コメディ・ライト小説(新)

Re: 俺のメイドは龍神様!! ( No.15 )
日時: 2019/04/29 11:01
名前: 闇夜 (ID: QDgN7dji)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no

催眠術は、一般の普通の人間にしか効き目がないため、能力を使えるのもには無効化。アレンは一瞬の隙を狙い、指を鳴らし、エルカの足元から槍を出す。
 エルカは華麗に避けるが槍の数は多く、全て回避することは出来なかった。エルカもさすがに苦戦しているのか脚に槍が刺さる。すると槍の形が変形し、鎖となりエルカの足元を縛りつける。
「30秒もいらなかったな…」
 アレンはエルカから解毒剤を奪うとエルカを窓の方向へと蹴り飛ばし、外へと飛ばした。抱えていたリリナに解毒剤を飲ます。
「おい…起きろ」
「ご主人…?」
 リリナはうっすらと目を開けてアレンを呼んだ。アレンは微笑むとリリナをそっと離した。
「起きたか…」
「何があったんですか…」
「何って言ったら良いのかな…」
 アレンは髪の毛をかきながら考えたがどう説明したら良いのか分からなかった。リリナはただアレンを見つめた。
「あー…なんかエルカって奴は…隣国の連中だったってだけだ…」
「……エルカは、その国の大臣に非常に気に入られていました。」
(何でリリナがそんなことを…?)
「それで…」
 リリナが言いかけた瞬間、背後から何者かが光の鎖でリリナの身動きが取れないように封じ込めた。アレンは光の鎖を太刀で砕き振り向く。
「いやはや、このような形ではいってすまないな。まぁインターホン代わりとでも言っておけ…」
 するとリリナの姿は水色の髪から濃い青の髪に。そして青い角と龍の翼が生える。
「見ないで…」
「リリナ…?」
 リリナの顔は青ざめていた。リリナはそのまま窓を突き破り逃げ出していった。
「リリナ!」
 アレンはリリナを追いかけようとしたが、カルラがアレンの隙を狙いまわし蹴りを放つ。アレンはそのまま壁に飛ばされた。骨にヒビが入り自由に動けなくなった。
「ぐはっ…」
アレンはそのまま吐血をしてダウンする。カルラはアレンを眺めるように見下した。