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｢うわぁ！初はつの依頼主いらいぬしが豪華ごうかとは...｣
リリカは感心かんしん&興奮こうふんしている
｢それより...相談そうだんなんだけど。言いっていいかな？｣
｢どうぞどうぞ｣
椅子すしをひいて、須賀すがさんを座すわらせた
｢それでどうした？依頼内容いらいないようは？｣
机つくえに肘ひじをついて隆哉りゅうやが問といかける
｢俺おれ...好すきな人ひとがいて｣
｢うんうんうんうん！でっ！？｣
リリカが勢いきおいよくうなずく
｢その彼女かのじょを振ふり向むかせたいんだけど。俺おれに見向みむきもしないんだ｣
｢ほぉ、須賀すがさんには好すきな人ひとがいてぇ、その人ひとに振ふり向むいてほしい。ということですかー？｣
リリカはメモをしながら聞きき直なおす
須賀すがさんは軽かるくうなずいた
そのメモを覗のぞいてみるとうざきの絵えを書かいていた
やっぱり...
｢じゃあ、その人ひとを振ふり向むかせよう作戦さくせん開始かいしーっ！｣