コメディ・ライト小説(新)

Re: 異世界召喚したくない ( No.10 )
日時: 2021/01/02 12:57
名前: R626 (ID: sMZBR2Q8)


どうもこんにちは作者です

第二章が始まるんですがもしかしたらこの二章で完結するかもしれません。
楽しんで読んでくれている方がいるとしたら
すいません。
短い小説でしたが読んでくれた方々ありがとうございました。


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ー「おりゃぁ〜!!!」

    「あと少しですよ〜」

タイヤを引きずりながら俺は空き地を走っている、真夏の中で。
  「ゴール!」  
  「よっしゃ〜!」
体から地面に倒れた俺は一週間前のことを思い出す.....

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  「ふざけんなぁ〜〜!!!」

ーせっかく覚悟を決めたのに!?本当はメチャクチャ行きたくないのに「行く」って勇気出したのに!?勝手すぎないか!?
  「ケンジさん、神様の命令は絶対です」
「さすがシャーナちゃん、よくわかってるね〜
というわけで君は来なくていいよ」
なんだか嬉しいような、損したような、だけど
これでこっちの世界は安心だからいいか。
「あっ、それより神様!実はこの世界にもモンスターが....」
「あぁ、その件なんだけど実はかなり大変みたいなんだよね」
  「えっ!それってどういう....」
神様の話だと魔王がこれからこっちの世界にも
モンスターを送ろうとしているらしく、もう
ほとんどの才能者は異世界に送ったため、止められるのは俺含む残りの才能者、つまり異世界に行けなかった奴らだけという訳だ。

そして一週間後、世界中でモンスターが出現しているらしくそれは日本でも起こっている、
それを見た政府はモンスターの存在を認め、モンスター討伐組織、別名"ギルド"を作った。
名前の由来はモンスターがゲームに出てくるような奴ばかりだからだ。


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そして現在、
  「また新しい"冒険者"が発見されたらしいぞ、
しかも女優だってさ」
 「ケンジさんはまだ冒険者認定されてないですからね」
能力があると判明したものは冒険者と言われ、
ギルドに入ることができてモンスターとの戦闘が許される。
冒険者の由来もゲームだ、ゲーム好き(俺)には優しいシステムなのがいい。
また、ごく稀だが俺みたいに天使が一緒にいる英雄もいるらしい。
 「よし、じゃあ帰るか」 「はい!」


俺たちが空き地を出る時、一人のフードを被った男とすれ違った。