コメディ・ライト小説(新)

四月五日 ( No.7 )
日時: 2020/09/15 21:40
名前: 追佐龍灯 (ID: /b8.z0qR)

April 5th

Morning
まだ眠い。もう少し寝よう。

afternoon
おぉまた日曜日の二度寝をしてしまった。もう少し自分が器用であればいいのだが、せめて「テクニカル」くらい。
加奈子:「はい、朝ごはんですよぉってもう十二時ですけどねぇ。」
雨宮:「ヘイヘイ。」
加奈子:「……。」
加奈子との関係が深まりそうだ。
加奈子:「ちょっとお出かけしない?」
雨宮:「うん。いいよ。」
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加奈子:「さてと、どれにしようかしらぁ?」
加奈子は上機嫌で服を見ている。そろそろ一時間ほどたつのだが・・・。
加奈子:「あ、荷物持たせてごめんね。」
雨宮:「別に、良いけど。」
加奈子:「なんで私には敬語なのかなぁ。」
雨宮:「ん…。」
加奈子:「お父さんに任せたのがいけなかったのかな?」
雨宮:「いや、違うよ。うん。」
加奈子:「まぁ、ごめんね。」
雨宮:「謝る必要はないよ。」
加奈子:「うん。また買い物したくなったら呼ぶから。」
雨宮:「荷物持ちのためかよ…。」
加奈子との関係が深まった気がする。

Night
「チャットンライン」から連絡がきた。今から会議が始まるらしい。
坂倉:「こんにちは。」
藤宮:「こんちはーーっすぅぅぅぅ」
高宮:「うるせぇ藤宮。」
雨宮:「その前にこんばんはだろ。お前ら。坂倉さんもだけど。」
藤宮:「明日、学校早めに終わるだろ、だから、坂倉さんの事校門から待とうと思うんだが、いいかお前ら。」
藤宮:「文句なしだ。」
雨宮:「右に同じ。」
坂倉:「あの。」
雨宮:「なんですか?」
坂倉:「ありがとう、ございます…。」
雨宮:「何言ってんだよ。」
藤宮:「高宮の紹介とはいえな、オレらはもう仲間っていうか…。」
高宮:「友達…か?」
藤宮:「そうそれぇ!」
雨宮:「馬鹿かお前…。」
藤宮:「へへ。」
高宮:「笑うとこじゃねぇよ。小学校卒業してんのかテメェ。」
藤宮:「うっ。」
雨宮:「嘘だろ…。」
坂倉:「アハハハ。」
高宮:「坂倉さん?」
坂倉:「あのっ、おかしくって。」
雨宮:「面白いだろ。いつもこんなんだよ。」
坂倉:「ありがとうございます。」
藤宮:「あ、敬語。」
高宮:「じゃ、また明日。」

To the next day