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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 3人のヤクソク ( No.3 )
- 日時: 2019/04/17 16:16
- 名前: ほほ凛 (ID: J69v0mbP)
「はぁ...」
静かな図書室にため息が響く
「ん。あんたってエンドラくん?」
大人っぽい女性が話しかけてきた
「いえ、エンドレラです。ツカサ・エンドレラ。それよりあなたは?」
「ツカサくんね!あたしは ヘレナ・オルコット」
ヘレナさんはニッと笑った
「ヘレナさん?」
「ヘレナでいいよー」
ヘレナはピースをして「よっろしく〜」と言った
「あの...ヘレナ。」
「んー?」
「みんな...見てます」
「げぇっ」
ガタンと椅子に座る
「よいしょっと」
「もぉ、ヘレナうるさいよ。見られたじゃん。」
「ごめんごめーん。まあ、裏庭で話そ、ほらほら。隣座って」
隣の隙間をトントンと軽く叩いた
「あ...うん」
「それで本題に入るけど。」
なにかの相談だったんだ。それならそうと早く...
「ミライ・グレイ」
その名前になぜか僕はビクっとなった
「やっぱり知ってるんだ...。会いたい?ミライに」
ヘレナは目を細めて僕を睨んだ
「なんのこと?知らないよ僕。」
いきなりヘレナは僕の胸に手を当てた
「...嘘ついてる」
「...ミライって人は知らない」
「まだ嘘をつくの!?」
「ほんとだもんっ!!!!!」
ホントのことを言っているのに信じてもらえなくて自然と声が大きくなる
「な、なんで知らないの。」
「知らないもん。でも、1つわかる。その女は裏切りも...」
ペチンっ!!!
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