コメディ・ライト小説(新)
- Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!? ( No.53 )
- 日時: 2018/12/07 19:37
- 名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)
~藤堂さんの尊敬する人はやっぱり美男子だった件~
そのほんわかした日から数日後。
私は、藤堂さんの尊敬する人がいるという江戸へ行くことに。
「お前暇だろうし、時間つぶしには良いだろうよ」
土方さんは相も変わらず無愛想。
そんな土方さんの後ろから、山南さんがひょこっと顔を覗かす。
「本当は気持ちの整理をつけたいんでしょう?」
ニコニコ笑う山南さんを土方さんは少しだけ睨んで、耳まで赤くなった。
どうしたんだろう??
──────と言うことで私は藤堂さんと二人旅。
のんびりしながら江戸に到着。
- Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!? ( No.54 )
- 日時: 2018/12/07 21:20
- 名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)
到着したのは夜のこと。
旅籠に泊まり、それから尊敬する人を訪れることに。
私に変なことはしないという約束で───藤堂さんは絶対しないと思うけども───同じ部屋に寝ることに。
お風呂もあったかくて、珍しく長く浸かってしまった。
「はぁ~、気持ち良かったな」
髪を高めに結い、部屋へと戻る。
こちらもまた風呂上がりの藤堂さんがお茶を飲んでいた。
しかし、私をみたらなぜかお茶を盛大に噴き出す。
藤堂さんは髪を下ろしていた。
めちゃくちゃ珍しい!
とっても色気があるし…何よりレアすぎて尊い。
こういう髪を下ろした藤堂さんも好きだ~!
- Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!? ( No.55 )
- 日時: 2018/12/08 11:41
- 名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)
~平助~
お茶を飲んでいた平助は、部屋に戻ってきた春香をみるなり噴き出した。
風呂上がりでなのか、ほんのり桜色の頬、少し着崩していると思しき浴衣。
(心臓に悪い…でも…なんだか色っぽいし可愛い…!)
真っ赤になった顔をどう冷まそうかと考えながら、平助はにやけてしまう。
一方の春香は髪を下ろしている平助に絶賛萌え中である。
(無意識なんだろうけど…毎回可愛い!)
毎日見てるだけでドキドキするのだから、もはや好きを通り越して大好きなのだろう。
ようやく『萌え』がおさまったのか春香は、
「お茶もらいますね」
と煎れてあった湯飲みのお茶を飲んだ。
「はぁ~…疲れがとれる!」
と言いつつ、湯飲みを置くときにふわりと平助の顔に春香の髪が触れた。
(もう本当に…駄目だ私。骨抜きにされてる)
みていてもわかるくらい、とろけきっている平助の顔に春香は気づいた素振りも見せない。
(この人は誰が好きなんだろう?)
幸せだった気分が、それを考えると萎む。
(土方さんだろうか…それだったら勝てる見込みはないけど…)
でも、今は二人で居られるだけで幸せだと、平助は思った。
- Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!? ( No.56 )
- 日時: 2018/12/08 21:18
- 名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)
【閲覧400超え!】
本当に嬉しいですε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
読んでくださった(読んでくださっている)皆様に本当に感謝です!
嬉しすぎて更新のやる気が増しました(`・ω・´)←
拙い小説ですが、これからもソッと読んでくださると嬉しいです(*^-^*)
これからもお願いしますm(_ _)m
- Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!? ( No.57 )
- 日時: 2018/12/09 11:49
- 名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)
>>55
翌日、昼頃には藤堂さんが通った剣道場に着いていた。
中の熱気が伝わる。
「おや、藤堂くんじゃないですか」
甘いテノール!
これは俗に言う美声ですね~。
もうイケメン確定だ!
- Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!? ( No.58 )
- 日時: 2018/12/09 18:18
- 名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)
振り向けば、やはり美男子がいた。
白い肌、切れ長の目、整った顔立ち。
わぁぁ!!
藤堂さんが尊敬する人はやっぱり美男子だったんだ!
「春香さん、こちらは私が尊敬する伊東さんです」
へぇ~…。
『伊東』って聞いたことあるかも?
伊東さんはにこやかに笑った。
笑顔がとても素敵だ。
「こちらのお嬢さんは藤堂くんの恋人ですか?」
途端に藤堂さんは真っ赤になって首を振る。
伊東さん…すごい爆弾を投げてくるなあ。
これは天然なのか?
「だと思いましたけど」
あっ…。
これは確信犯ですね。
藤堂さんに対する嫌がらせだろうか。
藤堂さんはもう、トマトかりんごくらい赤くなっていた。
ピュアだな藤堂さん。
そこが可愛らしいけども。
