コメディ・ライト小説(新)

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.106 )
日時: 2019/03/24 18:30
名前: *叶* (ID: k5KQofO8)

~喧嘩するほど仲がよい?~

「春香…やけ食いは太るわよ…?」

お千華ちゃんが、気遣うように私を見つめる。
でもね…っ!

私はお千華ちゃんの有り難い忠告をスルーし、モキュモキュと団子を口に詰め込んだ。

やっぱりお団子は美味しいなあ…。

味わってから飲み込もうとすると。
団子が喉に絡みついて飲み込めないっっ!
く、苦しい…!

「ほぅら、やけ食いなんてするからっ」

お千華ちゃんは呆れたように笑いながら、お茶を差し出してくれた。

慌ててお茶を流し込み、なんとか団子を胃に配達した。

「で、春香」

お千華ちゃんは微笑みながら私の目をじいっと見つめて、

「なんでやけ食いしたか、教えて?」

と訊いた。

んんんっ!
なんでやけ食いしたかって…。
ものすごいくだらない理由なんだけど、と断ると。

「くだらなかろうと教えて!友達でしょ?」

と返された。

言うかあ…。
私はしぶしぶ、やけ食いの理由を思い出す。
                
            

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.107 )
日時: 2019/03/26 16:44
名前: *叶* (ID: k5KQofO8)

そう、大喧嘩のきっかけは些細な事だった。

「じゃじゃ馬娘、掃除ありがとうな」

平隊士の相田さん(恐らく相田という名前だったような…)が、私に少し礼をする。
そして軽く私の頭を撫でた。

ふふっ!
こんなに喜んでもらえると掃除した甲斐があったもんだ!

と私がひとしきり喜んでるときに、藤堂さんが通りかかった。

「…そこ、何してるんですか…というか相田さんは巡察の時間でしょう」

珍しく藤堂さんの声が怒りを含んでいるように聞こえた。

相田さんは慌てて巡察へと走り出していった。

取り残された私と藤堂さん。
ん~…なんか重い雰囲気…。

「なんであんな事をしてたんですか」

藤堂さんが口火を切る。
あんな事…?
頭を撫でられた事かなあ?

「いや、感謝されただけですよ?」

別におかしくはないよね?
と、私は思って言ったのだけど…。
                               

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.108 )
日時: 2019/03/30 10:53
名前: *叶* (ID: k5KQofO8)

【1700記念!+近況報告←】

1700突破です!
ありがとうございますm(_ _)m

読んでくださっている皆様のおかげです!

感謝しきれないほどですが…ありがとうございます!(語彙力) 


*近況報告←

只今、スランプ中です((
なので本編投稿が少し遅れるかもしれません。

インスピレーション待ちなのでね…本作コレは。
プロットにしてない作者の浅はか故に起こった事態です、これからはスランプにならないよう、頑張ります。

これからも今作をよろしくお願いしますm(_ _)m
    

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.109 )
日時: 2019/03/31 21:59
名前: キイチ ◆V9lDD2BSz2 (ID: lh1rIb.b)

 初めまして、キイチと云う者です。

 叶様のこの小説を読んでる者の一人なんけど、テンポがむっちゃ良くて区切り方がとても上手い何回も読める、何回も読みたくなって気付いたら読んでしまうほどこの小説【乙女ゲーム的な日常…にならない!?】がめっちゃ好きや。 

 春香ちゃんの視点から始まる話が特に好きですね、高杉と春香ちゃんのやり取りが面白く夫婦めおと漫才のようで良かったです。他のキャラも中々良い性格していてどの話も楽しく読ませて貰っています!

 ただ、お千華ちゃんの読み方が分からんくて【せんか】であっているかそれとも【ちはる、ちはな】なのかが知りたいなと良ければ何処かにルビ振って頂けたら嬉しいです。

 スランプ状態は辛いですが、打破出来るよう祈りつつ、叶様のペースで更新して頂けたら嬉しいです、此れからも執筆頑張って続き楽しみにしてますね!

 閲覧【1800】おめでとさん! では、お邪魔致しました!

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.110 )
日時: 2019/04/01 17:43
名前: *叶* (ID: 5/5aatb0)

>>109 キイチ様

ありがとうございますm(_ _)m
そこまで誉めていただけるとは…ほんとに嬉しいです!
(このスレで合ってましたよね…と一瞬不安になりました←)

わぁぁ!!
ありがとうございます(〃ω〃)
楽しんでもらえているとは…!
うれしすぎてヤバいです(語彙力消失)

ご指摘ありがとうございます!
お千華のルビですね…! 
えーっと…

千華ちかですね、読み方がまぎらわしくてすいませんm(_ _)m

ありがとうございます!
早めにスランプ打破しますね(単純)
これからもなんとか頑張って更新していきます!

ありがとうございます(。・艸・) (。-艸-)) (( 。>艸<)-3
   
            

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.111 )
日時: 2019/04/04 17:05
名前: *叶* (ID: iGvI5nur)

>>107

藤堂さんは呆れたように、嘆息した。
それがなんだか馬鹿にしたように聞こえたのは、気のせいだと思いたい!

「あなたは自分がおなごだと忘れてるんですか?」

忘れるわけはないでしょ!

「おなごが屯所ココにいる、つまり士気が下がるんですよ」

ただでさえ、今もだらだら過ごしている者もいるのに、と藤堂さんはつぶやく。

そんなもの何だろうか…?

現代だとそんなに性別意識してなかったもんな、私。
それが理由でちょっといじめられたというのも懐かしい思い出だ。

「なるべく一人で行動しないでください」

えーっ。
そんなんじゃあ、お千華ちゃんの団子屋に行けないし。
女子会できないしっ──!!

「士気が下がるなら私を追い出せば良いじゃないですか!?」

藤堂さんの注意に少しイラッとしたので、そう言ってしまった。
言った直後に、我ながらなんと馬鹿な発言だ!と後悔した。
しかし、遅い。

「なんでそんな事になるんですかね!?あなたは話の流れも分かんないんですか!?」

とムッとしたらしい、藤堂さんが反論。

それからは言うまでもない。

土方さんが慌てて私を引き離し、永倉さんが藤堂さんを連れて行くまで口論ケンカをしていた…。

いや、思い出しても私は馬鹿だね!!

「春香ったらおつむが弱いのね」

お千華ちゃんが哀れむような目で私を見る。
──余計に落ち込むんですが…。

「とりあえず、謝ってきたら」

お千華ちゃん…それならやろうと思ったよ…。
でもね…。

「無視、されたからさ──」

嫌、ね、ほんとにね、辛い。
今まで仲良くしてくれた藤堂さんだからこそ辛い。

これが高杉さんとか土方さんだったらそこまで引き摺らないけど。

「うーん…そうだ!」

お千華ちゃんがポンッと手を打った。
おおっ!?
何か閃いたの!?
                                   

                

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.112 )
日時: 2019/04/05 11:28
名前: *叶* (ID: iGvI5nur)

「手鏡みたいな実用品を贈ったらどうかしら」

おおっ!
賄賂…違う違う、プレゼント!!
いいかもしれない!!

「それと、謝罪とお団子で何とかなるんじゃないかな」

お千華ちゃん、賢いなあ~。
いや、私が馬鹿なだけかも。
…うん、確かに私は馬鹿かも。

「私もついてくから買いに行きましょう」

お千華ちゃんが微笑んで言った。

もしかしてお千華ちゃんも、藤堂さんに贈り物を…?
と、問うと。

「そっ、そんな恐れ多い事…できるわけっ…!」

お千華ちゃんは顔を赤らめてブンブンと首を振った。

恋する乙女だなぁ、可愛い。

私も恋してるのにな…なんで可愛くないんだろ!?
乙女ゲームだと、1人は攻略できるハズなのにな…。

現実と非現実ゲームの違いをつくづく感じさせられた、16歳の梅雨時でした…なんか悲しい。
                        
 
   

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.113 )
日時: 2019/04/07 21:24
名前: *叶* (ID: iGvI5nur)

『ついでに可愛らしい着物姿になったらどうかしら?』

というお千華ちゃんのアドバイスにより、私はお千華ちゃんに着付けてもらい、髪も結ってもらった。

本当にお千華ちゃん優しいよぉ‥!

屯所に帰り、…ってどうやって屯所に入れば良いのか。
浅はかだ私。

仕方ない。
普通に入ろ。

「ただいま~」

私は、大声で屯所に入った。
さて、藤堂さんを探さなければっ!!