コメディ・ライト小説(新)
- 第一話 少年少女(しょうにゃんしょうじょ)と友人達。 ( No.2 )
- 日時: 2019/10/26 21:16
- 名前: 酒井ネコのミコト (ID: 607ksQop)
アレン「で、今日どこに行くの?」
ジル「おいおい、アレンお前分からないのか?」
ジル「こっちの道といったら、商店街しかないだろうよ。他のとこにいったら縄張り外だし電波届かなくなるし。」
アレン「あ、そっかー!」
まったく、アレンの天然にはいつもびっくりする。
ジル「今日もムーロ誘っていく?」
アレン「ああ、丁度お腹減ってきたもんな」
ムーロは商店街の中華屋さんでお父さんのお手伝いをしている。
ジル「良いにおいがしてきたな。」
猫だらけになった日本の商店街は猫向きのお店が多いけど、こういうニンゲンの料理を猫向けに改良したものの飲食店もある。
アレン「おーい、ムーいる?」
ムーロ「はいはい、ムーロはここですよー」
汗を拭いながらシャナリとしたシャム猫のムーロが出てきた。
ムーロ「よっ、丁度今日の仕事終わったとこだぞ。」
ジル「じゃあさ、アメショー兄弟もさそって行こうぜ。」
ムーロ「お、楽しそうじゃん!」
猫三匹が仲良く並んで歩く影はふらふらと街を出歩いた。
サラとセロの家はちょっぴりお金持ち。大きな御殿に住んでるんですもの。
アレン「今日遊べるー?」
セロ「あ、あの~、姉は今お飯事に夢中で。付き合ってくれますか?」
弟セロは礼儀が良いことに、誰にでも敬語を使う。
アレン「いいよ!」
勝手にアレンが了承してるし…まあいいか。
お飯事タイムは長いので省略…
つづく
- 第二話 ハジマリトオワリ ( No.3 )
- 日時: 2019/10/30 07:00
- 名前: 酒井ネコのミコト (ID: 607ksQop)
ジル「でさー今日何するの?」
ひげをいじりながら聞いてみる。
皆「え…ジルが決めてるんじゃないの?」
え、まあ誘ったのは僕だけど…みんなはしたいことないのか?
サラ「じゃあ、お飯事!」
ムーロ「さっきやっただろww」
サラ「あそっか。じゃーどうする?」
………………('-' )
人人人人人人人人人人人人
)これ決まんないやつだ!!(
YYYYYYYYYYYYY どうする? ▼
沈黙(´・ω・`)
ジル「あ、そうだ!裏の山行ったことなかったっけ」
ムーロ「言われてみれば…」
サラ「そうと決まれば行くしか無いっしょ!」
セロ「でも、電波圏外では…?」
ジル「大丈夫、家の裏だし。」
アレン「そうそう、何かジルん家薄暗くて気味悪いよね…」
ムーロ「分かるー。何か出てきそうな感じ…(笑)」
ジル「どういう意味だよwやめろよっww」
サラ「さあ、行くザマス!」
アレン「出発でゴザイマス!」
――これが、物語のハジマリトオワリだったのを、僕らはまだ知らなかった。