コメディ・ライト小説(新)

Re: ☆星の子☆ ( No.32 )
日時: 2011/10/01 21:15
名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: EZ3wiCAd)

2章     14話「パーティー」


 光聖君が来たことも兼ねて、<1年よく来たパーティー>をした。ネーミングがまんますぎな気もするが……。勿論考えたのが柊先輩であることは言うまでもない。
 天文学部は夜に集合して部活動することが多く、よって放課後は自由時間であることも多い。
 顧問は今はいない。昔はいたらしいけど、今は部活の数が多くて部員が多い所に顧問がいる。だからやりたい放題なのだ。
 ポテチにチョコ、ジュースに…完全にお祭り騒ぎだ。
 まぁ楽しいからいいんだけど。

「パーティー久しぶり……。いつもこんなにお菓子食べるの?」
「たっ……食べないよ、こんなにたくさん!」

 光聖君の疑問に、私は必死で否定した。
 
(こんなに食べたら太っちゃうじゃん。縦に伸びないのに、横に伸びたら最悪だよ……。)
 
 それにこんな大量のお菓子、うちの母親が用意してくれると思う?!
 私は145センチの背丈に不満を感じていた。光聖君見たいに術で背を高くできたらなぁ……。
 しかしそんなこと出来るわけがない。本気で出来ると私が信じていたら、現実逃避のし過ぎで精神病院に送り込まれている。
 くだらないことを考えた後そんなことしか頭を巡らせられない自分に呆れて、私はガックリと肩を落とした。