コメディ・ライト小説(新)

Re: ☆✳︎魔法学園✳︎☆ ( No.4 )
日時: 2020/09/12 12:00
名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)

【3話 能力の確認】


今日はとても疲れてしまったので、説明と荷物の整理をした後、すぐ眠ってしまった。

ー翌日ー

部屋のカーテンを閉めているから、そんなに眩しくは無かった。カーテンの隙間から少し光が差し込むだけ。
とても快適に眠れた。騒音が無いのが一番良かった。

「ふわぁ〜お。あ、滴紅ちゃん起きてたんだ?」
「もしかして紫音ちゃん、起こしちゃった?」

ベッドの上に座りながらそう何気ない会話をした。

「ううん。大丈夫。それよりも、今日は初授業の日だよ?」
「うん。そうだね。私の能力の事知りたいし。魔法の威力とかコントロール頑張りたい!」

2人はそんな話をして、服を着替えて準備をして、寮を出て学園に向かった。
学園に行く途中に見知った人物が話しかけて来た。

「よっ!お前元気か!?」

突然肩を叩かれた。伊月 友哉。そう頭の中で思い出した。

「おい。初対面じゃないけど無礼だぞ。また会いましたね。夜霧さん。」
「はい。長山さん。」

笑顔でそう返事をした。

「滴紅ちゃん。誰?」
「あー。入学式の時に知り合った人。伊月 友哉さんと、長山 響夜さん。」
「へー。僕は華月 紫音。滴紅は結構天然で鈍感だからそこんところ宜しく頼むねー?」

紫音が少し警戒しながらそう言った。
それに対して、2人は一歩前に出た。

「よっ!よろしくな!」
「よろしくお願いします。華月さん?ですね。これも何かの縁です。俺達、友達になりませんか?」
「私は構いませんよ。同じ学園の仲間ですからね。」
「滴紅ちゃんがそう言うなら僕は…別にいいけど。」

4人は軽いノリで友達となった。
そして、教室に無事入った。

学園の鐘が鳴り、教師と思わしき人が入って来た。

「はーい。今日からこのクラスの教師する事になりました。月影つきかげ 霊奈れいなです。得意魔法は闇魔法、死霊術とかです。」

月影先生?で良いのかな?
髪は腰くらいまでのロングで、黒髪。瞳は赤色。
クール美人って言うのかな?

「はい。授業始めます。今日は能力確認と魔法の基礎です。能力に身に覚えが無い生徒は紙を配布します。自分の名前の横に能力名が記してあるので見て下さい。」

紫音ちゃんは紙を貰いに行った。私も貰いに行った。
伊月さんと長山さんは椅子に座ったままだった。

どれどれ。『夜霧 滴紅 能力:「結界」概要:自由自在に結界を操る事が出来る。』
へー。結界ね。ショボく無い?
私だって期待してたけど、いや本当はそんなの無いって分かってたけど、予想よりもショボい。
紫音ちゃんに凄い!って言ってたけど、私には使い道全く無い気がする。

「私の人生、終わったかもしれん。」