コメディ・ライト小説(新)
- Re: ☆星の子☆ 祝! 100話突破記念〜短編3本立て〜 ( No.521 )
- 日時: 2012/11/23 10:41
- 名前: (朱雀*@).゜. ◆Z7bFAH4/cw (ID: Uc2gDK.7)
- 参照: http://ameblo.jp/suzaku-runa/
〜100話突破記念 短編3本立て〜
3「星の子学園!」 Ep1「星の子学園へようこそ!」
――これは“If”の話……。星の子に登場している人物が、皆同じ学校の同じクラスに集まったらどうなるのかを面白おかしく書いた物語である。
舞台は『銀河の学校(ギャラクシー・スクール)』。一部先生役だが、それ以外は皆空に合わせ中1設定。ちなみに描写は存在しない。
では、スタート!――
席(出席番号順) ガル(黒板)
キラ レオ セル ウル
ヒナ 空 ナツ 琉斗
ピア 葵 ハク 光聖
ムマ 楓 リン 佐藤
ガル「お主等の担任、ガルじゃ。気軽にガル先生と呼んでくれ。今日からお主等も中学生! よく学び、よく食べ、よく寝る、規則正しい生活を送ろうぞ。では自己紹介、右端から!」
ウル「ん、俺から? つか自己紹介なんていらないんじゃねーの? 読者様は皆知ってる訳だし。」
レオ「その通り! 俺は自己紹介よりも席替えをしてほしいね。ウルと席が離れているとか、ありえねー。」
ガル「ど、読者……? まぁ良い。では席替えをするかの。」
琉斗「え……席替えするんですか? せっかく光聖と近かったのに……」
光聖「僕もこんな何をしでかすか分からない奴等と琉を一緒に出来ない! 席替え反対だ。」
楓「私も席替えは嫌かなー。だって、今の隣の席が西條君なんだもん!」
リン「その名で呼ぶな。今はリンだ。」
楓「きゃー、かっこいい!!」
空「あれ……楓って本命佐藤君じゃなかったっけ……」
ヒナ「ねぇ、ナツ。あいつ(リン)っていつから女に色目使うようになったの? て言うか何であんたが生きてんのよ?」
ナツ「私に聞くな。作者の考えることはよく分からない。そしてリンのあれは確信犯じゃないと思うぞ?」
ハク「そこ、HR中に席を立つなんて非常識ですよ? ちゃんと座って下さい。」
ピア「(ボソッ)ハクさん……笑っているけど目が据わっています……」
キラ「でもそんなハクも素敵!! ……あ。べ、別に好きとかそういう訳じゃないからね!?」
ムマ「つかさぁー、席替え云々よりもこの学校の制服をどうにかしてくれない!? ダサすぎて着てられないわ。
ん、喉乾いた。ジオ、お茶。」
ガル「? ジオは教師をやっとるから、ここにはおらんぞ。それと制服は校長(ホーリー・フェザー)に言っとくれ……」
ムマ「はぁっ!? 何、あいつ教師なの!? 笑える、絶対似合わないわ。生徒に暴力振るう先生確定ね。」
葵「ぼっ、暴力……!(みっくんと隣の席になりたいよー。何だか皆見た目も性格も風変わりで、怖い……!)」
セル「ごちゃごちゃうっせーなぁ。おちおち眠れもしねぇ。とっとと失せろ、クズ共。」
佐藤「キミ、そういう言葉は良くないよ。それと、HR中であれ授業中であれ学校での居眠りは禁止だ。」
レオ「おー、セルに口答えするとは。第二の優等生ちゃんやるねぇ!」
ウル「なかなか肝が据わってんじゃん。
つかさ、疑問なんだが俺らなんで生徒役なわけ? 年齢も確か20近くだったから、どうせなら先生とかやりたかったよな。」
レオ「あー、確かに。いまさら制服着てもな。」
ムマ「あら。それを言うなら私だってそうよ、もう18歳なのに。魔法の先生とか無かったの?」
ガル「魔術だとユキが担っておる。授業内容が被ってしまうのを避けた、作者の配慮じゃな。
それよりも、席替え……」
ムマ「は? 納得いかないわね。私ちょっと校長室行ってくる。
制服のクレームも言って、せめて私のだけでもゴスロリチックにしてもらわなきゃ。」
葵「え!? ちょ、ちょっと待って――」
ピア「行っちゃった……」
キラ「ねぇねぇ、名前なんて言うの?」
琉斗「え、と……神谷琉斗……」
楓「じゃあ琉君ね! にしても可愛いー♪」
レオ「くりっとした目に長い髪、端正な顔立ち……」
ウル「どこをとってもパーフェクトッ! ねぇ、今日の放課後一緒に遊びに行かない?」
琉斗「(うる目)光聖ー、助けてー!」
光聖「何でレオとウルも琉の周りに……」
ヒナ「ナツ、死後の世界ってどんなだった?」
リン「それには俺も興味がある。俺達はこの世を去ってもまた会えるのか?」
ナツ「それは私もよく覚えていないんだ。死んだ後の記憶が曖昧になっていて……」
空「せ、席替えは……?」
セル「おい、迷い星。お前とはまだ戦っていなかったなぁ? ここの近くに実戦室がある……そこでやり合おうじゃねえか。」
光聖「望むところだ!」
ハク「クラスの人数がどんどん減っていっていますね……」
空「席替えしようよ〜!」
*
柊「――望月。何で俺等は居ないのかな?」
望月「…………」
――続く……のか!?――