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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 俺のメイドは龍神様!! ( No.16 )
- 日時: 2019/04/29 11:21
- 名前: 闇夜 (ID: QDgN7dji)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「その状態だと、もう立つことも困難のようね…。そもそも敵に背を向けること自体が貴方の運の尽きよ。」
「黙って聞いてりゃ好きに言うんだな」
アレンは傷だらけになってもカルラを嘲笑った。
「その戯言を二度と言えない体にしてあげるわ。安心しなさいじわじわ苦しめるから」
カルラはアレンの鳩尾を靴のかかとで踏んでグリグリと動かす。アレンは苦しそうに片目を開けて、力を振り絞ってカルラの脚を掴み投げ飛ばす。
カルラは空中で受け身を取って体勢を整える。
「まだそれだけの力があったのね…。剣魔の異名になっただけあるわ…」
「何故それを知っている…」
アレンは壁に手をつきフラフラとしながらも立ち上がる。
「有名だったもの…。それも、常に貴方の隣で見てた…」
「はぁ?お前冗談はよせよ…。お前みたいな奴と生きた覚えは無い!」
アレンはカルラに怒鳴り散らす。
「そりゃぁそうでしょうね…。だって私…名前も、顔も隠してたから…。黒いローブを身に纏った少女を…覚えてないかしら?確か~闇使いの手だったわね」
カルラはクスクスと笑う。アレンはその言葉を聞いた瞬間目を見開いた。
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