コメディ・ライト小説(新)

Re: 0刑事! ( No.6 )
日時: 2018/12/23 09:03
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

愛斗「勇正、明華ってなんか不思議だよな」
愛斗は椅子に腰かけくるくると回りながら隣でパソコンと向かい合っている
勇正にそう聞いた。
愛斗「アイツ、かなり霊力持ってるぜ?なのにただ見えるだけって」
勇正「そういう体質なんじゃないのか」
愛斗「そういうもんかね~」
勇正「知らねえよ」

愛斗の頭に筒状にされた新聞紙が置かれる。上を向くと息を吐いている
縋が彼を見ていた。
縋「こら、仕事をさぼらない」
愛斗「おっすおっす、ってか係長も不思議に思わないんすか?明華の事」

縋が顎に手を当てる。
縋「どうだろう。もしかするといつの間にかっていうこともあるかもね」
愛斗たちは首を傾げる。
縋「彼女自身が知らないだけで能力を持ってるかもしれないってことさ。
まぁ彼女のことは彼女しか分からないから確証はないけど」
****

明華のくしゃみが廊下に反響する。明華の隣にいる男、明石七夜が
彼女のほうを見た。彼も明華と同じ01係で彼女より一年前にここに
来ている。

七夜「明華ちゃんは凄いよ。係長も驚いてる」
明華「そうですかね?私あの時、言われたことをしただけですけど…」