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コメディ・ライト小説(新)
- Re: ロールプレイング ( No.3 )
- 日時: 2019/04/28 20:58
- 名前: 来海九重 (ID: s00TEuml)
城に来ていたアーサーは一人の男に声を掛けられた。今日は国の女王
ギネヴィアの誕生日だったため大きな誕生日パーティーが開かれていた。
ギネヴィア「貴方がユーサーの妹ですね初めましてアーサーさん」
アーサー「ギネヴィアさん!」
ギネヴィア「お兄さんソックリねアーサーは…」
ユーサー「ギネヴィア様」
ユーサーは片膝をつき彼女の名前を呼んだ。そんな彼を見てギネヴィアは
クスクスと笑った。
ギネヴィア「こういう日ぐらいリラックスしてくださいユーサー。任務も
多く妹と話す時間が少なくなってきているでしょう」
ギネヴィアはアーサーの手を取りユーサーと手を繋がせる。それから彼女は
二人の元を離れた。久しぶりに実兄の手を握った。6年前まではよく
こうやって手を握ってあちこち歩き回っていた。今になると凄い照れくさく
懐かしい感覚だ。
ユーサー「マーリンから貰ったんだろ。その剣」
アーサー「知ってるの?」
ユーサーは笑いながら頷いた。
ユーサー「あぁ。俺もあの人から特別に見せてもらったことがある。だけど
俺には勿体無いと思ったんだ」
アーサー「ふうん…そっか」
楽し気な声は一変して悲鳴に変わった。その声の変化に驚き二人は
城の入り口のほうを見た。そこには気絶した騎士数名と彼らを気絶させたで
あろう男が立っていた。赤がかった黒髪の男だが得体の知れない何かがある。
???「すまないなぁ楽しいパーティー中に…」
男は視線をアーサーに向ける。
???「その剣…珍しい剣だな。お前、何て言うんだ」
ユーサー「相手に名前を聞くときは先に自分が名乗る、常識がなってないな」
???「それはすまないな。俺はベリアル、改めて聞く。お前は?」
アーサー「アーサー、アーサー・グロリアです」
ベリアルは笑みを浮かべた。
ベリアル「なら少し遊ばせてもらうぞ、アーサーちゃん」
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