コメディ・ライト小説(新)

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.23 )
日時: 2018/11/11 21:23
名前: *叶* (ID: TjCRtQ22)

~藤堂さん衆道説~

半日のお手伝いをし終わり、屯所に戻った。

クタクタに疲れ、その勢いのまま土方さんの部屋に飛び込み眠る。

~20分後~

「ふわぁ…よく寝ちゃったな」

流石に20分ほど眠ったら目がシャッキリ。

「土方さ…わぁっ!?」

不意に障子が開かれ、可愛らしい声が聞こえる。

驚いたようにへたり込む藤堂さん。

「ね、寝てたんですか…」

本当に驚いた、と藤堂さんは小さくつぶやく。

「まあ今、起きたとこだし」

そんなに慌てないで。
彼の肩を借りて、私はよっこいしょ、と立ち上がった。
                

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.24 )
日時: 2018/11/14 16:55
名前: *叶* (ID: oaR7Ao/r)

「くっ…くすぐったいです…」

めちゃくちゃくすぐったそうな声を出したのが藤堂さん。

「みろよ、春香!藤堂の顔が蕩けて‥」

藤堂さんをからかっているのは、原田さん。

何だかなぁ。
端から見てたらさぁ…。

衆道ホモに見える…」

衆道とは!
男同士の恋愛だ。

否定するつもりはない。
むしろ肯定する。

「平助…原田さんが好きだったんですね~」

総司──沖田総司──が物珍しそうに、そしてどこか面白そうに藤堂さんをからかう。

見てて癒しになるんだよなぁ、藤堂さん×原田さんのカップリングは。

「これは…」

総司は舌を出して、ニコッと微笑んだ。

「皆に言わないと!」

土方さ~ん、と総司は走っていった。

翌日、新選組中に『原田と藤堂がデキてる』とまことしやかに噂が流れたとか流れなかったとか…。
                                  

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.25 )
日時: 2018/11/17 10:58
名前: *叶* (ID: oaR7Ao/r)

噂が流れた翌日。

「わ、お、お、俺は‥えと…」

私は、なぜか藤堂さんに呼び出された。
どうしたんだろう?

「原田さんとは…デキてなんかいませんよっ!」

えっ…。
ええええっ!?

嘘だったのか…
本当は知ってたけどね☆

わざとらしく驚くと。

「私は…」

唐突に藤堂さんの一人称が変わった。

藤堂さんの頬は真っ赤で、トマトみたい…。
紅顔の藤堂さんだから、なおさら可愛らしい。
               

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.26 )
日時: 2018/11/19 18:18
名前: *叶* (ID: u5ppepCU)

「わわわわっ…私は…、えと…」

無駄に「わ」を連呼し、藤堂さんは俯いた。

そして、何かを決意したらしく顔を上げた。

「好きです…」

む?
なにが好きなんだろう?

藤堂さんが誰かを発見したらしく、真っ赤になった。

「総司っ!」

えっ…
ええええっ!?

も、もしかして。

藤堂さんは原田さんが好き…ではなくて!?
総司のコトが…!?

愕然とする私をみて、藤堂さんは慌てる。

「ち、違いますよ!私が総司を好いてるとか…」

私にはもう、その言葉は耳に入らなかった。

「土方さーん!」

私は、副長の部屋へと猛ダッシュ!
50メートル走での最高記録超えたかも!?