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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 0刑事! ( No.4 )
- 日時: 2018/12/22 23:32
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
愛斗の能力は10m以内にいる霊や霊能力者にかかっている重力を増加する
力だ。
優「重力の重さはお前がどれだけ人を愛してるかによるだったか。大した
愛情だ。指一本、動かせない」
優は四つん這いになり重力に耐える。同様に光流の体を使っている雷獣も
どうにか重力に逆らおうとしている。
雷獣「クソ…なんだこれは!?愛斗というたな!?貴様、無事で済むと思うな!」
愛斗「やっべ、なんか怒らせちまったかも」
優「勘弁してくれ…俺は、動けねえぞ!!」
雷獣が帯びている雷がバチバチと音を立てる。雷獣が大きく咆えた。
同時に帯びていた雷が放電され愛斗と優の体を掠り、服を焼く。
???「能力を解け!愛斗!」
その声で愛斗は能力を解いた。振り向くと息を切らした明華と数人の職員。
雷獣「うっ!なんだこれ、氷!?」
雷獣の全身が凍っていた。銀髪の男、白木フユトの力だ。彼は01係。
更に雷獣が苦しみだす。白木の後ろに立つフードを被った男、
篠田イヅルが操る糸に明華は少し電気対策をしている。
イヅル「言っておくけど、ゴムが練り込んである糸だから電気は無理だよ」
優「飼い犬は飼い犬らしく飼い主に従ってりゃあいいんだよ!」
氷ごと優は硬化した右脚で雷獣の首筋を蹴り上げた。
雲が晴れる。光流の体が前のめりに倒れた。
明華「雷獣は…諦めたんですかね?」
イヅル「そうなんじゃね。とりあえずは一件落着だろ」
フユト「まぁ優の手痛い一撃を喰らったんだ。雷獣も暫くは大人しくしてる
だろうよ」
優は光流を担いだ。
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