コメディ・ライト小説(新)

恋刻ノ御伽草子 ( No.0 )
日時: 2019/09/29 07:14
名前: キイチ ◆V9lDD2BSz2 (ID: Ga5FD7ZE)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1a/index.cgi?mode=view&no=11705

 ほむらが舞う。其れはくれないの華のようにも見える美しくもあやしげな火が辺りを包む。

 魅入みいられてはならない、死にいざなわれるから。

「っ......何でこうなるんだ、よ」

 その最中さなかに死がすぐ其処そこまで来ているのにもかかわらず自分に対しての苛立ちからかそれとも後悔から来た言葉なのかは分からないが小さくしかしはっきりい、持っていた刀が手からすべり地面に落ちた。

 これで何回目? と誰かが男性に向かって問う。

「っ知るかよ。 俺があきらめるまでか、この結末けつまつを変えるまで何回も、何度でもやる」

 だから、付き合えよ? とその誰かが男性には分かるのか声を聞いた途端、男性の表情がやわらぎ、誰かに毒づきながらも不敵ふてきに笑って言う。

 勿論もちろん。だけど、貴方の願いは? と男性に向けて誰かはまた問う。この返事をする前に男性は完全に火に包まれ消えてった。

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 御早う御座います、キイチです。大分前ノートに書いていたのをリメイクして書いていきたいと思いますんで宜しゅう頼みますわ。

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