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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 透明なもの。【感想募集中(´○`)/】 ( No.17 )
- 日時: 2018/05/15 22:54
- 名前: sara (ID: xStpW3P0)
こんにちは。お久しぶりです。saraです。
最近、家族が蒟蒻ゼリーにハマっています。果汁のみずみずしさがダイレクトにきて、大好きなんですよね~♪
そんなみずみずしくてフレッシュな甘くて酸っぱい小説目指してがんばります。
では本編、どーぞ。
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前回のあらすじ
予想外の状況に焦りながらもはるを誘うはじめと、はじめからの誘いにウキウキ気分のはる。
いよいよ放課後。二人の恋が揺れ動く!
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◇
「行こっか」
はじめが言った。
その笑顔が眩しくて、胸がギュってする。
私はポケットにスマホを入れ、歩き出す。スマホは楓と通話したまま。
ついていくとうるさかったから、ユリの意見でこうした。
私達は、無言で歩く。
電車に乗る。
同じ駅で降りる。
まわりからみたら、カップルに見えるのかな……
時々そんなことを考えてしまう。
胸のドキドキが止まらない。
「ここいこーよ」
はじめが指指した先には公園。
家の近くにこんなところがあったのもしらなかった。
二人でブランコに乗る。
…………。
話すタイミングがつかめない。
なんて話せばいいんだろう。
「あのさ」
はじめが急に行った。
これ、とはじめが差し出したのは、『山本はるへ』とかかれた一通の手紙。
え。これって……!
胸が苦しい。
「朝、はるが落としていった」
「え?」
とたんに私の頭にはてなマークが100こほど浮かぶ。
「誰から……?」
おそるおそるきく。
「わかんない」
下を向いて言うはじめ。
これって、
ちがうじゃん。
はずかし……
涙が雫になってほほを濡らす。
「え……」
急にオドオドしはじめたはじめ。
だって……だって……
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