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コメディ・ライト小説(新)
- Re: ☆✳︎魔法学園✳︎☆ ( No.7 )
- 日時: 2020/10/18 13:57
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
【5話 侵略】
皆で仲良く話していると、突然ドォォォンと物凄い爆音が鳴り響いた。
そしてその後に、パリンと音が鳴った。
「伏せて!」
先生がそう叫んだ。
その瞬間上空から透明な欠片が降り注いだ。
魔法障壁の欠片だ。一瞬で分かった。
力を持たない霊体の魔法障壁が実体化したのだ。
「全ての現象を消失させよ!アンチマジック!」
先生がそう言い放つと、欠片は跡形も無く消え去った。
その代わり、魔法練習場に怪物が現れた。
「生徒の皆さん!此処は下がって下さい!危ないです!」
他の生徒達が続々と帰って行く。
その中で私達は最後まで残った。
「先生!私達も手伝います!」
「おう!俺の炎で焼き払ってやるよ!」
「僕も知識の力でお助けします。今のところ、アレは何なのか分かりませんが。」
「僕は滴紅を見放せないからね。手伝うよ。」
4人が先生にそう言った。
先生は目に涙を浮かべてこう言った。
「本当に危険になったら逃げて下さいね?」
「はい!危険になったら先生も一緒に逃げるんです!」
「ふふふ。良い生徒を持ってしまった様ですね。」
怪物が鳴き声を発した。
足で踏み潰そうとしてくる。
「『結界』!『光よ。我が力に応えよ!ライトボール!』今です!」
「『夢幻』!風よ。我が力に応えよ!ウィンドボール!」
「炎よ。矢となりて降り注げ!ファイヤーアロー!」
「氷よ。雨となりて降り注げ!フローズンレイン!」
結界にて自分達を守る壁を作り、光の魔法で目眩しをする。光の魔法が切れると、風で周囲を見えなくする。
炎の矢や氷の雨が降り注いだ。
倒したのだろうか?
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