コメディ・ライト小説(新)

第四話 穴の中 ( No.6 )
日時: 2020/03/08 17:46
名前: 酒井ネコのミコト (ID: EuYCLUIf)

猫だから落下しても運良く着地できた。
サラ「うう、だから行かない方が良いって言ったのに…」
セロ「お姉さん!一言もそんなこと言ってませんから!」


~回想~
ジル「あ、そうだ!裏の山行ったことなかったっけ」
ムーロ「言われてみれば…」
サラ「そうと決まれば行くしか無いっしょ!」
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サラ「さあ、行くザマス!」
















セロ「バッチリ行く、行くって言ってますよ!」
サラ「ううっ、早く帰りたいよぉ… グスン(´;ω;`)」
セロ(完っ全にパスされた・・・)
ジル「サラ、落ち着いて。きっと帰れるから。」
アレン「その確証は?」
ジル「お前はそういうところで首を突っ込まないでくれ。」








ムーロ「でさぁー、これからどうすんの?」
ジル「うーん、もう暗いからどこか寝床を探すかなー」
アレン「この穴の中は何があるんだろう?」
セロ「あ、ちょっと待って下さい。」
そう言ってセロが鞄から取り出したのは、極薄携帯式情報端末スマートキャットフォン
セロ「確か緊急時電波接続帰巣機能まよいねこようきのうが…」
ジル「どう?家見つかった?」
セロ「うーん、どうしても圏外になってしまいますね…これは何かがおかしいです。」


アレン「お、ここに穴発見!」
ジル「んー皆で寝るには狭いかなー」
サラ「そうだ!皆で猫団子しようよ!」
ムーロ「大丈夫かなー?入れる?」
セロ「でもこの際仕方がないですからね。」






結局皆で入ることにした。















恥ずかしいけど、いつも寝ているときより、とても……温かかった。