コメディ・ライト小説(新)

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.30 )
日時: 2020/12/13 18:02
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

萌芽ほうがとも薫風くんぷうは、


・妖怪の描写がオリジナル設定になっている時があります
・鬱シーンがある…かも?十分ご注意を!

【登場人物】
かおる百目鬼どうめき。百目鬼とはその名の通り身体中に幾つもの眼がある妖怪。薫自身の装備兼武器はスマホと己の眼。

滉芽こうが鴉天狗からすてんぐ。妖怪とも神とも言われるがここでは神の使いとして登場する。滉芽自身の装備兼武器は空を飛べる羽と神通力。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.32 )
日時: 2021/01/01 10:53
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

寒くなってきた頃、日本の歴史、国民にとって重大な発表がされた。
元号が新しいものになるそうだ。

三十年余り続いた元号と月日。
「平成」は本当に色々な出来事があった。

その三十年間と数ヵ月後のことを新聞の他、画質の良いカラーテレビやすっかり普及したインターネットでうるさい程取り上げていた時も、妖しい雰囲気の二人は「るもの」を待ち望んでいた。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.33 )
日時: 2020/12/11 18:02
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

どこからか声が聞こえた気がして私は目を覚ました。
何故か神社の石畳に倒れているので冷たく、身体が痛い。
物凄く気分が悪くて、派手に咳を何回もしてしまった。

一旦落ち着いてから辺りを見ると、2メートル程離れた所に漆黒の羽を背中に持った誰かが居た。
「やっぱりお前は妖怪か」
表情を変えずに呟いた。
何やらゴテゴテした古めかしい服を着ている。もしかして此奴も妖怪?
「そ、そうだ。私は百目鬼だけど…うッ」
「なら此処は危ない。行こう」

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.34 )
日時: 2020/12/09 18:42
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

「よいしょっ、と」
私は変な格好で抱えられた。
二人は空を飛び始める。
当然だが初めて空を飛んだのに、全く恐れや違和感が無い。

「お前、一体何者なんだ?空も飛べるし…」
一番気になっていた事を聞く。
「そうだ、俺のことを話すのを忘れていた。俺は滉芽。鴉天狗で、神社を守りながら神社で暮らしている。そういうお前は」
「ああ、私は薫。さっき言ったけど百目鬼。人間の頃の記憶がほとんど無くって、この辺りをうろついてた。そしてあんな事になってたわけ」

少しの沈黙の後、滉芽が口を開く。
「薫、基本的に妖怪は神社の様に神聖な場所が苦手なんだ。俺は天狗だから平気なんだが、済まない。今あの林に向かっている。少し其処で寝泊まりするか」
かなり話し方がフレンドリーになった。
滉芽が指差した林までもう少しだ。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.35 )
日時: 2020/12/10 19:42
名前: 厘音 (ID: /ReVjAdg)

こんにちは、こんばんは😃
厘音です。ええとこの小説でもよろしくお願いします。今回の小説は妖怪ですかぁ〜いいですね!私は好きですよこうゆうのまぁ宙露さんが書いた小説はなんでも読むし好きなんですけどね。
うーん...あの私も宙露さんにアンケートっていうか質問してもいいですか?あ、別に無視してもいいですかからね?では質問です。宙露さんのおそ○さんとド○えもんの次に好きなアニメはなんですか?やっぱり鬼○の刃なのかなぁ...あぁ‼︎失礼しました心の声が出てしまった。では‼︎またお話ししましょうねぇ〜♪✌︎('ω'✌︎ )

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.36 )
日時: 2020/12/12 20:22
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

こんばんは(^^)v
アニメの話は大歓迎です!
ランキング書きます
1.ドラ○もん&おそ○さん
2.鬼○の刃 ←映画観ました。ジュース飲み過ぎました
本当にこれ位しか無いんです…
短いですがそれでは。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.37 )
日時: 2021/09/10 19:59
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

林の沢山の落ち葉の上に無事着陸した私達は、野宿が出来そうなところを探していた。
それらしい場所を見つけ、話す話題も無く静かに座っていると、あることが頭をよぎった。

「あの、このスマホさ、充電も減らないしネットも普通に使えるんだけど何でかなぁ」
思い切ってタメ口で話し掛けてみた。
本当に充電は80%辺りで止まって変わらないし、ネットで調べ物さえ出来る。
「百目鬼になってからずっと持っているんだろ?もしかしたら妖怪の気を帯びて変化したのかも知れないな」
直ぐに滉芽が答える。自らもタメ語で、私の話し方も特に気にしていない様だ。
「そうなんだ……ありがとう」

林の中というのは結構静かだ。そこまで生き物も居ない。
寒い季節故にもう暗い。このまま寝ようか、
「じゃあコンビニ行ってくる」
「は?何で?その格好で行くの?」
滉芽は呆れるような、蔑むような目で見てくる。
「お前だって何か食べないとだろ。俺は薫より多く金を持ってる。それに神通力で変装するから平気だ」
お前は今までどうしてたんだ、と聞かれる。
「私は自販機で炭酸買って飲んでた。でもさ、どこのお金なの?」
滉芽は私を得意気な顔で見下ろす。
「神社の賽銭箱とか供え物から貰ってきてる」
それって大丈夫なんだろうか。
「俺だって神社の守り神?だからなぁ。バイトの給料みたいなもんだよ。咎められた事もない」
「いってらっしゃい……ちょっともう寝る」

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.38 )
日時: 2020/12/12 23:38
名前: 遠藤卓馬 (ID: VfitXk9z)

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この呪いの文字列を見たあなたは呪われてしまいました…1週間の不幸の後、死が来るでしょう。 

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.39 )
日時: 2020/12/24 18:27
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

眠りが浅かったのか起きてしまい、スマホを確認する。02:27で真夜中だ。
再び寝るのも難しい。横で滉芽は熟睡中だが、夜の散歩でも少しして来よう。
スマホをパーカーのポケットに入れて歩き始めた。

「草木も眠る丑三つ時」
午前二時位を指し、怪談なんかでよく言われるが私は怖いとは思わない。
寧ろ私が怪談で語られる方だから。
街灯だけ灯る薄暗い道をゆっくり進んで行く。
こんな所に眼を転がしといたら皆ビビるだろうな。

パーカーの長袖をまくると、かなり雑に巻かれた包帯と間から見える目玉。
常にしてるマスクの下にも同じ様に眼がある。
「そうだ…」
良い事を思い付いてしまった。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.40 )
日時: 2020/12/16 19:11
名前: 厘音 (ID: /ReVjAdg)

こんにちは😃
厘音です。いや別に感想とかないんですけど、まぁいいですよね?今何書こうか考えてます。.......................えーっとですねぇあ!期待しないでくださいね?この前の質問答えてくれてありがとうございました‼︎😭(泣)ちょっと嬉しいですw
あぁやっぱり「鬼○の刃」なんですね!私もおそ○さんは好きですけど1番は、五等分の○○ですねぇ〜(私のおそ○さんと五等分の○○の推しが聞きたかったらいつでもいいですから聞いてくださいね?)えっ、ていうか私も鬼○の刃の映画見てたとき飲み物飲みすぎたのですけど...うわー怖いくらい似てる〜凄ーいーですよね?
あの、話変わりますが遠藤卓馬さん...えっと私死ぬのとか嫌ですので見ないふりすることにします。

あぁ......私なんかがこんなに宙露さんの小説に、きーきー言っていいのでしょうか.........
まぁ、いいんじゃないかな〜?とか思います私今るんるんしてます。
?あぁ、理由はですねぇ〜今自由時間で、好きなことを一気に全部出来てるからです❣️
ではぁ〜私はこれで失礼します。またお話ししましょうねぇ。さようなら
(^_^)v╰(*´︶`*)╯♡\\\٩(๑`^´๑)۶////

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.41 )
日時: 2020/12/18 16:56
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

動いて身体は随分温まった。
急ぎ足で林に戻り、計画を実行する。

滉芽が起きない程度にスマホを明るくして、腕や脚の眼を八個位取り、頭の近くに転がしておく。いつだろうか、目玉が外せる事に超驚きネットで調べたところ、百目鬼は夜道で袖を捲って眼を見せたり目玉を外したりして人を驚かせる妖怪と書いてあった。
結構弱いなぁなんて思っていたけどこの位が丁度良いのかも知れない。

設置完了。後は夜明けを待つだけだ。
どんな反応するかなぁ?

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.43 )
日時: 2020/12/19 22:30
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

ネットニュースを閲覧していると、東側が徐々に明るくなってきた。
じきに滉芽も起きるだろう。
私はそっと大木の影に隠れ、ホーム画面からカメラを開いて動画を回し始めた。

五分もしないで起床した。
何かイメージと違うが、寝起きは悪い方の様だ。
「ん?かおる…どこだぁ…」
あまりの喋り方に、笑いを押し殺していたもののスマホは震えてしまったと思う。
次の瞬間、
「ギャァァァァァ!!!」

動画を止め、平穏を装って滉芽のもとに進んでいく。
未だ怖がっているのに加え、瞳は涙で光っている。
どんだけビビりなんだよコイツ。
「あっあっ薫、これ何だよ!」
「朝早い時にそんな大声出したら迷惑だよ?」
自然な笑みのまま、袖を捲って包帯をほどく。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.44 )
日時: 2020/12/21 19:05
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

「薫、お前かこれやったの!」
問いに答える事も無く、露出された腕を見せた途端に
「ウワァァァ!!だ、だから目ん玉出すなって…」
また涙目になった滉芽をニタニタと見つめる。

「これなぁ、本当に人にやったら命も危ういような行為だぞ」
私の腕に包帯を綺麗に巻き直している時、滉芽が言った。いや、呟いたの方が合ってるか。
「あのさ、さっきのが危ないのは知ってるし、ちょっとヤバい目に遭った事もあるけどさ…」
軽く深呼吸をする。
「…滉芽って天狗だよね?妖怪なら別に」
「そういう問題じゃない!マジで神通力でも何でも使ってお前を苦しめるつもりだった!俺ならお前を高い木の上に放置することも出来たんだぞ!」
「ああそうなんですか。不快な気持ちにさせてしまい申し訳ございません。お願いです、この動画を見てて下さい」
『ギャァァァァァ!!!』
「薫…上空と水中どっちが良い?」
「ごめんなさい」

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.45 )
日時: 2020/12/25 18:57
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

厘音さん、そして皆様、メリークリスマス!
いかがお過ごしでしょうか。
このご時世故に外出は難しかったですが、皆さんなら楽しいクリスマスを迎えられたと思います(*^_^*)
小説?やべっ、明日にでも…

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.46 )
日時: 2020/12/26 09:01
名前: 厘音 (ID: hxRY1n6u)

おはようございます。
こんな朝っぱらからすいません。
やれる時間が...はい許してくださいお願いします。(うわー「。」多っ)
1日遅れていますが、メリークリスマス🎁小さい頃は私もサンタさん信じてましたけど、友達がですね「サンタクロースなんていないんだよ‼︎」って言ってましたねぇあと、そのあとほかの子が「子供の夢を壊すな‼︎」って言ってました。
はい!ではまたお話ししましょう(このままだと文が長くなるだけですから)(●´ω`●)

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.47 )
日時: 2021/04/01 07:38
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

クリスマスははかなかった…(・ω・´)<サンタハ居ルゾ!


あっという間に数日経って、三月になった。
段々暖かくなってきている。
「からす天狗」を検索していると、ある記事が目に留まる。
―――鴉天狗は天狗のモチーフとも言える、団扇を持っていて、それで飛ぶ事も出来ます。
団扇うちわ?そんな物滉芽持ってたっけ?

ふわっと風を感じて後ろを見ると、滉芽が居た。
「薫、鴉天狗のからすはこう書くんだ」
私のスマホを取って文字を入力していく。
でも何で慣れてんの…
『鴉天狗』
「牙に鳥だ」
満足そうに笑う滉芽の顔は太陽の光で照らされている。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.48 )
日時: 2021/04/15 07:36
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

「ねぇ滉芽。滉芽って団扇、持ってんの?」
数秒の静寂。この間におよその想定は出来た。
「俺は…」

ちゃんと話せるように、と連れて来られた樹の枝に座ると滉芽は喋り始めた。
「少し前からになるけれども…俺は鴉天狗になってからあまり経っていない。そして、なってすぐの頃に当てもなく歩いていると、この近くにある寺に辿り着いた。垣根の端から覗いて見ると住職の人が掃除をしていたんだ。」
徐々に滉芽の表情は曇っていく。
「そのまま戻ろうと思ったら見付けられた。お前は何だ、妖怪かと言われたからな、鴉天狗と答えたら捕まえられて…団扇を燃やされた。その後あの神社で神の使いとして暮らし始めたんだ。」

私はショックの余り黙り込んでしまった。
妖怪だからってそんな事しなくてもいいのに、と独り言を言う滉芽。
「でも飛ぶには羽の方が便利だし命を奪われなかっただけ良かったからな。そして人の時の記憶が無いのと、前にうろうろしてたのは一緒だ。奇跡だな、俺と薫は!」
オレンジ色になってきた日光が見える。
晴れていると清々しい、と改めて思う。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.49 )
日時: 2021/01/01 16:11
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

遅くなってしまいましたが、皆さんHappy new year!
只今絶賛ぐーたら中で御座います。
一昨日から縄跳びを始めましたが…ご想像にお任せしますw
面白い小説が書けるよう精進して参りますので、今年も宜しくお願いします。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.50 )
日時: 2021/03/06 22:27
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

あの日からよく滉芽に連れて来て貰う大木の枝。
そこから望む、並んだ桜の樹。
三月の初めの今はつぼみが大きくなる季節だ。
少し離れたここでもピンク色に染まってきているのが分かる。
世の中が新しい時代に向けて慌ただしく動いていても、変わる事無く生きている。
だから永い間植物は愛されて来たのだろう。

私と滉芽は妖怪。
陰陽師…の様な人に倒されない限り不死身の存在だ。
桜、植物を始めとした生物の儚さは無いが、それでも永久の命で生きていく。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.51 )
日時: 2021/03/31 21:55
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

数日後。林の中まで日光が差している。
「薫暇」
「私は暇ではありません」
チラッと滉芽を見ると、面倒くさい、とでも思ってそうな顔をしている。
「いや違うって、でもする事無いじゃん」
「そのスマホ使って…ちょっと」

座り直してから滉芽に問う。
「これで何すんの?」
「かおると打って、漢字を教えてくれないか」
言われた様に入力し、変換して滉芽に見せる。
「はぁ、思った通りだ」
何を考えて私にこの事をさせたのかは知らないが、滉芽の暇は潰せたはずだ。

「少し出掛ける」
滉芽は何処かに行ってしまった。
私はアルバムアプリを開き、滉芽との写真を見る事にした。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.52 )
日時: 2021/01/20 18:08
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

☆萌芽と共に薫風は、 裏設定☆

薫さん
パーカーは淡い青色(水色ではない)、下は普通のジーンズを着用しています。
髪は肩に少し付く長さで下ろしており、前髪は4:6位で分けています。色は真っ黒。
愛用しているスマホは漆黒。人間の時から使っているようです。
いつもは無表情。スマホに向かって話す事がある。悪戯いたずら大好き。
坂蜻蛉も結構タイプ。

滉芽さん
普通の鴉天狗の衣装を着用(ネットを参照)。
鴉天狗と言ってもあんな顔じゃありません。しっかり人間の顔です。
髪型はジャ○ーズの髪を少し短くした感じ。
気さくなスマイル。何だかんだで薫が居ないと寂しい。
こんな人になりたいなぁ…

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.53 )
日時: 2021/01/19 21:27
名前: 厘音 (ID: XsTmunS8)

こんにちは
お久しぶりですね。厘音です♪いやぁちゃんと見てたんですけど...だるいとか疲れたとかなどで...まぁ言い訳なんですけどね。
えっとですねぇ〜今やっている物語?なんですけど、すごくいいと思います。まぁ逆に私が全然良くないって言っても何も変わらないんですけど、はいぃぃぃいい私語彙力無いんでぇぇぇ細かい感想とかは書けませんが許してくださいd( ̄  ̄)( ̄^ ̄)ゞ✌︎('ω')✌︎すいません絵文字好きなんです。ではまた‼︎さよなら〜
アーキョウシウザ○ネバイイノn(( _ _ ))..zzzZZ

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.54 )
日時: 2021/01/20 19:08
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

厘音さん返信ありがとうございます(^^)/
※シリアス入ります


最近、滉芽がよく何処かに出掛ける。
神社が在る方角に飛んで行くけれども…
私は聞いてみることにした。

正午過ぎに滉芽は帰って来た。
寝転がっている時に問いかける。
「滉芽。その…いつも何処行ってるの?」
「薫…」

「薫、とても言いずらいんだけども」
滉芽は目を伏せていて、様子が違う。
私は滉芽の次の言葉をただ待っていた。
「出掛けてるのは神社だ。でも…」
「何?話してよ…」
心なしか声が震えてしまった。
「妖怪、つまり薫と一緒に居るからという理由で、命を…」
滉芽は全て話した後、袖で目を拭った。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.55 )
日時: 2021/01/24 10:18
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)
参照: https://www.kakiko.info/bbs_talk/read.cgi?no=23109

本日ついに念願の雑談スレを開設しました!
上記のURLから行けます。
皆さん呟いてって下さい(^∇^)
この小説に関係すること(感想、あわよくばアドバイス)はこのスレッドで、直接関係しないこと(アニメ、雑談…)は向こうです。

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.56 )
日時: 2021/01/24 11:39
名前: 厘音 (ID: jWLR8WQp)

こんにちは😃
厘音です。宙露さんスレ開設おめでとうございます㊗️🍾d( ̄  ̄)まぁこれしか言うこと無いんでさようなら( ・∇・)ノ

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.57 )
日時: 2021/01/25 19:16
名前: 厘音 (ID: XsTmunS8)

こんにちは😃、厘音で〜す。
あのですね、宙露さんの小説を読んで思ったんですけど、小説書いてみようかな〜なんて思いまして。んで、名前ペンネームを変えてみようと考えたのですが、思いつかないんですよねぇ...😅良ければ考えていただけないでしょうかぁー
‼︎「音」という字は入れておいて下さい。注文多いんですけど、お願いします🙇‍♀️
(*´꒳`*)スンマヘン

Re: 喧騒と静寂の唄 ( No.58 )
日時: 2021/10/03 12:42
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)
参照: https://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=article&id=2313&page=1

喧騒と静寂の唄のキャラ画をアップしました。
上記のURLから是非。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.59 )
日時: 2021/03/06 22:25
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

月日が経つのは早いもので、もう三月の中旬だ。
あの日…滉芽からあの話をされた時、私はあまり悲しくなかった。
信じていなかったから。
滉芽が嘘をつくとは思わないけれど、まさか本当だとは想像していなかった。
命を絶つのは怖くないが、せっかく逢えた滉芽と別れることが辛いのだ。

昨日の夜、眠れなかった私に滉芽はある話をした。
「薫風っていうのがあるんだけど」
「何それ」
「薫風のくんは薫の字。ぷうは風と書く」
「名前の通り風なんだが、吹く季節がちゃんと決まってる。確か…初夏に新芽の間を通って来る風、だったかな」
「なるほど」
スマホをずっといじっている私に、滉芽はそっと話しかける。
「きっと薫風の時期までは生きていられる。俺は薫と一緒に…風に吹かれたい」

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.60 )
日時: 2021/01/31 09:11
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

薫風はまだ遠いけれど、桜がそろそろ咲きそうな日。
「私…そして滉芽も」
「ん?どうした」
「この世から居なくなったら、どうなるんだろう」
滉芽は何も言わずにただ私を見ている。
そして私はスマホを取り出し、意味も無く触る。
滉芽も返事が待ち遠しいようで、少しだけついているのだろう。

いきなり滉芽は口を開いた。
「天国」
どうだ、と言いそうな顔つきだ。
「いや違うでしょ、私達そんな良い人じゃないし…地獄?」
「お、俺そこまで悪い奴ではない!」
「だったらね、霊界?」
幽霊のようなポーズをしながら問いかけると、
「俺は天狗、薫は百目鬼。妖怪もお化けと結局同じだぞ?」
クスッと笑いながら答える。
こんな日々も、あと何日続くのだろうか。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.61 )
日時: 2021/02/04 18:47
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

それから大分日が傾いて、私はスマホを触りながら滉芽に話しかけた。
「輪廻だって。これが一番だと思う」
「…他には何がある?」
ほんの少し不機嫌に話す。滉芽は輪廻の意味がわからないようだ。
「じゃあね、煉獄れんごく?天国に行く前の世界だって。熱そうだけど」
「格好いいけど違う!だから天国が良いって」

もう一ヶ月位前だろうか。
滉芽と神社で初めて逢ったのは。
私の目玉であんなにビビったのにはこっちも驚いた。

四月一日に新しい元号が発表されるらしい。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.62 )
日時: 2021/04/15 07:41
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

三月も終わりに近づいてきた。ニュースは新しい元号の話で持ちきりだ。
最近、滉芽が変わったように感じる。何だか…妙に優しくなった気が。
「滉芽!」
大きな声で呼んでみた。びっくりした様子で私の方を向く。
「ここは変わってないや。あのね、私達が会ってから今日でぴったり一ヶ月経ったって」
スマホで日記を書いているなんて言えないけれど。
「そうなのか!早いな。本当に色んな事があった」
「私の眼でビビってたのは忘れられないなぁ。あと寝起きがヤバい事」
「それはもういいだろ!」
「楽しかった。全部。もう終わりなんだよね?嫌だよ…」
つい、本音と涙が溢れる。
「えっお前、何泣いてんの!?早く拭けよ」
滉芽は少し焦ってる。何だか安心して、深呼吸してみた。
青々としてきた木の葉が美しい。

更新出来ず誠に申し訳ございませんでした。以後気をつけます。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.63 )
日時: 2021/03/13 14:46
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

四月一日正午前、スマホのワンセグを開いて滉芽と一緒に覗き込んでいた。
「新しい元号は、令和であります―――」
フラッシュと共にそれは発表される。
「新しい事が始まるの…確か萌芽っていうんだよな」
更にフラッシュが騒がしくなる中、滉芽は静かに呟く。
独り言のつもりだったようだが、しっかり私の耳に届いていた。

地面に手を伸ばしてオオバコを二本、そっと抜き取る。 絡ませ、片方を滉芽に差し出す。
少しずつ、慎重に引っ張っていく。勝負がつかない。
滉芽が強めに引いた時、私の勝ちが確定した。
悔しそうな顔をして切れたオオバコを渡してくる。

桜が咲き誇って綺麗だ。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.64 )
日時: 2021/04/01 07:39
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

「綺麗だなぁ」
滉芽は目を細めて桜を眺めている。私はその姿を見ていた。
地味だけどもこういうのを幸せと呼ぶのだろう。
このまま命が尽きても、桜が散ってしまったとしてもあまり悲しくはないと思う。
強く、そして温かい風が吹いて桜吹雪になる。
二人でその景色を食い入るように見つめる。
そっと滉芽の写真を撮ると気付いたようで、振り向いて私に文句を言ってきた。
「別に写真位いいじゃん、せっかく背景綺麗なんだし。…そうだ、もう一度、空を飛びたい」

滉芽に抱えられ、初めて会った日のように林の上空を飛んでいる。
これが最後になってもいい。ただ、滉芽に少しでも笑って欲しい。その願いが叶ったように滉芽は微笑んでいる。

この世から居なくなったら、転生は出来るのだろうか。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.65 )
日時: 2021/04/01 07:42
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

今日。
その事だけが感じられた。多分、滉芽も。強い何かの力を感じるからだ。
空、桜、木々の緑の葉を眺めて私はふと考える。
もう命を狙われないように、独りにならないように、そして滉芽と一緒にいられるように生まれ変わりたい。
スマホをいじってからいつものように滉芽に話しかける。
「薫風…吹いてる」
静かに頷き、
「萌芽もだ」
滉芽の漆黒の羽根が沢山抜け落ちてしまった。私の体中の眼は眠ったように目をつぶっている。
二人でそっと微笑み、
「じゃあね、またいつか」

滉芽、この世界で私を見つけて巡り逢ってくれて、ありがとう…
言葉にはならなかったけれど滉芽にちゃんと伝わったと思う。
萌芽と共に薫風は、私と滉芽の間を吹き抜けていった。爽やかだけど暖かい。

Re: 萌芽と共に薫風は、 ( No.66 )
日時: 2021/04/19 15:47
名前: 坂蜻蛉 宙露 (ID: lCrRYYeA)

スマホが鳴っている。電話をかけてきたのは滉芽君だった。
「もしもし、どうしたの?急に」
「あのさ、明日の持ち物教えてくれない?」
「学校でメモってきてよー」
「はは、忘れちゃった」
「わかった。じゃあ言うね」
ありがとう、と言われて私のメモを読み上げる。
「これで大丈夫?…そうだ。話変わるけどね、今日おかしな夢を見たんだよ」
「滉芽君は輪廻転生ってあると思う?その夢さ、どこか見覚えがあるんだ。デジャヴみたいに。私達と名前が一緒で、令和が発表された時の事だったから…前世かな、なんて」


萌芽と共に薫風は、 おわり