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コメディ・ライト小説(新)
- Re: ハーバリウム ( No.17 )
- 日時: 2019/04/21 16:24
- 名前: 枢 (ID: s00TEuml)
城に来ていたキキョウはあっという間に侵入していたオークたちを
倒して見せた。
キキョウ「礼を言うなら生きてサクラ様の元まで辿り着いた彼女に言え」
王「そうか…でも礼は言わせてもらうぞキキョウ殿、そしてよくぞ
生き延びてくれたセレア」
王は優しくセレアを抱きしめた。キキョウは影の中に消えサクラの元へ
急ぐ。一方、サクラの前には正気を失った白いオークが斧を振り回していた。
オレガノ「サクラ殿!さっきの男が白オークに施したのは黒化、オルタと
呼ばれる術です。負の部分を大幅に増加させ強化する術」
下級種族の仕返し、鬼たちも手を止め二人を眺めている。全員の視線が
中央で戦う二人に集まっている。長引くのは良くない。
サクラ「そうだね…フィナーレと行きますか!!」
サクラは両手を前に出す。魔力が両手に集まる。どんなものでも呑み込むぞと
言わんばかりに白オークは咆え、地面を蹴る。
サクラ「最大火力!宝石魔法【トパーズ】!」
サクラの魔力は渦を巻き両手に集まり放たれた。眩い光が辺りを包み
弾けた。白オークの思い、オーク族の飢饉が消えて欲しいという願いを
敵に上手いこと利用された。そんなところだ。戦いが終わり本格的に
森に住む種族同士大同盟を結び協力し合うことになった。一週間後のある日、
幹部に新しくオレガノたちが加わった。
前衛部隊【日光】隊長ツバキ
偵察部隊【月光】隊長キキョウ
で、後衛部隊つまり遠距離からサポートする部隊は【残光】と名付けそこの
隊長をウィールに任せることにした。以外にも銃全般や弓などの扱いに
長けている。そしてクロハは意外と知識が深く頭の回転が速い。この村には
子どももいるのが寺小屋を開こうと思いそこの先生を任せることにした。
ヒスイは剣術指南役を任せた。
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