コメディ・ライト小説(新)

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.55 )
日時: 2018/12/08 11:41
名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)

~平助~

お茶を飲んでいた平助は、部屋に戻ってきた春香をみるなり噴き出した。

風呂上がりでなのか、ほんのり桜色の頬、少し着崩していると思しき浴衣。

(心臓に悪い…でも…なんだか色っぽいし可愛い…!)

真っ赤になった顔をどう冷まそうかと考えながら、平助はにやけてしまう。

一方の春香は髪を下ろしている平助に絶賛萌え中である。

(無意識なんだろうけど…毎回可愛い!)

毎日見てるだけでドキドキするのだから、もはや好きを通り越して大好きなのだろう。

ようやく『萌え』がおさまったのか春香は、

「お茶もらいますね」

と煎れてあった湯飲みのお茶を飲んだ。

「はぁ~…疲れがとれる!」

と言いつつ、湯飲みを置くときにふわりと平助の顔に春香の髪が触れた。

(もう本当に…駄目だ私。骨抜きにされてる)

みていてもわかるくらい、とろけきっている平助の顔に春香は気づいた素振りも見せない。

(この人は誰が好きなんだろう?)

幸せだった気分が、それを考えると萎む。

(土方さんだろうか…それだったら勝てる見込みはないけど…)

でも、今は二人で居られるだけで幸せだと、平助は思った。