コメディ・ライト小説(新)

Re: ロールプレイング ( No.2 )
日時: 2019/04/28 17:59
名前: 来海九重 (ID: s00TEuml)

数十分して隣町ロットにやってきた。ここには一人の魔術師が住んでいる。
ランスロット「マーリン様、いるか!」
???「あーランスロットか?お、久しぶりだなアーサーちゃん」
白いローブを着た白緑の髪をした青年がニコッと笑った。彼はマーリン、
様々な魔術を扱う彼は変身魔法も得意とする。アーサーとユーサーの
助言者で彼らに様々な事を教えた先生のような存在でもある。
マーリン「ユーサーはどうなんだ?元気か」
アーサー「はい」
マーリン「そっかそっか。で、ランスロットわざわざ俺のところに
来たってことは何かあるのか」
ランスロット「いつも通りだ。何か予知があれば教えてもらいたい」
さっきまで笑みを浮かべていたマーリンの顔が引き締まる。
マーリン「大きな何かが起こるのが見えた。俺も黒幕はちゃんと
見えなくてね。今までの非ではないよ」
マーリンが真剣に語る。
ランスロット「貴方がそこまで言うとは…王に伝えておく」
ランスロットが出ていった後、マーリンはアーサーを引き留めた。
マーリンは彼女に一本の剣を渡したその剣を抜くと眩い金色の光を
放つ刀身があった。マーリンが呪文を呟くと光が最小限まで弱くなった。
マーリン「君にこれを授けとくよ。この剣の力は強い。だからこそ力を
最小限に抑える必要がある。君の声、魔力は全部剣にインプットされて
いるから君にしか扱えない」
頷いた。剣を鞘に納めマーリンに礼を言ってアーサーは家を出た。
マーリン「ユーサー、まだまだ下手だな。否、妹から隠れていたのかな」
アーサーと同じ髪色の青年が姿を現す。他の騎士のような鎧は身に着けて
いない。
ユーサー「俺たちは命令で招集をかけられない限り自由でな」
マーリン「あの剣なら彼女に渡したよ」
ユーサー「…そうか」