コメディ・ライト小説(新)

Re: 作家異世界物語 ( No.8 )
日時: 2019/02/16 14:24
名前: azuno* (ID: s00TEuml)

エリーダは一人の怪しい男と遭遇した。不気味な紅い瞳をした白髪の男は
口元を隠し素顔はしっかりと確認することは出来ない。その男の隣には
顔の上半分を隠すドミノマスクをつけた男が控えていた。
エリーダ「…問いましょう、貴方たちは誰ですか?この森に何の御用が
あるのです?」
エリーダは警戒しながら聞いた。
赤目の男「まず誤解しないで欲しい。コイツは黒だが俺は白」
仮面の男「なっ!酷いこと言うんじゃねえやい!まぁ否定はしないけど」
エリーダ「ならばそのまま放置することはできませんね…」
エリーダが小さく呪文を唱えると風が起こり二人を切り裂く。だが
赤い目の男の傷は何もなかったかのように消えた。

****場所は変わって村へ~。

ミヤ「オーク…?」
コージ「はい。群れで奴らがやってきて村は襲われた。その時に
仮面をした男の姿を見たんです。その時に赤い目の男が現れこの村のことを
教えられました」
ルル「赤い目の男と仮面の男か…赤い目の男は「敵じゃない、とか」
ミヤは首を傾げながら答えた。
シラツユ「その通りです。戦いで消耗しきっていた我らにその男は
貴方たちの持っている回復薬と似たようなモノを与え村のことを
伝えてくれたのです」
マミ「むぅ…じゃあ良い人かな?」
シェイル「もしかするとその男はリグと何らかの関係を持っているやも
知れんのぉ…ミヤが持っている回復薬もリグの回復薬も共通する能力が
必要になる。それこそが【オリジナル】というスキルじゃ」
シェイルはそう説明した。
ソウゲツ『ミヤ様、少しよろしいでしょうか?』
思念伝達でソウゲツからの声はミヤの耳に入った。
ソウゲツ『村へ竜人が来ています。村の主を探しているようですが…』
ミヤ「(分かった。正門のほうへすぐ向かうね)」
それだけ言ってミヤとソウゲツの連絡は途切れた。いつものようにルルを
抱いて外へ出て急ぎ足で門へ向かった。そこではソウゲツと数名の
人物が話している。