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コメディ・ライト小説(新)
- 精霊姫と精霊さん ( No.4 )
- 日時: 2020/10/18 13:25
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
「成る程〜つまり精霊に大事にされてる=姫なのねー」
精霊達は私の事を大事に思っているらしい。
して欲しい事は何でもするよ。と言われた。
なので、私は今目の前にある問題を解決しようと思い、精霊にお願いした。
「この城から、抜け出したいの!」
『うん!良いよ!』
『姫様の役に立ちたい〜!』
少し経つと精霊達が居なくなった。
この城はとても窮屈だ。
あのイケメン王子は食事の際にどさくさに紛れてスキンシップしてくるし。
イケメン王子の婚約者の人達に睨まれるし。
正直疲れたんだよね。部屋の前には実は人が待機してるし。
このままじゃ側室扱いされちゃうなー。
- 精霊姫と精霊さん ( No.5 )
- 日時: 2020/11/01 15:51
- 名前: 鈴音 (ID: 0LEStScZ)
『姫様〜!この部屋に穴開けていい〜?』
「うん。良いよって、穴〜!?」
何故部屋に穴を開けるという発想に....?
というかもう穴開けてるし!
どういうことよー。
『姫様〜!これで出れる〜?』
「あ、そういう事ね。うーんと、よいしょっと。あ、あれ少し小さい?」
『改築だ〜!』
『穴広げよ〜!』
そして無事脱出する事が出来た....のだが高い所なので落ちた。
怖くて目をつぶっていた。
目を開けるとそこには虎が居た。
「ひ、ひえええぇぇぇぇぇぇ!!!!!」
『姫様〜!待って待ってー!』
「あれ何なの!?絶対食べる気だって!」
『風の大精霊が姫様を食べるの?』
「え?」
今、風の大精霊って聞こえた様な気がする。
いや、聞き間違いだ。多分。
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