コメディ・ライト小説(新)
- Re: 作家異世界物語 ( No.10 )
- 日時: 2019/02/16 18:23
- 名前: azuno* (ID: s00TEuml)
同盟交渉した三日後。準備も完了しミヤ、ルル、シェイル、コージ、
シーナ、シラツユ、ソウゲツ、クチナシ、ツツジ、サポート要員に
マミを連れてきた。
ルル「竜人たちの領地まで後少しだな」
ミヤ「うん、ここからは気合入れないと」
シェイル「ミヤは元気じゃな…じゃが儂まで来る必要はあったのか?
儂は魔法なんぞ使えんぞ?」
マミ「その代わりにその怪力があるじゃない」
シーナ「そうですよシェイル」
シェイル「そう言ってくれると有難いのぉ…」
嬉しそうにシェイルは笑った。だが時折哀しそうな顔をしているときが
ある。ミヤやルル、クチナシたちと話しているときもだ。
地面が揺れる、すでに竜人たちとオークたちが戦っているようだ。
その場で竜人たちを仕切っているのはリンドウだった。
リンドウ「あと少しで援軍が来る!暫く持ち堪えろ!」
リンドウは槍を振るいながら叫んだ。ツバキも彼の背中を守るように
二振りの剣を振るっている。二人の息は合っている。だからこそ互いの
背中を任せられる。突然二人の目前に桃色の桜の花弁が飛んだ。
周りにもその桜が見えているらしく困惑している。
ミヤ「その花の下には死体が埋まってる…ってね?"桜花絢爛"」
桜が次々に爆発する。オークたちはダメージを負い逆に竜人たちが
今まで負った傷や消耗した体力は回復した。
ミヤ「助けに来たナウ!」
シェイル「何をボサッとしておる竜人、攻め時じゃろう?」
リンドウ「そ、そうだな。全軍、攻撃だ!この好機を逃すな!!」
『おおおおお!!』
シェイルはその様子を見て微笑み後ろを向いた。
シェイル「儂と一対一で戦うのか?」
オーク1「老いぼれに勝つなんぞ楽勝だ。武器も持ってない魔力もない奴」
シェイル「一つ教えといてやるぞ若造…戦いに置いて油断は禁物じゃ」
シェイルはオークの大きな腹を一発殴った。それだけでオークが数メートル
奥に吹き飛ばされた。