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コメディ・ライト小説(新)
- Re: この風船が割れる前に、一つ。 ( No.2 )
- 日時: 2020/11/16 21:48
- 名前: 黒狐 (ID: 2fSLq59j)
- 参照: https://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no
「次、花園さん」
「ひゃ、ひゃい!北野小学校から来ました、花、花園…舞妓ってい、言います…!よろしくお願いします」
終わったよ…
この、緊張の鬼、自己紹介!第一印象が大切何だよね。
「おーい、舞妓ちゃん、もう下校しても良い時間だよー?」
「ふぁ!?あ、舞華さ、ちゃん、ありがと」
吃驚した…
えっと、あの子は可愛い、私とは違うオーラを出してた。
「舞妓ちゃん!一緒に帰らない?」
「え、私と…?良いの?」
私とあんなに可愛い人が一緒に帰れるワケ無い。きっと、私の聞き間違い…
「うんっ、はやく仲良くなりたいし」
「本当?あり、ありがと!」
そう私が言うと舞華ちゃんはふふっと笑う。女神みたい。
「さっ帰ろ~」
ルンルルンと舞華ちゃんは鼻歌を歌いながら正門へと向かう。
それに私は癒されながら着いて行く。
そうすると思い出したように舞華ちゃんは
「そーだっ!ずっと思ってたんだけど、舞華と舞妓って名前似てるよねー。最高」
「え、さ、最高?」
「うん、カワイイ舞妓ちゃんと似てるもん」
そう言いながら舞華ちゃんは私の頬をむにむにしてきて、こっちまで笑顔になった。
最後に
「私もだよ、舞華ちゃん」
私がそう言うと、舞華ちゃんは微笑んだ。
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