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第１話 転生場所は最悪なんですが

此処は何処だ。森か？
うん？あまり違和感無いな。神様のプレゼントかな？まずは…ステータスって念じるのか。ゲームみたいだな。

ユウキ・カトウ
Lv.１
種族 転生者
魔力 １００
筋力 １００
体力 １００
精神力 １００
素早さ １００
幸運値 ５０
スキル
取得スキル

ふーん。本当にゲームだなぁ。
強いのかよく分からん。
種族が転生者って大丈夫か？
後はスキル。
この「取得スキル」ってのはなんだろう？詳細と念じると説明が…
《取得スキル》
自分がしたことを全てスキル化し、手に入れることが可能。また、自分がスキルを見るなど、知識を手に入れることで、取得可能。

チートだな、おい。確かにスキルはランダムとか言ってたけどさ。
まぁ、まずは探索するか…
『《索敵スキル》を手に入れました。』
は？いきなりチートが炸裂してるよ？有り難く使わせて頂きます。
索敵と念じると、うおっ！
マップみたいなのが…待てよ、まさか
『《マップスキル》を手に入れました。』
脳内にメッセージが流れた。またかよ！
本当にチートだあー。マップと念じるとマップも出てきた。索敵と合わせて使えるんだな。何々、此処は…『魔獣の森』ダンジョンだと…。
最悪の転生場所だよこの野郎〜！

第2話 魔法スキルゲット

困った。ダンジョンだと…！迷宮だぞ、迷宮。転生場所もランダムでも、ダンジョンはないだろう。あの神様、本当にテキトーだなぁ。生き残るために、サバイバルをするのか。今すぐ、死ぬフラグが立ちそう。
「さて、探索するか。」
《索敵スキル》を使ってみる。マップも出てきた。出口は…見えん。
何キロ範囲とかあるのか？そういえば詳細を見てなかったな。

《索敵スキル》Lv.１
索敵が可能。しかし、範囲は自分から１０メートル範囲しか働かない。
Lvを上げるごとに広くなる。赤い点が、自分が認識する敵である。青い点は味方、黄色い点はどちらでもない生物である。

《マップスキル》Lv.１
索敵スキルと同様、１０メートル範囲しか働かない。Lv上げをしよう。広くなるぞ。

マップスキルだけ妙な説明だな！
まぁ、使えるから使うけど。
うん？赤い点が敵って、ちかっ！
逃げられないかな。っと思った矢先…。

虎の魔獣が目の前に現れた。でかいんですけど…。サーベルタイガーみたいだな。
《鑑定スキル》Lv.１
物体の効果や名前などの情報を得ることが可能。Lvを上げるごとに得られる情報が増える。

なんか慣れてきた。さて、鑑定スキルを使ってみるか。

ファイヤータイガー
Lv.75
牙が鋭く、火属性の魔法を使ってくる。

Lv高くない？勝てる気ないんだけど。
うおっ！火球を撃ってきたんですが！俺、装備ないよ。というか、どうやって倒すんだよ！

『《火属性魔法スキル》を手に入れました。また、《火属性耐性スキル』を手に入れました。』

有難い。死ぬところだった。魔法で、なんとかするしかない！

第３話 初めての討伐、Lvアップ

「ファイヤーボール!」
なんとなく言ってみた。すると、火球が現れた。直径約３０センチだろうか。俺が、魔獣の方に指差すとその方向に向かっていった。そして、当たった。
「グァゥゥゥ！」
効いてんのか？燃えているんだけど。でも、即死の一撃じゃないな。やっぱり物理攻撃か。武器は持っていない。殴るか。
漫画とかじゃ、魔力を相手の体内に放出すると内部破裂するとかあったな。一か八か、やってみるか！
拳に魔力をってどうやって？力を込めるのか？まぁやるか。意識をして体を巡っている何かを感じる。それを拳に込めて…
「うぉぉぉ！」
殴って、放出！
「ウギャャャャ！」
血を吹き出して、倒れた。やったぜ！生きている感動で涙が出てきた。

『《拳闘士スキル》を手に入れました。また、《魔出拳》を習得しました。』

空気を読めよ。このチートスキルさんよ。

『Lvが上がりました。』

初めてのLvアップだわ。ステータスを見てみるか。

あらすじ＋お知らせ

主人公、ユウキ君の異世界で彼女を作る話。チートです。チート大好き。まだ、彼女は出来ないです。童貞を頑張って卒業してほしいですネ。

18歳以上専用の方にユウキ氏の前世を大まかですが書きました。知りたい方はどうぞ。大人向けに投稿しました。(多分)名前はまんまなので、こあくで出てくるかな？

あとがき

最近初めましたので、文才のなさが、滲み出てきます。雑談ですが、文才って80%以上遺伝らしいですね。悲しい現実ですよ、ほんと。
私は文が長いのでなんとかしたいです。頑張ります。それでは、ここまでお付き合いいただき有難うございます。

第４話　ステータス確認

ステータスを確認しようか。Lvがどれだけ上がったか見たいし。

　ユウキ・カトウ
Lv.1３
種族　転生者
魔力　４３２７
筋力　１８５７
体力　２９７８
精神力　３４２９
素早さ　３２０８
幸運値　５３７８
スキル
取得スキル　探索スキル　マップスキル　鑑定スキル　火属性魔法スキル　火属性耐性スキル　拳闘士スキル

なんかステータスがめっちゃ上がってるよ！おかしいだろ！まさか…。と思って転生者の詳細を見ると…

《転生者》
ステータスの上昇値を５倍する。また、幸運値は１０倍する。スキルは３倍。

神様、大丈夫？テキトーすぎる。幸運値だけ何故１０倍なのか。
まあ、これでチートになれる。あれ、涙が出てきた。
あとは、スキルか。取得スキルはLvがないっぽいからな。他のスキルを確認しよう。

《探索スキル》Lv.７
索敵が可能。範囲は自分から１０キロメートルである。

《マップスキル》Lv.７
範囲、１０キロメートルのマップの情報を表示する。

《鑑定スキル》Lv.７
鑑定が可能。ステータスも鑑定できる。

《火属性魔法スキル》Lv.６
火属性魔法、上級まで使うことが可能。

《火属性耐性スキル》Lv.６
火属性耐性がつく。３割軽減する。

《拳闘士スキル》Lv.７
拳闘ができる。『魔出拳』が使用できる。

《魔出拳》
相手の内部から破裂させる。名前のセンスの無さは発動したお前のセンス。

最後のは傷ついた…。悲しい。まあ、これでステータス確認は終わっ…

『職業に拳闘士、魔法使いが追加されました。また、職業スキルを取得しました。』

…てなかった。職業なんてなかったな、さっきまで。無職だったのか俺。

《拳闘士》Lv.１
筋力に補正がかかる。Lvが上がるごとに補正が多くなる。

《魔法使い》Lv.１
魔力に補正がかかる。

《職業スキル》
複数の職業をつけることが可能。職業Lvの上昇値が３倍になる。

どんどん人間をやめてきた気がする。
…ダンジョン攻略、しますか。

第５話　ダンジョン攻略Ⅰ

『《自動回収スキル》を取得しました。ドロップアイテムを回収します。《インベントリー》を取得しました。』
ああ、虎のか。ええっと、インベントリーっと

ドロップアイテム
《炎虎牙》レア
火属性を持っている。

《炎虎皮》レア
火属性耐性を持っている。

《炎帝剣》レジェンド
太古の昔に造られた。適正が無くても、炎帝の加護で火属性が扱える。苦手な属性関係なく、ダメージが３倍。

希少さは下から、ノーマル、レア、スペシャル、レジェンド、ミソロジーの順だ。よし、装備しよう。

ダンジョンとは、魔物が住み着く場所。最後のボスを倒すと消滅、または新なボスを生成するらしい。ボスはダンジョンの最奥地に存在しているっぽいな。
「どうするか…。」
攻略しなくてもいいけど、出られる可能性は低いしなぁ。そう悩んでいると…
「ギャァァァァァァ！」
「おいおい、またかよ！」
今度は、熊みたいのだ。鑑定を使うと…

スターベアLv.８３
全属性の魔法を使う。爪で攻撃してくる。弱点が無い。

俺は炎帝剣で攻撃した。
「うおっ！」
やっぱり、使いなれてないな。振り回してるだけだし。相手が巨体だったから当たったのが、唯一の救いだ。俺の幸運値に感謝。

『《剣術スキル》を取得しました。職業《剣闘士》を取得しました。』

もう一撃、と思うと少し扱いやすかった。チート有難う。
「っつ！」
熊が水球を打ってきた。それを何とか避けて、攻撃する。
「よしっ！」
熊の体制が崩れる。頭に狙いを定めて…
「おりゃぁぁぁぁ！」
勢いよく切り込む。当たった。そして、
「グラァァァァ！」
絶命した。…


疲れるな、戦闘は。

『Lvが上がりました。《水属性魔法スキル》を取得しました。ドロップアイテムを回収しました。』

　ユウキ・カトウ
Lv.３１
魔力　１２８０６/４０００
筋力　７９８４
体力　９３５０/２７３３
精神力　９８０７
素早さ　９６８９
幸運値　１６３９４
スキル
取得スキル、探索スキル、マップスキル、鑑定スキル、火属性魔法スキル、火属性耐性スキル、拳闘士スキル、職業スキル、自動回収スキル、インベトリー、剣術スキル、水属性スキル
職業
拳闘士、魔法使い、剣闘士
装備
炎帝剣

はは、すごーい。人間やめられそう。…確認するか。

《自動回収スキル》
ドロップアイテムを自動回収する。

《インベントリー》
容量無限、時間停止機能がついている。

《剣術スキル》Lv.７
剣術が使える。《カトウ流剣術》を使用する。また、他の流派も自分のものにできる。

《水属性魔法スキル》Lv.１
水属性魔法が使える。初級魔法しか使えない。

ドロップアイテム
《星神のコート》ミソロジー
全属性耐性が付与されている。

《彗星の銃》ミソロジー
誘導銃。使い手の魔力を消費し、流星群を落とす。

最高ランクの物が二つ…。チート幸運値。神様、有難う。
「ラスボス、狩りに行こうか。」

第６話　ダンジョン攻略Ⅱ

「どんだけ出てくるんだよ…。」
面倒臭い、こいつ。分身体が多い。
「貴様は何者だ！上級悪魔と同等に戦えるものなど…。まさか、貴様も悪魔か！」
「人間だよ。ていうか、退いてそこ。」
疲れた。上級悪魔とか知らないけど。
「隕石落下メテオシュート」
ラスボス部屋へ来たらこの様。話長い悪魔としか覚えていない。
『《魔獣の森》のマスター権利を貴方に譲渡します。』
２週間ぐらい、連戦してたから疲れた。

　ユウキ・カトウ
Lv.１７６
種族　転生者、怪物、超越者
魔力　２４８６２４/２３７９６９
筋力　１７２９８０
体力　２０９４７８/１８７９６９
精神力　１９４０８３
素早さ　１９８６７９
幸運値　３６９５８４
スキル
取得スキル、世界視スキル、全属性魔法スキル、全属性耐性スキル、魔剣術スキル、
魔法創造スキル、錬金スキル、魔拳スキル、職業スキル、インベントリー、武器生成スキル、付与スキル、開拓スキル、建築スキル、、完全隠蔽スキル、生産スキル、身体能力スキル、手加減スキル
職業
錬金術師、魔剣士、魔闘士、魔術師、鍛冶師
装備
星空のコート、彗星のソードライフル、恒星のソードライフル、宇宙の靴
称号
魔法王、創造者、剣聖、討伐王、闘神、魔物の敵、超越者

色々とおかしい。神様テキトーすぎるにもほどがある。初めてLvが、１００以上あることを知ったときも驚いたけど、闘神はもっと驚いた。懐かしい。さて、これからどうするか。世界視を使うか。

近くに街は…あった。聖国って国か。１００キロ先かぁ。遠いな、空飛ぶか。時速１００キロくらいだし。ああ、人に会いたい。会話したい。