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コメディ・ライト小説(新)
- Re: 俺のメイドは龍神様!! ( No.4 )
- 日時: 2019/04/24 20:08
- 名前: 闇夜 (ID: QDgN7dji)
- 参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「お前何か言いかけたな!」
「何でもありません!お風呂借りますね…。何処にありますか」
リリナはアレンと目を合わせないようにして聞いた。アレンが指差す方向にリリナは小走りで向かった。アレンは何を言いかけたのか疑問の思ったが、台所に戻り食器を洗い終わっている頃にはもう忘れていた。
リリナが風呂に入っている間、アレンはリリナの服を作った。
さすがにボロ着では可哀想だと思い紺色のメイド服を作った。サイズは少し小さめでリリナにも合うと思う。そして、洗面台の所に置いてあったボロ着とメイド服を入れ替えて出て行く
数分するとリリナが戻ってきた。姿は作ったメイド服姿だった。
「えっと…有難うございます…!気に入りました」
短めのスカートにレース付くのエプロン。胸元に赤いリボンの付いたメイド服
「良かった。気に入ってもらえて」
アレンは微笑むとリリナも軽く微笑み返した。さっきまでボロボロの服を着ていた捨て子のようなリリナは今では屋敷で働く使用人にも見えた。
「えっと…あの。私恩返したいのですが…。食事も作ってもらったり、ここまで連れてきてくれたり…。それに、この綺麗な服も作ってくれたので」
「ん?行く宛無いならここに居て良いぞ」
アレンはソファニ座り珈琲を飲みながら言う。リリナは一瞬驚いて少し考えた。
「はい…。それではそうさせていただきます」
リリナは礼儀正しくお辞儀をする。今日からリリナはこの屋敷ですむことになった。
(そういえば、あいつって。何処から来たんだ…?)
そんなこと考えてるうちにもう1週間は経っていた。
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