コメディ・ライト小説(新)

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.62 )
日時: 2018/12/16 21:23
名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)

~デートで浮かれるのは乙女の証~

断ると決意し、局長を捜していると。
不意に、局長の部屋から土方さんがぬっと現れた。

「わっ…土方さん!」

私より僅かに大きいので、その胸板にぶつかってしまった。
めちゃくちゃときめいた、と言うかドキドキしたのは内密である!!

「あの…局長は?」

土方さんは局長の部屋の障子を素早く閉めた。
どうしたんだろ??

「俺がぶちのめし…いや、急病だとよ」

あの局長が!?
馬鹿は風邪引かな…ゴホンゴホン。

「あのな…俺と…」

何ですか?
ダンスするんですか?

「明日、出かけないか」

土方さんは、少し赤くなりながら、言った。
                     

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.63 )
日時: 2018/12/17 16:12
名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)

へ?

2人で出掛ける!?

わっわっ…それって!
まるで!

デートぉぉぉ!?
嬉しいけど夢みたいだ。
私なんてこれまでモテた試しやデートしたことなんてないし。
めちゃくちゃドキドキする…。

「あ、ははははい!」

緊張のあまり『は』を連呼。
土方さんが口元を緩めて笑った。

「馬鹿みたいに素直だな」

むう。
誉められてるか微妙だけど。

明るく笑う、土方さんの笑顔は魅力的だ。
もともと顔が整ってるし、その笑顔の攻撃力は高い。

また、惚れ直したかも♡
             

Re: 乙女ゲーム的な日常…にならない!?  ( No.64 )
日時: 2018/12/19 15:37
名前: *叶* (ID: JTGaf1wb)

翌日。

土方さんとデートだし、簪さしてなるべく可愛くなりたい。
しかし…

結い方がわからない!

という致命的なミス。
屯所にそんなことを聞けるような人がいない。
まあいいか。

「行くぞ」

土方さんが声をかけ、私は慌てて駆け寄る。
どさくさに紛れて腕を組んでみる。

『お前、やめろよ』

とか言われると覚悟してたら。

「お前の着物を買いに行くからな」

あれ?
何にも言われない。
違和感ないのか?
というかドキドキしてるの私だけ!?

…なんだろ。
私だけドキドキしてるのは狡いなあ。

ドキドキしながら、着物を買いに。

藍色や薄紅色などの色とりどりの着物や帯が!
どれも素敵だな。
選べないくらい可愛いし!

「どっちが似合います?」

私は試しに藍色の着物と薄紅色の着物を持ってみた。
自分の体に当てる。
土方さんは少しばかり悩んでから、

「こっちだな」

と私の手から薄紅色の着物を取った。
好きな人に着物を選んでもらえる!
現代ではなかなか無い話だ。

「帯はこれだな」

薄い金色の帯と薄紅色の着物の代金を土方さんはレジ…じゃない、お店の人に聞いていた。

めちゃくちゃ嬉しいし、ときめいてる。
でもなぁ、絶対お金が…。

「ほら、買ってきたぞ」

飄々と土方さんは私に着物を渡した。
この着物、絶対大事にする!
今日から、いや帰ってから着ようっと。

      *

【作者から】

閲覧500突破です!
めちゃくちゃ嬉しいです(≧∀≦)

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございます!

完結はまだ見えませんが((え ゆっくり書いていこうと思います。

これからも読んでいただければ本当に嬉しいです。

何回も言いますが、本当にありがとうございます!!!