PR
コメディ・ライト小説(新)
- Re: 異世界でアイドルになりました!? ( No.1 )
- 日時: 2025/08/20 19:16
- 名前: ミント (ID: pRqGJiiJ)
【スキップ】→ >>2
目覚まし時計の音が、部屋中に鳴り響いた。
時刻は、午前五時。まだ外は、真っ暗だ。
俺「ログイン通算254日目…。」とつぶやいた。
スマホには、最近流行り始めたパズルゲームのホーム画面が、写り出された。
(結構楽しいんだよな…このゲーム。
今さら、この面白さに気づくなんて、遅すぎる。)
俺「……よし!やっとクリアできた!」
ゲーム画面には『勝利』という文字が、大きく表示された。
その嬉しさのあまり、思わず俺は、ガッツポーズをする。
ガッツポーズをした右肘が、引き出しに当たってしまい、音をたててしまった。
?「夕日?また起きてるの?どうせゲームでしょ、そんな暇あるなら勉強しなさい」
お母さんだ。
母「お母さん、もう家に出ないといけないから。
あと、お弁当、いつものところに置いておくから、忘れずにね。」
俺「はいはい、わかってるって!」早くゲームをしたかった俺は、適当に返事をし、ゲームを再開させる。
ゲームに、集中し過ぎてしまった。このままでは、遅刻してしまう。
俺「バスに乗り遅れる!」
俺「急いで制服着て…ご飯はいらない!バッグ持って…っと、あと弁当!」
机に置かれた、お弁当を手に取り、慌てて家を出た。
鍵はもちろんかけた。はずだが、確認する暇などない。
バス停までは、そう遠くない。頑張れば、まだ間に合うはず。
息を切らしながら俺はバス停を目指した。
しばらくして、バス停が見えてきた。
間に合ったんだ!!バスが見える。
俺「間にあっ」
目の前で扉が閉まり、俺を置いてバスは発車してしまった。
次のバスではとても間に合わない。
どうしようと焦っていると、誰かに話しかけられた。
???「…あの」
[次回] >>2
PR