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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 部活提案 ( No.3 )
- 日時: 2019/04/18 20:58
- 名前: さえゆ茶 (ID: J69v0mbP)
「ここが教室かー」
キョロキョロと辺りを見み回す
いきなり教室のドアがガラガラと開いた、皆ドアに集中する
無言で入ってきたのは__
「隆哉!おっせーよ!」
隆哉!?って...新入生挨拶の時、遅刻してきた人?
「ハツ、ハーツ」
席に座ったと同時にリリカがこちらを振り向く
「ん、なに?」
「部活どーするの?」
「あー...考えてなかった」
なんの部活にしようか迷ったので腕を組んだ
「だと思った、というわけで。あたしたちで作らない?部活!!」
あきれ顔で「部活には3人以上必要らしいよ」と言うとリリカは
「大丈夫」
「え?!誰誘う気?」
「ふっふーん!アイツよ!」
リリカの指さした人は
「相浦さん?」
「そうそう!」
「なんで?絶対断られるでしょ」
はぁ...と肩をすくめた
「いや、わかんないよ。誘ってみよっ」
リリカは立ち上がって相浦さんのとこへ近づいていった
「相浦さーん」
「なに」
相浦さんはメガネをクイッとあげた
本を読んでいるところを邪魔されたから少し不機嫌になっていた
「あたしたちと一緒に部活しない?」
「断る」
ほら、言ったじゃぁん!!
「お願いお願いお願いいいいい!」
手と手を重ねながら相浦さんの周りをうろちょろといている
お嬢様がなにやってんだ...
その光景が10分以上続いた
相浦さんは気にせず本を読み続けた
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