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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 俺のメイドは龍神様 ( No.2 )
- 日時: 2019/04/30 10:51
- 名前: 闇夜 (ID: QDgN7dji)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
第1章 メイド
人気のない大きな森に、一人の青年が住んでいた。その少年の名は「アレン・
フルーバルト」通称アレン。アレンは、買い物帰りに森の中を歩いていた。すると木の下に誰か倒れていた。
「~♪ってあれ?誰か居る…?」
水色の綺麗な髪は横で1つ結びがされている。おそらく少女であろう。見た目は19歳くらいの若い女性。
「おーい。生きてますかー?」
「生きてませーん…」
聞き取れにくいほどの小さな声で少女は返事をした。
「うん。生きてるね」
アレンは少女をずるずると引きずり雑な扱いをした。それに切れたのか、少女は立ち上がった。だがその脚は小刻みに震えていた。
「痛いです!もう良いですよ…歩けますし…」
「やっぱ生きてた。はぁ…。最初から生きてるって言えよ…まったく…」
アレンはやれやれといわんばかりの顔をした。少女はその言葉が聞こえていないのか反応などは一切しなかった。
「やっぱ…無理」
少女はアレンへと向かって倒れる。するとアレンの胸元に彼女の何かが当たった。
「柔らk…じゃなくて、家来い」
アレンは少女を抱き、そのまま移動した。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
「ごめんなさい…」
「なーに。謝る程度じゃねぇよ。おかげで俺は今マシュマロを堪能してるからな」
少女は理解が出来なかったのか、「マシュマロって美味しいですよね」と答えた。
まぁまだ大人にもなっていなそうな少女に本当の意味を教えるのはやめたほうが良いと思ったのか、アレンは口を出さなかった。
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