中する寸前に、狙っていた位置が大きく横にずれた。ウィルの顔に走る色濃い動揺。首は下手なことをすれば命に関わる部分だ。痛い、じゃすまされない。風也の、恵玲の、水希の、何より手刀を繰り出すウィル本人の顔に、緊張が走った。
「――っ!」
呼吸が、止まる。風也は扉の方に足を踏み出した体勢で、金縛りにあったように全身を硬直させていた。見開いた目も、握りかけで半端に開いた両の手も、片方が爪先しか床に触れていない足も、ピリピリと震えるばかりで動かない。のどの辺りを寒気が生じるほどに冷たい汗が伝って、彼は固まったのどで無理やり唾を飲み込んだ。
ウィルの手は、首まであと薄皮一枚というところで止まっていた。小刻みに震えるほど力の入った彼の手に、全神経が注がれているのが傍目にも分かった。彼も、ごくりとたまった唾を飲み下す。そして周囲が時が止まったかのように静まり返る中で、細々と震えるような吐息をはきだした。
どっと部屋の中に安堵の息が漏れる。相変わらずぽかんと口を開けているのは、今まさに危険にさらされていた亜弓だけだった。
一方風也はというと、安堵の息をつくとともに、別の感情が胸の内に広がっていくのを感じていた。それは熱い、ふつふつと煮えたぎるように熱い、怒り。ウィルへの、不甲斐ない自分自身への怒りが体中を満たし、思考をも侵食していく。先程の一瞬ともいえる時間のうちに急降下していた体温が、今度は逆にじわじわと上昇していく。体中に熱が広がり、彼は指が食い込むほどに強くこぶしを握っていた。
彼の充満な殺気をこめた視線の先で、ウィルがまだ動揺の残る声で呟く。
「キミ、反応早すぎるよ……っ。下手に動かれちゃ逆に危ないのに、――っ!?」
皆まで言わせなかった。
風也はまだ戸惑ったように固まっている恵玲を放って、考えるよりも前に床を蹴っていた。そして一気にウィルとの距離を縮めると、怒りにまかせてこぶしを振るったのだ。
“テレポート”と口にする暇など与えなかった。風也は自分のこぶしがウィルの白い頬をこするように殴りつけるのを、スローモーションのように鮮明な画(え)で見つめていた。殴られた勢いでウィルの体が大きくかしぎ、体勢を保とうと一歩、二歩、彼の足が流れるように動く。そして彼は倒れるよりも前に真後ろの扉にぶつかるように手をついて、体勢を大きく崩しながらもどうにか倒れず自分の体を支えていた。銀髪が激しく揺られ弧を描くように広がった後、彼自身の顔を覆うように垂れ下がったところでようやく落ち着いた。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(4) ( No.785 )
- 日時: 2011/01/08 10:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
全員の動きが止まったところで、部屋中に沈黙が流れた。触れればすぐにでも爆発してしまいそうな、重苦しく刺々しい緊張感に満ちた沈黙だ。やがてその沈黙に、風也のあからさまな舌打ちが響いた。
本当ならもっと吹き飛ばすくらいに命中させたいところだったのだ。しかし当たる寸前にウィルが本能に任せてぐっと顔を後ろに下げたことで、直撃には至らなかった。それでも骨に響くようなしびれを伴う鈍痛が彼の頬を襲っていることに変わりはないだろうが。
赤い頬を手で押さえて体勢をもどしながら、ウィルは眉を辛そうに寄せて唇をかむ。そんな彼に風也は低く殺気をこめた声で言った。
「さっきあの男が恵玲に約束したこと、忘れたわけじゃあねぇよなぁ」
――“亜弓に危害は与えない”
風也の元々鋭い眼光を放っているつり目がさらに剣呑なものとなり、底光りするようだった。彼の純粋な怒りの感情が一気に膨張してそれが圧力となり、ウィルの心を押しつぶしていく。ウィルの顔には一切の余裕はなく、今後どう出るべきかを真剣に考えているようにも見えた。
不意に、それまで痛みに潤む瞳で風也を苦しげに見返していたウィルが、息を吸い込むと同時に大きく目を見開いた。ウィルへの怒りに心を満たし全意識をそちらにやっていた風也は、眼前のウィルのその表情を見る瞬間まで、自分の背後に忍び寄る気配に全く気が付かなかった。
弾かれたように背後に向かって意識を飛ばす。体内に巨大な氷柱が生じたように背筋を悪寒が駆け抜け、冷や汗が全身ににじみ出る。背後に立っているのが誰なのか、その人物が自分に何をしようとしているのか。そういったことを考えるよりもまず先に、驚くべき速さで体が反応していた。
つまり風也は後ろを振り向きざま、目に見えぬ速さで回し蹴りを放ったのだ。それは空間を真っ二つに切り裂くような鋭い一撃だった。
そしてその蹴撃が直撃する寸前、彼は背後に忍び寄っていた人物が誰なのかをようやく認識していた。元々激しく鼓動を打っていた心臓が、その瞬間さらに強く音を立てた。
――……天銀!?
それは先程まで無気味なほどに何の動きも見せずに、窓際に無言で佇んでいたはずの、天銀。その不気味な男の底無しの無感情な瞳と目が合い、風也は一瞬強い寒気を覚えていた。
風也の足が天銀の脇腹辺りをとらえるのと、天銀の冷たく細長い指先が風也の首筋に触れるのはその直後、ほぼ同時だった。
天銀の長身があっけなく吹き飛び、無抵抗に幾度か床にたたきつけられた後、元居た窓際の辺りにうつぶせの状態で静止する。しかし数秒後、彼はすぐに片肘をついて身を起こそうとし始めた。上半身を起こしたところで軽くせき込んではいるが、それほど大きなダメージは無さそうである。
それもそのはず。風也はその蹴撃に全力を込めてはいなかった。蹴りつける瞬間、天銀は完全に無防備な体勢であり、かつ恵玲のようにガードができる様子も全くなかった。そのため風也は、足を振り切らずに衝撃をかなり弱めていたのである。
それに対して。
風也は自分自身の身体に起きた明らかな異変に、戸惑いと焦りを隠せずにいた。
「な……っ」
――……なんだ、これ……っ
先程蹴り飛ばす瞬間、自分の首筋にわずかに触れた天銀のひんやりとした指先。てっきりウィルのように背後から手刀をたたきつけようとして、それが不発に終わったのかと思っていたが、とんだ思い違いだったようだ。
今や風也の視界はぐにゃりと大きく歪み、自分のいる位置すらまともに認識できなくなっていた。床が上にあるのか下にあるのか、いやそれ以前に自分の足はちゃんと地についているのか。世界がひっくり返ったような錯覚を覚え、当然ひどい吐き気が生じた。おぼつかない足元に焦燥感を駆り立てられながら、風也の頭の中は掻き回されたように混乱していく。
――……天銀の野郎、なにしやがった……!
す……と意識が遠のいていく。霞がかかったようにぼんやりと虚ろになっていく思考。体温が体の中心から外へと広がるように急速に落ちていくのを生々しく感じ取って、信じられない思いで右手で額の辺りを抑えつけた。
亜弓と恵玲が戸惑ったように自分の名を呼ぶ声が聞こえる。それに混じって頭の中に響く、先刻の白波の声。
――“天銀には気をつけろ”
――……ははっ、こういうことかよ
自分が倒れたら亜弓が危ない。それが痛いほどわかっているというのに、天銀の謎の能力にあらがうことができなかった。あらがう術を、知らなかった。ただただ自分の身体から急速に力が抜けていくのを、痛恨の気持ちで受け入れることしかできなかったのだ。
一瞬だけ、風也の口元にひどく自嘲気味な笑みがこぼれた。直後、それまでどうにか保っていた彼の意識は糸が切れたように途絶え、がくんと膝から力が抜けた。彼の細身の体がうつぶせに冷たい床に崩れ落ちる。
意識を手放す直前、ゆっくりと床が迫ってくるのを不思議な気持ちで見つめながら、彼の頭の中を様々な後悔の念が駆け巡った。そして落ちる瞬間まで見ることはなく、彼の視界は一瞬にして隙間のない黒に染まっていた。
- 天銀怖っ!! ( No.786 )
- 日時: 2010/12/22 15:46
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
こんにちは〜^^
さっそく読ませていただきました♪
天銀怖っ!!!!
それが私の小説を読んだ後の第一印象ですww
あの風也を倒すなんて…彼を甘く見ちゃいけませんなww
でも天銀の能力は一体何なんでしょう?
ちょっとパッと浮かばないですね、この部分だけを読むと。
五感を狂わせる…とかそういう能力なんでしょうか?
続きが楽しみです^^
- Re: Enjoy Club ( No.787 )
- 日時: 2010/12/22 19:01
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
(朱雀*@).゜. さん>
いつもコメありがとうございます!! すぐに来てくださって本当にうれしいです^^
天銀たしかに怖いですね(笑
さて、彼の能力は何でしょう?ww← 明かされるまで色々考えてみてください^^
最近白波しゃべってませんが、そろそろ出番も来ると思います^^
楽しみにしててくださいww
コメありがとうございましたm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.788 )
- 日時: 2010/12/22 20:21
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: 8APypGif)
友姉ぇ☆
お久しでしぃ♪
天銀、怖いです…;
風也…
大丈夫でしょうか(亜弓風w
- Re: Enjoy Club ( No.789 )
- 日時: 2010/12/23 06:14
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: wX2LZ/jV)
お早うございます!
早朝からE.C読んで一気に覚醒してしまった……。いや、別に悪いことじゃないんですけどね。
>相変わらずぽかんと口を開けているのは、今まさに危険にさらされていた亜弓だけだった
少なくとも画面の前の1名もぽかんとしてましたョ……。
なんにせよ、亜弓は難を逃れたので、少し安心です。
天銀不気味ですねぇ。敵味方関係なく混乱に陥れそうな能力。文章から伝わる彼の雰囲気にピッタリです!!
こういう雰囲気のキャラ結構好きですよ。天銀にはより一層活躍してほしいです!あと、麗牙のmi(…シツコイ……)
では、また〜。
目指せ管理○スレ越え!(ォィ)
- Re: Enjoy Club ( No.790 )
- 日時: 2010/12/23 08:31
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
取り敢えず、ウィルは殴打……すいません。何でもないです。
天銀の能力は一体何なのでしょうね。朱雀様は五感を狂わせると予想されておりますが……。
今後の展開が楽しみです。
- Re: Enjoy Club ( No.791 )
- 日時: 2010/12/23 19:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: wX2LZ/jV)
ひろあさん>
こんばんわww おひさしぶりです^^
天銀怖いっすね(笑← もともと影薄いのに、ようやく出番が来たと思ったらみんなに怖いって言われる天銀……ww かわいそすぐるww笑←←
おぉっww あーちゃんだww
こういうのやってくれると地味にめちゃくちゃうれしいんですょねww
てかあーちゃん、風也の心配の前に自分の心配しよう?笑
ARMAさん>
たしかに早朝ですねww おはようございます(笑←
あーちゃん1人取り残されてる感が^^; 主人公なのに←
天銀の能力。たしかに敵味方関係なく混乱させられてますね。
彼の能力を知らない人ばっかりですし。
不気味です、ほんとに彼はww でもそういうところが気に入ってたりww←
みぃちゃんの台詞をどこに入れたらいいのやら……^^;←
(笑
め、めざします……!!←
山口流さん>
あぁ、ウィーくんが……!!←
彼が責められるような場面は珍しいですね^^;
今後の展開もちろん決まってるんですが、もしかしたら大ブーイングかも(ぇ
まぁとりあえず、頑張って書きますww
あと、流さんのスレの方ではまだお礼言っていないんですが……
小説大会投票してくださったようでww 本当にありがとうございますm(__)m 感激ですww
おかげでさらにやる気が出ました!! 完成させよう、この小説!!
みなさま、コメありがとうございましたm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.792 )
- 日時: 2010/12/24 16:22
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: 3iqcZzcT)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=21041
友桃様
いえいえ、良作が評価されることは人類共通の理ですよ。
それでは、Enjoy Clubが大賞をとることを祈りつつ。
- Re: Enjoy Club ( No.793 )
- 日時: 2010/12/26 09:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1j9Ea2l5)
山口流さん>
いえ、私のは駄作です><
書き方も内容もめちゃくちゃですし^^;
てか更新しろよってかんじですね。
てか、え!? た、大賞はありえませんほんと!!←
流さんの方がよっぽど可能性あるでしょう!! 流さんの小説好きって人雑談でよく見かけますもん^^(人気投票系のスレで……)
私も応援してますょ―ww
投票してくれる方が1人いるだけでも幸せだ―ほんとww
わざわざお返事ありがとうございました(^^)
てか学校の課題と小説どっちを優先するべきなんだろうか……←
- Re: Enjoy Club ( No.794 )
- 日時: 2010/12/27 07:49
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fypwKGNz)
おはようございますっ!
>学校の課題と小説どっちを優先するべきなんだろうか…
いやいや、それは勿論
小……(狙撃)。
……冗談です。なんか無駄にスペース使ってしまった。
どんな課題なんだろうなぁ、と妄想を膨らませつつ応援しておりますっ!
それでは、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.795 )
- 日時: 2010/12/28 12:09
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fypwKGNz)
こんにちは〜。
さっきlivedoorのトップページを見たら、あの"Kaya"が最新の記事に載ってましたよ〜(笑)
この記事ご覧になる頃には、たぶんほかの記事に切り替わってるかもしれませんが……。
ホント驚きだぁ
じゃ、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.796 )
- 日時: 2010/12/28 15:38
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1j9Ea2l5)
ARMAさん>
あげてくださってありがとうございます、ほんとww
今更新できてないんで助かります><
えっと……結果的に学校の課題優先な感じになってますね(笑←
たぶん今日もずっとそれで時間潰れちゃうんで、明日書けたら次の話書こうかな〜ってかんじです。
すみません、執筆さぼってて><
あ・ちなみに課題の内容はレポートですょー↓↓ 調べる内容は趣味に突っ走っちゃっていいって言われたんで、『ジブリは何で売れるのか!?』って感じなことを調べてます。
なんか妄想を膨らませているようでしたので(笑)一応書いておきましたww
kayaが見当たらなーい(泣; 記事変わっちゃいましたね^^;
てかまぢ名前ミスったなぁ……笑←
でわ、なるべく早く課題終わらせます!! 絶対冬休み中には終わりませんけど!!←
コメありがとうございましたーm(__)m
てか鑑定&ARMAさんにご指摘いただいたところいい加減修正しなくちゃな……
- コメント遅れてすみません; ( No.797 )
- 日時: 2010/12/28 23:59
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: .cyOEvRH)
く、クリスマスストーリー可愛い(>< )
なんか色々と可愛すぎますww ロマンティックですね!
私とは大違いだ……orz しかも結局載せられませんでしたしorz
亜弓ちゃんの可愛さにきゃーってなったり、ウィルのかっこよさにきゃーってなったり。
もう、素敵すぎです(>< )
……けど、本編の最新話ではウィルぎゃーっ!? ってなりましたけどね((
あ、天銀……怖いですね; まさか風也がやられるとは……!
彼はどんな能力なんでしょう?
けど天銀みたいなキャラ、なんか好きです。自分でも意味分かんないですけどww
怖い雰囲気の人、好きなんだよなぁww 影晴さまも、実はちょっと好きです。←
いや、でも本命は白波ですけどねww
あと、私もぬかりなく「Enjoy Club」に投票してきましたよー!
大賞取れますように(>人< )
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(5) ( No.798 )
- 日時: 2011/01/08 10:26
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
- 参照: 時間の前後(?)がわかりにくかったら言ってください
「ウィル、2人が闘っている間に友賀さんの方を手刀で眠らせていおいてくれないかい? 紫苑くんは少々厄介だから恵玲と天銀の能力で動きを止めるしかないけれど、彼女にはその必要はないからね。それに今やればきっと紫苑くんの隙につながる」
それがつい4、5分前に影晴に言われた言葉だった。ウィルがまだ白波や水希と並んで、2人の激戦を見守っている最中のことだ。いつも通りの、任務の指令を出すときのように穏やかな声音でささやくように言われたその台詞に、ウィルは一瞬肩を震わせてぎこちない動きで後ろの主を振り返った。おそらく今の自分はものすごく不審げな顔をしているのだろう。主の言葉に様々な疑問が浮かんでは消えたが、彼は1番気がかりな部分だけを口に出して尋ねた。
「友賀さんに、ですか……?」
正直言ってそれはあまり気の進まない話だった。彼女はこちらに危害を与えることなくただ茫然と立ちすくんで2人の様子を見つめているだけだったし、なんて言ったって女の子だ。それも能力を持たない、ごく普通の。しかも恵玲が、彼女には手を出さないでと最初に申し出ているのである。
すると影晴はウィルの気持ちを察しているかのように眉を下げて、彼自身も気乗りのしていなそうな声で言った。
「仕方がないんだ。どちらにしろこのまま帰すわけにはいかないからね。君には手刀のやり方はマスターさせてあるし、怪我さえさせなければ恵玲も怒らないだろう」
ウィルの瞳が戸惑ったように揺らぐ。
影晴はさらりと言ってのけているが、怪我をさせずに手刀で気絶させるということは口で言うほど簡単なことではない。少しでも位置を誤れば大怪我につながる可能性だって大いにある。しかしその反面、影晴の言っていることが間違っているわけでもなかった。ウィルのテレポートの能力は便利ではあるが、恵玲たちの能力のようにいざという時攻撃手段にならないという欠点もある。そのため1人のときでも敵を退けられるように手刀はえとくしており、その正確性についてはある程度の自信も持っているのだ。
それに、とウィルは諦めにも似た気持ちで内心首を横に振る。怪我をさせずに相手を気絶させる方法なんて他にはないだろう、と。
しかしそこで、彼の頭にふとある考えが浮かんできたのである。
――……白波なら麻酔銃とか持っているんじゃ……
直後、ウィルは自分の考えを振り払うようにギュッと目をつむり小さくかぶりを振っていた。自然と体の横で握ったこぶしに力が入る。引き結んだ唇をきつく噛んだ。
少なくとも彼は、白波がそういう類のものを使っているのは見たことがなかった。いつだって実弾だったし、銃は相手を威嚇するために使うことがほとんどだった。そして何より……
これは主、大崎影晴の指令なのである。それを一瞬でも他の力に頼ろうとした自分自身にウィルは情けない思いでいっぱいになった。
ウィルの、亜弓の方を見つめる蒼い瞳に、強く真っ直ぐな光が戻っていた。一度決意を固めてしまえば、指令を出すのは自分が深く尊敬し信頼する主なのだと再確認してしまえば、彼の気持ちは頑ななほどに揺るがない。
心配そうな顔でこちらを見つめる水希を安心させようと微笑んで、ウィルは影晴を振り返り、頼もしくうなずいた。
そして時は“今”に至る。天銀と接触した風也が突然様子を変えた“今”に。
自分の斜め前の位置にいる友賀亜弓は、体が硬直してしまっているのか全く動けないようだった。無理もない、とウィルは思う。彼女は自分たちと違ってごく一般的な普通の女の子なのだから、と。そして扉に手をつきながら彼女と同じく風也の様子を見ていたウィルは、今目の前で起きた一瞬の出来事に強い戦慄を感じずにはいられなかった。
あの紫苑風也が、自分なんか全く歯が立たず恵玲でさえかなり手こずるほどに強い彼が、天銀と一瞬交錯しただけで完全に動きを止めてしまったのだ。彼の元々白い頬からさらに赤みが抜け、最初は驚いたように見開かれていたつり目も、今は半ば閉じられぼんやりとかすみがかったようになっている。何か苦痛に耐えるかのように歯を食いしばっているのがわずかに見える。伏せられた顔を、さらさらとさわやかな音の聞こえてきそうなストレートの金髪が隠すように覆った。今にも倒れそうなのを必死に耐えているのが、おぼつかない足元を見ればすぐに察せられた。
背筋を寒気が走る。男性にしては大きな目を見開いたまま、ウィルは風也から視線を外せなかった。
――……あの人――天銀さんの能力って、いったい……!?
その時だった。
「――風也!」
こちらに背を向ける形で立ち尽くしていた亜弓が、ようやく金縛りから解き放たれたかのように悲痛な声で叫んだのだ。その勢いで彼女の右足が一歩だけ踏み出される。そしてその瞬間、それまで呆然と風也の様子を見つめていたウィルは、目が覚めたように自分に与えられた役目を思い出していたのだ。先程は予想外の展開の中失敗してしまった、任務を。
風也のさらに向こう側、白波と水希よりも一歩後ろに悠然と立っている影晴に視線を投げる。すぐにこちらと目を合わせてきた彼は、いつも通り穏やかな余裕のある笑みを浮かべて、はっきりとうなずいた。
それを見た後のウィルの行動は素早かった。口の中でテレポートと呟き、大した距離はなかったが亜弓の背後に瞬間移動する。そして手刀をたたきこむべく腕を引きながら、ちらりと一瞬風也を横目に見た。もうとうに限界は超えていたのだろう。彼の細身の身体が足元から崩れ上半身がそれにつられてかしいでいくところだった。
――……どちらにしろ気絶させなくちゃいけないなら、彼が倒れる瞬間なんて見せない方がいい……
ウィルは一度強く唇をかんだ後、亜弓の耳元でささやいた。
「――ごめんね」
直後、亜弓が反応する間もなく、彼女の首筋に正確にたたきこまれる手刀。糸が切れたように力を失って前方に倒れかかった彼女の身体をウィルが左腕で支えるのと、風也の身体が床に崩れ落ちるのとは、ほぼ同時だった。
まるで風が吹いたかのように乾いた空気の流れを頬に感じる。しばらくの間、部屋の中には緊張や畏怖、そして確かな安堵を含んだ乾いた沈黙が流れていた――……
- Re: Enjoy Club ( No.799 )
- 日時: 2010/12/29 11:48
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
やべ、
ク リ ス マ ス ス ト ー リ ー
素 敵 過 ぎ る。←
てかカキコのコメント欄が大きくなってるのに
今更ながら感動した…←
どうも、ソルトです*
コメントありがとうございました!放置したあの崩壊小説に…(、
てかてかtktk、あーちゃぁぁぁん!←
tktktktktk、この小説やっぱり好きすぐるうううう!←
KYなコメントごめんなさい(・ω・`)(
あとでもっとじっくり読まなくては…((
てか、ty、あーちゃぁぁ(以下略)
てかあの、マジで僕のアメブロでこの小説紹介しても良いですか?←
あとバナーもぶろぐに貼りたくて…((((
ではでは!今からじっくり読んできます(`・ω・)b
- Re: Enjoy Club ( No.800 )
- 日時: 2010/12/29 12:30
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
お久しぶりです〜♪
今回のも迫力ありましたね〜><
なんか今回の読んでやっぱりウィル君好きだな〜…とか思ってしまう私ww←
あ、勿論白波には及びませんけど!!www(黙;
E・C読んでテンションあがりました↑↑
よし! 執筆作業頑張ろ♪
- Re: Enjoy Club ( No.801 )
- 日時: 2010/12/29 12:44
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
返信800おめでとうございます!!
これからも更新頑張ってください!!
- Re: Enjoy Club ( No.802 )
- 日時: 2010/12/29 13:01
- 名前: 希蘭 (ID: ChNEAh8C)
えっと、一回にかける量は、2,3行かもしれませんが小説書いてます。
- Re: Enjoy Club ( No.803 )
- 日時: 2010/12/29 16:08
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1j9Ea2l5)
或さん>
可愛いあーちゃんが書きたかったんですww
そしたらメルヘン方向まっしぐらな感じになっちゃったんです←
ロマンチックな感じな雰囲気はみんなウィーくんが作ってくれた感じですね(笑
てか或さんのクリスマスストーリー読みたーい!!← 翔ちゃんサンタがみてみたいで…(←黙;
ウィーくんのきゃーとぎゃーの対比に吹きました(笑
天銀気に入ってもらえましたか!?(←黙;
やった〜ww 私も天銀みたいなつかみどころのないよくわからん怖い人大好きなんです←
てか影晴最近人気が上がってきた……笑
本命白波ってみんな言いますね(笑 たしかこの後の朱雀さんも同じこと言ってましたょ(笑
白波人気だ〜ww 彼はたぶんこの先もイメージ落ちる要素は無いと思うので、作者としても安心です(←何が;
あ、或さんも投票してくださったんですか……!!
ありがとうございます、ほんと!! うれしすぎます><!!
あ・でも大賞はちょっと……^^; 夢のまた夢のまた夢よりもさらに夢くらいな話です←
そるとさん>
えっと……実はあのクリスマスストーリー、他のお客様方ももちろんなんですが、そるとさんに特に見てほしいなぁという気持ちがありました><← 前半のあーちゃん達の部分ww
メルヘンな可愛いあーちゃんを書きたかったんです。実際書いてみたら予想以上にメルヘンに走っちゃって困っちゃったんですけどね^^;←
あと小説紹介もちろん全然おっけーです!! てかこちらからお願いしたいくらいです← すごいうれしいww
え、てかバナー貼ってくださるんですか……? いいんですか、ほんとに……?← あのバナー絵、今のままだとほんとにただの絵なんでバナーの機能果たしてないんですが(笑)、たぶん本物のバナーにできると思います。
え、でも本当にいいんだろうか……?
(朱雀*@).゜.さん>
お久しぶりですww
わ〜ありがとうございます。迫力あるとか言われるとうれしいww
ウィーくん嫌われずにすんでよかったです。なんかほっとしました。
白波好きですね〜ww笑 てか本当は今回の話で白波もう少し出す予定だったのに出せなかった……!! 次に持ち越しですね><
E・C読んでテンション上がるとかうれしすぎるんですけど……!!ww
執筆頑張ってください^^ 朱雀さんの小説更新まってますょーww
返信800突破しましたね。ありがとうございますm(__)m ほんと朱雀さんをはじめとするお客様方皆様のおかげです!!
このスレで1章ぴったり終わらせたいなぁ……
希蘭さん>
はじめましてww
何行でもおっけーですょ(笑) ちょっとずつでも書いてれば立派に小説になりますしねww
今度見に行かせていただきます。
みなさま、コメありがとうございましたー!!
どーでもいいおしらせ>
明日から5日間、1月3日まで友桃はカキコからいなくなります←
まぁでも元々あまり更新してませんから大して変わりはないですね(笑
でもその間皆さんの小説が読めないっていう悲劇……っ。頑張って我慢します←
- Re: Enjoy Club ( No.804 )
- 日時: 2010/12/29 16:23
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
いや〜ww
ほんと読んでてテンションあがりますよ↑↑
特に白波が出てきたときとかww
白波本命の人たちと「白波同盟」結成したいくらい大好きです♪ww←
…でそのあとホントにペンがスラスラ動いてくれて、やっと更新できましたww でも2000字いったのに文字数オーバーしなかった…泣)) 文字数オーバーは3000字からになったんでしょうか…?ww
E・Cは確実にパート2いきますね!ww
E・C終わってほしくないなぁ…泣))
追伸
今雪が降ってます!!(結構いっぱいww
積もればいいなぁ…
- Re: Enjoy Club ( No.805 )
- 日時: 2010/12/30 06:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1j9Ea2l5)
朝っぱらから失礼します。出かける前にちょっと返信を……ww
(朱雀*@).゜.さん>
白波同盟……!!笑 ぜひ私も参加させてくだs…(←黙;
最新話すごいよかったですもんねww なんか協力できたみたいでうれしいです←
文字数オーバーはよくわからないんですょね^^;
一応3000字ってことになってますけど、2600くらい打つとだいたいエラー表示されてあのウザいクマがでてきます←←
はい、2は確実です。私の根気さえもてば(笑
終わってほしくないとか言ってくださると正直めちゃくちゃうれしいですょww でもこの小説延々と続くんでいつか飽きると思います(笑←
雪ですか!? うらやましいです!!ww
あんまり見れないからなぁ私は><
でわ、コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.806 )
- 日時: 2010/12/31 05:00
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 1j9Ea2l5)
こんばんは〜っ。
返信800超えましたね〜!!おめでとうございますっ!
本当に1章でスレの限界逝ってしまいそうだぁぁ!(驚)
>エラー表示されてあのウザいクマがでてきます
文字数オーバーってのは経験ないですけど、確かにあの熊、ホントに謝ってるのかって思いたくなるような顔してるかも(笑)
しばらく見れなくなりますねぇ。って僕も今日からしばらく家あけるので。
来年のカキコ初め(?)楽しみにしてます!
それでは、良いお年を!!
- Re: Enjoy Club ( No.807 )
- 日時: 2010/12/31 13:57
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
@友桃さん
本気で作りたいですね、「白波同盟」!!ww
よかったですか? 嬉しい♪
いや、ほんとに協力ありがとうございます<(_ _)>ww
ウザいクマ…wwww吹))
吹いちゃいましたよ、私ww 2600字か…もう少し頑張らなきゃいけないな;
E・C長いですもんね; 完結まで頑張ってください!
飽きませんよ〜ww 友桃さんの神文見てるとそっちの世界に引き込まれちゃうぐらいE・C好きですからww
あ、今日からもう友桃さん来れないんですよね;
じゃあいない間時々あげますね♪
毎日来れるかもわかりませんけど…汗))
- 返信800おめでとうございます! ( No.808 )
- 日時: 2011/01/02 19:29
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: akJ4B8EN)
明けましておめでとうございますm(_ _)m
2011年も白波の活躍を期待しています!←
朱雀さん友桃さん、是非私も「白波同盟」入れてくださいーww
本当大好きなので! 白波!←
短いですがこれで失礼しますww
本年もよろしくお願いいたします。
- レベルたけぇ!! ( No.809 )
- 日時: 2011/01/02 21:39
- 名前: ハッチしゃn (ID: ymYDaoPE)
あーもー……
なんか文才能力レベル100ですな!(話し方が;;
お久しぶりです!あと、投票しときました!
なんかもうあわわ〜〜ですね!
ふわふわ〜〜の、もにゃもにゃ〜〜みたいな。(意味分からん
とにかくすごいよ!あーちゃんが!!(え、冗談です!E.Cですよ!
それにしてもpage9って、普通に小説出版しても全然いいでしょww
なんかお久しぶりすぎておひさに、じゃなくてとにかく体に気を付けて頑張ってください!
では、今日はここら辺で。あけおめです☆
- またまた読み忘れてた…… ( No.810 )
- 日時: 2011/01/03 17:18
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 1/l/Iy6H)
明けましておめでとうございます〜
友桃さんの初更新の前に、何としてもこのレスを……。
去年最後の更新分「友を取り巻くもの(5)」見逃してました……。
他の方のレス読み返してて、何についてコメしてるのかわからないものがいくつもあったので、前に戻ってみたら……(爆)
昨年最後のレスした時、E.Cがスレ2つになるってとこしか読んでませんでしたぁ……。スミマセヌ。。。
最後の更新、大きな展開があったんですねぇ。
ウィルの亜弓に手をかけることへの戸惑う気持ちと影春への尋常ではない忠誠心が交錯する状況、ホントに話に飲み込まれてしまいますよぉ!!
二人とも捕えられてしまって、一体どうなるんだろ。話にのめりこみ過ぎて今後の展開予想する気力無い……。
次回更新楽しみにしてます!
では、また〜!
- あけましておめでとうございますm(__)m ( No.811 )
- 日時: 2011/01/03 21:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
みなさんお久しぶりです。
返信800突破しました。ありがとうございますww
企画は無しなかんじで← 1章が終わったときにやりたいとおもいます。
今年もがんばって続けていきたい……てか今年中に完成させたい(たぶんムリ←)ので応援よろしくお願いしますm(__)m
……なんか返信800と新年のあいさつが混ざっちゃいましたね^^;
早く小説続き書きたいんで簡単に返信します←
ARMAさん>
読み忘れ発見しましたか(笑 早めに見つかってよかったです、明日できれば更新したい感じだったんで^^
今後の展開楽しみにしててくださいww 好き嫌い分かれそうな(てか嫌いな人が多そうな)展開ですが←
(朱雀*@).゜.さん>
これはもう白波同盟結成な感じで!!←
って何をするんでしょうね、この同盟は(笑
わ〜うれしすぎるお言葉がたくさん……!! ありがとうございます、ほんとww そのお言葉を励みにがんばりますww
あ・でも神文では決してありません><
或さん>
2011年は白波の年でs…(←黙; いえ、さすがにそれは言いすぎですが、わたし的に2章の方が白波関連で書きたい話がたくさん?あるんでww 楽しみにしててください。
白波同盟3人目!!
どうぞどうぞ入っちゃってください←
あと一応言っておきますが、同盟とかはいっちゃってるくせに作者は白波一筋なわけではないので(←ォィ; むしろ全員の同盟入りますよ、私は!!(←謎;
あ〜…でも小松はさすがに無理かな……。……ってかなり古いキャラの名前出してしまった><
こちらこそ今年もよろしくおねがいしますm(__)m
ハッチしゃnさん>
いや、高くないっす。レベル100はハッチしゃnさんのほうですww
久しぶりですねーww
あわわ〜のふわふわ〜のもにゃもにゃ〜って吹きましたよ(笑
9ページ行っちゃいましたねー^^; でも長いだけで内容ないですからねー
てか投票…!! まぢですか? いいんだろうかこんなに入れていただいて……!!
ありがとうございます!! これからも頑張らなきゃいけないですねww
みなさん、コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.812 )
- 日時: 2011/01/03 21:41
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: LXRMec4z)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
なんか敵キャラにも魅力があるなあ。どっちも負けて欲しくないとかそうそうありませんよね。
で、気付いたら投票ボタン押しちゃってた件。これからも更新頑張ってくださいね。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(6) ( No.813 )
- 日時: 2011/01/08 10:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
- 参照: 2ページです。また切る場所が半端に……(泣;
くたりと折れた亜弓の身体を肩の辺りを持つようにして支えながら、ウィルはたまっていた息を大きく吐き出した。彼女の長い真っ直ぐな茶髪が、伏せられた顔に簾をかけるように垂れ下がっている。亜弓の方が背が高いため、彼女の膝がやや曲がった状態になっているが仕方がない。
ウィルはそのままの体勢で強くまぶたを閉じて、申し訳なさで埋め尽くされてしまいそうな自分の気持ちを切り替えようとした。これからどうするべきかがはっきりしていない今、ここでウジウジと後悔しているわけにはいかない。主からの指令にすぐに動けるような状態にしておかなければ。
数秒後、まぶたを上げた彼の瞳は、自分がひとチームのリーダーであるという自覚とその責任感とで、力強く前を見据えていた。
とりあえず自分が支えている亜弓の身体をどうにかしなくては、とウィルが視線を左右させたところで、静かな、まるで気配を殺しているかのように静かな足音が彼に近付いてきた。入口の扉の辺りに目をやっていたウィルは、特に何を考えるでもなく音に引っ張られるようにして後ろを振り返り、そこでようやく表情を変えた。
「恵玲……」
耳に届いた自分の声はかすれ、情けなくなるほどに弱々しく揺れている。整った顔がくしゃりと歪んだ。一度抑え込んだはずの謝念と後悔が、どっとウィルの胸になだれ込んでくる。彼女の目を真っ直ぐに見れずに、ウィルはつい目を伏せてしまった。
「ごめん」という謝罪の言葉が口をついて出る前に、目の前まで来た恵玲が亜弓の長い髪をなでながら固く真剣な声で言った。
「いいよ」
ハッとして目をあげ、恵玲を見る。真正面からぶつかった彼女の黒瞳は冗談の色など欠片もない、ひたむきなものだった。ただし決して平静としていたわけではなく、やりきれない思いや紛れもない非難の色もはっきりとにじみ出ていたが。
今まで見てきた彼女の華やかだったり頼もしかったりする表情とは違う、わずかでも自分を責める色を含んだ彼女の顔つきに、ウィルは息が詰まって眉を歪めた。恵玲は表情を変えずに再び視線を下ろし、ウィルが腕に支えたままの亜弓を見る。ウィルもすぐには目を覚ましそうにもない彼女を、唇を固く引き結んで見つめる。
恵玲のどこか淡々とした声音が、ウィルの耳に直接響いた。
「ウィルくんはきっと悪くないから、影晴様もきっと悪くないから、責めたくないから、……今回だけは許してあげる。でも――」
一度言葉を止めてこちらを向いた彼女の顔を見て、ウィルは変に落ち着いた心地の中、内心呟いていた。
――……あぁ、ぼくは恵玲を、怒らせた……
恵玲はその汚れのない真っ直ぐな瞳でウィルを見据える。
「二度と亜弓を傷つけないで。例え影晴様の命令だったとしても、もう一度亜弓を傷つけたりしたら……その時はいくらウィルくんでも許せるかどうかわからない」
囁くような、しかし驚くほどに芯の通った強い声だった。おそらく他の面々には聞こえていないだろう小さな声でも、それは一寸のずれもなくウィルの胸の中心を貫いていた。気が付くと、「ごめん」とくぐもった音が自分の口から発せられていた。どこか呆然とした面持ちで、ウィルは馬鹿みたいにもう一度その言葉を呟いた。
「ごめん」
――……傷つけた。他でもない、恵玲を――
すると恵玲は、ぎこちなくではあったが口元に笑みを見せてくれた。その固い微笑を見たウィルは、彼女が意識的に自分を許そうとしてくれていることが分かって、責めまいとしていることが分かって、不覚にも目頭が熱くなった。それが彼女にばれないように目に力を入れ唇を噛んでこらえると、ウィルは彼女の目を見て真摯な瞳ではっきりとうなずいた。もう二度と彼女の親友を傷つけない。ウィルは固くそう心に誓っていた。
ふとそこで思い出したように亜弓を支える腕にしびれが生じて、ウィルは彼女の体を座らせ丁寧に上半身を扉の横の壁にもたれかけさせた。倒れないようにそっと手を離し、すぐに後ろを振り返る。まだ床に倒れたままの風也に目をやって、不安に表情を曇らせた。
天銀の能力が何なのか、紫苑風也は彼に何をされたのか。その疑問が全く解けない。床に倒れている彼が無事なのかどうかさえ見当がつかない。わかっているのは、彼が指先すらピクリとも動かさないことと、閉じた瞼が開く気配が全く無いこと、それだけだ。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(6) ( No.814 )
- 日時: 2011/02/19 08:57
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
ウィルは彼の身体もここまで運んでもらおうと白波の方に目をやって、自分の瞳に映った予想外の光景に目を見張った。
天銀の能力で気を失ったままの風也を見る白波の顔からは、見てとれるほどに血の気が引いていた。普段は感情をほとんど映さない黒い瞳も、今はある感情に満たされ不安定に揺れ、しかし一点――風也からは一時も目をそらさない。その光景にくぎ付けになったかのように、白波の瞳は床に伏す風也を呆然と見つめている。不安げにひそめられた眉が、今この時だけ彼の顔を幼く見せていた。
――恐怖。不安。白波の顔からにじみ出ているその感情を読み取って、ウィルは戸惑いと驚愕に、彼の名を呼びかけた体勢のまま固まってしまった。彼の、何かに耐えるようにきつく引き結ばれた唇に、大きな動揺を見せる瞳に、寄せられた眉に、思わず不審げな顔をしてしまった。
恵玲も白波の異変に気付いたのか、心配半分疑念半分といった声音で彼の名を呟いている。白波の隣に立っていた水希もこちらの顔を見て首を傾げた後、そのまま視線を白波にやってびっくりしたように目を瞬いていた。彼女は白波の顔を不安げに見上げ、慌てて彼の服の袖を引っ張って声をかける。しかし呆然とした表情のまま固まってしまっている白波を正気にかえしたのは、彼の後ろで悠然と佇む主の声だった。
「――白波」
びくっと白波の肩が震え、彼は二、三度瞬きを繰り返した後、ゆっくりと後ろを振り返った。彼の袖をつかんでいた水希は、彼の顔を見上げてそっと手を離す。
いつも通り静然と凪いだ、しかしどこか冷たさを感じさせる表情を浮かべた影晴は、白波に一言二言声をかけると、す……と右腕を持ち上げこちらの方を手で示した。おそらくこちらに注意を促してくれたのだろう。ようやく見慣れた仏頂面に戻ってこちらを向いた白波に、ウィルはよく通る声で言った。
「金髪くんこっちまで運んでくれる? ぼくじゃちょっと背的に大変だからさ」
一拍置いて白波はうなずき、固い表情で風也が倒れているところへと歩き出した。その様子をじっと観察しながら、ウィルは真剣な顔つきで目を細めていた。
先程の彼は、明らかに様子がおかしかった。天銀の能力に驚くにしたってあそこまで顔色を変えるほどのこととは思えないし、風也のこともそこまでショックを受けるほどに友人としての意識を持っているようには思えない。麗牙光陰の中では一番長い付き合いだというのに、彼の感情の変化の理由に見当がつかなくて、ウィルはひどくもどかしい気分に駆られた。
やがて白波が風也の身体を抱えてやってきてゆっくりとその身体を亜弓の隣に下ろし、壁にもたれかけた。風也の力なく垂れた頭と投げ出された手足を見て、ウィルは再び天銀の脅威をひしひしと感じて空唾を飲んでいた。
白波の後ろからついてきた水希が眠ったままの亜弓と風也を交互に見て、不安そうに表情を曇らせる。恵玲も先程とはまた違う、不安に固まったぎこちない声をもらした。
「風也くん……大丈夫、だよね? そっとしておけば起きるよね……」
一瞬だけ部屋の空気が凍りつき、胸の中を冷たい風が吹き抜けていく。しかしウィルはそれを振り切って頼もしい声で断言した。
「大丈夫だよ。まさか命まではとらないでしょ」
そう言い切ってからちらりと部屋の隅に佇んでいる天銀を見る。彼は相変わらず身じろぎもせずにぼんやりと突っ立っているだけで、その様子を見ていても彼の能力を見抜くことなど到底できなさそうだった。
そこでウィルらに近付いてくる、静かな足音。
「そっとしておけばじきに目覚める。心配しなくても大丈夫だ」
「影晴様……」
落ち着いた穏やかな主の声に、ウィルと恵玲、そして水希はほっと息をつくように声をもらした。影晴は何気ない動作で開かれたままの扉を閉め、唇で緩く弧を描いてウィルらの顔を1人1人見回した後、その視線を風也でとめる。変わらぬ口調のまま、彼は言った。
「天銀の能力は、触れたところから精気を吸い取るものでね。やりようによっては命をも奪えるが、今回は意識を失う程度に少し吸い取っただけだ。問題はない」
ゾクッと、背筋を悪寒が走った。
しかし直後、ウィルは慌てて目をギュッと瞑り、首を強く横に振って自らの内にわき起こってきた負の感情を追いやろうとする。まだ冗談でも親しいとは言えず、つかみどころのない謎の人物であるとはいえ、天銀だって自分たちと同じ能力者なのだ。その能力を恐ろしいだなんて、不気味だなんて思ってしまったら、他の人たちと――恵玲や水希の親たちと何も違わないではないか。
恵玲や水希も似たような思考をたどったのだろう。影晴の話を聞いた瞬間は驚きや怯えといった表情をその顔に浮かべていたが、すぐにそれらの感情は裏にしまって引き締まった顔つきに戻っていた。
影晴はそれを見て満足げに微笑んでいる。その表情を見るだけでウィルは胸がいっぱいになる。自分も、この上ない満足感を得られる。
自然と口元をほころばせたウィルの横で、ふと思い出したように顔をこわばらせた恵玲が、そういえばと首をかしげた。
「この後2人はどうするんですか? このままだと亜弓にE・Cのことばれちゃってて本気で困るんですけど……」
恵玲の台詞にハッとして大きくうなずいたウィルと水希は、いったいどうするつもりなのだろう、と影晴の方に目をやった。その視線の先で影晴は、余裕の表情を浮かべ頼もしくうなずいて言った。
「それについては大丈夫。今回のことについては、彼らには綺麗さっぱり忘れてもらうからね」
「――は?」
一斉に、失礼極まりない声が上がった。ぽかんとものの見事に口が開く。
それを見て何やら楽しそうに笑い声をもらした影晴は、涼しげな笑顔のまま左腕のスーツの袖をまくって時間を確認した。「ちょうど来る頃だね」と呟く主の声に、ウィルは恵玲や水希と顔を見合わせて首をかしげる。
それから数十秒後。
ちょうど彼らが集まっていた場所のすぐ横――広間の扉に、微かではあるが足音が近付いてきた。無論部屋の外――廊下の方からである。皆が一斉にまだ閉じられたままの扉に注目し、影晴がひとり、「来たね」と独り言のように呟いた。
そして直後。その大きな扉が二度、ゆっくりと叩かれた。
いつもは叩く側のウィルは、背筋が伸びる思いでそれを聞き、息をつめて壁と化した扉を見つめる。
しっかりと声変わりし、堂々とした落ち着いた声が、扉の向こう側から聞こえてきた。
「月下白狼の篠原扇、神崎迅――参りました」
今までも、これからも聞くはずのなかった他グループの声に、ウィルは息を吸い込み大きく目を見開いていた。
- Re: Enjoy Club ( No.815 )
- 日時: 2011/01/04 13:39
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: izFlvzlp)
- 参照: http://ameblo.jp/hinasakisoruto/
またまたお久しぶりです、友桃さん!(*・ω・*)←
SSのあーちゃんが可愛すぎて泣けました!(
そしてえれさまがカッコよすぎる、というかもうあれですね、ECって色々と素晴らしすぎますよねっ!←
キャラの魅力(特にあーちゃ(ry←)・友桃さんの素晴らしき文章力・ストーリーの魅力……
ハァハァ、もう素敵すぎてどうしよう…((とりあえず落ち着こうか。
思わず投票ボタン連打です。いや、連打どころか手が痙攣して…←
けど連打する度にあのう○いクマ(←)が出てきてイラッ★としましt(
同じ作品に何回も投票できないとか、僕にとって地獄以外の何物でもないですね(・言・) ((
あ、あと…バナーの件なんですが…。
ぼくのブログのサイドバーに貼ろうと思ったんですけど、サイズが…←
なのでちょっと縮小させていただきました。勝手にごめんなさいorz
いつかこの小説をテレビで紹介してもらうんだ(キリッ←
そして書籍化、映画化できればいいなぁ…へへへ((黙れ、とりあえず黙れ。
自分の書いた小説じゃないのにこんなに想像と妄想が膨らむのは何故だろう。(
それはぼくがECとあーちゃんと友桃さんが大好きだからです(`・ω・´)(キリッ ((帰れ、とりあえず帰れ。
ではでは!今日はここら辺で失礼します。
無事復帰(←)したので、これからは頻繁に見に来てコメントします(`・ω・´)
であであ、長文失礼しました!(
- 時々来るとか言ったくせに一度も来れなかった奴ww ( No.816 )
- 日時: 2011/01/04 18:01
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
あけましておめでとうございます!!
今年もよろしくお願いします^^
今回のもかっこいいですね〜♪
最後に月下白狼がきたところが特にかっこよかったです♪
白波も久しぶりに出たし超満足ですww
あ、言い忘れてましたけど、投票しました!
大賞もらえますように♪
- Re: Enjoy Club ( No.817 )
- 日時: 2011/01/05 10:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
紅蓮の流星さん>
あけましておめでとうございます。
敵キャラがどことなく敵キャラっぽくないですょね。私自身影晴と天銀は好きなタイプのキャラなので魅力があるとか言われるとすごくうれしいですww
ま、また投票してくださった神的なお客様が……!!←
ありがとうございますm(__)m 更新頑張ります!!
そるとくりーむさん>
お久しぶりですww
わ〜そんなにほめてもらっちゃうと私調子に乗りますょ><!!←←
でも残念ながら私の文章とストーリーは完全に崩壊しておりますので(ぇ
あ・でもあーちゃんが可愛いっていうのとえれさまがかっこいいっていうのにはちょっと同感(←ォィ; ……すみません、親ばかで← 自分のつくったキャラ大好きなんです←←
投票ボタン連打してくださったんですか?笑 ありがとうございます!! その連打してくださった分は気持ちだけでも受け取っておきますww 正直私今めちゃくちゃうれしいですww
あ・確かに2回以上押すと、例の○ざいクマがでてきますょね。私も同じことやってイラッときてましたww←
バナーの件についてはなにやっちゃっても全然おっけーです^^
てかバナー貼れるとかすごい!!← 私機械音痴なんで兄弟にやり方聞かないとできません><
あ・それで……
調子に乗った友桃はバナーのやつ色々いじっちゃいましたww(←ォィ;
いや、実際にやってくれたのは兄妹の方なんですが^^;
一応ちらっとのぞいてくださるとうれしいかも。(>>760)
書籍化も映像化も夢のような話ですねーww 想像するだけでニヤニヤしちゃいます← てかお客様の方がそんな妄想をしていただけるなんてほんとうれしすぎますねww
私もそるとさん大好きですょ―www(←黙;
あ・それと待ちに待った復帰!! おめでとうございます!!
更新が待ち遠しいですww
お互い頑張りましょうね^^
(朱雀*@).゜.さん>
あけましておめでとうございますww
タイトルに吹きました(笑 そう言ってくださるだけでもうれしいので、気にしないでください^^
かっこいいですか!? わーい♪← ありがとうございますww
白波久しぶりの登場ですね。満足いただけたようでよかったです^^
てか朱雀さんも投票してくださったんですか……!!
わわっ、いいんだろうか本当に……!!
ありがとうございます、うれしすぎて泣きそうです←
あ・でも大賞はちょっと……だいぶ無理かな^^;
みなさん、コメありがとうございましたーm(__)m
おしらせ>
見ている方は少ないと思いますが、>>0の登場人物紹介蘭、修正しました!!(ていうか今までも地味〜に修正してたのですょww) 月下白狼のメンバーの名前が加わってます。探してみてくださいww
それと、迅の名字の読み方「かんざき」じゃなくて「かんのざき」ですのでご注意を。神埼でかんのざきって読めなさそうですが、そこは無理矢理読んでください←
てか今気付いた。私の作る名字ってみんな漢字ふた文字……
- Re: Enjoy Club ( No.818 )
- 日時: 2011/01/05 00:09
- 名前: Eternal ◆kySQTZOmRg (ID: ymYDaoPE)
な、なんか参照がマジで凄かったので見に来ました!
は、初投稿者です!
一から読んでみたいと思いました!これから読んでいきます!
見たカンジ、文才がすごくって、憧れました!
ど、どうかわたくし(わたし)も仲間に入れてくださると嬉しいです!
投票も今、してきます!
- Re: Enjoy Club ( No.819 )
- 日時: 2011/01/05 15:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
Eternal さん>
はじめましてww
久しぶりの新しいお客様うれしいです!!
返信数も多いんで(ほとんど私の返信だし)参照はそんなにすごい数字じゃないんですが^^;
でもほんとクリック感謝です。
てか1から読んでくださるんですか!!
ありがとうございますww 量的に大変だと思いますけど、いつか最新のほうに追いついてくれると嬉しいな〜なんてムリな願望を呟いてみたり←
あと文才なんてすばらしいものは全く持ち合わせておりません>< すごくほしいけど!!←
どうぞ?仲間に入っちゃってくださいww←
仲良くしましょうねww
って、え? 投票までしてくださるんですか!!
ありがとうございます!! 感謝?です^^
それでわ、また来てくださるとうれしいです。コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.820 )
- 日時: 2011/01/06 07:58
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 1/l/Iy6H)
お早うございますっ。
正月の暴飲暴食が原因(今更?)で、午前中に病院に行くことになり、時間が空いたのでちょっとお邪魔してます〜。
今回のウィルと恵玲には、涙を誘われますねぇ。恵玲の「二度と亜弓を……(以下略)」の部分、僕の中ではこの回のクライマックスです。
ふと、作品の前半の亜弓と風也が2人で静かに言葉を交わすシーン思い出しました。あの時は感激のあまり涙x2でした。今は完全に悔恨故の涙。
いよいよもう一つのEC登場ですね!しかも結構異質な能力。……その能力かなり欲しいなぁ。(ぉぃ!!)
じゃ、また〜。
- Re: Enjoy Club ( No.821 )
- 日時: 2011/01/06 21:47
- 名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: Tj9sX3SJ)
はじめまして、羅希と言う者ですw
以前はナナという名前でした!
前々から友桃様の小説を読みたいと思っていたのですがあまり時間がとれなく、やっと冬休みに入ったため本編は全部読めましたww
凄いです、面白すぎです><
情景も目に浮かぶように分かるし、キャラの設定なんかも好きです☆
これからも少しずつコメやキャラ絵などを拝見させていただきますw
私も今から投票してきます!!
長々と失礼しました<m(__)m>
- Re: Enjoy Club ( No.822 )
- 日時: 2011/01/07 16:43
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
ARMAさん>
え、病院って……大丈夫ですか!?(汗;
今回の話、色々感じていただけたようでww
私はとりあえず「えれさま、この子いいこだな?」と思いながら書いてました←
はい、月下が登場しました!!
私も今結構ワクワクしてます。してるんですけど、実は月下は麗牙ほどイメージが固まってないので今一生懸命妄想してる最中です← ちょうどこれからしばらくは忙しくて更新するのキツそうなんで、その間に月下のイメージを固めておかなきゃな、と思ってます。
月下の能力はおもしろいかもしれないですけど、無茶苦茶扱いに困りそうな能力です^^; 特に迅とハルの能力。(←ハルは後で出てきますww
コメありがとうございましたー(^^)v
おだいじにww
羅希さん>
はじめましてww
驚きました!! ナナさんですか!!?
まさかコメディの有名人が来てくれるとは思いませんでした。なんていうか……光栄ですww
てか全部読んでくださったんですか?
ありがとうございますっww すごいうれしいですww
完全に長編になっちゃってるので、全部読んだっていうコメントをいただくのが、おもしろいっていわれるのと同じくらい嬉しいんですょね><ww
あと個人的にキャラ絵はオススメです^^ 某友人が書いてくださった神絵がいっぱいありますので。
それと投票ww 本当にありがとうございますm(__)m
なんかもううれしすぎて……どうすればいいんでしょうね、これは(←謎; ありがとうの一言じゃ収まらないくらいに感謝の気持ちでいっぱいです、ほんと。
それではコメありがとうございました!!
また来てくださるとうれしいですww
- Re: Enjoy Club ( No.823 )
- 日時: 2011/01/07 15:09
- 名前: 霧雫 蝶 (ID: /gz88uq5)
- 参照: http://http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
はじめまして。
ちょっと前から小説をこちらのほうで書かせていただいている。
霧雫と申します。
小説拝見しました!!
まだ一話しか読んでいないのに、いきなり続きが気になりました!
このまま読んでいると一気に読んでしまいそうな気がするので
今回は一話だけでやめておきました(−−;)
友桃さんの小説、とってもおもしろかったです。
これからもがんばってください!
- Re: Enjoy Club ( No.824 )
- 日時: 2011/01/08 10:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
眠いです……すごく(←寝ろよ;
霧雫 蝶さん>
はじめまして^^
続きが気になるなんてすごくうれしいお言葉ですww ありがとうございます。
1話か……ww← たぶん3話くらいで話動きますょ、たぶん(ぇ
たしかに一気読みすると量が量なだけに時間がヤバいですね^^; ちょとずつでも読んでくださると私としてはすごく?うれしいです!!
ありがとうございます。更新がんばります!!
コメありがとうございましたー(^^)/
また読みに来てくださるとうれしいですww でわww
おしらせ、みたいな←>
7話『友を取り巻くモノ』なんですが……。
影晴の屋敷でのゴタゴタの後、もうひとつエピソード(?)を書こうと思ってたんです。なんですが、屋敷の話が予想外に長くなっちゃったのと、この二つの話はっきり場面とか登場人物とかが変わってきちゃうってことがあるので、7話と8話に分けさせてください。……って分けさせてくださいって、ダメと言われても分けますが←
で、ここからがちょっと問題(?)で。
影晴の屋敷での話も、次に書くエピソードも、どちらも『友を取り巻くモノ』っていう題名にしたいんです。ていうかだからどちらも7話ひとつに収めようとしてたんですが……。
なので、1,2で分けさせていただきます。
えっとつまり何が言いたかったかっていうと、7話の題名『友を取り巻くモノ1』に変更します! 1がついただけですが!← で、8話が『友を取りまくモノ2』になります。
なんか長々とすみませんでした>< タイトルを変えるっていうだいぶよろしくないことをすることになったので、一応説明しておきました。
でわ、最新話の更新はだいぶ先になると思います← この3連休でたまった課題が奇跡的に終われば書けるかな(笑←
- Re: Enjoy Club 7話微妙に題名変更 ( No.825 )
- 日時: 2011/01/09 18:49
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: akJ4B8EN)
えっと、最新話の感想とかいろいろ書きたかったんですが、まず!
大賞おめでとうございます(>< )!
投票してよかったぁーww
若干PCに触る時間が取れなくなってきて、でも今日発表の結果だけはどうしても見たくて。
ドキドキで開いてみたら、「Enjoy Club」の字があって、画面の前で一人で喜んでおりましたwww
執筆頑張ってください、応援してます!
- Re: Enjoy Club 7話微妙に題名変更 ( No.826 )
- 日時: 2011/01/09 19:46
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
きゃぁぁぁ!やったやった、EC大賞だーっ!!←
もう本当、自分の事みたいに嬉しいです…どうしよう涙が(ry
ありがとうございます! …てなんか本当自分の事みたいd(蹴
あらためて、大賞おめでとうございます!
これからも読み続けます(`・ω・´)
おめでとう友桃さん、そしてあーちゃ【以下略】←
- Re: Enjoy Club 7話微妙に題名変更 ( No.827 )
- 日時: 2011/01/09 20:55
- 名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: PBJobJTc)
友桃様!! 大賞おめでとうございます☆
私はまだファンになったばかりですがとても嬉しいです><
これからもenjoy club楽しみにしていますw
更新、頑張って下さい(*^^)v
- Re: Enjoy Club 7話微妙に題名変更 ( No.828 )
- 日時: 2011/01/09 21:02
- 名前: 椎奈 ◆bbb.....B. (ID: 20F5x0q3)
- 参照: 有川浩が神すぎる。
いつも私の小説に来ていただいているのにコメできず、申し訳ありません。
そして、大賞おめでとうございます!流石です。
これからも陰ながら応援しておりますので、更新がんばってください。
- Re: Enjoy Club 7話微妙に題名変更 ( No.829 )
- 日時: 2011/01/09 22:49
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
大賞おめでとう御座います。
僭越ながら祝賀の言葉を述べさせていただきました。
これからも更新楽しみにさせていただきます。
それでは。
- みなさま本当にありがとうございますm(__)m ( No.830 )
- 日時: 2011/01/10 09:07
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
……昨日が冬の大会の結果発表の日だと知らなかったので(←)、最初に来てた或さんのコメを見たときは本当に驚きました!! 思わず二度見しましたもん。それから殿堂のほうを覗きに行って……
すごいるりぃさん大賞だ!!ww
ってなぜか最初にそう思った私……← まぢ何考えてんだ←
えっと改めて、
投票してくださった方、本当にありがとうございましたm(__)m
うれしいです。うれしいんですけど、まだ実感がわいてなかったりします。いまだにるりぃさんの方に頭がいってます←
このスレにはいらっしゃってないでしょうが、るりぃさん大賞受賞おめでとうございます(ぇ すみません、なぜかるりぃさんの人柄的なものに一方的に憧れてるもので← しゃべったことほぼ皆無な気がするのに。
って話の筋がそれてきましたね^^;
とにかく、これからもこの小説を読んでくださっているみなさまが、楽しめるような、わくわくできるような話をめざして地道に書いていきたいと思います。応援してくださったりすると友桃が泣いて喜ぶのでよろしくおねがいします←
それで、ついでにご報告したいことが……。
ただいまE・CのHP作成中です。
まだかなり先の話ですが2スレ目に移ったときにこのスレで書きためた話を保管しておきたいっていうのと、個人的に縦書き改行なしバージョンで読んでほしいっていうのがありまして……。ちなみに私はHPを作るなんていうすごい芸当はできないので兄弟にかなり手伝ってもらってます←
なんで、完成したらまたご報告します!!
あ・あと本編今週更新するのはキツい可能性大なので>< テスト期間入っちゃったんです; しかもいつまでかわからないっていう(ぇ
でももしかしたらラジオはあげれるかもしれません。
そういうことでよろしくおねがいします^^
或さん>
ありがとうございます!! 結果発表のことを知らなかった私が或さんのコメにどれほど驚いたことか……ww笑
お客様にも喜んでいただけるなんて本当に幸せですww
応援とかうれしすぎます。がんばりますね!! しばらく書けないけど!!←
そるとさん>
お客様の方にそんなに喜んでいただけるなんてうれしすぎます!!ww
いつも本当にありがとうございますm(__)m
てかありがとうございますってお礼言われるとは思いませんでした(笑
これからもよろしくおねがいしますねww
亜弓「ありがとですー! そるとさん大好きなのですww」←
羅希さん>
ありがとうございます!!
わわっ、ファンとか言ってもらっちゃった……!!ww←
これからもがんばります><ww
椎奈さん>
いえいえ、こうやって時々顔出していただけるだけでもとてもうれしいですww
ありがとうございます^^ って、いや、流石なんてそんな偶然ですほんと……!!← てか投票してくださった方がみんなものすごく優しい方ばかりだっただけ(以下略
わーい、椎奈さんが応援してくださってるなら私もっとがんばろー!!←
とりあえず小説の前にレポートがんばってきまーす←
流さん>
ありがとうございますww
流さんにお祝いのお言葉をいただけるなんて幸せですww
これからもがんばります!!
みなさま、本当にありがとうございましたm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.831 )
- 日時: 2011/01/10 09:18
- 名前: トレモロ (ID: DTrz5f5c)
大賞おめでとうございます!!!
いや、絶対取るとは思ってたけど、やっぱ現実になると嬉しいですね。
なんか、私が喜んでました、結果見たときww
これからも、一読者として、楽しみにしているので、頑張ってください。
追伸
HPも楽しみにしてます!!
- Re: Enjoy Club ( No.832 )
- 日時: 2011/01/10 16:09
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 1/l/Iy6H)
こんにちは〜!
まず、大賞おめでとうございます〜!!
大賞発表の日程知らなかったんで、他の方のコメ見て知りました。
今回は受賞できるだろうなぁと思って投票しましたが、実際に受賞が決まると、一介の読者でしかないのにとても感激してしまいますョォ〜。
あと、参照5000越え&管理人スレ越えおめでとうございます!!
後者の方は管理人さんがスレ更新すると、圧倒的な勢いで参照数上がるでしょうから、油断はできませぬが(油断って……)
HP作成されてるんですかぁ!これもアップされるの楽しみです!!
あ、でも今は友桃さんのレポートが仕上がることをお祈り申し上げます。
じゃ、また〜!
- HP開設ww ( No.833 )
- 日時: 2011/01/10 21:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 1/l/Iy6H)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/
HPトップページだけ完成しましたww
小説とかキャラ絵とかのページははまだ準備中な感じですが載せちゃいたいと思います(↑参照から)
なんかすごくふらわ〜な感じのHPになりましたね(笑
あ・あと私の幼稚園生の絵みたいな落書きがトップページに居座ってますが気にしないでください。どうせだからのせちゃおうぜっていう流れになっちゃったんです!!←
てことで、友桃の自己満なHP『Enjoy Club』(←そのまんま;)開設ですーww
お暇な時にでものぞいてやってください。まだ何にもないうえに、E・Cとキャラ絵しか載せる予定がないのでココの内容と変わりませんが^^;(あ・でも小説は縦書きになるはず)
トレモロさん>
ありがとうございます!!
トレモロさんにそんな風に言っていただけてほんとうれしいですww
ご期待(?)に添えるようにこれからも頑張りたいと思います。
またよろしくおねがいしますねww
あとHPトップページだけ完成しました。まだ中身なんにもありませんがお暇な時にでものぞいてくださるとうれしいです。
ARMAさん>
ありがとうございます!!
あ、やっぱり発表日知りませんでしたょね!? 仲間がいた〜ww←
おぉww ほんとだ5000超えてるww しかも管理人越えしてる!!ww笑
いつもありがとうございます。地味に管理人越えがうれしいです←
HPアップしました^^ お暇な時にでものぞいてみてください。
おふたかた、コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.834 )
- 日時: 2011/01/11 15:24
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: 8APypGif)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
友姉ぇ♪
お久しぶりでし★
大賞、おめでとでし!!!
HP〜^^☆
かわいぃですねぇ〜♪
暇を無理やり作ってでも毎日除きますょ((え?ストーk…
いっつもいっつも、
スレ覗くのがお久しぶりになってしまってすみません…;;
- Re: Enjoy Club ( No.835 )
- 日時: 2011/01/11 19:40
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
大賞おめでとうございます!!!
なんか自分の知ってる小説が大賞に選ばれるって嬉しいものですね〜^^
これからも更新頑張ってください!!
HP!
今から見に行きます(^^ゞ
白波のキャラ絵がそこでも見れる♪www←
毎日拝みにいきます!!!(え
最後に、参照5000おめでとうございます!!!
- Re: Enjoy Club ( No.836 )
- 日時: 2011/01/11 19:45
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
HP見ました!!!
まさかまさかまさか…
トップの絵はあーちゃんと恵玲さまのミニキャラでは?!
キャーーーー>< 超可愛いっ!!!
惚れちゃいましたww
またのぞきに行きます♪ww
- Re: Enjoy Club ( No.837 )
- 日時: 2011/01/11 22:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dCkmB5Zo)
ひろ>
お久しぶりですww
ありがとうございますー^^ もうほんとみなさまのおかげです><ww
かわいいなんていってもらえてすごいうれしいです!!(全部ひらがな……^^;
どうぞ毎日でものぞいてやってください。友桃が泣いて喜びますので(ぇ
いえいえ、こうやって時々来てくださるだけでもすごくうれしいので、気にしないでください^^
コメありがとうございましたーww
(朱雀*@).゜.さん>
ありがとうございますww
これからもがんばらなくてはなりませんねーww
はい、トップ絵はあーちゃんとえれさまです。ほんとなんていうかもうお目汚しを申し訳ない……>< いくら落書きとはいえどうして私はこんなに絵がヘタなんだ……!!
ちなみにミニキャラは増える可能性大です(←ォィ; わたし的に影晴のミニキャラが気に入ってるんだけどちょっとイメージ崩壊する可能性大なので載せようか迷ってます。
あと、某友人のすばらしいキャラ絵はそのうちのせるんで楽しみにしててください♪
それではコメありがとうございましたm(__)m
みなさま>
ヘタしたら2月まで本編更新できません。テスト期間とバイトが思いっきりかぶっちゃったんで←
合間縫って書ければいいなぁ。
あ・でもHPのほうは兄妹に手伝ってもらえるので更新できるかも。
- Re: Enjoy Club ( No.838 )
- 日時: 2011/01/11 22:23
- 名前: 紅蓮の流星 ◆vcRbhehpKE (ID: wlC/XeKk)
遅くなりました、大賞おめでとうございます。紅蓮の流星です。
妥当な結果と云えば妥当な結果なので正直コメするかどうか迷いましたが
やっぱりここは一丁祝辞を述べてみたいなとお邪魔した次第でスイマセン。すぐ退散いたします。
これからも更新頑張ってください、心より応援しています。
- Re: Enjoy Club ( No.839 )
- 日時: 2011/01/12 15:39
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dCkmB5Zo)
紅蓮の流星さん>
カキコ閉じた直後にいらっしゃってた……!!
いつも返事が遅れて申し訳ないです><
ありがとうございます!!
お祝いのお言葉とてもうれしいです。
私には妥当だとは全く思えないんですが(てか本当に私のでよかったんだろうか><)、とにかくうれしいので妥当かどうかっていうのは考えないことにします!!←
コメありがとうございましたww
また来てくださるとうれしいです^^
- 報告っていうか宣言(?) ( No.840 )
- 日時: 2011/01/14 15:53
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dCkmB5Zo)
長文になる可能性大です。ごめんなさいm(__)m
?HPにのせるE・C、修正したものをのせます!
実は今までいくつかの鑑定屋(&レビュー屋)にお世話になって色々なご指摘をいただいたのですが……。
その場ですぐに直せたものもあれば、そうでなかったものもあります。直さなきゃと思いながらさぼってて直してないとことか……←
なのでこの際、注意されたところできるだけ全部気をつけながら、E・Cの本編の文を大幅に修正しようと思います! あ・でももちろんストーリーの内容とか設定とかは変えません。そこ変えるのは個人的に反則だと思ってるので(あくまで個人的にです)。なので、変えるのは表現(描写?)の部分になります。
誰視点なのかを明確にするとか(1人称3人称がごっちゃになってるところはごめんなさい変えません)、心情描写を増やすとか、舞台設定(特に風音)をしっかり書くとか、風也の変化?をちゃんとはぶかずに書くとか……。今思いつくのはこれくらいですね。改めて鑑定結果見直さなくちゃ。それと地味〜に句読点の増減があったり←
成果がはっきり出るかどうかは正直自信がありませんが、努力はしたいと思います。なので、もし時間がある方がいらっしゃったら、修正版も目を通してくださるととてもうれしいですww まぁ基本的に表現を修正するだけなのでどこが変わったのかわからない可能性大ですが^^; あとこのスレにのってる文は直しません><
……一応このスレのトップページでHPの更新状況報告しようかな。
?準備期間くださいm(__)m……ってどちらにしろテスト期間で書けないんですが←
えっと、次の話から月下白狼のメンバーが出てきます。出てくるんですが……
実は月下の子たちは麗牙のウィルたちよりもかなり付き合いが短くて……(←友桃とのです)。もっとイメージかたまってから書きたいな、と。
どちらにしろ2月中旬までテスト期間で小説に集中できないときなので、この期間に月下の短編とか落書き程度にちょこちょこかいてイメージ固めようと思ってます!(あ・ここには載せませんよ^^;)
で、?の修正のほうもこの本編書けない時期に進めておきたいな、とww ってせっかく??で分けたのに話が混ざってきた……><
まぁ、そういうことです← ほんっと要領得ないな私の話^^;
で、?のほうは特別言うほどのことでもないんですが、?の方、もしココ修正した方がいいとか、想像しにくい部分があるとかなにかありましたら遠慮なくおっしゃってください。こちらとしてもとても助かりますのでww
でわ、更新止めちゃって申し訳ないです。
時間ができたらラジオとかあげますww あとHPはちょっとずつ更新できると思うので、修正版時間がある方ぜひのぞいてやってくだs…(←黙; まぁ修正してもたいして変わらないでしょうが。
それでは今回はこのへんでww
修正がんばるぞー!!ww
- Re: Enjoy Club ( No.841 )
- 日時: 2011/01/15 20:16
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
- 参照: http://profile.ameba.jp/hinasakisoruto/
今、ECのHP見てきました(`・ω・´)
本当だー!!縦書きになってるー!!www←
あ、そういえば…ブログにバナー貼っておきました(`・ω・´) (上のURL)
HP更新頑張って下さいー!!応援してますb
1時間に1回は覗くようにしてますのでいつも見てますお^q^((やめ
- Re: Enjoy Club ( No.842 )
- 日時: 2011/01/16 19:35
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: dCkmB5Zo)
こんばんは〜!
しばらくカキコに来て無い間に、HPがアップされていたとはっ!
>なんかすごくふらわ〜な感じのHPになりましたね
"ふらわ〜"……懐かしいです。ECの雰囲気一言で表した名言ですねぇ(涙)。
ミニキャラのゆるさがたまらないです!!
何よりの感動は縦書きのEC。
今後の更新期待せざるを得ませんね!!
HPのカウンタ、[更新]ボタン押すびにカウントアップされるという、今ではなかなか見かけないタイプですねぇ。
[更新]ボタン押しまくって誠意を見せろっ!てことでしょうか?!
じゃぁ[F5]連打しようかなぁ……。
……あ、冗談です。スミマセヌ……。
それじゃ、また〜。
- 露骨に工事中?! ( No.843 )
- 日時: 2011/01/19 07:46
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fypwKGNz)
こんばんは〜
今度更新されるのは、Galleryページなんでしょうか……?!
このページ、強烈にそんな雰囲気を発してます!
……ご兄弟頑張っておられるんですねぇ(笑)
- Re: Enjoy Club ( No.844 )
- 日時: 2011/01/19 00:36
- 名前: あらびきペッパー ◆Mq9mS87oZo (ID: cb2HLYEu)
初めまして、こんにちは(こんばんわ?)
あらびきペッパーという者です( ・w・)
友桃さんの小説、読ませていただきました。
とても面白いですね!
思わず見入ってしまいました!w
あ、余談ですが自分も「いみふメール」という小説を書いています。
過去に3回消されたのですが・・・w←どうでもいい
つまらないとは思いますが・・・良かったら読んでみて下さい!
あ・・・自分の小説の宣伝メインになってしまって申し訳ないです←え
これからの話も楽しみにしています。頑張ってください!
ではこの辺で。
- Re: Enjoy Club ( No.845 )
- 日時: 2011/01/19 20:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dCkmB5Zo)
返事が遅くなって申し訳ないです>< コメしてくださった直後に読んではいました、返してなかっただけで←
なんかアレだな……だんだんメールみたいな状況になってるな(ぇ
そるとさん>
はい、縦書きですww
やっぱ自分の小説を縦書きで読むって夢じゃないですか!! まぁワードでいつも縦書きを見てはいますが、やっぱワードはワードですし>< 自分のHP内でくらい夢見ちゃってもいいかな〜とww なんか目次まで縦書きにしちゃって若干中二病に片足突っ込んだような気もしますが、うん、気にしない!!←
それとバナーww
ありがとうございます!! 貼って(這ってって変換されたょ……^^;)いただけるなんてほんと感激です!!ww
E・Cほんとがんばらなくてはーww
ARMAさん>
ふらわ〜ってかくと、「花見さ〜ん(泣;」ってなります……(泣;←
この間兄がちゃんと更新されてるかテストするためにF5押そうとして、クセで連打しちゃったって言ってました(爆
次はギャラリーですねww 私もめちゃくちゃ楽しみです^^
あ・それと1話の修正終わったんで近いうちに(?)のせられるのかもしれない……
あらびきペッパーさん>
……おいしそうな名前ですねww←
はじめまして、こんばんわww
こんな駄文に目を通してくださったようで……ありがとうございます^^ww しかもそんな見入ったとか言われちゃうと正直めちゃくちゃうれしかったりします← ほんとありがたいお言葉ですww
ペッパーさん(←)の小説読ませていただきましたーww
新しい形の小説でとてもおもしろかったです^^
あと宣伝の方は全然おっけーですょ。私他の方の小説もいろいろ読んでみたいんでww
またぜひいらしてください^^ww
みなさま、コメありがとうございましたーm(__)m
みなさま>
なんと?!!
今日久しぶりに会った某友人に年賀状をいただきましてww
その年賀状にあーちゃんとえれさまのうさぎバージョンを書いてくれてました!!ww
それがヤバいんですよ、めちゃくちゃかわいいんです!!www ニヤニヤしちゃうんですょ!!←
そのうちのせるんで楽しみにしててくださーい♪
- =キャラ絵= NO.13 ( No.846 )
- 日時: 2011/01/22 23:57
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dCkmB5Zo)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/newyear.html
神絵投下ww
いつも描いてくださる某友人ほんとに感謝ですww
自分のキャラなのに、可愛すぎるあーちゃんとえれさまにきゅんきゅんしてました←←
なんだこの可愛さ……!!ww
あ・ちなみにすぐに気付くとは思いますが“2011”がどこかに隠れてますww ……隠れてないか^^;
某友人、えれさまに特にたっぷり愛情を注いでくださったようで……(笑 ほんとは手も両手の人差し指頬に当てて思いっきりぶりっこモードでいこうかと思ってたそうです(笑 実際やろうとしたら、ぶりぶりしすぎでやめたみたいですが^^;
ではちょー可愛いうさぎバージョンのあーちゃん&えれさま、お楽しみくださいww
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.847 )
- 日時: 2011/01/23 10:09
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
久しぶりです♪
今パソコン禁止令出されてて…今日は母仕事だからやっちゃいました!!ww
キャラ絵かわっ!!!!
ほんとニヤニヤしちゃいますねw
えれ様が特に可愛い〜>< 年賀状にキャラ絵なんて友桃さんは新年早々ラッキーですねw
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.848 )
- 日時: 2011/01/23 13:37
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 9RoM5lpe)
- 参照: アク禁じゃなかったっぽい←
ちょおおお!Σ
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛ry
生きるのが辛くなるほど可愛いいいいいい!
あーちゃあああん!えれさまああああ!((黙ろうか
一日中眺めていたいでs\(^q^)/←
あ、そういえばブログにコメントありがとうございます!!
バナー完成しました^q^ブログのサイドバーに貼っておきました!!
貼って下さるなんて嬉しすぎまs、ありがとうございます(*´ω`*)
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.849 )
- 日時: 2011/01/23 19:55
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: 8APypGif)
お久でし;;
めっちゃかわゆすやなぃですかぁ〜☆
あーちゃん♪
えれ様〜☆
かわいぃ〜〜〜〜〜^^/
- Re: Enjoy Club ( No.850 )
- 日時: 2011/01/24 22:39
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: dCkmB5Zo)
(朱雀*@).゜.さん>
お久しぶりですww
いない間にこっそりと……ww笑
てかパソコン禁止令ですか? きついですね、それは……^^;
ニヤニヤしまくりです←
某友人は毎年年賀状に素敵な絵を描いてくださるのですょーww
去年もあーちゃんとえれさま書いてくれましたww って、あ? それ載せてないですね; 今度載せようかな……
そるとさん>
可愛いのはちょー?同感ですけど、生きるのがつらくなるってそんな……!!笑 まぁでもたしかにそれくらい素敵な絵ですねww
バナーありがとうございますm(__)m
リンクに貼っておきましたww “ぐへへ”って言葉がやたらと浮いてますょ(笑
ひろ>
お久しぶりですww
かわいいですょね!?ww←
このスレ小説載せるとこっていうより、むしろ某友人の神絵をのせるとこでもいいんじゃないだろうか……ww 絵の方が明らかクオリティ高いし!!
みなさま、コメありがとうございましたー!!
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.851 )
- 日時: 2011/01/25 23:59
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: dCkmB5Zo)
こんばんは〜。
非常にブランクが空いてしまいました。
某友人さんは、魅了系の魔術師なんでしょうか……。
亜弓と恵玲がうさぎの着ぐるみでハッピー・ニューイヤーって、新年早々こんなかわいいもの見たら、残り11か月の運はどれほど残ってるんだ?!!!
確か、テスト期間ということで、今は勉強ファイトですねっ!!
では、また〜!
- *E・Cラジオ* NO.5 水希&茜 ( No.852 )
- 日時: 2011/01/29 18:19
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: ty0KknfA)
- 参照: 茜は何気に本編に登場しておりますww
水希「今回のラジオは私、棚妙水希と――」
茜「藤堂茜でお送りしまーす!」
水希「茜、ラジオに出演するの初めてだよね? 一応自己紹介とかしたほうがいいんじゃない?」←そういうみぃちゃんも初めて(ォィ;
茜「そうだねっ。えっと、水希の大大大親友の藤堂茜です! 今は水希とクラス違うけど一緒に吹部に入ってまーす」
水希「吹奏楽たのしいよね」
茜「ね! この間も皆で遊びにいってすごいおもしろかったもんね――って、ダメじゃん、ラジオでこんな内輪な話してちゃ!」
水希「そっか……! じゃあ早速おたよりの紹介する?」
茜「了解! 私から読んでもいい?」
水希「どうぞー」
茜「えっと……じゃあまずひとつめのお便りを紹介しまーす。“4組の誰か”さんから。“棚妙さん好きな人はいますか? いたら教えてください! てか俺と付き合(以下略)”だって」
水希「いても教えられないよそれは……。それに誰この人……」
茜「もしかして水希、とうとう好きな人できたの!?」
水希「えっ、できてないよ」
茜「あの人は!? 水希のお兄ちゃんみたいな人!」
水希「ウィル兄ちゃんのこと? だからお兄ちゃんみたいな感じだからそういう好きとは違うんだって」
茜「なんだ〜、つまんなぁい。てかウィルって名前からして外人さんじゃーん。うらやましいなぁ」
水希「いいから、次行こ、次」
茜「はいはい。ほんと水希ってこのての話題避けるよね」
水希「興味ないんだもん。聞くほうが楽しいし」
茜「……!! “4組の誰か”さん、希望なし……! 興味ないって!」
水希「もぅっ、茜!」
茜「ごめんごめん、次行こっか、次」
水希「……じゃあ私読むから」
茜「……もしかして水希怒ってる?」
水希「冗談だよ。読むよ? “バカで変人な友桃”さんから。……友桃ってどこかで聞いた名前だけどまぁいっか。えっと、“今回は私の気まぐれで特別ゲストを送り込んでおきましたー。放送事故にならないようにがんばってください(笑)” ……え、何この意味わからないおたより。笑も何が笑なんだか全然わからないんだけど……」
茜「でもでも、特別ゲストってなんか盛り上がりそうじゃない!?」
水希「でも放送事故って書いてあるよ? 放送事故ってラジオで4秒沈黙続いちゃうやつでしょ?」
茜「そうそう」
水希「そうそうじゃないよ。それってあんまり喋らない人ってことじゃん」
茜「そこはっ、私と水希のトーク力でどうにかカバーするんだよ――って、あ、ゲスト来た!」
水希「え、どこ――って、うそ、白波兄ちゃん!?」
茜「キャ〜! ちょっと誰このかっこいい人! 水希の知り合い!?」
水希「う、うん。白波兄ちゃん、友桃って人に呼ばれたの?」
白波「……あぁ」
水希「そっかぁ……。……えっと、どうしようか」
茜「どうしよっかじゃないよ、水希! 早くこのかっこいい人紹介して……っていうか、もしかして水希の彼氏なんじゃないの!?」
水希「それはない!!」
茜「そ、そんなに全力で否定しなくたって……」
水希「え、あ……ご、ごめん白波兄ちゃん。そういうつもりじゃ……」
白波「……」
水希「……え〜……もしかして怒った……?」
白波「……別に」
茜「……ねぇ、なんでそんなに気まずいの、そこの2人……って、なになに水希! そんなに引っ張らないでよ」
水希(私白波兄ちゃんと2人きりになったことほとんど無いんだって! 何の話題振ればいいのかわかんないよっ)
茜(2人の関係が若干よくわからないんだけど。まぁでもとりあえず今は私がいるじゃん! どうにかなるって)
水希(でも――)
白波「……そろそろ帰っていいか?」
水希「――えっ!? もう帰るの!?」
茜「もう少しゆっくりしていけば――」
……バタン
茜「ってほんとに帰っちゃったよー?」
水希「ゲストが何もせずに帰るとかまた新しい放送事故な感じが……」
茜「いいじゃんいいじゃん、私達新しい境地開いちゃった感じじゃん!」
水希「悪い意味でね……。あ〜どうしよう白波兄ちゃん本気で怒ってたら……」
茜「え、ちょっと水希どこ行くの? もしかして帰るの!?」
水希「うん。やっぱ茜の家で普通に遊ぼ? とりあえずこのラジオ崩壊しちゃってるし……」
茜「りょ、了解! てことでE・Cラジオ第五回無理矢理ですが終了でーす! 水希〜今度リベンジしようよー」
水希「声かけられたらね。それより明日の部活さぁ……」
――バタンっ
* * * * *
久しぶりに突然ラジオを投稿しましたww
茜は「おほしさまの話(みぃちゃんの過去バナ)」の回に登場しておりますww
あと白波とみぃちゃんは今まで2人きりで喋ってるとこを書いてない、ハズ……!!←(書いてたらそれはミスです(ぇ)
ん〜…ラジオはどうやったらおもしろくなるんだろうか……;
でわ、お目汚し申し訳ありませんでしたーm(__)m
- (笑!) ( No.853 )
- 日時: 2011/01/29 23:52
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: x40/.lqv)
こんばんは〜〜!
遂にっ、出演したのですね!
ぜひもう2,3回くらい出演してほs……。
あ、4,5回くらい……希望しときますかねぇ。
ゲストが白波とは……、とんでもないモノを送りつけられてしまったようで、かなり気の毒。
放送事故ってレベルじゃないですねぇ、これは。(笑)
久しぶりのアップ最高に面白かったですよぉ!
では、また〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.854 )
- 日時: 2011/01/31 19:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
ARMAさん>
コメ返信遅れて申し訳ないです><
勉強に疲れた時にあーちゃんを見ると癒されます←
みぃちゃんがついに出演しました!! 相手をえれさまかウィーくんかで迷ったんですが、なぜか結局茜に……ww なんだか茜が予想以上に元気な子で書いてて楽しかったです^^
次は誰かな〜
そろそろ下橋だしてもいいかな〜
いや、むしろ影は…(←
コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club =ラジオ更新= ( No.855 )
- 日時: 2011/01/31 21:22
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
- 参照: http://http://musicmovie.blog48.fc2.com/blog-entry-6397.html
ラジオきた〜〜〜〜〜!!!!!←
白波久しぶりですねっ>< てかもうちょっと喋って欲しかっt(蹴殴
まぁ、そういうキャラだからしょうがないかw
みぃちゃんと白波のコラボって新鮮ですね♪ 初々しいw←誰
また見たいww
てか、みぃちゃん好きな人いないのか〜〜><
ウィル君とかお似合いですけどねw
あ、皆さんに聞きますけど、今年のバレンタイン何するんですか?
ちょっと参考にしたいんですけど…ww
ではまた!
- Re: Enjoy Club ( No.856 )
- 日時: 2011/02/01 22:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: HPのBBS更新したので良ければぜひww
(朱雀*@).゜.さん>
コメありがとうございます!!ww
白波は、ね……(笑 急にペラペラしゃべりだしたらびっくりですしね(笑←
朱雀さんのおっしゃる通り、白波とみぃちゃんのコラボは書いてる側としてもめちゃくちゃ新鮮でした!! 2人が一緒に出てくるときってたいていえれさまとかウィーくんもいるからなぁ……
でも、実は年が近い2人ww どっちも中学生っていうww
みぃちゃんはまだ仲いい男の子いても友達として見てますね、完全に(笑
てかみぃちゃんはたぶんモテます。それだけに男子がかわいそう(笑←
たしかにウィーくんお似合いですねww てかそのウィーくんも誰が好きなんだかわからないんですが(←ォィ;
今年のバレンタインはですねー、ばっちりテスト期間に当たってしまって作る時間がありません(泣;
予定では、ハートのクッキーと、チョコタルト(バナナがのってるやつ)をつくるつもりでしたww あ〜つくりたかったなぁ……
コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club =ラジオ更新= ( No.857 )
- 日時: 2011/02/02 18:57
- 名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: WpxyeKoh)
- 参照: @ 特になし←
はっ、初めまして!!
抹茶と申す者です!!
すごくハマりました!!ハガレンと同じくらいに!!
お父さんにパソコンやめろといわれても携帯で読んでました@((関係無い
なんか自分が書いてる小説がすごく駄作に思いました。
だけど、その逆に、こういう小説を書いてみたい!!って思いました@
2010冬の大会大賞
にランクインされていたので読んでみたらこれがもうww
これからも執筆がんばってください@
楽しみにしてます@ノ
- Re: Enjoy Club ( No.858 )
- 日時: 2011/02/03 23:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
抹茶.さん>
はじめまして!!
コメありがとうございますww 久しぶりの新しいお客様とてもうれしいです!!
ハマったって言葉だけでもうれしいのに、は、ハガレンと同じくらい……!! なんかめちゃくちゃうれしい一方とても恐れ多いです……っ(笑
それと携帯でも読んでくださった件……。全っ然関係なくないです!! その1行がどれほどうれしいことか……!! ありがとうございます、ほんとww
てか?駄作ってことはないかと思われww 今度抹茶さんの小説読みに行かせていただきます^^
それとこんな小説書いたら小説書く能力が崩壊しちゃいますょ(←意味不;
更新はかなり遅くなりますが、執筆がんばりますww
また来ていただけると嬉しいです^^ コメありがとうございましたーm(__)m
- Re: Enjoy Club =ラジオ更新= ( No.859 )
- 日時: 2011/02/12 22:47
- 名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: F5XSuO4B)
初めまして!!
野宮詩織と申します!!
ヤバいです。 このお話、すべてが良すぎますっ!! 神ですっ!!
白波と風也が特に好きですっ!!
2人共、大好きですっ!!(←始めて来て何言ってんだ)
文章も神すぎます!!
才能を分けて欲しいですっ!!
私もこのサイトで小説を書いているのですが、この小説を読んでから読むと、ただでさえの駄作(というより堕作)が自転車のかごの中に不法投棄された空のビール缶以下に見えます。
つまるところ、ゴミとか屑とかそんな感じですね……。
友桃さん、これからもがんばってください!!
心から応援してますっ!!
- Re: Enjoy Club =ラジオ更新= ( No.860 )
- 日時: 2011/02/08 20:17
- 名前: てるてる (ID: gT4Hbmrj)
友桃さんお久しぶりです^^
あなたのその素晴らしい文章能力を分けてくださいw
みぃちゃんと白波がすきです!!
これからも読ませて貰いますね!
今後もがんばってください^^
- Re: Enjoy Club ( No.861 )
- 日時: 2011/02/11 06:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
野宮詩織さん>
はじめましてww コメありがとうございます^^!!
わー…とても?ありがたいお言葉が……!!?
ありがたいんですけど私はそんなにすごくないです>< いや、そう言ってくださるのはすごくうれしかったりするんですけど←
白波と風也ww
作者のお気に入りですww← てか基本的にどのキャラもお気に入りなんですけどね^^;←
白波はたぶんこの先もかなり活躍してくれると思います、予定通りいけば。てかヘタしたら2章の方が白波メインかも。
風也は完全に私の趣味に走ったキャラなので(←)、これからも暴走しまくると思います(ぇ
詩織さんも小説書いてらっしゃるんですか^^!! 今度見に行かせていただきますww
ちなみに自転車のかごの中に不法投棄された空のビール缶以下な堕作ゎわたくしのほうでございます……><
ありがとうございますww 心からとかうれしすぐる……!!
これからも精いっぱい頑張らせていただきます^^
コメありがとうございましたー(^^)v
てるてるさん>
わーいてるてるさんだぁ!!ww
お久しぶりです^^ コメありがとうございます(^^)
いやいや、私のなんて分けたらせっかくのてるてるさんの文才が台無しになっちゃいます><
みぃちゃんと白波ですか!!ww
なんか新しいパターンですごくうれしいですww てかみぃちゃん入れてくれたのがうれしいww
みぃちゃんどうにかしてこの先も登場させたいなぁ……なぜかあまり出てきてくれない子なので><
ありがとうございます!! 更新がんばります^^
- =キャラ絵= NO.14 ( No.862 )
- 日時: 2019/06/29 22:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: E616B4Au)
- 参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=1197.jpg
お久しぶりです。
実はついさっき某友人様からすてきなバレンタインプレゼントをいただいてきましたー!!ww キャラ絵5枚!! あらためてありがとうございますww
てことで時期が時期なのでまずバレンタインバージョンから^^
他のはまたぼちぼちあげていきたいとおもいますー。
それとバレンタインで思い出したんですが……
バレンタインの短編をテスト勉強の合間にちょこちょこ書いてたんですょ。下橋の夜ゑと伸次バージョンで。そしたらなんか短編じゃない長さになっちゃいまして← この長さ書くんならむしろ本編の続き書いた方がよくね!?って本末転倒的なことになっちゃいまして……
もしかしたらそのうち本編あげるかもしれないかもしれないです(ぇ
まぁ今はそれより某友人のキャラ絵で!!
あーちゃんとえれさまとみぃちゃんですww 感想いただけると嬉しいww
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.863 )
- 日時: 2011/02/14 07:59
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fypwKGNz)
お久しぶりです〜!!
感想というか、感嘆を書きに来ました(涙涙涙)。
絵の左側……(絶句)……。
某友人さん、また美術と犯罪の一線を踏み越えてしまったようです。
素晴らしいつ...。
計量している亜弓が亜弓っぽくて(??!)、これもまた最高!!
恵玲はいつものようにばっちりポーズ決めてるし!
ありがとうございました!!!
5枚いただいたとか。。。。
本編もイラストもアップ期待しております!!
では、また〜。
- Re: Enjoy Club =キャラ絵= ( No.864 )
- 日時: 2011/02/14 17:00
- 名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: F5XSuO4B)
キャラ絵ヤバいです!!
萌死にしそうです!!
甲乙つけがたいですが、個人的には悪戦苦闘しているあーちゃんが一番好きです!!(←何様って感じですね)
えれ様もみぃちゃんも可愛すぎます!!
この子達からチョコをもらえたらどれだけ嬉しいことか……。
もらったら泣いて喜びます!!←
では、またちょくちょくのぞきに来ますので、頑張ってください!!
いつでもどこでも応援してますので!!←
- =キャラ絵= NO.15 ( No.865 )
- 日時: 2011/02/14 23:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: http://www3.plala.or.jp/banisingukyanon/radio.html
キャラ絵連投ww 働けよ作者ww
今回のはまたすごいんです!! なんとラジオの挿絵なんです!!
てか某友人がココに来てたことのがびっくりだ?←
⇒*E・Cラジオ* NO.2恵玲&風也 >>495 参照ww
とてもなつかしいです、はいww
そしてえれさま可愛いでs…←
- Re: Enjoy Club =キャラ絵連投= ( No.866 )
- 日時: 2011/02/14 23:16
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
非常にお久しぶりです。
ここ二週間ほど小説を放置している、放置プレイヤーこと、山口流です。
町田……いいよ、可愛いよ町田……。
某友人様の絵は本当に御綺麗ですね、憧れます。
あと、私の方が圧倒的に働いていないので、その点については大丈夫ですよー。私ですか? 大丈夫じゃないです。はい。
それでは。
- Re: Enjoy Club =キャラ絵連投= ( No.867 )
- 日時: 2011/02/15 06:03
- 名前: 或 ◆zyGOuemUCI (ID: s1qwLtf7)
朝っぱらから申し訳ないです。
お久しぶりです、或です。
HP、ラジオ、キャラ絵、拝見しましたー(^^*)
HPは可愛らしくて、個人的にすごく好きです。またBBSにもお邪魔しようと思います!
アイコンとか可愛すぎですww 友桃さん絵の才能もあるとかすごい……!
ラジオ、白波出てきてすごくテンション上がったんですが、本当に何もせずに帰っちゃいましたねwww
でもそこがまた白波らしくて好k((ry
キャラ絵はまた素敵ですねぇー(><*)
私の友人はバレンタインデーに友チョコのお礼をイラストでするとかで
最近怜ちゃんも翔ちゃんも描いてくれませんorz
また時期を見計らって頼んでみようかなww
あ、それと先程久しぶりに「Mistake .」の方を更新してきました。何か間があいちゃうと質が落ちてそうで怖いですね……;
ちゃっかり報告ぶっこんじゃってすみませんでしたww
また覗きにきます!
- Re: Enjoy Club ( No.868 )
- 日時: 2011/02/15 22:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
新キャラの扱いに悪戦苦闘してる友桃です><
ARMAさん>
みんなかわいすぎですょね!!ww
わたし個人的には右下のえれさまがツボですww 一部分だけ髪結んでるじゃないですか? その髪型可愛すぎるからそのうち本編でつかっちゃおうかなぁとか考えてます^^
ありがとうございましたって読者の方からお礼言われちゃったょ(笑 某友人に伝えておきます……ってか見てくれてるのかこっそり(笑
本編久しぶりに書いたら筆がなかなか進みませんが頑張りたいと思います^^
野宮詩織さん>
詩織さんだぁww また来てくださってうれしいです^^ ありがとうございます!!
萌死にしそうです……同感。いや、まぢで←
むむってなってるあーちゃん可愛いですょね!! ほんとどうしたらこんな素敵な絵が描けるんだろう……ww
私もこの子たちからチョコもらったらがち泣きしますょ(ぇ
てか今思ったんですけど、この子たち3人ともお菓子作り得意そう……。そして下橋の有衣ねーさんと夜ゑもお菓子作りちょーうまそう……。……あれ? 私のキャラ皆お菓子作り得意?←
わ〜来てください?ww←
更新がんばります^^
山口流さん>
お久しぶりです、流さん!! なんか本当に久しぶり感が半端ない……笑
ほんと町田がこんなに人気が出るとは思わなかった……笑 某友人は前からかなり押してくれてたんですが、なんか他の読者の方にも気に入っていただけてるようで……ww ありがたいですほんとww よかったね、町田ww たぶんみんな下の名前忘れてるけどねww←
私も某友人様の絵はあこがれます。こういう絵描けるようになりたいけどムリ←
働かなきゃですねー。もちろん働きたいのは山々なんですけどねー^^;
流さんの方の更新待ってますょww
或さん>
こんばん……あ、いや、おはようございます?←
お久しぶりです或さんww
小説更新しましたか!! やったぁww このコメ終わったら早速よみにいかせていただきますww 報告ありがとうございますww
BBS遊びに来てください♪ いっぱいおしゃべりしましょー^^
てかいや? あんな絵ほんとお恥ずかしい……!! ごめんなさい、あんなヘタすぎる落書き使わせちゃって……><!! まぁでもあったほうが楽しいですょねーたぶん。
はい、白波速攻退散しました(笑 相手がみぃちゃんだったからなぁ……。作者が、この2人で会話もたせるのムリですもん← あ・もちろん仲が悪いわけじゃないんですけどね?
或さんの方のキャラ絵また見たいです!! てかやっぱ絵のうまい人は引っ張りだこだなぁ……ww
みなさま、コメありがとうございましたー(^^)v
またぜひいらしてくださいww
- Re: Enjoy Club =キャラ絵連投= ( No.869 )
- 日時: 2011/02/18 18:36
- 名前: 、璃瑚. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
初めまして.璃瑚と言います(^ω^)*.
プロローグがかっこよすぎますね★!、
そして大賞受賞とは凄すぎます*.
すんごい憧れてます(∩ω∩)*.
凄い長編ですね、大変だろうけど頑張ってください!、
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(7) ( No.870 )
- 日時: 2011/02/19 09:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 2ページです
主・影晴の入室を促す声に続いて、ゆっくりと、もどかしいほどにゆっくりと開かれる扉。時が止まったかのように固い静寂が部屋に満ち、ひんやりと肌をかすめる空気さえ感じ取れるような緊張が身を包む。何が起きているのか頭の中の整理がつかない状況で、絨毯をこする扉を凝視する麗牙光陰の面々。その目は、あまりに唐突で予想外な展開に見開かれている。
ウィルとて例外ではない。澄んだ蒼瞳を驚愕に揺らす彼の脳裏に、麗牙のリーダーを任されたばかりの頃の記憶がよみがえる。
――“実は君たちの他にも、もうひとつE・Cのグループがあるんだ”
まるで家族を紹介するように、あたたかい声でそう言った影晴。少々違和感を感じるほど今と変わらない顔に深い微笑みをたたえ、麗牙光陰の仲間――“月下白狼”の存在を彼は教えてくれた。今でも覚えている、その時の……気持ち。“仲間がいる”――ただそれだけで、うれしさに、頼もしさに、体の内側からじんわりと広がるようにみなぎってきた、力。
そしてだからこそ、その直後の影晴の哀しそうに眉を下げた表情をはっきりと覚えているのだ。心底申し訳なさそうな、なだめるような声を。
――“でも、ごめんよウィル。まだ君たちと直接会わせることはできないんだ”――
もちろん、その理由が気にならなかったと言えば嘘になる。しかし当時のウィルは、自分以外にもたくさんの能力者がいると知るだけで十分だった。当時すでに紹介されていた、“白波”という仲間が隣にいるだけで、十分だったのだ。そしてやはりそれ以上に、主を困らせるようなことを彼はしたくなかったのである。
しかし、今その“もうひとつのグループ”が、ウィルの手の届く場所にいる――!
――……月下、白狼……? ほんとうに……!?
ふっと冷たく細い息を吸い込むと同時に、呼吸が止まるような息苦しさを感じた。かすかに震える指先で胸元をギュッとつかみ、どうにか心を落ち着けようとしたが……
扉の奥からのぞいた服の袖と、靴のつま先を視界に入れた途端、彼の体温は爆発的に上昇していた。隣にいた恵玲がむき出しの二の腕を掴んでくることにも気付かずに、ウィルは姿を完全に現した2人の男性に、茫然とした表情のまま視線を走らせた。
1人は落ち着いた雰囲気の、年上の男性だった。年齢はおそらく20代前半か半ばくらいだろう。比較的がっちりとした肩に対し、小さなつくりの顔。きちんとセットされた黒くつやのある髪。特別オシャレな髪型ではなくいたってシンプルなものだが、十分に清潔感があり、彼の真面目そうな顔ともマッチしている。芯の強そうな瞳と、顔に違和感なくおさまった黒縁眼鏡。鼻筋は通り、口元は緩むことなくがっちりと結ばれている。白波並みに背が高いが、彼のような細身の印象はあまり受けない。どちらかというとある程度鍛えられた感じの、ほどよく引き締まった体だ。質の良さそうなグレーのワイシャツに、きっちりと襟元で結ばれたネクタイは、色や柄の相性が抜群である。
それに対しもう1人の青年は、ぐっと年齢が下がり、ウィルあるいは恵玲と同じ年くらいのように見えた。つりあがった目に、細く整えられた眉。乾いた質のちょっと傷んだ黒髪は所々大きくはね、寝起きなのかセットしてそうなっているのか判別しがたい状態になっている。目に余裕でかかる長さの前髪は、真ん中から分けられ左右の目の端を隠す形になっている。ストライプのシャツに黒い薄手のベストを重ねているが、下はデニムをかなり浅くはいており、加えてシャツが半端にズボンからのぞいていたりして、全体的にだらんとした印象の青年だった。
ウィルが、信じられない思いでどことなく対象的な2人を見つめていると、彼らも当然こちらに興味を示してきた。先の黒縁眼鏡の生真面目そうな青年がウィルにがっちりと視線を合わせ、何かを見極めるかのように眼鏡の奥の目を細める。そこに負の感情はなかったが、しっかりと唇を引き結んだまま穴が開くほどにこちらを見つめてくるので、ウィルは自分の体が指先まで緊張し強張っていくのを感じていた。特に敵意をむき出しにされたわけでもないのに、なにやら透き通るようなプレッシャーを感じ取っていたのだ。
と、そこで。
その隣に立っている少し崩れたイメージの青年が、突然かすれた大声をあげた。
「すっげーッ!! あいつめちゃくちゃ可愛くね!?」
麗牙光陰全員がびくっと肩を震わせて、声の主――ぴんと伸ばした人さし指でウィルの隣を示している青年に視線を集中させる。直前までの妙に緊迫した空気を見事にぶち壊してくれた彼は、真っ直ぐ前に突き出した右腕を上下に振りながら、そのつり目で隣の黒縁眼鏡の青年を見ていた。彼が振っている右腕には、オシャレなリストバンドがはめられている。どうやら彼は隣に立つ仲間に共感してほしいようだが、その目が外見からのイメージと違いとても純粋に光っていて、ウィルは少し意外に感じていた。
それから彼が遠慮の欠片もなく指差している方向を目で追っていくと、その先に予想通りぽかんとした表情の恵玲が立っていて、ウィルは内心何度もうなずいてしまった。確かに恵玲はその辺にいる子と比べると、かなり可愛い部類に入るのだろう。同時にそこらの男じゃ太刀打ちできないような恐ろしい能力も持っているが。
そんなことを考えながら思わずくすっと笑みをこぼしてしまったウィルは、直後、彼女の大きな黒瞳がす……と細められるのを見て、さりげなく視線を前に戻してしまった。なんとなく恵玲はあまり見られたくない表情だった気がしたのだ。どうやら彼女は月下の青年に意識を集中しすぎてこちらの視線には気が付いていないようだったので、ウィルはそのまま何も見なかったことにすることにした。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(7) ( No.871 )
- 日時: 2011/02/19 08:54
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
そして、ウィルが再び月下の2人に目をやるのと、こちらにぴんと伸ばされた腕を黒縁眼鏡の青年が押さえるのはほぼ同時だった。
「迅。あまり人に向かって指をさすな」
よく通りそうな、ほどよく低い張りのある声。先程扉の向こうから聞こえた声と同じものだった。
ということはやはり、とウィルは無意識にこぶしを握って一歩前に踏み出す。「いいだろ別に!」とぎゃんぎゃんわめいている迅を適当にあしらっている青年に向かって、固く緊張した声で彼は尋ねた。唇が、震えた。
「……キミが月下白狼のリーダー……で、いいのかな?」
ウィルの声に反応して、月下の2人が同時に振り返る。二拍ほど置いてうなずいたのは、案の定ウィルが問いかけた方の、まだ名前すらわかっていない青年だった。
「あぁ。俺が月下白狼のリーダーだ。お前がそちらのリーダーで合っているな?」
ずいぶんと自信の見える言い方だった。そしてそれ以上に、彼は麗牙と会うことを予想していたのだろうかと考えてしまうほどに、平静な声だった。
それを聞いたウィルは、自分の中に沸き起こっていた驚愕や緊張、そして心地よい高揚感といった感情が、急速にしぼんでいくのを感じていた。それくらい彼ら――特にリーダーの自分達との対面に対する反応は、明らかに冷めていたのである。迅の先の興奮した台詞はE・Cがどうこうという話ではなく、恵玲個人に向けられたもののようだしと、ウィルは突如ひどい空虚感に襲われながら、自嘲気味な笑みをこぼしていた。月下が――仲間がいると知った時本気で喜んだことを思い出して、置いてきぼりをくらったような虚しく惨めな感情が胸の内にじわじわと広がってきたのだ。
しかしウィルは、すぐに気を取り直し、己の心に活を入れた。まだ月下の2人と出会ってほんの数分。もっと親しくなれば、彼らの印象も変わってくるかもしれない――そう、信じて。
ウィルは唇で緩く弧を描き、相手をほっとさせるような柔らかな表情を浮かべて、相手の問いにうなずいた。
「うん。ぼくは麗牙光陰のリーダー、ウィル=ロイファー。よろしく」
それから、近くにいた恵玲から順に手で示しつつメンバーの名前を紹介していく。恵玲達もウィル同様複雑な心境なのか、どことなくぎこちない様子だった。
一通り名前の紹介が終えたところで、皆の視線が月下に集まる。「なんで麗牙の女子2人はすげー可愛いんだ」と未だにぼやいている迅を横目に、月下のリーダーが口を開いた。
「篠原扇だ。呼び方は普通に扇でいい。それと、こっちは神崎迅」
名前を出されて迅が驚いたように扇を見、それから「……どうも」と素っ気ない挨拶をする。突然テンションが上がったりすねたような態度になったり、わかりにくい子だなと、ウィルは恵玲と一瞬視線を交わしあちらに気付かれない程度に苦笑をもらした。
と、そこで扇の芯の通った声が、今まで完全に傍観していた人物に向けられた。
「で、そろそろどうして迅が呼ばれたのかを教えてもらえませんか、主」
その呼び方に、言葉の響きに、なぜか心臓がドクンと音を立てる。
しかし、普段から扇にはそう呼ばれているのだろう。特に驚いた風もなくうなずいて見せた影晴は、静かに月下の2人に近づいて行った。彼の足が一歩一歩丁寧に床に下される、それだけで場はそれまでとは違う空気に包まれる。ウィルはほうっと吐息をもらしたいような、不思議な気持ちになっていた。
迅から2、3歩離れたところで足を止め、影晴が2人の顔を交互に見る。ウィルからは主の背中しか見えないが、彼はきっと今も穏やかな寛容な笑みをたたえているのだろう。
麗牙の4人が黙って成り行きを見守っていると、影晴はす……と右腕を持ち上げ、壁にもたれかけてある亜弓と風也を示した。
「……E・Cのことが彼らにバレてしまってね、迅の能力を借りようと思ったんだ。君の能力で彼らの記憶を消してほしいんだが……いや、その前に」
一度言葉を切って、影晴はふっと慈愛のこもった声で言った。
「迅も久しぶりだね。どうやら元気そうだが、皆とは仲良くやっているかい?」
迅も恵玲や白波、水希と同様影晴にはずっと会っていないはずである。主の問いかけにちょっと顔をしかめた迅は、気持ちうなずいて頭を下げた。「お久しぶりっす」とよくわからない敬語で言ってから、迅は気乗りしなさそうな声でつづける。彼のちょっと割れた声は相変わらずで、別に先のように叫んだときだけではなく、元々の特徴のようだ。
「……まぁ一応元気っすよ。仲いいかはわかんないっすけど」
影晴から視線をそらしながらそう吐き捨てるように言い放つ迅。くっと影晴が肩を震わせて笑うのが見えたが、それを見ているウィルはあまり穏やかな気分ではなかった。迅の態度が、彼の目にはひどく失礼に映ったのだ。
少し顔を曇らせたウィルの視線の先で、迅が面倒くさそうに頭をかきながら亜弓と風也の方を見る。影晴が、「さっきの件は大丈夫かな?」と尋ねると、彼は気だるげにそちらに歩きだした。
「……了解っす」
それを扇が横目で見、眉間に薄くしわを寄せていた。
- Re: Enjoy Club ( No.872 )
- 日時: 2011/02/19 09:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
なんかどんどん文がくどくなってる気がするんですが……><
もし読みにくかったりしたら遠慮なく言ってください、どうにかします!!
てか扇の外見描写のとこものすごく納得いかない……でもいい文が思い浮かばない……(泣;
、璃瑚.さん>
はじめましてww 来てくださってありがとうございます!!
わ〜ほんとですか!? プロローグは最初だから特に頑張ったのでうれしいです。ありがとうございます><ww
なんだか私にはもったいないお言葉がたくさん……!! ありがたいです、ほんとww
長〜いですが(笑)、頑張りたいと思います!!
コメありがとうございました(^^)/
- Re: Enjoy Club 最新話更新 ( No.873 )
- 日時: 2011/02/19 10:14
- 名前: のの (ID: qHfVjGdk)
細かい所も書いてあって面白い★x3
- Re: Enjoy Club 最新話更新 ( No.874 )
- 日時: 2011/02/19 13:00
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: fypwKGNz)
こんにちは!
遂に来ましたーー!!
待ちに待った本編更新!(涙)
月下と対面ですね。嵐を前の静けさのような和やかな話でした。
次回は迅と風也で、ひと悶着ありそうな感じがします。
お互いが紹介しあうところの会話、とてもECっぽくていいです!……よくわからない表現ですみません……。
あと、全然くどくないです。その場所の光景が想像しやすくて、非常に読み易かったですよ!
最後に……、迅は最初に目を付けるべき子を間違えてますねぇ〜。
それではまた〜!!
- Re: Enjoy Club 最新話更新 ( No.875 )
- 日時: 2011/02/19 19:13
- 名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: oqn8OaZU)
- 参照: ■world*2■
楽しみにしていた本編がついに更新!!←
迅君!!麗牙光陰の女の子がかわいいって・・wwww
まぁ確かにみーちゃんとえれ様可愛いけれどもWWW←
次回の更新楽しみにしております!!
- Re: Enjoy Club 最新話更新 ( No.876 )
- 日時: 2011/02/20 16:14
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: gWH3Y7K0)
やったー!!←
ついに本編更新ですね♪
てか迅君ww 「なんで麗牙の女子2人はすげー可愛いんだ」って…; 迅君はそう言ってるけどめっちゃ可愛かったりしてww
結構こういうキャラ好きです♪ でも影晴様にその態度は…ww 首狙われたりしないでしょうか←
次の更新楽しみにしてます♪
- Re: Enjoy Club ( No.877 )
- 日時: 2011/02/22 07:32
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
ののさん>
はじめましてww
うれしすぎるお言葉ありがとうございますー^^
ARMAさん>
待ちに待っただなんて……!!
こんな駄作を……ww ありがとうございます><ww
はい、月下と対面しちゃいました。これからこの子たちがうまくからんでくれるといいのですが、月下は反抗期?な子が多いもので……苦労しそうです^^;笑
本当は能力も教え合えばもっとE・C!!って感じだったのかもしれませんww まぁでもそれじゃあつまんないですしね(ぇ
あ・ほんとですか!? よかったです。ほっとしましたww
そして予想通りの突っ込みに笑ww← いや、やっぱそこはえれさまでしょうww
コメありがとうございましたー^^ また来てくださるとうれしいですww
抹茶.さん>
わわっ、ここにもうれしいお言葉が……!!ww むしろこんな駄作を覚えていてくださってありがとうございますww←
迅は……
なんていうか初っ端からヘンなキャラになっちゃいましたね(笑← コロコロテンションが変わるのでくせものなんですが、がんばってキャラ統一していきたいと思います><ww
はい、あの2人はかわいいです← すみません親バカで←←
その言葉を励みに更新頑張りますっww っていっても次かなり先になりますが!!(←ォィ;
コメありがとうございましたー^^ また来てくださると嬉しいですww
(朱雀*@).゜.さん>
なんかあれですょね、最近つくづく思うんですけど、みなさんめちゃくちゃ優しいですょね(ぇ
いや、本編久しぶりに更新して喜ぶ声をいただけるのってすごくうれしかったりするんですょ。ほんとこれはみなさんに感謝しなきゃですねー^^
月下の女の子はどうなんでしょうねーww わたし的には今までの子たちとはちょっと違う感じの子をだせたらいいなぁと思ってるのですが、さて……どうなるんでしょう。作者にもわかりません(←ォィ;
ほんとですか!? 結構好きとか言っていただけるとすっごいうれしいんですが!!←
迅よかったねー^^← 影晴に首狙われないように気をつけてねー笑←←
更新頑張りますww
コメありがとうございましたー^^ また来てくださると嬉しいですww
- Re: Enjoy Club 最新話更新 ( No.878 )
- 日時: 2011/02/22 16:31
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: 0N93rCdO)
お久しぶりでしぃ〜☆♪
やっぱり、友姉ぇの小説は面白いですぅ〜!!!
これからも応援してますねッ^^♪
キャラ絵も楽しみにしてましぃ〜!!!
めちゃくちゃかわいぃ!!!
- Re: Enjoy Club ( No.879 )
- 日時: 2011/02/24 19:04
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
ひろ>
お久ぶりですww
そう言っていただけて本当にうれしいですー><!! これからもがんばらなくてわww
キャラ絵新しいのHPの方にあげたんで、ぜひ?見てみてくださいww
コメありがとうございました^^ww
みなさま>
もともと更新遅いんで言わなくてもいいかもですが、
友桃は明日から3/17まで日本から去ります!!(ぇ てことでカキコ自体に来れません>< その間小説更新はもちろんコメの返信もできないので、ご了承くださいm(__)m ……なんか日本語ヘンな気がする;
- Re: Enjoy Club ( No.880 )
- 日時: 2011/02/25 17:58
- 名前: 友美 (ID: qHfVjGdk)
おもしろいですね。これからも小説がんばってください。★
- Re: Enjoy Club ( No.881 )
- 日時: 2011/02/26 16:27
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: Hv9tLdWu)
お久しぶりです〜^^
パソコン新しくなりました♪ 大画面↑↑
えっ!! 3月17日まで来れないんですかっ!? 寂しいです…泣))
日本から去るってことは外国に出かけるんですか? いいなー…私はまだ飛行機に乗ったことすらありませんww
じゃあまた雑談しますww(え
でも私も今またpc禁止令出てますので…いつ来れるかわかりませんけど。ww
じゃあまた来ますね〜^^
- ♪雑談♪ ( No.882 )
- 日時: 2011/03/06 16:24
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: Hv9tLdWu)
久しぶりの投稿です♪
で、さっそく雑談始めますが…
≪を≫って「ウォ」って読むんじゃなくて「オ」って読むんですねーww
最近日本語の授業で初めて知りましたww ほんとに日本でずっと暮らして来たのかっていうww
皆さんは知ってましたかー? まぁ、知ってますよね;
なんかホントにどうでもいい話してしまった…ww
また来ますね。次はもっといいネタ持ってきますww
by朱雀
- Re: Enjoy Club ( No.883 )
- 日時: 2011/03/12 15:30
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: st6mEGje)
更新待ち遠しいなぁ〜。
ここにも長きにわたり「を」をうぉ〜!と発するものだと思い込んでいたものが一人。あまりに目から何とやらだったのでレスしてしまいます……スミマセヌ。
五十音表とローマ字考えた人センス悪すぎです。
あれみたらだれが見ても「お」なんて発音しないです。「を」は集合写真の欠席した人的なポジションに配置しておかないと。
まあ、でも現代仮名遣いに「ゐ」とか「ゑ」とかなくて良かったです。危うく現状の3倍無知を晒すところでした。
……あ、でもこの作品「夜ゑ」がいたような……。
じゃ、また〜!
- 地震怖かったですね>< ( No.884 )
- 日時: 2011/03/12 21:06
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: EAODCj16)
こんばんは、朱雀です。
昨日と今日で地震が…国内最大地震らしいですね; ホント自然って怖い…
皆さんは大丈夫でしたか? 私はまだ震源地から距離があったほうなので大きくは揺れてないんですけど…
ホントに皆さんの安否が心配です><
友桃さんは日本から去ってて良かったって思いますホント。
では、また皆さんとお会いできるよう祈ってます。
by朱雀
- Re: Enjoy Club ( No.885 )
- 日時: 2011/03/13 17:28
- 名前: 亜美 (ID: ccgWKEA2)
はじめまして。亜美です。
小説拝見させていただきましたぁ!
とても×12面白いですねぇ!!
あの!あたし『小説カキコ』だけで小説をかいてるんじゃ
ないんです。
『野イチゴ小説』と言うサイトでも書いてるんです。
そこでは、自分の作品を文庫化できるんです!
でも、そのためには人気じゃないといけないんですけどね?
何歳でも文庫化出来るんですよ^^
小学校6年生の子も文庫化しちゃったし・・・・(笑)
だから、もし、よかったら
着て下さい。絶対あなたの小説、文庫化出来ますよ!
あ!・・・・宣伝みたいになってしまってすみません。
つづき楽しみにしてマス。
また来ますね?聞きたいことがあったら、なんでも言って下さい。
でわでわ・・・。頑張って下さい
- Re: Enjoy Club ( No.886 )
- 日時: 2011/03/17 23:29
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
こんばんわーww
おひさしぶりです。明日調子が狂ってなければ最新話書きたいと思います^^ うわーひさしぶりだー緊張するー←
すみません、なんか変な感じになっちゃってますが気にしないでください。時差ぼけしてるだけなんで……
友美さん>
はじめまして^^
……おもしろいですか!? ありがとうございます、うれしいです><ww
これからもそう言っていただけるようにがんばります!!ww
ぜひまたいらしてください^^
(朱雀*@).゜.さん>
朱雀さーんww← 会いたかったです朱雀さん(ぇ
何回もコメしてくださってありがとうございました^^ww
パソコン新しくなったんですか!! これで白波が大画面でみれますね←
中国に行ってました。短期語学研修的なww 実際はグルメツアーみたいになってましたけど(←ォィ;
とりあえず沖縄は行くことをお勧めしますww さいこーなんでww
「を」って「オ」の発音が正しいんですか? 初耳です。なんとなく正式な読み方は「ウォ」なんだろうなぁと思いながら、面倒くさいんで「オ」って発音してました。日本語は難しいけどおもしろいですねーww 日本語のそういうとこ大好きです(←謎;
それと地震の件。朱雀さんは無事だったようで本当によかったですww 私友達が東北出身の子が多いのでほんとに心配だ……
てか私ちょうど地震避ける形になったな……
ARMAさん>
そもそもなんで「を」っていうまぎらわしい言葉があるんでしょうね……>< 昔の人はちゃんと発音し分けてたってことなのかな^^;
「ゑ」もほんとに不思議な字ですょね(笑 どっちかっていうと読み方「る」だろうって思っちゃいます><
日本語を勉強してる外国人は大変なんだろうなぁ
亜美さん>
はじめましてww
そしてうれしいお言葉本当にありがとうございますww
おもしろいって言っていただけるだけでもうれしいのにどうしようそんな素敵なお誘い……←
でも仮に本当に文庫化できても売れなくちゃ意味が無いので……。そして私の小説は万が一にも売れることは確実に無いので。その件はごめんなさい><
でもなんだかおもしろそうなサイトなので今度のぞきに行ってみます!!
それともし小説を書いてるんでしたら教えてくださるとうれしいですww 亜美さんの小説よみたい!!←
でわぜひまたいらしてください^^
みなさんコメありがとうございました^^ww
- Re: Enjoy Club ( No.887 )
- 日時: 2011/03/18 14:43
- 名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: M2PWxqO6)
友桃さん、お帰りなさい!!
地震の影響で発着できない空港とかもあるらしいので、心配でしたが無事なようで何よりです!!
私は産まれてこのかた、海外に行ったことがないので羨ましいです……!!
中国ですかぁ……。 お土産ください((殴
今のは冗談ですので、気にしないでください…^^
更新、超楽しみにしていますが、余震とか来るかもしれませんので、ムリしないでくださいね!
これからも頑張ってください!!
- Re: Enjoy Club ( No.888 )
- 日時: 2011/03/18 22:03
- 名前: 山口流 ◆v9R3ODctWg (ID: NhgkHXib)
- 参照: http://ameblo.jp/mekurumekunovel-blog/
本当にお久しぶりです。一ヶ月ぶりに小説を更新した亀更新の王こと、山口流です。
地獄の試験と天災の地震で最近これませんでしたが、久々にきました。
更新がとても進んでいますね。当然ですが……。というわけで、今から読んでまいります。
忘れてない……私は忘れてないはず……。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(8) ( No.889 )
- 日時: 2011/03/18 23:47
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 2ページです
ウィルら麗牙の4人が緊迫した雰囲気で見守る中、迅は靴で床をすりながら亜弓と風也の元に歩いてきた。かなり低い位置ではいたズボンのポケットに手を突っ込んで歩く様子は、ウィルから見ればやや不良の域に入るもので、彼は思わず困った顔つきをしてしまった。それでも、亜弓ら2人をちょうど囲む形で立っていたウィル達は、戸惑いの表情を浮かべつつ一歩身を引いて迅に道を開ける。が、一人だけよける様子もなく彼の正面に立ちはだかった少女がいた。いつも通り堂々とした立ち姿の恵玲である。
彼女と能力を使う対象である2人との関係を、迅は知らない。当然彼は、ウィルの見つめる先で怪訝そうに目を細め、恵玲を見返した。
「……なんだよ」
迅の口からややたじろいたようなかすれた声が漏れる。彼自身が先程可愛いと太鼓判を押した人物が、今腕を組んで揺らがぬ瞳を自分に向けているのだから、その反応も仕方がないだろう。迅はわずかに引き身になりながら、それでも強気であろうとするように目の前の恵玲を見つめている。対して恵玲は、怒りの感情は見せていないのに、それでも相手を縛りつけるようなそんな強い光を黒い瞳に灯らせていた。
数秒の沈黙の後、恵玲が割合穏やかな声で尋ねた。
「あなたの能力……記憶を消せるものなの?」
彼女の声音にほっとしたのか、迅が緊張を解いたのが分かった。そして彼は、どことなく照れの見え隠れするもごもごとした口調で答えたのである。
「け、消すっていうか、封じるんだよ。だから思い出させたくなかったら、E・C関係の事はあんまりコイツらの前で出さない方がいいぜ」
「危害は? 記憶消すのと一緒に何か2人に副作用とかはないよね? 例えば亜弓のバカな頭がもっとバカになるとか」
口では冗談を言いながらも、恵玲の表情はいたって真剣だ。本当に安全だと確認できなければ絶対に2人の前をどかなそうな、そんな頑固さで迅の前に立ちはだかり、初対面の彼に対し何の遠慮もためらいも見せる様子がない。
ウィルはそれを一歩下がったところで見つめながら、何もできない自分自身の情けなさに強い悔しさを感じていた。2人に能力を使っても安全なのかどうかということは、ウィルもまた確かめたかった事なのである。急な展開の中影晴の命令でこちらに向かってきた迅に、何も言わず道を開けてしまった自分の両足に視線を落とし、彼は苦い思い出唇を噛んでいた。
ウィルのそんな内心など知るよしもない迅は、不意にす……っと恵玲から目をそらし、先程までよりずっと真剣みを帯びた声音で言ったのである。
「随分と大事なんだな、コイツらのこと」
迅の声に促されるように、目を閉じたまま壁にもたれかかる親友を見る恵玲。そんな彼女の心に、ささやくように言った迅の台詞がするりと入り込んできた。
「オレ様だったらそんな大事なダチの記憶、消したくないけどな」
痛いところを突かれ、恵玲が弾かれたように目を見開く。そのまますぐ悔しそうに顔を歪め、体の横で強くこぶしを握る。その会話を横で聞いていたウィルも、まるで恵玲の心が乗り移ったかのように、胸が震えてならなかった。
しかし恵玲はそこで黙っていられる人物ではない。今度ははっきりと迅を睨みつけ、「あんたなんかに何が……」そこまで言ったところで、ふっと口をつぐんだ。彼女は目をそらしたままの迅の顔を、驚愕の表情で凝視している。横から口を挟んでいい雰囲気ではなく、ウィルはただ眉をひそめて2人を交互に見つめていた。
- Enjoy Club 第7話『友を取り巻くモノ1』(8) ( No.890 )
- 日時: 2011/03/19 20:30
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
その突然のよくわからない緊迫した雰囲気を壊したのは、相変わらずだらんとした姿で恵玲の横に並んだ迅だった。彼は急にあっけらかんとした口調になって、恵玲の先の問いに答えたのである。
「そういや危害の方は何も心配いらないぜー。なんてったってオレ様クオリティーだからな! 心配する方がバカだっつーの!」
軽い口調ではあるが頼もしい彼の台詞に、恵玲は口元だけ微かに笑みを浮かべる。それを見てにっと白い歯を見せて笑った迅は、早速並んで座る亜弓と風也の前にしゃがみ、まずゆっくりと風也の額に手を伸ばした。が、シルバーの指輪がいくつもはめられた右手の指先が額に触れたところで、迅はふと影晴の方を振り返った。
「今日の分だけ封じとけばいいんすかー?」
迅の間延びした声に、こちらの様子を腕を組んで眺めていた影晴は、いや、と首を横に振る。
「今までE・Cと接触したときの分も消してもらわないと意味がない」
「げっ」と声に出して思いっきり顔をしかめる迅。そんな彼に水希がためらいながらも、情報を与えた。
「5月1日の小松家での任務消してもらわないとだめだよね」
「あ、あとぼくもこの間の水曜日に金髪くんと接触しちゃってるから、そこもお願いしたいな」
「あたしがE・Cと関係なく亜弓と接触した分はぜ〜ったいに消さないでね」
水希の台詞を引き金に次々と加わっていく任務内容にげんなりとした表情を浮かべた迅は、そのままの流れで、まだ口をきいていない白波に話を振った。
「そこの背の高いあんたはなんもねぇよな?」
突然話を振られて反応が遅れているのか、口を開く様子の無い白波。その隣でウィルはハッとあることを思い出して、思わず白波の服の袖をつかんでいた。
いるではないか、白波が個人的に接触した人物が。もちろん白波自身も気が付いているだろう。一見表情は変わっていないように見えるが、きっと今胸の中では様々なことを考えているはずだ。紫苑風也と話したことを。それを今、紫苑風也の記憶から消すべきだということを。
しかしウィル個人的には、それはあまり気の進まないことだった。どういう関係なのかがいまいちよくわからないが、あの白波がある程度他人とは違う存在として見ている人物なのだ。それだけでもウィルとしてはとても重要な存在なのである。できれば消えてほしくない関係だった。加えてよく考えてみれば、白波はE・Cであることを明かす前に風也と接触しているはずである。その時の記憶であれば、残しておいてもそれほど支障はないかもしれない。
ウィルは一瞬ともとれる時間の間に、ざっとそのようなことを考え、白波の顔を見上げて、語尾を強調して尋ねた。
「白波は金髪くんたちと個人的には接触して……ないよね?」
じっと白波の興味のなさげな目を見つめていると、彼はちょっとだけ眉をひそめ、続いて風也の方にゆっくりと目を向け、
「あぁ」
と一言呟いた。もしかしたらこっちの意図に気づかずサラッと風也と接触したことを言ってしまうかもしれないと思い冷や冷やしていたウィルは、白波の台詞にほっと胸をなでおろしていた。しかし、基本的に鈍い彼が自分の意図に気付いているかどうかは正直怪しい。かと言って自分の意思で風也の事を黙っていたという方向も、あまり無さそうではあるのだが。
とにかく結果オーライということで、迅に、「そういう感じで記憶封じ頼めるかな?」とさわやかな口調で尋ねると、彼はすねたように頬を膨らませながら、「お前ら簡単に言ってるけど無茶苦茶難しいんだからな、時間指定すんの!」と文句を垂れた。すぐに恵玲が、「そこは“オレ様クオリティー”で頑張ってよ」と彼をからかっていたが。
するとそこで、今まで黙っていた月下白狼のリーダー扇が、影晴に尋ねたのである。
「記憶を消した後2人はどうするんですか。まだ目は覚めなそうだし、家に帰したら確実に怪しまれますよ」
「あ、それは――」
影晴が答える前に、ウィルは思わず声をあげてしまった。慌てて口を挟んだことを主に謝り、言葉を続ける。
「ぼくが2人を連れて行くのにいい場所を知ってるから、そこにテレポートで運びます!」
扇が眼鏡の奥で目を細め、影晴が満足そうに微笑んでうなずく。
同時に迅が伸ばした指に力を込め……
この揺らぎ荒れた一日が、ようやく幕を閉じたのだった。
- Re: Enjoy Club ( No.891 )
- 日時: 2011/03/19 16:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
一応第7話終了かと思われます、たぶん。
てか最後の話どんだけ文章酷いんだ……。まぢ終わり方とか酷すぎ……
ってことでたぶんそのうち文章書く調子が戻ったら修正するかと思われます←
ここまで読んでくださった方本当にありがとうございましたー!!
まだまだ続く予定なのでほんとがんばってくだs…(←黙;
野宮詩織さん>
詩織さんだー!!ww なんか詩織さんがよく顔を出してくれて本当にうれしいですー!!
空港の方は実はちょっと危なかったんですが、無事予定通りの便で行けました。ちゃんと動いてくれたJALに感謝ww
じゃあお土産は宅配便で……←
ってほんとはそうしたいところなんですがさすがに無理なので、そのうちお土産話でも小説中に登場させられたらなぁとか思ってます。番外編であーちゃんたちを中国に行かせちゃうとか!!← ……ん〜無理かなぁ……><
詩織さん本当に優しい方だぁ……ww 余震にもめげずに更新頑張ります!!← さすがに停電には勝てませんが!!←←
てかいまさらですが、無事なようでなによりです……!!ww 詩織さんの方も気を付けてくださいね><
それではコメありがとうございましたww またぜひ見に来てやってください(^^)/
山口流さん>
お久しぶりです!! が、ほとんど更新は進んでいないのでご安心ください!!← 春休み中にできれば頑張りたいとは思ってるのですが……
それと今までの展開は作者の私が忘れてるので大丈夫です(←ォィ;
とりあえず今までの分見直さなくては……!!
コメありがとうございました―^^ またぜひいらしてくださいww
- Re: Enjoy Club ( No.892 )
- 日時: 2011/03/19 16:20
- 名前: 蜜姫. ◆i6O27nFE9Q (ID: 5RAlDtaS)
初めまして.蜜姫と言います@
凄い長編ですね!書くの大変だと
思いますが.負けじと頑張ってください*、
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(1) ( No.893 )
- 日時: 2011/03/19 20:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
黒に近い藍色の夜空。町の光のせいか全くと言っていいほど姿の見えない星。その中で唯一くっきりとした輪郭で浮かび上がる、満月。真昼の太陽に張り合うかのように白銀の光をめいいっぱいに放つそれは、どこか神秘的で、しかしどこか別世界の不気味な存在として目に映る。同時に月が放つ冷え冷えとした光は、まだじんわりと熱気の残る街にささやかな冷気をもたらしてもいる。
人気の少ないさびれた下橋駅でたった1人電車を降りた月上有衣は、むき出しの腕にじんわりとにじむ汗に、整った顔を何のためらいもなくしかめていた。タンクトップで胸元の大きく開いた服にショートパンツという、できる限りの涼しい恰好をしているというのに、頬を流れる汗はそう簡単には止まってくれない。メイクが落ちるのも構わず頬をタオルで押さえていると、ふと何かの視線を感じて彼女はゆっくりと頭上を仰いだ。
直後、彼女の口から小さく漏れる笑い声。グロスでつややかに光る唇が自然と弧を描く。ちょうど改札を抜け、小さな駅を出たところ。そこでふと立ち止まった彼女は、視線の先のものをじっと不思議な気持ちで見つめていた。
「月かよ……」
自分の感じた視線は、他でもない満月だった。ばかばかしいとは思いつつもそこから目が離せず、有衣は自分でもあまり意識しないまま、駅の出入り口の段差に腰をおろしていた。派手なデザインのバックを隣に置き、両手を体のやや後ろについて月だけを見る体勢になる。そのままただじっと銀色の光を見つめていると、徐々に体から熱が奪われていくような、不思議な感覚に襲われた。汗がにじむほどの熱気が周囲を取り巻いているはずなのに、なぜか一瞬寒気に襲われ、両腕を組んで二の腕をさする有衣。自然と目つきが月を睨む形になり、その彫刻のように整った顔を月の光が淡く照らし出した。
――……寒そうだな、お月さまは。……寂し、そうだな
直後、がらでもなくそんな感情をいだいてしまった自分がおかしく思えて、有衣は空笑いをもらした後、ゆっくりと腰を上げた。そして歩を進める前に、もう一度だけ月を見上げたところで。
彼女はゆっくりと眉をひそめていた。月が放つ淡く白い光が、まるで自分から見て左の方向を照らしているような、そんな錯覚に襲われたのだ。正直、ひどく不気味だと有衣は感じていた。不気味な月だと。それでも彼女は好奇心が抑えられず、月が示していそうな方向――つまり左の方に目をやって、
バッチリメイクを施した目を、大きく見開いていた。駅の出入り口近くの壁に設置された灯りがあまりに予想外なものを照らしていて、彼女は驚愕の表情のまま同様に満ちた声をもらしていた。
「おま、えら……」
月の光が、まるでにやりと笑うかのように一瞬だけ揺れた。
- Re: Enjoy Club =更新再開= ( No.894 )
- 日時: 2011/03/19 21:29
- 名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: 5Zruy792)
友桃様〜お久しぶりですw
やっと入試が終わって来ることが出来ました!!
更新されていた分は読み終わりました
月下白狼の女の子達の登場が楽しみです☆
続きが待ちきれません><
中国に行っていたんですね♪
知ってびっくりです
海外に行ってみたいなぁ!!!!
あっ!! 友桃様は地震の影響大丈夫でしたか(^^ゞ
更新頑張って下さい*
また来ますww
- Re: Enjoy Club =更新再開= ( No.895 )
- 日時: 2011/03/20 11:06
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: 7.F5HCJo)
友桃さんんんんん!(黙
中国いいなぁ…!ぼくも一緒に(嫌です^q^
地震凄かったですよね!ほんとあれは命の危機感じました←
ぼくは手にガラスが当たって傷になって腫れてましたけd
(地震の3日後くらいに気づきました←)全然平気です(^ω^)
友桃さんも無事で良かった…!!ぼくも仙台に友達が居るので心配です…(´;ω;`)
おじいちゃんおばあちゃんも原発の近くに住んでるので…(´゚ω゚`)今はもう避難してますが(´゚ω゚`) ←何
福島県の浜通りって僕にとっては結構思い入れの深い場所っていうか、ぼくの出身地っていうか、その、あれなので((
とても辛いです(´;ω;`)とりあえず何より友桃さん無事でよかったあああああ…!
そして久しぶりに友桃さんの小説読みに来たら鳥肌が立ちました((
いいなほんといいなほんとEC…!!((意味不明
ぼくもいつか友桃さんのように素晴らしい小説を書ける人になりたいです(´゚ω゚`)
これからも尊敬し続けますので、頑張って下さい(*´ x `*)!
- Re: Enjoy Club =更新再開= ( No.896 )
- 日時: 2011/03/20 11:21
- 名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: uiVbj.y2)
- 参照: ★.! 隠れオタクでごめんなさい *`
▼、友桃様__.
おっh((
地震見事免れたそうですね!!良かったです@@
見れなくなったらどうしようとか思ってたwwww
更新再開らしいですね@@
次の更新楽しみにしていますノシ
- Re: Enjoy Club ( No.897 )
- 日時: 2011/03/20 18:27
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
蜜姫. さん>
はじめまして、蜜姫さんww コメントありがとうございます^^
なんか無駄に長くなっちゃってますが、たぶんいつか完結はすると思うので、長い目で見守っていてくださると嬉しいです。
もしお時間があれば読んでやってくださいww
羅希さん>
お久しぶりです、羅希さん!!
入試おつかれさまです。これで自由な時間が増えますね!! よかった?ww
続きを読んでくださったようでww ありがとうございます!!
月下の4人がそろうのを私も楽しみにしてたりします。女の子がどういう子になるか若干不安ではありますが^^;(設定はもちろん決まってますけど実際に書いてみると予想とキャラ変わっちゃうって時がたまにあるので……)
たぶん8話は下橋の子たち(風也とか有衣ねーさんとか……)がようやくメインになるので、この機会にキャラをつかんでいただければなぁと思いますww そしてできれば1人でも気に入ったキャラが下橋内に出てくると、下橋大好きな私としては無茶苦茶うれしい……!!←
中国はごはんがすごくおいしい上に安いですww 行くならわたし個人的には北京よりも上海らへんをおすすめしますww 活気があって人も優しいので^^
中国に逃げてたので大丈夫でした!!← 家の方も被害は少ないので大丈夫です。ご心配ありがとうございます^^
羅希さんも余震とか気をつけてくださいね><
わ〜なんかいっぱい書いちゃいましたが、またきてくださると泣いて喜びますww← コメありがとうございましたーm(__)m
そるとくりーむさん>
そるとさんだぁww なんかもうみなさんお久しぶりなかんじです><ww
そるとさん、ケガ……!!? ガラスとかまぢで危ないじゃないですか(汗; てか三日後に気付いたってどういうこと(笑
余震のほう気をつけてくださいー><;
そるとさんの故郷は福島なんですか……!! おじいちゃんおばあちゃんとか友達とか……みんな無事なことを祈るしかありませんね。私の東北の友達が無事なのを祈るのと一緒に、そるとさんの故郷の人たちが無事なのも祈ろう、まぢで。
私は久しぶりに小説書いたら自分の文章力の無さに鳥肌立ちましたょ^^;
わ〜でも本当にうれしいなぁ。ほんとECとかなぜかすごくうれしい(←意味不;
いやいや、私の小説は酷すぎるので>< ほんとは見ないのが一番です、こんなの>< とかいいながら内心すごくうれしかったりするんですけど!!←
ありがとうございます、更新がんばりまくります!!
コメありがとうございましたm(__)m また顔出してやってください^^
抹茶. さん>
隠れオタクなんだ(笑←
はい、中国に逃げてたので助かりましたー。どっちにしろ東北住みではないので大丈夫だったとは思いますが。
あとはお互い余震&停電乗り切りましょう!!
わーどうしようすごくうれしいお言葉がww 続き頑張って書かなくてはww
更新再開です!! 更新楽しみっていう言葉が本当に励みになるので、また見に来てくださるとすごくうれしいですーww
それではコメありがとうございました^^
- こんばんわ〜〜^^ ( No.898 )
- 日時: 2011/03/20 19:53
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: KnTYHrOf)
友桃さ〜〜〜〜ん!!! お帰りなさいませ(^^)/
コメント遅くてスミマセン>< なんという不覚…
友桃さん、中国に行ってたんですね^^
友桃さんが地震の被害にあってなくてほんと良かったです^^ お友達が東北に…大変ですね;
久しぶりに有衣ねーさん登場!! 意外に一番合いたかったキャラだったりw 最後の予想外なものっていったい誰なんでしょう…すっごく気になります><
では停電などなど…頑張ってください!!
- Re: Enjoy Club =更新再開= ( No.899 )
- 日時: 2011/03/20 20:14
- 名前: ARMA2 ◆80E.zojjrI (ID: st6mEGje)
おぉぉ!!!お久しぶりです!!
待ち遠しかったぁですよぉ!
お帰りなさい、水k……(殺)
いやいや冗談です(半分だけ)。
お帰りなさい、友桃さん!
実はまだ更新分読んでないので、後ほどまたコメしますね〜。(ぉぃ)
それでは、また〜。
……次コメする人キリ番ですね。数値が凄い……
- Re: Enjoy Club =更新再開= ( No.900 )
- 日時: 2011/03/20 20:22
- 名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: uiVbj.y2)
- 参照: ★.! 隠れオタクでごめんなさい *`
▼、友桃様__.
そうですね!!停電乗り切りましょうね!!
続き、真面目に楽しみにしています@@
とくに、あーちゃんの登場を楽しみにしています@@www
ですます口調萌えぇぇぇぇぇー((←←←←←←←
執筆がんばってくださいね@
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(2) ( No.901 )
- 日時: 2011/03/21 15:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 2ページですww
墨を水でぼかしたような薄闇に包まれた空間。上も下も、自分の周囲が全て同じ色で染められた、奇妙な場所。そこに恵玲が、いた。
唐突に眼前に現れた彼女は、怒っているでも笑っているでもない、真顔でこちらを見、小さな唇をはっきりゆっくりと動かした。
――“あ”“ゆ”“み”
私の、名前だ。しかし、彼女の口から音は発せられない。唇の動きだけで彼女の言わんとしていることを勝手に読み取った私は、わずかに首をかしげ、どうして声を出さないのかと彼女に尋ねようとした。ところが、
――……あれ、私も
声が出ない。どうして、と頭の中でぐるぐると疑問符が駆け巡る。同時に沸き起こってきた濃い不安感に少し混乱してしまった私は、思わず目の前の恵玲に手を伸ばした。「恵玲!」と呼んだ声は音にはならず、それに妙な気持ち悪さを感じながらもそのまま私は彼女の右腕をつかもうとして――
触れる寸前、す……となめらかすぎる動作でよけられて、私は危うくその場に転びそうになった。小さく悲鳴をあげたつもりが、冷たい息しか吐き出されない。それが心細さを募り、体の中に薄く恐怖が広がっていく。しかも恵玲は私の手をさらりとかわしただけでは飽き足らず、そのまま気味が悪いほどにスムーズな動きでくるっと私に背を向け歩きだしてしまった。しかもその足は一見普通に動いているのに、空間の見えない床を滑るように進むのである。
そこで私はふとこれはおかしいと思い、後を追おうとした自分の足に慌てて急ブレーキをかけた。自分の見ている光景は、明らかに普通の世界ではない。建物も何も無い辺り一面一色に塗りつぶされた空間な上、声は出せず、加えて恵玲の動きはやたらと不自然なのだ。そのことに気が付いた私は、相変わらず滑るように私から離れていく恵玲を、追いたい半分、不気味だから関わりたくない半分で、結局黙って見送っていた。そしてそのまま何も起こらず彼女が消えるのかと思いきや。
不意に恵玲が、勢いよくこちらを振り返ったのである。肩辺りまでの黒髪が弧を描くように舞い、未だ真顔のままの顔がこちらに向けられる。その彼女がその時手にしていたものは……
「あっ、クレープ!」
私は思わず声にならぬ声をあげていた。
「恵玲だけずるいです〜!」
この非常時とも言えるときに自分は何を言っているのかと内心呆れながらも、私の目は彼女が右手に握る生地の端がパリパリの出来立てクレープに吸い寄せられてしまう。おそらくあれは恵玲の大好物、ジェラート・イン・カフェモカだろうとよくわからないところで無駄に視力を発揮し、私は自分でもよくわからないまま彼女の方に駆け寄ろうとした。同時に恵玲が相変わらず表情も変えないまま、もったいぶるような動作でクレープを口に持っていって――……
「クレープ―!!」
「うおっ!?」
声が出た、とうれしさが爆発した瞬間、辺りの風景が一変していた。
ベッドが向かい合わせでいくつも並んだ大きな部屋。フローリングの床に、壁に掛けられたカレンダーやアーティストのポスター。それぞれのベッドの上につけられた窓から、まぶしいほどの朝日が入り込み、顔や布団を白く照らしている。真夏の日差しは正直少し暑かったが、部屋全体を包むクーラーの冷気がそれを和らげてくれていた。
自分が布団に横になっていることにぼんやりと驚きながら視線をずらすと、ベッドの脇に2人の女性の姿が見えた。
1人は見覚えのある快活な女性、月上有衣。この間はおろしていたパーマのかかった長い髪を、今日は左上部で一つに結っている。元々華やかな見た目の彼女がやると、格別オシャレで見栄えがする。一方もう1人の女性は、初めて見る顔だった。背は私より少し低いくらいの標準サイズで、年齢は外見からして私よりも年上。小さな顔に、くりっとした大きな黒い瞳。逆に鼻や口などのパーツは小さく整っていて、実に女の子らしい顔立ちだった。染めていない真っ黒な髪は肩のラインできれいにそろえられ、頭にはリボンのついたカチューシャをしている。服装は私があまり着たことの無い、フリルがふんだんに使われた黒が基調の洋服。胸元には大きなリボン。二段のミニスカートをはいて、黒の二―ソックスできめている。その服装だけでも驚きだと言うのに、可愛らしい顔立ちのせいか全く違和感がないことがさらに驚きだった。メイクが薄めなので怖いとも感じない。
私は布団をかぶったまま2人を交互に見、そろってオシャレな彼女たちに内心感嘆して、
不意に今の状況に思い当たり、あまりの恥ずかしさにゆでダコのようになってしまった。考えてみれば、さっきまでの奇妙な光景は全て夢であり、つまり自分は今さっきこの美女2人の前で「クレープ―!!」と寝言で叫んだわけで。どう考えたって自分は今ものすごく恥ずかしい状況にいるわけだ。
改めて2人の顔を見てみると、思った通り彼女らは目を丸くしてこちらを見ており、私は本気で泣きそうになってがばっと勢いよく布団を頭からかぶった。あまりの恥ずかしさに意味もなく布団の中の足をじたばたとさせ、すぐに弁解の言葉を叫びまくろうとした途端、
すがすがしいほどに遠慮のない笑い声がベッドの横で爆発した。この威勢のいい笑い方は、有衣である。
「あっはー!! 亜弓おっ前マジで可愛いな! ちょー可愛い、やべーっ! 風也が惚れんのもわかるわーマジで」
笑い混じりの声でそう言い、有衣はまた大口を開けて豪快に笑う。私が顔を真っ赤にしながらそろそろと顔を出すと、ベッドの横の椅子に腰かけた有衣が、本当に楽しそうに爆笑していた。その笑い声は意地悪なものでも変にフォローするようなものでもなく、ただひたすら本心で楽しんで笑っているような感じで、私までつられて笑みをこぼしてしまった。こうやって笑い飛ばしてくれた方が楽なこともあるものだ。それでもやっぱり恥ずかしかったが。
見ると有衣の隣にいる黒髪の子も、一緒になって笑い声をあげている。こちらは有衣と違って口元に軽く手を当て、比較的上品な可愛らしい笑い方をしてはいたが。
彼女たちのおかげで幾分か恥ずかしさが和らぎ、美人な人の友達も美人さんなんだなぁとよくわからないことを考えながら2人の笑顔をじっと見つめたところで、
ようやく私は、異常事態に気がついた。
「どこですか、ここ!?」
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(2) ( No.902 )
- 日時: 2011/03/20 21:46
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
ガバッと布団を跳ね上げながら上半身を起こし、脇にいる2人に尋ねる。すると有衣はニッと歯を見せて笑い、私としては衝撃の事実をさらりと言ってのけた。
「ここは下橋の、アタシらのグループの家的なとこだぜ」
「し、下橋!?」
「そ。でさ、早速で悪いんだけど、お前らなんであんなとこにいたんだよ。マジでこっちはビビった……って、亜弓ー?」
下橋に自分がいることだけでも理解できないのに、有衣の言っていることがさらに理解できなくてぽかんと顔を見返していると、彼女は細く整えられた眉をちょっとだけひそめて私の顔を覗き込んできた。覗き込みついでに元々寝癖でひどいことになっている髪をくしゃくしゃとかき回すので、ストレートの長い茶髪がパラパラと視界に降りてきた。私はその髪をよけもせずそのままの状態で二、三度瞬きをし、呆けた声で疑問符を並べた。
「お前ら……? あんな、とこ……?」
今度ぽかんと口を開けることになるのは、2人の方である。有衣は戸惑いの表情を浮かべながらも、状況を理解できていない私に説明を加えてくれた。
「お前ら……いや、亜弓と風也、昨日の夜下橋の駅前で2人そろって倒れてたんだよ。あ、いや倒れてたっていうか、壁にもたれて寝てる感じだったけど。とにかく2人とも声かけても全然起きなくてさ、慌てて功達を呼んでここまで運んだんだ。別に怪我をしてる様子はなかったし眠ってるだけっぽかったから、救急車は呼ばなかったけど……」
呼ばないでくれて本当に良かったと私は内心胸をなでおろしていた。だって、状況が分からなくて混乱はしているが、こんなに元気でピンピンしているのだ。これで救急車に乗ったとなったら恥ずかしくてたまらない。ただ申し訳ないことに、彼女の話は正直全く身に覚えのないものだった。どうして風也といるのかということは考えれば色々と浮かんできそうだが、2人で倒れているというのは全く持って意味不明だしなかなかに気味の悪い話でもある。
私はあまりに不可解な出来事に眉をひそめつつ首をかしげ、いまいち納得のいかないまま有衣に再び問いかけた。
「それで、あの……風也はもう起きたんですか?」
言いながら部屋を見回すが、他のベッドは全て空っぽのようである。
すると、有衣の隣で困ったように首をかしげていた女の子が、親切な態度で答えをくれた。
「風也なら今別の部屋で寝てるよ。ちょっと熱があったから、同じ部屋にいるのはまずいかなって思って」
彼女の話に、ハッとして目を見開く。
「ね、熱って、大丈夫なんですか?」
「寝てればたぶん大丈夫。風也前までは結構頻繁に熱出してたけど、いつも体休めてれば治ってたから」
「そう、なんですか……」
彼が一学期たまに風邪で学校を休んでいたのを思い出す。それに“前までは”という言葉も少し気になったが、なんとなく今追求する話ではない気がした。
私が布団の上に置いた手に視線を落としていると、不意に椅子が床をこする音がして、私はちょっとだけ驚いて顔をあげた。私の視線の先で、黒髪の女の子の方が立ちあがり、こちらにほっと安心させるような優しい笑顔を向けてくれていた。
「あたし下から何か飲み物持ってくるね」
私はハッとして慌ててお礼を言う。ちょうどのどが渇いていたので、正直とてもありがたい。有衣も「サンキュ」と慣れた感じでお礼を言っている。私は、気の利く人なんだなぁと憧れの念を込めて彼女の後ろ姿を見送り、ふとまだ名前すら聞いていないことを思い出して慌てて彼女を呼び止めた。
「あのっ、名前教えてもらってもいいですか?」
ドアノブに手をかけたところで振り返る彼女。一瞬目を丸くした後、すぐに絵にかいたような可愛らしい笑顔を見せ、明るい声で言った。
「あたしは蓮田夜ゑ。普通に名前で呼んでいいよ、あーちゃん」
えっと思わず声が漏れる。
「知ってるんですか?」
「もちろん。これでも風也のグループのメンバーだもん。話はいっぱい聞いてるよ」
「アタシらが聞きだしてるだけだけどな」
有衣がニヤッと笑い、黒髪の女の子――夜ゑも楽しそうに笑みをこぼす。そして軽く手を振って部屋を出ていった。
扉が少し音を立てて閉まると同時に、有衣がこちらに向き直る。前に会ったときもだが、普段は実に豪快な女性で嫌なことも全部笑い飛ばしてしまいそうな人なのに、真剣になるべきところはどこまでも真剣で、人を心配するときは心の底から本気で心配できるような、彼女はそんな女性のようだった。今だってまだ数えるくらいしか会ったことのない私に対し、こんなに心配そうな表情を浮かべている。
「ところで体調大丈夫か? 頭が痛かったりとかは……」
「あ、全然大丈夫です。本当にありがとです」
せめてものお礼に、私はめいいっぱい笑顔を浮かべて彼女を安心させようとした。それからすぐに口元を引き締めて、ベッドに座った体勢のまま頭を下げる。
「それより、なんかすごく迷惑かけちゃって……」
「あ〜そっちは全っ然気にすんな! 全く迷惑じゃねぇから。なんか色々と謎だらけだけど、とりあえず無事みたいでよかった、ほんと」
顔の前にすだれのように下がってきた茶髪を押さえながら顔を上げると、有衣の長いまつげに縁取られた大きな瞳と視線がぶつかった。彼女の意志の強い目は、どこか親友の恵玲に似ているような気もした。
私は有衣に微笑み返しながら、そう言えばさっきは本当におかしな夢を見たなと心の中で苦笑をもらす。念のため後で母親と恵玲にメールをしておこうと、ぼんやりとそんなことを考えていた。
- Re: Enjoy Club =更新再開= ( No.903 )
- 日時: 2011/03/24 00:36
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: st6mEGje)
度々失礼します〜
ホント失礼で厚かましいような話をしてしまいますが……
ふと思ったことがひとつ。。。。。。。。
E.Cって二次オッケーなんでしょうか?
長い間読んでいると、個々の登場人物に思い入れが出てきてしまって・・・、あ、miz以外にもそういうキャラいますので(汗)
書くって決めたわけじゃないですけど、そういうのってありなんだろかと、少々疑問に思ってしまいました。
どうも失礼しましたぁぁ〜。
ここのスレのコメ数かなり限界近いので、後のコメの返信ここに書いてしまいます。
友桃さん
>>909
こちらこそ、相当驚きです。ダメもとで聞いてみたんですが、、、。
ホント感激です。
でもちょっとハードルが高すぎかも知れない。。。
今までほぼReadOnlyだった人間が、初投稿でECの二次……。気を引き締めてどうにかなるものではなさそうな気がしてきました。
でも、もし書くとすれば、別名で投稿中の殆ど話を進めていない小説があるので、今後の展開をEC二次にしようかなと思います。
二次作成開始の折には、作品名を連絡いたしますので、お手柔らかに(苦笑)お願いいたしますっ。
では、(ホントに)失礼しましたー!
- Re: Enjoy Club ( No.904 )
- 日時: 2011/03/21 15:48
- 名前: ネズミ (ID: zuIQnuvt)
初めまして。
主な生息域はシリアス・ダーク系のネズミです。
(とはいうものの、小説はまだ書いていないのですが…)
友桃様の小説はマジでガチで、すごいおもしろいです!!
私的には迅君と、白波が好きです。
これからも頑張ってください!!
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(3) ( No.905 )
- 日時: 2011/03/22 12:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: すみません、コメ返しは後で>< 2ページです
「下、降りるか」
唐突にそんな提案をした有衣に、私はもちろん快く賛成した。下橋という場所は初めてなのでどういう所なのか全くと言っていいほど基礎知識がなかったが、隣に頼もしい先輩が付いていてくれるのである。それだけでも十分心強くて、逆にここがどんな場所なのかと楽しみにまでなってきた。緊張と期待が入り混じったような、そんな気分なのである。
部屋を出て廊下を右に進むと、すぐに下に降りる階段があった。どうやらこの家は二階建てのようだ。下から複数のにぎやかな声が聞こえ、時折笑い声も漏れてくる。声からして小中学生くらいの男の子がほとんどだろう。その中に紛れた夜ゑの声を聞き取った私は、さらに勇気を得、しっかりとした足取りで初めて踏む階段を下りることができた。前を歩く有衣がこちらを振り返って、満足そうな笑みを浮かべてくれた。
階段の左側は家の壁に沿って作られているが、右側は手すりのみで壁は無いので、降りながら1階の様子を眺めることができる。
小部屋がいくつかあった2階とは違って、1階は全て吹き抜けの大きなリビングだった。階段を降りてすぐ左側には、仕切りなしに玄関のドアがあり、その脇の壁に靴箱が置かれている。玄関から見て左の壁にはI字型キッチン、反対側には16人が座れる木の長方形のテーブル。リビングの一番奥には、テレビとソファーが置かれている。
キッチンには夜ゑが、テーブルの周りには先程のにぎやかな声の元である10人くらいの男の子の姿があった。見たところ年齢層はばらばらで、皆動きやすそうな服装をしている。これから遊びにでも行くのかボールをもった子が何人かおり、待ちきれないといった風に足をバタバタさせている子もいた。早く、とせかす声があちこちから漏れ始めた頃、集団の中から黒髪ショートヘアで可愛らしい顔立ちの男の子が出てきて、「お待たせー! いこー」とバスケットボールを頭上に掲げ、皆を連れ猛ダッシュで外に出ていった。雪崩のような勢いで集団が目の前を駆け抜け、唖然として立ちすくむ私。
すると不意に、ポンっと頭に優しく手を置かれた。
「アイツら、朝っぱらから元気だよなー。夜くらいになるとエネルギー切れしてもうちょい大人しくなるんだけどよ」
有衣だった。その声に我に返った私は彼女に笑みを返し、元気いっぱいな先程の男の子たちに感嘆の息をもらしながら、階段を最後まで降りる。そして改めてリビングに目を向け、
「あ、あの、はじめまして」
慌ててぺこりとお辞儀をした。
集団がいなくなり、部屋に残っていたのは、どの人も私より年上の先輩だった。キッチンに立ってお茶を入れている夜ゑ。大きなテーブルに向かい合って座る2人の青年。一方は体格のいい銀髪の人で、もう一方は髪形や服装をオシャレに決め、整った顔立ちをした人だった。後者の比較的細身な方は、ルーズリーフに何かを書き込んで宿題らしきものをやっていたが、私の声に反応してわざわざ顔を上げてくれた。
「おっ、結構早く起きたじゃん」
程よく声変わりした、耳にすんなり入ってくる声。可愛いタイプの顔に気の良さそうな笑顔を浮かべる彼を見て、私は内心ほっと息をつく。下橋は不良のたまり場だとの噂だが、いい人もちゃんといるところのようだ。風也が以前、そのうち下橋に招待してくれると言っていたのも、ここがただの不良のたまり場ではないという自信があったからなのだろう。
私がここで休ませてくれたことに対してお礼を言っていると、コップをもった夜ゑがテーブルまでやって来て、宿題をやっている方の青年を指して言った。思わず図ってやっているのではないかと思ってしまうくらいに、完璧に出来上がった可愛らしい笑顔を浮かべて。
「この子がしーちゃん。あたしの下僕」
語尾にハートマークがつきそうな調子でそう言った夜ゑを、“しーちゃん”と呼ばれた青年は電光石火の速さで振り返った。
「誰が下僕だ、誰がっ。普通に三和伸次って紹介しろよ」
私はその会話を、目をぱちくりさせながら聞いていた。寝室の方での夜ゑの行動や表情に親切で可愛いという印象を抱いていたため、その彼女がこういうことを言うとは微塵にも思わなかったのだ。華やかな満面の笑みで言っているところもまた衝撃である。会って数分の関係なので彼女の性格をつかみきれないのも当然なのだが、第一印象からこういうズレをもたらす子は初めて見たと、私はなぜか驚愕と感嘆の入り混じる思いで彼女を見つめてしまった。
ふと視線を横にずらすと、隣に立っている有衣も下僕な青年――いや、伸次をしっかりと指差して遠慮の欠片もなく爆笑している。本当によく笑う人だ。しかもとても気持ち良く。彼女を見ていると、なんだか私まで頬が緩んでしまう。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(3) ( No.906 )
- 日時: 2011/03/22 12:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
しばらくしてひとしきり笑い終えた有衣が、私の手を引いてテーブルまで連れて行ってくれた。そして彼女に手で示された席――伸次の隣に座ると、夜ゑがすぐに冷たい紅茶の入ったコップを置いてくれる。カランカラン……と、コップの中の氷が涼しげな音を立てた。
私が甘い紅茶を一口含んだところで、正面に座った有衣が私の名前を呼んだ。その声にこたえて顔を上げると、彼女は今までの会話を苦笑を浮かべつつ静かに見守っていた銀髪の男性を、どこか自慢げに紹介してくれた。
「こっちが頼りになるサブリーダーの芝崎功! アタシら以外は皆“功兄(にい)”って呼んでるかな」
「頼りになるのは風也の方だろうが」と呆れ顔でぼやきながらも、功はこちらと目を合わせ会釈をしてくれた。やはりさすがサブリーダーというか、人の上に立つオーラや風格を持った人である。
「友賀亜弓ですっ。よろしくです」
「あぁ、よろしく」
私がやや固くなりながらぺこりとお辞儀をすると、功は笑って穏やかな声で答えてくれた。
外見が銀髪な上に、いかにも鍛えてそうな筋肉質な体なので少し怖そうに見えるのだが、実際はもっと優しい人のようだ。よくよく見てみれば、とてもあたたかい目つきをしている。他のメンバーに比べて口数が少ない方なのか、皆が盛り上がっているのを横で楽しそうに口元だけ微笑ませて見つめている様子だった。確かにこの人がグループの重要な位置にいたら、かなり頼りになりそうである。
「やっぱりリーダーとかサブリーダーとかあるんですねー」
ぼんやりとした声で今さらなことを独りごちると、不意に有衣が何かを思いついたようにパンッと手を鳴らした。
「そういや亜弓、下橋がどういうところか全然知らないんじゃね?」
私は待ってましたとばかりに目を光らせ、何度もうなずく。実は、ここに来たら真っ先に聞きたいことだったのだ。下橋は風也が深く関係している場所だというのに、全然知らないというのも結構悲しいことなのである。下橋の人達がどういう風に生活しているのか、部活みたいな上下関係があるのか、喧嘩は本当に強いのか、そもそもなぜこういう場所ができたのか……。聞きたいことは山ほどある。
すると今度は、功が椅子を引き立ちあがって有衣の方を見た。
「俺がこのへん案内ついでに色々話してくる。有衣は今日昼飯の当番だろ?」
「おぅ! あ、どうせ案内すんならあの湖は絶対連れてけよ!」
「わかってる」
正面でなされる会話を、私は期待に満ちた目で見つめていた。
――……“あの湖”ってなんでしょう……?
湖と言うだけでも、十分に期待が膨らむ。わくわくしてくる。
私は頬を紅潮させながら、すでにもう椅子から腰を浮かせていた。隣に座っている伸次が「楽しんでこいよ〜」と手を振ってくれている。
「はいです!」
どんどん楽しくなってきた私は力強くうなずくと、すでに玄関の方でこちらを振り返り待っている功の元に、小走りで駆け寄っていった。隣に並ぶと彼は体格がいいだけでなく背もかなり高くて、やっぱり少しだけ緊張してしまう。でも話してみれば優しい人なんだからと自分を励ましつつ、彼が下駄箱から出してくれた靴をはいた。
功がドアを開けてくれる。私が外に出る前に中を振り返るのと、有衣がニヤニヤと、夜ゑがにっこりと笑いながら声をかけてくるのは同時だった。
「初デート行ってら〜」
「風也にはちゃーんと伝えておくね」
「えっ!」と思わず濁点が付いてしまいそうな勢いで叫ぶ私の手を、功が引く。
「あいつらの言うことは気にすんな」
冗談だ、と彼は静かに苦笑をもらしていた。
- Re: Enjoy Club ( No.907 )
- 日時: 2011/03/22 13:31
- 名前: そるとくりーむ ◆04Sod1e4Kw (ID: I69Bg0jY)
- 参照: 地震より緊急地震速報の音の方が怖い件(´゚ω゚`)
あ ー ち ゃ ん は や っ ぱ り い つ 見 て も 可 愛 い
どうしようあーちゃんが可愛すぎて本気で生きるのが辛…←
ぼくにもお辞儀してほしいですぼくとデートしてほしいです
あーちゃあああん(*´ω`*)// ←
ぼくって1回読んだ後「あーちゃん可愛いよあーちゃん」という興奮が抑えきれなくなるんですよね。^ω^←
今からじっくり読みます(*´ω`*)うふふ((
>>897
地震が起こった後に自分の手を見たら、ちょっとかすり傷みたいなのができてて
これくらいなら大丈夫だと思ってそのまま放置してたんですけど…
3日後にもう一回自分の手を見たら、いつのまにか腫れあがってました。^q^←
いえいえいえ、てか文章力が無いって…え…(´゚ω゚`)?←
あり得ないです文章力ありまくりです、ありすぎてどうしようって感じですよう(´゚ω゚`)!((
では、また来ます(*´ x `*)(来なくていいです^q^
- Re: Enjoy Club ( No.908 )
- 日時: 2011/03/22 14:39
- 名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: O.mDLNUw)
- 参照: ★.! 隠れオタクでごめんなさい *`
あーちゃんでてきたっ!!
「はいです!!」
――キ\(゜∀゜)/タ――
萌レーダー発動中!!(`・ω・´)!!
カワユスすぎる!!
あーちゃん活躍させてね!!((
デートはどうなるんでしょうか??wwww
次の更新楽しみにしています!!!
- Re: Enjoy Club ( No.909 )
- 日時: 2011/03/22 22:22
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
コメの返信遅れて申し訳ないです><
そして?
なんととうとう返信900&参照7000突破しましたー!!
ココまで読んでくださった方、コメまで残してくださった神的なお客様、本当にありがとうございました。みなさんにはほんと感謝してもしきれません……!!
で、残りが100ページとなってしまったわけですが……
できればこのスレで1章を終わらせたいなぁと思ってます>< 数的に結構ギリギリなんですが^^;なのでたぶん、これからコメへの返信をまとめてやるようになると思います>< そのへんご理解のほどよろしくお願いしますm(__)m
(朱雀*@).゜. さん>
ただいまですww
私こそ返信遅れてごめんなさい><; いつもコメントありがとうございますww
はい、中国に行っておりましたー^^ そのうち小説のネタにでもしたいなぁ……
有衣ねーさん登場です!! おそらく彼女の登場で一番テンションが上がってるのは他でもないこのわたくしですww←
てか? 一番会いたかったって……!! 本当ですか!? わーなんか泣きそう(ぇ めちゃくちゃうれしいです。メインメンバー以外の名前が出てくると「おぉっ!!ww」ってなります(←謎;
最後の予想外なもの……いったいなんでしょうww←
次の話を読めばわかる……はず、です。たぶん(←ォィ;
もしかしたら私の文章が酷すぎてわからないかも。
停電してもお日さまの光があるから大丈夫!!←←
それでは、またぜひいらしてください(^^)v
ARMAさん>
お久しぶりですww みぃちゃんとともによけいなやつまで帰ってきちゃいました(笑← てか返信遅れてごめんなさい><
>>903
え、二次って……二次小説のことですか!? E・Cの二次小説ってことですか!?(←しつこい
おっけーです、もちろんおっけーです!! てかむしろ書いてほし(←黙;
二次って言葉が出てくるだけでめちゃくちゃうれしいですー><ww E・Cの二次小説読んでみたーいとか贅沢なうえに不相応なことを叫んでみたり←
ARMAさんはまだ書くと決めたわけではないようですが……
もしお時間があって書こうかなぁと思っていただける時が来たらぜひ教えてください!! 無茶苦茶読みたいです、はい←
なんていうか……すごいありがたいお申し出ありがとうございましたm(__)m わー今すごい幸せww←
抹茶.さん>
返信遅れて申し訳ないです><
やったぁ、あーちゃん愛されてる!!ww←←
すみません、親バカで。てか調子乗ってすみません><
最近どこをですます口調にすればいいのかわからなくなってきた作者……どうすればいいのでしょう(←ォィ;
あ・でも「はいです!」って書くと、「あっ、あーちゃんだ」って感じがしますね^^(←謎;
とにかくあーちゃん登場で喜んでいただけたようでよかったですww
活躍……するかはわかりませんが(ぇ たくさん登場させられるようにがんばります!!
さて?次は功とのデートですねー^^ww ちょっとうらやましかったり(ぇ でもどうなるかは作者にもわからない……っていうか今ちょうど予定してたのとだいぶ違う方向に話がずれちゃって困ってるとこなので、どうなるかはまぢでわかりません(笑 ちょっと不安だ……
それではコメありがとうございました!! またぜひいらしてください^^ww
ネズミさん>
はじめまして、ネズミさんww
コメントありがとうございます^^
わーおもしろいとかすごくありがたいですww 私なんかのはまだまだ全然駄作ですが、そういう言葉を励みにもっといいものを書けるように頑張ります!!
そしてやっぱり白波人気だなぁ(笑
で、正直それよりうれしいのが迅!! その子最近出てきたばっかりで、好きになってもらえるか心配してた子なんです!! うれしい、まぢで!!
てかネズミさん、迅の名前が出てくるってことはかなり最後の方まで読んでくださったということですか……? わ〜…本当にありがたすぎるww
えっとシリアス・ダーク系に生息しているそうで……(笑
もしそのうち小説を書くことがあったらぜひ教えてください^^
それではまた来てくださると嬉しいですww 改めてコメントありがとうございました(^^)v
そるとくりーむさん>
緊急地震速報の音結構強烈ですょね(笑 私も初めての時は何事かと思いました^^;
あーちゃんたぶんそるとさんからのお誘いなら、いつでもデートは喜んで受けると思いますww←
てかお辞儀してほしいっていうのはびっくりしました(笑 それでいいんかww笑
ここにもあーちゃんを愛してくださっている方が……!!ww 親として(←)うれしいです、ほんとww ありがとうございます。
しかも読み返してくれてるとか、神ですかそるとさん……!! 重ねて御礼を。。。
てか怖っ、ガラス怖っ?
気をつけよう……。そるとさんも気をつけてくださいね、ほんと><
いやー…ほしいなぁ文章力。皆無だからなぁ……
いつもコメありがとうございますー^^
来なくていいなんてことはありませんょ(笑 またぜひいらしてください♪
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(4) ( No.910 )
- 日時: 2011/03/24 21:00
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 無駄に長くなりましたごめんなさい、5ページです><
家を出ると、正面に10メートルくらいの長さの幅の広い道があった。あまり整備がされていない、ごつごつとしたアスファルトの黒い地面。歩行者と車を仕切る白い線やガードレールといった類は何もなく、端にさびたドラム缶が2、3個と、鉄網製のごみ箱が置いてあるだけだ。ドラム缶なんかはスプレーで落書きがされていて、“不良のたまり場”のイメージと合致し、少しだけ怖くなった。
その道以外にも、家を出てすぐ左右に延びる細い道があったが、功は迷わず正面の大きな道を進んでいった。歩幅の大きい彼においていかれないように小走りしながら、私はふと後ろを振り返る。いましがた私が出てきた彼らの家は、シンプルな真四角の建物だったが、周りと比べるとかなり新しいものに見えた。シックな茶色の壁も、まだつやが残っている。
今日も今までと別段変りなく異常な暑さだが、空気がねっとりとはせず乾いているだけ幾分かマシだった。ジリジリと地を焼く太陽が建物から半分顔をのぞかせているが、道の両側を挟む廃墟のような低い建物が日陰を作ってくれているため、こたえるほどではない。このまま日蔭の続く道だったらいいな、などと贅沢なことを考えながら、斜め前を歩く功にどうにかついていく。すると不意に彼がこちらを振り返り、しまったというような顔をして歩くペースを緩めてくれた。
彼は他のメンバーと比べると、特別ファッションに気を遣っている様子のない人だった。かといって別にセンスが悪いというわけではない。流行に敏感そうな下橋の人にしては、白いロゴ入りのTシャツに長ズボンという至極シンプルな格好をしているというだけである。しかし少し見たところだと、ピアスや指輪などのアクセサリーの類は身につけているようだった。それに反して、かなりファッショナブル……というか、特徴的な髪型。少し硬そうな質の銀髪は、前髪の右半分だけが目を余裕で隠せるくらいの長さで、残りはオールバックにしている。しかしなぜかその独特の髪型が、彼にはしっくりくるのだ。
「あ」と彼が声をもらしたのは、つきあたりを右に曲がったときだった。ちょうど私が、首の後ろにかいた汗に顔をしかめ、髪を結んでこなかったことを後悔し始めたころだ。彼はこちらを見て、低音の穏やかな声で言った。
「クレープ、食べるか?」
たぶんその瞬間の私は、うれしさとその倍にもなる恥ずかしさがないまぜになったよくわからない顔をしていただろう。一瞬にして顔が真っ赤になった私を見て、最初はごく平静な顔をしていた功が不審げな目つきになる。しかしそれは私の目には入らず、ついさっき自分が夢の延長で、「クレープー!!」と叫んだことを彼まで知っていたことへの恥ずかしさに、私はついまくしたてるように言ってしまった。
「そ、それっ、夜ゑ先輩に聞いたんですか!? 本当に恥ずかしいのです……っ」
両手を頬に添え本気で泣きそうになっていると、わざわざ立ち止まってくれた功はなぜか不思議そうな顔で首をかしげている。何と声をかけたらいいのかわからない困り顔のようでもある。それを彼の背が高いために上目遣いになりながら盗み見して、私はようやく頭を落ちつけた。いいのか悪いのかよくわからない予感が頭の隅をよぎった。
「えっと、もしかして……聞いてない……」
私の独り言に近い問いかけに、彼はちょっと目をそらして頭をかきながら言う。
「ん……夜ゑには何も聞いてないけど……。ほら、あれ、あそこにクレープ屋あるだろ。そろそろ腹減ってきたんじゃないかと思ってさ」
ぽかんと口が開く。
――……わ、私のバカ〜っ!
思わず頭を抱えて全身で叫びたい気持ちになった。彼のせっかくの親切心を、こちらの勝手な妄想で台無しにしてしまったわけだ。彼が優しい人なだけに、強い罪悪感にかられた。
しかしそんな私の心の中の葛藤など知らない功は、全然気にしていない風な顔で、「大丈夫か?」などと心配の声までかけてくれる。慌ててこちらの勝手な勘違いであることを彼に言うと、わずかに首をかしげながらもわかったという風にうなずいてくれた。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(4) ( No.911 )
- 日時: 2011/03/24 15:23
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
ショックから立ち直りきれない私に、再び歩き出した功が前と変わりない口調で話しかけてくる。
「それより、夜ゑの呼び方、先輩じゃなくて“ちゃん”付けでいいと思うぜ。下橋の年下の奴みんなそう呼んでるし。あ、それか“夜ゑ姉”とか」
「……夜ゑ、ちゃん……?」
恐る恐る言う私に、功は頼もしくうなずく。中学以来年上の人には先輩を付けるのが当たり前となっていた私には、こういう呼び方はなんだかむずがゆく思えるものだった。しかし一方で、憧れの彼女とちょっと近付けたようでうれしくもある。
そう言えば彼女たちはいったいいくつくらいなのだろうと疑問に思い、功に尋ねようと顔を上げると、彼はすでに前方左手にあるクレープ屋で店の人と話をしているところだった。直接道に面して品物を売る、小さな個人経営の店である。ちょうどその正面、右手の方には、“居酒屋”という暖簾の下がった店もあったがあまり興味はわかず、クレープ屋の方に小走りで直行した。店の前にいる功の横に並び目線を上げると、“永瀬屋クレープ”と手書きで書かれた看板が。脇に取り付けられている小さな看板には、油性ペンで“1個100円から”と書いてある。地元で馴染みの店という雰囲気がそういう細かいところからも出ていて、とても私好みの店だった。
功に促され奥の壁に貼ってあるメニューの表を見ると、どうやらシンプルな味のものが多いようだ。恵玲とよく行くチェーン店とは、また違う感じである。
とにかく甘いものを食べたい気分だったのでカスタード味を注文し、バッグの中身を探ろうとして、私は「あー……」と力のないあいまいな声を上げた。探ろうとした手は何も触れず、空気をつかんだのみ。バッグ自体を家の方に置いてきてしまったのである。状況を察した店のおばちゃんが、目じりを下げて甲高い声で笑っていた。ごまかすように半端な笑いを浮かべた私の手に、不意に功がまだあたたかいクレープを握らせる。しっかりと受け取ってしまったあとで、私はあせって首を振った。
「えっ、あの、私お金出してな――」
「いいから食べとけ。昼までまだ時間あるし」
彼の珍しく強い口調に押されて、私は謝りつつもお礼を言うと、さっそくクレープに一口かぶりついた。もちもちの生地を伸ばすように噛み切ると、口の中にあたたかいカスタードの甘みが広がる。顔をとろけさせながら口をもぐもぐしていると、満足そうな表情のおばちゃんから声をかけられた。
「見ない顔だねぇ、新入り?」
予想外な質問に、驚いてゆるく首を振る。すると財布をズボンのポケットにしまった功が、代わりに答えてくれた。
「うちのトップの彼女。今日初めてここに来たから今案内してるんです」
前半部分はこのおばちゃんには通じないのではないかと眉を下げてそちらを見ると、予想外におばちゃんは顔いっぱいに光るような笑顔を浮かべて言った。
「風也くんの!? まぁーっ、さすが私の風也くん。いい子を捕まえてくるわね〜。この流れで、しーちゃんと夜ゑちゃんもくっついちゃえばいいのにねぇ」
聞き捨てならない言葉がいくつか混ざっていたが、目をぱちくりとさせ功とおばちゃんの顔を交互に見ることしかできない。クレープに噛みついた体勢のままそんなことをしていると、おばちゃんがまた目じりを下げて、「この子可愛いわねぇ」と高めの声音で言ってくる。私はふるふると首を横に振って、功に目で助けを請うことしかできなかった。
私の困りきった顔に苦笑を浮かべた功は、二言三言おばちゃんに声をかけ、私の手を引いてその店を離れた。愛想がよくてテンションも高い彼女に、去り際慌ててお辞儀をしておいた。
クレープ屋のすぐ先の角を左に曲がる。功は引いていた私の手を離すと、こちらを振り返って口元に柔らかい笑みを浮かべた。
「よく知ってるだろ、下橋のこと」
即答で何度もうなずく。口の中のものを飲み込んで、ゆっくりとクレープ屋の方向を振り返る。自分の声には動揺が残っていた。
「ほんとびっくりしました。こんなこと言っちゃ失礼なんですけど、下橋ってよくない噂が多いから大人の方がなじんでいるのは正直意外なのです」
功はうなずき、ふと周囲の風景を見回す。私も同じように左右に並ぶ低い建物を見てみたが、どれも色が黒っぽくくすみ、薄くヒビが入った、古いものばかりだった。時々家や店の名残らしきところがあるが、今も生き残っているのはかなり少数のようである。
「今も残ってる店は、革命前からあったのがほとんどだからな。下橋のことはみんな見てきて、よく知ってるんだよ。……それにしても荒れてたあの頃からずっと店構えてるなんて、本当にすごい根性してる」
尊敬、それから畏敬の念がこもる声で、功は言う。私はそれを興味深く聞きながらも、尋ねずにはいられない言葉があった。
「あの……」
“革命”ってなんですか、と尋ねようとした私は、ふと前方に目をやって、言いかけていた言葉を止めてしまった。自然と足も止まっていた。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(4) ( No.912 )
- 日時: 2011/03/24 16:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
話しているうちにいつの間にか私達は、駅前の大きな広場に出ていた。円形に広がるアスファルトの地面。その周りを囲むように並ぶ店。私の位置からちょうど広場を挟んで正面に見える、小さな駅。広場では小中学生の男の子と数えるくらいの数の女の子が、バスケットボールで盛り上がっている。その中には先程家の中で見かけた集団も混じっているようだ。運動会の玉入れで使うような棒のついた籠を両端に置き、そこを目指して皆が全力でボールを取り合っている。ほとんどが半袖のTシャツに短パンもしくは七分丈のズボンという格好だが、どの子も例外なく全身にびっしょり汗をかいているようだ。肩で息をしながら、手の甲で汗を拭いているのが見える。いつもよりは乾燥していてさっぱりとした空気とはいえ、この炎天下のでは仕方のないことだろう。それでも皆、焼くように照らす太陽にも、全身から噴き出す汗にも負けることなく、バスケを楽しんでいる。あまりにもボールの動きに夢中で、こちらには気が付いていないようだった。
彼らが楽しそうに遊ぶ光景を熱心に見つめていると、功が建物の壁に寄りかかりながら尋ねてきた。
「亜弓、もしかしてバスケ好きなのか?」
突然名前で呼ばれたことに驚きながら、曖昧に笑って首をかしげる。
「ん〜特別好きってわけではないのです。球技は苦手ですし。でもなんか皆楽しそうだなって思って」
彼らを見ていると不思議と混ぜてもらいたくなってしまう。恥ずかしいので言えないが。
私の答えに、功はちょっとだけ残念そうに言う。
「そっか。伸次がずっとバスケやってるから、話が合うかもと思ったんだけどな」
「伸次って……しーちゃんって呼ばれてた、あの……?」
「そう。いじられてたあいつ」
そう言って功は口元に笑みを浮かべる。そんな彼の顔をやや顎を持ち上げて見上げながら、この人はきっと周りからすごく慕われているんだろうな、と確信に近い気持ちで感じていた。言葉の節々がどことなく優しいのだ。声音も、性格の真面目さが出ているのか、からかうような調子があまりでない。
私は先程夜ゑに遊ばれていた三和伸次という青年を頭に思い浮かべながら、再び歩き始めた功の後についていった。正面の広場の方ではなく、右に曲がり広場を左に見て歩くかたちだ。物騒な赤い落書きが目立つ横に長い建物に沿って歩く。駅から見ると、広場を挟んで右奥の道から来た私達は、今度は左奥の方の道に歩いていくことになる。広場が建物の陰で左手に見えなくなると、功は最初の角を右に折れ、細い道に入った。
彼が唐突に話を切り出したのは、そんなときである。
「有衣達のことで何か知りたいこととかあるか?」
私はクレープを食べきって残ってしまった紙を幾度も折りたたみながら、気になっていたことを即彼に尋ねた。
「皆って同い年なんですか? 有衣ねーさんが大学生っていうのは知ってるんですけど」
今歩いている道は、今までの道よりもさらに整備がなされておらず、人気もない。もちろん営業している店なんかは見当たらず、極めつけには歩いている道が途中から土にまでなってきた。もうアスファルトですらない。しかしそれが逆に湖を連想させ胸が高鳴り、気付かれないくらいにこっそりとスキップで歩いてみたりもした。
ゴミ箱を通りかかったところで、功は私がずっと手でいじっていた紙を捨ててくれた。ゴミがちゃんと入ったのを確認して、口を開く功。
「えっとー……俺以外は皆タメ。俺は大4だけど、有衣と夜ゑと伸次は皆大1だ。夜ゑと伸次なんかはガキの頃からの幼馴染だっていうしな」
「幼馴染! すごいのです……っ」
クレープ屋のおばちゃんの発言を思い出し、私はつい興奮した声を上げる。目が突然輝くのが自分でもわかった。
こういう他人の恋愛関係の話は大好きなのである。2人の顔を頭の中で並べると、思わず笑みがこぼれてしまう。絶対にお似合いのカップルだ。先程の家での会話からして、なかなかユニークな間柄ではあるようだが。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(4) ( No.913 )
- 日時: 2011/03/24 20:45
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
すると不意に功が私を呼び、何も言わず前方をおもむろに指差した。彼が指す方向を見て、私は目を見開き、思わず感嘆の声を上げた。
4、5メートルほど先に見える、日光に反射して白く光る湖。周りの木々に隠れて全貌が見えないため、私は期待に背を押されながら、湖の方に駆け出した。
その先には、何とも幻想的な風景が広がっていた。大きさは湖というよりも、大きな池あるいは泉といった方が適切かもしれない。ほぼ円形で、周囲をぐるっと青々とした葉を付けた木が囲っている。風が吹くと葉がこすれあって、波のように耳に心地よい音を辺りに広げる。水面は、木々を映した澄んだ緑色。日の光に照らされ大半がまぶしいくらいに白く輝いているが、底を泳ぐ魚が見えるほどに水は透き通っている。時折吹いた風が水面を揺らすとき、一瞬金色に光る水がなんとも美しい。
私が恍惚とした表情で吐息をもらしていると、功が何も言わず近寄ってきて隣に腰を下ろした。湖の周りは短い雑草がはびこっており、湖の淵から1メートルほど間隔をおいて立派な広葉樹がかまえている。ちょうど座って湖を眺められるスペースがあるわけだ。
私も彼に倣ってその場に腰を下ろすと、柔らかい土と草がクッションになって意外と座り心地がよかった。功がハッとして服が汚れることを気にしてくれたが、私は迷うことなく首を横に振る。少しくらい汚れても構わない。ここに座ったら、自然にあふれたこの場所に溶け込めるような、そんな気がするのだ。
冷たい水が目の前にあるせいか、不思議と空気が涼しく気持ちよく感じられた。微風が吹いたときなんかは、あまりの気持ちよさに高揚感を感じるくらいだ。長い髪を耳にかけながらふと空を仰ぐと、円形を描いて並ぶ木々の間から燦然と輝く太陽が顔をのぞかせていた。額に手をやってひさしを作り、横目に功を見ると、彼はただ静かにゆらゆらと揺れる水面を見つめていた。
「いい所だろ」
不意に彼が、満足感と自信に満ちた声でそう言った。私は湖の方に戻していた目を細め、はっきりとうなずく。
功が体勢を変えるのが、草のこすれる音でわかった。なんとなく、これから彼が色々と話してくれそうな雰囲気を感じ取って、私は何も言わずに話が始まるのを待つ。辺りに広がる草々が、サ……とさわやかな音を立てる。草独特の香りが、ふっと鼻をついた。
「下橋は……元々噂通りの、酷いところだったんだ」
予想していた通り、彼はゆっくりと話を始めた。
「何年前の話かはわからないけど、随分前の俺達の先輩が、元々廃墟だったこの下橋にたむろって、そのうち占領するようになった。四六時中ケンカばっかりやってるし、外で酒は飲むし、バイクばぶっ放すしですぐに近所から煙たがられて。警察も細かいケンカばっかりやってる奴らをいちいち取り締まる暇なんてなかったんだろう、下橋のことは放置してた」
それはたぶんここが元々廃墟だったせいもあるだろうけど、と彼は皮肉に笑う。
「風也の前までのここのトップも、世間一般で言われてるイメージそのままの、タチの悪い暴力的な不良でさ、トップ以外の奴らも雰囲気に流されたりとかしてケンカばっかりやってたから、“下橋は不良のたまり場だ”っていう噂が立ったのも仕方がないことだったんだ」
今まで歩いてきた道をふっと思い出す。確かに、元々廃墟という話が納得できるような状態だった。落書きを見たときなんかは、思わずイメージ通りの“不良”を思い浮かべて、心のどこかで怖がっている自分がいた。
私が熱心に彼の話に耳を傾けていると、彼はふっと微笑んで言った。
「でも……2年前に、有衣達――有衣と伸次と夜ゑと俺、それから風也……つまり今の下橋のトップ5を中心に、当時トップだった後藤雄麻って奴を下橋から追い出して、ここのやり方を一気に変えたんだ。下橋ではわかりやすく“革命”って言っちまってるけどな」
――“革命”。こちらから聞かずとも、自然と出てきた。先程聞きそびれた謎の単語が。
私は呆けたようにその単語を頭の中で反芻する。元々本当に荒れた集団だった下橋が今のように平和なところになるのは、そんなに簡単なことではなかったはずだ。少なくとも、“革命”という二文字であっさり言いきってしまうほどには。
功が一度話を切ったところで、私はちょっとだけ眉をひそめながら尋ねた。
「今の下橋の人達を見てると、全然不良っていう感じがしないのです。そこまで一気に変わるのって、結構大変だったんじゃ……」
私の言葉に、なぜか功は自嘲気味な笑みをこぼした。
「いやーそれがな、別に革命で皆の性格が改善されたってわけじゃないんだ。本当に根っからの不良だった奴をここから追い出しただけであって。あまり褒められた話じゃないんだけどな」
予想していなかったわけではないが、やはり驚きに目を丸くしてしまう。
「追い出したんですか! 結構過激ですね」
「過激もなにも、口で聞く奴らじゃないから最後は力づくだ。……だから正直なところ、もしあの時風也がいなかったら革命は絶対に成功してなかった。元トップの奴らは俺らより年上だし、当然それなりにケンカもできるし。てか今でもあいつら、他の不良グループに入って時々下橋にケンカ売ってくるからな。恨んでるんだろうよ」
少しだけ沈んだ声。その時の状況からして後悔しているわけではないだろうが、わずかに罪悪感は残っているということだろうか。
しかし彼は、すぐに気を取り直して明るい表情でこちらを見てきた。
「まぁ、革命の経緯もうちょいちゃんと聞きたかったら、有衣達の方が詳しいからそっちに聞きな。言いだしっぺ、あいつらだし」
思わず、「えっ」と声が漏れる。自分は今、相当に間抜けた表情をしているだろう。有衣は確かに軽く言い出しそうだが、それにしても革命の言いだしっぺだなんて、思っていた以上にとんでもない人達である。
話を聞いている間に、なぜかしばらく風がやんでしまった。湖のおかげで涼しく感じるとはいえ、やはり炎天下でじっとしていると、思い出したように汗が噴き出してくる。タオルの入ったバッグを家に置いてきてしまったので仕方なく手の甲で汗を拭いていると、不意に功が立ち上がり、待ってろと目で合図をしてきた。うなずいて彼の後ろ姿を目で追ってみる。来た道を戻り数分してすぐに湖の方に帰ってきた彼は、両手に滴のついた缶ジュースを持っていた。つい、目を輝かせ声を上げてしまった。
「わぁっ、ありがとです!」
十分に冷えたアップルジュースの缶を受け取り、思わず火照った頬にそれをあてる。それから不快なほどに渇いたのどをしっかりとうるおして、再び功に熱い視線を送った。続きを聞く準備は万端である。
アイスコーヒーを手に持った功は、「あとは今の下橋のことしかないぜ」と笑って、再び話を始めた。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(4) ( No.914 )
- 日時: 2011/03/27 11:20
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
今の下橋には全部で3つのグループがある。1つは、風也率いる下橋で最もケンカの強いグループ、“緋桜”。功達もこのグループのメンバーで、小学生から大学生まで全部で15人のメンバーが所属している。残り2つのグループ、“白虎”と“光刃”も同じような構成だ。
それぞれのグループには、しばしばトップと呼ばれるリーダーとサブリーダーがいて、“緋桜”でいうと風也と功がそれに当たる。他のグループにもそれぞれ2人ずついるのだが、全体で最も強いグループのリーダーが下橋全体のリーダーも兼ねることになり、現在その位置には風也がゆるぎないものとして存在している。またそれぞれのグループにはトップ3、トップ5という呼び名があり、それはそのグループ内でケンカの強い人を上から順に当てていったものだ。“緋桜”で言うと、トップ3は風也・功・有衣、トップ5は風也・功・有衣・伸次・夜ゑということになる。この言い方は他グループにもあるのだが、自然と“下橋のトップ5”と言うと、3グループの中で最も強い“緋桜”のトップ5を指すようになっていった。
「今の下橋でも、ケンカは定期的にやってるんだ。ただ前みたいに、憎かったり敵対してる奴をボコボコにする感じじゃなくて……、言っちまえばゲームとか趣味としてだ。元々ケンカがストレス発散になるとか、プロレス感覚だとかで好きな奴がここにはたくさんいるから、そういう奴がさっきの広場に集まってグループごとに分かれてやり合うんだよ。でも、他のグループも含めて基本的に皆仲がいいから、年下相手だった時は手加減するし、同じくらいのレベルの奴だったら本気でやる。終わった後怪我した小学生とかがいたら、手当は他のグループの奴でもやったりするんだ。ルールとかも色々変えてやるんだぜ。“円から出ちゃいけない”とか“ロッドのみ使用可”とかさ」
また聞きなれない単語が出てきて、私は首をかしげる。
「ロッド?」
「あぁ、鉄パイプみたいなやつだよ。あれを特注で見た目もっとオシャレにしたやつ。俺らはその棒のこと、言いやすいように“ロッド”って言ってる」
私が何だか面白いと目を輝かせると、後で風也達に聞くといいと言われた。どうやら功は素手しか使わないためロッドを持っていないが、他の4人は全員持っているようだ。風也はめったなことでは使わないが、有衣と夜ゑは男性に比べて非力な分それで補っているらしい。
はっきり言って私自身とは直接関係のある話ではない。それなのに、高揚感に胸が熱くなってくる。彼らにどんどん興味がわいてくる。そんな私の横で、功は穏やかながらも真剣なまなざしを湖の方に投げ、力強い声で言った。
「今の下橋には、一般人はもちろん、他の不良たちとも極力ケンカはしないっていう掟があるんだ。でもそれは他の不良グループからすりゃあ鼻で笑ってあしらうようなくだらないものだし、ただのなれ合いにしか見えないんだろうが……俺らはそうやってこの2年間うまくやってきた。他の奴らになんと言われようともな」
実に自信に満ちた、誇らしげな表情だった。
私の胸の中では、下橋への憧れがどんどん膨らんでいったのだ。
- Re: Enjoy Club ( No.915 )
- 日時: 2011/03/24 13:31
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: O/vit.nk)
こんにちは〜^^
明日から春休み!! ということで真っ先にやってきましたー♪
夜ゑちゃんの服装ってゴスロリですか? すごく似合いますねww 下僕って…しーちゃん頑張れ;ww
下橋の過去…いいですねー^^
てか、友桃さん更新早いっ!!! 最後の話なんて5ページもww そういうところ、ほんと憧れます…ww
- Re: Enjoy Club ( No.916 )
- 日時: 2011/03/25 13:06
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 4pf2GfZs)
下橋の激動の変遷、何か胸に迫るものがありますね!感激しました。
でも、話を聞けば聞くほど亜弓が風也の彼女というのが奇跡としか言いようがない!
下橋の日常ってなかなか強烈ですね。銃器禁止のサバイバルゲームをやってる感じなんでしょうか。確かに風也強いはずです。みんな連帯感強そうだぁ。
夜ゑが喧嘩相当できるというのがかなり驚き。
失礼しました=
- Re: Enjoy Club ( No.917 )
- 日時: 2011/03/26 09:41
- 名前: ネズミ (ID: zuIQnuvt)
私も下橋の過去、驚きです!!
TOP5に夜ゑちゃんが…!?
喧嘩姿見てみたいWw
友桃さん更新早いですねー!憧れる^^
これからも頑張っえください!
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(5) ( No.918 )
- 日時: 2011/03/26 14:08
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 2ページですww
空を見上げると、ちょうど太陽が私達の真上に来ていた。功がふぅと息をついて今の時間を尋ねてくる。携帯を開くと、画面には“11:48”と表示されていた。思い出したように鳴りだしたお腹の音が聞こえないように、大きめな声で時間を彼に告げる。うなずいて腰を上げた彼に続き、私もスカートについた土を払いながら立ちあがって、たまっていたメールを急いで確認した。
緋桜の寝室にいるときに、母親と一応恵玲にメールをしておこうと思っていたにもかかわらず、結局やらないまま時間が経ってしまっていた。案の定来ていたメールはその2人から。母親の方はやはり家に帰ってこない娘を心配する文面だったが、恵玲の方は遊びの誘いなのか何なのか今の居場所を問うものだった。
功の迷惑にならないよう、できるだけ簡単に打ってしまおうとすごい勢いで指先を動かしていると、当の彼が私の横に並び、
「親からか?」
ちらっと視線を投げ、聞いてきた。私がうなずくと、功はちょっとだけ目を伏せて「そっか……」と小さくつぶやく。どこか寂しそうな、でもとても優しい、心情のつかみづらい表情をしていた。なんだか不安になってしまった私が歩きながら表情を伺っていると、彼はふっと笑って心に染みいる声で言ったのだ。
「……大事にしてやれよ」
彼の台詞に、思わず私は目を見開く。しかし彼はそれ以上その話を続けることはなく、私も追及することなどはできず、ただゆっくりとうなずいて、彼の言葉を心に留めておいた。
冗談など言えない空気の中緋桜の家に向かって歩いていた私は、功が隣で独り言のように呟いた声に、少し驚いてそちらに視線をやった。彼は右手を顎のあたりに当てながら、何かを考えるように眉根を寄せている。少しすると、彼はなぜか声のトーンを落として私に尋ねてきた。私の目に、彼の顔はどこか哀しそうに映った。
「そういえば亜弓、風也の家のこと何か聞いてるか?」
思わず目を瞬いて、疑問符を浮かべた顔で彼を見る。それを見た彼が、「そうかまだ話してないか」と呟くのを耳にして、途端に胸がざわついた。
私はそんな話は全く聞いたことがない。それなのに、彼は知っている。風也の家のことを。そして彼が知っているということは、おそらく他の緋桜のメンバーも知っているということではないか。
それに気がついた途端、影が光を隠すように自分の顔を影が覆うのをはっきりと感じとった。不安や寂しさがぐちゃぐちゃになった得体のしれない負の感情が、私の心を一瞬で覆う。胸の辺りでむらむらとした不愉快なものが存在を膨らませていた。それを自分自身認識して、愕然としてしまった。今の自分の気持ちを、嫉妬と呼ばずに何と呼ぶのか。皆が知っていることを自分だけ知らないことと同じくらいに、自分がそういう感情を抱いたことがショックで、無意識に唇を尖らせムッとした表情をしてしまった。
それを知ってか知らずか、功が伏せていた目を上げ、口を開く。
「あいつは自分からは話さないかもな。亜弓にだったら聞けば話すと思うけど……」
顔を曇らせたまま、彼と目を合わす。すると彼はひどく真剣な、そしてちょっとだけ申し訳なさそうな顔で、真正面から私を見て言ったのだ。
「風也には、妹がいるんだ。でも色々あってあんまりうまくはいってない。俺からは勝手に人の事情ペラペラ話すわけにいかないから、これくらいしか教えてやれないけど……いつか、あいつの話を聞いてやってほしいんだ。風也、外では気付かれないようにしてるけど、体調に出るくらい本気で悩んでるから」
いつの間にか黒々とした感情は消えて、ひたすら真摯な気持ちで功の話を聞いていた。そして私はなぜか少し泣きそうになりながら顔を歪めて、固い声で「わかりました」とうなずいた。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(5) ( No.919 )
- 日時: 2011/03/26 14:09
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
その後はようやく重い空気が消え、談笑しながら帰路につき、緋桜の家にたどりついていた。扉を開けるのと同時に、風也の綺麗に染まった金髪が目に飛び込んできて、私はほっと胸をなでおろしていた。
家に入るとすぐに、中にいた皆から「おかえり」と声がかかり、ぽっと蝋燭が灯るように胸があたたかくなる。あの大きな木のテーブルに、風也と有衣、そして伸次と夜ゑが座っていたが、皆例外なくこちらに視線を向けている。自然と満面に笑みが浮かんだ。私は何かいいことがあった後に家に帰る時のように、明るい声で言った。
「ただいまですー!」
両腕で頬杖をついている夜ゑが、にこっと笑みで返してくれる。そういう些細な表情がうれしくて、頬の緩みがどうしても抑えられなかった。
「本当に一体どうなってんだろうな」
風也が不服そうにそう言ったのは、6人で昼食を取り終えた後、私と2人でテーブルについたままお茶を飲んでいるときだった。
風也は、私が帰ってくる少し前に目を覚ましたらしい。まだ少し微熱があるせいかあまり顔色が良くないが、本人はこれぐらいなら大丈夫だと言っている。しかし口には出さないがまだ頭痛も残っているようで、時折顔をしかめて側頭部辺りを手で押さえている。後でまた寝かせた方がいいかもしれないと考えながら、彼の疑問に私も頭を悩ませた。
風也も私と同じく、どうして駅前で眠っていたのか、全く身に覚えがないらしい。幾度となく首をひねっている。
私も全く見当がつかないので一緒になって納得のいかない顔をしていると、不意に「あーゆみっ」というやけに楽しそうな声とともに、誰かが後ろから首にしがみついてきた。驚いて後ろを振り返ると、有衣がニッと歯を見せて笑い、親指2二階の方を指さした。
「2階、案内するからついてきな」
命令口調だが、なぜかそれが彼女だと全然不快に感じない。今までの疑問なんか頭から吹き飛んで、私は思わず顔を輝かせた。風也が見送りをするようにひらひらと手を振っている。探検気分で元気良くうなずきながら、あわよくば革命のことも聞いてしまおうと心の中で気合を入れていた。
緋桜の家の2階は、1本の廊下を中心に、その左右に部屋が並んでいる。階段を上ってすぐ右手にあるのは洗面所やトイレやお風呂。左手にあるのが、私がお世話になった寝室である。廊下を真っ直ぐ進んだ先の右手、つまり洗面所の隣にあるのが、シンプルな机がいくつも並んだ勉強部屋だった。そういう部屋があることをちょっと意外に思いながら有衣の後をついていくと、彼女は勉強部屋の正面の部屋に何も言わずにずんずんと入っていく。そこまでの部屋はのぞくだけだったので、入っていいのか分からずに入口のところで立ち尽くしていると、彼女はこちらを振り返り中に入るように促した。その部屋の中は、クローゼットや衣装ケース、段ボール箱が床をほとんど埋め尽くしていた。
有衣がその辺の段ボール箱に腰かけながら言う。
「物置部屋みたいな部屋だよ。服とかも置いてあるけど」
すると、部屋の一角の小さな机に、私は見覚えのある後ろ姿を見つけた。――夜ゑである。彼女は机に何やらアルバムを開き、せわしなくページをめくっていた。しかしすぐにこちらに気付いて手招きをする。そして相変わらずの可愛い声で、なんとも嬉しいことを言ってくれた。
「功がね、もしあーちゃんが聞きたそうにしてたら革命の話しておいてって言ってたの。あーちゃんが聞きたいかどうかは分からないけど、一応――」
「聞きたいのです!」
私が話を遮って好奇心まみれな声を上げると、夜ゑは楽しそうに声を上げて笑った。有衣も唇で弧を描き満足そうな表情をしている。
すると夜ゑは私に椅子をすすめ、アルバムから取り出してあった3枚の写真を私に見せてくれた。1枚目は夜ゑと知らない女の子が2人で映っている写真。夜ゑの隣でピースをしている子は、二の腕辺りまでの長さで結構量のある髪をポニーテールにした、気の強そうな女の子だった。2枚目は有衣と夜ゑ、それから伸次が制服姿で映っている写真。今とは髪型や雰囲気自体も違っている。そして3枚目が、おそらく下橋のメンバーで撮った集合写真のようなものだった。あまり明るい雰囲気ではない上に、皆目つきが鋭くて、私は一瞬身を引いてしまった。
「ザッと見て見つかった高校のときの写真が一応これかな。他はたぶんデジカメに入ったままかも」
夜ゑが苦笑を浮かべて言う。
そして有衣と夜ゑは軽く目くばせすると、写真を食い入るように見つめている私に、写真の中の人物を指しながら丁寧に語り聞かせてくれた。2年前に起きた――いや、彼女らが起こした、下橋での革命の経緯を……。
- Re: Enjoy Club ( No.920 )
- 日時: 2011/03/26 14:27
- 名前: 。・*+姫香*+・。 ◆Sbf0WbqMfI (ID: BKr6Xf0Q)
こんにちは〜☆”
小説。かいてますよお〜
RE「LOVEストーリー」
という題名です!!
これからも、よろしくねっ
- Re: Enjoy Club ( No.921 )
- 日時: 2011/03/26 17:42
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: JiYsjDZB)
友姉ぇ、お久ぶりでしぃ〜↑↑
顔出してなくて、ごめんなさぃ…
顔出してなかった分、一気読みしゃした!!!
やっぱり、亜弓かわゆスでしたぁ〜☆♪
巧、カッコイイですねぇ!
「優しい兄貴!」
って感じで^^♪
うち兄弟いなぃんで、すっげぇ憧れました!!!
更新、楽しみにしてますね!
『革命』
どんなことが起こったのか…
風也の妹…
- Re: Enjoy Club ( No.922 )
- 日時: 2011/03/26 23:38
- 名前: 羅希 ◆JUP8K6dM0U (ID: rLJ4eDXw)
また来ましたぁww
友桃さまは更新早いですねっ!!!!
私なんか最近全くしてないんでとても尊敬します☆
……春休みに入ったし、頑張らなきゃ*
続きとても楽しませてもらいました♪
私も皆さまと同感で夜ゑが喧嘩強いって事実に驚きました!!
続きがまた寄り一層気になります。
友桃さまの小説のキャラはみんな素晴らしいです(*^^)v
私は個人的に恵玲様好きですw
可愛いけどにあーちゃんに強気ってとこがまた良いです。
だ、だけどあーちゃんも同じくらい好きですw
欲張り過ぎますね(^^ゞ
執筆、頑張って下さい!!
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(6) ( No.923 )
- 日時: 2011/03/31 19:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 話重くてすみません><
とある私立の高等学校。昼休み、昼食を取り終えた生徒がグループをなして廊下を行き来する中……
2年生の教室が並ぶ廊下を、やたらと存在感の濃い2人の女子が堂々とした足取りで歩いていた。――月上有衣と、蓮田夜ゑである。
有衣は明るい茶髪を前下がりのボブにし、後ろ髪と同じくらいの長さの前髪をやや左寄りの位置で分けている。分け目から左右に流した右側の髪は、放っておくと右目を覆ってしまうので、ゴールドのヘアクリップで留めてある。一方夜ゑは、前に流した胸辺りまである黒髪に強いパーマをかけ、ボリュームのある真っ直ぐな前髪は目の上で綺麗に切りそろえていた。
2人とも学校であるというのにばっちりメイクを施し、耳にはピアスも付けている。第2ボタンまで開けたワイシャツに、紺のカーディガン。その下には学校指定のものでない、別カラーのカーディガンを裾だけ見せて着ている。有衣はグレー、夜ゑはピンクのものだ。チェック柄のプリーツスカートも入学時から切って短くしており、スカートチェックなんて事があったら即刻注意されるのが目に見えている長さだった。
2人――特に有衣は、学年の中ではかなりの有名人だ。下橋のメンバーだからではない。そのモデルのようなスタイル、容姿は言うまでもなく、他人に流されない彼女の強さをこの1年ちょっとで周囲の子たちが感じ取ったせいである。自分の気に入った子ならクラスであまりうまくいっていない子とでも仲良くしてしまうような、他の子がやったら嫌な目で見られそうなことを彼女は堂々とやってのけるし、彼女ならやっても陰口をたたかれることはない。そんな彼女と共に行動することが多い夜ゑも、自然と有名になり、1年生の頃から可愛いと評判だった。そしてその見た目に反するちょっとサディスティックな性格が、友達の間では逆にウケていた。夜ゑのそう言う部分をあまり知らずに、近付きやすそうな雰囲気だと思って彼女に声をかける男子も少なくなかった。皆見事にフラれていたが。
そんな2人は友人を見かけると軽く挨拶を交わしながら、人の多い廊下を縫うように歩き、ここ最近の中心的な話題を熱く語っていた。有衣のあからさまに不快そうな表情から、あまり楽しい話題でないのは見て取れたが。
「あ〜アタシ今日あそこ帰りたくねー!」
有衣が盛大なため息とともに、胸の中のうっぷんをはきだす。
“あそこ”とは下橋のことだ。下橋での2人はまだ年齢的に下っ端の位置にいるため、学校の人達には知られていなかった。知られたら面倒なことになるのは目に見えているため、下橋の名前は極力伏せている。しかし名前を伏せている理由はそれだけではなく、彼女ら自身、自分が下橋という場所に通っていることにあまりいい感情を抱いていないせいもあったのだ。
今の下橋のトップは、22歳の後藤雄麻という、非常に目つきの悪い男だった。不良の骨頂とも言える人物で、例え同じグループ内だとしても、自分の思い通りにいかない奴がいるとすぐに手が出るタイプなのだ。おそらくグループの頂点に立つことで周囲の人達を支配しているということに強い快感を感じているだけで、そのメンバー――特に年下に対しては、これっぽっちも仲間意識だなんて持っていやしない。下っ端や雑用程度にしか考えていないのだ。かと言って彼らを放置するわけでもなく、しばらく顔を出さなかったりすると逃げたと言って怒るのである。それは、いつも彼に侍って愚痴や暴言をまき散らしている取り巻きの大学生達も同様だった。
下橋には有衣達のように、グループに加わったことを後悔している者が少なからずいる。あまり下橋の実情を考えず衝動的に入ってしまった本人にも責任はあるのだが、入ってしまったものは仕方がない。しかし思い切って抜けようとしても、トップの雄麻が制裁だとかなんだとかくだらないがシャレにならないことを言うため、無傷では抜けられないのだ。一度入ってしまったら、そう簡単には逃げられないのである。その現状の中、抜けたくても我慢して通っている人は、有衣達が知っているだけでもかなり多くいた。
“下橋に帰りたくない”――その気持ちに深く共感する夜ゑは、あまり自信のなさそうな声で提案してみる。
「今日の夜はどこかで時間つぶす?」
すると有衣はチラッと横目で彼女を見て、あっさりと首を横に振った。ため息交じりの声で言う。
「いや、アタシこの間ダチん家逃げたから、続けて行かねぇのはまずい。あの時も後藤の奴相当キレてたし」
「……そういえばそうだったね」
夜ゑが瞳に軽蔑の色を浮かべ、沈んだ声を発する。彼女の軽蔑心は、もちろん雄麻とその取り巻きに対するものだ。
夜ゑはそこでふと視線を前からそらし、左手の窓を睨むような目で見つめた。自分の歩くペースに合わせて窓枠が流れるように動く。それなのに窓の向こうの風景はそれほど大きくは流れない。窓に自分の顔がうっすらと映る。ギュッと強く引き結ばれた唇。整えられた眉は無意識のうちに寄せられ、彼女にしては珍しく他人を寄せ付けない雰囲気を放っていた。
一方有衣も、わずかにつった大きな瞳に苛立ちの色を見せる。元々人に命令されたり拘束されたりすることに、人一倍不愉快さを感じるたちなのだ。雄麻達に対しても、自由にさせろと思い切って言いたいところなのだが、言った瞬間雄麻とその取り巻きが束になってかかってくるのは目に見えている。ケンカの強い有衣といえど、さすがに年上の手加減を知らない男達に勝てる自信はなかった。彼女達が女性な上に高校2年というトップからすれば低い年齢だという悪条件が、明らかに足かせになっていた。
有衣はふと夜ゑの方に目をやって、わずかに眉をひそめた。正面に目を戻していた夜ゑは、口元に手をやって何かを考え込むような様子だったのだ。正直声をかけていいのか悩んだが、有衣はさっと辺りに視線を走らせて、仕方なく肘で彼女の腕を軽くつついた。ゆっくりと目を上げた夜ゑは、今自分が歩いている場所が生徒がたくさん行き来する廊下だと気付いて、すぐに重苦しい空気を消し去った。
あえて、口元に淡く笑みを浮かべる有衣。夜ゑも苦笑をもらした後、すぐに柔らかい表情に切り替えた。学校でまでこんな憂鬱な雰囲気になっていたら、周りに不審がられる上、彼女ら自身がつらい。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(6) ( No.924 )
- 日時: 2011/03/28 09:09
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
今朝買った雑誌の話題でも出して気分を切り替えよう、と口を開きかけた有衣の横で、不意に夜ゑが「あっ」とうれしそうな声を上げた。疑問符を浮かべている有衣の横で、夜ゑが「見ぃつけた」と語尾にハートマークのつきそうな台詞を呟く。その一言で、有衣はすぐに状況を悟った。そして同時に、夜ゑ同様楽しそうに口角を上げたのだ。
すると夜ゑが突然歩く速度を速め、数メートル先にいる“ある人物”に近付いていった。そして教室の前で友達と盛り上がっている“彼”の背後に近付くと、さっとその腕を両手で捕まえたのだ。突然腕を掴まれた彼――三和伸次は、目を丸くして振り返り、夜ゑの姿を見てまた純粋そうな瞳を大きく見開いた。
「えっ、何――」
「一緒に来て」
にっこりと微笑み、ちょこっと小首をかしげてみせる夜ゑ。巻いた長い黒髪がサラッと横に流れる。
それを見てテンションが上がっていたのは伸次の友人達だけで、当の本人の顔には笑みと戸惑いがないまぜになったよくわからない表情が浮かんでいた。夜ゑと友人とを交互に見ながら、困ったように弱々しい声で言う。
「オレ今若干大事な話してんだけど、後じゃダ――」
皆まで言わせなかった。
夜ゑは強くつかんだ腕を不意に引っ張り、転びそうになる伸次に構うことなくそのまま彼を連れて廊下を走って行ってしまったのだ。その行き先の予想が大方付いている有衣は、苦笑交じりにため息をつき、少し歩くペースを速めながら2人の後を追った。背後で伸次の友人達が、うらやましがるような哀れな声を上げていた。
「何だよ急にー。部活の話してたのによぉ」
伸次の拗ねたような声が、反響して辺りに響いた。
彼が連れてこられたのは、屋上前の踊り場。ここは滅多に人が来ないため、3人がこっそり下橋の話をするときによく使っていた。冬に入る直前のこの季節だと、外からのひんやりとした隙間風で小寒いのが難点だったが、今はまだ我慢できる程度である。それとここは不思議と声がよく反響するため、声のトーンを落とす必要もあった。
屋上の扉の両脇にはなぜか、必要のない手すりが付いている。夜ゑと伸次はそこに浅く腰かけ、有衣が追いつくのを待っていた。伸次が携帯を開いて時間を確認すると、次の授業まであと5分もない。
先程恨めしげに漏らした自分の声に夜ゑが反応しないので、少し不満に思いながら彼女を見た伸次は、眉をひそめ表情を固くした。彼女は少し伏せた目を前に向けたまま、何かを考え込むように真剣な表情をしていたのだ。
有衣が追いついたのは、そんなときである。彼女は2人の正面の背中ぐらいまでの高さの壁に体を預け、腕を組んでその場所に落ち着いた。3人は向かい合い、しばらくの間誰も話を切り出さずに沈黙が続いた。しかしこの場合話を始めるべきは事を起こした夜ゑなので、有衣と伸次はただじっと彼女が口を開くのを待っていた。
やがて校内に響く、5限の授業開始のチャイム。屋上前の踊り場にはスピーカーが設置されていないため、下の階からの音しか聞こえない。するとそのチャイムが鳴った直後、夜ゑが目線を変えないまま身じろぎをした。そしてようやく重たい口を開いたのだ。
「後藤を下橋のトップから引きずり降ろせないかなぁ……」
瞬間伸次は、思わずその場にずっこけそうになった。
「夜ゑお前何さらっと恐ろしいこと……っ」
さすがに実際にずっこけはしなかったものの、突然の爆弾発言に焦りの色を隠せない伸次。そんな彼に、夜ゑが真剣な眼差しを向ける。
「だって伸次だって嫌でしょ? 下橋。トップが後藤じゃなくなったら、何か変わるかもよ?」
そこに冗談を言っている雰囲気など全くなく、それだけに伸次は寒気を感じずにはいられなかった。
2人の会話を黙って聞きながら、有衣はその案を現実的に冷静な目で見つめていた。本気になって考える価値が、その案にはあると思ったのだ。
とりあえずわかっているのは、雄麻自身に下橋のトップを降りる気は毛頭ないということだ。となると、夜ゑの言うように周りが引きずり降ろすしかないことになる。そしてトップの座から降ろす方法は確かに存在していたが、有衣達がやるにはなかなかに現実味のないものだった。それは下橋で今までも行われてきたことで、次代トップを望む者がケンカで現トップを倒すことができたらリーダーの座を奪えるという、力づくで非常に分かりやすいものだった。わかりやすいにはわかりやすいのだが……有衣達が実際にやるとなると難しいことでもある。しかも仮に雄麻をリーダーの座から降ろせたとしても、彼がそのままグループ内に残る可能性があるわけで、そう簡単にグループそのものの雰囲気を変えることはできないだろう。雄麻の取り巻き共も厄介である。
それを夜ゑに告げると、彼女はうなずいて強気な声音を崩さずに言った。
「確かにあたし達だけじゃ無理だけど、もっと味方を集めちゃうっていうのはどうかな。後藤達に反感持ってる子なんていくらでもいるし、あたしが聞いただけでも下橋に行くのが怖いっていう子たくさんいるもん」
「大人数でぶつかって、いっそ反乱にしちゃおうってことか? んー……」
有衣が顎に手を添えて、ふ……と視線をそらす。そのまま真剣な面持ちで虚空を見つめ、数秒後サラッと何の重みもない声で言った。
「案外いけちゃうかもしれねぇな」
「いけねぇよっ。入ったばっかのガキが集まったところで後藤達に勝てるわけねぇだろ! アイツら皆大学生なんだぜ!?」
熱く身振りをつけてまで必死で止めようとする伸次に、有衣が相変わらずの調子で言う。
「だから、要はアタシら側にも大学生の味方をつけちゃえばいいわけじゃん?」
「は?」
伸次が間の抜けた声を上げた。夜ゑも目を瞬き、驚きと期待の入り混じった目で有衣を見る。
はっきりと顔をしかめた伸次が、疑心まみれの声で言った。
「……いるか? 大学生の中にそんな奴。しかもケンカ強くないと意味ねぇじゃん」
「いるじゃん、条件ぴったりな人が。あんまりちゃんと話したことはねぇけど、アタシらの意見には賛同してくれる気がする」
「ちょっと待て。そんな話したこともねぇ奴信用できるかよ。そもそもオレらの味方についてくれてケンカも強い奴なんているわけ――」
伸次の台詞が不自然に途切れた。同時に、夜ゑの顔にわずかな光がさす。有衣が得意気な表情で、口元に笑みを浮かべる。
「――あぁ、あの人か……」
伸次が呆けたように呟き、3人は無言で視線をかわして重々しくうなずいた。
- Re: Enjoy Club ( No.925 )
- 日時: 2011/03/28 10:23
- 名前: ネズミ (ID: zuIQnuvt)
あの人とは…あの人だなWw
続きが楽しみです!!
これからも頑張ってください!!
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(7) ( No.926 )
- 日時: 2011/03/31 19:34
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 2ページ〜
煙たい空気。
周囲に投げられる、乱暴で陰鬱な言葉。
空に、湿気を含んだように重みのある黒雲が広がり、月がぼんやりと活気のない光を発して、つまらなそうにたたずんでいる晩。
下橋のメンバーは大きめの路地にいつものように集まり、談笑とはとても言えない雰囲気で荒々しい会話を交わしていた。派閥に分かれることは現リーダー後藤雄麻が許さないのでグループ分けはなされておらず、下橋に通う全ての不良が一カ所に集まっていることになる。そうすると必然的に人数がそれなりの数になるため、自然と屋外で思い思いの場所に座って話すようになった。一カ所に集まっているとはいえ、話すときは仲のいい人とつるむことになる。有衣と伸次、そして夜ゑの3人がそのいい例だ。彼女ら3人は、色のはげたドラム缶を横向きに置き、建物の壁に寄せて、そこに並んで座っていた。彼女らがグループ内でつるんでいる高校生と中学生の男子も、彼らに向かい合う形でドラム缶やら地べたやらに座っている。そうしていつものように、否定的な言葉の飛び交う愚痴のような会話を交わしていたのだ。
9時近くになり、ふいっと会話から外れて目をそらした有衣は、長い脚を組み頬杖をついて、他のメンバー達の様子を眺めだした。どこか軽蔑の色を含む、白けたような目で。グロスを引いたつややかな唇に、時折冷笑を浮かべて。
煙草の煙のせいか、それともここの雰囲気がそうさせるのか、空気はよどみ不気味に揺らめいている。何カ所かに取り付けられたライトも鈍い光を発するだけで、酷いものは不定期に点滅している。はっきり言って辛気臭く、非常に近付き難い雰囲気だった。有衣がざっと視線を走らせただけでも、どう見たって未成年の子が顔をしかめながら煙草を吸っていた。中には足元でもみ消してそのままにしている者もいる。アルコールの缶なんかはところどころに積んで置いてあり、飲み干した物は半端につぶされてそこらじゅうに転がっていた。当たり前のように、彼女自身の足元にも、飲み干したチューハイの缶が何本も立てておいてある。
そっと目を閉じて交わされる会話をいくつか拾ってみる。しかし予想通り、耳に入ってくる言葉は何かへの恨みや悪意を込めた辛辣な言葉ばかりで、思わず目を閉じたまま強く眉間にしわを寄せてしまった。聞いていて気持ちの良いものでは決してない。爆笑できるような楽しい話題はないのかと、自分を棚に上げて思わず問いたくなってしまう。しかしここにいる人の大半は、周り――特に年上の空気に流されてしまっているだけなのだろう、と有衣はほぼ確信していた。きっと本人達も内心驚き、ショックを受けているはずだ。自分は周りの環境が変わるだけでこんなにも乱暴で悪意たっぷりの言葉を吐けるのか、と。
――……お前ら本当に楽しいか? 楽しく、ねぇよな
どうしてここに来てしまったんだろう。その疑問が何度も頭の中で繰り返される。でも納得できる適切な答えは見当たらなくて、その問いは頭の中をぐるぐると旋回することをやめない。じっと考えていると、自分の目まで回ってきそうだ。
瞼を半分ほどあげる。少し前かがみになってこめかみを軽く手で押さえると、耳の横の髪が視界にかぶさってくる。耳元でさらっと髪の擦れあう音がする。それを右側だけ耳にかけ、有衣は伏せた胡乱な目つきで、やや離れたところでたむろっている“ある”集団を盗み見した。
後藤雄麻を中心にいびつな輪を作り、周りから一線引いたような空気を醸し出しているグループ。その面子は例外無く皆大学生以上で、大柄な男性である。すさんだ、あるいは荒々しい狂気的な目つきをし、ここのよどんだ空気の最大の発生源とも言えそうな固まりだった。時折、雄麻達の下品で無駄にでかい笑い声が辺りに響く。小柄な小中学生はそれだけで肩を一瞬震わせている。有衣としても、あまりお近付きにはなりたくない奴らだ。
しかしその中にただ1人、雄麻とその取り巻きとはやや違う雰囲気を放つ人物がいた。背が高くたくましい体つきで、乾いた質の茶髪を短めな長さでセットした青年。雄麻達と一緒に円陣を組んではいるが、ただじっと彼らのたたきつけるような言葉を、憎々しげに吐き捨てる愚痴を聞いているだけで、特に口をはさむ様子のない青年。ドラム缶にどっかりと腰かけやや開いた足の太ももに鍛えられた腕をおいて、冷めた目つきで仲間の歪んだ顔をただ大人しく眺めている。
有衣があちらにばれない程度にその異色な青年の様子を観察していると、彼はたむろっている仲間に一言何かを言って、腰をあげた。有衣のメイクでさらに濃くなった目がす……と細められる。同時に、隣に座る夜ゑに肘で腕をつつかれ、彼女はおもむろに立ち上がった。
「ちょっと酒とってくるわぁ」
だらんと弛緩した声音で一緒にいたメンバーにそう言い、ゆっくりと缶が積んである場所に向かって行く。うまい具合に、あちらとの中間地点だ。体格のいい例の青年も酒をとりに来たようで、さすがは大学生、堂々とした足取りで同じ場所に向かってきた。その場所にたどりつき、何気なく缶をとろうと腰をかがめた有衣は、同じようにビールの缶を3本片手でつかんだ彼に早口で耳打ちをした。
「11時に裏の路地に来てください」
緊張で、思わず唇が震えた。おそらく語尾はちゃんと聞こえていない。
雄麻一派のその青年は、突然耳元でそんな事を言われ一瞬動きを止めかけたが、何か状況を察してくれたのか眉間をわずかにひそめたのみで大きな反応は見せなかった。ただ一瞬だけ缶を持ち上げて、すぐに元いた雄麻達の固まりに戻って行ったのだ。今のはきっと了解の合図だろう。雄麻達にバレてしまっては意味が無いので、その無言の合図は本当にありがたかった。
缶を持つ手にうっすらと汗をかいている。やはり、まともに話したことのない年上の、しかも一応雄麻達と行動を共にしている男性に対し隠密な行動をとるのは、正直心臓に悪い。しかしこの分だと成功したようだ。有衣の口元には、自然と淡い笑みが浮かんでいた。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(7) ( No.927 )
- 日時: 2011/06/23 17:14
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
芝崎功という人物を、有衣達は完全に把握していたわけではない。自分達より3つ年上の、現役大学生。つまり高校2年でガキ扱いの有衣達とはまず接点のない人で、普通なら他の大学生同様、彼女らの中で単に“トップの取り巻きの嫌な奴”で片づけられて終わるはずの人物だった。しかし実際は違った。彼は良くも悪くも、雄麻の取り巻き連中の中では、異色で少し浮いた存在だったのだ。そして珍しく常識をわきまえた人のように、有衣ら年下の目には映っていた。
有衣は今まで何度か、他の不良達にケンカを売られ太刀打ちできないでいる小中学生のメンバーを、行動を起こさない雄麻達に代わって功がこっそり助けに行っているのを見かけたことがある。しかも彼は、実際助けて帰って来れるくらいに、とてもケンカが強かったのだ。それはもう、トップに全く引けを取らないほどに。そういうことから彼は、唯一年下から支持される大学生だったと言ってもいい。かといって、雄麻一派なことに変わりはないので、気軽に話しかけられる存在でもなかったが。そしてそれに勘付いてか、雄麻が疎ましげに功を見ているのを有衣は何度か見かけていた。
午後11時を回った。食べ物を買ってくると言って抜け出した有衣ら3人は、さっきの青年――芝崎功に告げたとおり、人気の少ない細い裏路地に入った。薄汚れた壁に背を預けて、目的の人物が来るのを待つ。“裏の路地”と言えば、下橋に長くいる者はどこを指しているかはすぐにわかる。3人は緊張した面持ちで、すぐ向かいの壁をじっと見つめていた。
3分後、こちらに近づいてくるかすかな足音に気付いた有衣が、腕を組んだままゆっくりと顔をあげた。ちょうど功が、周りを気にしながら有衣達のいる路地に入って来るところだった。彼はすぐ3人に気が付いて、不審げに眉根を寄せる。低い声に、呆れるような感情がにじんだ。
「月上だけかと思ったら、三和と蓮田もいんのか。なんだよ、3人そろって」
「もしかして告白だと思いました?」
有衣が笑みのない声でさらりと冗談を言うと、功は冷めた目で「んなわけねぇだろ」と単純に返してくる。しかしそれには何も反応せず、3人は壁から離れて功と正面から対峙した。功は当然だが警戒している様子で、睨むように目を細め、有衣から順に視線を走らせていく。呼び出した側の伸次と夜ゑも、固い表情でそれを見返していた。唯一、呼び出すときの功の配慮を知っている有衣は、割合警戒心も薄く、彼の視線をしっかりと受け止められた。
口火を切ったのは、大きな瞳を強気にギラギラと光らせた有衣だった。
「単刀直入に言います」
功が無言で有衣を見る。
「後藤とその取り巻きを今の位置から引きずり下ろす、あるいは下橋から追い出す計画に、協力してくれませんか?」
落ち着いた口調で淡々と言い切った有衣の横で、夜ゑと伸次が相手の反応を恐れて警戒心に目を尖らせる。しかし突然そんな話を持ちかけられた功自身は、ほとんど表情を変えていなかった。むしろ、目つきが少し緩んだほどだ。それを見て、夜ゑが思わず胸に手をあてて、震えるような吐息を漏らしていた。
警戒を幾分か解いた様子で、功が苦笑交じりに言う。
「いつか誰かが反乱起こすんじゃないかとは思ってたけど、お前らだったか……。――いいのかよ、俺だって一応雄麻の取り巻きだぜ?」
それには有衣がにやりと笑って答えた。
「実際のところそうは見えないんすけど」
困ったように眉を下げ、口元だけに笑みを浮かべる功。そのまま何も言わない彼に、夜ゑが、大学生の中に協力してくれそうな人はいないかと尋ねた。反乱に協力する前提で話が進んでいることに対して特には触れず、功は即座に首を横に振る。
「大学生は皆確実に雄麻につくな」
なんだかんだで、取り巻きの大学生達は虎の威を借りて好き勝手出来ている。それを反乱をおこして自分で崩す奴はそういないだろう、ということだ。期待はしていなかったが、反乱を起こすには力不足な有衣達にとっては少々痛い話だった。
自分達のやろうとしていることが遠ざかり始めたような気がして、内心焦り始める有衣。形の良い唇を軽く噛んで、鋭い視線を彼に向ける。
「仮にアタシらと芝崎さんと、あと味方についてくれる小中高生……。そのメンバーで事を起こしたとして……後藤達に勝てると思いますか?」
それに対しても功は、申し訳なさそうな表情でゆっくりと首を横に振った。
「俺が雄麻をどうにかできたとしても、まだ他にかなりの人数の取り巻きがいる。月上がかなりできるとはいえ、失敗する可能性の方が圧倒的に高いぞ」
彼の冷静な言葉に、3人の顔が一気に曇る。それでも夜ゑは打開策を考えているのか、真剣な表情で目の前の壁をじっと見つめていた。伸次も同様腕を組んで考え込んでいたが、すぐにやけをおこして、せっかく整えてあった髪をくしゃくしゃに手でかきまぜている。
しばらくの間沈黙が続く。重たいが、辛いものではない。それぞれが頭の中に新たなる策の候補を上げては、不確実だと打ち消す、そんな無言の作業がとられたゆえの沈黙だった。
――……どうしても無理なのか?
有衣は視線を落とした先の地面を思いっきりにらむ。噛んだ唇に、うっすらと血がにじむ。せっかく事が動き出していたのだ。なんとしても実行してやりたい。そして雄麻におびえている年下のメンバー、協力してくれている先輩、友人、そして何より自分のために、下橋をもっと居心地のいい場所に変えてやりたい。
たっぷり5分ほどの沈黙が続いた、その時だった。
功が何かを思いついたように声をもらしたのだ。有衣達が一気に期待の目を彼に寄せた。
「あいつ……。新入りの、えっと……“紫苑”! あいつがこっち側に入れば……」
半分独り言のように呟く彼に、有衣らは思わず不審げな目を向ける。彼が出した“紫苑”という名前、それは比較的最近入ったばかりの小柄な中学生の名前だったからだ。
フルネームは“紫苑風也”。ちょっと癖のある暗い茶髪の、華奢で小柄な子だ。真っ白な肌にちょっとつった大きな瞳。中性的な、人目を引く顔立ち。下橋に加入して1年経つか経たないかという感じで、未だに上の方からは新人扱いをされている。しかし同じ年頃のメンバーの間ではとっくに馴染んで、時たまリーダーシップまで見せている子だった。しかし体が弱いのかよく体調を崩して、他地域の不良とのケンカにも参加しないことが多いので、年上の中では彼をバカにしている人が多い。同じく彼の先輩という立場の有衣は、大きくなったらものすごくかっこよくなるんだろうなぁという期待を込めた思いはあったが、それ以外に関してはそれ程特別な印象は抱いていなかった。そもそも年が離れているせいで接点が極端に少ないのだ。
反応の薄い、いやむしろ悪い有衣達を見て、功がもどかしそうに顔をしかめて言う。
「お前ら、あいつがケンカしてるとこ見たことあるか?」
顔を見合わせて眉をひそめる3人。その中で夜ゑが、自信なさげに口を開く。
「ちょっとならありますけど……。一応最初から他の中学生よりは強い感じだったかなぁ」
「たぶんあいつ、下橋に来てからまだ本気を出してない」
功が唐突に強い口調で言いきった台詞に、有衣ら3人は目を見開かずにはいられなかった。風也のまだ成長期のこない細い身体を思い浮かべ、さらに驚愕の色を顔いっぱいに広げる。
その反応を見ながら、功が熱い口調で続けた。いつの間にか彼も、この計画に対して本気になっていたのだ。
「この間、紫苑がケンカしてるところをたまたま見かけたんだ。本当に速かった。あんまり身軽なんでびっくりして、ずっとその後も陰からあいつの動きを観察くらいだ。でもあいつ、相手に当てる瞬間は、明らかに力を押さえてるんだ。手加減してる。相手が年上だったとしても、だ。だから紫苑ならもしかしたら――」
「戦力になる……かも」
有衣が後を継ぐと、功が真剣な顔つきで重々しくうなずく。4人の気持ちが、ようやく一カ所に固まった。
そこでハッと目を上げた夜ゑが、最終確認、やや不安げな表情で功に尋ねる。
「今さらですけど……いいんですか? 本当に。反乱側に回っちゃって……」
すると彼はふっと優しく微笑み、迷うことなくうなずいたのだ。
「お前らも言ってただろ? 俺は実質雄麻達とはソリの合わない外れ者だって」
楽しそうに、ニッと歯を見せて有衣が笑う。
そして誰からともなく手を差し出し、功と固い握手を交わしたのだった――……
- Re: Enjoy Club ( No.928 )
- 日時: 2011/03/30 06:43
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
みなさまコメありがとうございましたー!! 返事が遅れてほんと申し訳ないです。。。
(朱雀*@).゜.さん>
真っ先にとかうれしすぐる……!! いつもありがとうございますww
はいっ、夜ゑが来てるのはゴスロリです。たぶんこの子は似合うけど、その格好で街中歩いてたら結構かなり目立つと思われ(笑← てかこの子、ゴスロリのままケンカするんだろうか……笑 すごい← いつか某友人に描いてほしいなぁ……
しーちゃんはもうドンマイですね、はい← なんか可哀そうなキャラになってきちゃいましたね、彼……笑← 私個人的には好きなキャラなんだけどなぁ
下橋の過去はずっと書きたかった話だったはずなんですが、実際に書いてみたらすごく重くなっちゃいました。もっとおもしろくて楽しい感じになるはずだったのに、やっぱり小説は難しいなぁ>< 書いてみるとイメージからかけ離れちゃったりします(泣;
シリアスはE・Cだけで十分だー!!(←ォィ;
いや、5ページはよくないです。しかも中身ないのにだらだらと……。なんか読者の方に申し訳なくなっちゃいました><;
次こそ楽しい話書くぞー!!
コメありがとうございました(^^)v
ARMAさん>
ほ、ほんとですか……!? なんか下橋なのに予想以上に重い話になっちゃったなと落ち込んでいたんですが……感激していただけたなら、まぁよかったのかな……?
たしかにあーちゃんと風也はびっくりなカップルではありますねww
てかこの2人アレなんですよ、出会いがもんのすごいベタなんです(笑 後で読み返して爆笑しちゃいましたもん←←
恋愛物は難しいなぁ。。。
サバイバルゲームって言っても、今の下橋はみんな仲いいんで遊び感覚でやってますww やりたい人だけですしww ただ強い人同士のケンカになるとたぶんがちですごいことになる(笑
風也vs功とか(笑 同じグループ内ですけど、多分グループ内で練習するときとかにありえるカードですww
てかこのへん本編読んでてわかりにくかったら遠慮なくおっしゃってください>< 説明わかりやすくなるように努力するので!!
夜ゑはロッドを使わせると強いです。さすがに素手だと力負けしちゃうんで^^;
ただ、本編に入れられなかったんですけど、緋桜のトップ5の中で、3番目(有衣)と4番目(伸次)の間はかなり力の差があります(ごめん、しーちゃん)。で、4番目(伸次)と5番目(夜ゑ)の間も。なんで、たぶん驚異的な強さなのは有衣ねーさんです(笑
このへんの力関係、どこかで書きたいなぁ……
またいらしてくださいね^^
ネズミさん>
また来てくださって嬉しいです!! ありがとうございますww
下橋の過去ですー^^ 私が書きたかったエピソードの一つですが、考えてたものとだいぶ違う話になっちゃいましたー。困った〜
ネズミさんも夜ゑに反応しましたね(笑 あの子は結構強いのですww あ、でも実際は上のARMAさんのコメ返しで書いたような力関係になってるんですけどね^^;
“あの人”……ww ネズミさんの予想は当たりましたか^^?
一応春休みなんで更新ペース上げてます。目標:春休み中に一章完結!!(←ムリ;
コメありがとうございました(^^)/
。・*+姫香*+・。さん>
えっと……はじめまして、ですょね?(違ったらごめんなさい><
おおっ、私の好きなラブ系だ!!(←読むのは大好きww
今度時間ができたら見に行かせていただきます。
ひろ>
お久しぶりです!!ww コメありがとうございます^^
てか一気読みおつかれさまです^^; たぶん結構な量があったんじゃないかと……笑
わ……っ、功のキャラが伝わった……!!ww うれしいです、ありがとうございます!!
功はひろが言ってくださったようなキャラとして書いてるんでww よかった読者の方に伝わってww
革命〜ってほどのことを起こしたかはきわどいですが(←ォィ;)、続きを読んでいただけると嬉しいですww あと風也の妹ちゃんについてもたぶんそのうちメインの話になるので、それまで待っててくださるとめちゃくちゃうれしい……!! てかそこまで読み続けなきゃいけないっていう(笑
また続き読みに来てくれるとありがたいですww
羅希さん>
こんばんわww また来てくださって嬉しいです!! ありがとうございますww
長い休みが勝負なので!!(ぇ てかまぢな話、春&夏休みに頑張らないと、時間的に完結できないので……^^; 今年中に書き終えなきゃいけないっていう危機……!! 絶対無理だと思う……!!笑
楽しんでもらえたようで本当によかったですww
みんな夜ゑにびっくりしてますね(笑 ゴスロリな女の子が鉄パイプ持ってバリバリケンカしまくってる光景って、考えてみると確かにすごいのかも(笑
わ〜私にはもったいないお言葉が……!! ありがとうございます。私自分のキャラ大好きなので(てかがちな親バカなので←)、キャラをほめてもらえるとものすごくうれしいです><ww←
えれさまとあーちゃんww これからもたくさん出てくるので、2人のこと応援してくださるととてもうれしいです……!!
ありがとうございます、がんばります(^^)/
- Re: Enjoy Club ( No.929 )
- 日時: 2011/03/29 22:58
- 名前: 月読 愛 ◆o9WCM38pVQ (ID: OJbG5PHc)
はじめまして、月読愛っていいますわ♪
凡sのところで発見しまして。
参照もの凄いじゃないですか!
でも、それなりの価値はありましたね、内容も。
目標にしたい一人ですわ。
構成とかキャラだっていいですね!
お邪魔でなければまた来させていただきますねっ。
でわ。
失礼しましたわぁ。
- Re: Enjoy Club ( No.930 )
- 日時: 2011/03/30 11:55
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: O/vit.nk)
@友桃さん
夜ゑちゃんゴスロリって可愛すぎるっ!!! ゴスロリ着てみたいなぁ…田舎じゃ完全に浮いちゃいますけどww
下橋の5人が戦ってるシーンとか見てみたいww クオリティ高すぎますけど; 夜ゑちゃんケンカできるんですね>< 意外ww
しーちゃん出番ないと読者からも下僕に成り下がっちゃうかもですよww← しーちゃん、頑張れwww
笑える小説ってどう書いたらいいんでしょう? 私も全然分かりません; そういうのって結構難しいですねよね; 私もシリアスになりがちですww
次から風也の出番ですね!! なんか久しぶりww
大学生よりも強いってなんかすごいなぁ…ww
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(8) ( No.931 )
- 日時: 2011/03/31 19:30
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
- 参照: 2ページです
風也に声をかけることができたのは、それから5日後のことだった。功のときのように呼び出すチャンスをなかなかつかめなかったのである。しかし、接触する機会が無くて焦り始めていた、ある平日の学校帰り。1人で下橋駅のホームを踏んだ有衣が、運良く同じ電車から降りようとする風也の姿を目で捉えたのだ。しめた、と内心ガッツポーズをした有衣は、隣の車両から出てきた風也の細い肩を勢い良くつかみ、そのまま有無も言わさず再び電車の中に引きずり込んだのである。風也が驚いて声を上げているが構わない。発車後、誰か厄介な人に見られていないかと窓越しにホームを見、誰もいないことを確認した有衣は、視線を下ろして思わず吹き出してしまった。
風也が遠ざかって行く下橋駅を窓越しに見つめ、やがて外と有衣とをぽかんと口を開けて交互に見だしたのである。小学生と外見上大差のない風也がやると、それは随分と可愛らしい動作だった。しかし彼の目が徐々につりあがっていくのを見て、有衣はやや顔をひきつらせ、すぐに顔の前で音を立てて手を合わせたのだ。自分がやった突発的な行為と、今さっきの彼の驚いた幼い表情を思い出して、口元が緩むのは抑えられなかった。
「悪ぃ、ちょっとだけ付き合って」
ついでに一瞬だけ片目を瞑る。それでも相変わらず警戒心むき出しの風也。年上の有衣相手にもひるむ様子はなく、むしろ反発しているような雰囲気さえ感じた。きっと年上ということで雄麻の取り巻き達といっしょくたに考えているのだろう。有衣からすればそれは迷惑極まりないことなのだが、そう思ってしまうのも仕方のないことだろう。やがて風也はむっとした表情のまま視線をそらし、ただ黙って窓の外の景色に目をやっていた。それを無言の承諾と受け取った有衣は、ほっと胸をなでおろして同じように景色を眺めていた。
昼時も過ぎ、太陽が最も活発になる時間帯。授業が午前中で終わった有衣は例外として、世間のほとんどの学生はまだ教室で授業を受けている。午後出勤の会社員だって、こんな半端な時間にはそう出まい。そのせいか、いま乗っている電車はラッシュ時と比べると驚くほどにすいていて、少しさみしいくらいだった。もちろん席も空いているが、すぐ次の駅で降りるつもりなので、入口の脇に立ったままである。行き先を知らないはずの風也も、何も言わずに突っ立っている。
電車が一定間隔で揺れ、そのたびに大きな部品が跳ねるような音が繰り返される。その音は後ろの車両の方に、こだまのように広がっていく。この揺れが苦手な人もいるのだろうが、電車に慣れている有衣としてはちょっとくらい揺れていないと、逆に違和感を感じてしまいそうだった。例えば仮に、電車が氷を滑るようにスムーズに走って行ったら……それはそれで気持ち悪いと思うのだ。完全に有衣の個人的な意見だが。
なぜかそんなどうでもいいようなことを考えながら、電車の適度な揺れに身を任せ、腕を組んで外を見つめる。電車はものすごいスピードで走っているはずなのに、窓の向こうの景色は有衣の感覚よりもずっとゆっくりな速度で流れていく。視線を建物に合わせてずらしていけば、ほぼ静止したような状態で見れるくらいだ。それがいつも不思議で少し面白くて、有衣はつい真剣に窓の向こうに意識をやってしまう。最初は下橋のぼろくて辛気臭い建物が見えていた外の景色も、すぐにごく普通の住宅街に変わっていき、一気に空気まで澄んできたように見えた。同時に電車が速度を落としていく。ひと駅だとやはり短い。
有衣は風也に目配せして、組んでいた腕を解いた。滑るように、電車がホームに入っていった。
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(8) ( No.932 )
- 日時: 2011/03/31 19:32
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
「オレンジジュース2つ」
駅前のファーストフード店に入り一番奥の席に腰かけた有衣は、やってきたウェイトレスに早速注文をした。そうしてさっさと邪魔者を追い払い、正面に座る風也に目を向ける。
彼は頬杖をついてこちらから視線をそらし、ちょっとふてくされた様子だった。電車に引きずり込んだときに見せた可愛らしい表情なんか、微塵も残っていない。どちらかというと、至近距離に見る彼の顔は随分と大人びて見えた。拗ねた表情をしているのに、だ。あまり明るい印象はもたらさない、妙に凪いだ瞳がそうさせるのかもしれない。不意打ちで驚かせないとあの可愛い顔は見れないのか、と有衣は軽く舌打ちしそうになった。
それにしても、と有衣はちょっと眉をひそめて彼の服装に意識をやった。今は平日の昼間。それなのに、彼は私服姿だ。学ランではなく。意味もなく自分の制服姿を確認した有衣は、本題に入る前にす……と目を細めて言った。
「お前……学校は?」
こちらを振り返り、あからさまに嫌な顔をする風也。つり目のせいか不機嫌さが際立っている。
それ以前に風也は自分のことを知っているのだろうかと突如不安になった有衣に、彼は不愉快さをはっきりと声ににじませて言ったのだ。まだ声変りはしていないためよく響きそうな高めの声だった。
「まさかこんなところまで連れてきて説教っすか、おばさん」
「おば……っ」
反射的に愕然とした声で繰り返してしまった。おそらく今までの人生で一度も言われたことのないだろう言葉だ。あまり気の長い方ではない有衣は、即座に身を乗り出し彼の胸ぐらを力任せにつかんでいた。
「てめぇざけんな誰がおばさんだ……っ。こっちはまだピチピチの高校せ――」
「高校生には見えないっすけど」
「おっ前マジでケンカ売ってんのか!! バリバリ制服着てんじゃんか!!」
自分のブレザーの襟をひっつかんで風也に見せつける。それを冷めた目で眺める風也。胸ぐらを本気で掴まれたままだと言うのに、全く動じる様子がない。動じているのはどちらかと言うと周りの客の方だった。言い合いの内容に失笑をもらしている人も中にはいたが。
しかしすぐに1人で熱くなっているのがバカらしくなって、有衣はつかんでいた手を乱暴に放した。浮かせていた腰を落ちつけて、苛立ちを押さえるために彼から目をそらす。
するとタイミングを見計らっていたかのように飲み物が運ばれてきた。久し振りに飲むオレンジジュースである。有衣は少々やけになってストローに口をつけると、すごい勢いでそれを飲み干してしまった。荒々しい動作でテーブルに空のカップを戻し、風也に睨むような目を向ける。彼はこちらの視線に気が付いていないのか、両手でカップを持ち、気持ち目を伏せてジュースを飲んでいた。男性にしては長いまつげ。しかもそのカップの持ち方が妙に可愛くて、有衣は内心パニックになっていた。
――……どーしよコイツ、めちゃくちゃ生意気だけどめちゃくちゃ可愛い……!!
隣に夜ゑなんかがいたら、黄色い声で騒ぎ立てている状況である。
しかしずっとそんなことを考えているわけにもいかず、有衣はそろそろ本題に入ろうと、かしこまるように椅子に座り直した。風也もそれを察してくれたのか、飲みかけのカップを静かに脇に置く。テーブルに当たる時の少し甲高い音が、2人の間に緊張した静寂を生み出す。周りの喧騒が一気に遠くなった。その雰囲気のせいか、やや体を固くした風也に、有衣は功のときのように率直に尋ねた。
「トップを追いだす反乱に、協力する気はねぇか?」
反応は、功とはまったく違っていた。つまり、驚愕に目を見張ったのである。戸惑うような声が漏れ、ついで彼は変なことを聞いたという風に眉をひそめた。その動揺はまさしく、下っ端扱いの小中学生に十分起こりうる反応だった。そもそもあの雄麻を追いだす、ということ自体が、彼らにとってはとてもではないが想像のつかないことなのである。“変える”だなんて大それたことはまず思いつかず、今の状況に妥協してしまうことがほとんどなのだ。
風也もそうなのだろう。今までの冷めた表情は薄れ、代わりに戸惑いが彼の顔にはっきりと表れていた。
「追い出すって……そんなこと、本当にできるんすか?」
有衣はその問いには答えず、じっと彼の顔を見返すのみ。そらすことなく、真っ直ぐに。そうしてトーンを押さえた声で、しかし力強く言う。
「下橋を変えたいか……それともこのままでいいか」
風也の表情に強い意志が宿った。テーブルの下で両のこぶしを握ったのが、小さな肩に力が入るのを見てわかった。
「変えたい、オレは……。変えられるんなら。――よく皆とも話してた。もっとアットホームなところがいいって。なんか皆色々うまくいかなくて、発散できるところが欲しくて、悩みを言い合える人が欲しくて、衝動的に下橋なんて所に来ちゃったけど……入ってみたら周りの空気に流されてもっと暗い気持ちになるだけだったって。悩みを話すっているより、愚痴とか悪口を言い合ってる感じで、自分がもっともっと堕ちて行くような気がするって」
彼が実感を込めて言うことは、まさに有衣の気持ちとも重なっていた。名家のお嬢様として育った有衣が、自分の意志の通らない、自分の知らないところで様々な物事が決まっていく家のやり方に、自分より立場の低い家の人を見下すような態度をとる名門学校のクラスメートに、そしてそれらをどうすることもできずただ言われることをしていただけの自分自身に強い嫌気がさして、それまでの生活とは全く関係のない、そして居心地のいい場を求めて下橋にやってきた、有衣の気持ちと……。
自然と、有衣の口から言葉がこぼれた。
「お前は……どうしてきたんだよ、下橋に」
す……と落とすように目を伏せる風也。そのまま唇を噛んで、何も言わずにテーブルのある一点を睨む。短く整えられた眉が、心なしか辛そうに歪んでいる。
すぐに有衣の方から、「やっぱなんでもない。関係のない話だったな」とその話題を引いた。目を上げた風也が、やはり無言のまま有衣を見る。唇が固く引き結ばれている。
「……そのうち話せよ」
有衣が視線をそらしながら言うと、彼はしぶしぶだが頷いてくれた。
そして有衣は本題に戻り、他に参加するメンバーを彼に伝えた。名前を言ってもわからないかもしれないという懸念は全く無用で、彼は記憶力のいいことに皆の顔と名前をすぐに一致させていた。下橋に加入した当初にざっと名前を紹介されたくらいで、その後はまともな接点など無かったはずなのに。そして芝崎功の名前が出た時の反応は特に早く、予想外の名前に顔色を変えていた。
「芝崎さんって、あの人大学生じゃないすか! しかもトップの取り巻き……。確かに他の取り巻き達とは違う感じだったけど、でも反乱に協力なんて……」
「まぁ要は、アタシらが思ってた以上に後藤達とソリがあってなかったわけだ、芝崎さんは」
言いつつ口元に笑みが浮かんでいた。もちろん、同世代と気が合わなかったことへの嘲笑ではない。むしろ、気が合わなかったからこその芝崎功への好感からきた笑みだった。
一応理解はした様子の風也は、話の先を目で求める。有衣はうなずいて、この間功も加えて4人で話した内容を、ほぼそのまま彼に伝えた。もちろん、風也の本当の力量が重要だということも。それをジュースを飲みながら聞いていた彼は、「よくこんな新人覚えてたな」と独り言を呟いたのみで、そのほかの部分には特に驚く様子も見せなかった。その落ち着いた様子が、彼がいつもは手加減しているのではという疑惑を肯定しているように見えて、有衣は徐々に体の内から熱いものが湧きあがってくるのを感じていた。彼女の中で、トップ後藤雄麻への抵抗が、現実に近付きつつあったのだ。そしてひと通り話が終わった後も、整然とした表情を崩さず目にも強い光を灯したままの風也を見て、有衣の心から迷いが消えていた。
そしてそこに駄目押しの、風也の力強い首肯。
「そのトップの取り巻き共は……オレが皆どうにかします」
彼の大胆な台詞に有衣は目を見開いたが、すぐにその顔にじわじわと笑みを広げていった。
「頼んだぜっ」
自然と、溌剌とした調子で出てきた言葉。自然と生まれてきた、胸の内の爽快感。
相手が年下の中学生であることも忘れて、有衣はこの瞬間心の底から彼を頼りに感じていた。
- Re: Enjoy Club ( No.933 )
- 日時: 2011/04/03 12:49
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
月読 愛さん>
初めましてな気がしませんが、はじめましてww笑 コメありがとうございます!!
や、返信数も多いんで(ほとんど自分のだし)参照は大した数じゃないんですが^^; でもそう言っていただけてうれしいですww
構成とキャラ……気に入っていただけたようでww よかったです、ほんと^^!! この先の話もそういう風に言っていただけるように、がんばりますっww
お邪魔なんかじゃ全然ありませんっ、ぜひ?また来てやってください!! 友桃が泣いて喜びますので←
またのご来訪お待ちしておりまs…(←黙;
改めてコメありがとうございましたー^^
(朱雀*@).゜. さん>
朱雀さんのゴスロリ見てみた…(←黙; てかその前に朱雀さんの顔を見てm(殴蹴
某友人〜夜ゑのゴスロリ描いてー!!←←
下橋の5人がたたかってるところはそのうち書けると思いますww てか一応書く予定ww あ、てか5人がたたかってるとこって、もしかして5人vs他じゃなくて、5人の中でってことですか?(風也vs功とか?) もしそっちだったら……う〜ん、そういう場面はあるんだろうか……←
そーいやしーちゃんあの子あんまり目立ってない!!笑 このままじゃ可哀そうだ、どうにかしよう!!←
とりあえず作者からはそろそろ下僕扱いになっちゃいそうでs…(←黙;
うん、なんかかっこいいシーン書いてあげないとな←← あれ、なんか私しーちゃん相手だと上から目線(笑
ギャグ小説は恋愛小説と同じくらい苦手です。書ける人うらやまww
てかシリアスの方が好きだから、シリアスばっか書いちゃうのかも>< 少なくとも私は。
風也は強いですょまぢでww 能力者のえれさまに対抗できるくらいなんで!!
下橋のヒーローでございます……(ぇ
それではコメありがとうございましたー(^^)
またぜひ?いらしてくださいww
独り言>
今回の話、いちだんとテンポ悪いうえに、なんか地の文書くのめんどくさくなって手抜いちゃいました(←ォィ;
ごめんなさい><
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(9) ( No.934 )
- 日時: 2011/04/03 12:48
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
「――まぁそんなこんなで、今のトップ5――風也と功と伸次、それから夜ゑとアタシが集まったわけだ」
それまでの固い真剣な空気を振り払うように、有衣が軽い口調でそう言った。有衣と夜ゑの熱い語りはお世辞抜きに上手くて、思わずこちらまでが本気になって、革命に向け気持ちを奮わせてしまった。まるで自分がその場にいたような気分だ。膝の上で握ったこぶしが、いつの間にかうっすらと汗ばんでいる。私が興味津々な様子で話を聞くのを、2人は満足げに口角を上げながら見ていた。
革命の中心メンバー集結後、5人はこっそりメールアドレスを交換し、メールで連絡を取り合った。そして有衣ら言いだしっぺ3人が反乱仲間を探す一方で、風也と功は学校に行くふりをしてこっそりケンカの特訓をしていたらしい。大学生対策だったそうだ。
だんだん革命に向け本格的に動き出してきた昔話に、「ほぇ〜」と感嘆と尊敬の入り混じった声がもれた。頬が熱い。私は目を輝かせて、話の続きを催促した。ここまでいったらもうクライマックスだ!
「それで、その後はどうなったんですか? 革命当日とか!」
声が弾む。小さなテーブルに肘をついて、気持ち身を乗り出す。
するとなぜか突然、有衣に思いっきり爆笑された。ポカンと口を開け疑問符を浮かべた顔で有衣を見ると、彼女は目じりをぬぐいながら笑いの収まらない状態で言ったのだ。
「そっれがよぉ、革命当日はほっとんど風也が大学生片付けちまって特別話すことねぇんだ! なんつーか期待以上の働き? あの時の後藤の唖然とした顔ときたら、ほんとマジ笑いが止まらね……っ」
ついにはテーブルをバンバンと叩きだす。その“後藤の唖然とした顔”が具体的にわからない私は、彼女がなぜそこまで笑えるのかがいまいちピンとこなかったが、とにかく風也の活躍がすごかったということだけはわかって誇りに似た思いを感じていた。実際に見てみたかった気もするが。
夜ゑも手で口元を隠しながら、肩を震わせ笑っている。
「後藤達、敵わないってわかって自分から下橋出て行ってくれたしね」
「でもアイツら、その後また別の地域のグループ入って時々下橋にもケンカ売ってくんじゃん! 懲りねぇよなーっ、ほんと」
なんだか盛り上がっている2人に置いてきぼりをくらったようでついきょときょとと視線をさまよわせてしまったが、2人とも体を震わせるほどに笑っているので、だんだんとこっちまで楽しくなってきてしまった。つられて笑い声をもらす私に、有衣がひーひ―言いながら続きを話してくれる。
「それで……っ、その後は誰がリーダーになるかで、もめたんだけどよっ。アイツ、えっと功が、……自分リーダーやる柄じゃないしケンカあっちのが強いからって、風也にゆず……っ、けほっ、たんだ……けほっ、ひー腹いてーっ」
「ちょ、大丈夫ですか有衣ねーさん!?」
「有衣は笑いすぎー。何がそこまでツボだったの」
「わっかんねーっ」
顔を伏せて笑いを止めようとする有衣。背中ほどまである、大きくふんわりと波打った豪奢な髪が紅潮した頬まで覆っている。妖艶な大人っぽい外見をあおっているその茶髪を見、私はその視線をアルバムの写真に移した。高校の制服姿の彼女は、今とは全く雰囲気が変わって前下がりのボブにしている。同じ茶髪でも、高校生の頃の方が色がずっと明るく、金に近い。高校から髪をずっと伸ばしていたんだなとぼんやりと考えながら、その視線を今度はまた別の写真――夜ゑとその友人らしき女の子が映っている写真に向けた。その写真の中の夜ゑも、今とは全く違う長い髪。しかも強く巻いている。そしてその隣に映っているのが、革命の話には一度も出てこなかったポニーテールの見知らぬ女の子。カメラに向かってピースをつきだしている。よく見ると、とても目力の強い、はっきりとした顔立ちをしていた。
私の視線が謎の少女のところで止まっているのに気が付いて、夜ゑがふっと微笑んだ。
「その子は園香っていって、あたしの中学のときからの友達なの。高校からは離れちゃったけど、今もたまに会ってるんだ」
私はアルバムから顔を上げ、彼女に尋ねた。
「下橋とは関係のない人なんですか?」
「うん、高校のときの写真だから置いといただけ」
納得して頷き視線を戻すと、夜ゑが一緒にその写真を覗き込んでくる。両腕で頬杖をつきながら、次はいつ会えるかな、と期待するような声で独り言をもらす。
するとようやく笑いの収まった有衣が、じっと写真に視線を落とす私達に声をかけた。
「そろそろ下戻らねぇ? 話ひと段落したし」
私達はそろって顔を上げ、もちろん同意をし席を立った。夜ゑがアルバムを閉じるのをちょっと名残惜しく思いながら見つめ、それからぐるっとこの物置部屋を見回す。衣類が置いてあるせいか、生活のにおいがこの部屋からは感じられる。
ドアのところにいる有衣に手招きされて慌てて部屋を出ると、電気を消した有衣が私を振り返って、今の下橋の生活のことをざっと教えてくれた。
今下橋には小学生から大学生が50人近く通っていて、皆学校や部活が終わると下橋の自分の所属するグループに帰ってくる。有衣達なら、緋桜の家――つまり、ここに帰ってくるわけだ。
「下橋に帰ってからは皆好きなことやってるかな。駅前の広場で遊んでる奴もいれば、家でおやつ食べて喋ってる奴もいる。ケンカ強くなりたくて練習してる奴も。もちろん、グループ同士で対戦しようぜ的なときは、ほぼ全員広場に集まったりもするんだけどな」
そして、他の地域の不良グループと比べて、下橋特有の過ごし方と言えるのが、“勉強”だった。テスト前になると、それぞれの家に作られている勉強部屋で問題集と格闘する人が出てくるらしい。しかも、わからない問題があればその場で大学生に聞ける。特に緋桜には、英才教育で育った元お嬢様の有衣がいるのだ。
有衣がお嬢様育ちだと知って心底驚いた私は、呆気にとられて彼女の顔を凝視していたが、全く気にもされずに話は進んだ。
「若干塾みたいになってるけどな、テスト前に限っては。とにかく今の下橋では、“真面目に勉強してやがる、だっせー”って言った奴は逆に白い目で見られるね。まぁこれはたぶん、アタシらの影響なんだけど」
「その“アタシら”にあたしと伸次は含まれないからねー。勉強嫌いだもん」
さりげなく夜ゑが口を挟んだ。確かに嫌そうに唇を尖らせている。
私はそれに深く賛同して何度もうなずこうとし、そこで突然、
「あーっ!!」
おそらく下橋に来てから最も大きな声を上げていた。何事かと目を見開いて振り返る有衣と夜ゑに、私は泣きそうになりながら声を震わせて訴えた。
「つ、追試……っ。追試の存在忘れてたのですー!!」
廊下中に響き渡る、嘆きの声。
有衣が憐れむような表情を浮かべ、空笑いをもらしていた。
- Re: Enjoy Club ( No.935 )
- 日時: 2011/04/04 13:28
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: O/vit.nk)
@友桃さん
デカワンコの多部ちゃんみたいな格好したいですね〜♪
友桃さんのゴスロリ姿も見てみたいなぁww
どちらかというと5人のチームワークを生かした戦いが見たいですね^^ 風也vs功も見てみたいけどww 2人が戦えば周りの人まで被害にあいそうww
私もシリアスに走っていっちゃいそうですww 結末がバッドエンドしか思い浮かべない…;←
こういう面でシリアス・ダークの方があってるんだろうけど…; でもファンタジーも確実に入っちゃうし(困りww
あーちゃん可愛いっ!!
追試忘れちゃうとか…ww 思い出せてよかったなぁ…www
最近風也が私の中でランキング上昇中w 読めば読むほどかっこいいなぁ…って思いますww
- Enjoy Club 第8話『友を取り巻くモノ2』(10) ( No.936 )
- 日時: 2011/04/05 13:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
「なつき、こっちパス!」
「いけーっ、シュートシュートー!」
「あ〜、おっしいー」
にぎやかな声が飛びかっている。私は広場の隅に置かれたドラム缶にタオルを敷いて座り、直射日光に顔をしかめつつも、とてもさわやかな気分で眼前の光景を見守っていた。
目の前の広場には、夢中でバスケットボールを追いかける小中学生。そしてその中に混じる数人の高校生、大学生の姿が。午前中功と通りかかったこの駅前の広場で、彼らはずっとバスケに明け暮れていたらしい。さすがは小中学生、遊びにかける体力は無尽蔵だな、と思わず感心してしまう。
バスケのゲームを楽しむほとんどが、まだ女の子と大差のない背の低い男の子達なので、その中に身長170センチを超えるような人がいるとかなり目立つ。そのほとんどがおそらく高校生以上なのだろうが、知らない顔が多いのではっきりとは言い切れない。しかしそののっぽの中に1人だけ、見覚えのある顔が混じっていた。
「伸兄、ジャンプしちゃダメー」
小学生の男の子に、楽しそうな表情で文句を言われている青年――三和伸次。有衣と夜ゑと同い年の大学生だ。朝しっかりとセットしてあった茶髪はやや乱れていたが、本気を出していないせいだろう、息も乱さず余裕の表情でゆるゆるとボールを追っている。たまにバスケの経験者らしき子がボールをとると、彼もギアをチェンジするようにキレのいい動きを見せていた。ステップを踏んでシュートを決める時なんか、思わず黄色い声を上げてしまいそうになるくらいにかっこいい。そしてそんなかっこいい姿を見せた直後に、ボールをついて走る小学生をちょっと邪魔するようなそぶりを見せるのを見ると、微笑ましくなってしまう。伸次の手を避けようとする小学生はもう必死の形相だし、伸次はちょっとからかうように楽しげに笑っていて、まるで仲のいい兄弟みたいだなぁとあたたかい気持ちになった。
つい十数分前、唐突に追試の存在を思い出し緋桜の家の中で騒ぎ立てていた私は、有衣の「残りの夏休みは下橋に勉強しに来ればいいじゃねぇか」という当たり前といった調子の台詞に、いったん落ちつきを取り戻していた。彼女の自信にあふれた強気な口調はやはり頼もしくて、“大丈夫だ”と言われると本当にどうにかなる気がしてくるのだ。しかもまた風也が追試科目を教えてくれるらしく、私としては一安心というところだった。
そしてほっと息をつく私の横で、色々と会話が為されあれよあれよと話が進んでいき……
気が付いたら、ここに連れてこられていたのである。ちなみに連れてきた張本人の風也は、すぐそこの喫茶店で買ってきたピーチティをそばの壁にもたれて悠々と飲んでいる。聞く話によると、そのピーチティは期間限定で結構お気に入りなんだとか。私は膝の上にのせたミルクティに、ふと視線を落とした。さっき風也に買ってきてもらったものだ。プラスチックカップの底に沈んでいる黒いタピオカをぼんやりと見つめ、独り言のように呟く。わりとぎこちない声が出た。
「私……こんなとこでぼーっとしてて、いいんですかね……?」
チラッと横目で視線を投げてくる風也。それを顔を上げて見返す私。
彼のショートカットにした金髪は、まばゆい日光で白っぽくつやを増している。この日差しの下には似合わない色白の頬。まぶしいのか少しだけ釣り目を伏せて、顔をしかめていた。それを見たら私までつられて、つい手でひさしを作ってしまった。
視線を正面――バスケをやっている少年少女達の方に戻した風也は、さも当然といった風に言う。
「今からやってもどうせエネルギー切れで夕方までしかできねぇし。1時間くらいここでぼーっとしてたって大丈夫だろ」
なぜここなのかと即問い返そうかと思ったが、寸前で理由に思い当って口には出さなかった。たぶん彼も目の前で繰り広げられているバスケのゲームに、そのうち参加するつもりなのだろう。だとしたら、とても楽しみである。
バスケをしている彼を想像してふやけてしまった頬を両手で押さえながら、私も広場の中心に意識を戻した。
スポーツというのは不思議なものだ。たとえ自分が苦手だったとしても、一生懸命動いている人を見るだけで体に力が湧いてくる。がんばれ、と本気で応援したくなる。私なんかは球技が大の苦手だと言うのに……なぜだろう。皆が必死にボールを追うのを見るのが楽しくて、自然と口元に笑みが浮かんでしまう。前かがみになって、つい真剣にゲームを見つめてしまう。そしてそのうち、なぜかこっちまで体がむずむずしてくるのだ。あの輪に加わりたい、でも球技はできないからやっぱり嫌だ、そんな葛藤。
いつの間にか、恨めしげな目で彼らを見つめてしまっていたのだろうか。風也が明るい光を灯した目でこちらを見、ついで顎で広場の中心をさした。
「バスケ、やるか?」
「え!?」
バッと勢いよく彼を振り返って、声を上げる。やりたそうな顔をしていたのは私だろうに。
それでもやはり決心がつかずに風也を見ると、彼は口元に柔らかい笑みを浮かべながら首をかしげ目で問いかけてくる。いつもより少しだけ幼く見える表情。つい一瞬目を見開いて凝視してしまう。それから沈むように視線を落とした私は、ちょっと考えて、やはり弱々しく首を横に振った。
「無理です、私球技できないのです……」
「別に苦手な奴だって普通に混ざってるぜ。ほら」
気にした風もなく、ゴール前でボールを掲げている男の子を指す風也。まだ小学生らしきその男の子は、下投げでゴールを入れようとし勢いをつけすぎて、後ろにボールを放った上にひっくり返ってしまっていた。周りにいた子達が皆お腹を抱えて笑い飛ばしている。聞いていて気持ちの良い、好意的な笑い声だった。どうやら皆、ボールの扱いが苦手な彼のためにシュートをするのを待ってあげていたようだ。
それにしても、と私はむむっと真剣な表情で目を細める。
――……あの子、私と同レベルです……!
すると風也が、飲み干して空になったプラスチックのカップを片手で軽く握りつぶし、もたれていた壁から背中を離した。ゴミを捨てつつ、ぶらぶらと散歩をするように、コート脇で交代を待つかたまりの中に入っていく。その様子を甘いミルクティーをすすりながら見つめていると、彼がその集団の中から私の方を手で示した。彼らの興味津々な熱い視線が、一斉に私に集まる。
――嫌な、予感がした。でもそれ以上に、心地よい緊張を含む期待が、胸の内で膨らんでいた――……
――私が、あの下橋で皆と一緒にバスケをやったと言ったら、皆はどういう反応をするだろう。好奇に満ちた瞳をらんらんと輝かせて一心にボールを追う下橋の子達に交じって、一緒になって汗をかいてきたと言ったら、皆は驚くだろうか。
お母さんは? 津波や美久達は? そして……恵玲は? ……もしかしたら恵玲は、そんなに驚かないのかもしれない。
――“下橋は不良のたまり場”
そんな今となってはでたらめな噂なんて、無くなってしまえばいいのに。
心から、そう思った。
- Re: Enjoy Club ( No.937 )
- 日時: 2011/04/05 11:56
- 名前: 小豆. ◆1TtGcOAK06 (ID: n7Gkh7Ku)
- 参照: ★.! 隠れオタクでごめんなさい *`
抹茶です!!
名前かえますた@@
最後いいですね@@
終わり方*、
こういう終わり方好きです@@
もうソロソロで1章終わりですよね??
2章が楽しみですなぁ*
まだまだ執筆ふぁいとです!!
- Re: Enjoy Club ( No.938 )
- 日時: 2011/04/07 15:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
8話終了でーす!!
ここまで読んでくださった方ありがとうございましたm(__)m
次の9話が1章の最終話になります。ラストスパート頑張るぞー\(^^)/
あと9話が予定より短くなったので、ページ数余裕で足りそうですww よかったぁ。。。
(朱雀*@).゜. さん>
ゴスロリ着てる人は見たいけど、自分で着るのはなぁ……^^;
5人のですか!! だったらそのうち本編に出てくる……かも?←
私個人的には風也vs有衣ねーさんも気になるかも。あ・でもやっぱ一番書いて面白いのは互角な風也とえれさまなのかな……
バッドエンドですか!! 星の子がバッドエンドってちょっと意外です^^ E・Cはどうなるんだろう……ww なんかハッピーともバッドともとれるような終わり方になりそうです。どっちつかず……><
星の子はたしかに最近シリアス入ってますょねww シリアス大好き大歓迎\(^^)/ww
あ・でもファンタジー入っててもシリアス・ダークの方はありなんじゃないかな?
てか最近ファジーのページができたじゃないですか? E・Cそっちだったかもなぁって最近ちょっと思ってます^^;
実は追試のことを忘れていたのは作者の方です(←ォィ;
忘れてたっていうか、追試の話題を出すところが無くて困ってた感じなんですけど>< 下橋で日常の話が出てよかったぁ(ほっ
まぢですか風也ポイント上がってますか!!ww それはうれしいですww
ただちょっと2章で下がる気がして怖いから、今のうちにポイントを……!!(←ォィ;
それではコメントありがとうございましたーww
ぜひまたいらしてください♪
小豆.さん>
こんにちわっ^^ コメありがとうございます!!
ほんとですか、最後気に入っていただけましたか!?
よかったです……なんかほっとしましたww
なんかどうやって下橋の話終わらせればいいのか悩んでたんで^^; 結局ベストな終わらせ方ではないんですが……。終わらせ方は難しいです><
はい、次の9話でおわりですww その9話もたぶん短いと思うので^^
わ〜2章楽しみにしていただけるとは……!! 本当に光栄です、ありがとうございますww
執筆まだまだがんばります!!
また見に来てくださるとうれしいですっ(^^)/ww
- Re: Enjoy Club ( No.939 )
- 日時: 2011/04/07 10:55
- 名前: 紗夢羅 (ID: PR3Fak4z)
- 参照: えー今?特に誰も気配は消してないよー
凡sの所でダークサイドの紗夢羅ですっ♪
初めましてですねー友桃s!
どもー♪
お話読みました!面白いですねぇーはい。うん。とても<<しつこい
私も同じ書き手として、見習わなければっ!
よかったら遊びに来てくださいぃー♪駄作でお目汚しですがっ<<ΩДΩ
これからもちょくちょく遊びに来させていただきますっゞ
でわでわっ(〃´ω´〃)φ~お気に入り登録っと!
- Enjoy Club 第9話『混乱の夜明け』(1) ( No.940 )
- 日時: 2011/08/09 09:06
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
- 参照: 2ページですww
多くの家庭が家族でテーブルを囲んで夕食をとる時間帯。夏特有のいつまでも続くオレンジ色の西日も引いて行き、辺りがようやく薄暗くなってくる。肌をじりじりと焼くような暑さも和らぎ、昼間よりは随分と過ごしやすい。
黒い影の落ちるアスファルトを歩きながら、恵玲は沈鬱な面持ちで2、3メートル先の地面を見つめている。いつもはたくましいほどに真っ直ぐ正面を見て歩く彼女が、伏せ目がちにしょんぼりとした足取りをしているだなんて、そう無いことだ。自分でも本調子ではないことを自覚しながら、どうすることもできずにひたすら泗水駅を目指す。
恵玲の両隣には、白波と水希の姿もあった。水希は心配そうな表情でチラチラと恵玲を見ているが、白波は何を考えているのか難しい表情で前から視線を外さない。しかし白波も一応3人で並んで帰っているという自覚はあるようで、ペースの遅い恵玲に歩調を合わせてくれていた。
恵玲は今まで起きたことを、特に今日の出来事を頭の中でぐるぐるとかいつまむように思い出しながら、きゅっと眉根を寄せる。ついでふと顔を上げ、この場にはいない銀髪の少年――ウィル=ロイファーに思考を向けた。
彼は今、影晴の屋敷にいた亜弓と風也をテレポートで下橋に運んでいるところだ。月下白狼の神崎迅が二人のE・Cに関する記憶を消した、その後のことだ。亜弓も風也も固く目を閉じて、すぐには目を覚まさなそうな様子だった。
「ぼく、下橋になら行ったことがあるから連れてくよ。……眠ってる2人を家に連れて帰って家族を混乱させるより、下橋に連れていった方がいい気がするんだ。警察を呼ぶとか面倒なことがなさそうだしね。そもそもぼく2人の家って行ったことないし」
そう迷いのない声で言ったウィルは、恵玲を安心させるようににっこりと微笑んだ。そして彼は先に帰ってて、と言い残し、2人を連れてテレポートで下橋に向かったのである。その後影晴から解散の許可を得た恵玲ら3人は、こうして今共に帰路についているのだ。しかし屋敷を出たときから、なかなか楽しい話題の出しにくい重たい空気はずっと続いていた。
- Enjoy Club 第9話『混乱の夜明け』(1) ( No.941 )
- 日時: 2011/08/09 09:09
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
- 参照: 白波がどんどん無口になっていく件←
恵玲は気を取り直すように両手で頬を軽くたたいて、真っ直ぐ力強く前を見据えた。そして、さっきからこちらを気にしてくれている左隣の水希の方に目を向ける。彼女はすぐに視線に気が付いてこちらを見、ちょこんと首をかしげてきた。長いツインテールの髪がゆらゆらと揺れている。「大丈夫?」とそう問うているような目だった。水希は少し疲れた顔をしていたが、それでも口元は緩く弧を描いている。笑おうと努めているのが見て取れた。こんな雰囲気だからこそ、と恵玲もできる限りの明るい声で言った。
「月下白狼の人達……えっと、なんとか迅って人と、篠……」
「“篠原扇”? あと“神崎迅”だったかな」
フルネームを思い出せない恵玲の後を、水希が首をかしげつつも自信のありそうな声で継ぐ。2人が自己紹介していた時のことを眉根を寄せて思い出そうとしていた恵玲は、彼女の助け船にぱっと花が咲くように顔を輝かせた。元々大きな黒い目が、一層大きく見開かれた。
「そう、それ! 篠原扇と神崎迅!」
弾けるような声でそう言い、すぐにわざとらしく唇を尖らせる。決して重苦しくはない軽い口調で、不満そうに言った。
「なんかぁ、あたし達とはちょーっと違う感じの人だったよね。特に迅って人」
「態度はちょっと悪かったけど、でも性格はそんなに悪い人って感じでもなかったかな」
久しぶりに可愛らしく間延びした声を発する恵玲に、微笑みながらハキハキした声音で言う水希。そのおかげか、3人の間の緊張が薄れ、随分と柔らかい空気になっていった。しかし水希は表情を和らげながらも、彼らのことを判断しがたいというように首をひねっている。すると恵玲も一緒になって、影晴の屋敷での2人の表情や台詞を思い出そうとして、そのまましばらく2人とも黙りこんでしまった。それを白波が横目でチラッと見ているが、彼の唇は引き結ばれたまま開く気配はない。
しかし月下白狼の2人のことを考えていたはずの恵玲は、いつの間にかそれが主の大崎影晴にすり替わっていることに気が付いた。しかし影晴は影晴で気になることはいくらでもある。恵玲はそのまま思考を止めず、月下の2人が、もっと言えば亜弓や風也が来る前の影晴の様子を、台詞を思い出し、再びさっきとは違う緊張に体を縛られていた。体の芯が凍るような感覚を覚え、胸元にこぶしをあてながら整った顔をこわばらせる。
「E・Cの勢力拡大って……大丈夫だよね」
自然と言葉が漏れていた。いやにはっきりと響く声だった。
影晴の話の後の、予想外の連続に危うく忘れてしまいそうだったが、やはり恵玲達にとっては重要なことである。影晴は具体的に何が変わるということはほとんどないと言っていたが、恵玲達が気にするのはそこではない。そもそもどうして“勢力拡大”だなんてする必要があるのか、とそこを聞きたいのである。あの場でウィルが尋ねてくれたが、影晴の畏怖感を覚えるほどの異様な圧力に押され、疑問はもみ消されてしまった。
水希はずっと気にしていたのだろう。すぐに頷いたが、彼女の顔から不安の色は消えない。
「大丈夫だと、思う。そんなに変化はないって言ってたし。……影晴様の言うことだし」
水希の台詞に、白波が一瞬表情を歪める。すぐに平静な顔に戻ってそっぽを向いていたが。
しかし白波の変化に気が付かない恵玲は、「信じるしかないね」そう言って、不意に目を緊張に尖らせた。ずっと聞きたかったことが、ふと頭をよぎったのだ。ぎゅっと唇をかみ、睨むように前を見据える。体の脇で両のこぶしを握り、恵玲は声が揺れそうになるのを押さえながら、固い声で尋ねた。
「みぃちゃんは……友達にE・Cのこと話したことある?」
水希は目を見開き、恵玲の方を振り返った。ぱちぱちと幾度も目を瞬いて、すぐ何かに思い当ったように心配そうに顔を曇らせる。白波も少し眉を下げて恵玲の方を見ていたが、恵玲は前を見つめたままちょっとうつむき加減に一点に視線を向けたままだった。水希が何かを言おうとした口を一度閉じ、数秒後改めて口を開いた。囁くような、声だった。
「E・Cと親のことは話してないけど、能力のことなら1人だけ……茜が、知ってる」
うつむいたまま目を見開く恵玲。それから勢いよく水希を振り返り、何かひどくショックを受けたように顔を歪めた。
茜のことなら何度も話に聞いている。彼女の、小学生の頃からの親友だ。恵玲はすぐに視線を前に戻し、激しい動揺がばれないように、涙がこぼれないように、唇を強く噛み目に力を込めた。それでも、必死に発した声は自分でも驚くほどに弱々しいものだった。
「あたし……っ、亜弓の親友って言える資格、あるのかなぁ……?」
さっと空を仰ぐ。藍色の空に、吸い込まれてしまいそうにか細い声。それが自分の口から発せられたものだと思うと、情けなくなる。でも、どうしたって強くはいられない。屋敷で亜弓と対面した瞬間を、自分を見た時の亜弓の表情を、必死になって気持ちを訴えてきた亜弓の声を思い出し、胸が冷たく震えた。その震えが波紋のように体中に広まった。
――……どうすればよかったの? あたしは……っ。どうすれば、いいの……!?
水希も口元に手をあてて、泣きそうに目を伏せている。彼女を困らせる気は全くなかったが、聞かずにはいられなかった。
不意に水希が、固く握られていた恵玲の左手を優しく解いて、ギュッと強く握ってきた。恵玲はハッとしてその手を見下ろし、つながれた自分の手を見て泣きそうな顔のまま愛おしげに微笑んだ。水希の優しさが、思いやりが、つないだ手を通して流れ込んでくるようだった。
すると、右手にも迷うように白波の手が触れる。ハッとして彼を見上げた恵玲は、自分から彼の躊躇している手を固く握りしめ、頬を染めてうれしそうに笑みをこぼす。そして水希と一緒になって、小さい子供のようにつながれた両手を大きく振って、あえてオーバーなほどに笑顔を浮かべていた。足取りも、前向きで力強いものに変わっていた。
どうすればいいのか。その答えは未だわからなかったが、今は仲間のあたたかい気持ちを感じられるだけで十分な、そんな気がしていた。
- Re: Enjoy Club ( No.942 )
- 日時: 2011/04/08 17:42
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: O/vit.nk)
@友桃さん
星の子は終わりの設定はもう決まってるんですけど、書き方でバッドにもハッピーにもなるかなぁ…って感じです; まだどっちにするか決めてないww
シリアスはなんとなく書きやすいです^^ シリアスな本ばっかり読んでいる時期があったのでそれに影響されちゃってるのかな?
私も星の子はファジーだったなぁ…ってよく思いますww 完結するまではコメディ・ライトで頑張りますがww そう思うとだいたい小説ってファジーなんじゃないかな?って気になります。シリアスとライトどっちもないとメリハリつかないかも…みたいなww
やばい><
白波が恵玲の手に触れたところがマジで感動しました(>_<) 白波かっこよすぎるっ…
終わり方がいいですね^^ E・Cのみんな仲いいなぁ…♪
みぃちゃんが茜ちゃんに能力のこと話していたのには驚きです。能力のことを知りながらもみぃちゃんに普通に接してくれるなんて…2人ともいい友達ですね^^ とても微笑ましいです^^
- Re: Enjoy Club ( No.943 )
- 日時: 2011/04/08 23:31
- 名前: ひろあ ◆FQm5lx6apg (ID: JiYsjDZB)
友姉ぇ☆♪
こんばんわ〜↑↑
今回もめちゃ楽しませて頂きゃしたぁ〜^^/
『革命』の話、めっちゃ興奮しちゃぃましたよぉ〜!!
有衣の声、想像しちゃいましたよぉ〜!!!ww←
まぢ最高したッ!
更新、楽しみに待ってますね★
- Re: Enjoy Club ( No.944 )
- 日時: 2011/04/12 00:16
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: st6mEGje)
どうも〜、ご無沙汰しておりましたぁ。
下橋、ぜひ行ってみたいですねぇ。ネバーランドのように面白おかしい事ばかりじゃ無さそうですが、それがかえってここでの暮らしを充実しさせることになっていうんでしょうねぇ。
第9話、出だしから精神的衝撃が過大でした。
麗牙光陰どうなるんだ……。
それと何より、麗牙の最年少メンバを恐れ多くて名前で呼び捨てにできなくなってしまった……(涙涙)。
第1章、エンディングまでぜひ突っ走ってください!!!
>>あと9話が予定より短くなったので・・・(以下略)
予定は直前まで確定ではないので、お気を付けあれ(笑)。
- Enjoy Club 第9話『混乱の夜明け』(2) ( No.945 )
- 日時: 2011/04/12 23:12
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
「どうぞ、風也くん」
カタッと小さな音を立てて、風也の前にパスタののった皿が置かれる。風也はエプロン姿で脇に立っている私の母親に、軽く頭を下げながらお礼を言った。
今はちょうど昼の12時を回った頃。午前中から私の家で勉強会を開いていたのだが、1時間ちょっと頑張ったところで早くもお腹がすいてしまった。加えてちょうど私が、頭の中をぐるぐると回る歴史の年号に今にも目が回りそうな状況にあったので、休憩を入れることにしたのである。
私と風也は今4人用の食卓に隣同士で座っている。私の正面は母親の席。そして風也の正面には、やかましい弟・葵が喜々とした顔で座っていた。家族なので一緒に食べることは何ら不思議のないことなのだが、お客さんがいるときに弟と食事をするのは正直気が進まない。絶対にケンカになるからだ。今のところはまだ問題は起きず、葵は愛想のいい明るい表情で風也と話をしているが、いつどんなくだらないことが発端で口喧嘩になるかは私にもわからない。
椅子の背もたれに体重をかけながらぼんやりと2人の会話を眺める。葵の方にはあまり意識をやらないように気をつけていたのだが、どうしてもちらちらと視界に入るものがあった。時折、葵がピンでとめてある前髪を手で触れるのである。乱れていないかどうかが気になるのだろう。葵は結構ぱっちりとした目で可愛らしい顔立ちをしており、そのせいか髪形や服装にやたらとこだわりをもっているのである。身につけるものも外見に合わせているのか、男子にしては可愛い系のものが多い。それはまだこちらに迷惑は及ばないので構わないのだが、困るのが毎朝洗面所を長時間占領することだった。寝起きでぼうっとしている私が洗面所に向かうと、葵が鏡を覗きこんで髪形を整えながら、「見た目ちゃんと気をつけないとモテないぜー」とかなんとか、嫌味っぽく一瞬私に視線を投げて言うのである。そこで頭にきて言い返すと、そこからくだらない言い合いが始まってしまうのだ。
何やら部活の話で盛り上がり手を叩いて笑っている葵をムスッとした顔で見ていると、母親から「亜弓、フォーク持っていって」と声がかかった。いつもより格段に優しい声だ。その声音に違和感を覚えながらすぐに立ち上がると、風也もハッとして立つ素振りを見せたが、そこは慌てて止めておいた。
「姉貴が持ってくるから大丈夫っすよー」
ニヤッと生意気な表情で笑う葵。反射的に開きかけた口を、私は寸前で抑え込む。
――……我慢……っ、我慢です……!
風也が来ているときくらいは静かに食事をとろう、と私はひそかに決意を固めていた。以前彼の前で盛大に姉弟喧嘩をしてしまったことがあるので、今さらではあったが。
「それじゃあ、めしあがれ」
「いただきまーす」
いつもはそんなことはしないのに、軽く両手を合わせて元気な声を上げる。湯気の立つパスタによだれを垂らしそうになりながら、フォークを握る手に力を込めた。
母親はフォークでパスタを巻く素振りをしながら、目はじっと風也の方を向いている。口元は優しく笑みを浮かべていたが、その目には少なからぬ緊張がうかがえた。彼女の視線の先で、綺麗にパスタを巻いた風也がそれを口に運ぶ。私はその光景を、口をもぐもぐとさせながらさりげなく横目で見ていた。
口に入れたパスタを何度かかんで十分に味わった風也は、とても満足そうな表情を浮かべて母親の方を見た。
「おいしいです、すごく」
母親の顔に光がさす。
「本当? 良かったわぁ」
嬉しそうに表情を緩めた母親は、安心したのか自分も食事に取り掛かった。
その隣で、さすがは中学生男子。ちゃんと味わっているのかどうか怪しいほどにものすごい勢いでパスタをかきこんでいる葵は、あっという間に皿の中身を平らげて口の中をパンパンにしたまま、「おかわり!」と母親に皿をつきだした。こもった声で聞き取りにくかったが、何を言っているかは予想が付く。いつもだったら不機嫌そうに自分でつぎに行けと言うはずの母親が、一瞬迷惑そうに眉をひそめただけで、「はいはい」とすぐに席を立った。葵に比べるとかなり大人しく食事をとっている風也が感心したように口を開く。
「すげぇ食うな。食べ盛りか」
風也も年齢的には食べ盛りなのではないかと思ったが、なんとなく黙っておいた。
何も巻いていないフォークを口にくわえていた葵は、大きくうなずきハキハキとした口調で言う。初対面の人がたいてい良い印象を抱く、明るく元気のよい声だ。
「いくら食べてもすぐ腹へるんすよ! それでも姉貴はオレ以上に食うんすけど……」
「私そんなに食べてません!」
目をキッととがらせて即座に反応すると、葵の2杯目をついできた母親が苦笑を浮かべなだめてきた。
「2人とも、お客さんの前でケンカなんてしないの」
言いつつ、丁寧にお皿を置く。葵が目を光らせて、大げさにフォークを構えた。私も冷静になって、ちょっとふくれっ面をしながら食事を再開した。
それから少しの間、皆黙々とパスタを口に運んでいた。食べることに集中しているので辛い沈黙ではない。程よい塩気と、口の中に広がるチーズの風味を楽しみながら、そのおいしさに思わず顔をとろけさせる。あと三口ほど残したところで、私はふと右隣に座る風也を見た。フォークを口に運ぶところで視線に気付いた彼は、こちらを見てわずかに首をかしげてくる。その眼差しが驚くほどにあたたかく優しくて、私は思わず顔を赤らめながら首を横に振ってしまった。わずかに上気した頬を隠すように、顔を伏せながら意識をパスタのほうに戻す。
同時に、突然正面で小さな笑い声が漏れた。私は弾かれたように顔を上げた。
「ちょ、な……何笑ってるんですか!」
母親が実に微笑ましげな表情を浮かべている。それから私の震え気味の台詞を受けて、心底楽しそうに言った。
「なんだか初々しいわねー本当にもう〜」
どかんっと体温が急上昇する。恥ずかしさのあまり、今度こそ顔が熟れたリンゴのように真っ赤になってしまった。幸い葵は私と風也の無言のやり取りを目撃していなかったようで、怪訝そうな、そしてちょっと悔しそうな顔で私達の様子を眺めている。
やがて風船がしぼむように笑いの収まった母親は、いったん手を止め、真っ直ぐに風也のほうを見た。風也も視線に気付き動かしていた手を止めて、何を言われるのかとちょっと緊張した顔で見返す。そして彼の顔を恍惚とした表情で見つめた母親は、不意にとろけるように笑顔をこぼして歓喜の声を上げた。
「本当にかっこいいわぁ、風也くん。亜弓あんたよくこんなかっこいい子つかまえてこれたわね」
風也が拍子抜けしたようにあきれた表情で母親を見た。しかし母親はそんなことはお構いなしに気持ち身を乗り出す。なんだか顔が若返っているような気さえする。
「この子のどこが気に入ってくれたの? だって風也くんと結構タイプの違う子でしょう?」
「ちょっとお母さ――」
「オレも知りたい! だって紫苑先輩みたいなかっこいい人だったら、絶対もっと可愛い彼女ができるは――」
「葵は黙っててくださいっ!!」
思わず思いっきり声をたたきつける。しかし例の如く葵はへらへらと笑ってナメた態度をとり……。
「いいよなぁ……お前の家族」
むすっとした顔で頬をふくらませる私に、風也が笑顔を浮かべながら羨ましげにそう言った。その笑顔には紛れもなく、自嘲の色が宿っていた。
- Re: Enjoy Club ( No.946 )
- 日時: 2011/04/15 07:37
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
紗夢羅さん>
はじめましてー……な気がしませんが(笑←)はじめましてww
来てくださって嬉しいです^^ コメありがとうございますww
おもしろいと言っていただけてとても?うれしいです!! これからもそう言っていただけるように頑張らなくては……!!
しかもお気に入りに登録してくださったようで……ww こんな駄作をww ありがとうございます^^ なんかもうほんと励みになりますww
今度紗夢羅さんの小説見にいかせていただきます!!
ぜひまたいらしてください(^^)/
(朱雀*@).゜. さん>
なるほどww それは最後気になりますね!!ww
星の子もE・C以上に長いからなぁww(読者としてはたくさん読めてうれしいですが^^) 私と朱雀さん、どちらが先に書きあげるか……!!笑
ファジーの件賛成です。てかたぶん私、諸事情で3章になったらE・Cファジーの方に移します。
かっこいいって言っていただけてほっとしましたww 白波書きにくいんだもん←
茜はたぶんものすごいいい子だと思います。それに明るくて書きやすいので作者的にはすごく助かる存在ww 全然登場してないけどww←
本当にいつもコメントありがとうございますww
またぜひいらしてください♪
ひろ>
こんにちわー^^ww コメありがとうございます!!
楽しんでいただけたようでうれしいです!!
革命の話は結構書きたかったやつなので(内容予定と大幅に変わっちゃいましたが^^;)、そう言っていただけるとすごくうれしいww
しかも有衣ねーさんの声想像してくれたとか……!! それ小説書いてる側としてはものすごい褒め言葉です← 本当にありがとうございます(^^)ww
2章に出てくる過去バナもそれくらい……いや、それ以上に楽しいものにできるように頑張ります\(^^)/
また来てくださると嬉しいですww 改めてコメありがとうございました^^
ARMAさん>
お久しぶり?ですww
私、下橋住みたいんです(ぇ だって子供だけで暮らすとかめちゃくちゃ楽しそうだもん……!!←
てか下橋(現在の、ですょ)は私がこんなところあったら絶対楽しい……!!っていうのを書きましたww
麗牙光陰どうなるんでしょうww そしてついでに月下白狼もどうなるんでしょうww←
2章から先、わたし的にはちょっとわくわくしておりますww
水希様ーww←
はい、エンディングまで頑張らせていただきます!!
コメありがとうございました(^^)v ぜひまたいらしてください!!
- Re: Enjoy Club ( No.947 )
- 日時: 2011/04/13 16:01
- 名前: 黒揚羽 (ID: SSGIlw3x)
初めましてっ。
友桃sの小説のあまりの面白さに
一気読みしちゃいましたww←
あーちゃん可愛すぎ!反則だっ。笑
これからも更新頑張ってください♪
- Re: Enjoy Club ( No.948 )
- 日時: 2011/04/16 10:43
- 名前: 小豆. ◆1TtGcOAK06 (ID: 97g6Isa9)
- 参照: ★.! 隠れオタクでごめんなさい *`
あとちょっとで1章完結っ!!
がんばてください!!
それとパスタが食べたくなってきましたwww
カルボナーラですかねぇ・・・w
あぁ!!!食べたい!!
執筆ふぁいとです!!
- Enjoy Club 第9話『混乱の夜明け』(3) ( No.949 )
- 日時: 2011/04/19 21:13
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
午後もうつらうつらしながらどうにか1時間化学の意味不明な計算に耐えた私は、床にペタッと女の子座りをし、上半身をベッドにうつぶせて仮眠をとっていた。春のやさしい木漏れ日を体の内にあたためているような、天にものぼりそうな心地良さ。それを満喫しながら、夢の世界に今にも落ちそうで落ちないもどかしい感覚を、どこか遠くから見るような不思議な気分で楽しんでいる。小さな窓から部屋の中を、そして私の丸めた背を照らす日差しが、またいい具合に温かい。眠るには極上の環境だった。
先程まで勉強を教えてくれていた風也は、本でも読んでいるのだろう。時折ページをめくるときの紙をこする音が聞こえてくる。あるいは私の教科書に目を通しているのかもしれない。そんなことを頭の片隅で考えながら、私の意識はさらに深いところに落ちていく。再びページをめくる音。まるで子守唄のような、耳に心地の良い、音……。
――不意に。
ぼふっと耳元で鈍い音が破裂するとともに、後頭部に柔らかい衝撃があって、私は顔をしかめうっすらと瞼をあげた。組んだ両腕に右頬を押し付けたまま目を横にずらしていく。しかし頭の上に綿か何かが詰まったものがのっているらしく、薄暗くて何も見えない。のろい動きで頭の上の物体をどかすと、それはベッドの脇に置いてあったはずの、枕だった。幸せな眠りを妨げられ憮然とした顔で後ろを振り返った私の目に、夏物の涼しげなミニスカートが映った。
「随分元気そうじゃん、亜弓」
何を基準に“元気”だと判断したのかはともかくなぜかひどく懐かしい声。視線を上に持ち上げると、腕を組んだ仁王立ち姿の恵玲が視界に入ってきた。
肩口までの黒髪。強い意志を感じる大きな黒瞳。なぜか久しぶりに見たような気がするその印象強い瞳を、私は寝ぼけ眼でしばらく見つめていた。それを見て何やらす……と目を細めた恵玲は、それから何かを言いよどむように唇をもぐもぐとさせた。その半端にためらう様子が珍しくてちょっと目の覚めた私は、ちゃんと上半身を起こして乾いた目を何度も瞬く。次第にかすんでいた視界が鮮明になっていく。そして、なぜここにいるのか尋ねようと口を開きかけたのと同時に、横から独り言に近い呟きが漏れた。
「突然出てきて枕ぶつけるか、普通」
風也である。勉強机に肩ひじを乗せこちらに半分体を向けている彼は、偉そうな姿勢を崩さない恵玲をしら〜っとした目で見ている。そんな彼を横目で見返す恵玲。それから彼女はくじける様子も反省する様子も見せず、むしろ調子に乗って口端を釣り上げた。傲慢にさえ聞こえる自信に満ちた声で言う。
「あたしが家に来たことにも部屋に入ってきたことにも気付かないで、グーグー爆睡してる亜弓が悪いっ」
恵玲がいかにも言いそうな台詞だったのでペタンと床に座ったまま恨めしげな目を向けてやると、不意に彼女は表情を一変させた。思わぬ真剣さで、真っ直ぐにこちらを見返してきたのである。私はつい慌てて居住まいを正してしまった。乱れたストレートの茶髪もそのままに、わずかに頬を強張らせて彼女を見る。風也も、突然纏う空気を変えた恵玲に注目しているのが、気配から察せられた。
冗談の欠片もない瞳でしばらくの間穴が開くほどに私を凝視していた恵玲は、数秒後ふと息をもらして目をそらした。安堵の息のように、私には聞こえた。
「あんた……大丈夫なの?」
思わぬ問いかけに、思わず「え?」と聞き返してしまう。体調は勉強しすぎでちょっと疲れてはいるが心配されるほどのものでもないし、今寝ていたのも字を見すぎて眠くなっただけだ。心配されるようなものではない。まして怪我なんて、この間椅子からひっくり返ってあざっぽくなって以来――……。
無意識に、右手を額に当てる。自然と首が傾いだ。
――……ひっくり返って……あの後どうしたんでしたっけ?
母親がつかみ損ねた弟の洗濯物。風に乗って宙をさまようシャツにつられて、私は背を前にして座っていた椅子から身を乗り出したのだ。当然椅子は後ろに傾き、直後視界が上下逆さまになった瞬間、そこまでは覚えている。その直後からのことが、霧がかかったように霞んで思い出せなかった。
納得のいかない顔で盛んに首をひねる私に、恵玲が緊張した面持ちで「どうしたの」と疑問符のつかない問いを投げかける。その声には返答を強要させる強さがあった。もちろん隠す気はさらさら無くその不可解な事を語った私は、話した直後再び首をかしげてしまった。しかし恵玲は眉をピクリと反応させただけで特に表情は変えない。それどころか冷めた口調でばっさりとこう言い放った。
「どうせ記憶力足りなくて忘れてるだけでしょ」
瞬間、さすがに何か言い返そうと口を開くが、悔しいことに言葉が出ない。目を怒らせて口を開いたり閉じたりを繰り返した私は、すぐにあきらめて口を閉じた。どうせ風也もこっそり笑ってるんだろうと唇を尖らせて彼の方を見ると、なぜか彼は何かを考え込むように虚空を凝視していた。すぐにこちらの視線に気が付き、「なんでもない」と平静な顔に戻っていたが。
なんだか変な空気が流れたところで、恵玲がさらにそれを助長させる。
「具合悪いとかは無い? 頭痛いとか」
目が点になるとはこういうことを言うのだろう。私は思わず、まじまじと恵玲の顔を見つめてしまった。相当に具合が悪いときならまだしも、あの恵玲がいつも通りの私に身を案じる声をかけるとは。
つい、戸惑いを隠せないまま反笑いな声で言ってしまった。
「恵玲こそ熱でもあるんじゃ」
皆まで言わせず、
先程の枕が、今度は顔面に命中した。
「心配して損した」
突然の衝撃に目を回す私の耳に、怒り半分呆れ半分の声が聞こえてきた。
- Re: Enjoy Club ( No.950 )
- 日時: 2011/04/19 22:10
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
黒揚羽さん>
はじめましてww コメありがとうございます!!
一気読みですか……!! 量が量なので正直すごく驚きました。
うれしいです、ほんと><ww うれしすぎますww
ありがとうございますm(__)m
あーちゃん気に入っていただけましたか^^ww
なんか主人公にしては影が薄いかなぁと思っていたのですが案外読者の方には気に入っていただけてるようで良かったです。
あーちゃんはこれからもたくさんでるので応援してあげてくれるととても?うれしいです!!
更新頑張ります!!
改めてコメありがとうございましたww ぜひまたいらしてください(^^)v
小豆.さん>
こんばんわww また来てくださってうれしいです^^ ありがとうございます!!
一章完結もう少しですww 4月中に書いちゃいたい……けど忙しいから無理かもなぁ><
でも合間を縫ってがんばって書きます!!
まぢですか食べたくなりましたかww← そう言っていただけるのは作者の本望ww←
パスタの種類はご想像にお任せしますww わざと特定の味は決めずに書いたので、読者の方がぱっと思い浮かべたものでww
カルボナーラ大好き!!ww ほかほか湯気が立ってて、こってりしたソースにつかってて、半熟卵ののった濃厚〜なカルボナーラが!!←
ってことで(?)
コメありがとうございましたww ぜひまたいらしてください♪
- Re: Enjoy Club ( No.951 )
- 日時: 2011/04/20 22:00
- 名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: CrVsa58M)
- 参照: 東方神霊廟の体験版が配布され始めたぜェェェ!!
どうも、野宮詩織です!!
結構、久しぶりにコメをした気がしますww
最近、「あーちゃんもかわいいなぁ」とか思い始めましたwww
ですます口調っていいですよね♪ ツンデレとお姉様系の次に好きです←
でも、一番は白波ですっ!! あーちゃんと風也がいい勝負といったところです(←何様www)
というか、更新早いっ!!
私はスレを3つ掛け持っているので、「おいでませ、助太刀部!!」以外の更新が滞っているという……^^;
友桃sを見習います!←
私なんかみたいな駄文制作機にすらなれなかった、堕文制作機のコメントのせいで尺が足りなくなったら悲しすぎるので、これからはしばらくコメントを控えさせていただきますが、陰ながら見守っています^^
もう少しで一章完結ということなので、ラストスパート頑張ってください!!
P.S.
長文すみませんでしたm(- -;)m
- Re: Enjoy Club ( No.952 )
- 日時: 2011/04/20 21:59
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: O/vit.nk)
こんばんは〜^^
今回も楽しく読ませてもらいました♪
えれさま…なんかすごく久しぶりに見た気がするw
ちゃんとあーちゃんのこと心配してくれているところがいいですね^^
あーちゃん追試大丈夫だったんだろうか……(笑)
- Re: Enjoy Club ( No.953 )
- 日時: 2011/04/21 00:50
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: st6mEGje)
こんばんは〜
最近カキコに来れない虚しい日々が続いております(泣)。
でもたまに来て、EC読むと心が潤うというか何というか……。
まぁ、心の「オアシス」ってところでしょうか(笑)。
ちょっとオーバーだったかも知れませんが、8割くらい本気のつもりです。
恵玲の辛辣なサーブを亜弓が天然で返す(返せてない?)という絶妙なやり取りが、相変わらず冴えまくっていて感激です!!
本章最終話まであと少しですねぇ。楽しみにしてますよぉ!!
- Re: Enjoy Club ( No.954 )
- 日時: 2011/04/24 21:05
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: st6mEGje)
詩織さん>
お久しぶりですww コメントしてくださってうれしいですーww
たまにでもいいのでこれからも顔を出してくださると泣いて喜びま…(黙;
白波強いなぁ^^笑
二章に入ったらキャラ人気投票をやるつもりなんですが、今度は白波が制覇するんだろうか……ww
あーちゃんと風也がせってるっていうのはなんとなく不思議な感じですww← タイプが全然違うし仲いいし……
なんだか読者のみなさんの好みのキャラを聞いてるとおもしろいですねー^^ww
いくつも小説を書いてたら更新が遅くなっちゃうのは仕方ないですょっ!! てかいくつも同時に書けるっていうのが私からすれば尊敬モノですww 私は同時進行キツいなぁ……
てかあのコメント控えないでくださいまぢっ←
尺足りないかもとか最初は思ってたけど、あと2,3ページ分で終わるんで全っ然大丈夫なんです!! それと長文も全然おっけーてか大歓迎ww
てことでまたよろしくお願いします。。。←
朱雀さん>
コメントありがとうございます!!
えれさま確かにちょっと久しぶりな感じでしたねww
これからキャラが増えるから今までのメインキャラちゃんと出していけるか心配です……><
あーちゃんの追試の結果は後ほど。。。←
なんかもっと書きたいことあるんですけどごめんなさい眠くなってきちゃったんでこのへんで……←←
またぜひいらしてください!!
ARMAさん>
さ〜そろそろ眠いぞー……←←
オアシスだなんて本当に光栄ですww てか恐れ多いです、なんだか^^;笑
あーちゃんとえれさまは久しぶりに書いたのでどういう感じだったかちょっとあやふやなんですょ……←
また書いてくうちに思い出さなきゃ(汗;
コメありがとうございましたー
おやすみなさい(ぇ
- Enjoy Club 第9話『混乱の夜明け』(4) ( No.955 )
- 日時: 2011/05/01 09:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
相手の顔は判別できるくらいの薄闇が、辺りに落ちる。活動の時間はもう終わったとでも言うように、しんと眠りにつくとある公園。親子連れやサッカー少年の姿は無く、昼間のにぎやかな声が嘘のように静まり返っている。寂しくたたずむ遊具に、昼間太陽に照らされからからに乾いた灰色の土に、影が落ち不気味にうごめいている。ふと、2匹の野良猫が茂みから顔を出し、左右を確認した後足音一つ立てずに公園のど真ん中を横切っていった。公園のぐるりを囲む青々と茂った木々が、ちょっとの風で大げさに音を立てた。まるで波紋が広がるように、拡大していく音。ぞっと背筋に冷たいものを感じる、瞬間。
木々のざわめきに混じって、さびた金属のこすれる音が公園から漏れていた。聞けばたいていの人はわかる、ブランコの揺れる音である。昼間ならば気にならないその音も、この人気のない日の落ちた時間帯となれば、心の片隅にあるちっちゃな恐怖を助長するには十分だ。果たして誰がこんな時間にブランコを揺らしているのか。それは親子連れでも、サッカー少年でもなく……公園という子供の遊び場を一旦は卒業したはずの、大学生だった。
「迅あんた随分となめてるじゃない。扇置いて1人だけ帰ってくるなんて」
今にも舌打ちをしそうなくらいに不機嫌な声で言ったのは、正面で足を組んでブランコに座っている、いかにも気の強そうな少女。彼女は現在大学1年生で、年齢的に迅の先輩にあたる。彼女は暗い茶髪を高く結いあげ、ボリュームのある長めの前髪は右寄りのところで左右に分けている。チュニックの下に細身のジーパンをはき、シンプルだが可愛らしいデザインのサンダルをはいている。アクセサリーの類は目立たず服装もわりと地味目なのだが、彼女の不機嫌そうな表情といいやや尊大な態度といい、少なくとも大人しそうには見えなかった。高めの、びしっと鋭くたたきつけるような声音もそれを助長しているだろう。
しかしそれはいつものことなので、迅はひるまない。ブランコを囲む柵に腰かけたまま、思いっ切り彼女に舌を突き出してやった。
「べーだッ。そんなに扇に会いたけりゃ、お園が自分で行けってんだ」
迅の視線の先で、“お園”――安藤園香の化粧っ気の薄い顔に、さらに怒りの色がさす。わずかに垂れた目に、ぐっと力がこもる。対する迅もまるで犬が敵を威嚇するように、園香を睨み返していた。歯をむき出して大げさなほどに威嚇体勢に入っていると、思わずガルル……と本当に威嚇の声が漏れてしまいそうだった。
ブランコと柵で正面に向かい合い何やら険悪なムードになっている迅ら2人を、ちょっと離れたところで見つめている青年がいた。
青年というには童顔で少し幼く見える。外見的に言えば少年といった方が適切かもしれない。しかし彼は迅と同じ学校に通う、高校2年生だった。名前は富永春妃。名前で勘違いされそうだが、彼はれっきとした男性である。しかし名前の効果もあってか、彼はどちらかと言うと女性のような繊細な顔立ちをした人物だった。適度な丸みのある顎のラインに、二重のリスのようにくりっとしたこげ茶色の目。前髪、後ろ髪共にごくシンプルで適度な長さであり、そのさらさらの髪は染めたわけでもないのに柔らかい栗色をしていた。顔立ちは、育ちの良いおぼっちゃん、あるいは品の良い王子様というイメージである。だが服装はそういうわけでもなく……、ポロシャツに長ズボンというごく普通の格好だった。
柵に手を置き迅と園香のにらみ合いを観戦していた春妃は、いつものくだらな言い合いが始まる前に口を挟んだ。
「結局どうして迅はリーダーと一緒に帰ってこなかったのー?」
言いつつゆっくりと首をかしげる春妃。適度な音程の声は、柔らかく耳にすんなりと入ってくる。やや緊張感に欠ける声ではあったが。
迅は園香とのにらみ合いを続けようか春妃の問いに応えようか視線をさまよわせたのち、ちょっとやけになりながら口を開きかけ――
「影晴に俺だけ残るように言われたんだ」
喧騒のど真ん中を貫くような低く存在感のある声に、ハッとそちらを振り返った。黒縁眼鏡に乱れなくなでつけられた髪。服装はグレーのワイシャツにネクタイという、固い印象の長身の男性がこちらに向かって歩いてきていた。
迅ら月下白狼のリーダー篠原扇である。彼は特に急ぐ様子もなく、しっかりと地を踏む歩みで園香の横に並ぶ。停止したブランコに座っている園香が、頬を染めて彼を見上げた。皆が静まり返り、扇に注目していた。彼はリーダーとしての威厳や存在感を十分に持ち合わせている人物だったのだ。
そこで場違いに緩い声が扇に向かって投げられた。
「リーダーおかえりー」
春妃である。それまで少し離れたところにいた彼は、柵の中を歩き園香の隣のブランコに腰かけた。これでリーダー扇を中心に、月下白狼のメンバーが集まった。
- Enjoy Club 第9話『混乱の夜明け』(4) ( No.956 )
- 日時: 2011/05/01 09:44
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
それから扇はおもむろに影晴の屋敷で起こったことを語りだした。迅が影晴に突然呼び出され、屋敷の場所が分からない迅について一緒に行ったこと、そこまでは園香も春妃も知っている。その後の麗牙光陰との出来事を、そして迅が見知らぬ一般人の記憶を一部封じたことを、冗談を挟むことなく懇切丁寧に細かく説明したのだ。それを園香と春妃は口も挟まずに黙って聞いていた。少なくともそこに、明るく楽しい雰囲気など微塵もなかった。むしろ厳かと言っていいような空気が流れていたほどだ。
ブランコをちょっとだけ揺らしさびた音を立てながら、園香は足元を睨むように見つめる。顔を伏せているせいか、ちょっとこもった声がその口から洩れる。
「あのいい子ちゃんの麗牙光陰も、でかいミスを犯したわね」
あざ笑うかのような内容ではあったが、彼女の声には深い意図はこもっていない。迅も珍しく彼女に同意してうなずく。
麗牙との直接の接触は無くても、扇を通じて影晴からざっとしたグループの性格や任務の成果は聞いたことがあった。それによると麗牙光陰というグループは、主である影晴に随分と忠実で、任務もきっちりとこなしてくるらしい。自分達とは大違いだ、と迅は口端を釣り上げ醜く笑う。自分たち月下白狼は、そんな“いい子ちゃん”には到底なれない。
しかしだからといって、麗牙のことが嫌いというわけでは決してなかった。特に今日実際に対面して、自分たちとは性格が違うものの、良さそうな奴らだと株を上げたくらいだ。特に荒木恵玲という少女は完全に迅のストライクゾーンな子で、思い出すだけでもその可愛さに満足感でいっぱいになった。
「また荒木に会いてぇなー」
ついもらしてしまった独り言を聞き逃さなかったのは、恋愛方面に至極敏感な園香である。彼女は意地悪く笑い、探るような目で迅を見てきた。
「ちょっと迅〜。もしかして誰かに一目ぼれでもしちゃったぁ? 麗牙の子?」
ぼっと火が付くように顔を真っ赤にした迅は、慌てて早口で言い返す。
「ち、ちげーよ、そういうんじゃねぇよ!」
「ムキになっちゃって。ちゃんと認めれば迅の恋応援してあげないこともないわよ?」
「誰がてめぇなんかに頼るか、ボケッ」
口を開けばひとたび口喧嘩。放っておくといつまでもくだらないケンカを続けることが分かっている扇は、すぐに口を挟んできた。迅がぎゃんぎゃんわめいている中でも、彼の芯の通った声ははっきりと耳に届いた。
「迅。あの2人の記憶は結局どの程度消したんだ?」
迅は勢いよく扇を振り返り、喜々とした顔で目を光らせる。ニッと歯を見せ、得意気に言った。
「扇と話してた通り、片方……女の方の記憶は完全には消してないぜ。ゆる〜く記憶封じかけておいただけだ!」
迅の台詞に、扇は了解したというように頷く。
彼らは迅が影晴に呼び出された時点で、迅の能力を使うだろうことは優に予想できていた。だから屋敷に入る直前に打ち合わせをしていたのである。もし予想通り誰かの記憶を消すことになったら、影晴にばれない程度に記憶封じを軽めにしておこう、と。迅としてはちょっとしたイタズラ気分であったが、もしかしたらそのちょっとした手抜きが何か影晴にとって不都合なことを引き起こすかもしれないし、そうでないかもしれない。でもいつものようにただ使われているよりは、その方が楽しいだろう、とそう思ったのである。
迅と扇がざっとその意図を話すと、残り2人はそれぞれに反応を見せた。園香は満足げに微笑み、春妃はその影晴の目の前でという勇気あるイタズラに、感心したように目を丸くしたのである。ただし2人とも、頬を紅潮させ楽しそうなところは共通していた。
扇が迅を見、腕を組んで皆の気持ちを代弁する。
「影晴にあっさり使われているばかりでは、やはり癪だからな。特に迅の能力は代償があるだけにそう簡単に使われちゃたまらない」
彼の言葉にうなずいた園香は、目を細め冷たい笑みを浮かべた。
「そのうち影晴に、痛い目見してあげたいわねー」
ふふっと彼女の口から笑い声が漏れる。
辺りの木々がその声におびえるように震え、音を立てた。影晴への反旗が、E・Cの内部でささやかに立てられようとしていた。
- Re: Enjoy Club ( No.957 )
- 日時: 2011/05/02 22:55
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
久しぶりに更新しましたーww 4月は忙しかったぁ……><
えっと一応9話終了です。うん、やっぱ短い。
てかあれですね、9話は一章の最後の話だったのに終わり方微妙だったかも>< ごめんなさいm(__)m
それで、1章のエピローグをつけようかなと思っているので厳密には1章はまだ終わりではないんです。あとエピローグをあげて本当に最後\(^^)/
1章のラスト……。ちゃんと書けるか自信がありませんが、お付き合いくださるとうれしいです^^
p.s 書き忘れ;
>>486,>>518訂正しました。
- Re: Enjoy Club ( No.958 )
- 日時: 2011/05/01 10:06
- 名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: CrVsa58M)
「コメントを控えなくていい」と言われた瞬間に調子に乗って、再びコメントをしに来た野宮詩織ですwww←
一章がついに完結しそうですね^^ エピローグも楽しみにしていますwww!!
二章は波乱の展開の予感ですねww!!
もう既にテンションがダダ上がりしていますwww←
さりげなく、影春様がさりげなくピンチですね……。 いや、さりげなくないですけどw←
これからも頑張ってくださいね^^
迷惑でなければ引き続き、応援させていただきますw!!
- Re: Enjoy Club ( No.959 )
- 日時: 2011/05/01 10:15
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
詩織さん>
すぐにコメもらえてうれしいですー!! いつもありがとうございますww
2章は話を動かしていきたいなぁ……
あと過去バナ書けるのが個人的にすごく楽しみだったりww←
影晴vs月下!!みたいなww←
いや、でも実際どうなるかわかりません、ほんと^^;
ただ、2章は1章よりもおもしろく書けたらなぁとは思いますww お客様を飽きさせないようにしなきゃな。。。
応援ありがとうございます、がんばります!!
迷惑なんかじゃ全っ然ありません。
2章もがんばるぞー\(^^)/ その前にエピローグがんばるぞー!!←
コメありがとうございましたm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.960 )
- 日時: 2011/05/01 20:04
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 4pf2GfZs)
こんばんは〜!
月下のメンバー達の会話、かなりのめりこみましたよぉ。
同じ組織の中に複数のチームがあるってホント面白いですねぇ。
麗牙は優等生なのかぁ。確かに納得っ!
月下は麗牙とは対照的な組織で、相手は組織の中で評判がいいとこなのに、妬みがないのがECならではですねぇ!!
はっきりとした悪役もドロドロした展開もないのにとてつもなく面白いっていう(笑)
薗香の口ぶりを聞いていると、既に作品の中の登場人物たちの気持ちは2章に飛んで行ってそうですね。
最終回と新章、楽しみにしてます!!
では、また〜〜
- Re: Enjoy Club ( No.961 )
- 日時: 2011/05/02 09:28
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: O/vit.nk)
こんにちは〜^^
お久しぶりです♪
今日からGWで暇なので来ました(*^_^*)
更新お疲れ様です!!
月下白狼は麗牙とは正反対の組織なんですねww
みんな個性豊かで面白いです♪
描写とかやっぱすごいなぁ…って改めて思いました^^
月下は女の子1人なんですね。だからあんな男勝りな性格なのかな…?(笑)
あとエピローグで1章終わりですね♪ 新章も楽しみにしてます^^
では(^_^)v
- Enjoy Club 第一章エピローグ ( No.962 )
- 日時: 2011/05/04 17:30
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
恵玲が来てからだらだらと4、5時間ほど私の部屋で過ごした後、風也は部屋の窓から外を見て、そろそろ帰るかと腰を上げた。日が落ち、代わりに銀色の月が辺りの熱気を冷ます頃である。また明日――そう言って帰って行く彼を、私は恵玲と並んで玄関先で見送った。恵玲はまだ帰る気はないらしい。まぁいつまでいても構わないのだが。
夏休みの終わりももう間近である。色々あったような気はするのに、どこかあっさりと終わりを迎えようとしている40日間。何かするべきことを忘れているような、そんな焦燥感がわずかに胸中を渦巻いている。
部屋に戻ると、恵玲が私のベッドの中心にどかんと腰をおろし、毛先をいじりながら下橋のことを尋ねてきた。下橋に行ったことは伝えていたが、詳しい話はまだだったのだ。違う音楽でも流そうかと棚に並ぶCDを物色していた私は、今となっては強い親近感を感じるその地名に、顔じゅうに笑顔を浮かべて反応した。勢いよく彼女を振り返る。
「すごくいい所だったのです! みんな優しくておもしろかったのですよ!」
微塵の迷いもなく断言する私を、恵玲は片眉を上げて見つめてくる。
私はそこで要求されたわけでもないのに、下橋の話を包み隠さず語りだした。いや、そもそも包み隠すところなんて全くないのだが。もちろん有衣達がしてくれた、下橋の過去の話は現状のことも忘れない。興奮していたせいか、自分の内側にいる何かが私をせかすせいか、早口な上に飛び飛びな話になってしまったが、恵玲は腕を組んでむすっと唇を閉じたままじっと私の話を聞いていた。しかし少なからず興味はあったのだろう。その瞳の奥底には、好奇の光がらんらんと輝いているように私には見えたのだ。そこで調子に乗った私はさらなる弁舌をふるったのである。
一通り満足のいくところまで話し終えると、私はようやく口を閉じて恵玲にちゃんと視線を向けた。そして彼女の顔に浮かんでいた思わぬ深刻な表情に目を瞬き、ついまじまじとその整った顔を凝視してしまった。彼女の伏せがちな目。その白い頬に淡く落ちる、まつげの影。
何やら思案に暮れている様子の恵玲を邪魔するのも気が引けたので、私は勉強机の横の小窓に歩み寄り、外の風景を眺めてみた。輪郭のぼんやりとした家々に、薄く雲が広がる藍色の空。その風景に視線をやったまま、何気なく呟く。
「変わるものなんですね、ずっと続いてきたものでも。みんな時間と共に、変わっちゃうんですね……」
私の頭には、下橋の風景が、昔の写真がはっきりと浮かんでいた。
恵玲の、射抜くような視線を背中に感じる。
「でも――」
そう言ってくるっと後ろを振り返り、恵玲と正面から目を合わせる。
――……ずっと変わってほしくないものだって……
銀色に冷たく輝く月を、ゆるやかに、時間をかけて灰色の雲が覆っていく。じれったいほどに、ゆっくりと。しかし、
確実に――……
第一章(完)
- Re: Enjoy Club =第一章完結= ( No.963 )
- 日時: 2011/05/04 17:43
- 名前: 野宮詩織 ◆oH8gdY1dAY (ID: CrVsa58M)
- 参照: 国語の偏差値を20犠牲にしてでも、文才が欲しい!!
どうも、最近、ストーカーばりにお邪魔している野宮詩織です!!
毎回、運がいいことに更新された時にカキコ開いてるんですよねwww^^
エピローグも終わり、ついに第1章完結ですね^^
返信が962……。 第1章の時点で既に超大作ですねww!!
尊敬しちゃいますwww
参照8211ってこのサイトのルールの項目よりも多いですよww!!
私の書いてる小説と比較したら、返信約8倍、参照8倍以上ですwww 偶然、返信と参照が比例してしまいましたwww←
第2章も楽しみにしております!!
新しいスレでもストーカーばりに私が現れると思いますww←
これからも頑張ってくださいw!!
応援してます♪
- Re: Enjoy Club ( No.964 )
- 日時: 2011/05/04 17:57
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
ARMAさん>
麗牙と月下は違うタイプのグループにしたかったのでARMAさんのコメントを読んでほっとしましたww
本当はE・Cグループ3つあるはずだったんですけど(前にも言ったかな?汗;)、なんか2つでちょうどよさそうですね^^ これ以上キャラ増えるとあれですし……^^; て2章でまた2人増えるんですけどね(笑← でもその2人で全員なハズです!! あ・あと出すか出さないか迷ってるのがもう1人……← 風也の昔の友達ー…はどうしようかなぁ。。。
はっきりとした悪役もドロドロした展開もない……たしかに(笑
たぶんどっちも私の好みじゃないだけですww 良いか悪いかは別としてww
でもそろそろ影晴らへんを悪役っぽくしないと話の展開に困りそうです^^;
わ〜でもおもしろいって言ってもらえてすごくうれしい\(^^)/ ありがとうございます!!ww
登場人物も作者も気持ちは完全に2章まですっとんでますww 2章は書きたい話がいっぱい?あるからすごく楽しみなんですー!! がんばろうww
コメありがとうございました!!
2章の方もよろしければぜひのぞきに来てやってくださいm(__)m
(朱雀*@).゜.さん>
お久しぶりですww コメありがとうございます!!
個性豊かって言っていただけてなんかすごくほっとしました……!! やっぱ登場人物が増えるほどキャラ設定には困る……てか自信がなくなるので、よかったです個性がでててww
でもわたし的にはやっぱ月下の子たちのキャラはメインキャラには負けてる感じがするので、これから魅力的な子たちにがんばってしていきます!!
てか園香が男勝りな理由に納得(ぇ うん、きっと周りが男ばっかなせいだww←
お園ちゃんが色んな子とキャラがかぶりそうで怖い今日この頃……あ、迅も← てか自分で書いといてなんなんですが……なんだ、お園ちゃんて^^;
えっとあの、描写がすごいのはまぢで朱雀さんの方です。朱雀さんの描写本当に素敵なのであこがれちゃいます><ww てかうらやましいww
2章は朱雀さんに負けないくらい描写がんばろう\(^^)/
2章のほうもよろしければぜひのぞきに来てやってください!!ww
コメありがとうございましたー^^
- Re: Enjoy Club ( No.965 )
- 日時: 2011/05/04 17:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
詩織さん>
コメありがとうございます!!
わ〜本当にうれしいww ストーカー大歓迎です\(^^)/←
いえ、だらだらと長いだけで内容全っ然無いんで^^;
短くまとめられる人の方が文章書くのうまいんですょーww
2章の方も精いっぱい頑張ります!!
詩織さんがストーカーばりに来てくださったらもっと?がんばります!!
てかあの宣伝ぽくってあれなんですけど、2章の方の新しいスレでキャラの第二回人気投票やるつもりなので投票してくださるとめちゃくちゃうれし…(黙;
いえ、すみません調子に乗りました。本当こうして来てくださるだけでもすごくうれしいので、できれば2章の方でもよろしくお願いします!!m(__)m
- あとがき的なww ( No.966 )
- 日時: 2011/05/06 19:56
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=24099
Enjoy Club第一章完結いたしました!!
この無駄に長ったらしい話をここまで読んでくださった方、ほんとうにありがとうございました!!
元々長編になるのを覚悟でここに投稿し始めたんですが……
やっぱり長いですね^^;笑 書いてる方も読んでる方もいつまで続くんだこの話は、みたいなww プロの作家さんたちはコレよりず〜っと長い文章を書いてるんだから本当にすごい。
それにしても、内容はともかくとしてちゃんと1章を書きあげられたというのは自分でもかなり驚きだったりします。そしてめちゃくちゃ感激してたりしますww←
それもこのスレをのぞいて参照数をあげてくださった、そしてとても丁寧で嬉しいコメントをのこしてくださったお客様方のおかげですね。
これがもし一人でノートと格闘してるだけだったら、確実にここまで書き続けられなかったと思います。うん、やっぱお客様は神様だww←
てことで、できれば2章の方ものぞきにきてくださるととても?うれしいです!! これからもよろしくおねがいします(^^)/
あ・言うまでもないですが、2章の方は新しいスレに移るのでよろしくですww よろしければ参照↑よりどうぞww
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.967 )
- 日時: 2011/05/04 19:30
- 名前: ARMA ◆80E.zojjrI (ID: 4pf2GfZs)
こんばんは〜〜〜!!!
ついに、遂に完結しましたねっ!!
でもまだ1章なんだ・・・・・・・。
エピローグ、短くても無性に涙を誘われました(泣泣)。そして、なぜかホッとしました。終わったぁぁって。作者じゃないのに図々しいですねぇ、スミマセヌ。
なんだか長い映画を見終えた気分です。
自然と安堵のため息が出るような。
2章もめちゃくちゃ期待しております!!!
では、また〜〜〜〜!!
- Re: Enjoy Club ( No.968 )
- 日時: 2011/05/06 19:52
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
ARMAさん>
ごめんなさいコメ返し遅れました><;
遂に完結です\(^^)/!!
私もすごくホッとしましたww とりあえずひと段落って感じです。
私最後のシメってすごく苦手なので、エピローグの感想見て重ねてホッとしちゃいましたww
でもまだ?1章ですょー!!笑
2章もがんばらせていただきますっww
また2章の方も読みに来てくださるとうれしいですー…って人気投票入れてくださってましたね^^ ありがとうございます!!ww
それではまた(^^)/
1章最後までお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m これからもよろしくですww
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.969 )
- 日時: 2011/05/22 10:37
- 名前: 優香 (ID: HM2TJJeN)
時が違うね。完全に。(私ですよ?)
2010年にもう終わってんのに2011年に来るとかこれどうよw
ひゃぁはまったです!亜弓にはまっちゃったですーww
じゃぁさよならー
- Re: Enjoy Club ( No.970 )
- 日時: 2011/05/22 10:50
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
優香さん>
わーびっくりしました一章あがってて(笑
コメありがとうございます!! そのうちあげとこうかなぁなんて思ってたんで、お客様の方が上げてくださってうれしいですww←
最近あーちゃんのキャラがお客さんにうけていてすごくうれしかったりww←
この小説まだ続いてるんで、よろしければまた見に来てやってくださいm(__)m ※二章は別スレです
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.971 )
- 日時: 2011/05/27 16:01
- 名前: 優香 (ID: J9Wlx9NO)
返信遅れてすいません。
では第二章へ行っちゃいまーす。
- Re: Enjoy Club ( No.972 )
- 日時: 2011/07/24 11:51
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
優香さん>
こちらこそ返信遅れてしまって申し訳ないです><
1章最後まで読んでくださってほんとにうれしいです!!
ありがとうございます^^!!
- どうすればいいんですか? ( No.974 )
- 日時: 2011/07/25 21:01
- 名前: さき (ID: p./2qFOd)
- 参照: http://あみ
あたし紹介文をかいて、小説図書館に登録されたんですが、
更新もできないし、今のままだと小説もかけないです。
どこおしたら、小説書けますか
- Re: Enjoy Club ( No.975 )
- 日時: 2011/07/25 21:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: AEu.ecsA)
はじめましてv
このスレッドにコメントしてくださったみたいに、自分の小説のスレッドの下にあるコメント欄に小説の続きを書いて返信すると続きが投稿できますょ^^
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.976 )
- 日時: 2011/11/03 10:14
- 名前: アオゲラさん ◆t7WH1VajSI (ID: 4zecQ7vX)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=25979
始めまして。今見るのもなんですが、完結おめでとうございます。
小説書いています(上)
出来たら読んでみてください。ヘタ小説ですけどね。
- Re: Enjoy Club ( No.977 )
- 日時: 2012/02/06 22:21
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
あげますー
このスレほっとくと流れて消えちゃうなぁ……怖いなぁ……><
アオゲラさん>
返信遅れました; すみません><
とりあえずこの小説を見つけてくださってありがとうございます……!!
1章は完結しましたが一応2章も続いているので、もしお時間があれば少しづつでも読んでくださるととてもうれしいです^^
時間ができたらアオゲラさんのも読んでみます!
ちょっと今忙しいのでたぶんしばらくムリですが……><
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.978 )
- 日時: 2012/02/07 00:35
- 名前: ぱちもん (ID: XEdQHCzw)
この更新の数に度肝抜かれた
読む前からすごそう
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.979 )
- 日時: 2012/02/28 15:15
- 名前: 月読愛 ◆YUGvIhJsVY (ID: 1/l/Iy6H)
- 参照: http://koebu.com/koe/06f590152675cdfce09be84cb0adcea85b6beb82
友桃様へ
こんにちわ、お久しぶりですの!
去年の9月くらいのことなので、お忘れになっているとは
思いますけれど、この度ご依頼されていたcvが完成しましたので
ご報告させていただきますわ^^
また、更新がなかなか進まず、公開が大幅に遅れてしまいましたことも
お詫び申し上げます;
申し訳ないですの><
URLに添付してありますのが、完成したものになりますので
お時間があるときにでもお聞きいただけると嬉しいです!
また、お手数かけますけれど、リク掲示板の方にですね
感想などいただけるとありがたいです。
これからに活かしていきたいなと、思いまして……
ご依頼ありがとうございました!
またお会いできるのを、楽しみにしておりますb
失礼しましたわ。
- 祝!!参照イチマn・・・・・・・・マジか(苦笑/汗) ( No.980 )
- 日時: 2012/03/02 08:09
- 名前: ARMA3 ◆80E.zojjrI (ID: OHW7LcLj)
お早うございますっ!
そろそろ返信数が、限界に近づきつつあるので、コメ控えておりましたが、さすがにこれは祝うべきかと。。。。。
【祝】10,000突破ぁ!!
最初のころは、レス数、参照数100単位で突破するたびにでお祭り騒ぎしてましたが、この数字は。。。。。。作者でなくても感慨深いですねぇ。
どうも、失礼しました〜〜
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.981 )
- 日時: 2012/03/03 16:35
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: okMbZHAS)
- 参照: http://ameblo.jp/suzaku-runa/
お久しぶりですっ。
ここにコメントするのは随分久しいですねぇ(笑)
今回の用件はARMA3さんのコメを見てなんですが……
おめでとうございます!!!!
え、参照1万(爆)とか本当に越しちゃうもんなんですねぇ。
ちょっと驚きです。
というかそんな数字を叩き出したこの作品及び友桃様が素晴らしい!!(ぇ
ではでは、これからも執筆頑張って下さい♪
- 参照10000突破!! ( No.982 )
- 日時: 2012/03/08 07:24
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
参照がとうとう10000突破しましたー!!
参照の数字見たとき無茶苦茶びっくりしました(笑 なんか変な数字がある……!!みたいな(笑
この数字をみることができたのも、この小説をここまで続けることができたのも、この小説を読んでくださっている皆様のおかげです!!
本当にありがとうございますm(__)m
これからもどうにか時間を作って続きを書いていきたいので、よろしければもう少し(?)お付き合いください!
改めて、ありがとうございましたm(__)m
ぱちもんさん>
返信が遅れてすみません……!!
来てくださってありがとうございます^^! 随分前からなかなか新しいお客様におめにかかれていなかったので、いつも以上にすごくうれしいですv
更新数の無駄に多い小説ですが、もしお時間があれば少しでも読んでいただけるとうれしいです^^
ぜひまたいらしてくださいねー♪
愛さん>
了解しましたー^^
報告ありがとうございます!
ARMA3さん &(朱雀*@).゜.さん>
とうとう10000です!
本当にお二人をはじめとするお客様方のおかげです><!!
ありがとうございますm(__)m
しかもお客様の方から祝っていただけるなんてうれしすぎます、ほんと何度お礼を言っても言いたりない……!!
企画をやっている余裕はなさそうですが、これをまた励みに本編続き書いていきたいと思います^^
本当にありがとうございました^^
p.s.どうでもいいですが、私の特に必要なさそうなコメント消していこうかなぁと思ってます。残り返信数余裕ができることを祈って^^
それではまた(^^)/
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.983 )
- 日時: 2012/04/18 12:24
- 名前: Lithics ◆19eH5K.uE6 (ID: T3U4YQT3)
こんにちは、Lithicsと申します。
雑談板の参照から飛んで、まだ途中なのですが読ませて頂きました!
もう2章の方があるみたいで、どちらにコメントすべきが悩みましたが、こちらに失礼しますね。
や、参りました。
あまり頻繁にはコメディー・ライトの方に来ないのですが、もっと早くこれを読めていたらという感じですw
綺麗な水のような文で読んでて疲れないのもありますし、キャラが皆してほんと良い味出してます。主人公の敬語口調が可愛い……こんな子が居たら、倍率高そうですねw
いずれ、直ぐに2章の方へお邪魔出来るように読み進めて行きたいです!では、更新頑張って下さい。
- Re: Enjoy Club ( No.984 )
- 日時: 2012/04/19 06:11
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
>>Lithicsさん
こんにちは^^! ここでははじめましてですね^^
コメントありがとうございますm(__)m
久しぶりの新しいお客様、すごいうれしいですー!
なんだかとてもうれしいお言葉が……!!
どうもありがとうございますm(__)m 私の文章なんかまだまだ全然ですけど、やっぱりほめられるとうれしかったりv←
でもたぶん2章入るころからやたらと台詞が減ったり文章固くなったりするかもしれません(;_;)
なんか去年くらいから私の中でいかに台詞を減らして地の文で書くかっていうのがマイブーム(?)になってるっていう謎な状況にあるもので……^^;
てかレポートみたくなっちゃってるきがする(笑
なので、気をつけてください(ぇ
そしてキャラまでほめてくださってる……!
私親バカなんで← この小説のキャラすごい気に入ってるので(笑
2章入ってからもまたキャラ増えちゃうんですが、混乱しないといいなぁ……
それではあらためてコメントありがとうございました^^!!
ぜひまたいらしてくださいv
お互い更新頑張りましょう♪
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.987 )
- 日時: 2012/11/02 02:31
- 名前: 扉 (ID: u5fsDmis)
おひさしぶりです…!
覚えていらっしゃるでしょうか、勿忘草ですσ(^_^;)
やっぱりカキコが好きで、舞い戻ってきたのですが
ソッコーで友桃さんのところに来てしまいました(笑)
そして、折角なので、初めから読み返しています。
やっぱり、風也くんがカッコよすぎる…!
ウィーくん好きだったはずなんだけどなあ(笑)
早く2章に追いつきたいと思うので、ドキドキしながら読ませていただきます!
友桃さんの小説読んでいたら、創作意欲沸いてきちゃいます(笑)
近々スレ立てようかなぁ(>_<)
それでは、長々と失礼しました。
- Re: Enjoy Club ( No.988 )
- 日時: 2012/11/02 19:03
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
- 参照: http://ameblo.jp/aozor-aqua/
>>扉さん
なんかもうこの感動をどう伝えればいいのやら……!!!
お久しぶりです勿忘草さん、いえ、扉さん……!!
もちろん覚えております! 大好きな勿忘草さんですもん!!
むしろ私の事を覚えていてくださって本当に光栄です。なんだかなつかしいお客様がまた顔を出してくださるって本当にしあわせだなぁ^^
ウィーくんはなんだか後半になるにつれて影が薄くなっちゃってるようなので、最近かっこいいシーン(?)書きましたv笑
風也はお気に入りだけど、書きにくいこと^^; 作者にも彼が何を考えているのか最近よくわからないです← 白波に関してもそうなんですけど。
扉さんの小説ぜひまた読ませていただきたいです!!
あと私も扉さんのコメを見てテンション急上昇しまして、勉強放り出してついさっき最新話書きおえました←
……午前中ちょっと勉強したからいいんだ。小説書きたくてしょうがなかったし……って心の中で言い訳してます。
でもやっぱ小説書くの楽しいですね^^ いま書いてて思いました。
スレ立てたらぜひ教えてくださいー!
ではではこれからもよろしくお願いしますm(__)m
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.989 )
- 日時: 2012/11/16 15:47
- 名前: 扉 ◆39VlOKaPKo (ID: vnwOaJ75)
こんにちはー!
読みました!一章読破しましたよ\(^o^)/
もう、なんて言って良いのかまったく分からないけれど、
ものすごくものすごく、胸が高鳴っているのは確かです(笑)
ラストシーンがいいですね、終わりじゃないんだ始まりなんだって、実感させられました(^ ^)
そして、読んでる途中には何度も、あーちゃんになりたい…!って思ってました(笑)
いろいろとおいしいポジションですよね、風也の彼女とか彼女とか彼女とか!←
はい、すっかり風也にやられてしまいました。過去話良すぎです…!
下橋のみんなが、一気に好きになりました。
ワリとE・C重視に読んでたんで、大逆転ですよ(笑)
これからが気になります、ドキドキしてます…!
また2章のスレにもお邪魔しますね\(^o^)/
- Re: Enjoy Club ( No.990 )
- 日時: 2012/11/16 23:02
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
>>扉さん
うれしすぎてとびあがってしまいそうです←
1章読破してくださったとか……!! いやほんと、ほんっとにうれしいです……!!
胸が高鳴ってるってなんだか作者としてはうれしい感想ですv
あとラストも気に入っていただけたようでうれしい限りですv あれっ、なんかうれしいことばっかv笑←
わかります(ぇ
あーちゃんのポジションいいですよね!!
前、E・Cの人物相関図載せたときに(2章で載せたかな?)朱雀さんと誰の位置がいいかってお話をしたような気がします^^ 朱雀さんはえれさまだったかな^^? 私はあーちゃんですv えれさまと風也に挟まれるとかいいですよね←
でも最近あーちゃんと風也いちゃいちゃさせてあげられてないんですよー><笑 たまにはデートの話でも書くかな。。。
なぜか下橋の過去バナが読者の方に好評なんですよね(笑
下橋大好きな私としては万々歳なのですが、なんでこんなにご好評頂けるのか不思議です^^;
わ〜でも下橋のみんな好きって言っていただけるなんて幸せですーv
扉さんのドキドキが止まらないように頑張ります!!笑
たぶん2章はシリアスな空気がなが〜く続くのでがんばってください(ぇ
コメント本当にありがとうございました!!
また2章のスレでお会いできたらうれしいです^^
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.991 )
- 日時: 2013/01/13 18:16
- 名前: ARMA3 ◆80E.zojjrI (ID: 7lLc0QEy)
神出鬼没なモノです。ご無沙汰しております。
1章の紹介文書こうとして、ちょっとエピローグ読んでみたら、やばい、、、、、(泣)
やっぱ、理由抜きに凄いな。。。。
(物凄く真顔で...)「ということで、アップなのです!」(亜弓)
(追伸)ほかににコメントついたら、このコメは即消してくださって構わないです。
レス数残り僅かなので。。。。
- EC(1章)の紹介文書きました ( No.992 )
- 日時: 2013/01/14 23:23
- 名前: ARMA3 ◆80E.zojjrI (ID: KZXdVVzS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3a/index.cgi?mode=view&no=10027
こんばんは〜〜!
当方のスレに、EC(1章)の小説紹介文書きましたので、ご連絡いたしますっ。
URLに当方のスレのURL貼り付けておきますので、そこのNo.109の記事が、紹介文です。
お時間あるときに、見ていっていただけるとありがたいです。
それでは、また〜〜!
- Re: Enjoy Club ( No.993 )
- 日時: 2013/01/27 09:41
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
>>ARMA3さん
ごめんなさい返信が遅れてしまいました……><!!
あげてくださってありがとうございます(*^^)/ ていうかあげてくれたのあーちゃんなのね(笑
もうあげる機会なんてそうないので助かりますv
あとあと、
紹介文書いてくださったんですか……!! こんなだらだらと長い小説の紹介文書くの、大変だったんじゃないですか?
ほんとすごいうれしいです……!!(号泣;) どうもありがとうございます!!
これあげたら読みにいきますv
それではあらためて本当ありがとうございました!
ぜひまたいらしてください♪
- グッチ バッグ ( No.995 )
- 日時: 2013/04/15 10:24
- 名前: グッチ バッグ (ID: qE7xYJzO)
- 参照: http://www.cheapguccibagsonsales.com/
お世話になります。とても良い記事ですね。
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.997 )
- 日時: 2013/06/19 18:02
- 名前: 苺莢 (ID: SyxKXH7O)
あ、どうも 友桃さん
私、友桃さんにコメントをいただいたところで、ぽちっと押してみたらここが開けまして……
ちらーーっと読んだところ
すっごい内容が深々してて「プロローグ」にものすごく浸透させられました…(つまりひかれたということです。)
これからも ちょくちょく来ますので!!
- Re: Enjoy Club ( No.998 )
- 日時: 2013/06/20 23:16
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
>>苺莢さん
こんばんは!
ふらっと見に来たら苺莢さんのお名前があったのでびっくりしました! とってもうれしいです(*^^*) ありがとうございますv
わぁ〜惹かれたなんてそんな……!!
でも重要な冒頭部分をほめてもらえるのはとてもうれしいです。どうもありがとうございますm(__)m
ぜひまたいらしてください!
私も苺莢さんの小説また読みにいかせていただきますv
ではでは^^
- Re: Enjoy Club ( No.999 )
- 日時: 2013/09/23 22:40
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
参照が13000超えましたー!
読んでくださっている読者の方々、どうもありがとうございますm(__)m
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1000 )
- 日時: 2013/09/23 22:57
- 名前: ◎Syaーbetto◎ (ID: zT2VMAiJ)
◎Syaーbetto◎といいます!!
めっちゃオモロイ作品ですね!!
尊敬します!!
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1001 )
- 日時: 2013/09/23 23:42
- 名前: 氷 (ID: tOcod3bA)
初めまして!
結構長いですが、最後まで読ませてもらいますね!
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1002 )
- 日時: 2013/09/23 23:43
- 名前: 氷 (ID: tOcod3bA)
本当に書き方が上手くて尊敬しますよ!
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1003 )
- 日時: 2013/09/23 23:44
- 名前: 氷 (ID: tOcod3bA)
これで第1章て結構長いですね
時間が必要になりそうです
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1004 )
- 日時: 2013/09/24 01:44
- 名前: 赤 (ID: tOcod3bA)
おひさしぶりです友桃
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1005 )
- 日時: 2013/09/24 18:00
- 名前: ゆみ (ID: tOcod3bA)
ベストな小説ですん!
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1006 )
- 日時: 2013/09/24 18:28
- 名前: かち (ID: tOcod3bA)
質問したいんですがよろしいですか?
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1007 )
- 日時: 2013/09/24 19:23
- 名前: 赤 (ID: tOcod3bA)
忙しいですか?
返信待ってます
- Re: Enjoy Club ( No.1008 )
- 日時: 2013/09/25 21:36
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=24099
>>◎Syaーbetto◎さん
はじめまして^^
琥珀さんのスレでお見かけしていたのではじめましてなかんじがしませんが(笑
コメントどうもありがとうございます!
とてもうれしいお言葉ありがとうございます!
正直尊敬できるような代物では全然ないですが、もしお時間があったらちょっとでも読み進めてやってくれるとうれしいですー!
あと厚かましいお願いなのですが、そろそろこのスレ返信数が残り少なくなってきたので、もしコメントとかアドバイスとか下さる場合は2つ目のスレ(↑参照からとべます)におねがいしますm(__)m
あらためてコメントどうもありがとうございました!
ぜひまたいらしてください(^^)/
>>氷さん
はじめまして^^
コメントどうもありがとうございます!
はい、無駄にだらだらと長いんです……><
読むの大変かとは思いますが、もしお時間がありましたらちょっとでも読んでくださるととてもうれしいです(*^^*)!
あと厚かましいお願いなのですが、そろそろこのスレ返信数が残り少なくなってきたので、もしコメントとかアドバイスとか下さる場合は2つ目のスレ(↑参照からとべます)におねがいしますm(__)m
それではコメントどうもありがとうございました!
ぜひまたいらしてください^^
>>赤さん(かちさんと同じかな^^?)
はじめまして。
お返事遅れて申し訳ないです><
質問ってなんですかー^^?
あ、そろそろこのスレ返信数が残り少なくなってきたので2つ目のスレ(↑参照からとべます)のほうに質問おねがいしますm(__)m
- Re: Enjoy Club ( No.1010 )
- 日時: 2014/04/20 22:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
続きを書く書く詐欺をしていましたが、本日ようやく2章更新しました!
ってことでこっちも上げさせていただきます。
コメントをいただけたら泣いて喜びます← 気軽に読める量ではないかもしれませんが(笑)、お気軽にお声かけくださいませm(__)m
- 参照14000突破\(^^)/ ( No.1011 )
- 日時: 2014/04/25 06:18
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: KZXdVVzS)
今日見たら参照が14000突破していましたー!
コメントを残してくださった方や、ちょっとでも興味を持って読んでくださった方のお陰です。
本当にどうもありがとうございましたm(__)m
2章も週1ペース目指して更新していきたいと思いますので、もう少しお付き合いいただけるとありがたいです^^
ではでは
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1013 )
- 日時: 2017/08/31 00:07
- 名前: 管理人 ◆cU6R.QLFmM (ID: QYM4d7FG)
管理人です。
小説の移動が完了しました。
ご確認ください。
- Re: Enjoy Club =第1章完結= ( No.1014 )
- 日時: 2017/08/31 22:31
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: TaIXzkpU)
>>管理人様
お忙しい中ご対応くださりほんとうにありがとうございました。
★この1章のスレッドは残りの返信数が少ないのであまり上げない方向で行きたいと思います。
この長いお話を読んでくださる方はなかなかいらっしゃらないかとは存じますが、もしコメントを残してくださる方がいらしたら、お手数ですが2章の方のスレッドにお願いいたします。
ともも
- =登場人物いちらん= ( No.1015 )
- 日時: 2019/06/02 23:28
- 名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: U7ARsfaj)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=10986
2章と同じく、トップページ長くてスクロール大変なのでこちらに移します。
★自分であげておいてなんなのですが、残り返信数少ないので、もしコメントをくださる方がいらっしゃいましたら2章のスレにお願い致しますm(__)m
(コメント自体は泣いて喜びます。2章のスレは参照のURLから移動できます)
=登場人物いちらん=
・友賀 亜弓 (ともが あゆみ)
・荒木 恵玲 (あらぎ えれ)
・紫苑 風也 (しおん かざや)
・ウィル=ロイファー
・有希 白波 (ゆうき しらは)
・棚妙 水希 (たなだえ みずき)
・芝崎 功 (しばさき こう)
・月上 有衣 (つきがみ ゆうい)
・三和 伸次 (みわ しんじ)
・蓮田 夜ゑ (はすだ よえ)
・谷田 津波 (たにだ つなみ)
・沢田 美久 (さわだ みく)
・幸崎 静音 (こうさき しずね)
・町田 美沙 (まちだ みさ)
・小松 幸道 (こまつ ゆきみち)
・大崎 影晴 (おおさき かげはる)
・天音 (あまね)
・天銀 (あまがね)
〔後半から登場or2章メイン登場〕
・篠原 扇 (しのはら おうぎ)
・安藤 園香 (あんどう そのか)
・富永 春妃 (とみなが はるひ)
・神崎 迅 (かんのざき じん)
・風香 (ふうか)
・友賀 葵 (ともが あおい)