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須賀いがさんの好すきな人ひとという『清水しみず 朱里あかり』という女おんかの子こを角かどから4人にんで見つめる
｢それで部長ぶちょうさん、これから？｣
｢ふっふーん、これから...｣
｢お弁当べんとうで落おとそう大作戦だいさくせん、決行けっこうします｣

｢んでー、部長ぶちょうさん。俺おれがなんで家庭科かていか室しつに...？｣
｢お弁当べんとうを作つくって落おとす！という作戦さくせん！｣
｢作戦名さくせんめい言いい返かえしただけなんだけど｣
リリカはガッツポーズをしてニコッと微笑ほほえむ
｢そんなこと気きにせず作つくろ作つくろ！作つくったら部室ぶしつに来きてねー！んじゃあ！｣
･･･
ガラガラ...
｢おっ？来きたね｣
｢やっときたー！｣
須賀いがさんが部屋へやに入ってくる
｢弁当べんとう｣
隆哉りゅうやが本ほんを閉とじて弁当べんとうに目めを向むける
｢今いま見みせるよ...ほら｣
机つくえに弁当べんとうを置おいてパカッとふたを開あける
｢げぇっ、なにこ...｣
｢これは...ゴミ箱ばこから取とり出だ...｣
リリカと隆哉りゅうやの口くちをふさぐ
｢｢んんー！｣｣
｢あははははっ！すーっごく美味おいしそうだよー！すーごーい！｣
なにこれ...泥どろが弁当べんとうに入はいっているみたい、全部ぜんぶが真まっ黒くろだよ...
いや、遠とおくから見みろ。これが...ギャップ萌もえ＿＿＿
見みた目めは生活力せいかつりょくがあり、お兄にいさん的てきなオーラを放はなっている、でも弁当べんとうは腐くさっている...これはこれで落おとせるけど...
｢じゃ、じゃあ、次つぎの作戦さくせん行いこっか。あはは...｣