コメディ・ライト小説(新)

*E・Cラジオ* NO.9 亜弓&恵玲 ( No.361 )
日時: 2019/03/24 21:57
名前: 友桃 ◆NsLg9LxcnY (ID: 7hsLkTT7)

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恵玲えれ「(ちょっと亜弓あゆみ、早くしてよ、何してんの)」

亜弓「(えっ、もう始まるんですか!? 私まだクレープ食べ終わってな)」

恵玲「(いいから始めるよ! せーの!)」

亜弓「えっ、『Enjoy Club』の~」

亜弓&恵玲「振り返りラジオ~! パチパチパチパチ~」

亜弓「……『Enjoy Club』って何ですか」

恵玲「あんた今自分で言ったんじゃん」

亜弓「原稿読まされただけなのです!」

恵玲「そんなのいいから置いといて、みなさん、こんにちはー! 主人公の、荒木恵玲です」

亜弓「主人公は私なのです!」

恵玲「今日は、あたしたちが登場するお話を、ばばばっと、ものすごいざっくり振り返りたいと思いまぁす」

亜弓「すごいですね」

恵玲「すごいんだよぉ。でもね、実は亜弓がいるとものすご~く振り返りにくいから、ちょっとあっち行っててくれる?」

亜弓「え!?」

恵玲「いや、ほんとに。あんた今、何も覚えてないことになってるから」

亜弓「覚えてないって、何をですか!?」

恵玲「何をって、例えば、あんたの愛しの風也かざやくんが色々勘ぐって、あたしのことをストーカーしたこととかぁ」

亜弓「え? ストーカー?」

恵玲「そのおかげで、色々ばれちゃって大変だったこととかぁ」

亜弓「え、全然話がわからないんですけど」

恵玲「だからあんたは記憶消されてるんだって。しかもそのあと、急に影晴かげはる様が勢力拡大するっておっしゃって、なんだか今不穏な感じなんだよね……」

亜弓「かげ……? せいりょく……?」

恵玲「しかも白波しらはくんはまた音信不通だし」

亜弓「だから誰なんですか、その変わった名前の人は」

恵玲「ちなみにあんたは今、風也くんに恨みを持った不良にからまれてたところを、ウィルくんとみぃちゃんに助けてもらったところだからねっ。ふたりとも任務の途中だったんだから、感謝してよねっ」

亜弓「……もう、なにがなんだか」

恵玲「っていうことで、色々あるけどがんばってまぁす。あとよく知らないけど、お隣のグループがす~ごい大変みたい! みんな、応援よろしくねー!」

亜弓「私、主人公なのに~……」



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あーちゃんが相変わらず不憫だった……笑