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宇宙うちゅう宛あての茶封筒ちゃぶうとう


どうか、送れますように―――

出発した時から握りしめていた封筒は、汗でしっとりしてしまっていた。

届くかは僕にもわからない。
住所が変わっているかも知れない。
届いたとしても僕なんか忘れていて捨ててしまうかも。
そんな嫌な想像ばかりしてしまった。

何とか「茶封筒」を投函し、早く帰ろうと急ぎ足で歩いていった。

失礼します。
初めまして、スカイアです。

>>5
すごい、めっちゃ小説風になってる……！(ﾟ∀ﾟ)

僕はポエムとかわからないですが、坂蜻蛉 宙露様の書く文章が大好きです。僕の好みにクリティカルヒット。(>ω<)
これからも頑張ってください！　陰ながら応援させていただきます(｀･ω･´)ゞ

スカイアさん、はじめまして。
返信＆コメント、本当にありがとうございます。
この文章が大好き……！
上手、よりも嬉しい言葉かもしれません！
あぁ、これからは下の名前(宙露)で呼んで下さい！
名字打つのめんどくさいと思うので。
それでは！

あの人…思い出せない……

いつも近くにいてくれた人。
凄く愛してくれた人。
とっても大切な人なのに。
何でだっ…

遠くからバイクが走ってくる。
玄関近くにある郵便受けが、コトッと音を立てた。

手紙か、珍しい。

何故か少し期待をして、ドアを開けた。
庭をちょっと歩くと郵便受けがある。

中を覗いたら封筒が一つ入っていた。
すぐ取り出し、差出人を見ると―――
「無い」

別に読んでもらえなくてもいい。
返事など全く望んでいない。
あれは僕のこの感情を勢いで綴ったものだから。

それでもやっぱり気になる。

「宇宙宛ての茶封筒」はあの人の記憶に残れるのだろうか、と―――

私は封筒に対して気味が悪いと思いながらも、「読んでみたい」という好奇心が段々膨らんでいることに気付いた。

端までしっかりのり付けしてあり、丁寧に封字も書かれている。
ハサミが無かった為かなり上のほうをつまみ、力を入れてちぎっていく。

緊張しているのか心臓の音が良く聞こえる。
出てきた便箋が破れていないか確認して、そっと広げた。

初めまして、厘音と言います。
学生やってます。

感想
えっと、続きが気になります！ m(__)m続ｷﾌﾟﾘｰｽﾞ
すごく考えてあることがが沢山書かれているので、読むのがとても楽しいです♪
私、休日はいつも家で暇してるので暇潰しになっていいと思います！
次書くときは宙露さんでいいですか？

うわーすごい。
名前考えてくれてありがとうございます。
自分で考えるのは無理なので、宙露さんが考えてくれて良かった。
少し変わってますがとてもいいと思います！では！

厘音さん、返信遅くなってしまいごめんなさい。
金、土と出掛けていたので…
読者の方へ、金曜は学校が休みだったんです

次の小説について一つアンケートがあるので答えていただけば嬉しいです。
・話の舞台 語り手の話し方
①和風 敬語
②2020～ タメ語
1は鬼○、千○桜っぽくなってしまいます(._.)
2は恐らくウイルスが出てきます。
//まさかのご時世ネタ//

こんにちは😃
早速話に移り変わりますが、そうですか出かけていたんですね！
私も、木曜日学校が終わったあとから旅行に行きました。(千葉に)
では、本題へ行きますかね。
私は鬼○も千○桜も好きなので①でお願いします。では！

拝啓

僕のことを覚えていますか。
最後に会った日からかなり時間が経っているので、わからなくても大丈夫ですよ。

貴方は全てが宇宙のようでした。
皆に向ける笑顔は、太陽系の惑星全部のようで、
皆にさし伸べる手のひらは、自分達の心までも受け止めてくれる地球、視線を移して見える腕は彗星のように細くても力強く見えました。
たまに皆に隠れて流す涙だって、月の代わりに輝く小さな星です。
そして、貴方の心が宇宙です。

この手紙で貴方に最後まで言えなかったことを全て話そうと思います。

貴方の記憶の中に僕がいることが出来るのなら、貴方と僕しか存在を知らないような小惑星としてがいいです。
壮大な宇宙に抱かれた、小さな星―――

僕もいつかは貴方のもとに向かいます。その時は二人ともお互いのことが分かるでしょう。

その日まで、しばらくさようなら。

敬具
いつか逢えますように。

日曜日に頑張りたいことがあるので、厘音さん、応援してくれないでしょうか？
_(._.)_ ｵﾅｼｬｽ

こんにちは😃相変わらず厘音です。
日曜日ですか〜頑張ってください！
私は予定が出来てしまいまして...
すみません🙇‍♀️頑張るといえば習い事とかですよねーそういえば私は習い事してなかったんだなー忘れてました！
まぁとりあえず日曜日頑張ってください！

厘音さん！本当にありがとうございます。
はい、習い事の発表なんですけれど、朝出発する時間がめっちゃ早いんですよ！
練習の成果を発揮できるようがんばりますね
( v^-゜)♪ ｳｲﾝｸ

こんにちは
どうでしたか？自分の実力を発揮できましたか？頑張れたのならいいのですが…
それと､起きれましたか？寝坊したら初まらないですからねぇ〜
まぁ私が口を挟むことではないので…
小説の続きがどうなるのか楽しみです。私、休みの日とか暇潰しになるべくここを開くようにするのでこれからもよろしくお願いします｡(o^-^)o <ｹｯｺｳﾋﾗｲﾃﾙｹﾄﾞ

私は悩んだ末、葉書に少しだけ返事を書く事にした。
自分の呼吸音とペンを走らせる音だけが響いている。

拝啓

君のこと、思い出しました。
いつでも近くに居てくれたね。

小さい星も素敵だけど、私にとって君は眩しい程輝く銀河なんだよ。
今だって私を照らしてくれるから。

君が私の所に来てくれる時は、周りの皆は悲しむと思う。
でも、怖がらないで。今度は私が君の近くに居るから。

どうか元気でね。本当にありがとう。

敬具

そこまで書いて葉書を瓶の中に入れ、天の川銀河のような大河に流すため出掛けた。

『銀河宛ての葉書』が川や海、宇宙を経てあの人に届くよう願って。


宇宙宛ての茶封筒 終わり