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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 3人のヤクソク ( No.4 )
- 日時: 2019/04/17 16:41
- 名前: ほほ凛 (ID: J69v0mbP)
「痛...」
一瞬なにが起こったか分からなかった
僕はヘレナに頬を叩かれたんだ
「なにする...の」
「うぅ...っ!うぅ〜〜っ!」
ヘレナは目から涙を流した
「ヘレナ?」
ぎゅっ...
いきなり抱きしめられたから僕は固まってしまった
「そんなこと...言わないでっ!ミライは...ミライは...あんたのことを大好きだったのに...っ!」
「は...?」
「ミライを救ってあげて。お願い...!」
「何言って...」
「あり?お取り込み中?」
そこに現れたのは フィン・キイセル だった
フィンに気づいたヘレナは、ばっと僕から離れた
「なにしてんだよ、二人とも。」
「なんでも。」
そっぽを向くとフィンがその顔を覗いてくる
「寂しそうだな、大丈夫か?」
「別に...寂しくなんか。ない」
「心配...、まあ、なにかあったらオレに相談しろよな」
「う、うん!頼りにしてるよフィン。」
「任せとけっ!なにかあったら風呂中でも寝ているまんまでもお前のところに飛んでくぜ!」
「お風呂中はちょっと勘弁...」
「ははっ!だよなっ!.........」
フィンの笑いがいきなり止まった
「どうしたの。フィン」
「お前...。なんで泣いてんのだよ」
泣いてるわけないと思い、頬を触ってみると濡れていた
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