PR
コメディ・ライト小説(新)
- Re: 俺のメイドは龍神様 ( No.3 )
- 日時: 2019/04/24 18:24
- 名前: 闇夜 (ID: QDgN7dji)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「うん。柔らかいよな」
少女は、マショマロのことしか頭に無いのか「やわらかくて美味しいですよね」としか答えなかった。まぁ、アレンにとってそれが幸いなんだろう。結局、怪我とかもしてそうだったので、アレンは少女を屋敷に連れて行った。
「入って」
屋敷の扉を開けて少女を中に入れる。屋敷内はバルコニーが広く、1人じゃもったいないほどの広さだ。奥の部屋に少女を連れて行きソファニ座らせた。
「何か食べたいものあるか?」
アレンは軽く微笑み少女に聞く。少女は数秒間考えて
「オムライス…食べたいです」
「分かった」
アレンが台所へと行く、少女1人が取り残された。辺りは静まっており、アレン意外誰も住んでいない事が分かる。暇そうに少女はソファに座っているとアレンがオムライスを持ってきた。
「はい、オムライス」
少女はきょとんとした表情でオムライスを見た。アレンは「食べないの?」と聞くと少女は慌ててオムライスを食べ始めた。
少女の様子はまるでオムライスを始めて食べるような様子だった。
「美味しいです…」
アレンは満足そうに頷き少女はオムライスを数分で平らげた。
「そういえば、私の名前まだでしたね…」
「あぁ、そうだな。俺はアレン。お前は?」
「リリナ…」
少女、『リリナ』は、そう言い軽く微笑んだ。
「リリナか…可愛い名前じゃん」
アレンがそういい微笑むとリリナは浮かない顔をした。何かを隠しているのか、その顔はあんまり良いとは言えなかった。
「可愛くない…」
「俺が可愛いと思ったら可愛いんだよ。誰も可愛い言ってくれないより、1人でも可愛いって言ってくれたほうが良いだろ?」
「私の名前は…本当のお母s…」
リリナは何かを言いかけたがすぐにその言葉を止めた。
PR